JPH0723592B2 - ダイジェスター内の消費済み液を置換する方法と装置 - Google Patents

ダイジェスター内の消費済み液を置換する方法と装置

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JPH0723592B2
JPH0723592B2 JP2514965A JP51496590A JPH0723592B2 JP H0723592 B2 JPH0723592 B2 JP H0723592B2 JP 2514965 A JP2514965 A JP 2514965A JP 51496590 A JP51496590 A JP 51496590A JP H0723592 B2 JPH0723592 B2 JP H0723592B2
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liquor
batch
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フェイガーランド、バーティル・ケー・イー
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ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C7/00Digesters
    • D21C7/14Means for circulating the lye
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C7/00Digesters
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はウッドチップのようなセルロース材料を蒸解す
る方法と装置、特に、蒸解工程の終わりに消費済み黒液
に含まれる顕熱を回収する方法と装置に関する。
背景技術 ウッドチップを蒸解する従来のバッチ工程においては、
ダイジェスターにはチップが充填され、それから、蒸解
用化学物質が補給される。この化学物質は、ソーダプロ
セスでは基本的には水酸化ナトリウム溶液で成り、クラ
フトプロセスではさらに硫黄化合物を加えたもので成
る。ダイジェスターは、それからシールされ、ダイジェ
スターの温度はスチームにより蒸解温度に上げられ、こ
の温度は或る時間の間維持される。蒸解処理が終わる
時、ダイジェスターのブロー弁が開かれ、ダイジェスタ
ーの内容物は、ダイジェスター内の熱い液をスチーム内
にフラッシュさせ、ダイジェスターから脱リグニンパル
プを押し出すことによりブロータンクへ排出される。
処理工程中、ダイジェスターの内容物により得られた熱
エネルギーの多くは、排出蒸気と共にブロータンクを通
って流出する。そのような熱エネルギーを回収するため
に、種々の形式の熱回収システムを通ってこのような蒸
気を送る試みが従来なされてきた。これらの回収システ
ムの多くは効率的なものではなく、エネルギー費用を節
約するために、或るパルプ製造業者は連続蒸解方法を採
用することを選択した。連続方法は、バッチ蒸解方法と
は全く異るが、普通、従来のバッチ方法の場合より一層
有効に熱を利用することができる。しかし、連続方法で
必要とされる装置の費用は、普通、従来のバッチ方法で
必要とされる装置の費用より実質的に高くなり、そこで
得られるパルプ特性も異る。
従来、例えば、本発明者の米国特許第4,578,149号及び
第4,601,787号に提案されているように、エネルギーの
節約を行うバッチ型式の方法を利用した装置は種々提案
されてきた。修正されたバッチ方法においては、蒸解の
終わりに、ダイジェスターは加圧状態に保持され、熱い
蒸解液を、圧力下で、かつ、実質的に蒸解温度で置換す
るために置換液が使用される。3つのアキュムレーター
システムに置換された冷液、熱液及び温液を貯蔵するた
めに2個又は3個のアキュムレーターが使用される。次
にダイジェスターが充填される間、それらのアキュムレ
ーター内の液はダイジェスターへ圧送されて空気を置換
し、チップを予加熱、予処理するようになっている。液
の充填は、全て置換により行われる。従来公知の置換方
法によれば、置換流体はダイジェスターの底部へ圧送さ
れ、置換しれた流体はダイジェスターの頂部から流出す
る。
本発明の目的は、バッチ型式の方法の利点を利用し、従
来のバッチ方法以上に熱エネルギーの節約を増進させる
