JPH07236622A - 胸囲測定方法及びその装置 - Google Patents
胸囲測定方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH07236622A JPH07236622A JP6028122A JP2812294A JPH07236622A JP H07236622 A JPH07236622 A JP H07236622A JP 6028122 A JP6028122 A JP 6028122A JP 2812294 A JP2812294 A JP 2812294A JP H07236622 A JPH07236622 A JP H07236622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chest
- measuring
- measurement
- tape
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定者が被測定者の体に直接触れることな
く、半自動的に胸囲の測定を可能にする。 【構成】 計測機台1上の支柱2に目視により被測定者
の胸囲測定位置を確認し、手動的に胸囲測定位置に移動
する測定台4を設け、測定台に固定した背面当接板8に
一方を固定し、他方を手動により繰出し、繰入れ自在の
二本の計測用テープ10,13を設け、先端にテープ相
互を連結する連結具11,14を設け、繰出したテープ
の長さから胸囲を計測する計測装置16を設け、計測値
を表示する表示器20、プリンター等記録装置、コンピ
ューター装置等に連結する。
く、半自動的に胸囲の測定を可能にする。 【構成】 計測機台1上の支柱2に目視により被測定者
の胸囲測定位置を確認し、手動的に胸囲測定位置に移動
する測定台4を設け、測定台に固定した背面当接板8に
一方を固定し、他方を手動により繰出し、繰入れ自在の
二本の計測用テープ10,13を設け、先端にテープ相
互を連結する連結具11,14を設け、繰出したテープ
の長さから胸囲を計測する計測装置16を設け、計測値
を表示する表示器20、プリンター等記録装置、コンピ
ューター装置等に連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は胸囲の測定を被測定者が
一部操作を行って半自動的に測定する胸囲測定方法及び
その装置に関するものである。
一部操作を行って半自動的に測定する胸囲測定方法及び
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、身体検査等における胸囲の測定
は、被測定者が両腕を挙げている間に測定者がその肩甲
骨の下から乳位置の胸囲測定位置の胸郭に腕を回し、メ
ジャーを一周させてメジャーの0点との合わせ目の数値
を目視により読み取り、それを記録者が記録している。
は、被測定者が両腕を挙げている間に測定者がその肩甲
骨の下から乳位置の胸囲測定位置の胸郭に腕を回し、メ
ジャーを一周させてメジャーの0点との合わせ目の数値
を目視により読み取り、それを記録者が記録している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】胸囲の測定は身長、体
重等の測定と異なり、測定者が被測定者の体に直接触れ
て測定を行うため、女子の場合にはシャツを着用して測
定するが、特に思春期の女子等にとっては恥ずかしく、
嫌われているという問題点があった。
重等の測定と異なり、測定者が被測定者の体に直接触れ
て測定を行うため、女子の場合にはシャツを着用して測
定するが、特に思春期の女子等にとっては恥ずかしく、
嫌われているという問題点があった。
【0004】また胸囲の測定には測定者と記録者の2名
が必要となり、測定ミスや記録ミスを伴う上に、測定が
能率良く行えないという欠点があった。
が必要となり、測定ミスや記録ミスを伴う上に、測定が
能率良く行えないという欠点があった。
【0005】本発明は測定者が被測定者の体に直接触れ
ることなく、被測定者自身が胸郭の回りに繰出した計測
用テープ又はフレキシブルベルトを胸回りの前方で或い
は胸回りの任意位置で連結して半自動的に、かつ胸郭に
密着して胸囲の計測が可能な胸囲測定方法及びその装置
を提供することを目的とする。
ることなく、被測定者自身が胸郭の回りに繰出した計測
用テープ又はフレキシブルベルトを胸回りの前方で或い
は胸回りの任意位置で連結して半自動的に、かつ胸郭に
