JPH07234208A - 真珠の品質評価方法及びその装置 - Google Patents

真珠の品質評価方法及びその装置

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JPH07234208A
JPH07234208A JP6027688A JP2768894A JPH07234208A JP H07234208 A JPH07234208 A JP H07234208A JP 6027688 A JP6027688 A JP 6027688A JP 2768894 A JP2768894 A JP 2768894A JP H07234208 A JPH07234208 A JP H07234208A
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勝行 橋本
Akitsugu Kagayama
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輝基 深見
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、真珠の巻きの厚さを正確に測定で
き、信頼性及び客観性の高い品質評価を可能にすること
を目的とする。 【構成】この装置は、真珠Sに対して超音波を送波する
と共にその真珠からの反射波を受波して電気的な受信信
号に変換する送受信手段1〜4と、この送受信手段1〜
4で変換された受信信号から前記真珠Sの表面反射波と
前記真珠Sの界面反射との時間差を検出する時間差検出
手段17と、この時間差検出手段17で検出された前記
時間差に基づいて前記真珠の巻きの厚さを算出する厚さ
計算手段17とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真珠の品質評価を行う
ための方法及び装置に係り、特に真珠の巻きの厚さを品
質評価の対象とした真珠の品質評価方法及び品質評価装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】宝飾業界では、粗悪な真珠の流通に歯止
めをかけるため、真珠の品質表示を明確化させつつあ
る。真珠の品質評価項目には、色,傷,形,サイズ,輝
き,真珠層(真珠の核の表面に形成された部分であり、
いわゆる「巻き」と呼ばれている)等がある。宝石の鑑
定では、ダイヤモンドの鑑定が国際的に統一基準が確立
されているが、真珠の鑑定はそこまで達していないのが
現状である。真珠の品質評価項目の中でも色,傷,形,
サイズ,輝きは、外部からの観察によりある程度は判断
することができるが、真珠の巻き部分は色や傷などとは
違い外見からでは判断できない。
【0003】そこで、従来は真珠の巻きの厚さを測定す
るのにX線を活用していた。このX線を使用する方式
は、真珠にX線を照射し、そのときの陰影の形状から巻
きの厚さを判断するものである。X線の陰影形状の判断
は、熟練した鑑定員がX線写真等から行っており、鑑定
員の経験と勘に依存するところが大であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たX線を使用する方式は、真珠の巻きの厚さを鑑定員が
経験と勘を頼りに決定しているため、完全な科学的な根
拠に基づいた鑑定とはいえず、評価結果に鑑定員の主観
的要素が入り込む余地が有った。
【0005】また、熟練した鑑定員の数には限りがある
ため、市場に大量に流通する真珠を鑑定するには限りが
あった。本発明は、以上のような実情に鑑みてなされた
もので、熟練した鑑定員に頼ることなく真珠の巻きの厚
さを正確に測定することができ、信頼性の高い品質評価
に基づく鑑別書の作成を可能にする真珠の品質評価方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のような手段を講じた。請求項1に対
応する真珠の品質評価方法は、真珠に入射した超音波の
反射波から真珠の品質評価値を求めることを特徴とす
る。
【0007】請求項2に対応する真珠の品質評価方法
