JPH0723164Y2 - ブラスト装置 - Google Patents

ブラスト装置

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JPH0723164Y2
JPH0723164Y2 JP12631489U JP12631489U JPH0723164Y2 JP H0723164 Y2 JPH0723164 Y2 JP H0723164Y2 JP 12631489 U JP12631489 U JP 12631489U JP 12631489 U JP12631489 U JP 12631489U JP H0723164 Y2 JPH0723164 Y2 JP H0723164Y2
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JP
Japan
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polishing
cleaning material
cover
pipe
air
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JP12631489U
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JPH0365661U (ja
Inventor
辰 潮田
Original Assignee
日立プラント建設株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブラスト装置に係り、特に、小口径管の先端の
溶接部の研掃を行うためのブラスト装置に関する。
〔従来の技術〕
各種のプラントの建設にあっては、小口径管(以下、単
にパイプという)の現地納入は現地合わせを必要とする
ため、素材のまま納入されている。現地据え付けは、倉
庫が無いため、保管中に錆が発生するのを防止すべく、
パイプの外面に錆止め塗装が施されている。このような
パイプは、現地合わせなどにより、任意の箇所で切断
し、この切断部を溶接することにより目的を達してい
る。
ところで、品質管理上、溶接部に塗料などの異物が混入
すると、欠陥を生じる恐れがある。これを防止するため
に従来は、溶接部の塗装を駆動源が手動のグラインダで
削り取り、溶接部に悪影響を与えないようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、従来の塗装除去手段は、手作業であるために、
工数がかかり、対象物が小さいにもかかわらず高速回転
をする構造のグラインダを使っている。また、回転砥石
の交換などに特別の教育を必要とし、かつ塵埃の発生も
多かった。したがって、安全性及び作業性の面で問題が
あった。
本考案は、安全性及び作業性に優れ、かつ小型軽量なブ
ラスト装置の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、カバー内の研掃
材を収納する研掃材溜が底部に形成された密閉状態のカ
バーと、該カバーの内部に挿入されたパイプの先端外周
部に対し前記研掃材を吹き付ける少なくとも1個のノズ
ルを備えた研掃材噴射機構と、前記カバー内に配設され
て前記パイプ先端を固定すると共にパイプ内への研掃材
の侵入を防止する当て部材と、前記研掃材噴射機構に供
給された空気による循環流を用いて前記研掃材溜内の研
掃材を前記ノズルへ導く研掃材吸込手段と、前記カバー
内に生じた正圧を大気へ排出する空気排出手段とを設け
るようにしたものである。
〔作用〕
上記手段によれば、パイプの挿入されたカバー内に空気
が供給されると共に、研掃材溜内の研掃材が研掃材噴射
機構のノズルへ供給され、研掃材はパイプ先端の外周に
吹き付けられ、塗られている錆止材を研磨する。研磨に
用いられた空気は空気排出手段によって大気に放出され
る。したがって、回転部材を有することなく、簡単な構
成により小型軽量なブラスト装置を提供することができ
る。また、砥石を用いないため、交換などの作業を不要
にすることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
右側面図、第3図は第1図の構成の正面断面図、第4図
は第2図の構成の側面断面図である。
密閉箱状に加工されたカバー10の両側面には研掃材を吐
出する一対のブラストノズル12が装着されている。この
ブラストノズル12の入り口は、エアパイプ14によって相
互に接続され、その中央部にエア供給弁16が設けられて
いる。このエア供給弁16の入り側は、不図示の高圧空気
発生装置に接続されている。また、ブラストノズル12の
各々には、“J"字形に加工された吸込パイプ18a、18bの
各一端が取り付けられている。この吸込管18a、18bの各
々の下端は、研掃材36を収納する研掃材溜20に接続さ
れ、この研掃材溜20の上部はカバー10の底面に連結して
いる。
研掃材溜20の前部には下面を開放した筒状のマフラ22が
配設され、その上部に吸込ノズル24が立設されている。
その両脇のカバー10の前面のブラストノズル12寄りに
は、一対の把手26が装着されている。吸込ノズル24は、
二本の筒体を同軸構造にして構成され、内側の筒体の上
端がエア供給弁16の出側に連結され、外側の筒体の下端
がマフラ22の上面に結合されている。更に、同軸部分の
外側の筒体には、厚み方向に穿孔が形成されており、こ
の穿孔部がカバー10の前部の内面に配設されているフィ
ルタ28の排出口に連結されている。
また、第3図及び第4図に示すように、カバー10内の中
央部には後部が円錐形にされた当て部材としてのコーン
30が配設され、その前部中央に設けられたシャフト30a
によってフィルタ28の背面に固定されている。コーン30
に対向するカバー10の背面には、ゴムシート32が装着さ
れており、このゴムシート32を貫通させるようにして、
被処理パイプであるパイプ34が挿入される。
