JPH07236623A - 胸囲測定方法およびその装置 - Google Patents

胸囲測定方法およびその装置

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JPH07236623A
JPH07236623A JP6028148A JP2814894A JPH07236623A JP H07236623 A JPH07236623 A JP H07236623A JP 6028148 A JP6028148 A JP 6028148A JP 2814894 A JP2814894 A JP 2814894A JP H07236623 A JPH07236623 A JP H07236623A
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JP
Japan
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chest
chest measurement
tape
directional
measurement
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JP6028148A
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English (en)
Inventor
Ryotaro Hatsui
良太郎 初井
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Individual
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定者の身体に直接触れることなく、自動
的に又は被測定者が一部微少ワンタッチ操作を行って半
自動的に胸囲の測定を可能にする。 【構成】 胸囲計測部本体1正面中央左右の枠体1aに
軸支した噛合する上下のギヤー2,2で回転するタイミ
ングギヤー3,3を設け、枠体背面左右のテープ格納室
14,14からの計測待機突出部上下方向幅が先端程狭
くなり、中央部外面にフレキシブルラック12cを設け
た指向性フレキシブルラックテープ12,12をタイミ
ングギヤーで繰出繰入自在とし、その一方の軸4とモー
ター9をタイミングギヤー5,7を介してタイミングベ
ルト8で連結し、エンコーダー10を連結した他方の軸
4の回転を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は胸囲を自動的に又は被測
定者が一部微少なワンタッチ操作を行って半自動的に測
定する胸囲測定方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、身体検査等における胸囲の測定
は、上半身裸で又はシャツを着たまま被測定者が両腕を
挙げている間に、測定者がその肩甲骨の下から乳位置の
胸郭に腕を回し、メジャーを一周させ、メジャーの0点
との合わせ目の数値を目視により読み取り、それを記録
者が身体検査表に記録している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】胸囲の測定は身長、体
重等の測定と異なり、測定者が被測定者の体に直接触れ
て測定を行うため、特に思春期の女子等にとってはシャ
ツを着用していても恥ずかしく、嫌われているという欠
点があった。
【0004】また、胸囲の測定には測定者と記録者が必
要で、測定ミスや記録ミスが伴う上に、身長、体重等の
ように自動化されておらず、測定が能率良く行えないと
いった欠点があった。
【0005】本発明は管理者が被測定者の体に直接触れ
ることなく、自動的に又は被測定者が一部微少なワンタ
ッチ操作を行って半自動的に胸囲の測定を可能とする胸
囲測定方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は正面中央左右に並設して互いに逆方向に同
調回転するようにした一対のギヤーを設備し、一方のギ
ヤーに伝動装置を介してモーターを設け、他方のギヤー
に直結してエンコーダーを設ける。
【0007】そして、前記一対のギヤーのそれぞれに噛
合するフレキシブルラックを背面に付設し、先端にそれ
ぞれを連結環状化する接続具を付設した指向性フレキシ
ブルラックテープ(形状記憶テープ)の先端部をそれぞ
れ一対のギヤーの回転によりそれらの中央部から前面両
側方向へ、又はその逆に繰出、繰入自在とし、かつ基端
部を背面左右に付設した前記テープの格納室に繰入、繰
出自在とした胸囲計測部本体を、台座上に設備した胸囲
測定用主柱に昇降装置により上下方向に昇降自在に設け
る。
【0008】また、台座上に直立した被測定者の胸囲測
定位置に管理者の目の位置がくるように管理者の座る椅
子を、椅子昇降装置により昇降自在とするフットスイッ
チを設ける。
【0009】次に、前記胸囲測定用主柱を上下方向に昇
降して胸囲計測部本体を管理者の目の位置とするレバー
を前記椅子に設備し、前記指向性テープを被測定者の胸
囲に沿って繰出し、先端を前記接続具で連結して胸囲に
沿って定張力で微量繰入する前記モーターを、作動する
スイッチを前記レバーに設備する。
【0010】そして、前記エンコーダーにコンピュータ
ー装置を介して表示記録装置を連結設備し、前記定張力
で微量繰入して指向性テープが一時停止すると、直ちに
