JP2002082096A - 真珠鑑別書及びその作成方法 - Google Patents

真珠鑑別書及びその作成方法

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JP2002082096A
JP2002082096A JP2001187522A JP2001187522A JP2002082096A JP 2002082096 A JP2002082096 A JP 2002082096A JP 2001187522 A JP2001187522 A JP 2001187522A JP 2001187522 A JP2001187522 A JP 2001187522A JP 2002082096 A JP2002082096 A JP 2002082096A
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Motohiro Takada
元弘 高田
Katsuyuki Hashimoto
勝行 橋本
Akitsugu Kagayama
明嗣 加賀山
Hideaki Tanno
英明 丹野
Teruki Fukami
輝基 深見
Eiichi Asada
栄一 浅田
Akira Otsuka
明 大塚
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Olympus Corp
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EHIME PEARL GUILD KK
Olympus Optical Co Ltd
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    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/07Analysing solids by measuring propagation velocity or propagation time of acoustic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正確に測定した真珠の巻きの厚さなどの真珠の
各評価項目を記録した信頼性の高い真珠鑑別書を提供す
ること。 【解決手段】真珠からの表面反射波と界面反射波とを含
む反射波形又は反射波形をA/D変換した反射波形デー
タ、真珠の巻き、色、サイズ、形状、キズ、輝きに関す
る各評価値、及び総合評価値が記録されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真珠の品質評価を
行うための真珠鑑別書に関する。
【0002】
【従来の技術】宝飾業界では、粗悪な真珠の流通に歯止
めをかけるため、真珠の品質表示を明確化させつつあ
る。真珠の品質評価項目には、色,傷,形,サイズ,輝
き,真珠層(真珠の核の表面に形成された部分であり、
いわゆる「巻き」と呼ばれている)等がある。宝石の鑑
定では、ダイヤモンドの鑑定が国際的に統一基準が確立
されているが、真珠の鑑定はそこまで達していないのが
現状である。真珠の品質評価項目の中でも色,傷,形,
サイズ,輝きは、外部からの観察によりある程度は判断
することができるが、真珠の巻き部分は色や傷などとは
違い外見からでは判断できない。
【0003】そこで、従来は真珠の巻きの厚さを測定す
るのにX線を活用していた。このX線を使用する方式
は、真珠にX線を照射し、そのときの陰影の形状から巻
きの厚さを判断するものである。X線の陰影形状の判断
は、熟練した鑑定員がX線写真等から行っており、鑑定
員の経験と勘に依存するところが大であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たX線を使用する方式は、真珠の巻きの厚さを鑑定員が
経験と勘を頼りに決定しているため、完全な科学的な根
拠に基づいた鑑定とはいえず、評価結果に鑑定員の主観
的要素が入り込む余地が有った。
【0005】従って、このような鑑定結果を真珠鑑定書
に記録しても信頼性に問題があり、正確に測定した真珠
の鑑定値を記録した鑑定書が望まれている。
【0006】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたもので、正確に測定した真珠の巻きの厚さなどの真