は、真珠に超音波を入射し、その真珠からの反射波を受
信し、その反射波から前記真珠の表面での表面反射波と
前記真珠の核と巻きとの界面での界面反射波とを検出
し、前記表面反射波と前記界面反射波との時間差から真
珠の巻きに関する評価値を求めることを特徴とする。
【0008】請求項3に対応する真珠の品質評価装置
は、真珠に対して超音波を送波すると共にその真珠から
の反射波を受波して電気的な受信信号に変換する送受信
手段と、この送受信手段で変換された受信信号から前記
真珠の表面反射波と前記真珠の内部反射波との時間差を
検出する時間差検出手段と、この時間差検出手段で検出
された前記時間差に基づいて前記真珠の巻きの厚さを算
出する厚さ計算手段とを具備する構成とした。
【0009】請求項4に対応する真珠の品質評価装置
は、上記装置の構成に加え、前記厚さ計算手段で算出さ
れた巻きの厚さから少なくとも真珠の巻きに関する評価
値を算出する評価値計算手段と、所定の形式で記載され
た真珠鑑別書の書式データが格納された書式記憶手段
と、この書式記憶手段から書式データを読出して当該書
式データの該当箇所に前記評価値計算手段で求められた
評価値を設定する鑑別書データ作成手段とを具備する構
成とした。
【0010】請求項5に対応する真珠の品質評価装置
は、上記装置の構成に加え、前記鑑別書データ作成手段
で作成された鑑別書データを予めセットされた所定の用
紙に印字出力するプリンタを備えるものとした。
【0011】請求項6に対応する真珠の品質評価装置
は、超音波を伝播するためのカプラ液体が充填された水
槽と、この水槽の底面から水槽内へレンズ面側を挿入し
た音響レンズと、前記水槽と前記音響レンズとを一体と
して昇降させる焦準機構と、前記水槽の上端開口部より
前記カプラ液体内へ挿入される真珠保持部を有し前記水
槽とは別体的に設けられた真珠保持手段とを具備する構
成とした。
【0012】請求項7に対応する真珠の品質評価装置
は、上記装置の構成に加え、前記真珠保持手段を前記焦
準機構による音響レンズの移動方向と直交するXY平面
内で移動させるXYステージを備えた構成とした。
【0013】
【作用】請求項1に対応する真珠の品質評価方法によれ
ば、真珠に入射した超音波の反射波には真珠の品質評価
項目の一つである巻きの厚さ情報が表面反射波と界面反
射波という明確な状態で含まれているので、熟練者の経
験によることなく、真珠の巻きの厚さを、人間系の判断
を介在することなく、正確且つ、客観的に測定できる。
【0014】請求項2に対応する真珠の品質評価方法に
よれば、真珠に入射させた超音波の反射波から前記真珠
の表面での表面反射波と前記真珠の核と巻きとの界面で
の界面反射波とが検出され、表面反射波と界面反射波と
の時間差から真珠の巻きに関する評価値が求められる。
【0015】請求項3に対応する真珠の品質評価装置で
は、送受信手段から真珠に対して超音波が入射され、且
つ真珠からの反射波が受信される。真珠からの反射波を
受信した送受信手段から時間差検出手段へ受信信号が送
出される。時間差検出手段では受信信号から表面反射波
と界面反射波との時間差が検出され、厚さ計算手段によ
り時間差に基づいて真珠の巻きの厚さが算出される。
【0016】請求項4に対応する真珠の品質評価装置で
は、厚さ計算手段で算出された巻きの厚さから真珠の巻
きに関する評価値が評価値計算手段で算出される。そし
て鑑別書データ作成手段により、真珠鑑別書の書式デー
タが書式記憶手段から読み出され、当該書式データの該
当箇所に評価値計算手段で求められた評価値が設定され
る。
【0017】請求項5に対応する真珠の品質評価装置で
は、鑑別書データ作成手段で作成された鑑別書データ
が、真珠鑑別書の形式でプリンタから印字出力でき、測
定から鑑定書作成までの一連の作業を一台の装置で実現
できる。
【0018】請求項6に対応する真珠の品質評価装置で
は、水槽と音響レンズの一体物が焦準機構により昇降さ
れる。このとき、真珠保持手段は水槽と別体的に設けら
れているため、真珠保持部に保持されている真珠と音響
レンズとの相対距離が調節されることになる。