被測定者の胸囲が表示記録されるようにしたものであ
る。
【0011】また、指向性フレキシブルラックテープ
(形状記憶テープ)を被測定者の胸囲測定面に倣い沿う
ように内面側方向にのみカールするように形状記憶させ
た。
【0012】そしてまた、指向性フレキシブルラックテ
ープ(形状記憶テープ)のそれぞれ先端に付設した連結
環状化する接続具を強力な永久磁石、又は雄雌フッキン
グツール等とした。
【0013】さらに、指向性フレキシブルラックテープ
(形状記憶テープ)の各先端部を胸囲計測始発原点とし
て被測定者胸囲の最小長さの概略半分の長さだけ突出さ
せ、計測待機しするようにし、計測待機突出部の基端部
から先端部にかけて上下方向の幅が徐々に狭くなるよう
にした。
【0014】
【作用】正面中央左右に並設して互いに逆方向に同調回
転するようにした一対のギヤーを設備し、一方のギヤー
に伝動装置を介して連結したモーターを設け、他方のギ
ヤーに直結してエンコーダーを設け、前記一対のギヤー
のそれぞれに噛合するラックを背面に付設し、先端にそ
れぞれを自動的或いは手動的に連結環状化する接続具を
付設した指向性フレキシブルラックテープ(形状記憶テ
ープ)を設け、それぞれの先端部を一対のギヤーの前面
中央部から両側方向へ、又はその逆に繰出、繰入自在と
し、かつ基端部を背面左右に付設した前記テープの格納
室に繰入、繰出自在とした胸囲計測部本体を、台座上に
設備した胸囲測定用主柱に昇降装置により上下方向に昇
降自在に設けたから、胸囲計測部本体は以下のように昇
降装置により胸囲測定レベルに昇降することができる。
【0015】前記胸囲測定レベルの設定には、台座上に
直立した被測定者の胸囲測定位置に管理者の目の位置が
くるように管理者の座る椅子を、椅子昇降装置を介して
昇降自在とするフットスイッチを設け、前記胸囲測定用
主柱を上下方向に昇降して胸囲計測部本体を管理者の目
の位置とするレバーを前記椅子に設備したから、管理者
は前記フットスイッチを操作して目の位置を容易に被測
定者の胸囲測定位置(乳位置)に合わすことができ、前
記レバーを操作して胸囲計測部本体を被測定者の体より
側方に突出した指向性フレキシブルラックテープ(形状
記憶テープ)と管理者の目の位置とを一致させることに
より、胸囲計測部本体を容易に被測定者の胸囲測定位置
(乳位置)に照準合せすることができる。
【0016】そして前記レバーに設備した前記モーター
を作動するスイッチを操作することにより、モーターに
より一方のギヤーを回転し、それと噛合する他方のギヤ
ーを回転させ、その一対のギヤーとそれぞれ噛合するラ
ックを背面に付設した指向性フレキシブルラックテープ
を胸囲計測部本体の背面両側に設備した前記指向性テー
プの格納室から一対のギヤーの中央部を経て前面両側方
向に、そして逆に一対のギヤーの中央部から指向性テー
プの格納室へ前記指向性テープを繰出したり、繰入れる
ことができる。
【0017】前記繰出した指向性フレキシブルラックテ
ープ(形状記憶テープ)は内面側方向にのみカールする
ように形状を記憶しているので、被測定者の脇下部を通
過して乳位置の胸郭(胸囲測定面)に倣い沿って水平方
向に進出し、前記各テープ先端に付設した接続具により
自動的に又は被測定者が一部微少なワンタッチ操作を行
って半自動的に連結して環状化できる。
【0018】環状化が終了すれば、制御盤(図示せず)
よりの信号でモーターは瞬時逆転し、前記指向性テープ
は胸囲測定面に沿って締まり、モーターのトルクにより
定張力で微量繰入して停止する。
【0019】すると、他方のギヤーに直結したエンコー
ダーによりそのギヤーで繰出された前記指向性テープの
長さを計測し、エンコーダーに連結したコンピューター
装置により被測定者の胸囲が表示記録装置に表示記録さ
れる。
【0020】このとき、指向性フレキシブルラックテー
プ(形状記憶テープ)はそれぞれの指向性テープの計測
待機突出部の基端部から先端部にかけて上下方向の幅が
徐々に狭くなるようにしたから、先端に行くほど指向性
テープの重量は軽くなり、指向性テープは安定に水平状
態を保つことができる。
【0021】また、本発明の胸囲測定装置の台座上に体
重計測装置を具備し、胸囲計測に際して体重、体内脂肪
等の計測を同時に併合測定するようにし、一本又は二本
の主柱に身長計測用カーソルを台座上方に昇降自在とし
た身長計測装置を具備し、胸囲計測に際して身長の計測
を同時に併合測定するようにし、さらに台座上に体重計
測装置、一本又は二本の主柱に身長計測用カーソルを台
座上方に昇降自在とした身長計測装置を具備し、胸囲計
測に際して体重、体内脂肪、身長、肥満度等の複合計測
を同時に併合測定するようにしたから、身長計、体重計
の他に胸囲計を別途設ける必要がなく、設備費を軽減す
ることができ、省スペース化が可能となる。
【0022】さらに、台座上に平行に直立する2本の支
柱を設け、それぞれの支柱に胸囲計測部本体の突出部を
挿嵌して昇降自在とし、被測定者は胸囲計測部本体に対
面してレントゲン撮影態様と類似状に胸囲の測定ができ
る。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を示した添付図面に基づいて
詳細に説明する。
【0024】図1〜図10は胸囲計の支柱が上下に二分
割され、テレスコピックに伸縮する実施例を示すもの
で、図11〜図17は支柱を分割せず、胸囲計測部本体