珠の各評価項目を記録した信頼性の高い真珠鑑別書を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する真珠
鑑別書は、真珠からの表面反射波と界面反射波とを含む
反射波形、又は反射波形をA/D変換した反射波形デー
タを記録したことを特徴とする。
【0008】請求項2に対応する真珠鑑別書は、上記請
求項1記載の真珠鑑別書において、反射波形、又は反射
波形データを解析して得られた真珠の巻の厚さに関する
評価値を記録したことを特徴とする。
【0009】請求項3に対応する真珠鑑別書は、上記請
求項1又は2記載の真珠鑑別書において、真珠の各評価
項目を入力し、これらの評価項目の評価値に基づく総合
評価値を記録したことを特徴とする。
【0010】請求項4に対応する真珠鑑別書は、真珠か
らの表面反射波と界面反射波とを含む反射波形又は反射
波形をA/D変換した反射波形データ、真珠の巻き、
色、サイズ、形状、キズ、輝きに関する各評価値、及び
総合評価値が記録されたことを特徴とする。
【0011】従って、請求項1に対応する本発明によれ
ば、真珠鑑別書には、真珠からの表面反射波と界面反射
波とを含む反射波形、又は反射波形をA/D変換した反
射波形データが記録されている。
【0012】請求項2に対応する本発明によれば、請求
項1記載の真珠鑑別書において、反射波形、又は反射波
形データを解析して得られた真珠の巻の厚さに関する評
価値が記録されている。
【0013】請求項3に対応する本発明によれば、請求
項1又は2記載の真珠鑑別書において、真珠の各評価項
目を入力し、これらの評価項目の評価値に基づく総合評
価値が記録されている。
【0014】請求項4に対応する本発明によれば、真珠
鑑別書には、真珠からの表面反射波と界面反射波とを含
む反射波形又は反射波形をA/D変換した反射波形デー
タ、真珠の巻き、色、サイズ、形状、キズ、輝きに関す
る各評価値、及び総合評価値が記録されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態に係る真珠鑑
別書を作成するための真珠の品質評価装置の全体構成を
示す図である。この装置は、信頼性の高い真珠鑑定書を
作成するために真珠の反射波形を測定する測定ユニット
と、その測定ユニットで測定された反射波形を解析して
真珠の巻きの厚さに関する評価を行う鑑別書作成ユニッ
トとを備えている。
【0017】上記測定ユニットは、送信機1が発生させ
る15MHz〜200MHz程度の高周波信号をサーキ
ュレータ2を介してトランスデューサ3へ与え超音波に
変換する。後述する焦準機構に保持された音響レンズ4
は、トランスデューサ3が取付けられた一端部から入射
される超音波を、他端部に形成した凹状のレンズ面から
収束波として送波する。
【0018】この超音波の音響レンズ4による収束位置
の近傍には、真珠Sが配置される。この真珠Sは、後述
する位置決め機構5にて保持され、超音波を伝播させる
ために水を満たした水槽6内に挿入されている。
【0019】また、測定ユニットは、音響レンズ4で受
信される真珠Sからの反射波を、トランスデューサ3で
電気的な受信信号に変換し、その受信信号を前置増幅器
11で所定レベルまで増幅した後に信号切出し部7へ入
力する。信号切出し部7が受信信号から切出した反射波
形信号をデジタルオシロスコープ8に入力する。なお、
送信機1の送信タイミングや信号切出し部7のゲートタ
イミングはパルスコントローラ9から送出されるパルス
信号によって制御される。
【0020】上記送信機1は、15MHz〜200MH
zの間で選択された任意の周波数の送信信号を発生させ
ることができ、その発振周波数は外部から調節可能にな
っている。
【0021】信号切出し部7は、前置増幅器11の出力
端子に接続されたゲート回路12と、そのゲート回路1
2によるゲート位置及びゲート幅を制御するゲート発生
回路13とを備えている。ゲート回路12は、ゲートを
開いている間だけ入力信号を通過させるように動作する
ことにより、受信信号から所定期間の信号成分のみを取
り出すことができる。ゲート回路12のゲート位置及び
ゲート幅はゲート発生回路13を操作することにより調
整可能に構成されている。
【0022】上記デジタルオシロスコープ8は、ゲート
回路12で切出した信号を所定のサンプリング周波数で
