JPH07236236A - 配電線無停電切替用電源供給装置 - Google Patents
配電線無停電切替用電源供給装置Info
- Publication number
- JPH07236236A JPH07236236A JP6024604A JP2460494A JPH07236236A JP H07236236 A JPH07236236 A JP H07236236A JP 6024604 A JP6024604 A JP 6024604A JP 2460494 A JP2460494 A JP 2460494A JP H07236236 A JPH07236236 A JP H07236236A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】活線接続しても、安全、円滑、確実に配電線を
無停電切替え、切り戻しができるようした。 【構成】クランプ式電流センサDCTは配電線の区分開
閉器PAS−2の負荷側直下に取り付けられ、その2次
側は電流信号伝送手段ISMを介して電源供給部PPS
内の線路側電流検出部LIDに供給される。線路側電流
検出部LIDで検出された電流(配電線側電流)は線路
側電力検出部LPDに供給され、ここで、合成される。
電源供給部PPSを配電線に対して無停電切替送電する
場合は区分開閉器PAS−2の負荷側に取り付けたクラ
ンプ式電流センサDCTより、さらに負荷側に負荷側接
続ケ−ブルFCBを活線接続する。
無停電切替え、切り戻しができるようした。 【構成】クランプ式電流センサDCTは配電線の区分開
閉器PAS−2の負荷側直下に取り付けられ、その2次
側は電流信号伝送手段ISMを介して電源供給部PPS
内の線路側電流検出部LIDに供給される。線路側電流
検出部LIDで検出された電流(配電線側電流)は線路
側電力検出部LPDに供給され、ここで、合成される。
電源供給部PPSを配電線に対して無停電切替送電する
場合は区分開閉器PAS−2の負荷側に取り付けたクラ
ンプ式電流センサDCTより、さらに負荷側に負荷側接
続ケ−ブルFCBを活線接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高圧配電線の一部区間
を無停電で常用電源と無停電源切替え、切戻しをするこ
とにより、一時的に電源供給する配電線無停電切替用電
源供給装置に関する。
を無停電で常用電源と無停電源切替え、切戻しをするこ
とにより、一時的に電源供給する配電線無停電切替用電
源供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動用無停電切替電源供給装置として現
在最も普及している方式は実公平5−8766号であ
る。この方式に基づく実用例を図2に示す。図2は、配
電線上の柱上開閉器である区分開閉器PAS−1からP
AS−2間を一時停電させて配電線路改修工事を行うに
際して、PAS−2以降の需要家を無停電救済する場合
のものである。図2において、LC1,LC2は活線接
続部で、この活線接続部LC1,LC2は一端が高圧配
電線HVLに接続され、他端は移動用電源供給部PPS
に接続される。移動用電源供給部PPSは原動機ENG
で駆動される交流発電機AGで発電された電力を無停電
救済負荷LOに供給するものである。そして、移動用電
源供給部PPSは次のような装置から構成されている。
GOVは調速機、AVRは自動電圧調整器、SOAは同
期投入装置、FMAは負荷移行装置、LPDは線路側電
力検出器。GPDは発電側電力検出器、DTSは検相確
認回路、52Gは発電側遮断器、52Bはバイパス側遮
断器、PT1〜PT3は変成器、DSは断路器、CT1
〜CT2は変流器である。
在最も普及している方式は実公平5−8766号であ
る。この方式に基づく実用例を図2に示す。図2は、配
電線上の柱上開閉器である区分開閉器PAS−1からP
AS−2間を一時停電させて配電線路改修工事を行うに
際して、PAS−2以降の需要家を無停電救済する場合
のものである。図2において、LC1,LC2は活線接
続部で、この活線接続部LC1,LC2は一端が高圧配
電線HVLに接続され、他端は移動用電源供給部PPS
に接続される。移動用電源供給部PPSは原動機ENG
で駆動される交流発電機AGで発電された電力を無停電
救済負荷LOに供給するものである。そして、移動用電
源供給部PPSは次のような装置から構成されている。
GOVは調速機、AVRは自動電圧調整器、SOAは同