改良された方法と装置を提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、蒸解工程の終わりに使用
済みの黒液を排出する置換概念を使用し、かつ、その工
程の終わりに液を排出する時間を節約することができる
改良されたバッチ型式のダイジェスター蒸解システムを
提供することである。
本発明のさらにもうひとつの目的は、バッチ型式の蒸解
が行われ、かつ、消費済みの液の高い温度を保存するた
めに置換液と熱い黒液との混合を減少させ、置換液を付
加することによって蒸解工程の終わりに黒液が除去され
るようにした方法を提供することである。
発明の開示 本発明の概念によれば、ダイジェスターをウッドチップ
と蒸解液で満たし、蒸解工程の終わりに、消費済み黒液
が除去されて高温で、かつ、大気圧以上の圧力で貯槽に
保持され、その後、黒液内の顕熱と残留化学物質とを回
収するため第2ダイジェスター内でチップを加熱し、そ
れを前もって処理する。黒液はダイジェスターの底部と
頂部の両方に低温置換液を圧送することにより加圧状態
で貯槽へ移送される。消費済みの高温の黒液は、頂部と
底部から接近する2つの低温液のコラムにより押しやら
れてダイジェスターの中央部分において移送される。ダ
イジェスターの次の充填における置換も同様な方法で行
われる。
これより、置換は最短の時間で行われる。前方の置換さ
れる液を押しやる接近する置換液の前面で、或る量の混
合が生じる。この界面の深さ、即ち混合量は最少であ
る。なぜなら、その界面の移動する距離は、従来の置換
技術より短縮され、両方向から置換される液を押しやる
ことによって、置換に必要な合計時間を短縮することが
できるからである。また、置換される液体と置換する液
体との間に2つの界面があるが、その界面の深さは減少
する。
2つの置換方向を有することによって生じるもうひとつ
の特徴は、脱リグニン工程にとって最適な蒸解時間があ
る点で、サイクル時間の短縮に役立つことである。蒸解
時間が終了する時、ウッドチップを過度に蒸解すること
がないように蒸解処理反応を迅速に終了させることが望
ましい。一層冷えた液による置換時間の短縮は、全体の
工程で達成される時間短縮によってミルのシステムの全
体的な生産量を上げることができるという点でさらに効
果的である。
排出(ブロー)は、黒液の全てを排出し、また、例えば
スチーム圧のような普通の手段によって頂部から内容物
を排出し、底端から脱リグニンパルプを排出するために
ダイジェスターの頂部に流入した空気を利用し、又は、
望ましくはダイジェスターから内容物を吐出することに
よって行われる。
置換液が両端から供給される場合、上端と下端にあるパ
ルプは、ダイジェスター内で基本的には同量の洗滌を受
け、ダイジェスター全体を通して、一段と均等なダイジ
ェスター内の洗滌が行われる。
本発明のその他の目的、効果及び特徴は、明細書に示す
好ましい実施例、請求の範囲及び図面に関連してなされ
る本発明の概念の説明により一層明らかとなるであろ
う。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の原理に従って構成され操作されるダイ
ジェスターシステムの概略図である。
発明を実施するための最良の形態 バッチ型式の方法においては、ダイジェスターにウッド
チップを充填し、反応化合物を含む反応液をダイジェス
ターへ導入するのは典型的なことである。ソーダプロセ
スの場合、白液(ホワイトリカー)として知られている
反応液は、基本的には硫黄化合物を含む液の水溶液であ
る。高温、高圧下でダイジェスターの内容物に蒸解が生
じ、ダイジェスター内の温度は典型的には330゜〜350゜
F(165〜177℃)の範囲内にある。蒸解サイクルの終わ
りにおいては、反応液は黒液(ブラックリカー)又は消
費済み液と呼ばれ、これは、ダイジェスターの温度をも
ち、さらに残留活性化学物質を含む。
本発明によれば、蒸解サイクルの終わりに、ダイジェス
ター内にその圧力を保持しながら、好ましくはパルプ洗
滌サイクルからの濾過液である置換液体がダイジェスタ
ーの両端へ圧送される。この第1の容積の低温液がダイ
ジェスターの頂部へ圧送され、第2の容積の低温液がダ
イジェスターの底部へ圧送され、それによって熱い黒液
が置換される。この熱い黒液は、ダイジェスターの中心
にある出口を通ってダイジェスターから排出され、ダイ
ジェスターの温度と圧力で貯槽又はアキュムレーターへ