をその支柱に昇降自在とした実施例を示す。
【0025】図18〜図21は胸囲測定装置に身長体重
計を装着した実施例を示し、図22〜図26は計測機台
上に平行に直立する2本の支柱を設けたレントゲン撮影
方式のものである。
【0026】図27は本発明の胸囲計測順序のプログラ
ム示す参考図である。 (実施例1)本実施例は図1〜図7に示すもので、胸囲
計の支柱が分割され、一方が他方にテレスコピックに伸
縮するもので、二本の指向性フレキシブルラックテープ
を利用したものである。
【0027】1は胸囲計測部本体で、正面中央左右に上
下で噛合するギヤー2,2により互いに逆方向に同調回
転するように配置した相互に噛合しない一対のタイミン
グギヤー3,3を並設し、それらの軸4,4を枠体1a
に回動自在に軸支したものである。
【0028】そして5はそれらの軸4,4の一方に固定
した大タイミングギヤーで、枠体1aに固定した減速機
6の出力軸6aに固定した小タイミングギヤー7とにタ
イミングベルト8を架設し、減速機6の入力側に連結し
たモーター9により一方の軸4を介して一対のタイミン
グギヤー3,3の一方を駆動するものである。
【0029】10は他方の軸4にカップリング11で直
結したエンコーダーで、前記噛合するギヤー2,2によ
り同調回転する他方のタイミングギヤー3の回転をデジ
タル化し、後述の指向性フレキシブルラックテープ1
2,12の繰出・繰入長さを計測する。
【0030】12は二本の指向性フレキシブルラックテ
ープで、常温下において上下幅方向には剛性を有し、厚
み方向には弾性を有し、被測定者の胸囲測定面に倣い沿
うように内面側方向にのみカールするように形状記憶さ
せたもので、厚さ方向に薄肉化した圧延スチール、電鋳
スチール、プラスチック等のいずれかを芯地ベースとし
てこれらを交互に、或いは適当な順序で多重積層化した
ものである。
【0031】また圧延スチール、電鋳スチールの表面に
微小な丸孔、長孔等(図示せず)を全面的に電蝕、電鋳
手段等で形成してもよい。
【0032】そして前記指向性テープ12,12の中央
部外面に前記一対のタイミングギヤー3,3に噛合する
ラック12c,12cを成形し、先端部を最小胸囲長と
しての500mmの半分の250mm程度を突出して計測待
機させ、、突出部基端から先端にかけて上下方向の幅が
徐々に狭くなるようにし、一対のギヤー3,3の中央部
から前面両側方向へ最大胸囲長としての1200mmの半
分程度繰出し得るようにしたものである。
【0033】12a,12aは各指向性フレキシブルラ
ックテープ12の基端部12d,12dに固定した案内
バーで、それぞれ上下端にボール12bを回転自在に埋
め込み、胸囲計測部本体1の枠体1a背面両側に突設し
た円形状の前記指向性テープ12の格納室14,14内
面に上下端を摺動させて案内するものである。
【0034】その他指向性フレキシブルラックテープ1
2の材質として前記以外にもバネ用銅合金、バネ鋼等の
バネ材、加熱すると元の形に戻る形状記憶合金、形状記
憶樹脂等も使用可能である。
【0035】15,16は各指向性テープ12の先端に
付設したそれぞれ自動的或いは手動的に連結環状化する
接続具で、左右先端部に強力永久磁石15a,15bを
それぞれN極とS極が先端にくるよう配置して磁気接続
具15としても、或いは相互に嵌合する雄部16aと雌
部16bよりなるフッキングツール式接続具16として
もよい。
【0036】17は胸囲計測部本体1の枠体1aの下面
前方に固定した胸囲測定用主柱で、上半部17aと下半
部17bに上下二分割し、上半部17aが台座18の後
部中央に下端を固定した下半部17b内に摺動自在に挿
嵌入するようにし、図示していないが、後述のように下
半部17b内に固定したスライドレールを前後から挟む
ように取り付けたガイドローラーを固定するスライダー
を上半部17a内に設け、そのスライダーをモーターと
タイミングギヤーおよびタイミングベルト等を用いた周
知の構成によって電動により昇降自在とし、上半部17
aが下半部17b内をテレスコピックに昇降し、即ち胸
囲計測部本体1が昇降スライドするようにしたものであ
る。
【0037】19は胸囲計測部本体1の中央部上下に設
けたカバーで、一対のギヤー3,3の中間部から前面両
側方向へ繰出し、繰入れされる前記指向性テープ12,
12の動きを背中や胸で邪魔しないために設けたもの
で、胸囲計測部本体1のテープ12,12の出口を覆
い、両側方向へ羽根状に突出し、突出端にR部を成形
し、背中や胸等を傷つけないようにしたものである。
【0038】19aはV型の凸接子で、前記カバー19
の中央部上下に成形したもので、被測定者が足を台座1
8上の足形20に合わせ直立した際に被測定者の背中の
正中線(背骨)或いは左右の乳の真ん中に当接し、容易
に正常中心位置に直立させるためのものである。
【0039】21は台座18の前方に設備した管理者の
座る椅子で、周知の電動又は流体圧制御の昇降装置22
をフットスイッチ23(椅子上昇)、24(椅子下降)
により昇降操作し、管理者の目の位置を被測定者の胸囲
測定位置に合わせるものである。
【0040】25は管理者用椅子21の側方に設備した
レバーで、このレバー25を上げ下げすることにより、
前記胸囲測定用主柱17の上半部17aが下半部17b
内を昇降し、胸囲計測部本体1を管理者の目の高さ、即
ち被測定者の胸囲測定位置に合わせるものである。
【0041】26はレバー25先端の押しボタンスイッ
チで、オフの時には前記減速器6の入力側に連結したモ
ーター9を作動させず、指向性フレキシブルラックテー
プ12,12のそれぞれ先端部が最小胸囲長の半分25
0mm程突出させた繰入れ状態とし、オンにするとモータ
ー9を作動し、指向性フレキシブルラックテープ12,
12を胸囲測定位置の胸郭に沿って繰出すものである。 (実施例2)本実施例は図8〜図10に示すもので、胸
囲計測用主柱が分割され、一方が他方にテレスコピック
に伸縮するもので、一本の指向性フレキシブルラックテ
ープを利用したものである。
【0042】13は一本の指向性フレキシブルラックテ
ープで、中央部外面に一対のタイミングギヤー3,3に
噛合するフレキシブルラック13aを成形し、図8に示
すように指向性テープ13の中央部を胸囲計測部本体の
枠体1aの背面に連設した一つの指向性テープ格納室1
4に蛇行状に収納し、押えローラー3a,3aにより一
対のタイミングギヤー3,3に押付け前記同様先端部を
最小胸囲長としての500mmの半分の250mm程度を突
出して計測待機させ、突出部基端から先端にかけて上下
方向の幅が徐々に狭くなるようにし、一対のギヤー3,
3の中央部から前面両側方向へ最大胸囲長としての12
00mmの半分程度繰出し得るようにしたものである。 (実施例3)本実施例のものは図11〜図17に示すも
ので、胸囲計測用主柱を分割せず、胸囲計測部本体1の
概略中央部を鉛直方向に貫通する一本の主柱に沿って昇
降自在としたものである。
【0043】27は台座18の後部中央に下端を固定し
た一本の胸囲測定用主柱で、胸囲計測部本体1の概略中
央部を鉛直方向に貫通し、本実施例では六角筒状をした
もので、その前面にV型の凸接子19aを前記主柱27
の六角形の角で代用した実施例1と同様に成形したカバ
ー19を付設したものである。
【0044】28,28は胸囲計測部本体1の枠体1a
正面に回動自在に設備した一対のタイミングギヤーで、
胸囲測定用主柱27両側に位置してそれらの軸29,2
9を枠体1aに軸支する。
【0045】そして軸29,29の一方に実施例1と同
様のエンコーダー10を連結し、後述のテープ巻取ドラ
ム31,31上下の相互に噛合するギヤー32,32と
噛合する上下のギヤー33により同調回転する一方のタ
イミングギヤー28の回転をデジタル化し、指向性フレ
キシブルラックテープ12の繰出・繰入長さを計測す
る。
【0046】30は胸囲計測部本体1の枠体1a背面に
設けた長円形状の実施例1同様のテープ格納室で、片面
にラックを設けた二本の指向性フレキシブルラックテー
プ12,12の各テープ12の基端を固定し、上下に相
互に噛合するギヤー32,32を配したテープ巻取ドラ
ム31,31を収容したもので、一対のタイミングギヤ
ー28,28の上下に前記相互に噛合するギヤー32,
32に噛合するギヤー33,33を配したものである。
【0047】34はピニオンギヤーで、指向性テープ巻
取ドラム31,31の相互に噛合する一方のギヤー32
と噛合するもので、格納室30の下面に固定した実施例
1同様の減速器6付きモーター9の駆動軸に連結したも
のである。
【0048】35,35は支杆で、胸囲計測部本体1の
枠体1aの上下面に固定し、胸囲測定用主柱27の背面
に穿設したスリット36から前記主柱27内に挿通し、
主柱27内に固定したスライドレール37を前後から挟
むように取り付けたそれぞれガイドローラー38,38
で胸囲計測部本体1を昇降スライド自在としたものであ
る。 (実施例4)本実施例のものは図16および図17に示
すもので、実施例3のように支杆35,35を胸囲測定
用主柱27の背面に穿設したスリット36から内方に挿
通せず、スリットを胸囲測定用主柱の両側面を貫通して
設けた点のみを異にするものである。
【0049】39,39は支持杆で、胸囲測定用主柱2
7の両側面を貫通するスリット40,40を通して胸囲
計測部本体1の枠体1aの上下面に固定したものであ
る。
【0050】41はスライダーで、主柱27内に固定し
たスライドレール42を前後から挟むように取り付けた
それぞれ前記同様のガイドローラー38,38で昇降ス
ライド自在としたもので、枠体1aの上下面で支持杆3
9,39と固定し、胸囲計測部本体1を昇降自在とする
ものである。 (実施例5)本実施例のものは図18および図19に示
すもので、実施例3の胸囲測定装置に自動身長体重計を
組み込んだ例を示し、自動身長計或いは自動体重計のそ
れぞれ単品を組み込むことも可能である。
【0051】そして胸囲測定用主柱を伸ばし、身長測定
用主柱43とし、台座18の厚みを増大し、その中に周
知の体重計測装置(図示せず)を具備したもので、身長
測定用主柱43背面に設けたスリット44に支杆35,
35を挿嵌して胸囲計測部本体1を昇降自在したもので
ある。
【0052】45は周知の身長計測用カーソルで、前記
身長測定用主柱43背面に設けたスリット44を利用し
て昇降するもので、被測定者の頭頂に触れると下降を停
止し、身長の計測を行う周知の身長計測装置を構成する
ものである。 (実施例6)本実施例のものは図20および図21に示
すもので、実施例4の胸囲測定装置を自動身長体重計に
組み込んだ例を示し、自動身長計或いは自動体重計のそ
れぞれ単品に組み込むことも可能である。
【0053】そして胸囲測定用主柱を伸ばし、身長測定
用主柱43とし、台座18の厚みを増大し、その中に周
知の体重計測装置(図示せず)を具備したもので、身長
測定用主柱43両側面を貫通して設けたスリット46に
支持杆39,39を挿嵌して胸囲計測部本体1を昇降自
在したものである。
【0054】47は周知の身長計測用カーソルで、前記
身長測定用主柱43両側面に設けたスリット46を利用
して昇降するもので、被測定者の頭頂に触れると下降を
停止し、身長の計測を行う周知の身長計測装置を構成す
るものである。 (実施例7)本実施例のものは図22〜図26に示すも
ので、台座18の後部両側に一本ずつの二本の胸囲測定
用主柱を設け、それぞれの胸囲測定用主柱を伸ばし、身
長測定用主柱とし、実施例4,5と同様に胸囲測定装置
に自動身長体重計を組み込んだ例を示したもので、管理
者用椅子21の側方に設備したレバー25を上げ下げす
ることにより、胸囲計測部本体1が前記二本の胸囲測定
用主柱を昇降し、胸囲計測部本体1を管理者の目の高
さ、即ち被測定者の胸囲測定位置に合わせるものであ
る。
【0055】48,48は厚みを増大し、その中に周知
の体重計測装置(図示せず)を具備した台座18の後部
両側に並列直立して設けた身長測定用主柱で、実施例1
と同様の胸囲計測部本体1の左右両側に設けた胸囲計測
部リフター49,49に穿設した主柱挿入孔49a,4
9aにまたぎ挿嵌支持し、ピニオン50と身長測定用主
柱48,48の背面に設けたラック51で昇降自在とし
たものである。
【0056】52は身長計測用カーソルで、前記胸囲計
測部本体1と同様に左右両側に設けたカーソルリフター
53,53に穿設した主柱挿入孔53a,53aにまた
ぎ挿嵌支持し、ピニオン50と身長測定用主柱48,4
8の背面に設けたラック51で昇降自在としたものであ
る。
【0057】54は身長測定用主柱48,48の上端を
連結する連結バーで、身長測定用主柱48,48を補強
するためのものである。
【0058】56は身長計測用カーソル52の前記主柱
48,48間に設備した鏡縁55に嵌め込んだ鏡で、カ
ーソル52の中央部に相当する位置に正中縦線57を設
け、胸囲計測部本体1と対面して台座18に登った被測
定者が身長計測時の頭の位置を正しく置くためのもので
ある。
【0059】図22は図1と同様の配置図で、管理者用
の椅子21を被測定者の斜め前に配置したもので、管理
者が乳位置を認識でき、管理者の視線と被測定者の視線
が直接合わないようにしたものである。
【0060】また58は計測数値を胸囲長に変換し、数
値表示と記録を行う表示記録装置である。
【0061】これを使用する一例を図1および図2を用
いて説明するに、管理者が椅子21に座り、フットスイ
ッチ23,24のいずれかを踏み、椅子21を椅子昇降
装置22で昇降し、管理者の目の位置を被測定者の胸囲
測定位置に合わせる。
【0062】次に被測定者が台座18上の足形20に登
り、直立して背中の正中線をカバー19の凸接子19a
に当接し、両腕を水平に開く。
【0063】そして管理者が椅子21に付設したレバー
25を上げ下げすることにより、被測定者の体側より見
える指向性フレキシブルラックテープ12,12の先細
になった先端部と被測定者の乳位置の高さを合わせる。
【0064】これで計測準備が完了し、管理者がレバー
25先端のボタンスイッチ26を押すと、図5等のモー
ター9が作動し、小タイミングギヤー7とタイミングベ
ルト8を介して大タイミングギヤー5を作動させる。
【0065】すると大タイミングギヤー5と同軸4に固
定された相互に噛合する一方のギヤー2が他方のギヤー
2と同調回転し、一対のタイミングギヤー3,3を相互
に反対方向に回転させる。
【0066】そして一対のタイミングギヤー3,3と噛
合するラック12bを中央部外面に成形した指向性フレ
キシブルラックテープ12,12を前記ギヤー3,3の
中間部から前面両側方向へ繰出す。
【0067】指向性フレキシブルラックテープ12,1
2は格納室14,14から繰出され、内面側方向にのみ
カールするように形状記憶されているから、被測定者胸
郭に倣い沿って円弧状に突出し、磁気接続具15の場合
は自動的に、またフッキングツール16の場合は手動的
に環状とする。
【0068】指向性フレキシブルラックテープ12,1
2の環状化が終了し、制御盤(図示せず)よりの指令
で、モーター9が瞬時逆転し、指向性フレキシブルラッ
クテープ12,12を微量繰入し、定張力でテープ1
2,12が停止すると、 この繰出し量を他方のタイミ
ングギヤー3の軸4に連結されたエンコーダー10によ
り計測し、表示記録装置58で胸囲長に換算して表示し
たり、記録したりする。
【0069】表示、記録が終了すれば、磁気接続具15
の場合はモーター9が前記逆方向に作動し、指向性フレ
キシブルラックテープ12,12の格納室14,14へ
の繰入れと共に自動的に指向性フレキシブルラックテー
プ12,12の分離が行われ、またフッキングツール1
6の場合は手動的に指向性フレキシブルラックテープ1
2,12の分離を行い、次の待機状態に復するものであ
る。
【0070】
【発明の効果】本発明は以上のような構成を有するか
ら、胸囲の測定を管理者が被測定者の体に直接触れて計
測することがなく、管理者が離れた位置から操作するこ
とにより胸囲の測定が可能となり、思春期の女子等の負
担を軽減することができる。
【0071】さらに図22に示すように被測定者が胸囲
計測部本体1に対面してのレントゲン撮影方式とし、被
測定者と管理者の目線を直接合致させることのないよう
に使用すれば、思春期の女子等の負担をなお一層軽減す
ることができる。
【0072】また従来測定者と記録者の二人を要してい
たのを管理者一人で胸囲の計測が行えることにより、省
人化が可能で、しかも読み取りミスや記録ミスもなくす
ことができる。
【0073】それに胸囲測定装置を自動身長体重計等と
複合することにより、胸囲測定装置等を単独で設けるも
のに較べて、設備費も安くなり、省スペースとすること
ができる。
【0074】さらに胸囲計測を機械化することにより、
これまでに機械化されていた身長体重計測と合わせてシ
ステム化することができ、より能率的に胸囲の測定が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】胸囲測定用主柱がテレスコピックに伸縮し、胸
囲単独計測タイプの胸囲測定装置、管理者用椅子、表示
記録装置等の配列を示す平面図である。
【図2】胸囲測定用主柱がテレスコピックに伸縮し、胸
囲単独計測タイプの胸囲測定装置での胸囲計測の初期段
階の被測定者の胸囲測定位置と管理者の視点合せの作業
状態を示す側面図である。
【図3】胸囲測定用主柱がテレスコピックに伸縮し、胸
囲単独計測タイプの胸囲測定装置の要部平面図である。
【図4】胸囲測定用主柱がテレスコピックに伸縮し、胸
囲単独計測タイプの胸囲測定位置の要部正面図である。
【図5】(A)は図3のA−A線断面図で、(B)はそ
の指向性フレキシブルラックテープ部の平面図である。
【図6】二本の指向性フレキシブルラックテープの平面
図である。
【図7】二本の指向性フレキシブルラックテープの正面
図である。
【図8】一本の指向性フレキシブルラックテープを使っ
た胸囲測定用主柱がテレスコピックに伸縮し、胸囲単独
計測タイプの胸囲測定装置の概略を示す胸囲計測部本体
を断面とした平面図である。
【図9】一本の指向性フレキシブルラックテープの平面
図である。
【図10】一本の指向性フレキシブルラックテープの正
面図である。
【図11】胸囲計測部本体を貫通した胸囲測定用主柱に
沿って胸囲計測部本体を昇降する実施例の一部断面とし
た要部平面図である。
【図12】胸囲計測部本体を貫通した胸囲測定用主柱に
沿って胸囲計測部本体を昇降する実施例の要部正面図で
ある。
【図13】胸囲計測部本体を貫通した胸囲測定用主柱に
沿って胸囲計測部本体を昇降する実施例の一部断面とし
た要部側面図である。
【図14】テープ巻取ドラムに指向性フレキシブルラッ
クテープの基端を固定した二本の指向性フレキシブルラ
ックテープの平面図である。
【図15】テープ巻取ドラムに指向性フレキシブルラッ
クテープの基端を固定した二本の指向性フレキシブルラ
ックテープの正面図である。
【図16】胸囲計測部本体を貫通した胸囲測定用主柱に
沿って胸囲計測部本体を昇降する別の実施例の一部断面
とした要部平面図である。
【図17】胸囲計測部本体を貫通した胸囲測定用主柱に
沿って胸囲計測部本体を昇降する別の実施例の要部正面
図である。
【図18】一本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ例を示したも
ので、図11〜図13の胸囲計測部本体を組み込んだも
のの右側面図である。
【図19】一本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ例を示したも
ので、図11〜図13の胸囲計測部本体を組み込んだも
のの背面図である。
【図20】一本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ例を示したも
ので、図16および図17の胸囲計測部本体を組み込ん
だものの右側面図である。
【図21】一本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ例を示したも
ので、図16および図17の胸囲計測部本体を組み込ん
だものの正面図である。
【図22】二本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだタイプの胸囲
測定装置、管理者用椅子、表示記録装置等の配列を示す
平面図である。
【図23】二本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ胸囲測定装置
の正面図である。
【図24】二本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ胸囲測定装置
の右側面図である。
【図25】二本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ胸囲測定装置
の身長計測用カーソルを省略した平面図である。
【図26】二本の胸囲測定用主柱を身長測定用主柱とし
た胸囲測定装置に身長体重計を組み込んだ胸囲測定装置
の胸囲計測部本体を省略した平面図である。
【図27】本発明の胸囲計測順序のプログラム示す参考
図である。
【符号の説明】
