JPH0723586U - 芯を途中まで入れた鉛筆 - Google Patents
芯を途中まで入れた鉛筆Info
- Publication number
- JPH0723586U JPH0723586U JP6020993U JP6020993U JPH0723586U JP H0723586 U JPH0723586 U JP H0723586U JP 6020993 U JP6020993 U JP 6020993U JP 6020993 U JP6020993 U JP 6020993U JP H0723586 U JPH0723586 U JP H0723586U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pencil
- core
- shaft
- lead
- present
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- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は持ち易い状態で芯2を最後まで無駄
なく有効利用できる。又、鉛筆削器で削れ無くなる恐れ
がない。しかも、本考案の芯(2)には筆記用の黒鉛,
画材用の色鉛筆の芯材以外に細長い丸棒状の消ゴムなど
を用いても良い。 【構成】 軸1の一端から中央付近まで芯2を入れた構
造のものとするか、或いは軸1が細くて短い場合には軸
1の他端から芯2が無い部分を少なくとも5cm以上確保
した構造のものと成す。又、軸1の両端から別々の芯2
を入れ、中央部に芯2の無い部分を前記寸法分設けても
良い。
なく有効利用できる。又、鉛筆削器で削れ無くなる恐れ
がない。しかも、本考案の芯(2)には筆記用の黒鉛,
画材用の色鉛筆の芯材以外に細長い丸棒状の消ゴムなど
を用いても良い。 【構成】 軸1の一端から中央付近まで芯2を入れた構
造のものとするか、或いは軸1が細くて短い場合には軸
1の他端から芯2が無い部分を少なくとも5cm以上確保
した構造のものと成す。又、軸1の両端から別々の芯2
を入れ、中央部に芯2の無い部分を前記寸法分設けても
良い。
Description
【0001】
本考案は筆記用或いは画材用として用いる鉛筆の改良に関する。
【0002】
従来、鉛筆は鉛筆削器等で端部を削り、芯を出して使用し、鉛筆の長さが短く なると鉛筆削器では削れなくなるため、止むなく短くなった鉛筆はそのまま捨て られる場合が多く、極めて不経済で資源の無駄使いであった。又、鉛筆はある程 度短くなると書き難くなるためキャップを嵌めたり、或いはホルダ−を用い鉛筆 を長くさせて持ち易くすることも一般に行われている。
【0003】
しかしながら、前記キャップを嵌めた場合には、手,指で保持した時に鉛筆の 軸とは異なった違和感があって筆記し難く、指などに疲労を覚えるなどの欠点が あった。更に前記ホルダ−を使用して保持する場合は、鉛筆にガタツキが生じる ので筆記しにくくなると共に鉛筆がチャック部に引掛からぬ程度に短くなれば鉛 筆の固定が不可能となり、捨てられているのが現状である。尚、短くなった鉛筆 は、キャップを嵌めたまま或いはホルダ−で保持したままでは鉛筆削器で削るこ とが出来ないので、結局、鉛筆はある長さまで短くなれば捨てられていた。
【0004】 本考案は持ち易い状態で芯を最後まで無駄なく使用できる鉛筆を提供するにあ る。
【0005】
上記問題点を解決するために本考案は成されたものであり、つまり、軸の一端 から中央付近まで芯を入れたものとするか、或いは軸が細くて短い場合には軸の 他端から芯が無い部分を少なくとも5cm以上確保したものとする。その他の構造 として、軸の両端から中心に向かって別々の芯を入れ、その中央部に芯が無い部 分を少なくとも5cm以上確保するものとしても良い。
【0006】
次に本考案の作用について説明する。先ず使用する場合には、普通の鉛筆と同 様に鉛筆削器等で芯(2)のある方の端部を削って、芯(2)を出して使用する 。尚、この時、軸(1)の端面を見てその端面中心に芯(2)が見える方から削 れば良い。次に鉛筆を使用し、その軸(1)の長さが半分を過ぎると、芯(2) は自然に無くなり、それ以上鉛筆削器で削っても鉛筆としての機能が果たせなく なり、そのまま捨てれば良い。この場合、鉛筆の軸(1)の長さとしては未だ半 分残されているので、従来の如きキャップやホルダ−を用いる必要が無く、持ち 易い状態で且つ前記芯(2)が有効に最後まで使用し尽くすことができ、従来の ような鉱物資源の無駄使いとはならず極めて経済性の良いものとなる。又、本考 案の鉛筆を使用する際には、ある程度の長さが確保されているので、使い切るま で捨てにくくなり、しかも、短くならないので紛失し難くなるのである。この結 果、鉛筆の芯(2)は無駄使いにならず、有効利用され、木製だけの軸(1)が 捨てられることになる。尚、本考案の芯(2)としては筆記用の黒鉛,画材用と しての色鉛筆の芯材を用いるが、細長い丸棒状の消ゴムなどを芯(2)として用 いても良い。
【0007】 図4は軸(1)の両側に別々の芯(2)を入れた場合を示す図であり、これに ついて説明する。前記芯(2)は一端側が赤色で、他端側が青色の一般に用いら れる2色の色鉛筆として使用することが出来る。又、前記芯(2)の一端側に黒 鉛の一般的な黒色で、他端側が丸棒状な消ゴムを入れたものとして使用しても良 い。尚、両端に入れる芯(2)は上記に限定されるものではなく、他の組合せで も良い。次に、この2種類の芯(2)を用いた鉛筆を使用する場合には、一般の ものと同様に使用すれば良いが、軸(1)が短くなった時、上記同様な効果を発 揮する使い易いものとなるのである。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。(1)は木製鉛筆の一定太さ の軸であり、その形状としては一般に用いられている六角形,八角形,丸形など である。(2)は軸(1)の長手方向中央付近まで或いは軸(1)が細くて短い 場合には他端から少なくとも5cm以上離れた位置まで設けて入れた芯であり、該 芯(2)としては、筆記用に用いられる通常の黒鉛の芯、或いは画材などに用い る色鉛筆用の芯がある。前記芯(2)が5cmよりも短くなると殆どの鉛筆削器に 掛けて芯(2)を削り出すことが出来なくなる。尚、前記芯(2)は黒鉛や色鉛 筆用の芯だけでなく、丸棒状の消ゴムであっても良い。又、本考案の鉛筆を製作 する際に、前記軸(1)に芯(2)が入る穴を貫通させ、該芯(2)を途中で固 定して空洞側の端面が塞がれたものを製作しても良い(図3参照)。