次に、以上の構成による実施例の動作について説明す
る。
まず、装置を起動する前に、研掃材溜20に所定量の研掃
材36を投入する。また、ゴムシート32を貫通するように
パイプ34を挿入し、その先端をコーン30の円錐面に密着
させる。この状態において、エア供給弁16を開き、エア
パイプ14を介してブラストノズル12の各々へ高圧空気を
供給する。
ブラストノズル12には吸込管18a、18bが連結されている
ため、このパイプ内に負圧が生じ、研掃材溜20内の研掃
材36が吸込管18a、18b内に吸い込まれる。吸込管18a、1
8b内に吸い込まれた研掃材36は、エア供給弁16からの空
気に混じってカバー10内にブラストノズル12から噴射さ
れる。噴射された研掃材36は、パイプ34の端部外周を研
磨する。
このとき、エア供給弁16より吹き出される空気によっ
て、カバー10内は正圧になるが、フィルタ28を介してカ
バー10内に連通する吸込ノズル24に空気が流れ出し、カ
バー10内が僅かに負圧になる。吸込ノズル24に流出した
空気は、エア供給弁16から与えられる空気流に混合され
ながらマフラ22へ送りこまれ、大気へ排出される。この
マフラ22は、騒音を低減する機能を有し、騒音防止が図
られる。また、フィルタ28が設けられているために、研
磨による塗料粉などが外部に排出されることはない。
なお、以上の実施例においては、ブラストノズル12を2
個設けるものとしたが、1個のみとし、この1個のブラ
ストノズルを360度に回転させることにより、パイプ先
端の全周を研磨するようにしてもよい。
また、逆に、ブラストノズルを固定し、パイプを手動あ
るいは何らかの回転手段によって回転させるようにして
もよい。
さらに、前記実施例では、コーン30を用いてパイプ内へ
の研掃材の侵入を防止するものとしたが、研掃材の侵入
防止が図れさえすれば、円錐型に限らずどのような形状
であってもよい。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案によれば、カバーの研掃材を
収納する研掃材溜が底部に形成された密閉状態のカバー
と、該カバーの内部に挿入されたパイプの先端に対し前
記研掃材を吹き付ける少なくとも1個のノズルを備えた
研掃材噴射機構と、前記カバー内に配設されて前記パイ
プ先端を固定すると共にパイプ内への研掃材の侵入を防
止する当て部材と、前記研掃材噴射機構に供給された空
気による循環流を用いて前記研掃材溜内の研掃材を前記
ノズルへ導く研掃材吸込手段と、前記カバー内に生じた
正圧を大気へ排出する空気排出手段とを設けるようにし
たので、回転部材を有することなく、簡単は構成により
小型軽量なブラスト装置を提供することができる。ま
た、砥石を用いないため、交換などの作業を不要にする
ことができる。したがって、安全性及び作業性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
右側面図、第3図は第1図の構成の正面断面図、第4図
は第2図の構成の側面断面図である。 10……カバー、12……ブラストノズル、14……エアパイ
プ、16……エア供給弁、18a、18b……吸込管、20……研
掃材溜、22……マフラ、24……吸込ノズル、28……フィ
ルタ、30……コーン、32……ゴムシート、34……パイ
プ、36……研掃材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カバー内の研掃材を収納する研掃材溜が底
    部に形成された密閉状態のカバーと、該カバーの内部に
    挿入されたパイプの先端外周部に対し前記研掃材を吹き
    付ける少なくとも1個のノズルを備えた研掃材噴射機構
    と、前記カバー内に配設されて前記パイプ先端を固定す
    ると共にパイプ内への研掃材の侵入を防止する当て部材
    と、前記研掃材噴射機構に供給された空気による循環流
    を用いて前記研掃材溜内の研掃材を前記ノズルへ導く研
    掃材吸込手段と、前記カバー内に生じた正圧を大気へ排
    出する空気排出手段とを具備することを特徴とするブラ
    スト装置。
JP12631489U 1989-10-27 1989-10-27 ブラスト装置 Expired - Lifetime JPH0723164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12631489U JPH0723164Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 ブラスト装置

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JP12631489U JPH0723164Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 ブラスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0365661U JPH0365661U (ja) 1991-06-26
JPH0723164Y2 true JPH0723164Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=31674130

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JP12631489U Expired - Lifetime JPH0723164Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 ブラスト装置

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JPH0365661U (ja) 1991-06-26

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