JPH0723096Y2 - ダイカストマシン用自動給湯機の負荷軽減装置 - Google Patents

ダイカストマシン用自動給湯機の負荷軽減装置

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JPH0723096Y2
JPH0723096Y2 JP1987198801U JP19880187U JPH0723096Y2 JP H0723096 Y2 JPH0723096 Y2 JP H0723096Y2 JP 1987198801 U JP1987198801 U JP 1987198801U JP 19880187 U JP19880187 U JP 19880187U JP H0723096 Y2 JPH0723096 Y2 JP H0723096Y2
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JP
Japan
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load
motor
traveling
hot water
water supply
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Application number
JP1987198801U
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English (en)
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JPH01100667U (ja
Inventor
幸成 竹山
正 佐藤
高弘 三上
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ダイカストマシンにおける自動給湯機の給湯
アーム駆動モータおよび装置の小型化に関する。
[従来の技術] 第3図に示すように、従来の自動給湯機は給湯アーム9
の後部の延長上にアーム11を取りつけてその先端にバラ
ンスウェート12を設けることにより給湯アームの走行用
モータ1の負荷を軽減していた。
[考案が解決しようとする問題点] したがって、自動給湯機の作動中にバランスウェート12
の動作領域が大きいため、ダイカストマシンおよびその
周辺機器と干渉のおそれがあり、又バランスウェート12
を設置することにより走行部の慣性が大きくなりモータ
の制御が困難になると共に実負荷との関係がアンバラン
スになる箇所が生じて作動が不安定になるという問題点
があった。
本考案は、自動給湯機の動作領域を小さくして省スペー
ス化をはかると共に給湯アーム走行用モータにかかる負
荷を軽減してモータの制御を容易にすることを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案に係るダイカストマシ
ン用自動給湯機の負荷軽減装置は、ダイカストマシンに
溶解アルミを自動給湯する装置の歯車箱内に取付けられ
た給湯アーム駆動用の走行軸に取着されたウォーム歯車
と、前記歯車箱の本体との間に、走行用モータにかかる
負荷方向と逆方向に働くように設けられたバランス用の
ネジリコイルバネを備えた負荷軽減装置であって、前記
負荷軽減装置は、前記ネジリコイルバネにより前記給湯
アームに負荷が最大に働く前進限付近および後退限付近
において、前記走行用モータにかかる負荷方向と逆方向
に大きな力を発生し、前記給湯アームに働く負荷が小さ
い前進限および後退限の中間地点では、前記走行用モー
タにかかる負荷方向と逆方向に小さな力を発生するよう
にして、モータの負荷に対して有効に作用するように構
成されたことを特徴とする。
[考案の実施例] 第2図は本考案の実施例の断面図であり、走行軸2にキ
ーを介して固定されているウォーム歯車7と歯車箱本体
8との間にネジリコイルバネ4を設ける。
一端は歯車箱本体8に固定し、他端はウォーム歯車7に
バネオサエ6により固定する。第1図における走行軸2
の走行角度θが約100度の時に給湯アーム9がバランス
状態となり、第4図に示すようにアーム走行に必要なモ
ータトルクがほぼ0となるため、その時にネジリコイル
バネ4を自由状態で組付ける。
給湯アーム9の走行に伴って、ネジリコイルバネ4がね
じられて走行軸2の走行角度が100度の状態になる方
向、即ち、モータトルクを軽減する方向にトルクを発生
する。
さらに、前記ネジリコイルバネは前記給湯アームに負荷
が最大に働く前進限付近および後退限付近において、前
記走行用モータにかかる負荷方向と逆方向に大きな力を
発生し、前記給湯アームに働く負荷が小さい前進限およ
び後退限の中間地点では、前記走行用モータにかかる負
荷方向と逆方向に小さな力を発生して、モータの負荷に
対して有効に作用する。
したがって、第4図に示すように、トルク軽減機構がな
い場合にアームの走行に必要なモータトルクAに対して
反対方向に働くネジリコイルバネの発生トルクがBのよ
うに働き、前記トルクAから前記トルクBを差引いたト
ルクCがネジリコイルバネ取付時のアーム走行に必要な
モータトルクとなり、前記トルクCで示される走行用モ
ータにかかる負荷が略均一になるように軽減される。
[作用] 自動給湯機の走行軸の走行角度が約100度のとき給湯ア
ームがバランス状態となり、その状態から給湯アームが
走行するに伴って、ネジリコイルバネがねじられモータ
トルクを軽減する方向にネジリコイルバネのトルクを発
生し、給湯アームの走行用モータにかかる負荷を略均一
になるように軽減する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、リンク式自動給湯機の
走行用モータトルク負荷を軽減するためにネジリコイル
バネを用いることにより、省スペース化をはかるととも
に、アームの回転する角度の制限をうけることなく、し
かも回転角度に比例したバランス力を得ることができる
ので、走行用モータにかかる負荷を略均一な約2分の1
に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の外形図、第2図はネジリコイルバ
ネの取付け状態を示す概略断面図、第3図は従来の給湯
装置、第4図は走行角度とトルクの関係図。 1……走行用モータ、2……走行軸、3……歯車箱、4
……ネジリコイルバネ、5……バネガイド、6……バネ
オサエ、7……ウォーム歯車、8……歯車箱本体、9…
…給湯アーム、10……バランスウェート動作範囲、11…
…アーム、12……バランスウェート、13……走行角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイカストマシンに溶解アルミを自動給湯
    する装置の歯車箱内に取付けられた給湯アーム駆動用の
    走行軸に取着されたウォーム歯車と、前記歯車箱の本体
    との間に、走行用モータにかかる負荷方向と逆方向に働
    くように設けられたバランス用のネジリコイルバネを備
    えた負荷軽減装置であって、 前記負荷軽減装置は、前記ネジリコイルバネにより前記
    給湯アームに負荷が最大に働く前進限付近および後退限
    付近において、前記走行用モータにかかる負荷方向と逆
    方向に大きな力を発生し、前記給湯アームに働く負荷が
    小さい前進限および後退限の中間地点では、前記走行用
    モータにかかる負荷方向と逆方向に小さな力を発生する
    ようにして、モータの負荷に対して有効に作用するよう
    に構成されたことを特徴とするダイカストマシン用自動
    給湯機の負荷軽減装置。
JP1987198801U 1987-12-25 1987-12-25 ダイカストマシン用自動給湯機の負荷軽減装置 Expired - Lifetime JPH0723096Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01100667U JPH01100667U (ja) 1989-07-06
JPH0723096Y2 true JPH0723096Y2 (ja) 1995-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219804A (en) * 1975-08-08 1977-02-15 Hitachi Ltd Monitoring method of turbine running
IN161346B (ja) * 1983-06-09 1987-11-14 Rimrock Corp
JPH0346272Y2 (ja) * 1985-04-18 1991-09-30

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JPH01100667U (ja) 1989-07-06

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