密着して胸囲の計測が可能な胸囲測定方法及びその装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は計測機台上に測定支柱を起立して設け、前
記支柱に目視により手動的に被測定者の胸囲測定位置と
水平状態で合致する位置に移動し、一時的に停止する測
定台を昇降自在に設ける。
に、本発明は計測機台上に測定支柱を起立して設け、前
記支柱に目視により手動的に被測定者の胸囲測定位置と
水平状態で合致する位置に移動し、一時的に停止する測
定台を昇降自在に設ける。
【0007】その測定台に被測定者の背中に当接する背
面当接板を設け、背面当接板に水平方向に一方又は双方
を手動により繰出し、かつ繰入れ収納自在とした一本又
は二本の胸囲計測用テープ又はフレキシブルベルトを設
ける。
面当接板を設け、背面当接板に水平方向に一方又は双方
を手動により繰出し、かつ繰入れ収納自在とした一本又
は二本の胸囲計測用テープ又はフレキシブルベルトを設
ける。
【0008】また前記計測用テープ又はフレキシブルベ
ルトのそれぞれ先端に胸囲測定位置の胸郭の回りで計測
用テープ又はフレキシブルベルトを輪状に連結する連結
具を設ける。
ルトのそれぞれ先端に胸囲測定位置の胸郭の回りで計測
用テープ又はフレキシブルベルトを輪状に連結する連結
具を設ける。
【0009】そして前記胸郭の回りに繰出した計測用テ
ープ又はフレキシブルベルトの長さを計測し、胸囲長に
変換する計測装置を設け、計測装置にその計測値をデジ
タル表示する表示器、前記計測装置にプリンター等の記
録装置、コンピューター装置等を連結装備する。
ープ又はフレキシブルベルトの長さを計測し、胸囲長に
変換する計測装置を設け、計測装置にその計測値をデジ
タル表示する表示器、前記計測装置にプリンター等の記
録装置、コンピューター装置等を連結装備する。
【0010】
【作用】計測機台1上に測定支柱2を起立して設け、前
記支柱2に目視により手動的に被測定者の胸囲測定位置
に移動可能で、一時的に停止する測定台4を昇降自在に
設けたから、測定者が被測定者の胸囲測定位置を目視す
ることにより、手動で測定台4を胸囲測定位置に移動さ
せ、測定者が被測定者の体に触れることなく測定台4を
計測レベル点に設定することができる。
記支柱2に目視により手動的に被測定者の胸囲測定位置
に移動可能で、一時的に停止する測定台4を昇降自在に
設けたから、測定者が被測定者の胸囲測定位置を目視す
ることにより、手動で測定台4を胸囲測定位置に移動さ
せ、測定者が被測定者の体に触れることなく測定台4を
計測レベル点に設定することができる。
【0011】そして測定台4の背面当接板8に一方又は
双方を手動により水平方向に繰出し、かつ繰入れ収納自
在とした一本又は二本の胸囲計測用テープ10,13又
はフレキシブルベルト22を設ける。
双方を手動により水平方向に繰出し、かつ繰入れ収納自
在とした一本又は二本の胸囲計測用テープ10,13又
はフレキシブルベルト22を設ける。
【0012】またそれぞれ先端に胸囲測定位置の胸郭の
回りで計測用テープ10,13又はフレキシブルベルト
22を輪状に連結する連結具11,14又はフック28
とピン29,30等を設けたので、被測定者が前記設定
した位置で測定台4の背面当接板8に装備した一本又は
二本の計測用テープ10,13又はフレキシブルベルト
22を水平方向に手動で繰出し、その計測用テープ1
0,13又はフレキシブルベルト22を自身の胸囲測定
位置の胸郭の周囲に沿わせ、乳部の胸囲計測部位で各テ
ープ10,13、ベルト22の先端を連結具11,1
4、フック28とピン29,30等で輪状に連結するこ
とができる。
回りで計測用テープ10,13又はフレキシブルベルト
22を輪状に連結する連結具11,14又はフック28
とピン29,30等を設けたので、被測定者が前記設定
した位置で測定台4の背面当接板8に装備した一本又は
二本の計測用テープ10,13又はフレキシブルベルト
22を水平方向に手動で繰出し、その計測用テープ1
0,13又はフレキシブルベルト22を自身の胸囲測定
位置の胸郭の周囲に沿わせ、乳部の胸囲計測部位で各テ
ープ10,13、ベルト22の先端を連結具11,1
4、フック28とピン29,30等で輪状に連結するこ
とができる。
【0013】そしてその輪状に連結され、定張力で密接
した計測用テープ10,13又はフレキシブルベルト2
2の長さにより胸囲を計測装置16,27で計測してデ
ジタル表示したり、インターフェースを介して記録装置
に出力したり、コンピュータ装置に連結することができ
る。
