JPH07235719A - 同期エタロンフィルタ - Google Patents

同期エタロンフィルタ

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JPH07235719A
JPH07235719A JP7011113A JP1111395A JPH07235719A JP H07235719 A JPH07235719 A JP H07235719A JP 7011113 A JP7011113 A JP 7011113A JP 1111395 A JP1111395 A JP 1111395A JP H07235719 A JPH07235719 A JP H07235719A
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JP7011113A
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Yun C Chung
シー.チュン ユン
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AT&T Corp
Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
AT&T Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/572Wavelength control
    • HELECTRICITY
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なるエタロンが同一の等間隔周波数群を提
供することができるようエタロンを同期させる手法を提
供する。 【構成】 エタロンを予め選択された光周波数群に同期
させるための方法は、その有効長の関数である固有の自
由スペクトル範囲を有するエタロンの伝送スペクトルを
発生する工程を含む。伝送スペクトルの光周波数は、第
1及び第2の周波数ロックされたレーザで発生されるよ
うな2つの光基準周波数で与えられる。エタロンの有効
長は、光基準周波数に対して設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エタロンフィルタの同
期方法及び同期したエタロンに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】拡張さ
れた波長分割多重(WDM)通信システムを使用すれ
ば、既存の単一モードファイバシステムの伝送容量を実
質的に増加させることができる。しかし、WDMシステ
ムは、一定のチャンネル間隔を維持してクロストークを
避けるために、伝送器レーザの厳密なスペクトル制御を
要する。したがって、最低限、各レーザはシステムの全
寿命の間特定の波長で動作しなければならない。これが
唯一の基準であったならば、(大規模なWDM網の一部
になり得る)WDMシステムはことごとく、異なる波長
群で動作することができる。この場合には、各レーザは
全ての他のレーザと異なる、特定の予め選択された波長
で動作するので、網におけるあらゆる伝送器レーザの動
作波長を正確に追跡して記録することが必要になる。さ
らに、標準化の欠如に起因して、1つの交換レーザで、
システムに用いられる全てのレーザの代わりになるもの
はないので、交換レーザの多数の在庫が必要になる。こ
れらの欠陥は、WDM伝送器レーザが同一の予め決めら
れた波長群で動作した場合にはなくすことができる。さ
らに、前記標準化はWDM伝送機器のマルチベンダ両立
性を増加させる。
【0003】WDMシステムにおいて一定チャンネル間
隔を維持するための既知の技術は、ビー・エス・グラン
ス(B. S. Glance)等の“等間隔周波数に制限された光信
号を用いる密集間隔のコヒーレント光星状網”,J. Lig
htwave Technol., Vol. 6, pp. 1770-1781, Nov. 1988
や、ケー・ノス(K. Nosu) 等の“光FDM伝送技術”,
J. Lightwave Technol., Vol. LT-5, pp. 1301-1308, S
ept. 1987 に開示されているものを含む。これらのシス
テムでは、伝送器レーザは光共振器にロックされてい
る。原子または分子吸収線に周波数ロックされたレーザ
のような絶対周波数基準が、長期間の安定性を保証する
ためにこれらの共振器に付加されていた(ワイ・シー・
チャン(Y. C. Chung) 等の“絶対基準を用いたWDMコ
ヒーレント星状網”,Electron. Lett., vol. 24, no.