期投入装置、FMAは負荷移行装置、LPDは線路側電
力検出器。GPDは発電側電力検出器、DTSは検相確
認回路、52Gは発電側遮断器、52Bはバイパス側遮
断器、PT1〜PT3は変成器、DSは断路器、CT1
〜CT2は変流器である。
【0003】図2は配電線上の区分開閉器PAS−1か
らPAS−2間を一時停電させて配電線路の改修工事を
行うのに際して区分開閉器PAS−2以降の需要家を無
停電救済する場合のものである。この場合、PAS−2
の負荷側並びに電源側から接続ケ−ブルPCBを活線接
続し、電源供給部PPS内に配電線のバイパス回路を5
2B側に取り込み、本電源と発電電源の52Gとの間
で、相互に同期投入→負荷移行→相手側回路解列を行う
ことによって実現している。
らPAS−2間を一時停電させて配電線路の改修工事を
行うのに際して区分開閉器PAS−2以降の需要家を無
停電救済する場合のものである。この場合、PAS−2
の負荷側並びに電源側から接続ケ−ブルPCBを活線接
続し、電源供給部PPS内に配電線のバイパス回路を5
2B側に取り込み、本電源と発電電源の52Gとの間
で、相互に同期投入→負荷移行→相手側回路解列を行う
ことによって実現している。
【0004】次に図2の概略的な操作手順を述べる。ま
ず、区分開閉器PAS−2を挾んで負荷側および電源側
接続ケ−ブルFCBおよびPCBを電源供給部PPS内
に引き込んだら、検相確認回路DTSにより、(a)交
流発電機AGと相回転が一致しているか、(b)電源
側、負荷側で異相接続がないか、その他ケ−ブル接続確
認の上、52Bを投入し、柱上の区分開閉器PAS−2
を開放する。(バイパス回路の形成) その後、原動機
ENGを始動し、発電機AGから発電電力を送出する。
そして同期投入装置SOAにより発電電源のGOVおよ
びAVRを制御することにより周波数、電圧をバイパス
電源側に同期させ、電圧位相のほぼ一致した時点で52
Gを同期投入する。引き続き線路側電力検出値を零にす
るように、負荷移行装置FMAによりGOVに制御指令
を与えて、バイパス回路側から発電電源側に円滑に負荷
移行を行う。負荷移行後、52Bを遮断すれば無停電救
済負荷LOは発電電源からのみ電源供給される。この時
点で区分開閉器PAS−1を開放すればPAS−1から
PAS−2間は停電となり、前記無停電救済負荷LOに
は発電電源から電源供給しながら、本区間の改修工事が
行える。
ず、区分開閉器PAS−2を挾んで負荷側および電源側
接続ケ−ブルFCBおよびPCBを電源供給部PPS内
に引き込んだら、検相確認回路DTSにより、(a)交
流発電機AGと相回転が一致しているか、(b)電源
側、負荷側で異相接続がないか、その他ケ−ブル接続確
認の上、52Bを投入し、柱上の区分開閉器PAS−2
を開放する。(バイパス回路の形成) その後、原動機
ENGを始動し、発電機AGから発電電力を送出する。
そして同期投入装置SOAにより発電電源のGOVおよ
びAVRを制御することにより周波数、電圧をバイパス
電源側に同期させ、電圧位相のほぼ一致した時点で52
Gを同期投入する。引き続き線路側電力検出値を零にす
るように、負荷移行装置FMAによりGOVに制御指令
を与えて、バイパス回路側から発電電源側に円滑に負荷
移行を行う。負荷移行後、52Bを遮断すれば無停電救
済負荷LOは発電電源からのみ電源供給される。この時
点で区分開閉器PAS−1を開放すればPAS−1から
PAS−2間は停電となり、前記無停電救済負荷LOに
は発電電源から電源供給しながら、本区間の改修工事が
行える。
【0005】前記改修工事終了後、区分開閉器PAS−
1を投入すれば、52Bの電源側まで常用電源PWが充
電されるため、再度同期投入装置SOAにより無停電救
済負荷LOに電源供給中の発電電源の周波数、電圧を同
期化制御し、電圧位相のほぼ一致した時点で52Bを同
期投入する。引き続き発電側電力値を零にするように、
負荷移行装置FMAによりGOVに制御指令を与え、発
電電源側からバイパス回路側に負荷移行した後、52G
を遮断し発電電源を切り離す。前後に柱上の区分開閉器
PAS−2を投入し、52B遮断後、接続ケ−ブルを外
し、電源供給部PPSの撤収を行う。現状は以上のよう
な操作手順で電源供給部を用いて、配電線側と、無停電
切替え、切り戻しを行っている。
1を投入すれば、52Bの電源側まで常用電源PWが充
電されるため、再度同期投入装置SOAにより無停電救
済負荷LOに電源供給中の発電電源の周波数、電圧を同
期化制御し、電圧位相のほぼ一致した時点で52Bを同