送られる。チップをさらに蒸解し洗滌するために、付加
的な置換が利用される。各置換流体の総量は、黒液の容
積に等しい必要はない。例えば、頂部及び底部へ圧送さ
れる第3及び第4の容積の液は、さらに熱い消費された
液となり、ダイジェスターから排出される。
ダイジェスターが充填される時には、例えば、ダイジェ
スターへ流入するチップに対して加圧流体を放出するよ
うに配置されたスチームノズル又はエアノズルによっ
て、適当に詰め込まれた状態になるようにチップがダイ
ジェスターへ供給される。充填が完了すると、ダイジェ
スターは、その前のダイジェスターサイクルにおいて置
換液として典型的に利用される低温のウォッシャーの濾
過液で満される。この充填により、ダイジェスターから
エアが押し出され、初期のチップの処理が行われ、また
チップをわずかに温める。三段階の置換加熱工程におい
ては、この充填は冷えた黒液のアキュムレーターからの
液で行われる。その冷えた黒液は、もうひとつの液のア
キュムレーターからの温い黒液を利用してダイジェスタ
ーから置換され、次の置換は、熱い黒液とその後、蒸解
液で行われる。各置換時、蒸解サイクルのはじめに又は
その終わりに、置換流体はダイジェスターの頂部と底部
の両方へ圧送され、置換される流体はダイジェスターの
両端の中間部で置換される。通常、頂部と底部からの各
々の置換はほぼ同時に行われるが、或る状況では、一方
または他方を遅延させることもできる。
本発明の方法を実施するために使用される装置における
ダイジェスター10を図面に示す。蒸解サイクルの開始
時、前処理済みのチップは符号11の位置でダイジェスタ
ー内へ充填され、そして例えばスチーム又は空気で詰め
込まれて最大の容積となる。ダイジェスターの下端には
弁12aをもつ開口12があって、同弁12aは、蒸解の完了時
と置換工程において開かれてブロー室13へパルプをブロ
ー又は吐出する。
蒸解工程を始めるために、タンクファーム16から冷えた
黒液、温かい黒液及び熱い黒液により予備加熱が行われ
る。タンクファーム16は複数のアキュムレーターを有す
る。この技術に熟達した人々によく知られていて、さら
に、本発明者の前記米国特許に示すように、冷えた黒液
と熱い黒液、多分さらには温かい黒液のために適当なア
キュムレーターが備えられる。また、適当な制御弁装置
17,18が設けられているので、全ての置換液はダイジェ
スターの頂部と底部の両方の位置に制御自在に送られ
る。この制御弁装置は典型的な流量制御弁であって、各
端部で、置換の開始と終了、及び置換率を別々に制御す
ることができる。チップを予め加熱し、前もって処理す
るために置換が完了した後、チップは蒸解処理され、ダ
イジェスターは、シールされて所定時間だけ所定の蒸解
温度に保持される。この技術に熟達した人々によって認
識されるように、例えば熱交換器のような加熱装置をさ
らに設けることもできる。
蒸解処理の完了時、ダイジェスター内の圧力と温度が保
持され、冷えた置換液がダイジェスターの頂部と底部へ
圧送される。この場合、低温度は低温タンク19から得ら
れ、そして、弁21,22を有する制御ラインを通ってポン
プ20によりダイジェスター内へ送りこまれる。パルプウ
ォッシャーから得られるのが好ましいこの低温液がダイ
ジェスター内へ圧送される時、この低温液はダイジェス
ターの底部から上方へ、そして頂部から下方へ前進し、
これによって、熱い消費済み黒液は1本のラインと弁23
を通ってタンクファーム16の高温アキュムレーターへ排
出される。高温の黒液は、符号27で概略的に示すもうひ
とつのダイジェスター内のチップを前もって加熱するた
めに使用される。ダイジェスター27は、典型的には、そ
の寸法と操作がダイジェスター10と同様であることはこ
の技術に熟達した人々によって認識されよう。ダイジェ
スターの頂部と底部の各々の所で低温タンク19とタンク
ファーム16とからの液体に対して別の入口が示されてい
るが、各々からの弁を有する別個のラインがダイジェス
ターに共通の入口を有するようにし、ダイジェスターの
頂部と底部に1個の流体入口を設けるようにすることも
できる。
ダイジェスター10は、その頂部と底部との間の中間部分
にスクリーン25を有する。ダイジェスター内から置換さ
れる熱い黒液又は他の流体は、スクリーン25を通って排
出され、かつ、スクリーンはパルプが逃げないようにな
っている。スクリーン25へ向ってダイジェスターの底部
から上方へ、また、頂部から下方へダイジェスター内を