21, pp. 1313-1314, 1988 や、サカイ(Sakai) 等の“ア
セチレン砒素吸収線に周波数ロックしたリング共振器を
用いるレーザダイオードの周波数安定化”,IEEE Photo
n. Technol. Lett., vol. 3,pp. 868-870, Oct. 1991
を参照されたい)。これらの既知の技術は、等間隔の絶
対基準周波数のくしまたは群を送るレーザを提供する。
しかし、各伝送器レーザセットは、同一の共振周波数群
を発生するように保証することができない異なる共振器
を用いるので、チャンネル間隔は1つのWDMシステム
から他のWDMシステムへわずかに異なり、したがっ
て、各WDMシステムは異なる周波数のくしで動作す
る。
【0004】一定チャンネル間隔を維持するための他の
既知の技術は、アール・バウチャー(R.Boucher) 等の
“OFDM通信用絶対周波数基準として校正されたファ
ブリー=ペローのエタロン”,IEEE Photonics Techno
l. Lett., vol. 4, pp. 801-804, July 1992 に開示さ
れている。この基準は、1.3ミクロンスペクトル領域
で校正された、圧電調整式ファブリー=ペローの干渉計
を用いる。空洞長を調整することにより、同一の共振周
波数群を提供することができる。次いで、この干渉計
は、校正された空洞長を維持するために絶対基準にロッ
クされる。しかし、この手順で調整された干渉計は、絶
対基準にロックされたままとするために連続する帰還が
なければ、校正を維持することができない。したがっ
て、異なるエタロンが同一の等間隔周波数群を提供する
ことができるように、エタロンを同期させるための既知
の簡単で確実な技術はない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例によれ
ば、エタロン空洞の有効長を可変することによって予め
選択された共振周波数群に同期されるエタロンが明らか
にされる。本発明の他の実施例によれば、予め選択され
た光周波数群にエタロンを同期させるための方法が明ら
かにされる。この実施例では、前記方法は、その有効長
の関数である、固有の自由スペクトル範囲を発生する工
程を含む。次いで、エタロンの有効長は、周波数ロック
されたレーザで与えられ得るような第1及び第2の光基
準周波数に対して設定される。いったん同期すると、本
発明に従って作られたエタロンは、周波数ロックされた
レーザの必要なしに絶対周波数基準として用いることが
できる。これらのエタロンは、WDM伝送器レーザ波長
を標準化するために遠隔場所で用いることができる。し
たがって、本発明に他の実施例によれば、各々が、予め
定められた光周波数群の中から選ばれた、予め選択され
標準化された光周波数で動作するレーザを有する、少な
くとも2つの光伝送装置を含む波長分割多重光通信シス
テムが明らかにされる。また、このシステムは、各々が
予め定められた光周波数の内の1つに等しい周波数を有
する、少なくとも2つの光信号を多重化するための多重
制御装置も含む。本発明の少数だけの実施例が示され
る。独占排他権を与える本発明の全範囲は、本出願の特
許請求の範囲に示される。
【0006】
【実施例】ソリッド エタロンが、簡明さと機械的安定
性のゆえに、レーザを周波数ロックするために効果的に
用いられる。しかし、実際には、物理的に同一のエタロ
ンを製造することは不可能であり、したがって、2つの
エタロンが同一の共振周波数群を発生すると保証するこ
とはできない。本発明は、多数のエタロン間の小さな物
理的差異を補償して、前記エタロンが同一の共振周波数
群を発生するように全て同期させることができる。
【0007】エタロンのm番目のモードの共振周波数が
次式で与えられることは周知である。すなわち、
【数1】 ここで、mはモードナンバー、Lは自由スペクトル範
囲、Cは光の速度、nは屈折率、lはエタロンの空洞
長、θはエタロンへの光ビームの入射角である。エタロ
ン間の物理的差異そのものは、空洞長l及び/または屈
折率nの差異として現われる。式1が示唆しているよう
に、有効長lcosθ は、各エタロンが同じ共振周波数群
υm を発生するように、これらの物理的差異を補償する
ために可変することができる。エタロンの有効長は、長
さl、入射角θまたは屈折率nのいずれかを変えること
により可変することができるが、以下の説明は、有効長
が角度θを変えることによって可変されると仮定する。
もちろん、当業者は、代わりに長さlまたは屈折率nを
