JPH07236997A - 冷間等方圧加圧装置 - Google Patents
冷間等方圧加圧装置Info
- Publication number
- JPH07236997A JPH07236997A JP5262694A JP5262694A JPH07236997A JP H07236997 A JPH07236997 A JP H07236997A JP 5262694 A JP5262694 A JP 5262694A JP 5262694 A JP5262694 A JP 5262694A JP H07236997 A JPH07236997 A JP H07236997A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower lid
- receiving plate
- pressure
- pressure receiving
- pressing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷間等方圧加圧装置に使用される加圧水の封
入手段に関するもので被加圧材の粉末やゴミ等が加圧装
置本体の円筒胴と該胴内に設けた受圧板とのすき間に入
って硬化することを防ぎ、下蓋の摺動、ヨークフレーム
の移動をスムースにすることを目的としている。 【構成】 加圧装置本体を構成する円筒胴1aの下蓋部
は1c,下蓋シール2,下蓋シール用スリーブ4及び受
圧板B6により構成される。受圧板B6には下蓋1cを
通り高圧容器内に加圧流体を供給するための透孔6b
と、これに連通して加圧流体を受圧板B6の外周位置か
ら円筒胴1aの円周内面に向けて送り込むための透孔6
cを連通穿設している。このようにして加圧流体を円筒
胴と受圧板とのすき間から高圧容器に吐出することによ
り該すき間に被加工材の粉末やゴミなどが入り込んで硬
化するのを防ぐ。
入手段に関するもので被加圧材の粉末やゴミ等が加圧装
置本体の円筒胴と該胴内に設けた受圧板とのすき間に入
って硬化することを防ぎ、下蓋の摺動、ヨークフレーム
の移動をスムースにすることを目的としている。 【構成】 加圧装置本体を構成する円筒胴1aの下蓋部
は1c,下蓋シール2,下蓋シール用スリーブ4及び受
圧板B6により構成される。受圧板B6には下蓋1cを
通り高圧容器内に加圧流体を供給するための透孔6b
と、これに連通して加圧流体を受圧板B6の外周位置か
ら円筒胴1aの円周内面に向けて送り込むための透孔6
cを連通穿設している。このようにして加圧流体を円筒
胴と受圧板とのすき間から高圧容器に吐出することによ
り該すき間に被加工材の粉末やゴミなどが入り込んで硬
化するのを防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷間等方圧加圧装置に使
用される加圧水の封入手段の改良に関する。
用される加圧水の封入手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に冷間等方圧加圧装置の従
来例を示す。
来例を示す。
【0003】この冷間等方圧加圧装置は円筒胴1a及
び、同円筒胴の上下に取付けた上蓋1b,下蓋1cから
なる高圧容器1と、上蓋1bの上面及び下蓋1cの下面
と小間隙をおいて対向する支持面を有し移動可能に設け
た縦リング形のヨークフレーム5が設けられている。
び、同円筒胴の上下に取付けた上蓋1b,下蓋1cから
なる高圧容器1と、上蓋1bの上面及び下蓋1cの下面
と小間隙をおいて対向する支持面を有し移動可能に設け
た縦リング形のヨークフレーム5が設けられている。
【0004】そしてこの装置による等方圧加圧処理は、
図示しない付属の高圧流体供給系から下蓋1c、該下蓋
に縦方向に取付けた下蓋シール用スリーブ4及び円筒胴
1a内の下部に配置した受圧板A3を通り該受圧板に穿
設した透孔より高圧容器1内へ高圧流体を送り一定時間
高圧を保持した後減圧し常圧へ戻す要領で運転され所定
の加圧処理が行なわれる。なお3aは受圧板A上面の受
圧面である。
図示しない付属の高圧流体供給系から下蓋1c、該下蓋
に縦方向に取付けた下蓋シール用スリーブ4及び円筒胴
1a内の下部に配置した受圧板A3を通り該受圧板に穿
設した透孔より高圧容器1内へ高圧流体を送り一定時間
高圧を保持した後減圧し常圧へ戻す要領で運転され所定
の加圧処理が行なわれる。なお3aは受圧板A上面の受
圧面である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで図3〜図4に
示す従来装置では等方圧加圧処理を行う際容器1内圧力
が高くなると上蓋1b,下蓋1cがそれぞれ上昇及び下
降しヨークフレーム5の天井面5a及び床面5bと接
し、容器内圧力による軸力をヨークフレーム5にて受
け、等方圧加圧処理を行っていた。
示す従来装置では等方圧加圧処理を行う際容器1内圧力
が高くなると上蓋1b,下蓋1cがそれぞれ上昇及び下
降しヨークフレーム5の天井面5a及び床面5bと接
し、容器内圧力による軸力をヨークフレーム5にて受