した計測用テープ10,13又はフレキシブルベルト2
2の長さにより胸囲を計測装置16,27で計測してデ
ジタル表示したり、インターフェースを介して記録装置
に出力したり、コンピュータ装置に連結することができ
る。
【0014】また被測定者自身が胸回りの前方等で計測
用テープ10,13又はフレキシブルベルト22を連結
して半自動的に計測用テープ10,13又はフレキシブ
ルベルト22を被測定者の乳位置の胸郭の周囲に定張力
で密接に沿わせることができるので、測定者が被測定者
の胸郭の回りに腕を回してメジャーを巻き付けたり、胸
の前でメジャーの0点と合せて計測値を読み取ることが
なく、測定者が被測定者の体に直接触れることがない。
用テープ10,13又はフレキシブルベルト22を連結
して半自動的に計測用テープ10,13又はフレキシブ
ルベルト22を被測定者の乳位置の胸郭の周囲に定張力
で密接に沿わせることができるので、測定者が被測定者
の胸郭の回りに腕を回してメジャーを巻き付けたり、胸
の前でメジャーの0点と合せて計測値を読み取ることが
なく、測定者が被測定者の体に直接触れることがない。
【0015】また胸の前でメジャーの0点と合せて計測
値を読み取ることがないので、読み取りミスがなく、そ
れにその計測値を記録者が健康診断票等に記録する必要
がないので、記録ミス等の誤記がなく、測定が能率良く
行える。
値を読み取ることがないので、読み取りミスがなく、そ
れにその計測値を記録者が健康診断票等に記録する必要
がないので、記録ミス等の誤記がなく、測定が能率良く
行える。
【0016】
【実施例】本発明実施例を示した添付図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0017】図1〜3は計測用テープの引出し量をワイ
ヤーエンコーダーで計測する実施例1のもので、図4〜
6はフレキシブルベルトの引出し量を直接フレキシブル
ベルトで計測する実施例2のものである。
ヤーエンコーダーで計測する実施例1のもので、図4〜
6はフレキシブルベルトの引出し量を直接フレキシブル
ベルトで計測する実施例2のものである。
【0018】図1は一方の計測用テープを固定し、他方
の計測用テープを引出すようにした胸囲測定装置の全体
を示すもの、図2はその胸囲測定装置を背面から見たも
の、図3はその胸囲測定装置を上方から見たものであ
る。
の計測用テープを引出すようにした胸囲測定装置の全体
を示すもの、図2はその胸囲測定装置を背面から見たも
の、図3はその胸囲測定装置を上方から見たものであ
る。
【0019】図4は計測用テープとしてフレキシブルベ
ルトを用いた巻取り計測部のみを上方から見たもので、
図5はその巻取り計測部を正面から見たもので、図6は
フレキシブルベルトの連結部のものである。 (実施例1)本実施例は図1〜3に示すもので、計測用
テープの引出し量をワイヤーエンコーダーで計測するも
のである。
ルトを用いた巻取り計測部のみを上方から見たもので、
図5はその巻取り計測部を正面から見たもので、図6は
フレキシブルベルトの連結部のものである。 (実施例1)本実施例は図1〜3に示すもので、計測用
テープの引出し量をワイヤーエンコーダーで計測するも
のである。
【0020】図1において符号1は計測機台で、その後
端部中央に周知の身長計の測定支柱よりやや低い測定支
柱2を起立して固定したもので、支柱2の正面に一連の
溝3を穿設する。
端部中央に周知の身長計の測定支柱よりやや低い測定支
柱2を起立して固定したもので、支柱2の正面に一連の
溝3を穿設する。
【0021】4は内面に前記溝3に挿嵌する突条5を突
設した、支柱2を囲繞するカーソル部4aを有する胸囲
計測用測定台である。
設した、支柱2を囲繞するカーソル部4aを有する胸囲
計測用測定台である。
【0022】6は支柱2の背面上端部にブラケット7を
固定し、ブラケット7に軸支して装備した周知の定荷重
ばね6で、その定荷重ばね6の先端を前記測定台4のカ
ーソル部4aに固定したものである。
固定し、ブラケット7に軸支して装備した周知の定荷重
ばね6で、その定荷重ばね6の先端を前記測定台4のカ
ーソル部4aに固定したものである。
【0023】そして被測定者の胸囲測定位置を目視によ
り設定し、被測定者の胸囲測定位置に測定台4を支柱2
に沿って手動で容易に移動させ、前記測定台4に働く重
力と定荷重ばねの弾力が釣り合う任意の位置で、一時的
に停止し得るようにしたものである。
り設定し、被測定者の胸囲測定位置に測定台4を支柱2
に沿って手動で容易に移動させ、前記測定台4に働く重