【0019】請求項7に対応する真珠の品質評価装置で
は、音響レンズと真珠との相対距離をほぼ維持したま
ま、真珠保持手段がXYステージにより音響レンズの光
軸と直交するXY平面内で移動可能となっている。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例に係る真珠の品質評価装置の全
体構成を示す図である。本実施例の真珠の品質評価装置
は、真珠の反射波形を測定する測定ユニットと、その測
定ユニットで測定された反射波形を解析して真珠の巻き
の厚さに関する評価を行う鑑別書作成ユニットとを備え
ている。
【0021】上記測定ユニットは、送信機1が発生させ
る15MHz〜200MHz程度の高周波信号をサーキ
ュレータ2を介してトランスデューサ3へ与え超音波に
変換する。後述する焦準機構に保持された音響レンズ4
は、トランスデューサ3が取付けられた一端部から入射
される超音波を、他端部に形成した凹状のレンズ面から
収束波として送波する。この超音波の音響レンズ4によ
る収束位置の近傍に、真珠Sが配置される。真珠Sは、
後述する位置決め機構5にて保持され、超音波を伝播さ
せるために水を満たした水槽6内に挿入されている。
【0022】また、測定ユニットは、音響レンズ4で受
信される真珠Sからの反射波を、トランスデューサ3で
電気的な受信信号に変換し、その受信信号を前置増幅器
11で所定レベルまで増幅した後に信号切出し部7へ入
力する。信号切出し部7が受信信号から切出した反射波
形信号をデジタルオシロスコープ8に入力する。なお、
送信機1の送信タイミングや信号切出し部7のゲートタ
イミングはパルスコントローラ9から送出されるパルス
信号によって制御される。
【0023】上記送信機1は、15MHz〜200MH
zの間で選択された任意の周波数の送信信号を発生させ
ることができ、その発振周波数は外部から調節可能にな
っている。信号切出し部7は、前置増幅器11の出力端
子に接続されたゲート回路12と、そのゲート回路12
によるゲート位置及びゲート幅を制御するゲート発生回
路13とを備えている。ゲート回路12は、ゲートを開
いている間だけ入力信号を通過させるように動作するこ
とにより、受信信号から所定期間の信号成分のみを取り
出すことができる。ゲート回路12のゲート位置及びゲ
ート幅はゲート発生回路13を操作することにより調整
可能に構成されている。
【0024】上記デジタルオシロスコープ8は、ゲート
回路12で切出した信号を所定のサンプリング周波数で
量子化するA/D変換器14と、このA/D変換器14
の出力を反射波形データとして保存するバッファメモリ
15と、バッファメモリ15に記憶された反射波形デー
タを表示する表示部16とを備えている。
【0025】一方、鑑別書作成ユニットは、デジタルオ
シロスコープ8のバッファメモリ15に保存されている
反射波形データを読み込んで真珠の巻きの厚さ測定や品
質評価を行うコンピュータ17と、反射波形をグラフィ
ク表示するモニタ18と、鑑別書に評価結果を印字する
プリンタ19とを備えている。
【0026】ここで、音響レンズ4の焦準機構および真
珠Sの保持機構の構造について図2〜図4を参照して説
明する。図2に示すように、音響レンズ4の焦準機構
は、方形状の基台20の中央部にリードネジ21の下端
部がベアリング22を介して回転可能に保持されてい
る。また基台20の縁部に立設した固定板23に軸方向
を水平方向にしたモータの回転軸24がベアリング25
を介して保持されている。回転軸24の先端面にハスバ
歯車26が同心状に固定されている。このハスバ歯車2
6に噛合する他のハスバ歯車27が回転軸を鉛直方向に
向けた状態で基台20上に設けられている。そしてハス
バ歯車27,リードネジ21間がベルト28,プーリ2
9で連結されている。
【0027】リードネジ21の外周にナット31が螺合
していて、そのナット31を内側パイプ32の内周面に
嵌合している。内側パイプ32の外周面にスラストベア
リング33が摺動自在に嵌込まれている。さらにスラス