1 胸囲計測部本体 1a 枠体 2 ギヤー 3 タイミングギヤー 3a 押えローラー 4 軸 5 大タイミングギヤー 6 減速機 6a 出力軸 7 小タイミングギヤー 8 タイミングベルト 9 モーター 10 エンコーダー 11 カップリング 12 指向性フレキシブルラックテープ 12a 案内バー 12b ボール 12c フレキシブルラック 12d 基端部 13 指向性フレキシブルラックテープ 13a フレキシブルラック 14 格納室 15 接続具(磁気) 15a,15b 強力磁石 16 接続具(フッキングツール式) 16a 雄部 16b 雌部 17 胸囲測定用主柱 17a 上半部 17b 下半部 18 台座 19 カバー 19a 凸接子 20 足形 21 椅子 22 昇降装置 23,24 フットスイッチ 25 レバー 26 押しボタンスイッチ 27 胸囲測定用主柱 28 タイミングギヤー 29 軸 30 格納室 31 テープ巻取ドラム 32,33 ギヤー 34 ピニオンギヤー 35 支杆 36 スリット 37 スライドレール 38 ガイドローラー 39 支持杆 40 スリット 41 スライダー 42 スライドレール 43 身長測定用主柱 44 スリット 45 身長計測用カーソル 46 スリット 47 身長計測用カーソル 48 身長測定用主柱 49 胸囲計測部リフター 49a 主柱挿入孔 50 ピニオン 51 ラック 52 身長計測用カーソル 53 カーソルリフター 53a 主柱挿入孔 54 連結バー 55 鏡縁 56 鏡 57 正中縦線 58 表示記録装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に各被測定者の胸囲測定範囲を昇降
    スライドする胸囲計測部本体を、各被測定者の胸囲測定
    点の高さで一時的に停止し、胸囲計測部本体に内蔵した
    指向性テープ(形状記憶テープ)を自動的に胸囲周囲に
    繰出し、連結環状化し、定張力密着繰入して胸囲を測定
    し、電子・コンピューター装置等の連続処理機能装置に
    よりその測定数値を表示したり、集中記録したり、プリ
    ントアウト等の処理・管理を行うことを特徴とする胸囲
    測定方法。
  2. 【請求項2】 正面中央左右に並設して互いに逆方向に
    同調回転するようにした一対のギヤーを設備し、一方の
    ギヤーに伝動装置を介してモーターを設け、他方のギヤ
    ーに直結してエンコーダーを設け、前記一対のギヤーの
    それぞれに噛合するフレキシブルラックを背面に付設
    し、先端にそれぞれを自動的或いは手動的に連結環状化
    する接続具を付設したフレキシブルな指向性テープ(形
    状記憶テープ)を設け、それぞれの先端部を一対のギヤ
    ーの回転によりそれらの中央部から前面両側方向へ、又
    はその逆に繰出、繰入自在とし、かつ基端部を背面左右
    に付設した前記指向性テープの格納室に繰入、繰出自在
    とした胸囲計測部本体を、台座上に設備した胸囲測定用
    主柱に昇降装置により上下方向に昇降自在に設け、台座
    上に直立した被測定者の胸囲測定位置に管理者の目の位
    置が照準合せできるように管理者の座る椅子を、椅子昇
    降装置により昇降自在とするフットスイッチを設け、前
    記主柱に沿って胸囲計測部本体を上下方向に昇降して管
    理者の目の位置と照準合せするレバーを前記椅子に設備
    し、前記テープを被測定者の胸囲に沿って繰出し、先端
    を前記接続具で連結して胸囲に沿って定張力で微量繰入
    する前記モーターを、作動するスイッチを前記レバーに
    設備し、前記エンコーダーにコンピューター装置を介し
    て表示記録装置を連結設備したことを特徴とする胸囲測
    定装置。
  3. 【請求項3】 基端を台座上に固定し、数段階に伸縮し
    て上下に昇降する一本の胸囲測定用主柱を設け、その主
    柱最頂部に胸囲計測部本体を設け、被測定者の胸囲測定
    位置に合せて前記主柱を伸縮させることを特徴とする請
    求項2記載の胸囲測定装置。
  4. 【請求項4】 胸囲計測部本体の概略中央部を鉛直方向
    に貫通し、台座に下端を固定した一本の主柱を設け、そ
    の主柱内の長手方向にスライドレールを設け、そのスラ
    イドレールを挟持して回転する溝付きローラを軸支した
    支杆を主柱背面のスリットより突出して胸囲計測部本体
    に固定して設け、胸囲計測部本体を主柱に昇降自在とし
    たことを特徴とする請求項2記載の胸囲測定装置。
  5. 【請求項5】 胸囲計測部本体の概略中央部を鉛直方向
    に貫通し、台座に下端を固定した一本の主柱を設け、そ
    の主柱内の長手方向にスライドレールを設け、そのスラ
    イドレールを挟持して回転する溝付きローラを軸支した
    スライダーを設け、スライダーを主柱両側に設けたスリ
    ットを介して支持杆により胸囲計測部本体に固定したこ
    とを特徴とする請求項2記載の胸囲測定装置。
  6. 【請求項6】 台座上の後方両側部に並列直立する二本
    の主柱を設け、胸囲計測部本体の左右両側に突出部を設
    け、その突出部に前記それぞれの主柱が挿嵌する挿入孔
    を設け、胸囲計測部本体が二本の主柱にまたぎ挿嵌支持
    され、被測定者の胸囲測定位置に昇降して停止するよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載の胸囲測定装置。
  7. 【請求項7】 台座上に体重計測装置を具備し、胸囲計
    測に際して体重、体内脂肪等の計測を同時に併合測定す
    るようにしたことを特徴とする請求項2〜6記載の胸囲
    測定装置。