力と定荷重ばねの弾力が釣り合う任意の位置で、一時的
に停止し得るようにしたものである。
【0024】8は胸囲計測用測定台4の背面当接板で、
支柱2を囲繞するカーソル部4aの前面に取付板9で固
定したもので、被測定者の背中に当接し、支柱2と直交
状に取り付けたもので、被測定者の体を長円状と見た場
合、背中の横方向直線部よりやや長く10〜25cm程度
としたものである。
支柱2を囲繞するカーソル部4aの前面に取付板9で固
定したもので、被測定者の背中に当接し、支柱2と直交
状に取り付けたもので、被測定者の体を長円状と見た場
合、背中の横方向直線部よりやや長く10〜25cm程度
としたものである。
【0025】8aは背面当接板8の中央部に突設したV
型の凸接子で、被測定者の背骨に当接する位置に成形し
たもので、被測定者が背面当接板8に正しく背中を配す
るためのものである。
型の凸接子で、被測定者の背骨に当接する位置に成形し
たもので、被測定者が背面当接板8に正しく背中を配す
るためのものである。
【0026】10は背面当接板8の一端表面に固定した
一方の胸囲計測用テープで、伸縮性の少ない合成樹脂等
で作製し、胸囲周囲の内外面方向に柔軟性を保有し、胸
囲周囲の上下方向に剛性を保有するよう上下の中間部内
面に突起部10aを成形したもので、先端に強力な永久
磁石を固定して成る連結具11を固定し、後述の他方の
胸囲計測用テープ13先端に固定した鉄片より成る連結
具14を吸引するマグネットキャッチを構成したもの
で、小学校用、中学校用、高等学校用等として被測定者
の胸囲の概略半分位にその長さを設定したものである。
一方の胸囲計測用テープで、伸縮性の少ない合成樹脂等
で作製し、胸囲周囲の内外面方向に柔軟性を保有し、胸
囲周囲の上下方向に剛性を保有するよう上下の中間部内
面に突起部10aを成形したもので、先端に強力な永久
磁石を固定して成る連結具11を固定し、後述の他方の
胸囲計測用テープ13先端に固定した鉄片より成る連結
具14を吸引するマグネットキャッチを構成したもの
で、小学校用、中学校用、高等学校用等として被測定者
の胸囲の概略半分位にその長さを設定したものである。
【0027】12は自動巻取り式のコンベックスルール
状のテープ巻取り装置で、前記胸囲計測用テープ10の
突起部10aと同様の突起部13aを外面に成形した他
方の胸囲計測用テープ13を巻取るもので、前記背面当
接板8の一端背面に固定し、計測用テープ13の先端部
を背面当接板8の他端背面より内面に突起部13aがく
るように引出すようにし、計測用テープ13先端に前記
連結具11の永久磁石に吸引される鉄片より成る連結具
14を固定したものである。
状のテープ巻取り装置で、前記胸囲計測用テープ10の
突起部10aと同様の突起部13aを外面に成形した他
方の胸囲計測用テープ13を巻取るもので、前記背面当
接板8の一端背面に固定し、計測用テープ13の先端部
を背面当接板8の他端背面より内面に突起部13aがく
るように引出すようにし、計測用テープ13先端に前記
連結具11の永久磁石に吸引される鉄片より成る連結具
14を固定したものである。
【0028】15は計測用テープ13の先端の連結具1
4を掛ける掛け金で、背面当接板8の他端部に固定し、
テープ巻取り装置12での計測用テープ13のそれ以上
の巻取りを停止するもので、計測用テープ13を引き出
す際に引出し易くする。
4を掛ける掛け金で、背面当接板8の他端部に固定し、
テープ巻取り装置12での計測用テープ13のそれ以上
の巻取りを停止するもので、計測用テープ13を引き出
す際に引出し易くする。
【0029】16はワイヤー17を引出すことにより、
その引出し量をデジタル符号化するワイヤーエンコーダ
ーで、計測用テープ13の繰り出した長さを計測する計
測装置を構成する。
その引出し量をデジタル符号化するワイヤーエンコーダ
ーで、計測用テープ13の繰り出した長さを計測する計
測装置を構成する。
【0030】そしてワイヤー17先端を計測用テープ1
3の先端の連結具14に固定し、ワイヤー17を計測用
テープ13の外側にテープ13と共に引出し得るように
し、ワイヤー17が被測定者の体に直接接触しないよう
にしたものである。
3の先端の連結具14に固定し、ワイヤー17を計測用
テープ13の外側にテープ13と共に引出し得るように
し、ワイヤー17が被測定者の体に直接接触しないよう
にしたものである。
【0031】18,19はテープ巻取り装置12及びワ
イヤーエンコーダー16の背面当接板8からの引出し口
