JPH07236826A - 粉粒体の散布方法及び装置並びに定量供給装置 - Google Patents

粉粒体の散布方法及び装置並びに定量供給装置

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JPH07236826A
JPH07236826A JP2976194A JP2976194A JPH07236826A JP H07236826 A JPH07236826 A JP H07236826A JP 2976194 A JP2976194 A JP 2976194A JP 2976194 A JP2976194 A JP 2976194A JP H07236826 A JPH07236826 A JP H07236826A
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plate
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air
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JP2976194A
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Wataru Okada
渉 岡田
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1404Arrangements for supplying particulate material
    • B05B7/1477Arrangements for supplying particulate material means for supplying to several spray apparatus

Landscapes

  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ガラス板12をテーブルリフタ14上に載置
し、次に、ガラス板12の側方から定量供給装置20で
一定量の粉粒体をガラス板12上に吹き出して散布し、
次に、テーブルリフタ14を、ガラス板12の略一枚分
の厚みだけ下降させ、以上の操作を繰り返しながら、テ
ーブルリフタ14上に積層する板状体に順次粉粒体を散
布するようにする。また、定量供給装置20は、上下動
する粉粒体供給管48が定量供給装置本体38を横方向
に貫通するエアー通路40内に進退することによりエア
通路40内に粉粒体13を一定量排出し、排出された粉
粒体13をエア通路40の後端に連通するエアー源から
のエアーと共にエア通路40の先端に連通する粉粒体供
給ノズル21から吹き出す。 【効果】一定量の粉粒体をガラス板面に均一な厚みで散
布させることができる。また、定量供給装置の小型化、
省スペース化、低コスト化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒体の散布方法及び装
置並びに定量供給装置に係り、特にガラス板を積層する
際に板状体同志のくっつきや擦傷等を防止するために、
ガラス板同志の間にスペーサーとして介在させる粉粒体
の散布方法及び装置並びに粉粒体を一定量散布するのに
最適な定量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板状体の一例として、ガラス板を保管し
たり、輸送したりする場合に多数のガラス板を積層する
が、この際、ガラス板同志のくっつきや擦傷の発生を防
止するために、紙や樹脂製の粉粒体(300μm程度)
をガラス板同志の間にスペーサとして介在させる。
【0003】しかし、紙の場合には自動化が困難である
という欠点があるため、最近は粉粒体をスペーサとして
使用し、積層させるガラス板面に粉粒体を散布すること
が行われている。従来の粉粒体の散布装置は、図7の側
面図に示すように図示しない定量供給装置に接続された
ゴムホース1を散布されるガラス板2面の上方に複数垂
らし、垂らしたゴムホース1の先端にラッパ管3を取付
け、定量供給装置から供給された粉粒体を自重でゴムホ
ース1及びラッパ管3内を落下させることによりガラス
板2上に粉粒体を散布していた。また、一定量を粉粒体
を散布するための定量供給装置は、サークルフィーダ
ー、スクリューフィーダー等の大がかりな装置または薬
品等の充填工程で使用されているような精密な計量装置
を組み合わせた装置が使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
粉粒体の散布装置は、一定量の粉粒体をガラス板2面に
均一な厚みで散布させることができないので、積層した
ガラス板2が撓んだり、ズレたりするという欠点があっ
た。また、従来使用されていたサークルフィーダー、ス
クリューフィーダーの定量供給装置は、大がかりである
ため、大きなスペースをとるという欠点あり、一方、精