量子化するA/D変換器14と、このA/D変換器14
の出力を反射波形データとして保存するバッファメモリ
15と、バッファメモリ15に記憶された反射波形デー
タを表示する表示部16とを備えている。
【0023】一方、鑑別書作成ユニットは、デジタルオ
シロスコープ8のバッファメモリ15に保存されている
反射波形データを読み込んで真珠の巻きの厚さ測定や品
質評価を行うコンピュータ17と、反射波形をグラフィ
ク表示するモニタ18と、鑑別書に評価結果を印字する
プリンタ19とを備えている。
【0024】ここで、音響レンズ4の焦準機構および真
珠Sの保持機構の構造について図2〜図4を参照して説
明する。
【0025】図2に示すように、音響レンズ4の焦準機
構は、方形状の基台20の中央部にリードネジ21の下
端部がベアリング22を介して回転可能に保持されてい
る。又、基台20の縁部に立設した固定板23に軸方向
を水平方向にしたモータの回転軸24がベアリング25
を介して保持されている。回転軸24の先端面にハスバ
歯車26が同心状に固定されている。このハスバ歯車2
6に噛合する他のハスバ歯車27が回転軸を鉛直方向に
向けた状態で基台20上に設けられている。そしてハス
バ歯車27,リードネジ21間がベルト28,プーリ2
9で連結されている。
【0026】リードネジ21の外周にナット31が螺合
していて、そのナット31を内側パイプ32の内周面に
嵌合している。内側パイプ32の外周面にスラストベア
リング33が摺動自在に嵌込まれている。さらにスラス
トベアリング33が外側パイプ34の内周面に嵌合して
いる。外側パイプ34は、その下端面が基台20に固定
されている。
【0027】内側パイプ32の上端面には方形状の平面
フランジ35が捩子止めされている。この平面フランジ
35は、その中央に形成された開口部に音響レンズ4の
一端面が固定されている。又、平面フランジ35の4つ
のコーナには水槽支柱36の下端がそれぞれ固定されて
いる。この4つの水槽支柱36の先端部は、水槽6下面
の4箇所に挿入され水槽6及び音響レンズ4等を下から
支えている。
【0028】水槽6の中央部には音響レンズ4の直径よ
りも大きな径を有する円形の開口が形成され、その開口
の内周面に形成した捩子溝にレンズ固定環37の外周部
を螺合させている。レンズ固定環37は、固定環内に挿
入された音響レンズ4のレンズ面側端部をその内周面で
保持すると共に、固定環端面に音響レンズ4のレンズ面
を水槽側に露出させる開口部が形成されている。
【0029】一方、基台20の4つのコーナーにはステ
ージ支柱38が立設されており、それらステージ支柱3
8の先端部にステージベース39が載置されている。な
お、ステージ支柱38の先端部とステージベース39と
は捩子により固定されている。ステージベース39の上
面にはXステージ40が載置され、Xステージ40の上
にはYステージ41が載置されている。ステージベース
39,Xステージ40及びYステージは、水槽支柱3
6,及び音響レンズ4との干渉を避けるため個々の該当
箇所に逃げが形成されている。
【0030】Yステージ41の4つのコーナーに水槽6
よりも高い支柱42が固設されていて、その4本の支柱
42でプレート保持部材43が支持されている。このプ
レート保持部材43は、四角柱状をなす筒体部43a
と、中央部に開口が形成された筒体部43aの底面43
bと、筒体部43aの上端開口部に外側へ水平に突出す
るように一体形成されたフランジ43cとを有してい
る。このフランジ43cの外縁部は、4本の支柱42の
先端面に載置されている。
【0031】又、プレート保持部材43の底面43bは
中心部に音響レンズ4の直径よりも大きな径を有する開
口部43dが形成されている。プレート保持部材43の
底面43bは位置決めプレート44が捩子にて位置決め
固定されている。位置決めプレート44の中心部には、
上面側から下面側に向けて連続的に直径が小さくなる貫
通穴44aが形成されている。位置決めプレート44
は、プレート保持部材43の底面43bに対し捩子止め
位置にて一義的に位置決めされ、プレート保持部材43
は支柱42に対して一義的に位置決めされることから、
位置決めプレート44の貫通穴44aに装填される真珠
Sも容易に位置決めされることになる。
【0032】図3(a)(b)は上記ステージベース39,X