に設けたローラーで、それぞれ計測用テープ13及びワ
イヤー17の引出し、巻込みを容易にするものである。
イヤーエンコーダー16の背面当接板8からの引出し口
に設けたローラーで、それぞれ計測用テープ13及びワ
イヤー17の引出し、巻込みを容易にするものである。
【0032】20はデジタル表示器で、ワイヤーエンコ
ーダー16とコネクター21で連結したもので、胸囲長
として予め一方のテープ10の固定長さと他方のテープ
13の引出し量との合計を表示するようにしたものであ
る。
ーダー16とコネクター21で連結したもので、胸囲長
として予め一方のテープ10の固定長さと他方のテープ
13の引出し量との合計を表示するようにしたものであ
る。
【0033】またワイヤーエンコーダー16のコネクタ
ー21をインターフェース(図示せず)を介してプリン
ター等の記録装置、コンピューター装置等と連結する
と、計測値等を記憶することも、自動身長・体重計等と
合せてシステムとしての計測が可能となる。
ー21をインターフェース(図示せず)を介してプリン
ター等の記録装置、コンピューター装置等と連結する
と、計測値等を記憶することも、自動身長・体重計等と
合せてシステムとしての計測が可能となる。
【0034】以上は一方の計測用テープ10を背面当接
板8に固定し、他方の計測用テープ13を巻取る自動巻
取り式のテープ巻取り装置12を設けた手動引出し式の
ものであるが、両方の計測用テープ10,13を背面当
接板8の一方又は双方の側端からモーター(図示せず)
により自動的に繰出し、繰入れ収納自在とすることも容
易に実施可能である。
板8に固定し、他方の計測用テープ13を巻取る自動巻
取り式のテープ巻取り装置12を設けた手動引出し式の
ものであるが、両方の計測用テープ10,13を背面当
接板8の一方又は双方の側端からモーター(図示せず)
により自動的に繰出し、繰入れ収納自在とすることも容
易に実施可能である。
【0035】その場合には各テープ10,13先端に前
記同様の連結具11,14を連結し、各テープ10,1
3を輪状に連結し、被測定者の乳位置の胸郭の周囲に定
張力でピッタリ沿わせるために、モーターによる各テー
プ10,13の繰入れ操作を行うようにする。 (実施例2)本実施例のものは図4〜図6に示すもの
で、フレキシブルベルトを用いたものの巻取り計測部と
フレキシブルベルトの連結部のみを示し、それ以外の部
分の構成は実施例1と同様のものを利用する。
記同様の連結具11,14を連結し、各テープ10,1
3を輪状に連結し、被測定者の乳位置の胸郭の周囲に定
張力でピッタリ沿わせるために、モーターによる各テー
プ10,13の繰入れ操作を行うようにする。 (実施例2)本実施例のものは図4〜図6に示すもの
で、フレキシブルベルトを用いたものの巻取り計測部と
フレキシブルベルトの連結部のみを示し、それ以外の部
分の構成は実施例1と同様のものを利用する。
【0036】図4において、22は他方の計測用テープ
13の代わりに用いるフレキシブルベルトで、ウレタン
を内蔵し、片面にラックを成形したタイミングベルトと
したものである。そして一方の計測用テープ10は実施
例1のものを利用する。
13の代わりに用いるフレキシブルベルトで、ウレタン
を内蔵し、片面にラックを成形したタイミングベルトと
したものである。そして一方の計測用テープ10は実施
例1のものを利用する。
【0037】23は下方等に戻しバネ23aを備えたフ
レキシブルベルト巻取り装置(リール)で、その取付け
台24を実施例1と同様に支柱2に昇降自在とした胸囲
計測用測定台4に固定したもので、実施例1同様のコン
ベックスルール状のテープ巻取り装置12を利用しても
よいものである。
レキシブルベルト巻取り装置(リール)で、その取付け
台24を実施例1と同様に支柱2に昇降自在とした胸囲
計測用測定台4に固定したもので、実施例1同様のコン
ベックスルール状のテープ巻取り装置12を利用しても
よいものである。
【0038】25,25aは案内ローラーで、フレキシ
ブルベルト巻取り装置23の取付け台24の胸囲計測時
におけるベルト巻取り・繰出し側の一側に並設したもの
で、それぞれ前記巻取り・繰出し時のテープを案内する
ものである。
ブルベルト巻取り装置23の取付け台24の胸囲計測時
におけるベルト巻取り・繰出し側の一側に並設したもの
で、それぞれ前記巻取り・繰出し時のテープを案内する
ものである。
【0039】26はフレキシブルベルト22のラックに
噛合するタイミングギヤーで、前記フレキシブルベルト
巻取り装置23と案内ローラー25,25a間の取付け