トベアリング33が外側パイプ34の内周面に嵌合して
いる。外側パイプ34は、その下端面が基台20に固定
されている。
【0028】内側パイプ32の上端面には方形状の平面
フランジ35が捩子止めされている。平面フランジ35
は、その中央に形成された開口部に音響レンズ4の一端
面が固定されている。また平面フランジ35の4つのコ
ーナには水槽支柱36の下端がそれぞれ固定されてい
る。この4つの水槽支柱36の先端部は水槽6下面の4
箇所に挿入され水槽6および音響レンズ4等を下から支
えている。
【0029】水槽6の中央部には音響レンズ4の直径よ
りも大きな径を有する円形の開口が形成され、その開口
の内周面に形成した捩子溝にレンズ固定環37の外周部
を螺合させている。レンズ固定環37は、固定環内に挿
入された音響レンズ4のレンズ面側端部をその内周面で
保持すると共に、固定環端面に音響レンズ4のレンズ面
を水槽側に露出させる開口部が形成されている。
【0030】一方、基台20の4つのコーナーにはステ
ージ支柱38が立設されており、それらステージ支柱3
8の先端部にステージベース39が載置されている。な
お、ステージ支柱38の先端部とステージベース39と
は捩子により固定されている。ステージベース39の上
面にはXステージ40が載置され、Xステージ40の上
にはYステージ41が載置されている。ステージベース
39,Xステージ40及びYステージは、水槽支柱3
6,及び音響レンズ4との干渉を避けるため個々の該当
箇所に逃げが形成されている。
【0031】Yステージ41の4つのコーナーに水槽6
よりも高い支柱42が固設されていて、その4本の支柱
42でプレート保持部材43が支持されている。プレー
ト保持部材43は、四角柱状をなす筒体部43aと、中
央部に開口が形成された筒体部43aの底面43bと、
筒体部43aの上端開口部に外側へ水平に突出するよう
に一体形成されたフランジ43cとを有している。フラ
ンジ43cの外縁部が4本の支柱42の先端面に載置さ
れている。また、プレート保持部材43の底面43bは
中心部に音響レンズ4の直径よりも大きな径を有する開
口部43cが形成されている。プレート保持部材43の
底面43bは位置決めプレート44が捩子にて位置決め
固定されている。位置決めプレート44の中心部には上
面側から下面側に向けて連続的に直径が小さくなる貫通
穴44aが形成されている。位置決めプレート44はプ
レート保持部材43の底面43bに対し捩子止め位置に
て一義的に位置決めされ、プレート保持部材43は支柱
42に対して一義的に位置決めされることから、位置決
めプレート44の貫通穴44aに装填される真珠Sも容
易に位置決めされることになる。
【0032】図3(a)(b)は、上記ステージベース
39,Xステージ40およびYステージ41の構造が具
体的に示されている。Xステージ40は、隣接する2つ
のコーナーの約中間位置に設けられたピボット50によ
りステージベース39に対して回動可能に軸支されてい
る。Xステージ40におけるピボット50の対向端部に
はXステージ40をピボット50を中心に回動させるた
めの調整機構が設けられている。すなわち、ピボット5
0とXステージ40中央部の開口中心とを通る線分から
所定量ずれたところにXステージ40に固定されたステ
ージ側固定部材51が設けられており、そのステージ側
固定部材51のX軸捩子穴に捩子52が螺入されてい
る。この捩子52にはナットからなるハンドル53が螺
合されている。ハンドル53の両サイドにステージベー
ス39に固定された位置規制部材54a,54bが設け
られている。
【0033】また、Yステージ41は、隣接する2つの
コーナーの約中間位置に設けられたピボット55により
Xステージ40に対して回動可能に軸支されている。X
ステージ40とYステージ41の軸支位置はステージ中
心から見て90度ずれた位置となっている。このYステ
ージ41に対しても上記同様の調整機構が設けられてい
る。
【0034】図4は、図2に示す矢示B方向から見た平
面図である。同図に示すように、位置決めプレート44
の対向する2つの端部には捩子穴56,57が形成され
