JPH07238301A - 焼結炉 - Google Patents

焼結炉

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JPH07238301A
JPH07238301A JP3038594A JP3038594A JPH07238301A JP H07238301 A JPH07238301 A JP H07238301A JP 3038594 A JP3038594 A JP 3038594A JP 3038594 A JP3038594 A JP 3038594A JP H07238301 A JPH07238301 A JP H07238301A
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JP
Japan
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work
electromagnetic chuck
chuck plate
sintering furnace
storage box
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JP3038594A
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English (en)
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Makoto Hasegawa
信 長谷川
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結済みのワークを、破損、損傷させること
なく、確実に取り出す。 【構成】 炉本体11内へワークWを通過させてワーク
Wを焼結させるメッシュベルト1を有する焼結炉の取り
出し部11aにおける上方に、メッシュベルト1の搬送
方向と直交する方向へレール13を設ける。レール13
に摺動可能に支持された基台21を設ける。基台21
に、電力の供給により磁力を発生してワークWを吸着す
る電磁チャック板22を設ける。基台21に、電磁チャ
ック板22に連結された駆動ロッド27を上下方向へ移
動させることにより、電磁チャック板22を昇降させる
昇降機構28を設ける。レール13に沿って配設された
ボールスクリュー41を回動させることにより、基台2
1をレール13に沿って移動させる移動機構42を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属等の粉末を、所
望の形状、大きさに圧縮成形した圧粉末を焼結して金属
製品とする焼結炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉末冶金等の分野において
は、金属等の粉末を所望の形状、大きさに圧縮成形して
圧粉末とした後、この圧粉末を焼結炉にて焼結して金属
製品としていた。この焼結炉は、複数のワークをステン
レス等から形成されたエンドレスのメッシュベルトに配
列させた状態にて、このメッシュベルトによって焼結炉
本体内に搬送して、この焼結炉内にて焼結し、その後、
図6に示すように、メッシュベルト1からシュータ2へ
落とし、プラスチック製の収納箱Yへ落とし入れて収納
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、焼結されて
メッシュベルト1によって搬送されてきた焼結済みのワ
ークWを、シュータ2を滑り落として収納箱Y内へ落と
し込む際に、ワークWが、他のワークWとぶつかり、そ
の衝撃によってワークWに破損、損傷を招いてしまう恐
れがあった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、焼結したワークを破損、損傷させることなく、確
実にワークを取り出すことが可能な焼結炉を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、請求項1記載の焼結炉は、搬送装置によって搬送
されるワークを炉本体へ通過させることにより、前記ワ
ークを焼結させる焼結炉であって、前記炉本体内にて焼
結されて搬送装置によって送り出されるワークを取り出
して、搬送装置の側部に配置させた収納箱へ収納させる
取り出し装置を具備してなり、該取り出し装置は、前記
搬送装置の上方位置と前記収納箱の上方位置との間にて
移動可能に支持された基台と、該基台の下方側に設けら
れて前記ワークを磁力によって吸着する電磁チャック板