台24上に軸支したものである。
噛合するタイミングギヤーで、前記フレキシブルベルト
巻取り装置23と案内ローラー25,25a間の取付け
台24上に軸支したものである。
【0040】そしてその軸26aに取付け台24下面に
設けたロータリーエンコーダー27の軸27aを固定
し、フレキシブルベルト22の引出し量をロータリーエ
ンコーダー27で直接計測するようにしたものである。
設けたロータリーエンコーダー27の軸27aを固定
し、フレキシブルベルト22の引出し量をロータリーエ
ンコーダー27で直接計測するようにしたものである。
【0041】符号28はフレキシブルベルト22の先端
の平ベルト部22aに相互に嵌入自在としたピン29,
30で固定したフックで、一方の計測用テープ10の先
端に図6に示すように前記フック28に係合する鉤フッ
ク(図示せず)や前記同様のピン29,30等で連結す
る。
の平ベルト部22aに相互に嵌入自在としたピン29,
30で固定したフックで、一方の計測用テープ10の先
端に図6に示すように前記フック28に係合する鉤フッ
ク(図示せず)や前記同様のピン29,30等で連結す
る。
【0042】これを使用するに当たっては、実施例1,
2共に計測機台1の足形上に被測定者が直立し、背中の
背骨中心を背面当接板8の凸接子8aに合せ、測定者
(監視者)が胸囲計測用測定台4を手動により被測定者
の胸囲測定位置に合せる。
2共に計測機台1の足形上に被測定者が直立し、背中の
背骨中心を背面当接板8の凸接子8aに合せ、測定者
(監視者)が胸囲計測用測定台4を手動により被測定者
の胸囲測定位置に合せる。
【0043】そして被測定者自身が他方の計測用テープ
13又はフレキシブルベルト22を胸郭の回りに繰出
し、連結具11,14又はフック28と鉤フック、ピン
29,30等で連結すると、ワイヤーエンコーダー16
又はロータリーエンコーダー27により計測用テープ1
3又はフレキシブルベルト22の引出し量を胸囲長に換
算して計測するものである。
13又はフレキシブルベルト22を胸郭の回りに繰出
し、連結具11,14又はフック28と鉤フック、ピン
29,30等で連結すると、ワイヤーエンコーダー16
又はロータリーエンコーダー27により計測用テープ1
3又はフレキシブルベルト22の引出し量を胸囲長に換
算して計測するものである。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上のような構成で、従来、特
に思春期の女子に嫌われていた胸囲の測定が、測定者が
被測定者の体に触れることなく計測可能となり、彼女達
の苦痛を軽減することができる。
に思春期の女子に嫌われていた胸囲の測定が、測定者が
被測定者の体に触れることなく計測可能となり、彼女達
の苦痛を軽減することができる。
【0045】また従来の胸囲の測定には、測定者と記録
者の2名が必要だったのが、被測定者自身が胸郭の回り
に繰出したテープを胸の前等で連結して半自動的に胸囲
の計測ができ、監視者のみの配置でよく、身体検査時の
係員の削減が可能となる。
者の2名が必要だったのが、被測定者自身が胸郭の回り
に繰出したテープを胸の前等で連結して半自動的に胸囲
の計測ができ、監視者のみの配置でよく、身体検査時の
係員の削減が可能となる。
【0046】それに従来、計測値をメジャーから目視に
より読み取るため、測定者の測定ミスがあり、健康診断
票等への記録も人為的に行うため、記録者の記録ミス等
があったが、本発明装置を使うことにより、このような
ミスもなく、能率的に胸囲計測が行えるものである。
より読み取るため、測定者の測定ミスがあり、健康診断
票等への記録も人為的に行うため、記録者の記録ミス等
があったが、本発明装置を使うことにより、このような
ミスもなく、能率的に胸囲計測が行えるものである。
【図1】計測用テープを使用したもので、一方の計測用
テープを固定した胸囲測定装置の全体を示す要部斜視図
である。
テープを固定した胸囲測定装置の全体を示す要部斜視図
である。
【図2】その胸囲測定装置上部の要部背面図である。
【図3】その胸囲測定装置のみの平面図である。
【図4】フレキシブルベルトを使用した巻取り計測部の
みの平面図である。
みの平面図である。
【図5】その巻取り計測部のみの正面図である。
【図6】フレキシブルベルト先端とフックの取付け状態
の一例を示した要部拡大断面図である。
の一例を示した要部拡大断面図である。