ている。捩子穴56,57に挿入した捩子の挿入端を底
面43bに形成した対応する捩子穴に螺入することによ
り、位置決めプレート44がプレート保持部材43に対
して位置決め固定される。
【0035】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。先ず、プレート保持部材43の
底面43bに固定された位置決めプレート44の貫通穴
44aに巻きの厚さ測定対象となる真珠Sを装填する。
貫通穴44aの最大径(最上面)は一般の真珠が支持で
きる直径であれば良く、貫通穴44aの最小径(最下
面)は真珠の直径よりも十分に小さくなるように設計し
ているため、真珠Sの最下部に位置する中心部が貫通穴
44aより音響レンズ4のレンズ面と対向する。
【0036】ここで、位置決めプレート44の貫通穴4
4aの中心と音響レンズ4の光軸とを予め一致させてお
けば、真珠Sを貫通穴44aに装填するだけで真珠の位
置決め作業は終了する。
【0037】真珠Sの水平面(XY平面)内での位置を
調整する場合は、上記した調整機構を使用する。すなわ
ち、Xステージ40の調整機構として設けられたハンド
ル53がいずれかの方向へ回転すると、ハンドル53が
捩子52の外周を回転しながらX方向へ螺進する。とこ
ろが、このハンドル53の両サイドにステージベース3
9に固定された位置規制部材54a,54bが設けられ
ているため、ハンドル53はX方向へ移動せずに相対的
に捩子52へX方向の力が作用する。この捩子52はX
ステージ40に固定されたステージ側固定部材51に固
定されているため、結果としてハンドル53に作用した
X方向の力はステージ側固定部部材51とXステージ4
0との固定箇所にX方向の力が作用する。一方、Xステ
ージ40の該固定部と対向する端部にピボット50が設
けられているため、Xステージ40がピボット50を中
心にしてYステージ41と共に回動するものとなる。そ
の結果、Yステージ41上に固定されているプレート保
持部材43が真珠Sを保持しているプレート44と共に
X方向へ移動する。この場合の移動は短い距離であるた
め、ピボット50を中心とした回転であるが、X方向へ
の直線移動とみなすことができる。
【0038】また、Yステージ41の調整機構として設
けられたハンドル53′がいずれかの方向へ回転する
と、上記したXステージとの場合と同様の原理にてピボ
ット55を中心にしてYステージ41がY方向へ移動す
る。その結果、Yステージ41上に固定されているプレ
ート保持部材43,真珠S等がY方向へ移動するものと
なる。
【0039】以上の操作により真珠Sの中心と音響レン
ズ4との光軸とが一致したならば、次に焦準機構を動作
させて音響レンズ4と真珠Sとの相対距離を調整する。
すなわち、モータの回転軸24がいずれかの方向へ回転
すると、その回転力がハスバ歯車26,27およびベル
ト28を介してプーリ29へ伝達され、リードネジ21
が回転する。
【0040】リードネジ21はベアリング22にて上下
方向に移動が規制されているため、リードネジ21が回
転すると、そのリードネジ21に螺合しているナット3
1が上下方向の力を受ける。ナット31は内側パイプ3
2に固定されているので、内側パイプ32自体がスラス
トベアリング33により水平方向へ位置規制された状態
でナット31と共に上下動するものとなる。上述したよ
うに内側パイプ32は平面フランジ35,水槽支柱3
6,水槽6及びレンズ固定環37を介して音響レンズ4
と一体となっている。従って、内側パイプ32の上下方
向の移動に連動して水槽6及び音響レンズ4の一体物が
上下動し、音響レンズ4と真珠Sとの相対距離が調節さ
れる。
【0041】以上のようにして音響レンズ4と真珠Sと
の相対位置の調整が終了したら、電気制御系の調整を実
施する。送信機1の発振周波数およびゲート回路12の
ゲート位置,ゲート幅の設定を行う。送信機1の発振周
波数は真珠の巻きの厚さによもよるが、15MHz〜1
00MHzに設定することが好ましい。また、ゲート回
路12のゲートタイミングは、後述するが真珠の表面反