と、前記基台に設けられ、前記電磁チャックを昇降させ
る昇降機構と、前記基台を前記搬送装置の上方位置と前
記収納箱の上方位置との間にて移動させる移動機構とか
ら構成されてなることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の焼結炉は、請求項1
記載の焼結炉において、昇降機構が、前記電磁チャック
板の上面側に連結されたロッドを昇降させることにより
前記電磁チャック板を昇降させてなり、前記ロッドと前
記電磁チャック板とは、互いに、前記搬送装置によるワ
ークの搬送方向に僅かなクリアランスをあけて連結され
てなることを特徴としている。さらに、請求項3記載の
焼結炉は、請求項1または請求項2記載の焼結炉におい
て、電磁チャック板が、吸着した前記ワークを離脱させ
る際に、前記ワークの吸着時と反する磁極の磁力を生じ
させることを特徴としている。
【0007】
【作用】そして、請求項1記載の焼結炉によれば、搬送
装置から焼結済みのワークが送り出されると、移動機構
によって基台が搬送装置の上方位置へ移動され、この状
態にて昇降機構によって電磁チャック板が下降されて、
この電磁チャック板が、ワークへ押し付けられ、ワーク
が電磁チャック板に磁力によって吸着される。そして、
この電磁チャック板が昇降機構によって上昇され、さら
に、移動機構によって基台が収納箱の上方位置へ移動さ
れ、再び昇降機構によって電磁チャック板が下降され
る。この状態にて、電磁チャック板によるワークの吸着
が解除され、この電磁チャック板に吸着されていたワー
クが、収納箱内に収納される。
【0008】また、請求項2記載の焼結炉によれば、電
磁チャック板にワークを吸着させるべく、搬送装置の上
方位置にて電磁チャック板が下降されて電磁チャック板
がワークへ押し付けられた際に、電磁チャック板が、ロ
ッドとのクリアランスの分だけワークの搬送方向へ追従
する。さらに、請求項3記載の焼結炉によれば、収納箱
の上方位置にて下降されてワークを収納箱内へ収納させ
る際に、電磁チャック板がワークの吸着時と反する磁極
にて磁力を発生させることにより、吸着時の磁極にて僅
かに磁性を帯びていたワークが逆の磁極の磁力を生じた
電磁チャック板と反発することにより、電磁チャック板
から容易に離脱する。また、このときに、僅かに磁性を
帯びていたワークの磁力が、逆の磁極の磁力を発生させ
た電磁チャック板によって消磁される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の焼結炉の一実施例を図によっ
て説明する。図1及び図2において、符号11は、焼結
炉本体である。この炉本体11には、エンドレスのメッ
シュベルト(搬送装置)1が設けられており、炉本体1
1の図示しない装入部にてメッシュベルト1にワークW
が載置され、このメッシュベルト1によってワークWが
炉本体11内へ送り込まれるようになっている。そし
て、この炉本体11内にてワークWが焼結され、この焼
結済みのワークWがメッシュベルト1によって炉本体1
1の取り出し部11aへ搬送されるようになっている。
この炉本体11の取り出し部11aには、取り出し装置
12が設けられている。
【0010】次に、この取り出し装置12の構成及び構
造を説明する。前記メッシュベルト1の上方には、この
メッシュベルト1と直交するように、一対のレール13
が配設されており、これらレール13には、取り出し機
14及びこの取り出し機14に隣接させて設けられた噴
霧機15が支持されている。取り出し機14は、前記レ
ール13に摺動可能に支持された基台21と、この基台
21の下方に設けられた電磁チャック板22とから構成
されたもので、電磁チャック板22は、図示しない制御
部から電力が供給されることにより、磁力を発生させる
ものである。また、この電磁チャック板22の上面側に
は、それぞれの角部近傍に、複数のロッド23が立設さ
れており、これらロッド23が、前記基台21の上面側
に設けられたシリンダ24内へ挿通されている。また、
これらロッド23の上端側には、スプリング25が設け
られており、ロッド23の上端に設けられた係止部26
によってスプリング25が係止されている。即ち、前記
電磁チャック板22が、ロッド23とシリンダ24とに
よって上下方向へ摺動可能に支持されているとともに、
スプリング25によって常に上方へ付勢されるようにな
っている。ここで、前記ロッド23とシリンダ24と
は、図3に示すように、それぞれの摺動箇所に所定のク
リアランスをあけて挿通されている。
【0011】また、電磁チャック板22の上面側には、