ステージ40およびYステージ41の構造が具体的に示
されている。
【0033】Xステージ40は、隣接する2つのコーナ
ーの約中間位置に設けられたピボット50によりステー
ジベース39に対して回動可能に軸支されている。Xス
テージ40におけるピボット50の対向端部にはXステ
ージ40をピボット50を中心に回動させるための調整
機構が設けられている。すなわち、ピボット50とXス
テージ40中央部の開口中心とを通る線分から所定量ず
れたところにXステージ40に固定されたステージ側固
定部材51が設けられており、そのステージ側固定部材
51のX軸捩子穴に捩子52が螺入されている。
【0034】この捩子52にはナットからなるハンドル
53が螺合されている。ハンドル53の両サイドにステ
ージベース39に固定された位置規制部材54a,54
bが設けられている。
【0035】又、Yステージ41は、隣接する2つのコ
ーナーの約中間位置に設けられたピボット55によりX
ステージ40に対して回動可能に軸支されている。Xス
テージ40とYステージ41の軸支位置はステージ中心
から見て90度ずれた位置となっている。このYステー
ジ41に対しても上記同様の調整機構が設けられてい
る。
【0036】図4は、図2に示す矢示B方向から見た平
面図である。同図に示すように、位置決めプレート44
の対向する2つの端部には捩子穴56,57が形成され
ている。捩子穴56,57に挿入した捩子の挿入端を底
面43bに形成した対応する捩子穴に螺入することによ
り、位置決めプレート44がプレート保持部材43に対
して位置決め固定される。
【0037】次に、以上のように構成された装置による
真珠鑑別書の作成について説明する。
【0038】先ず、プレート保持部材43の底面43b
に固定された位置決めプレート44の貫通穴44aに巻
きの厚さ測定対象となる真珠Sを装填する。貫通穴44
aの最大径(最上面)は一般の真珠が支持できる直径で
あれば良く、貫通穴44aの最小径(最下面)は真珠の
直径よりも十分に小さくなるように設計しているため、
真珠Sの最下部に位置する中心部が貫通穴44aより音
響レンズ4のレンズ面と対向する。
【0039】ここで、位置決めプレート44の貫通穴4
4aの中心と音響レンズ4の光軸とを予め一致させてお
けば、真珠Sを貫通穴44aに装填するだけで真珠の位
置決め作業は終了する。
【0040】真珠Sの水平面(XY平面)内での位置を
調整する場合は、上記した調整機構を使用する。すなわ
ち、Xステージ40の調整機構として設けられたハンド
ル53がいずれかの方向へ回転すると、ハンドル53が
捩子52の外周を回転しながらX方向へ螺進する。
【0041】ところが、このハンドル53の両サイドに
ステージベース39に固定された位置規制部材54a,
54bが設けられているため、ハンドル53はX方向へ
移動せずに相対的に捩子52へX方向の力が作用する。
この捩子52はXステージ40に固定されたステージ側
固定部材51に固定されているため、結果としてハンド
ル53に作用したX方向の力はステージ側固定部部材5
1とXステージ40との固定箇所にX方向の力が作用す
る。
【0042】一方、Xステージ40の該固定部と対向す
る端部にピボット50が設けられているため、Xステー
ジ40がピボット50を中心にしてYステージ41と共
に回動するものとなる。その結果、Yステージ41上に
固定されているプレート保持部材43が真珠Sを保持し
ているプレート44と共にX方向へ移動する。この場合
の移動は短い距離であるため、ピボット50を中心とし
た回転であるが、X方向への直線移動とみなすことがで
きる。
【0043】又、Yステージ41の調整機構として設け
られたハンドル53′がいずれかの方向へ回転すると、
上記したXステージとの場合と同様の原理にてピボット
55を中心にしてYステージ41がY方向へ移動する。
その結果、Yステージ41上に固定されているプレート
保持部材43,真珠S等がY方向へ移動するものとな
る。
【0044】以上の操作により真珠Sの中心と音響レン
ズ4との光軸とが一致したならば、次に焦準機構を動作
させて音響レンズ4と真珠Sとの相対距離を調整する。
すなわち、モータの回転軸24がいずれかの方向へ回転
すると、その回転力がハスバ歯車26,27およびベル
ト28を介してプーリ29へ伝達され、リードネジ21
が回転する。
【0045】リードネジ21はベアリング22にて上下