射波と巻きと核との境界面での反射波とを一緒に切出し
得るタイミングに設定する。これらの設定はステータス
ボックスを使っての自動設定又はマンマシンインターフ
ェースによるマニュアル設定のいずれでも良い。また、
デジタルオシロスコープ8に対して電圧レンジ,時間軸
等の設定を行う。
【0042】次に、パルスコントローラ9から送信機1
に対して送信トリガが与えられると、送信機1から上記
設定周波数の送信信号が送信される。送信機1から出力
された送信信号はサーキュレータ2を介してトランスデ
ューサ3に印加されて超音波に変換される。この超音波
は音響レンズ4内を伝播しレンズ面から真珠Sに向けて
送波される。音響レンズ4から送波された超音波は収束
しながら、位置決めプレート44の貫通口44aからレ
ンズ側に露出している真珠Sの中心に向けて入射する。
【0043】ここで、真珠Sは中心部の核とその周囲に
形成された巻きとの2層構造を有している。一方、超音
波は音響的性質が変化する界面において反射する。従っ
て、図6に示すように、水槽6に満たされた水と真珠S
表面との境界である真珠表面と、巻き(同図の真珠層)
と核との境界面とで超音波が反射する。以降の説明で
は、前者を表面反射波、後者を界面反射波と呼ぶ。
【0044】真珠Sで反射して音響レンズ4のレンズ面
で受波された反射波はレンズ内を伝播してトランスデュ
ーサ3に到達して電気的な信号である受信信号に変換さ
れる。この受信信号はサーキュレータ2を介して前置増
幅器11に入力し、そこで電圧レベルを調整された後に
信号切出し部7に入力される。
【0045】信号切出し部7では、図6に示す反射波形
が現れた受信信号の入力に対して、表面反射波と界面反
射波とを同時に含んだ信号成分を切出すように動作す
る。送信トリガを発生させてから表面反射波と界面反射
波がゲート回路12に到達するまでの各時間t1,t2
は、試験結果から又は計算から予め知ることができる。
よって、ゲート発生回路13に上記各時間t1,t2を
設定しておき、パルスコントローラ9から送信トリガを
受信してから時間t1が経過したらゲート回路12を開
き、時間t2が経過したならばゲート回路12を閉じる
ようなゲートを発生させる。その結果、信号切出し部7
で図6に示すような反射波形信号が受信信号から切出さ
れ、デジタルオシロスコープ8に入力される。
【0046】デジタルオシロスコープ8では、信号切出
し部7から入力する反射波形信号がA/D変換器14で
デジタル信号からなる反射波形データに変換される。こ
の反射波形データは、横軸に時間軸をとり表面反射波及
び界面反射波の各波高値をビット数で表したものとな
る。このような反射波形データが時間軸をアドレスに置
き換えてバッファメモリ15に記憶される。そして、バ
ッファメモリ15に記憶された反射波形データを画面1
6上に表示させる。
【0047】一方、コンピュータ17は、図5に示すフ
ローチャートに基づいて動作し、真珠の巻きの厚さ測定
や品質評価演算を実行する。すなわち、バッファメモリ
15から反射波形データを読込み、読み出しアドレス順
に(時間軸に沿って)ビット数を認識することにより、
反射波形のピーク値を検出する。
【0048】ところで、表面反射波にしても界面反射波
にしてもピーク値が複数存在する。A/D変換器14の
一回のサンプリングで得られる信号値を1ドットと呼称
する。本実施例では、下限値(絶対値)よりも小さい信
号値がnドット以上連続した後に信号値が上限値を越え
た場合にその位置をピーク値として認識する。そして表
面反射波に対応する最初のピーク値検出位置から界面反
射波に対応する次のピーク値検出位置までのドット数を
数える。また、A/D変換器14でのサンプリング周波
数により1ドット当たりの時間(以下、「単位時間」と
呼ぶ)が判るので、この単位時間を予め記憶しておく。
【0049】コンピュータ17は、上記認識したドット
数に単位時間を乗算して表面反射波から界面反射波間で
の時間Δtを算出する。次に予め入力されている真珠S
の巻きの部分の音速Vを読み込み、次式から真珠Sの巻