変えても良いことがわかるだろう。
【0008】エタロンが予め選択された光周波数群に同
期されるように入射角θを調整するためには、式1にお
いて、モードナンバーmと自由スペクトル範囲Lの両方
が不明なので、2つの絶対周波数基準が必要とされる。
例えば、入射角θは、エタロンの共振周波数υm-k 及び
υn をそれぞれυ1 及びυ2 の絶対基準に合わせるよう
に調整することができる。したがって、エタロンはいず
れも皆、2つの絶対基準間に(k+1)個のチャンネル
を確立することによって同期させることができる。しか
し、モードナンバーは整数でなければならないので、同
時にこれら2つの整合条件を完全に満足させることはで
きない。したがって、入射角θは、エタロンの共振周波
数のうちの1つが絶対基準のうちの1つに同期し、それ
と同時に、他の絶対基準とエタロンの他の共振周波数と
の間のオフセットができるだけ小さくなるように調整し
なければならない。このオフセットは、チャンネル数が
大きければ非常に小さくなる。したがって、この方法
は、所定の絶対基準に対する各エタロンの特定のモード
ナンバーm(及び結果的にFSR)を決定することがで
きる。
【0009】図1は、エタロン2を同期させるために本
発明により用いられる装置の簡単なブロック図を示す。
エタロンの共振周波数は、広帯域光源4(例えばエルビ
ウムがドープされたファイバ増幅器またはLED)と光
スペクトル分析器6を用いて直接監視することができ
る。エタロン2は2つの絶対周波数基準8及び10で校
正される。周波数基準8及び10は技術上知られている
どんな方法で与えても良い。本発明の一実施例におい
て、絶対基準は周波数ロックされたレーザで与えられ、
ここでは、周波数ロックは、ワイ・シー・チャン(Y.C.C
hung) 等の“新規な小型放電灯を用いて周波数ロックさ
れた1.5ミクロンレーザパッケージ”,IEEE Photon.
Technol. Lett., vol. 3, pp. 841-844, Sept. 1991
と、ワイ・シー・チャン(Y.C.Chung) 等の“光波システ
ムアプリケーション用の周波数ロックされた1.3ミク
ロン及び1.5ミクロン半導体レーザ”,J. Lightwave
Technol., vol. 8, pp. 869-876, June 1990と、 米国
特許第4,932,030 号に開示されているような、光電効果
を用いることによって達成される。一方のレーザは、例
えば1.54782ミクロンのKr ls2-2p8遷移(19
3.821THz)に効果的にロックすることができ、
また、他方のレーザは、例えば1.53391ミクロン
のKr 2p10-3d3 遷移(195.579THz)にロック
することができる。これら2つの遷移を絶対基準として
用いかつそれらの間に18チャンネルを確立することが
なぜ効果的であるかという理由の1つは、その結果生じ
るチャンネル間隔(約103.4GHz)が、1mm厚
溶融シリカエタロンの自由スペクトル範囲(FSR)に
非常に近似しているからである。
【0010】周波数基準8及び10が、上記に説明した
ような原子または分子遷移に周波数ロックされたレーザ
で与えられる場合、同期したフィルタで与えられる、結
果的に生じるチャンネル間隔は、自然のランダムな周波
数標準が用いられるので整数値を持つことができない。
別個の整数であるチャンネル間隔を持つことが効果的な
状態では、周波数基準8及び10のうちの1つは、原子
または分子線にロックしたレーザ周波数の代わりに、波
長計を用いて任意周波数にロックした調整可能なレーザ
(例えば市販の、回折格子をベースとしたレーザ)で提
供することができる。このような装置は、望ましいどの
ような波長でも絶対周波数基準を提供することができ
る。したがって、この装置は、本発明のエタロンで提供
することができるチャンネル間隔の範囲を最大限にす
る。
【0011】例示の目的のため、以下の説明だけは、エ
タロンが1.54782ミクロン及び1.53391ミ
クロンの上述のクリプトン遷移に同期しており、それら
の間に18チャンネルが確立されているものと仮定す
る。周波数基準間に18チャンネルを確立するために、
入射角は、エタロンのm番目のモードと(m−17)番
目のモードがそれぞれ1.53391及び1.5478
2ミクロンの絶対基準に合うように調整しなければなら
ない。式1から、この必要条件は、エタロンのモードナ
ンバーm及びFSRがそれぞれ1891及び103.4
3GHzである時に満足される。モードナンバー及びF
SRのこれらの値は、入射角が、光スペクトル分析器6
でそれらの間の18の共振ピークを監視しながら、エタ
ロン2より伝送される周波数ロックされたレーザビーム
の振幅を最大にするように調整される時に得られる。
【0012】一連のエタロンは、本発明の同期方法を説
明するために製作された。もちろん、本発明で使用され
るエタロンはどんな望ましい方法で構成しても良く、し
たがって、以下の特定の装置は例示の目的のためだけに
提供される。エタロンは、それらの間に空洞を形成する
ために、TiO2/SiO2 からなる7層で被覆された端面を有
する溶融シリカガラスから製作された。鏡反射率は約9
0%と評価された。これらのエタロンの細度(Finesse)
は垂直の入射角で約30と測定された。約10-6の率均
一性を持った溶融シリカガラスが、1mm±10ミクロ
ンの厚さ仕様でいくつかの異なる売り主から得られた。
共振周波数の温度ドリフトをできるだけ少なくするため
に、エタロンは熱電冷却器に搭載され、さらに、この熱
電冷却器は銅ヒートヒンクに結合された。ヒートシンク
は、エタロンパッケージの外部に配置された精密回転台
を用いることにより、入射角を変えるために回転可能に
構成された。熱電冷却器及び銅ヒートシンクには、レー
ザビームが貫通できるように適当な大きさにした穴が備
えられている。このエタロン装置の温度ドリフトは、エ
タロンの温度が20±0.01℃に設定された場合は無
視できることが確認された。エタロンが、エス・ミタチ
(S. Mitachi)及びピー・エイ・チック(P. A.Tick)の
“赤外線用不透熱性ガラス”,Appl. Opt., vol. 30, N
o. 10, pp. 1285-1289, 1991に開示されているような不
透熱性ガラスから作られている場合は、個々で用いられ
ているような温度制御ループの必要はなくなる。これら
のエタロンの挿入損失は、典型的に、ファイバ結合損失
を含んで2dBより小さかった。入射角は、いったん本
発明にしたがって望ましい共振周波数群を発生するよう
に調整されれば、エタロンパッケージの一部に銅ヒート
シンクをハンダ付けすることによって永続的に固定する
ことができる。
【0013】図2aは、エタロンの(m)番目のモード
及び(m−17)番目のモードがそれぞれ1.5339
1及び1.54782ミクロンの絶対基準に同期するよ
うに、入射角が図1に示される装置で調整された時の、
上記に説明したエタロンのうちの1つで発生する光伝送
スペクトル示す。図2aに見られる2つの最高ピーク
は、周波数ロックされたレーザ8及び10で発生する絶
対基準周波数を表わす。しかし、レーザ8の振幅は、
(m)番目のモードが正確に1.53391ミクロンの
絶対基準に合ったことを示す、レーザ10の振幅が最大
になった時のそのピーク値からわずかに減少しているこ
とに注目すべきである。この非対称は、モードナンバー
の不連続性によって生じる、(m−17)番目のモード
と1.54782ミクロンの絶対基準との間のオフセッ
トに起因している。このオフセットは、モードナンバー
当たり約1GHzだけ変化する。したがって、本発明の
この実施例で用いられているエタロンは比較的低い細度
(約30以下)を有するが、レーザ8の振幅の変化は、
モードナンバーが1だけ変化した時でさえ容易に気付く
ことができる。
【0014】一連のエタロンが上記に説明したような2
つの絶対基準にのみ基づいて校正される時は、それらが
発生する共振周波数は、光スペクトル分析器6の分解能
とエタロン2の細度によりそれらの間でわずかに変化す
ることができる。上記に説明した特定の周波数群につい
て、この変化は6GHzぐらいの大きさになり得る。こ
の変化を減少させるために、エタロン2の(m)番目の
モードにロックされる追加のレーザ12を用いることが
できる。レーザ12は、例えば検出器30及びサーボ制
御装置32を用いることのような、何らかの既知の方法
でこのモードにロックすることができる。次いで、入射
角は、エタロン2の光伝送スペクトルと、レーザ12及
び周波数ロックされたレーザ10間のビートスPペクト
ラムの両方を監視することによってさらに調整される。
このビートスペクトルを監視するために、図1に示され
るようなRFスペクトル分析器14を用いることができ
る。図2bに示されるように、入射角は、ビート周波数
が0Hzになるように調整される。
【0015】図3は、本発明の方法で同期した2つのエ
タロンで発生する光スペクトルの一例を示す。付加され
るこれらの2つのエタロンの共振周波数は、同一となる
