JP3034934U - シャープペンシル用芯削り器 - Google Patents
シャープペンシル用芯削り器Info
- Publication number
- JP3034934U JP3034934U JP1996008452U JP845296U JP3034934U JP 3034934 U JP3034934 U JP 3034934U JP 1996008452 U JP1996008452 U JP 1996008452U JP 845296 U JP845296 U JP 845296U JP 3034934 U JP3034934 U JP 3034934U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- pencil
- knife
- sharpener
- cap
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- Expired - Lifetime
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- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ペンシルキャップの構造を結合させ、簡単に
芯削りができるシャープペンシル用芯削り器を提供す
る。 【解決手段】 本考案のシャープペンシル用芯削り器
は、ペンシルキャップ1の密封部11中央に芯41の直
径に相当する穴111を開け、穴111外側筒体2内に
斜め方向のナイフ3を取り付け、筒体2側面のナイフ3
に対応する箇所に内部とつながる窓21を作り、ペンシ
ルキャップ1両側の対称となる二箇所に突起121のあ
る弾力チップ12を付けている。これにより、削る際ペ
ンシルキャップ1をシャープペンシル4自身に被せ、先
端の芯41は穴111を通りナイフ3にぴったり接触
し、シャープペンシル4自身が回転することで芯41も
回りナイフ3が削るのを受け、二つは回転する軸中心に
対して一直線となり、芯41をうまく鋭利に削り、窓2
1を利用し芯屑を適時に排除できる。
芯削りができるシャープペンシル用芯削り器を提供す
る。 【解決手段】 本考案のシャープペンシル用芯削り器
は、ペンシルキャップ1の密封部11中央に芯41の直
径に相当する穴111を開け、穴111外側筒体2内に
斜め方向のナイフ3を取り付け、筒体2側面のナイフ3
に対応する箇所に内部とつながる窓21を作り、ペンシ
ルキャップ1両側の対称となる二箇所に突起121のあ
る弾力チップ12を付けている。これにより、削る際ペ
ンシルキャップ1をシャープペンシル4自身に被せ、先
端の芯41は穴111を通りナイフ3にぴったり接触
し、シャープペンシル4自身が回転することで芯41も
回りナイフ3が削るのを受け、二つは回転する軸中心に
対して一直線となり、芯41をうまく鋭利に削り、窓2
1を利用し芯屑を適時に排除できる。
Description
【0001】
本考案は、シャープペンシル用芯削り器に関するものである。
【0002】
従来のシャープペンシルには比較的太い(約2mm)芯を採用したものがあり 、使用する際に芯の先端を削り鋭利にすると字を書いたり図形を描くのに便利で ある。また、シャープペンシルに芯削り器を設けたものもあるが、その芯削り器 は、筒状の本体を利用しその一端中央に上が大きく下が小さい円錐形筒を作り、 筒上端横にV型ナイフの凹溝を設け、V型ナイフをそのナイフ凹溝にはめ込み、 もう一端には消しゴムを差し込む箇所を作る。これにより、シャープペンシル使 用時は芯削り器の構造を備えた一端をシャープペンシル上端の筒体内に被せ、消 しゴムの一端を外に出すと便利に使用できる。芯先端が丸くなった時削り器本体 を抜き方向を変え消しゴムをシャープペンシルに戻すと芯削り器の構造が表に現 われる。適時芯先端を円錐形筒内に差し込み左右に回転させると、円錐形筒内の V型ナイフによりその鋭利角度が芯を適当な鋭利度に削りあげる。
【0003】
上述の従来の芯削り器には使用上次のような若干の欠点がある。 (1) 芯端のみを芯削り器の円錐形筒に入れ、削る際に芯端とV型ナイフの みで位置を安定させるため、手に握ったシャープペンシルの芯を回転させる時そ の中心を始終一直線に保つのは難しく、脆い芯は削っている間に非常に容易に折 れ、芯の浪費を招く。