方向に移動が規制されているため、リードネジ21が回
転すると、そのリードネジ21に螺合しているナット3
1が上下方向の力を受ける。ナット31は内側パイプ3
2に固定されているので、内側パイプ32自体がスラス
トベアリング33により水平方向へ位置規制された状態
でナット31と共に上下動するものとなる。上述したよ
うに内側パイプ32は平面フランジ35,水槽支柱3
6,水槽6及びレンズ固定環37を介して音響レンズ4
と一体となっている。従って、内側パイプ32の上下方
向の移動に連動して水槽6及び音響レンズ4の一体物が
上下動し、音響レンズ4と真珠Sとの相対距離が調節さ
れる。
【0046】以上のようにして音響レンズ4と真珠Sと
の相対位置の調整が終了したら、電気制御系の調整を実
施する。
【0047】送信機1の発振周波数およびゲート回路1
2のゲート位置,ゲート幅の設定を行う。送信機1の発
振周波数は真珠の巻きの厚さによもよるが、15MHz
〜100MHzに設定することが好ましい。また、ゲー
ト回路12のゲートタイミングは、後述するが真珠の表
面反射波と巻きと核との境界面での反射波とを一緒に切
出し得るタイミングに設定する。これらの設定はステー
タスボックスを使っての自動設定又はマンマシンインタ
ーフェースによるマニュアル設定のいずれでも良い。ま
た、デジタルオシロスコープ8に対して電圧レンジ,時
間軸等の設定を行う。
【0048】次に、パルスコントローラ9から送信機1
に対して送信トリガが与えられると、送信機1から上記
設定周波数の送信信号が送信される。送信機1から出力
された送信信号はサーキュレータ2を介してトランスデ
ューサ3に印加されて超音波に変換される。この超音波
は音響レンズ4内を伝播しレンズ面から真珠Sに向けて
送波される。音響レンズ4から送波された超音波は収束
しながら、位置決めプレート44の貫通口44aからレ
ンズ側に露出している真珠Sの中心に向けて入射する。
【0049】ここで、真珠Sは中心部の核とその周囲に
形成された巻きとの2層構造を有している。一方、超音
波は音響的性質が変化する界面において反射する。従っ
て、図6に示すように、水槽6に満たされた水と真珠S
表面との境界である真珠表面と、巻き(同図の真珠層)
と核との境界面とで超音波が反射する。以降の説明で
は、前者を表面反射波、後者を界面反射波と呼ぶ。
【0050】真珠Sで反射して音響レンズ4のレンズ面
で受波された反射波はレンズ内を伝播してトランスデュ
ーサ3に到達して電気的な信号である受信信号に変換さ
れる。この受信信号はサーキュレータ2を介して前置増
幅器11に入力し、そこで電圧レベルを調整された後に
信号切出し部7に入力される。
【0051】信号切出し部7では、図6に示す反射波形
が現れた受信信号の入力に対して、表面反射波と界面反
射波とを同時に含んだ信号成分を切出すように動作す
る。送信トリガを発生させてから表面反射波と界面反射
波がゲート回路12に到達するまでの各時間t1,t2
は、試験結果から又は計算から予め知ることができる。
よって、ゲート発生回路13に上記各時間t1,t2を
設定しておき、パルスコントローラ9から送信トリガを
受信してから時間t1が経過したらゲート回路12を開
き、時間t2が経過したならばゲート回路12を閉じる
ようなゲートを発生させる。その結果、信号切出し部7
で図6に示すような反射波形信号が受信信号から切出さ
れ、デジタルオシロスコープ8に入力される。
【0052】デジタルオシロスコープ8では、信号切出
し部7から入力する反射波形信号がA/D変換器14で
デジタル信号からなる反射波形データに変換される。こ
の反射波形データは、横軸に時間軸をとり表面反射波及
び界面反射波の各波高値をビット数で表したものとな
る。このような反射波形データが時間軸をアドレスに置
き換えてバッファメモリ15に記憶される。そして、バ
ッファメモリ15に記憶された反射波形データを画面1
6上に表示させる。
【0053】一方、コンピュータ17は、図5に示すフ
ローチャートに基づいて動作し、真珠の巻きの厚さ測定
や品質評価演算を実行する。すなわち、バッファメモリ
15から反射波形データを読込み、読み出しアドレス順
に(時間軸に沿って)ビット数を認識することにより、
反射波形のピーク値を検出する。
【0054】ところで、表面反射波にしても界面反射波
にしてもピーク値が複数存在する。A/D変換器14の