1 計測機台 2 支柱 3 溝 4 カーソル状測定台 4a カーソル部 5 突条 6 定荷重ばね 7 ブラケット 8 背面当接板 8a 凸接子 9 取付板 10 一方の計測用テープ 10a 突起部 11 連結具 12 テープ巻取り装置 13 他方の計測用テープ 14 連結具 15 掛け金 16 ワイヤーエンコーダー(計測装置) 17 ワイヤー 18,19 ローラー 20 デジタル表示器 21 コネクター 22 フレキシブルベルト 22a 平ベルト部 23 フレキシブルベルト巻取り装置 23a 戻しバネ 24 取付け台 25,25a 案内ローラー 26 タイミングギヤー 26a 軸 27 ロータリーエンコーダー 27a 軸 28 フック 29,30 ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 身体検査における被測定者の胸囲測定位
置を目視により手動的に設定し、その位置で水平方向に
胸囲計測用テープ又は片面にラックを有するフレキシブ
ルベルトを繰出し、その計測用テープ又はフレキシブル
ベルトを前記胸囲測定位置の胸郭の周囲に沿わせ、胸郭
に密接して繰り出したテープ又はベルト長さにより胸囲
をデジタル表示したり、プリンター等の記録装置に出力
したり、コンピューター装置等に連結することを特徴と
する胸囲測定方法。 - 【請求項2】 計測機台上に測定支柱を起立して設け、
前記支柱に目視により手動的に被測定者の胸囲測定位置
に移動し、一時的に停止する測定台を昇降自在に設け、
測定台に被測定者の背中に当接する背面当接板を設け、
背面当接板に水平方向に一方又は双方を手動により繰出
し、かつ繰入れ収納自在とした一本又は二本の胸囲計測
用テープを設け、前記計測用テープのそれぞれ先端に胸
囲測定位置の胸郭の回りで計測用テープを輪状に連結す
る連結具を設け、前記胸郭の回りに繰出した計測用テー
プの長さを計測し、胸囲長に変換する計測装置を設け、
計測装置にその計測値をデジタル表示する表示器、前記
計測装置にプリンター等の記録装置、コンピューター装
置等とのインターフェースを連結装備してなる胸囲測定
装置。 - 【請求項3】 一本又は二本の胸囲計測用テープを片面
にラックを有するフレキシブルベルトとしたことを特徴
とする請求項2記載の胸囲測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028122A JP2726800B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 胸囲測定方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028122A JP2726800B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 胸囲測定方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236622A true JPH07236622A (ja) | 1995-09-12 |
JP2726800B2 JP2726800B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12240000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6028122A Expired - Lifetime JP2726800B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 胸囲測定方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2726800B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009045399A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Yoshinobu Endo | 体部周囲計測具 |
CN109171736A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-01-11 | 深圳前海超体智能科技有限公司 | 一种自动开关的智能围度尺及其测量方法 |
CN112932462A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-06-11 | 济南市畜牧技术推广站 | 一种羊用自动化体尺测量装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52115137A (en) * | 1976-03-23 | 1977-09-27 | Sharp Corp | Small calculator with scale |