密な計量装置を組み合わせた定量供給装置は、構成部品
が多くなりコストアップになるという欠点があった。
【0005】また、従来の定量供給装置は粉粒体が詰ま
り易いという欠点もあった。本発明はこのような事情に
鑑みてなされたもので、一定量の粉粒体を板状体面に均
一な厚みで散布させることができる粉粒体の散布方法及
び装置を提供することを目的とする。また、本発明はこ
のような事情に鑑みてなされたもので、小型化、省スペ
ース化、低コスト化が図れ、粉粒体の散布装置に適用す
るのに最適な定量供給装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、板状体を積層する際に板状体同志の間にス
ペーサーとして介在させる粉粒体の散布方法に於いて、
前記板状体を載置装置上に載置し、次に、前記板状体の
側方から粉粒体の定量供給装置で一定量の粉粒体を前記
板状体上に吹き出して散布し、次に、新たな板状体を前
記粉粒体が散布された板状体上に載置すると共に、板状
体が載置された載置装置又は前記定量供給装置のうち少
なくとも一方を上下方向に移動させて板状体と定量供給
装置との位置関係を散布位置にセットし、次に、前記新
たな板状体の側方から前記粉粒体の定量供給装置で一定
量の粉粒体を板状体上に吹き出して散布することを特徴
とする。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、定量供給装置本体と、前記定量供給装置本体を横方
向に貫通するエアー通路と、前記エアー通路の先端に設
けられた粉粒体供給ノズルと、前記エアー通路と縦方向
に位置して交差する位置関係で前記定量供給装置本体に
上下動自在に設けられ、その一端が粉粒体供給源に連通
すると共に、その他端が前記エアー通路内に進退自在で
ある粉粒体供給管と、前記エアー通路の後端に連通さ
れ、エアーを間欠的に送るエア源と、から成り、前記エ
アー源からのエアー供給を停止した状態で前記粉粒体供
給管が上下動して粉粒体を自重で前記エアー通路に排出
した後、エアー源からエアーを供給してエアー通路に排
出された粉粒体をエアと共に前記粉粒体供給ノズルから
吹き出すようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の粉粒体の散布方法及び装置によれば、
板状体の側方から粉粒体の定量供給装置で一定量の粉粒
体を板状体上に吹き出して散布するようにしたので、一
定量の粉粒体を板状体面に均一な厚みで散布させること
ができる。更に、新たな板状体を散布済の板状体上に載
置すると共に、載置装置又は前記定量供給装置のうち少
なくとも一方を上下方向に移動させて板状体と定量供給
装置との位置関係を散布位置にセットすることにより、
散布される板状体と定量供給装置との位置関係を常に一
定にするようにしたので、板状体上の所定位置に一定の
面積で粉粒体を散布させることができる。
【0009】また、定量供給装置を、前記載置装置の両
側方に沿ってそれぞれ対向するように配設させると、大
きな板状体の場合にも対応させることができる。また、
本発明の定量供給装置によれば、粉粒体供給管が定量供
給装置本体を横方向に貫通するエアー通路と縦方向に位
置して交差する位置関係で前記定量供給装置本体に設け
られ、その一端が粉粒体供給源に連通すると共に、その
他端が前記エアー通路内に進退する。そして、エア通路
の後端に連通するエアー源からのエアー供給を停止した
状態で粉粒体供給管が上下動して粉粒体を自重でエアー
通路に排出した後、エアー源からエアーを供給してエア
ー通路に排出された粉粒体をエアと共にエア通路の先端
に連通する粉粒体供給ノズルから吹き出すようにした。
これにより、簡単な構造で粉粒体を定量供給することが
できる。
【0010】また、前記エア通路に粉粒体供給管が当接
停止するストッパを設け、ストッパの高さを調節できる
ようにした。これにより、ストッパの高さを高くする
と、粉粒体供給管が上下動するストローク距離が短くな
るので、粉粒体供給管からエアー通路に排出される粉粒
体量が少なくなり、一方、ストッパの高さを低くすると
前記ストローク距離が時間が長くなるので、粉粒体供給
管からエアー通路に排出される粉粒体量が多くなる。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る粉粒体の
散布方法及び装置並びに定量供給装置の好ましい実施例
について詳説する。図1は本発明に係る粉粒体の散布装
置の正面図、図2は図1の側面図、図3は図1を上方か
ら見た平面図であり、粉粒体を散布する板状体の一例と
してガラス板の場合で以下に説明する。
【0012】図1、図2及び図3に示すように、粉粒体
の散布装置10は、主として、ガラス板12をその上に
積層するテーブルリフタ14と、別設のローラコンベア
16からテーブルリフタ14上にガラス板12を移送し
て載置する吸着装置18と、テーブルリフタ14上に載
