JPH0723891A - 内視鏡における操作部ケース構造 - Google Patents

内視鏡における操作部ケース構造

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JPH0723891A
JPH0723891A JP5173255A JP17325593A JPH0723891A JP H0723891 A JPH0723891 A JP H0723891A JP 5173255 A JP5173255 A JP 5173255A JP 17325593 A JP17325593 A JP 17325593A JP H0723891 A JPH0723891 A JP H0723891A
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JP
Japan
Prior art keywords
fitting
case
fitting groove
main body
body case
Prior art date
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Pending
Application number
JP5173255A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Kawano
裕隆 川野
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部の合成樹脂成形品による本体ケースと
把持ケースとを嵌合する際に成形歪みを矯正突起で案内
しつつ矯正して嵌合性を向上する。 【構成】 被検体の内部に挿入される挿入部とその湾曲
操作等を行う操作部を備え、操作部の本体ケース10の開
口部10a に把持ケース11の開口部11a を嵌合するについ
て、本体ケース10もしくは把持ケース11の開口部の周端
面の一方に嵌合突条31を他方に嵌合溝部34を形成すると
ともに、嵌合溝部34の長手方向の両側に、嵌合突条31の
内周面側に接触して該嵌合突条31の成形歪みを矯正して
嵌合溝部34に案内する矯正突起35を形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作部の本体ケースと
把持ケースとの接合を改良した内視鏡における操作部ケ
ース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内視鏡は、被検体の内部に挿
入される挿入部と、該挿入部の湾曲操作等を行う操作部
とで構成されるものであり、上記操作部は操作者が把持
して湾曲操作、送気・送水操作、撮影操作、鉗子等の処
置具の挿入による処置等が行われるものである。
【0003】そして、上記操作部は、内部に配設される
湾曲操作機構等をシャーシに支持するとともに、その外
側にケースを配設して構成している。また、上記ケース
は、例えば、特公平3−74568 号公報に見られるよう
に、合成樹脂による成形品で構成され、この操作部のケ
ースは、湾曲操作機構を収容する本体ケースとこれに連
接される把持ケースとを備えた構造のものが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記のよう
な内視鏡における操作部のケースでは、成形時に発生す
る歪みによって嵌合部に変形が生じて、ケースを組み立
てる際の嵌合が困難で作業性が低下するとともに、クラ
ックの発生原因となる問題を有している。
【0005】すなわち、内視鏡の本体ケースと把持ケー
スとの連結部分においては、外面の洗浄消毒が行えるよ
うにシール性を確保する必要があることから、シール部
材を介装して密に接合するようにしており、嵌合におけ
る寸法差が小さく、変形が生じると干渉し合って嵌合困
難となる。そして、上記嵌合を無理に行うと工具を当て
た部分に傷がついてクラックが発生したり、軽度の損傷
もしくはこじるような嵌合を行うと長期間の使用後にク
ラックが発生し、シール性を損なう恐れがある。
【0006】ところで、成形品の歪みの発生は、例え
ば、上記本体ケースもしくは把持ケースのように断面が
円形でなく長方形または楕円形状のように長手部分を有
する形状のものでは、ケースの開口端でこの長手部分が
中心側に変位するような変形が発生する傾向がある。
【0007】そこで、本発明は上記事情に鑑み、多少の
成形歪みが発生していても本体ケースと把持ケースとの
良好な嵌合が行えるようにした内視鏡における操作部ケ
ース構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の内視鏡における操作部ケース構造は、被検体の
内部に挿入される挿入部と、該挿入部の湾曲操作等を行
う操作部とを備え、上記操作部は湾曲操作機構等を収容
する本体ケースの一端開口部に合成樹脂にて成形した把
持ケースの一端開口部を嵌合してなるものであって、前
記本体ケースもしくは把持ケースの開口部の周端面の一
方に嵌合突条を他方に嵌合溝部を形成するとともに、上
記嵌合溝部の長手方向の両側に、前記嵌合突条の内周面
側に接触して該嵌合突条の成形歪みを矯正して嵌合溝部
に案内する矯正突起を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】上記構成によれば、本体ケースと把持ケースと
の開口端を相互に嵌合する場合には、その一方のケース
に配設した矯正突起によって、他方のケースの開口縁部
の嵌合突条が嵌合溝部に案内されて、両者が無理な変形
を受けることなく簡易な作業によって嵌合可能である。
これにより、嵌合時および経時後においてもクラックが
発生することなく良好なシール性を保持することができ
るものである。
【0010】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は一実施例における内視鏡の要部正面図であ
る。
【0011】内視鏡1は操作者が把持し各種操作を行う
操作部2と、被検体に挿入する先端側の挿入部3とを備
えている。上記操作部2は、基端部の本体ケース10と、
該本体ケース10に順に連接された把持ケース11と分岐部
ケース12とで構成されている。
【0012】一方、上記挿入部3は、任意の方向に湾曲
変形可能なアングル部14を備え、このアングル部14の先
端側に先端観察部15が設置され、この先端部分には図示
していないがイメージセンサ、結像用対物レンズ等の光
学系その他の各種部材が設置され、また、鉗子を挿通す
る開口、エア、水を送給するチューブ等が挿通されてい
る。上記アングル部14の基端側には、可撓性を有する軟
性部16が連結され、この軟性部16の基端側に撮影、湾曲
操作等の各種操作を行うために前記操作部2が連接され
るものである。上記挿入部3の軟性部16と操作部2との
連結部分の外周、すなわち、分岐部ケース12の先端側に
は保護スリーブ17とテーパ状のカバーゴム18が配設され
ている。
【0013】前記操作部2の本体ケース10は、湾曲操作
機構20等を内装し、該湾曲操作機構20を操作する上下方
向および左右方向の操作ツマミ21,22 とそれぞれのロッ
ク部材23,24 を備え、また、上部には送気送水バルブ2
5、吸引バルブ26、撮影スイッチ27が設置され、さら
に、図示しない照明用光源に接続されるライトガイドそ
の他の各種チューブ、コード類を導出する連結軟性部が
背面側に接続されている。
【0014】把持ケース11は上記本体ケース10との接続
部分から順次細く円形になり分岐部ケース12に接続され
るものであって、分岐部ケース12には鉗子等の処置具を
挿入する鉗子口12a が設けられ、該鉗子口12a の近傍に
は、副送水系配管具28が設けられている。
【0015】前記本体ケース10と把持ケース11との接合
構造は、図2に断面正面図を図3に断面平面図を、図4
に分離状態の斜視図をそれぞれ内部構造を省略して示し
ている。前記把持ケース11の開口部11a の周端面には、
嵌合突条31が形成されている。この開口部11a は隅角部
に丸みがつけられた略矩形状で、嵌合突条31の縦辺31a
は横辺31b より長く形成されている。また、前記嵌合突
条31の外面は、把持ケース11の本体部分11b より段差32
をもって内周側に形成され、周上で略均等の厚さに合成
樹脂によって成形されている。そして、上記把持ケース
11の成形においては、寸法の長い縦辺31a の中央部分が
内側に変位するような変形が生じる傾向にある。
【0016】一方、前記本体ケース10の開口部10a の周
端面には、外壁10b と内壁10c との間に周回状の嵌合溝
部34が形成され、該嵌合溝部34の幅は前記把持ケース11
の嵌合突条31の厚さに相当し、外壁10b の厚さは嵌合突
条31の外周部分に形成された段差32の大きさに一致す
る。また、上記嵌合溝部34の内周側に形成された内壁10
c は、その端面が外壁10b の端面より内方に形成されて
いる。さらに、上記内壁10c の長手方向の両側の略中間
部分に矯正突起35が形成されている。
【0017】上記矯正突起35は内壁10c の延長方向すな
わち嵌合方向に延び、その先端部は外壁10b の端面より
前方に突出して形成されている。また、該矯正突起35の
先端部の外側すなわち嵌合溝部34に面する部分は、テー
パ面35a に形成されている。
【0018】上記実施例の作用を説明すれば、本体ケー
ス10はその側面が開口する構造となっており、その内部
に配設されるシャーシ(図示せず)と締結されるととも
に、該シャーシに湾曲操作機構20等が取り付けられ、本
体ケース10の上部には前記各種バルブ25,26 が取り付け
られ、チューブ、コード等が接続される。そして、湾曲
操作機構20の操作ワイヤ、送気・送水チューブ、前記シ
ャーシ等が本体ケース10の端部の開口部10a から把持ケ
ース11側に延設され、さらに、上記シャーシの先端部分
に挿入部3が接続される。上記のように組み付けられた
本体ケース10に対して、前記把持ケース11を挿入部側か
ら嵌合して接合するものであるが、該把持ケース11の嵌
合突条31の先端が本体ケース10の嵌合溝部34に挿入され
る前に、該嵌合溝部34の内方両側の矯正突起35の先端テ
ーパ面35a が、嵌合突条31の縦辺31a の内周面側に接触
して、該嵌合突条31の内側に変形している成形歪みを矯
正しつつ嵌合溝部34に案内して嵌合するものである。な
お、嵌合溝部34の内部にシール部材(図示せず)を介装
してから嵌合突条31を嵌合するものである。
【0019】なお、前記実施例においては、本体ケース
10に嵌合溝部34を把持ケース11に嵌合突条31を形成する
ようにしているが、逆に本体ケース10に嵌合突条31を把
持ケース11に嵌合溝部34を形成するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の内視鏡における操作部ケース構
造によれば、操作部の本体ケースの一端開口部に合成樹
脂にて成形した把持ケースの一端開口部を嵌合するにつ
い本体ケースもしくは把持ケースの開口部の周端面の一
方に嵌合突条を他方に嵌合溝部を形成するとともに、上
記嵌合溝部の長手方向の両側に矯正突起を形成したこと
により、本体ケースと把持ケースとの開口端を相互に嵌
合する場合に矯正突起が嵌合突条の内周面側に接触して
該嵌合突条の成形歪みを矯正して嵌合溝部に案内するこ
とで、両者が無理な変形を受けることなく簡易な作業に
よって嵌合でき、嵌合時および経時後においてもクラッ
クが発生することなく良好なシール性を確保することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における内視鏡の要部正面図
【図2】本体ケースと把持ケースの嵌合部分の断面正面
【図3】同嵌合部分の断面平面図
【図4】分離状態の本体ケースと把持ケースの嵌合部分
の斜視図
【符号の説明】
1 内視鏡 2 操作部 3 挿入部 10 本体ケース 10a 開口部 10b 外壁 10c 内壁 11 把持ケース 11a 開口部 31 嵌合突条 31a 縦辺 34 嵌合溝部 35 矯正突起 35a テーパ面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の内部に挿入される挿入部と、該
    挿入部の湾曲操作等を行う操作部とを備え、上記操作部
    は湾曲操作機構等を収容する本体ケースの一端開口部に
    合成樹脂にて成形した把持ケースの一端開口部を嵌合し
    てなる内視鏡において、 前記本体ケースもしくは把持ケースの開口部の周端面の
    一方に嵌合突条を他方に嵌合溝部を形成するとともに、
    上記嵌合溝部の長手方向の両側に、前記嵌合突条の内周
    面側に接触して該嵌合突条の成形歪みを矯正して嵌合溝
    部に案内する矯正突起を形成したことを特徴とする内視
    鏡における操作部ケース構造。
JP5173255A 1993-07-13 1993-07-13 内視鏡における操作部ケース構造 Pending JPH0723891A (ja)

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JP (1) JPH0723891A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0779513A1 (en) 1995-12-14 1997-06-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for immunological determination of hemoglobin derivative and treating reagent for use therein
US5759866A (en) * 1995-11-15 1998-06-02 Nihon Medi-Physics Co., Ltd. Device and method for assaying biological components in sample
US8936791B2 (en) 2006-10-18 2015-01-20 Biomerieux Method for in vitro diagnosis of PVL-producing Staphylococcus aureus
US9341633B2 (en) 2008-12-11 2016-05-17 Sekisui Medical Co., Ltd. Method for pre-treating sample containing glycated hemoglobin

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Effective date: 20020507