JPS5616014U (ja) * | 1980-07-07 | 1981-02-12 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6028122A patent/JP2726800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52115137A (en) * | 1976-03-23 | 1977-09-27 | Sharp Corp | Small calculator with scale |
JPS5616014U (ja) * | 1980-07-07 | 1981-02-12 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009045399A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Yoshinobu Endo | 体部周囲計測具 |
CN109171736A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-01-11 | 深圳前海超体智能科技有限公司 | 一种自动开关的智能围度尺及其测量方法 |
CN112932462A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-06-11 | 济南市畜牧技术推广站 | 一种羊用自动化体尺测量装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2726800B2 (ja) | 1998-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7575554B2 (en) | Breathing monitoring device having a multi-point detector | |
CA2365066A1 (en) | Posture and weight distribution analyzer | |
WO1993006777A1 (en) | Lumbar spine motion sensor | |
US20070043300A1 (en) | Methods of and apparatus for monitoring heart motions | |
JP2008259746A (ja) | 腹囲測定装置 | |
US4932137A (en) | Vertical leap measuring apparatus and method | |
CN105030275A (zh) | 超声探查辅助定位系统 | |
JP4027415B1 (ja) | 人体測定装置 | |
JPH07236622A (ja) | 胸囲測定方法及びその装置 | |
CN102131460A (zh) | 内脏脂肪测定装置 | |
CN218630885U (zh) | 一种重点人多维数据采集装置 | |
CN214965857U (zh) | 一种一体式超声诊断仪台车 | |
CN114152169B (zh) | 一种具有收放线功能的电线计米装置 | |
CN213488855U (zh) | 一种拉力握力起坐测量仪 | |
CN210084637U (zh) | 一种电生理检查导联线固定装置 | |
JPS5819973B2 (ja) | 自動身長体重計 | |
CN217960091U (zh) | 一种牛养殖用体型测量装置 | |
KR20030021812A (ko) | Pc연결식 디지털 체중계와 디지털 줄자를 이용한종합신체측정기 및 그 방법 | |
CN215128621U (zh) | 一种体检设备和采血站 | |
CN215937588U (zh) | 一种ct穿刺角度引导装置 | |
JPH08159856A (ja) | 測定装置 | |
CN221450650U (zh) | 肌骨超声检测探头装置 | |
CN209074597U (zh) | 医学成像设备 | |
CN221154109U (zh) | 一种智能腹围测量装置 | |
CN215984823U (zh) | 一种儿童保健科用身高体重测量设备 |