【0004】 (2) 芯削り器の筒の口が一つしか開いていなく、円錐形筒に芯屑を排除し たり蓄めたりする構造が欠乏しているので、削った際に出た芯屑の粉末は容易に 蓄まり除去するのが難しい。 また、従来の芯削り器(実際には鉛筆削り)には、ペンシルキャップを組み合 わせた設計もあるが、装飾性を備えたデザインであり、長方体のペンシルキャッ プの両端にそれぞれ鉛筆削りおよび鉛筆に被せる矢形溝を設け、鉛筆削りに鉛筆 を入れ削り、削り終わった鉛筆端を矢形溝内に差し込むものである。
【0005】 しかしながら、この種のペンシルキャップを結合させた鉛筆(芯)削り器は、 詳細に見ると、直接従来の鉛筆専用削り器をペンシルキャップに埋め込んだもの で、ペンシルキャップを一般筆記具に被せ便利であるが、伝統的な木製鉛筆を回 して削るのに限られ、現在芯削りが必要なシャープペンシルには全く適用できな い。また、鉛筆削りの構造設計において、ナイフは削り器本体にねじにより固定 されているが、組み立てに時間がかかるだけでなく、長時間使用すると削る反作 用で緩くなったり脱落する危険性もある。よって、ペンシルキャップを組み合わ せた鉛筆削りは現在大量に使用されているシャープペンシルを見ても、全く実用 性のないものと言える。
【0006】 以上のように、従来のシャープペンシルに組み合わせた芯削り器は未だ実用効 果を発揮しておらず、従来のペンシルキャップ式鉛筆削り器もシャープペンシル に適用されていない。 本考案の目的は、芯削り構造とクリップ式ペンシルキャップを結合させ、芯を 削る際クリップ式ペンシルキャップをペンシル自身に被せるシャープペンシル用 芯削り器を提供することにある。また、本考案の別の目的は、削る構造に芯屑を 排除したり蓄めたりする設計を加えたシャープペンシル用芯削り器を提供するこ とにある。
【0007】
上記課題を解決するために、本考案の請求項1記載のシャープペンシル用芯削 り器は、ペンシルキャップと芯削りの構造を結合した設計であり、次の特徴をも つ。 ペンシルキャップの密封部に適当な長さの筒体を作り、密封部内側中央に芯直 径に相当する穴を開け、筒体内において穴と向き合う軸心に斜めになるようナイ フを取り付け、ペンシルキャップ両側の対称となる二箇所に突起のある弾力チッ プを付ける。
【0008】 これにより、ペンシル自身はペンシルキャップに被せられ中に入るので、回転 する軸中心は確実に安定し、先端の芯は的確に穴を通り抜け筒体内のナイフによ り削られる。 本考案の請求項2記載のシャープペンシル用芯削り器は、請求項1のシャープ ペンシル用芯削り器であって、前記筒体は、内側に設けたナイフに対応する箇所 に窓を作り、芯屑を排除するのに役立てることを特徴とする。
【0009】 本考案の請求項3記載のシャープペンシル用芯削り器は、請求項1のシャープ ペンシル用芯削り器であって、前記筒体は、ペンシルキャップ密封部と分離し内 側を空洞状態とし、その内部に斜め方向のナイフを取り付け、筒体開口と密封部 が接触する箇所に凹凸面を設け、取り外し可能とし、筒体内部の空洞に芯屑を蓄 めることを特徴とする。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の一つの実施例を図1に示す。ペンシルキャップ1はその密封部11上 に適当な長さの筒体2を作り、密封部11内側中央に穴111を開け、穴111 外側筒体2内において穴111と向き合う軸心に斜めになるようナイフ3を取り 付け、筒体2のナイフ3に対応する箇所に横向きの窓21を設け、ペンシルキャ ップ1両側の対称となる二箇所に突起121のある弾力チップ12を付ける。
【0011】 ペンシルキャップ1、その上の筒体2、内部に設けたナイフ3及び密封部11 の穴111等の部材により一つの芯削り器ができあがる。その芯削り器の使用状 態は図2に示すとおりで、ペンシルキャップ1をシャープペンシル4の先端に被 せ芯41を密封部11の穴111に通し、筒体2内のナイフ3に届くようにする 。手に持ったシャープペンシル4を回した際、ペンシルキャップ1はシャープペ ンシル4の先端に被せてあるので、シャープペンシル4とペンシルキャップ1は 回転する軸中心に対して一直線となり、斜めに傾くこともなく、更に先端の芯4 1もまた軸を中心に回転することにより、斜めに置いたナイフ3がうまく先を鋭 利に削り、削った後に出た芯屑は筒体2側面の窓21より排除される。
【0012】 本考案のもう一つの実施例を図3に示す。ペンシルキャップ1密封部11の筒 体2を分離式とし、分離式筒体2内部に空洞を設けナイフ3を取り付け、開口2 2と密封部11が接触する箇所に凹面221と凸面112を設ける。筒体2は取 り外し可能で密封部11に被せてあるので、芯を削る際、筒体2内部の空洞に芯 屑を蓄められ、削り終わったら筒体2を取り外し中の芯屑を捨てられる。