一回のサンプリングで得られる信号値を1ドットと呼称
する。本実施の形態では、下限値(絶対値)よりも小さ
い信号値がnドット以上連続した後に信号値が上限値を
越えた場合にその位置をピーク値として認識する。そし
て表面反射波に対応する最初のピーク値検出位置から界
面反射波に対応する次のピーク値検出位置までのドット
数を数える。また、A/D変換器14でのサンプリング
周波数により1ドット当たりの時間(以下、「単位時
間」と呼ぶ)が判るので、この単位時間を予め記憶して
おく。
【0055】コンピュータ17は、上記認識したドット
数に単位時間を乗算して表面反射波から界面反射波間で
の時間Δtを算出する。次に予め入力されている真珠S
の巻きの部分の音速Vを読み込み、次式から真珠Sの巻
き部分の厚さTを計算する。
【0056】厚さ(T)=音速(V)×Δt/2 次に、真珠Sの厚さTに応じて、今回測定対象となった
当該真珠Sの「巻き」に関する評価値を、真珠Sの巻き
の厚さと評価値とを対応させたテーブルを参照して、決
定する。
【0057】また、他の評価項目(色,傷,形,サイ
ズ,輝き等)が不図示の入力手段から入力され、これら
各評価項目の各評価値と巻きの評価値とを所定の計算式
に入力して総合評価値を算出する。
【0058】このようにして真珠Sの総合評価が終了し
たならば、当該測定対象となった真珠Sに関する真珠鑑
別書の作成の有無を判断する。
【0059】真珠鑑別書の作成が要求されている場合
は、例えば図7に示すような真珠鑑別書の書式データを
内蔵するROMから読み込んでくる。なお、ROMには
真珠鑑別書の形式に応じた書式データが予め格納してい
るものとする。
【0060】そして、書式データの各品質評価項目に該
当する各評価値を書き込み鑑別書データを作成し、この
鑑別書データをプリンタ19へ送る。このプリンタ19
では鑑別書データを鑑別書用紙に印字し、完成された真
珠鑑別書を出力する。
【0061】この真珠鑑別書には、図7に示すように真
珠Sからの表面反射波と界面反射波とを含む反射波形、
又は反射波形をA/D変換した反射波形データ、真珠S
の巻き、色、サイズ、形状、キズ、輝きに関する各評価
値、及び総合評価値が記録されている。
【0062】また、真珠鑑別書の作成要求が出されてい
なくても、表示装置18に当該真珠Sの反射波形と、巻
きの厚さ測定値を表示する。
【0063】なお、真珠鑑別書の作成要求が出されてい
ない場合は、上記鑑別書データを不図示の外部記憶装置
に格納する。
【0064】このように上記一実施の形態によれば、真
珠Sからの表面反射波と界面反射波とを含む反射波形、
又は反射波形をA/D変換した反射波形データ、真珠S
の巻き、色、サイズ、形状、キズ、輝きに関する各評価
値、及び総合評価値が記録された真珠鑑別書を作成でき
る。
【0065】この真珠鑑別書であれば、例えば、真珠S
に超音波を入射した際の反射波から表面反射波と界面反
射波の時間差Δtを検出し、その時間差Δtから真珠S
の巻きの厚さを計算した結果を記録したので、特に真珠
鑑定の熟練者によらなくても、客観性及び信頼性の高い
品質評価値を記録したものである。
【0066】さらに、真珠Sの巻き、色、サイズ、形
状、キズ、輝きに関する各評価値、及び総合評価値に関
しても客観性及び信頼性の高い品質評価値を記録したも
のである。
【0067】また、真珠に照射したX線の陰影形状を肉
眼で判断する従来の手法に比べ、真珠の品質評価の客観
性及び信頼性を大幅に改善できる。
【0068】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。
【0069】さらに、上記実施形態には、種々の段階の
発明が含まれており、開示されている複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾
つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとす
る課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出できる。
【0070】例えば、上記一実施の形態では、表面反射
波と界面反射波の時間差Δtをコンピュータ17で自動
的に検出するようになっているが、例えばデジタルオシ
ロスコープ8の画面16に表示された反射波形からオペ