ように現われる。これらのエタロンの共振周波数が確か
に同一であることを確かめるための測定量は、0Hzの
2つの独立のエタロンの(m−10)番目のモードにロ
ックされたレーザのビートスペクトルで作られる。した
がって、これらのエタロンは、195.579±n×
0.1034THzの等間隔の絶対基準のくしを提供す
る。ここで、nは整数である。
【0016】図4は、予め選択された光周波数群に同期
したエタロンを含むWDM通信システムの一例の簡単な
ブロック図を示す。このシステムは、エタロンの予め選
択された光周波数のうちの1つに等しい周波数で各々動
作する一連の光伝送装置26を含む。また、通信システ
ムは、光伝送装置の光周波数をファブリー=ペローのエ
タロンの予め選択された光周波数に維持するための制御
回路22と、伝送装置26で発生する光周波数を多重化
するための多重制御装置20も含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエタロンを同期させるための装置
のブロック図を示す。
【図2a】2つの絶対周波数基準に同期した2つのモー
ドを有するエタロンの光伝送スペクトルを示し、ソリッ
ドエタロンの光伝送スペクトル。入射角は、エタロンの
(m)番目のモードと(m−17)番目のモードをそれ
ぞれ1.533391及び1.54782μmの絶対基
準に合わせるように調整された。
【図2b】エタロンの一方のモードにロックされたレー
ザと、図2aに見られる2つの絶対基準のうちの1つと
の間のビートスペクトルを示し、RFスペクトル分析器
を用いて測定された(エタロンの1891番目のモード
にロックされた)レーザ3と(1.5339μmのKr
2p10−3d3 遷移に周波数ロックされた)レーザ2間
のビートスペクトル。
【図3】本発明の方法により同期した2つのエタロンで
発生する、付加された光スペクトルの例を示し、2つの
同期したエタロンの重畳光スペクトル。これらのエタロ
ンは、195.579±n×0.1034THz(nは
整数)の絶対基準の等間隔のくしを提供する。
【図4】標準化された光送信周波数群を用いるWDM通
信システムの一例のブロック図を示す。
【符号の説明】
2 エタロン・フィルタ 4 広帯域光源 6 光スペクトル分析器 8、10 周波数ロックされたレーザ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファブリー=ペローのエタロンを予め選
    択された光周波数群に同期させる方法であって、 第1の光周波数基準及び第2の光周波数基準を提供する
    工程と、 ある有効長と、該有効長の関数である固有の自由スペク
    トル範囲とを有するエタロンに関する伝送スペクトルを
    発生する工程と、 エタロンの1つのモードとエタロンの他のモードがそれ
    ぞれ第1の基準周波数及び第2の基準周波数に対して最
    小の周波数差だけ各々分離されるまで、固有の自由スペ
    クトル範囲を変えるためにエタロンの有効長を可変する
    工程とからなり、前記エタロンの1つの及び他のモード
    は別個のモードの予め選択されたナンバーであることを
    特徴とする同期方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、有効長を
    可変する工程は、入射光周波数に対してエタロンの角度
    位置を可変する工程からなる同期方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、エタロン
    の角度位置を可変する工程は、伝送スペクトルを監視す
    る工程と、第1及び第2の光基準周波数が最大量の時に
    エタロンの角度位置を固定する工程を含む同期方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、前記第1
    及び第2の光周波数基準は、それぞれ、第1及び第2の
    周波数ロックされたレーザで与えられる同期方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法において、前記第1
    及び第2の周波数ロックされたレーザは、それぞれ、Kr
    ls2 - 2p8遷移とKr 2p10 - 3d3 遷移にロックされる同
    期方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の方法において、さらに、 エタロンの1つのモードにロックされた第3の周波数ロ