置されたガラス板12上に粉粒体13を散布する複数の
定量供給装置20、20…と、で構成される。
【0013】前記吸着装置18は、図1に示すように、
アーム22に支持された吸着盤24の底面に、吸着盤2
4内に連通する多数の吸着パッド26、26…が取付け
られ、吸引ホース28を介して吸着盤24内のエアーが
抜かれて減圧になると吸着パッド26に吸着力が発生
し、前記吸着盤24内が大気圧に戻ると吸着パッド26
吸着力が解除される。また、アーム22の基端部は、図
示しないリンク機構に連結され、ローラコンベア16と
テーブルリフタ14との間で図中左右方向に移動できる
ようになっている。これにより、ローラコンベア16で
前工程から搬送されてきたガラス板12を、吸着装置1
8で吸着してテーブルリフタ14まで移送し、吸着を解
除することによりガラス板12をテーブルリフタ14上
に載置することができる。
【0014】また、前記複数の定量供給装置20は、テ
ーブルリフタ14の両側部でやや上方に水平に設けられ
た夫々のフレーム30、30上に、所定間隔を有し、且
つ互いに対向するように固定される。また、フレーム3
0は支柱32を介して図示しない天井の梁に支持され
る。また、それぞれの定量供給装置20の上方には、粉
粒体を貯留する貯留タンク34、34…がそれぞれ設け
られ、貯留タンク34内の粉粒体13はゴムホース3
6、36…を介して自重により定量供給装置20に供給
される。そして、定量供給装置20に供給された粉粒体
13は、ノズル21からガラス板12上に散布される。
【0015】次に、本発明の粉粒体の散布装置10に適
用した本発明の定量供給装置20の構造について説明す
る。図4に示すように、基台37上に固定された定量供
給装置本体38には、定量供給装置本体38を横方向に
貫通するエアー通路40が形成され、エアー通路40の
先端には、前記ノズル21が取付けられると共に、エア
ー通路40の後端は、エア供給管42を介して図示しな
いコンプレッサーに接続される。また、定量供給装置本
体38には、エア通路40との交差部44を形成して縦
方向に貫通する縦通路46が形成され、この縦通路46
には、筒状の粉粒体供給管48が上下動自在に設けられ
ると共に、粉粒体供給管48の上端入口50は、定量供
給装置本体38の上側に固定されたシリンダ装置52を
貫通して上方に延び、ゴムホース36を介して前述した
粉粒体13の貯留タンク34に接続される。また、粉粒
体供給管48の下端出口54は、粉粒体供給管48が上
下動すると、エア通路40との交差部44に気密性を保
って進退する。また、粉粒体供給管48の出口54部分
の外周は、先細り形状のテーパ55が形成され、これに
より粉粒体供給管48が交差部44内を下降した時にも
エア供給管42とノズル21が連通状態を維持する。ま
た、縦通路46の下側開口には、ボルト状のストッパ5
1が螺合され、このストッパ51を送り方向に回転させ
ると平坦状に形成されたストッパ先端面53が交差部4
4に突出する突出度が大きくなる。また、前記シリンダ
装置52内は、ピストン56により上室58と下室60
に仕切られると共に、ピストン56には前記粉粒体供給
管48が支持される。これにより、シリンダ装置52の
上室58にエア62が供給されて上室58内の圧力が上
がりピストン56が下降すると、粉粒体供給管48は縦
通路46を下降してストッパ先端面53に当接停止し、
粉粒体供給管48の出口54が塞がれる。また、シリン
ダ装置52の下室60にエア64が供給されて下室60
内の圧力が上がりピストン56が上昇すると、粉粒体供
給管48が上昇して粉粒体供給管48の出口54が開放
される。
【0016】また、前記ノズル21は図5(側面図)、
図6(平面図)に示すように、ノズル先端には横方向に
偏平なラッパ管21Aが取付けられている。次に、以上
の如く構成された本発明の粉粒体の散布装置10及び定
量供給装置20により粉粒体13をガラス板12面に散
布する方法について説明する。 (A)先ず、図1に示すように、ローラコンベア16で
搬送されてきたガラス板12は、吸着装置18に吸着さ
れてテーブルリフタ14に移送され、テーブルリフタ1
4上に載置される。
【0017】(B)次に、図2、図3に示すように、テ
ーブルリフタ14の両側方に沿って所定間隔で配設され
た複数の定量供給装置20から一定量の粉粒体13がガ
ラス板12上に吹き出され、粉粒体13がガラス12上
に散布される。 (C)次に、テーブルリフタ14がガラス板12の略一
枚分の厚みだけ下降する。
【0018】以上(A)、(B)、(C)の操作を順次
繰り返して、積層されたガラス板12同志の間に粉粒体
13を介在させて、ガラス板12同志同志のくっつきや
擦傷の発生を防止する。このように、本発明の粉粒体の
散布装置10は、テーブルリフタ14の両側方に沿って
配設された複数の定量供給装置20から一定量の粉粒体
13をガラス板12上に吹き出して散布するようにした
ので、図2に示すように、一定量の粉粒体13をガラス
板12面に均一な厚みで散布させることができる。ま
た、散布済のガラス板12をテーブルリフタ14でガラ
ス板12の略一枚分の厚みだけ下降させてから、新たに
散布されるガラス板12をテーブルリフタ14上に載置
するようにし、粉粒体13が散布されるガラス板12と
定量供給装置20との位置関係を常に一定にするように
したので、図3に示すように、ガラス板12面の所定位
置に一定の面積で粉粒体13を散布させることができ
る。
【0019】次に、定量供給装置20の作用を説明する
と、粉粒体供給管48がストッパ51に当接した状態か
ら上昇して下降し、再びストッパ51に当接停止するま
での1サイクルの間、粉粒体供給管48の出口54が開
放される。これにより、貯留タンク34から供給されて
筒状のシリンダロッド48内に充填されている粉粒体1
3は、自重で交差部44に一定量排出される。この時、
コンプレッサーからエア供給管42へのエアー供給は停
止状態にある。次に、交差部44に粉粒体13が排出さ
れたら、コンプレッサーが稼働してエア供給管42から
エア66をエアー通路40に供給し、交差部44に排出
された粉粒体13をエア66と共にノズル21から吹き
出す。ノズル21から粉粒体13を吹き出し終わった
ら、直ちにエア供給管42へのエア供給を停止して、ガ
ラス板12面に散布された粉粒体13が飛散しないよう
にする。また、ノズル21から吹き出す粉粒体13量を
調節したい場合には、ストッパ51の交差部44への突
出度を調節して粉粒体供給管48のストローク距離を可
変させる。これにより、ストッパ51の突出度を大きく
すると、粉粒体供給管48が上下動する1ストロークの
距離が短くなるので、粉粒体供給管48内から交差部4
4に排出される粉粒体13量が少なくなり、ストッパ5
1の突出度を小さくすると、粉粒体供給管48が上下動
する1ストロークの距離が長くなるので、粉粒体供給管
48内から交差部44に排出される粉粒体13量が多く
なる。
【0020】このように、本発明の定量供給装置20
は、簡単な構造で粉粒体13を精度良く定量供給するこ
とができるので、従来のサークルフィーダー、スクリュ
ーフィーダーの定量供給装置に比べて大幅に小型化でき
ると共に、従来の精密な計量装置を組み合わせた定量供
給装置に比べて部品点数を減らすことができるので、低
価格の定量供給装置を提供することができる。また、本
発明の定量供給装置10は、粉粒体供給管48が上下動
すると共に、粉粒体供給管48がストッパ51に当接す
る時に軽い衝撃が発生するので、粉粒体供給管48内に
粉粒体13が詰まるのを防止でき、粉粒体13をスムー
ズに交差部44に排出することができる。
【0021】尚、本実施例では、ガラス板12の例で説
明したが、これに限定されるものではなく、積層した際
に、板状体同志のくっつきや擦傷の発生を防止する必要
のある全ての板状体に適用することができる。また、本
実施例では、本発明の定量供給装置20を粉粒体13の
散布する定量供給装置10として用いたが、これに限定
されるものではない。また、定量供給装置20をフレー
ム30に所定間隔で配設したが、所定間隔に限定される
ものではない。また、テーブルリフタ14を下降させる
ことにより、散布されるガラス板12と定量供給装置2
0との位置関係を常に一定にするようにしたが、定量供
給装置20の方を上昇させても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る粉粒
体の散布方法及び散布装置によれば、板状体の側方から
定量供給装置で一定量の粉粒体吹き出して板状体上に散
布するようにしたので、一定量の粉粒体を板状体上に均
一な厚みで散布させることができる。更に、散布済の板
状体を昇降装置で板状体の略一枚分の厚みだけ下降させ
てから、新たに散布される板状体を昇降装置に載置する
ようにして、散布される板状体と定量供給装置との位置
関係を常に一定にするようにしたので、板状体上の所定
位置に一定の面積で粉粒体を散布させることができる。
これにより、積層した板状体が撓んだり、ズレが生じた
りすることがない。
【0023】また、本発明の定量供給装置によれば、上
下動する粉粒体供給管が定量供給装置本体を横方向に貫
通するエアー通路内に進退することによりエア通路内に
粉粒体を一定量排出し、排出された粉粒体をエア通路の
後端に連通するエアー源からのエアーと共にエア通路の
先端に連通する粉粒体供給ノズルから吹き出すようにし
た。これにより、簡単な構造で精度良く粉粒体を定量供
給できるようにしたので、従来のサークルフィーダー、
スクリューフィーダーの定量供給装置に比べて大幅に小
型化できると共に、従来の精密な計量装置を組み合わせ
た定量供給装置に比べて部品点数を減らすことができる
ので、低価格の定量供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉粒体の散布装置の実施例を説明
