JPH072373U - 乗客コンベア乗降口の安全装置 - Google Patents
乗客コンベア乗降口の安全装置Info
- Publication number
- JPH072373U JPH072373U JP3214993U JP3214993U JPH072373U JP H072373 U JPH072373 U JP H072373U JP 3214993 U JP3214993 U JP 3214993U JP 3214993 U JP3214993 U JP 3214993U JP H072373 U JPH072373 U JP H072373U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb plate
- passenger conveyor
- exit
- safety
- comb
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- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 折損した櫛板の交換作業時の安全を確保する
ことのできる乗客コンベア乗降口の安全装置の提供。 【構成】 櫛板1と櫛板台4の対向面に、櫛板1には櫛
板側導体5を、櫛板台4には櫛板台側導体6を貼着して
安全回路を構成し、櫛板1が櫛板台4から外されたとき
乗客コンベアの運転を不能とする。
ことのできる乗客コンベア乗降口の安全装置の提供。 【構成】 櫛板1と櫛板台4の対向面に、櫛板1には櫛
板側導体5を、櫛板台4には櫛板台側導体6を貼着して
安全回路を構成し、櫛板1が櫛板台4から外されたとき
乗客コンベアの運転を不能とする。
Description
【0001】
この考案は折損した櫛板を取替えるときの安全を確保する乗客コンベア乗降口 の安全装置に関する。
【0002】
何らかの原因で櫛板の歯の部分が折損すると、次々にこの櫛板に嵌合してくる 踏段表面と櫛板折損部分との間に乗客の身体の一部が挟まるという事故が発生す る危険がある。そこで櫛板の歯の折損を発見した時は、直ちに櫛板を取替えるこ とが望ましい。通常はデパート、スーパー、駅等の設備機器管理者から保守会社 に新品との交換を依頼するが、急ぐときは設備機器管理者自身が予め用意してい た新品櫛板を使って取替える場合がある。
【0003】
ところで、このような作業を行なうときは安全上乗客コンベアの電源を切って 運転できないようにするべきであるが、保守会社から派遣された保守員以外の例 えば前記の設備機器管理者が行なうときは必ずしもそのような安全規則が守られ ないことがあり、櫛板交換中に乗客コンベアが運転され作業者が指を挟むという 事故が発生する恐れがあった。
【0004】 この考案の目的は、櫛板交換作業の安全を確保することのできる乗客コンベア 乗降口の安全装置を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するためにこの考案は、櫛板と、この櫛板が螺着される櫛板台 とからなる乗客コンベア乗降口の安全装置において、前記櫛板台と櫛板の対向面 にそれぞれ導体を貼着して安全回路を構成し、前記櫛板が前記櫛板台から外され たとき、乗客コンベアが運転不能となる構成としたものである。
【0006】
この考案によれば、1枚でも櫛板を取外すと乗客コンベアの運転ができなくな るから、たとえ電源を切らずに櫛板交換作業を行なっても安全が確保される。
【0007】
以下、この考案の一実施例を図1ないし図3により説明する。図1は乗降口部 分詳細部、図2は図1の平面図、図3は安全回路図である。
【0008】 図において、1は次々にやってくる踏段2の表面と嵌合する櫛板、4は取付ね じ3によって櫛板1から螺着される櫛板台、5は櫛板側に貼着された薄銅板等よ りなる導体、6は同じく櫛板台側導体、7は起動用スイッチ、8は櫛板が全数取 付けられているときは閉路し、1枚でも櫛板が外されると開路するb接点、9は その他の安全スイッチ群で常時は閉路している。10は乗客コンベアの運転リレ ー、10aはリレー10のa接点、(+)、(−)は制御電源である。
【0009】 すなわち通常は起動スイッチを投入すると、(+)−7−8−9−10−(− )から(+)−10a−8−9−10−(−)の回路が自己保持されて乗客コン ベアは運転可能となるが、いずれかの櫛板が取外されると前記回路が開いて運転 不能となる。
【0010】
この考案によれば、1枚でも櫛板を取外すと乗客コンベアの運転ができなくな るから、たとえ電源を切らずに櫛板交換作業を行なっても安全が確保される。
【図1】この考案の一実施例を示す乗降口部分詳細図で
ある。
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】安全回路図である。
1 櫛板 4 櫛板台 5 櫛板側導体 6 櫛板台側導体 8 櫛板交換時に開くb接点 9 その他の安全スイッチ群 10 運転リレー
Claims (1)
- 【請求項1】 櫛板と、この櫛板が螺着される櫛板台と
からなる乗客コンベア乗降口の安全装置において、前記
櫛板台と櫛板の対向面にそれぞれ導体を貼着して安全回
路を構成し、前記櫛板が前記櫛板台から外されたとき、
乗客コンベアが運転不能となることを特徴とする乗客コ
ンベア乗降口の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3214993U JPH072373U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 乗客コンベア乗降口の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3214993U JPH072373U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 乗客コンベア乗降口の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072373U true JPH072373U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12350860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3214993U Pending JPH072373U (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 乗客コンベア乗降口の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072373U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014015870A3 (de) * | 2012-07-24 | 2014-03-20 | Thyssenkrupp Fahrtreppen Gmbh | Fahrtreppe oder fahrsteig mit sicherheitseinrichtung |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP3214993U patent/JPH072373U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014015870A3 (de) * | 2012-07-24 | 2014-03-20 | Thyssenkrupp Fahrtreppen Gmbh | Fahrtreppe oder fahrsteig mit sicherheitseinrichtung |
US9475676B2 (en) | 2012-07-24 | 2016-10-25 | Thyssenkrupp Fahrtreppen Gmbh | Escalator or moving walkway having a security device |
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