    ックされたレーザを提供する工程と、 第3の周波数ロックされたレーザと第1の周波数ロック
    されたレーザの間でビートスペクトルを発生する工程
    と、 ビートスペクトルのビート周波数が実質的にゼロに等し
    くなるまで、エタロンの入射角を更に可変する工程とを
    含む同期方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法において、伝送スペ
    クトルは広帯域光源によって発生する同期方法。
  8. 【請求項8】 第1の光周波数基準及び第2の光周波数
    基準を提供する工程と、 ある有効長と、該有効長の関数である固有の自由スペク
    トル範囲とを有するエタロンに関する伝送スペクトルを
    発生する工程と、 第1及び第2の光周波数基準に対してエタロンの有効長
    を設定する工程とからなる方法で予め選択された光周波
    数群に同期したエタロン。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のエタロンにおいて、エタ
    ロンの有効長を設定する工程は、エタロンが、第1の基
    準周波数に合う特定モードと、第2の光基準周波数に対
    して最小の周波数差だけ離れた他のモードとを発生する
    まで、固有の自由スペクトル範囲を変えるためにエタロ
    ンの有効長を可変する工程からなるエタロン。
  10. 【請求項10】 予め選択された光周波数群に同期した
    ファブリー=ペローのエタロンと、 各々が予め選択された光周波数のうちの1つに等しい周
    波数で動作する、少なくとも2つの光伝送装置と、 前記光伝送装置の光周波数を、ファブリー=ペローのエ
    タロンの予め選択された光周波数に維持するための手段
    とからなることを特徴とするWDM光通信システム。
  11. 【請求項11】 ファブリー=ペローのエタロンを予め
    選択された光周波数群に同期させる方法であって、 第1の光周波数基準及び第2の光周波数基準を提供する
    工程と、 ある有効長と、該有効長の関数である固有の自由スペク
    トル範囲とを有するエタロンに関する伝送スペクトルを
    発生する工程と、 エタロンが、第1の基準周波数に合う特定モードと、第
    2の光基準周波数に合う他のモードを発生するまで、固
    有の自由スペクトル範囲を変えるためにエタロンの有効
    長を可変する工程とからなることを特徴とする同期方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法において、さら
    に、前記エタロンの特定モード及び他のモード間のモー
    ド数を予め選択する工程を含む同期方法。
  13. 【請求項13】 ファブリー=ペローのエタロンを予め
    選択された光周波数群に同期させる方法であって、 第1の光周波数基準及び第2の光周波数基準を提供する
    工程と、 ある有効長と、該有効長の関数である固有の自由スペク
    トル範囲とを有するエタロンに関する伝送スペクトルを
    発生する工程と、 エタロンが、第1の基準周波数に合う特定モードと、第
    2の光基準周波数に対して最小の周波数差だけ離れた他
    のモードを発生するまで、固有の自由スペクトル範囲を
    変えるためにエタロンの有効長を可変する工程とからな
    ることを特徴とする同期方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法において、さら
    に、前記エタロンの特定モード及び他のモード間のモー
    ド数を予め選択する工程を含む同期方法。
  15. 【請求項15】 ファブリー=ペローのエタロンを予め
    選択された光周波数群に同期させる方法であって、 第1の光周波数基準及び第2の光周波数基準を提供する
    工程と、 ある有効長と、該有効長の関数である固有の自由スペク
    トル範囲とを有するエタロンの伝送スペクトルを発生す
    る工程と、 第1及び第2の光周波数基準に対してエタロンの有効長
    を設定する工程とからなることを特徴とする同期方法。
JP7011113A 1994-01-27 1995-01-27 同期エタロンフィルタ Withdrawn JPH07235719A (ja)

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