する正面図
【図2】本発明に係る粉粒体の散布装置の側面図
【図3】本発明に係る粉粒体の散布装置を上から見た平
面図
【図4】本発明に係る定量供給装置の構造を説明する部
分断面図
【図5】本発明に係る定量供給装置のノズルを説明する
側面図
【図6】本発明に係る定量供給装置のノズルの平面図
【図7】従来の粉粒体の散布装置を説明する概略図
【符号の説明】
10…粉粒体の散布装置 12…ガラス板 13…粉粒体 14…テーブルリフタ 16…ローラコンベア 18…吸着装置 20…定量供給装置 21…ノズル 34…粉粒体の貯留タンク 36…ゴムホース 38…定量供給装置本体 40…エア通路 42…エア供給給管 44…交差部 46…通路 48…粉粒体供給管 51…ストッパ 52…シリンダ装置 56…ピストン 62、64、66…エア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状体を積層する際に板状体同志の間にス
    ペーサーとして介在させる粉粒体の散布方法に於いて、 前記板状体を載置装置上に載置し、 次に、前記板状体の側方から粉粒体の定量供給装置で一
    定量の粉粒体を前記板状体上に吹き出して散布し、 次に、新たな板状体を前記粉粒体が散布された板状体上
    に載置すると共に、板状体が載置された載置装置又は前
    記定量供給装置のうち少なくとも一方を上下方向に移動
    させて板状体と定量供給装置との位置関係を散布位置に
    セットし、 次に、前記新たな板状体の側方から前記粉粒体の定量供
    給装置で一定量の粉粒体を板状体上に吹き出して散布す
    ることを特徴とする粉粒体の散布方法。
  2. 【請求項2】板状体を積層する際に板状体同志の間にス
    ペーサーとして介在させる粉粒体の散布装置に於いて、 前記板状体がその上に一枚ずつ載置されて積層されてい
    く載置装置と、 前記板状体を前記載置装置に載置する移送手段と、 前記載置装置の側方に沿って複数配設され、載置装置に
    載置された前記板状体の側方から一定量の粉粒体を板状
    体上に吹き出して散布する粉粒体の定量供給装置と、 前記板状体と前記定量供給装置との位置関係が散布毎に
    散布位置にセットされるように載置装置又は定量供給装
    置のうち少なくとも一方を上下方向に移動させる移動手
    段と、 から成ることを特徴とする粉粒体の散布装置。
  3. 【請求項3】前記複数の定量供給装置は、前記昇降装置
    の両側方に沿ってそれぞれ対向するように配設されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の粉粒体の散布装置。
  4. 【請求項4】定量供給装置本体と、 前記定量供給装置本体を横方向に貫通するエアー通路
    と、 前記エアー通路の先端に設けられた粉粒体供給ノズル
    と、 前記エアー通路と縦方向に位置して交差する位置関係で
    前記定量供給装置本体に上下動自在に設けられ、その一
    端が粉粒体供給源に連通すると共に、その他端が前記エ
    アー通路内に進退自在である粉粒体供給管と、 前記エアー通路の後端に連通され、エアーを間欠的に送
    るエア源と、から成り、 前記エアー源からのエアー供給を停止した状態で前記粉
    粒体供給管が上下動して粉粒体を自重で前記エアー通路
    に排出した後、エアー源からエアーを供給してエアー通
    路に排出された粉粒体をエアと共に前記粉粒体供給ノズ
    ルから吹き出すようにしたことを特徴とする定量供給装
    置。
  5. 【請求項5】前記エア通路内に前記粉粒体供給管が当接
    停止するストッパを設け、ストッパの高さを調節するこ
    とにより粉粒体供給管から排出される粉粒体量を調節す
    るようにしたことを特徴とする請求項4の定量供給装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09110458A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Central Glass Co Ltd ガラス板の積重体
JP2003176147A (ja) * 2001-12-11 2003-06-24 Fujikura Ltd 光ファイバ用ガラス母材の製造方法及びその製造装置
JP2013094716A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Murata Mfg Co Ltd チップ部品浄化装置
JPWO2017135074A1 (ja) * 2016-02-04 2018-06-28 新日鐵住金株式会社 溶融金属用の添加材投入方法、および溶融金属用の添加材投入装置

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