置換液が前進し、そして置換された液が排出される時、
熱い消費済み黒液とは別に収集される置換液の前進する
前面の間に界面が形成される。
蒸解の完了時、ダイジェスターからの排出は、加圧スチ
ーム、エア、又は他の流体が頂部入口31へ導入されるこ
とによって達成することができる。この流体の導入は、
ブローピット13へパルプが全部押入されるまで続く。ま
た、弁12aとブローピット13とに関連したポンプを、ダ
イジェスターを空にするために使用することができる。
ブローピット内の繊維は洗滌水30が流入するウォッシャ
ー29へ送られる。熱い繊維からいくらかの熱をとった洗
滌液は、次のバッチ蒸解工程で置換液として使用するた
めに低温タンク19へ送られる。低温タンク19をタンクフ
ァーム16の一部で構成することもできる。普通、ダイジ
ェスターは複数個使用され、順次バッチ蒸解工程を行う
ように操作され、符号27で示す次のダイジェスターに対
してタンクファーム16のアキュムレーターからの熱い黒
液を使用する場合と同様に、1つのダイジェスターから
の洗滌液は、他のダイジェスターに対して使用すること
ができる。
かくして、排出される前のパルプから黒液を除去するこ
とにより、熱エネルギーの損失を少くし、空気汚染を低
下させることができる、改良された簡単で比較的迅速な
方法が提供されることが理解されよう。本発明の範囲か
ら逸脱することなしに、種々の変形が可能である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイジェスター(10)に多量のセルロース
    材料と蒸解液を供給し、この供給物は、それから脱リグ
    ニンパルプと熱い消費済み液とのコラムを前記ダイジェ
    スター(10)内に得るために、高温と大気圧以上の圧力
    とで蒸解処理され; 前記セルロース材料の蒸解後、脱リグニンパルプの前記
    コラムを実質的にそのままの状態に保持しながら前記ダ
    イジェスター(10)内に低温液を圧送することによって
    熱い加圧下の消費済み液を排出して熱い加圧消費済み液
    を量的に置換し、前記高温と大気圧以上の圧力に保持し
    ながら前記ダイジェスターから熱い消費済み液を排出
    し、前記置換された熱い加圧下の消費済み液を第2のセ
    ルロース材料(27)へ移送し、それによって、前記第2
    のセルロース材料を予め加熱するために前記熱い消費済
    み液の顕熱を利用する; バッチ蒸解方法において; 低温液の第1容積部分は前記コラムの頂部でダイジェス
    ター内へ圧送されてダイジェスター内で熱い消費済み液
    を下方へ向って置換し、前記低温液の第2容積部分は前
    記コラムの底部でダイジェスター内へ圧送されて、ダイ
    ジェスター内で熱い消費済み液を上方へ向って置換し、
    置換された熱い消費済み液はダイジェスターの両端の中
    央位置でダイジェスターから排出されることを特徴とす
    るバッチ蒸解方法。
  2. 【請求項2】ダイジェスター(10)に多量のセルロース
    材と蒸解液が供給され、この供給物は、それから脱リグ
    ニンパルプと熱い消費済み液とのコラムを前記ダイジェ
    スター(10)内に得るために、高温と大気圧以上の圧力
    で蒸解処理される請求の範囲1に記載のバッチ蒸解方法
    において; 前記第1及び第2容積をダイジェスター(10)内の熱い
    消費済み液の総容積より小さくしたバッチ蒸解方法。
  3. 【請求項3】ダイジェスター(10)に多量のセルロース
    材と蒸解液が供給され、この供給物は、それから脱リグ
    ニンパルプと熱い消費済み液とのコラムを前記ダイジェ
    スター(10)内に得るために、高温と大気圧以上の圧力
    で蒸解処理される請求の範囲1に記載のバッチ蒸解方法
    において; 第3及び第4の容積の置換流体はそれぞれダイジェスタ
    ー(10)の頂端部と底端部とに圧送され、前記第1、第
    2、第3及び第4の容積の合計をダイジェスター(10)
    内の熱い消費済み液の溶液に実質的に等しくするバッチ
    蒸解方法。
  4. 【請求項4】ダイジェスター(10)に多量のセルロース
    材と蒸解液が供給され、この供給物は、それから脱リグ
    ニンパルプと熱い消費済み液とのコラムを前記ダイジェ
    スター(10)内に得るために、高温と大気圧以上の圧力