期投入する。引き続き発電側電力値を零にするように、
負荷移行装置FMAによりGOVに制御指令を与え、発
電電源側からバイパス回路側に負荷移行した後、52G
を遮断し発電電源を切り離す。前後に柱上の区分開閉器
PAS−2を投入し、52B遮断後、接続ケ−ブルを外
し、電源供給部PPSの撤収を行う。現状は以上のよう
な操作手順で電源供給部を用いて、配電線側と、無停電
切替え、切り戻しを行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した電源供給
部PPSでは配電線と無停電切替え、切り戻しを行うの
に際して最も労力を要する作業が接続ケ−ブルを配電線
に活線接続する作業である。この作業には、まず、接続
ケ−ブルを配電線への活線接続のために、配電線の絶縁
被覆を剥ぐ、次に接続ケ−ブルに取り付けた活線接続器
を前述の被覆を剥いだ箇所にクランプして締め付ける。
その後、接続器取り付け箇所に絶縁防護を行う。これら
の作業工程を活線状態のまま高所で行うため、危険も伴
う。このため上記の作業は必要最小限にとどめたい要求
が強い。
部PPSでは配電線と無停電切替え、切り戻しを行うの
に際して最も労力を要する作業が接続ケ−ブルを配電線
に活線接続する作業である。この作業には、まず、接続
ケ−ブルを配電線への活線接続のために、配電線の絶縁
被覆を剥ぐ、次に接続ケ−ブルに取り付けた活線接続器
を前述の被覆を剥いだ箇所にクランプして締め付ける。
その後、接続器取り付け箇所に絶縁防護を行う。これら
の作業工程を活線状態のまま高所で行うため、危険も伴
う。このため上記の作業は必要最小限にとどめたい要求
が強い。
【0007】しかし、図2の方式では負荷側接続ケ−ブ
ルと電源側接続ケ−ブル(配電線が三相3線式の場合は
合計6本)は電源供給部PPSへ切替え送電時、並びに
配電線へ切り戻し操作時共に配電線へ活線接続しておく
必要がある。負荷側接続ケ−ブルは無停電救済負荷LO
に給電するためにどうしても必要となる。一方、電源側
ケ−ブルは無停電切替え送電時に、配電線電源側に折角
活線接続しても、例えば、電源側の配電線張り替え等の
場合電源側ケ−ブル活線接続作業を重複して行わなけれ
ばならない。また、緊急を要する事態等においても、取
り急ぎ負荷側ケ−ブルのみ活線接続し、電源供給部によ
り無停電切替え送電をなるべく短時間のうちに行い、改
修済の常用電源側PWへの切り戻し作業が必要時のみ、
電源側ケ−ブルを活線接続した方式が作業手順上も無駄
がない。
ルと電源側接続ケ−ブル(配電線が三相3線式の場合は
合計6本)は電源供給部PPSへ切替え送電時、並びに
配電線へ切り戻し操作時共に配電線へ活線接続しておく
必要がある。負荷側接続ケ−ブルは無停電救済負荷LO
に給電するためにどうしても必要となる。一方、電源側
ケ−ブルは無停電切替え送電時に、配電線電源側に折角
活線接続しても、例えば、電源側の配電線張り替え等の
場合電源側ケ−ブル活線接続作業を重複して行わなけれ
ばならない。また、緊急を要する事態等においても、取
り急ぎ負荷側ケ−ブルのみ活線接続し、電源供給部によ
り無停電切替え送電をなるべく短時間のうちに行い、改
修済の常用電源側PWへの切り戻し作業が必要時のみ、
電源側ケ−ブルを活線接続した方式が作業手順上も無駄
がない。
【0008】しかるに、図2の回路において、負荷側ケ
−ブルだけで配電線に対して無停電切替え送電を実施し
ようとして発電電源を同期投入しても、配電線側電流の
信号取り込みをしていないため、負荷移行が適正に行え
ず、PAS−2開放後、発電電源が過負荷で遮断してし
まったり、PAS−2開放時の発電電源の負荷変動が大
きいために、電源動揺が大きくなる等の弊害が想定さ
れ、安全、円滑、確実に実施し得なかった。
−ブルだけで配電線に対して無停電切替え送電を実施し
ようとして発電電源を同期投入しても、配電線側電流の
信号取り込みをしていないため、負荷移行が適正に行え
ず、PAS−2開放後、発電電源が過負荷で遮断してし
まったり、PAS−2開放時の発電電源の負荷変動が大
きいために、電源動揺が大きくなる等の弊害が想定さ
れ、安全、円滑、確実に実施し得なかった。
【0009】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、活線接続しても安全、円滑、確実に配電線を無停
電切替え、切り戻しができるようした配電線無停電切替
用電源供給装置を提供することを目的とする。
ので、活線接続しても安全、円滑、確実に配電線を無停