【0009】 図4は本考案の別実施例を示す図面であり、これは前記実施例と比べると、軸 (1)の両側に別々の芯(2)を入れたものであり、その芯(2)の無い部分が 中央部に5cm以上設けた構造のものである。尚、前記軸(1)や前記芯(2)は 上記同様のものを用い、例えば、軸(1)の一端側が赤色で、他端側が青色の2 色の色鉛筆、或いは軸(1)の一端側が黒色で、他端側が丸棒状な消ゴムを入れ たものなどの組合せとし、この組合せとしては2種類の違う芯(2)であれば他 のものでも良い。
【0010】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0011】 本考案の鉛筆は鉛筆削器で削りながら順次使用し、ある程度長い状態で芯( 2)が無くなり、その時点で躊躇することなく捨てることができる。このため現 代の風潮である使い捨てとマッチすると共に必ず鉛筆削器に掛けて芯(2)出し することが出来る。
【0012】 又、軸(1)は持ち易い長さが常に確保されているので、本考案はキャップ やホルダ−が不要となり、従来の如くキャップを使用した時のような手や指に違 和感がなく、且つホルダ−を用いた時のようなガタツキがないので、長時間に渡 る筆記や絵画のデッサン等に於いても疲労が少なく快適に使用し続けることが出 来るのである。
【0013】 本考案は芯(2)が軸(1)に対して半分で済むと共にその芯(2)が最後 まで無駄なく有効利用され、木製だけの軸(1)が捨てられることになるが、鉱 物資源の無駄を省くことが可能となる。
【0014】 本考案の芯(2)に筆記用の黒鉛,画材用の色鉛筆の芯材以外に細長い丸棒 状の消ゴムなどを用いれば、持ち易く、且つ使い易い便利なものとなる。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】軸が短くて細い場合の本考案の実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図3】軸に芯用の穴が穿設されて作られた状態のもの
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】本考案の別実施例を示す断面図である。
1 軸 2 芯
Claims (6)
- 【請求項1】 軸(1)の一端から芯(2)を、該軸
(1)の中央付近まで或いは他端から少なくとも5cm以
上離れた位置まで設けたことを特徴とする芯を途中まで
入れた鉛筆。 - 【請求項2】 前記芯(2)が黒鉛である請求項1記載
の芯を途中まで入れた鉛筆。 - 【請求項3】 前記芯(2)が色鉛筆用の芯である請求
項1記載の芯を途中まで入れた鉛筆。 - 【請求項4】 軸(1)の両端から別々の芯(2)を中
央に向かって入れると共に、中央部には前記芯(2)の
無い部分を少なくとも5cm以上確保したことを特徴とす
る芯を途中まで入れた鉛筆。 - 【請求項5】 前記芯(2)が赤色と青色の色鉛筆用の
芯である請求項4記載の芯を途中まで入れた鉛筆。 - 【請求項6】 前記芯(2)が黒鉛と丸棒状の消ゴムで
ある請求項4記載の芯を途中まで入れた鉛筆。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6020993U JPH0723586U (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 芯を途中まで入れた鉛筆 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6020993U JPH0723586U (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 芯を途中まで入れた鉛筆 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723586U true JPH0723586U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=13135538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6020993U Pending JPH0723586U (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 芯を途中まで入れた鉛筆 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723586U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015051615A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 熱変色性固形筆記体 |
JP2015051616A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 固形筆記体 |
JP2015051614A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 熱変色性固形筆記体 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP6020993U patent/JPH0723586U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015051615A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 熱変色性固形筆記体 |
JP2015051616A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 固形筆記体 |
JP2015051614A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 熱変色性固形筆記体 |
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