その略中心位置に、駆動ロッド27が連結されており、
この駆動ロッド27は、前記基台21の上面側に設けら
れた例えばリニアモータ等からなる昇降機構28によっ
て上下方向へ移動されるようになっている。即ち、昇降
機構28によって駆動ロッド27が上下方向へ移動され
ることにより、電磁チャック板22が昇降されるように
なっている。ここで、図4に示すように、前記駆動ロッ
ド27には、フランジ部27aが形成されており、この
フランジ部27aが前記電磁チャック板22の上面側に
設けられた環状の係止部材29によって係止されて、駆
動ロッド27と電磁チャック板22とが連結されてい
る。また、これら駆動ロッド27と電磁チャック板22
との連結箇所は、駆動ロッド27のフランジ部27aと
係止部材29との間に所定のクリアランスが設けられて
いる。
【0012】また、前記基台21の下面側には、図5に
示すように、前記メッシュベルト1の移動方向前方側の
仕切板部31と前記電磁チャック板22の側部側の仕切
板部32とからなる平面視L字状の仕切板33が設けら
れている。また、この仕切板33の仕切板部32と対向
する側及び仕切板部31と対向する側には、それぞれ基
台21に支持されたシリンダ34によって進退される整
列板35が設けられている。また、基台21の上面側に
は、前記レール13に沿ってボールスクリュー41が配
設されており、このボールスクリュー41は、レール1
3の端部側に設けられた移動機構42によって回動され
るようになっている。
【0013】また、前記基台21には、その上面側に前
記ボールスクリュー41に螺合されたナット部43が固
定されており、前記ボールスクリュー41が移動機構4
2によって回動されることにより、ナット部43が固定
された基台21がレール13に沿って移動されるように
なっている。また、噴霧機15は、ワークWへ防錆剤を
噴霧して、ワークWの腐食を防止させるものであり、レ
ール13に摺動可能に支持された基台51と、この基台
51の下面側に設けられた噴霧部52とから概略構成さ
れている。この噴霧部52には、それぞれの角部にロッ
ド53が立設されており、これらロッド53が、基台5
1の上部に設けられたシリンダ54に摺動可能に挿通さ
れている。即ち、この噴霧部52が基台51に上下方向
へ摺動可能に支持されている。
【0014】また、この噴霧部52の略中心位置には、
ロッド55が立設されており、このロッド55は、基台
51の上面側に設けられた例えばリニアモータ等からな
る昇降機構56によって上下方向へ移動されるようにな
っている。即ち、この昇降機構56によってロッド55
が上下方向へ移動されることにより、噴霧部52が昇降
されるようになっている。また、この噴霧機15の基台
51にも、その上面側にナット部57が固定されてお
り、このナット部57が前記ボールスクリュー41に螺
合されている。即ち、前記移動機構42によってボール
スクリュー41が回動されることにより、前記取り出し
機14とともに噴霧機15も、レール13に沿って移動
されるようになっている。
【0015】また、メッシュベルト1の側部におけるレ
ール13の下方側には、リフター61が設けられてお
り、このリフター61の上部には、パレット62を介し
て収納箱Yが載置されるようになっている。そして、こ
のパレット62上に載置された収納箱Y内にワークWが
収納され、パレット62上の重量が増加するにしたがっ
て、リフター61が下降するようになっている。そし
て、収納箱Y内にワークWが収納されてリフター62が
下降すると、ワークWが収納された収納箱Yの上部に、
収納箱供給機64から空の収納箱Yが供給され、ワーク
Wが収納された収納箱Yに重ねた状態に載置されるよう
になっている。
【0016】そして、前記パレット62上に、ワークW
が収納された収納箱Yが所定段数載置された状態にて、
例えば、フォークリフト等によってパレット62を引き
出すことができるようになっている。また、収納箱供給
機64は、収納箱把持機構65と、この収納箱把持機構
65を前記レール13と直交する方向へ進退させる進退
機構66とから概略構成されたものである。前記収納箱
把持機構65は、支持部材67に一対ずつ支持された支
持棒68を有しており、これら一対の支持棒68によっ
て収納箱Yを把持するようになっている。そして、この
収納箱把持機構65が空の収納箱Yを把持した状態に
て、前記進退機構66によって前記リフター61方向へ
移動され、リフター61上にパレット62を介して収納
箱Yが供給されるようになっている。
【0017】次に、上記構成の焼結炉の作用について説
明する。炉本体11からメッシュベルト1によって焼結
済みのワークWが取り出し部11aへ送り出されてくる
と、移動機構42によってボールスクリュー41が回動
され、取り出し機14がメッシュベルト1の上方位置へ
移動される。この状態にて、取り出し機14の昇降機構
28が駆動されて、電磁チャック板22が下降され、メ
ッシュベルト1上のワークWに押し付けられる。このと
き、この電磁チャック板22に電力が供給され、この電
磁チャック板22に磁力が生じ、この磁力によってメッ
シュベルト1上のワークWが電磁チャック板22に吸着
される。
【0018】ここで、昇降機構28によって下方へ移動
される駆動ロッド27のフランジ部27aと電磁チャッ
ク板22の係止部材29との連結箇所及びロッド23と
シリンダ24との挿通箇所には、それぞれ前述したよう
に、クリアランスが設けられているので、メッシュベル
ト1上のワークWへ押し付けられる電磁チャック板22
は、ワークWを介してメッシュベルト1の移動に追従
し、これにより、ワークWとメッシュベルト1とを擦り
合わせることによるワークWへの損傷を生じさせること
がない。
【0019】次いで、昇降機構28が再び駆動し、ワー
クWを吸着している電磁チャック板22が前記仕切板3
3の下端よりも上方位置へ移動され、この状態におい
て、シリンダ34によって整列板35が移動され、電磁
チャック板22の下面からはみ出した状態に吸着された
ワークWが、電磁チャック板22の下面側へ押し込まれ
る。上記のように、電磁チャック板22にワークWが吸
着されて上方へ移動されると、移動機構42が再び駆動
してボールスクリュー41が逆転し、取り出し機14が
リフター61方向(図1中矢印イ方向)へ移動し、この
リフター61上にパレット62を介して載置された収納
箱Yのいずれか一方の収納箱の上方にて停止される。こ
の状態にて、昇降機構28が再び駆動し、電磁チャック
板22が下降されて、収納箱Y内へ位置した状態にて、
電磁チャック板22の磁極が逆転される。
【0020】これにより、電磁チャック板22に吸着さ
れてその磁極にて僅かに磁性を帯びたワークWが、磁性
が逆転された電磁チャック板22から反発して外れ、収
納箱Y内に収納される。ここで、ワークWは、電磁チャ
ック板22に吸着されてその磁極にて僅かに磁性を帯び
るが、磁性が逆転された電磁チャック板22によってそ
の磁性が消磁される。また、上記のように、取り出し機
14によってワークWの取り出し作業が行なわれる際
に、前記噴霧機15の噴霧部52から、既にワークWが
収納された収納箱Yの上部に防錆剤が噴霧される。
【0021】そして、上記のようにして、パレット62
上の収納箱YにワークWを収納し、さらに、この収納し
たワークWに防錆剤を噴霧し、パレット62上の収納箱
Yが所定段数に積み上げられたら、収納箱Yが積み上げ
られたパレット62をフォークリフトあるいは搬送装置
等によって次工程へ搬送させ、新たなパレット62をリ
フター61上へ載置させる。そして、このパレット62
上へ前記収納箱供給装置64によって空の収納箱Yが供
給され、再び取り出し機14によってメッシュベルト1
上の焼結済みのワークWがパレット62上の収納箱Yへ
収納され、噴霧機15によって防錆剤が噴霧される。な
お、メッシュベルト1は、電磁チャック板22の磁力に
よって磁性を帯びるが、焼結時の熱によって消磁され
る。
【0022】このように、上記実施例の焼結炉によれ
ば、焼結炉本体11から送り出される焼結済みのワーク
Wを、ワークWに損傷を与えることなく、極めて容易に
取り出して収納箱Yへ収納させることができる。これに
より、従来、メッシュベルト1からシュータ2によって
収納箱Yへ滑り落としていた場合と比較して、ワークW
同士の干渉によるワークWの破損、損傷を確実に防止す
ることができる。また、前記電磁チャック板22と基台
21に設けられた昇降機構28の駆動ロッド27とは、
その連結箇所にて、クリアランスが設けられているの
で、電磁チャック板22へワークWを吸着させるべく、
メッシュベルト1上のワークWへ押し付けた際に、この
ワークWの搬送方向へ追従し、ワークWとメッシュベル
ト1との擦り合わせを防止することができる。
【0023】また、電磁チャック板22によってワーク
Wを吸着させることにより、ワークWが磁性を帯びたと
しても、電磁チャック板22からワークWを離脱させる
べく、電磁チャック板22の磁性を逆転させるので、ワ
ークWに生じた磁性を消磁することができ、ワークWが
磁性を持つことによる不都合を解消することができる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の焼結炉
によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記
載の焼結炉によれば、焼結炉本体から送り出される焼結
済みのワークを、ワークに損傷を与えることなく、極め
て容易に取り出して収納箱へ収納させることができる。
これにより、従来、メッシュベルトからシュータによっ
て収納箱へ滑り落としていた場合と比較して、ワーク同
士の干渉によるワークの破損、損傷を確実に防止するこ
とができる。請求項2記載の焼結炉によれば、電磁チャ
ック板と基台に設けられた昇降機構のロッドとが、その
連結箇所にて、搬送装置によるワークの搬送方向へクリ
アランスが設けられているので、電磁チャック板へワー
クを吸着させるべく、搬送装置上のワークへ押し付けた
際に、このワークの搬送方向へ追従し、ワークと搬送装
置との擦り合わせを防止することができる。
【0025】請求項3記載の焼結炉によれば、電磁チャ
ック板によってワークを吸着させることにより、ワーク
が磁性を帯びたとしても、電磁チャック板からワークを
離脱させるべく、電磁チャック板の磁性を逆転させるの
で、ワークに生じた磁性を消磁することができ、ワーク
が磁性を持つことによる不都合を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の焼結炉の構成及び構造を説明
する焼結炉の側面図である。
【図2】本発明の実施例の焼結炉の構成及び構造を説明
する焼結炉の平面図である。
【図3】本発明の実施例の焼結炉を構成する取り出し機
の基台に設けられたシリンダと電磁チャック板のロッド
との挿通状態を説明する挿通箇所の断面図である。
【図4】本発明の実施例の焼結炉を構成する取り出し機
の基台に設けられた昇降機構の駆動ロッドと電磁チャッ
ク板との連結構造を説明する連結箇所の断面図である。
【図5】本発明の実施例の焼結炉を構成する取り出し機
の電磁チャック板の周囲の構成及び構造を説明する電磁
チャック板の平面図である。
【図6】従来の焼結炉におけるワークの取り出し方を説
明するメッシュベルトの端部における側面図である。
【符号の説明】
1 メッシュベルト(搬送装置) 11 炉本体 21 基台 22 電磁チャック板 27 駆動ロッド(ロッド) 28 昇降機構 42 移動機構 W ワーク Y 収納箱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置によって搬送されるワークを炉
    本体へ通過させることにより、前記ワークを焼結させる
    焼結炉であって、 前記炉本体内にて焼結されて搬送装置によって送り出さ
    れるワークを取り出して、搬送装置の側部に配置させた
    収納箱へ収納させる取り出し装置を具備してなり、 該取り出し装置は、前記搬送装置の上方位置と前記収納
    箱の上方位置との間にて移動可能に支持された基台と、
    該基台の下方側に設けられて前記ワークを磁力によって
    吸着する電磁チャック板と、前記基台に設けられ、前記
    電磁チャックを昇降させる昇降機構と、前記基台を前記
    搬送装置の上方位置と前記収納箱の上方位置との間にて
    移動させる移動機構とから構成されてなることを特徴と
    する焼結炉。
  2. 【請求項2】 前記昇降機構は、前記電磁チャック板の
    上面側に連結されたロッドを昇降させることにより前記
    電磁チャック板を昇降させてなり、前記ロッドと前記電
    磁チャック板とは、互いに、前記搬送装置によるワーク
    の搬送方向に僅かなクリアランスをあけて連結されてな
    ることを特徴とする請求項1記載の焼結炉。
  3. 【請求項3】 前記電磁チャック板は、吸着した前記ワ
    ークを離脱させる際に、前記ワークの吸着時と反する磁
    極の磁力を生じさせることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の焼結炉。
JP3038594A 1994-02-28 1994-02-28 焼結炉 Withdrawn JPH07238301A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100887993B1 (ko) * 2007-07-30 2009-03-10 한국생산기술연구원 다이아몬드 공구 제조를 위한 소결금형 이송장치
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