電切替え、切り戻しができるようした配電線無停電切替
用電源供給装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、第1発明は配電線と、無停電切替
え、切り戻しを行う電源供給装置において、配電線上の
区分開閉器を挾んで、その電源側には常用電源側へ切戻
し作業時のみ電源側接続ケ−ブルを活線接続スるように
し、その負荷側には配電線側電流検出用のクランプ式電
流センサを設けるとともに、その負荷側に負荷側接続ケ
−ブルを活線接続し、前記クランプ式電流センサの出力
を移動用電源供給部に入力したことを特徴とするもので
ある。
を達成するために、第1発明は配電線と、無停電切替
え、切り戻しを行う電源供給装置において、配電線上の
区分開閉器を挾んで、その電源側には常用電源側へ切戻
し作業時のみ電源側接続ケ−ブルを活線接続スるように
し、その負荷側には配電線側電流検出用のクランプ式電
流センサを設けるとともに、その負荷側に負荷側接続ケ
−ブルを活線接続し、前記クランプ式電流センサの出力
を移動用電源供給部に入力したことを特徴とするもので
ある。
【0011】第2発明は移動用電源供給部には線路側電
流検出部を設け、この線路側電流検出部にクランプ式電
流センサの出力を電流信号伝送手段を介して導入したこ
とを特徴とするものである。
流検出部を設け、この線路側電流検出部にクランプ式電
流センサの出力を電流信号伝送手段を介して導入したこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】配電線に対して電源供給部により無停電切替え
送電を行う場合は、配電線上の区分開閉器負荷側に設け
たクランプ式電流センサで検出した配電線電流を信号伝
送手段を用いて電源供給部に取り込む。これにより、配
電線に負荷側接続ケ−ブルを活線接続するだけで両電源
間の同期投入、負荷移行が安全、円滑、確実に行える。
しかる後、区分開閉器を開放する。一方電源供給部より
配電線常用電源側に無停電切り戻しを行う場合は、負荷
側接続ケ−ブルから無停電救済負荷に給電継続中に、該
当する配電線上の区分開閉器電源側に電源側接続ケ−ブ
ルを活線接続し、両電源間の同期投入、負荷移行を安
全、円滑、確実に行った上、区分開閉器を再投入する。
送電を行う場合は、配電線上の区分開閉器負荷側に設け
たクランプ式電流センサで検出した配電線電流を信号伝
送手段を用いて電源供給部に取り込む。これにより、配
電線に負荷側接続ケ−ブルを活線接続するだけで両電源
間の同期投入、負荷移行が安全、円滑、確実に行える。
しかる後、区分開閉器を開放する。一方電源供給部より
配電線常用電源側に無停電切り戻しを行う場合は、負荷
側接続ケ−ブルから無停電救済負荷に給電継続中に、該
当する配電線上の区分開閉器電源側に電源側接続ケ−ブ
ルを活線接続し、両電源間の同期投入、負荷移行を安
全、円滑、確実に行った上、区分開閉器を再投入する。
【0013】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面に基づいて説
明するに、図2と同一部分は同一符号を付して述べる。
図1はこの発明の一実施例で、図1において、DCTは
クランプ式電流センサで、このクランプ式電流センサD
CTは配電線の区分開閉器PAS−2の負荷側直下に取
り付けられ、その2次側は電流信号伝送手段ISMを介
して電源供給部PPS内の線路側電流検出部LIDに供
給される。線路側電流検出部LIDで検出された電流
(配電線側電流)は線路側電力検出部LPDに供給さ
れ、ここで、合成される。電源供給部PPSを配電線に
対して無停電切替送電する場合は区分開閉器PAS−2
の負荷側に取り付けたクランプ式電流センサDCTよ
り、さらに負荷側に負荷側接続ケ−ブルFCBを活線接
続する。なお、電流信号伝送手段ISMとしてはセンサ
種類に応じてシ−ルド線方式、光ファイバ伝送式、FM
無線式等があり、それに見合った線路側電流検出部LI
Dにて電流信号を受信し、線路側電力検出できる信号レ
ベルに変換する。
明するに、図2と同一部分は同一符号を付して述べる。
図1はこの発明の一実施例で、図1において、DCTは
クランプ式電流センサで、このクランプ式電流センサD
CTは配電線の区分開閉器PAS−2の負荷側直下に取
り付けられ、その2次側は電流信号伝送手段ISMを介
して電源供給部PPS内の線路側電流検出部LIDに供
給される。線路側電流検出部LIDで検出された電流
(配電線側電流)は線路側電力検出部LPDに供給さ