    で蒸解処理される請求の範囲1に記載のバッチ蒸解方法
    において; 低温液の前記第1容積部分と低温液の前記第2容積部分
    は、それぞれ、前記ダイジェスター(10)の頂部と底部
    へ同時に圧送される、バッチ蒸解方法。
  5. 【請求項5】ダイジェスター(10)に多量のセルロース
    材と蒸解液が供給され、この供給物は、それから脱リグ
    ニンパルプと熱い消費済み液とのコラムを前記ダイジェ
    スター(10)内に得るために、高温と大気圧以上の圧力
    で蒸解処理される請求の範囲1に記載のバッチ蒸解方法
    において; 前記置換された熱い消費済み加圧液を第2のセルロース
    材へ移送する前記移送は、個々の容積部分の前記置換さ
    れた消費済み液をバッチダイジェスター(27)に含まれ
    る非蒸解チップの頂部と底部へ圧送することによって行
    われるバッチ蒸解方法。
  6. 【請求項6】セルロースが脱リグニンされる所定の蒸解
    時間中、高温高圧の下でセルロースのバッチ量を収容す
    るように設計され、かつ、上端と下端を有するダイジェ
    スター(10)と、ダイジェスターの内部に連通する置換
    液のタンク(19)と、置換液のタンクから置換液を加圧
    下で導きダイジェスター(10)内の液を置換するポンプ
    (20)及び制御弁手段(21,22)と、前記置換液によっ
    て置換された液を受入れる置換される液の出口(23)
    と、前記ダイジェスター(10)から置換された液を前記
    置換される液の出口から受入れるため前記置換される液
    の出口に連通するアキュムレーター手段(16)とで成る
    多量のセルロースパルプをバッチ蒸解プロセスにおいて
    蒸解液により蒸解する装置において; 前記置換液のタンク(19)からの流体の入口がダイジェ
    スター(10)の上端と下端に設けられており、また、前
    記置換された液の出口(23)がダイジェスターの中央部
    分に設けられていることを特徴とする多量のセルロース
    パルプをバッチ蒸解工程において蒸解液により蒸解する
    装置。
  7. 【請求項7】第2ダイジェスターと、アキュムレーター
    手段を前記第2ダイジェスターに接続させる手段とを有
    し、置換された液が第2ダイジェスターのセルロースチ
    ップを通って送られ、チップの温度を上昇させ、かつ、
    チップを予め処理するために置換された液の顕熱と残留
    化学物質とが利用される請求の範囲6に記載のバッチ蒸
    解工程において多量のセルロースパルプを蒸解液により
    蒸解する装置。
  8. 【請求項8】前記第2ダイジェスターの頂部と底部にお
    いて前記第2ダイジェスターに接続された別個の液の流
    の導通ラインと、前記第2ダイジェスターの中央部分に
    あって、前記第2ダイジェスターにおいて置換された流
    体を受入れる出口手段とを有する請求の範囲7に記載の
    バッチ蒸解工程において多量のセルロースパルプを蒸解
    液により蒸解する装置。
  9. 【請求項9】前記出口を通って排出される置換された液
    がダイジェスターから排出される時スクリーン(25)を
    通過するように、ダイジェスターの中央部分に配置され
    たスクリーン(25)を有する請求の範囲6に記載のバッ
    チ蒸解工程において多量のセルロースパルプを蒸解液に
    より蒸解する装置。
JP2514965A 1989-10-30 1990-09-26 ダイジェスター内の消費済み液を置換する方法と装置 Expired - Lifetime JPH0723592B2 (ja)

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US429,876 1989-10-30
US07/429,876 US5059284A (en) 1989-10-30 1989-10-30 Apparatus to displace a digester from both ends
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JPH05503964A JPH05503964A (ja) 1993-06-24
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