き部分の厚さTを計算する。
【0050】厚さ(T)=音速(V)×Δt/2 次に、真珠Sの厚さTに応じて、今回測定対象となった
当該真珠Sの「巻き」に関する評価値を、真珠Sの巻き
の厚さと評価値とを対応させたテーブルを参照して、決
定する。
【0051】また、他の評価項目(色,傷,形,サイ
ズ,輝き等)が不図示の入力手段から入力され、これら
各評価項目の各評価値と巻きの評価値とを所定の計算式
に入力して総合評価値を算出する。
【0052】このようにして真珠Sの総合評価が終了し
たならば、当該測定対象となった真珠Sに関する真珠鑑
別書の作成の有無を判断する。真珠鑑別書の作成が要求
されている場合は、例えば図7に示すような真珠鑑別書
の書式データを内蔵するROMから読み込んでくる。な
お、ROMには真珠鑑別書の形式に応じた書式データが
予め格納しているものとする。そして、書式データの各
品質評価項目に該当する各評価値を書き込み鑑別書デー
タを作成し、この鑑別書データをプリンタ19へ送る。
プリンタ19では鑑別書データを鑑別書用紙に印字し、
完成された鑑別書を出力する。また、真珠鑑別書の作成
要求が出されていなくても、表示装置18に当該真珠S
の反射波形と、巻きの厚さ測定値を表示する。
【0053】真珠鑑別書の作成要求が出されていない場
合は、上記鑑別書データを不図示の外部記憶装置に格納
する。このように本実施例によれば、真珠Sに超音波を
入射した際の反射波から表面反射波と界面反射波の時間
差Δtを検出し、その時間差Δtから真珠Sの巻きの厚
さを計算するようにしたので、特に真珠鑑定の熟練者に
よらなくても、客観性及び信頼性の高い品質評価を行う
ことができる。また、真珠に照射したX線の陰影形状を
肉眼で判断する従来の手法に比べ、真珠の品質評価の客
観性及び信頼性を大幅に改善できる。
【0054】水槽6の底面から音響レンズ4のレンズ面
を水槽内面側に挿入し、水槽6と別体的に設けられたプ
レート保持部材43で位置決めプレート43を水槽6の
上側から水中に挿入し、水槽6と音響レンズ4の一体物
を上下方向へ移動可能とし、プレート保持部材43をX
Y方向へ移動可能としたので、真珠Sの中心と音響レン
ズ4の光軸とを簡単に一致させることができ、また調整
作業も容易に行うことができる。
【0055】なお、上記実施例では表面反射波と界面反
射波の時間差Δtをコンピュータ17で自動的に検出す
るようになっているが、例えばデジタルオシロスコープ
8の画面16に表示された反射波形からオペレータがド
ット数を直接読み取って、コンピュータ17へ入力する
ようにしても良い。
【0056】また、支柱42、プレート保持部材43、
位置決めプレート44を昇降させるように構成しても良
い。また音響レンズ4をX,Y方向に移動させても良
い。本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、熟
練した鑑定員に頼ることなく真珠の巻きの厚さを正確に
測定することができ、信頼性の高い品質評価に基づく鑑
別書の作成を可能にする真珠の品質評価方法及びその装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る真珠の品質評価装置の
全体図である。
【図2】図1に示す実施例における測定ユニット部分の
構成図であって、図3のA−A線矢示断面図である。
【図3】ステージベース,Xステージ及びYステージを
Yステージ側から見た平面図である。
【図4】測定ユニットを図2に示すB矢示側より見た平
面図である。
【図5】コンピュータ17の動作を示すフローチャート
である。
【図6】真珠の構造と反射波形との関係を示す図であ
る。
【図7】真珠鑑別書の書式例を示す図である。
【符号の説明】
1…送信機、2…サーキュレータ、3…トランスデュー
サ、4…音響レンズ、5…位置決め機構、6…水槽、7
…信号切出し部、8…デジタルオシロスコープ、9…パ
ルスコントローラ、17…コンピュータ、18…表示装