れ、ここで、合成される。電源供給部PPSを配電線に
対して無停電切替送電する場合は区分開閉器PAS−2
の負荷側に取り付けたクランプ式電流センサDCTよ
り、さらに負荷側に負荷側接続ケ−ブルFCBを活線接
続する。なお、電流信号伝送手段ISMとしてはセンサ
種類に応じてシ−ルド線方式、光ファイバ伝送式、FM
無線式等があり、それに見合った線路側電流検出部LI
Dにて電流信号を受信し、線路側電力検出できる信号レ
ベルに変換する。
【0014】次に上記実施例の動作を述べる。電源供給
部PPSを配電線に対して無停電切替送電する場合は、
PAS−2の負荷側にクランプ式電流センサDCTを取
り付けし、それより更に負荷側に負荷側接続ケ−ブルを
活線接続する。ここで、検相確認回路DTSで活線接続
状態を確認し、かつ前記した配電線電流および線路側電
力検出値の読みが、発電電源の定格範囲内であることが
事前確認できる。
部PPSを配電線に対して無停電切替送電する場合は、
PAS−2の負荷側にクランプ式電流センサDCTを取
り付けし、それより更に負荷側に負荷側接続ケ−ブルを
活線接続する。ここで、検相確認回路DTSで活線接続
状態を確認し、かつ前記した配電線電流および線路側電
力検出値の読みが、発電電源の定格範囲内であることが
事前確認できる。
【0015】次に、発電電源を始動し、同期投入装置に
より配電線電源に対し、52Gを同期投入する。同期投
入後は線路側電力検出値を零に近付けるべく、負荷移行
を行った後,PAS−2を開放する。その後、PAS−
1からPAS−2間を停電させてその間の配電線路の停
電改修工事を行う。この配電線路改修工事が終了後、P
AS−1を再投入すると、PAS−2の電源側まで常用
電源は復電する。ここで、電源側接続ケ−ブルを配電線
に活線接続し、検相確認回路によりケ−ブル接続状況を
確認する。その後は、従来と同様にして発電電源側から
配電線側に安全、円滑、確実に無停電切り戻しを行うこ
とができる。
より配電線電源に対し、52Gを同期投入する。同期投
入後は線路側電力検出値を零に近付けるべく、負荷移行
を行った後,PAS−2を開放する。その後、PAS−
1からPAS−2間を停電させてその間の配電線路の停
電改修工事を行う。この配電線路改修工事が終了後、P
AS−1を再投入すると、PAS−2の電源側まで常用
電源は復電する。ここで、電源側接続ケ−ブルを配電線
に活線接続し、検相確認回路によりケ−ブル接続状況を
確認する。その後は、従来と同様にして発電電源側から
配電線側に安全、円滑、確実に無停電切り戻しを行うこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
電源供給部により配電線に対して無停電切替送電する場
合は、接続ケ−ブルは負荷側のみ(三相3線式配電線の
場合は3本)活線接続するだけで、安全、円滑、確実
に、配電線負荷量の事前確認や、同期投入後の負荷移行
も含め行えるようになった。従って、例えば電源側配電
線張り替え工事などの場合、従来は切替送電時、並びに
常用復電切り戻し時共、電源供給装置の負荷側および電
源側接続ケ−ブルの活線接続を必要としていたものが、
常用復電切り戻し時のみ電源側接続ケ−ブルを活線接続
すればよく、危険を伴う活線接続作業の低減を図ること
ができる。
電源供給部により配電線に対して無停電切替送電する場
合は、接続ケ−ブルは負荷側のみ(三相3線式配電線の
場合は3本)活線接続するだけで、安全、円滑、確実
に、配電線負荷量の事前確認や、同期投入後の負荷移行
も含め行えるようになった。従って、例えば電源側配電
線張り替え工事などの場合、従来は切替送電時、並びに
常用復電切り戻し時共、電源供給装置の負荷側および電
源側接続ケ−ブルの活線接続を必要としていたものが、
常用復電切り戻し時のみ電源側接続ケ−ブルを活線接続
すればよく、危険を伴う活線接続作業の低減を図ること
ができる。
【0017】また、配電線路の負荷状況やその他の条件
から、電源供給部による給電は、送電時のみ無停電切替
送電ができ、常用側への復電は停電切替で済む場合もあ
る。このような場合でも従来は負荷側および電源側接続
ケ−ブルを含め配電線へ活線接続しないと、安全、円
滑、確実な無停電切替送電ができなかったが、この発明
によれば、負荷側接続ケ−ブルのみで行えるようになる
利点がある。
から、電源供給部による給電は、送電時のみ無停電切替
送電ができ、常用側への復電は停電切替で済む場合もあ
る。このような場合でも従来は負荷側および電源側接続
ケ−ブルを含め配電線へ活線接続しないと、安全、円
滑、確実な無停電切替送電ができなかったが、この発明
によれば、負荷側接続ケ−ブルのみで行えるようになる
利点がある。
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図。
【図2】従来例を示す構成説明図。
PAS−1,PAS−2…区分開閉器 LC1,LC2…活線接続部 DCT…クランプ式電流センサ HVL…高圧配電線 PW…常用電源側 LO…無停電救済負荷 PCB…電源側接続ケ−ブル FCB…負荷側接続ケ−ブル ISM…電流信号伝送手段 PPS…移動用電源供給部
Claims (2)
- 【請求項1】 配電線と、無停電切替え、切り戻しを行
う電源供給装置において、 配電線上の区分開閉器を挾んで、その電源側には常用電
源側へ切戻し作業時のみ電源側接続ケ−ブルを活線接続
するようにし、その負荷側には配電線側電流検出用のク
ランプ式電流センサを設けるとともに、その負荷側に負
荷側接続ケ−ブルを活線接続し、前記クランプ式電流セ
ンサの出力を移動用電源供給部に入力したことを特徴と
する配電線無停電切替用電源供給装置。 - 【請求項2】 移動用電源供給部には線路側電流検出部
を設け、この線路側電流検出部にクランプ式電流センサ
の出力を電流信号伝送手段を介して導入したことを特徴
とする請求項1記載の配電線無停電切替用電源供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6024604A JPH07236236A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 配電線無停電切替用電源供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6024604A JPH07236236A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 配電線無停電切替用電源供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236236A true JPH07236236A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12142759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6024604A Pending JPH07236236A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 配電線無停電切替用電源供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07236236A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7253538B2 (en) | 2004-02-20 | 2007-08-07 | Japan Radio & Electric Mfg. Co., Ltd. | Method of supplying electric power from shore to ship and system thereof |
KR101373850B1 (ko) * | 2014-02-07 | 2014-03-26 | 주식회사 네스앤텍 | 유선 비행체의 전원공급시스템 |
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1994
- 1994-02-23 JP JP6024604A patent/JPH07236236A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7253538B2 (en) | 2004-02-20 | 2007-08-07 | Japan Radio & Electric Mfg. Co., Ltd. | Method of supplying electric power from shore to ship and system thereof |
KR101373850B1 (ko) * | 2014-02-07 | 2014-03-26 | 주식회사 네스앤텍 | 유선 비행체의 전원공급시스템 |
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