け、等方圧加圧処理を行っていた。
【0006】また、処理が終了し、常圧に戻ると、上蓋
1bは油圧により、また下蓋1cはバネ等の力により再
びヨークフレーム5の天井面5a,床面5bとの間にそ
れぞれ小間隙をつくれるようにしている。
1bは油圧により、また下蓋1cはバネ等の力により再
びヨークフレーム5の天井面5a,床面5bとの間にそ
れぞれ小間隙をつくれるようにしている。
【0007】しかし、被加圧材の粉末及びゴミ等が何ら
かの要因により、円筒胴1aと受圧板A3とのすき間に
入り込むと、次第にそのすき間で硬化し下蓋の摺動を妨
げ、ヨークフレームの出入リに支障をきたす不具合が発
生する。
かの要因により、円筒胴1aと受圧板A3とのすき間に
入り込むと、次第にそのすき間で硬化し下蓋の摺動を妨
げ、ヨークフレームの出入リに支障をきたす不具合が発
生する。
【0008】本発明は上記従来の不具合点を解消し、円
筒胴1aと受圧板A3とのすき間に被加圧材の粉末が長
期間入り込まないようにすることにより下蓋の摺動をス
ムースにし、ヨークフレームの移動を円滑にすることを
目的にしている。
筒胴1aと受圧板A3とのすき間に被加圧材の粉末が長
期間入り込まないようにすることにより下蓋の摺動をス
ムースにし、ヨークフレームの移動を円滑にすることを
目的にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明の冷間等方圧加圧装置は、円筒胴と
該円筒胴内で上下に対向配置した受圧板とを有し、加圧
流体を下蓋部より高圧容器内に封入する手段を具えた冷
間等方圧加圧装置において、前記高圧容器の下蓋部外周
位置から高圧容器内への加圧流体の吐出口を、該下蓋部
の受圧板に設けたことを特徴としている。
の構成として本発明の冷間等方圧加圧装置は、円筒胴と
該円筒胴内で上下に対向配置した受圧板とを有し、加圧
流体を下蓋部より高圧容器内に封入する手段を具えた冷
間等方圧加圧装置において、前記高圧容器の下蓋部外周
位置から高圧容器内への加圧流体の吐出口を、該下蓋部
の受圧板に設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成よりなる本発明の冷間等方圧加圧装置
においては、加圧流体は高圧流体供給系から下蓋、下蓋
シール用スリーブ、受圧板を通り高圧容器内面円周部、
すなわち受圧板外円周部より、高圧容器内へ封入され
る。
においては、加圧流体は高圧流体供給系から下蓋、下蓋
シール用スリーブ、受圧板を通り高圧容器内面円周部、
すなわち受圧板外円周部より、高圧容器内へ封入され
る。
【0011】このとき、円筒胴と受圧板とのすき間から
加圧流体は高圧容器内へ向けて吐出することになるの
で、このすき間に被加圧材の粉末などが長期間入り込む
こともなく、スムースに容易にかつ、確実に下蓋の摺動
を行うことが出来、ヨークフレームの移動がスムースに
なる。
加圧流体は高圧容器内へ向けて吐出することになるの
で、このすき間に被加圧材の粉末などが長期間入り込む
こともなく、スムースに容易にかつ、確実に下蓋の摺動
を行うことが出来、ヨークフレームの移動がスムースに
なる。
【0012】また長期間使用した冷間等方圧加圧装置で
も下蓋の摺動がスムースに出来る為容易に円筒胴より下
蓋を外すことが出来、メンテナンスがし易い。
も下蓋の摺動がスムースに出来る為容易に円筒胴より下
蓋を外すことが出来、メンテナンスがし易い。
【0013】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明冷間等方圧加圧装置の実施例の断
面図、図2は図1のA−A矢視図である。
明する。図1は本発明冷間等方圧加圧装置の実施例の断
面図、図2は図1のA−A矢視図である。
【0014】なお同図において従来装置と同一の部分に
は図3、図4と同一の符号を付している。
は図3、図4と同一の符号を付している。
【0015】図1及び図2において円筒胴1aの下蓋部
は、下蓋1c、その内方部分に配設した下蓋シール2、
該下蓋シール2に嵌め込んだ下蓋シール用スリーブ4、
及び受圧板B6により構成されている。
は、下蓋1c、その内方部分に配設した下蓋シール2、
該下蓋シール2に嵌め込んだ下蓋シール用スリーブ4、
及び受圧板B6により構成されている。
【0016】受圧板B6には、下蓋1cを通り高圧容器
内に加圧流体を供給するための透孔6bと、これに連通
して該流体を受圧板B6の外周位置から円筒胴1aの円
周内面に向けて送り込むための透孔6cとを穿設してい
る。
内に加圧流体を供給するための透孔6bと、これに連通
して該流体を受圧板B6の外周位置から円筒胴1aの円
周内面に向けて送り込むための透孔6cとを穿設してい
る。
【0017】つぎに本装置の作用について説明すると、
図示しない付属の高圧流体供給系から、下蓋1cを通り
下蓋シール2に嵌め込んだ下蓋シール用スリーブ4を通
り受圧板B6に穿設した透孔6b,6cを通って受圧板
6の外周位置から円筒胴1aとのすき間より高圧容器1
内へ高圧流体が送り込まれる。
図示しない付属の高圧流体供給系から、下蓋1cを通り