  8. 【請求項8】 一本又は二本の主柱に身長計測用カーソ
    ルを台座上方に昇降自在とした身長計測装置を具備し、
    胸囲計測に際して身長の計測を同時に併合測定するよう
    にしたことを特徴とする請求項2〜6記載の胸囲測定装
    置。
  9. 【請求項9】 台座上に体重計測装置、一本又は二本の
    主柱に身長計測用カーソルを台座上方に昇降自在とした
    身長計測装置を具備し、胸囲計測に際して体重、体内脂
    肪、身長、肥満度等の複合計測を同時に併合測定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項2〜6記載の胸囲測定
    装置。
  10. 【請求項10】 一本の長さ1000〜2000mm、幅
    25〜75mm,厚み0.5〜5.0mmを有する指向性フレキ
    シブルラックテープ(形状記憶テープ)の中央部を蛇行
    状に指向性テープの格納室に収納し、その両端を一対の
    ギヤーの回転により一対のギヤーの中央部から前面両側
    方向へ、又はその逆に繰出、繰入自在とし、その両端部
    を連結して環状化し、測定胸囲範囲500〜1200mm
    に対応することを特徴とする請求項2記載の胸囲測定装
    置。
  11. 【請求項11】 指向性テープ(形状記憶テープ)を二
    本とし、それぞれ格納室に収納する基端に案内バーを設
    け、その案内バーの上下にボールを挿嵌して格納室内を
    滑動させ、それぞれの先端部に強力永久磁石のNとS極
    を配して、或いは雄雌フッキングツール等を設け、前記
    テープを環状化する接続具としたことを特徴とする請求
    項2記載の胸囲測定装置。
  12. 【請求項12】 指向性フレキシブルラックテープ(形
    状記憶テープ)の各先端部を胸囲計測始発原点として被
    測定者胸囲の最小長さ500mmの概略半分の長さ250
    mmだけ突出させ、計測待機していることを特徴とする請
    求項2、請求項10および請求項11記載の胸囲測定装
    置。
  13. 【請求項13】 指向性テープ(形状記憶テープ)を二
    本とし、それぞれ格納室に収納する基端部を格納室内に
    直立して並設した指向性テープ巻取ドラムの外周面にそ
    れぞれ連結し、指向性テープ巻取ドラムの正逆回転によ
    り指向性テープ先端部が繰出、繰入自在としたことを特
    徴とする請求項2記載の胸囲測定装置。
  14. 【請求項14】 指向性フレキシブルラックテープ(形
    状記憶テープ)は常温下において上下幅方向には剛性を
    有し、厚み方向には弾性を有し、被測定者の胸囲測定面
    に倣い沿うように内面側方向にのみカールするように形
    状記憶させたことを特徴とする請求項2記載の胸囲測定
    装置。
  15. 【請求項15】 指向性フレキシブルラックテープ(形
    状記憶テープ)は厚さ方向に薄肉化した圧延スチール、
    電鋳スチール、プラスチック等のいずれかを芯地ベース
    としてこれらを交互に、或いは適当な順序で多重積層化
    し、厚さ方向のみに弾性を有し、内面側方向にのみカー
    ルする形態を記憶させたことを特徴とする請求項2記載
    の胸囲測定装置。
  16. 【請求項16】 指向性フレキシブルラックテープ(形
    状記憶テープ)の芯地ベースの薄肉化した圧延スチー
    ル、電鋳スチールの表面に微小な丸孔、長孔等を全面的
    に電蝕、電鋳手段等で形成し、その圧延スチール、電鋳
    スチール或いはプラスチックを複合して幅方向に剛性
    と、厚さ方向に弾性と、内面方向への形状記憶性を具備
    させたことを特徴とする請求項14記載の胸囲測定装
    置。
  17. 【請求項17】 指向性フレキシブルラックテープ(形
    状記憶テープ)の片面にラックを設け、格納室の前面中
    央に直立して並設した一対のギヤーとそれぞれ噛み合っ
    て前記指向性テープ先端部を左右方向に連動して繰出、
    繰入自在としたことを特徴とする請求項2および請求項
    10〜16記載の胸囲測定装置。
  18. 【請求項18】 指向性フレキシブルラックテープ(形
    状記憶テープ)のそれぞれの指向性テープの計測待機突
    出部基端部から先端部にかけての上下方向の幅が徐々に
    狭くなるようにし、計測胸囲位置と指向性テープの中心
    位置との位置合せを容易にすると共に、指向性テープ繰
    出し時の指向性テープ基端部を支点とする指向性テープ
    にかかる荷重を軽量化したことを特徴とする請求項12
    記載の胸囲測定装置。
JP6028148A 1994-02-25 1994-02-25 胸囲測定方法およびその装置 Pending JPH07236623A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52115137A (en) * 1976-03-23 1977-09-27 Sharp Corp Small calculator with scale
JPS5616014B2 (ja) * 1973-05-15 1981-04-14

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