レータがドット数を直接読み取って、コンピュータ17
へ入力するようにしても良い。
【0071】又、支柱42、プレート保持部材43、位
置決めプレート44を昇降させるように構成しても良
い。また音響レンズ4をX,Y方向に移動させても良
い。
【0072】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、正
確に測定した真珠の巻きの厚さなどの真珠の各評価項目
を記録した信頼性の高い真珠鑑別書を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る真珠鑑別書を作成
するための真珠の品質評価装置の全体図。
【図2】本発明の一実施の形態に係る真珠鑑別書を作成
するための真珠の品質評価装置における測定ユニット部
分の構成図。
【図3】本発明の一実施の形態に係る真珠鑑別書を作成
するための真珠の品質評価装置における測定ユニット部
分のステージベースとXステージとYステージとをYス
テージ側から見た平面図。
【図4】本発明の一実施の形態に係る真珠鑑別書を作成
するための真珠の品質評価装置における測定ユニットの
平面図。
【図5】本発明の一実施の形態に係る真珠鑑別書を作成
するための真珠の品質評価装置におけるコンピュータの
動作を示すフローチャート。
【図6】真珠の構造と反射波形との関係を示す図。
【図7】本発明の一実施の形態に係る真珠鑑別書の書式
例を示す図。
【符号の説明】
1…送信機 2…サーキュレータ 3…トランスデューサ 4…音響レンズ 5…位置決め機構 6…水槽 7…信号切出し部 8…デジタルオシロスコープ 9…パルスコントローラ 17…コンピュータ 18…表示装置 19…プリンタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月13日(2001.7.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 真珠鑑別書及びその作成方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真珠の品質評価を
行うための真珠鑑別書及びその作成方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたもので、正確に測定した真珠の巻きの厚さなどの真
珠の各評価項目を記録した信頼性の高い真珠鑑別書を提
供することを目的とする。又、本発明によれば、正確に
測定した真珠の巻きの厚さなどの真珠の各評価項目を記
録した信頼性の高い真珠鑑別書を作成できる真珠鑑別書
の作成方法を提供することを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項4に対応する真珠鑑別書は、真珠か
らの表面反射波と界面反射波とを含む反射波形又は反射
波形をA/D変換した反射波形データ、真珠の巻き、
色、サイズ、形状、キズ、輝きに関する各評価値、及び
総合評価値が記録されたことを特徴とする。請求項5に
対応する真珠鑑別書の作成方法は、真珠に対して超音波
を入射する工程と、真珠からの表面反射波と界面反射波
とを含む反射波形を受信する工程と、反射波形、又は反
射波形をA/D変換した反射波形データを鑑別書用紙に
記録する工程とを有することを特徴とする。請求項6に
対応する真珠鑑別書の作成方法は、上記請求項5記載の
真珠鑑別書の作成方法において、反射波形、又は反射波
形データを解析して得られた真珠の巻の厚さに関する評
価値を前記鑑別書用紙に記録することを特徴とする。請
求項7に対応する真珠鑑別書の作成方法は、上記請求項
5又は6記載の真珠鑑別書の作成方法において、真珠の
各評価項目を入力し、これらの評価項目の評価値に基づ
く総合評価値を鑑別書用紙に記録することを特徴とす
る。請求項8に対応する真珠鑑別書の作成方法は、真珠
に対して超音波を入射する工程と、真珠からの表面反射
波と界面反射波とを含む反射波形を受信する工程と、表
面反射波と界面反射波とを含む反射波形又は反射波形を
A/D変換した反射波形データ、真珠の巻き、色、サイ
ズ、形状、キズ、輝きに関する各評価値、及び総合評価
値を鑑別書用紙に記録する工程とを有することを特徴と
する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項4に対応する本発明によれば、真珠
鑑別書には、真珠からの表面反射波と界面反射波とを含
む反射波形又は反射波形をA/D変換した反射波形デー
タ、真珠の巻き、色、サイズ、形状、キズ、輝きに関す
る各評価値、及び総合評価値が記録されている。請求項
5に対応する本発明によれば、真珠に対して超音波を入
射し、この真珠からの表面反射波と界面反射波とを含む
反射波形を受信し、この反射波形、又はこの反射波形を
A/D変換した反射波形データを鑑別書用紙に記録す
る。請求項6に対応する本発明によれば、上記請求項5
記載の真珠鑑別書の作成方法において、反射波形、又は
反射波形データを解析して得られた真珠の巻の厚さに関
する評価値を鑑別書用紙に記録する。請求項7に対応す
る本発明によれば、上記請求項5又は6記載の真珠鑑別
書の作成方法において、真珠の各評価項目を入力し、こ
れらの評価項目の評価値に基づく総合評価値を鑑別書用
紙に記録する。請求項8に対応する本発明によれば、真
珠に対して超音波を入射し、この真珠からの表面反射波
と界面反射波とを含む反射波形を受信し、これら表面反
射波と界面反射波とを含む反射波形又は反射波形をA/
D変換した反射波形データ、真珠の巻き、色、サイズ、
形状、キズ、輝きに関する各評価値、及び総合評価値を
鑑別書用紙に記録する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、正
確に測定した真珠の巻きの厚さなどの真珠の各評価項目
を記録した信頼性の高い真珠鑑別書を提供できる。又、
本発明によれば、正確に測定した真珠の巻きの厚さなど
の真珠の各評価項目を記録した信頼性の高い真珠鑑別書
を作成できる真珠鑑別書の作成方法を提供できる。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 勝行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 加賀山 明嗣 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 丹野 英明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 深見 輝基 東京都豊島区南大塚3丁目43番12号 エフ ニック株式会社内 (72)発明者 浅田 栄一 愛媛県北宇和郡津島町柿之浦701番地 (72)発明者 大塚 明 東京都港区南麻布1丁目3番1号 Fターム(参考) 2F068 AA28 BB10 BB14 CC00 DD11 FF03 FF12 FF14 FF17 FF25 GG01 HH01 QQ01 QQ05 RR05 2G047 AA08 AB05 BA03 BC02 DA01 EA10 GG30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真珠からの表面反射波と界面反射波とを
    含む反射波形、又は前記反射波形をA/D変換した反射
    波形データを記録したことを特徴とする真珠鑑別書。
  2. 【請求項2】 前記反射波形、又は前記反射波形データ
    を解析して得られた前記真珠の巻の厚さに関する評価値
    を記録したことを特徴とする請求項1記載の真珠鑑別
    書。
  3. 【請求項3】 前記真珠の各評価項目を入力し、これら
    の評価項目の評価値に基づく総合評価値を記録したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の真珠鑑別書。
  4. 【請求項4】 真珠からの表面反射波と界面反射波とを
    含む反射波形又は前記反射波形をA/D変換した反射波
    形データ、前記真珠の巻き、色、サイズ、形状、キズ、
    輝きに関する各評価値、及び総合評価値が記録されたこ
    とを特徴とする真珠鑑別書。
JP2001187522A 2001-06-21 2001-06-21 真珠鑑別書及びその作成方法 Pending JP2002082096A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102087247A (zh) * 2010-11-04 2011-06-08 中山市创先宝艺珠宝有限公司 一种识别宝石的装置及方法

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