【0013】 本考案の芯削り器が未使用時の図を図4に示す。ペンシルキャップ1をシャー プペンシル4のヘッド42に被せることにより、ペンシルキャップ1側面弾力チ ップ12の突起121がヘッド42端の径の比較的小さい箇所に適度に止まる。 ヘッド42を圧しているので容易に抜けることはなく、シャープペンシル4はペ ンシルキャップ1により服のポケットもしくは他の箇所に引っ掛けられる。
【0014】
以上説明したように、本考案のシャープペンシル用芯削り器は、従来品の芯が 折れ易い欠点を改善し、また、芯屑を排除したり蓄めたりできるという特徴をも つ。それにより、便利に芯屑をきれいにするのに効果的である。
【図1】本考案の実施例に関する斜視図である。
【図2】本考案に実施例に関する部分断面側面図であ
る。
る。
【図3】本考案のもう一つの実施例に関する斜視図であ
る。
る。
【図4】本考案の実施例に関するペンシルキャップをシ
ャープペンシルのヘッドに被せた部分断面側面図であ
る。
ャープペンシルのヘッドに被せた部分断面側面図であ
る。
1 ペンシルキャップ 11 密封部 111 穴 112 凸面 12 弾力チップ 121 突起 2 筒体 21 窓 22 開口 221 凹面 3 ナイフ 4 シャープペンシル 41 芯 42 ヘッド
Claims (3)
- 【請求項1】 ペンシルキャップの密封部に適当な長さ
の筒体を作り、密封部内側中央に芯直径に相当する穴を
開け、筒体内において穴と向き合う軸心に斜めになるよ
うナイフを取り付け、ペンシルキャップ両側の対称とな
る二箇所に突起のある弾力チップを付け、 これにより、ペンシル自身はペンシルキャップに被せら
れ中に入るので、回転する軸中心は確実に安定し、先端
の芯は的確に穴を通り抜け筒体内のナイフにより削られ
ることを特徴とするシャープペンシル用芯削り器。 - 【請求項2】 前記筒体は、内側に設けたナイフに対応
する箇所に窓を作り、芯屑を排除するのに役立てること
を特徴とする請求項1記載のシャープペンシル用芯削り
器。 - 【請求項3】 前記筒体は、ペンシルキャップ密封部と
分離し内側を空洞状態とし、その内部に斜め方向のナイ
フを取り付け、筒体開口と密封部が接触する箇所に凹凸
面を設け、取り外し可能とし、筒体内部の空洞に芯屑を
蓄めることを特徴とする請求項1記載のシャープペンシ
ル用芯削り器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008452U JP3034934U (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | シャープペンシル用芯削り器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008452U JP3034934U (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | シャープペンシル用芯削り器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034934U true JP3034934U (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=43169758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008452U Expired - Lifetime JP3034934U (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | シャープペンシル用芯削り器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034934U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043943A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | シャープペンシル用筆記芯 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP1996008452U patent/JP3034934U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043943A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | シャープペンシル用筆記芯 |
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