置、19…プリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀山 明嗣 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 丹野 英明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 深見 輝基 東京都豊島区南大塚3丁目43番12号 エフ ニック株式会社内 (72)発明者 浅田 栄一 愛媛県北宇和郡津島町柿之浦701番地 (72)発明者 大塚 明 東京都港区南麻布1丁目3番1号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真珠に超音波を入射し、その反射波から
    前記真珠の品質評価値を求めることを特徴とする真珠の
    品質評価方法。
  2. 【請求項2】 真珠に超音波を入射し、その真珠からの
    反射波を受信し、その反射波から前記真珠の表面での表
    面反射波と前記真珠の核と巻きとの界面での界面反射波
    とを検出し、前記表面反射波と前記界面反射波との時間
    差から真珠の巻きに関する評価値を求めることを特徴と
    する真珠の品質評価方法。
  3. 【請求項3】 真珠に対して超音波を送波すると共にそ
    の真珠からの反射波を受波して電気的な受信信号に変換
    する送受信手段と、この送受信手段で変換された受信信
    号から前記真珠の表面反射波と前記真珠の内部反射波と
    の時間差を検出する時間差検出手段と、この時間差検出
    手段で検出された前記時間差に基づいて前記真珠の巻き
    の厚さを算出する厚さ計算手段とを具備したことを特徴
    とする真珠の品質評価装置。
  4. 【請求項4】 前記厚さ計算手段で算出された巻きの厚
    さから少なくとも真珠の巻きに関する評価値を算出する
    評価値計算手段と、所定の形式で記載された真珠鑑別書
    の書式データが格納された書式記憶手段と、この書式記
    憶手段から書式データを読出して当該書式データの該当
    箇所に前記評価値計算手段で求められた評価値を設定す
    る鑑別書データ作成手段とを具備したことを特徴とする
    請求項3記載の真珠の品質評価装置。
  5. 【請求項5】 前記鑑別書データ作成手段で作成された
    鑑別書データを、予めセットされた所定の用紙に印字出
    力するプリンタを備えたことを特徴とする請求項4記載
    の真珠の品質評価装置。
  6. 【請求項6】 超音波を伝播するためのカプラ液体が充
    填された水槽と、この水槽の底面から水槽内へレンズ面
    側を挿入した音響レンズと、前記水槽と前記音響レンズ
    とを一体として昇降させる焦準機構と、前記水槽の上端
    開口部より前記カプラ液体内へ挿入される真珠保持部を
    有し前記水槽とは別体的に設けられた真珠保持手段とを
    具備したことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれ
    かに記載の真珠の品質評価装置。
  7. 【請求項7】 前記真珠保持手段を前記焦準機構による
    音響レンズの移動方向と直交するXY平面内で移動させ
    るXYステージを具備したことを特徴とする請求項6記
    載の真珠の品質評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107389195A (zh) * 2017-07-13 2017-11-24 浙江农林大学 一种基于机器视觉的珍珠多表面检测装置
CN110531094A (zh) * 2019-09-10 2019-12-03 四川大学 一种光谱复采样自动化检测方法

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CN107389195A (zh) * 2017-07-13 2017-11-24 浙江农林大学 一种基于机器视觉的珍珠多表面检测装置
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