下蓋シール2に嵌め込んだ下蓋シール用スリーブ4を通
り受圧板B6に穿設した透孔6b,6cを通って受圧板
6の外周位置から円筒胴1aとのすき間より高圧容器1
内へ高圧流体が送り込まれる。
【0018】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例装置に限定されるものでなく、
本発明技術思想の範囲内で種々設計変更が可能であり、
それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
が、本発明は上記実施例装置に限定されるものでなく、
本発明技術思想の範囲内で種々設計変更が可能であり、
それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0019】
【発明の効果】本発明の冷間等方圧加圧装置によれば、
加圧流体を下蓋部より高圧容器内に封入可能にし、高圧
容器内への加圧流体の吐出を下蓋部外円周位置から行え
るようにするため下蓋部の受圧板に透孔を外周位置から
円筒胴円周内面に向けて設けたことにより、加圧流体の
給送により被加圧材の粉末及びゴミ等が円筒胴と受圧板
とのすき間に入り込み硬化することを防ぎ、下蓋の摺動
をスムースに容易に、かつ確実に行うことが出来、従っ
てヨークフレームの移動がスムースになる効果が得られ
極めて有益である。
加圧流体を下蓋部より高圧容器内に封入可能にし、高圧
容器内への加圧流体の吐出を下蓋部外円周位置から行え
るようにするため下蓋部の受圧板に透孔を外周位置から
円筒胴円周内面に向けて設けたことにより、加圧流体の
給送により被加圧材の粉末及びゴミ等が円筒胴と受圧板
とのすき間に入り込み硬化することを防ぎ、下蓋の摺動
をスムースに容易に、かつ確実に行うことが出来、従っ
てヨークフレームの移動がスムースになる効果が得られ
極めて有益である。
【図1】本発明の一実施例に係る冷間等方圧加圧装置の
下蓋まわりの断面図である。
下蓋まわりの断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】従来の冷間等方圧加圧装置の下蓋まわりの断面
図である。
図である。
【図4】従来の冷間等方圧加圧装置の高圧容器部の概略
断面図である。
断面図である。
1 高圧容器 1a 円筒胴 1c 下蓋 2 下蓋シール 4 下蓋シール用スリーブ 6 受圧板B 6b,6c 透孔
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒胴と該円筒胴内で上下に対向配置し
た受圧板とを有し、加圧流体を下蓋部より高圧容器内に
封入する手段を具えた冷間等方圧加圧装置において、前
記高圧容器の下蓋部外周位置から高圧容器内への加圧流
体の吐出口を、該下蓋部の受圧板に設けたことを特徴と
する冷間等方圧加圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5262694A JPH07236997A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 冷間等方圧加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5262694A JPH07236997A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 冷間等方圧加圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236997A true JPH07236997A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12920031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5262694A Withdrawn JPH07236997A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 冷間等方圧加圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07236997A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104260400A (zh) * | 2014-08-20 | 2015-01-07 | 济南大学 | 一种粉末冷压装置 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP5262694A patent/JPH07236997A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104260400A (zh) * | 2014-08-20 | 2015-01-07 | 济南大学 | 一种粉末冷压装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |