JPH07230719A - 照明器具用フラット電線 - Google Patents

照明器具用フラット電線

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Publication number
JPH07230719A
JPH07230719A JP6018315A JP1831594A JPH07230719A JP H07230719 A JPH07230719 A JP H07230719A JP 6018315 A JP6018315 A JP 6018315A JP 1831594 A JP1831594 A JP 1831594A JP H07230719 A JPH07230719 A JP H07230719A
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JP
Japan
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electric wire
flat
portions
sides
lighting fixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP6018315A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Inagaki
朝律 稲垣
Takakazu Ishida
孝和 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線作業の容易化を図ると共に、垂れ下がり
防止用の部品も多く必要としない照明器具用フラット電
線1を提供する。 【構成】 フラット電線1は中央部の連結部3とその両
側のそれぞれ対の電線部2とからなる。電線部2は導体
部4と導体部4外周を覆う絶縁被覆部5とからなる。連
結部3は両側の電線部2の絶縁被覆部5を互いに連結す
る薄肉平坦状とされ、連結部3の一端面と両側の電線部
2一端とが同一平面状に配置されて一体成形されてい
る。連結部3の中間部に電線部2長手方向の引き裂き溝
8が形成されている。対の電線部2の互いに連接状とさ
れた絶縁被覆部5の中間部が電線部2長手方向に沿って
薄肉状とされた引き裂き用ブリッジ部6とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波点灯方式等にお
ける照明器具内の配線作業を容易にする照明器具用フラ
ット電線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5に示されるように、従来の
蛍光灯器具101においては、蛍光灯天板102に直管
蛍光灯を装着するための複数の蛍光灯ソケット部103
や高周波点灯方式の点灯装置としての安定器104等が
装着されており、これら各蛍光灯ソケット部103と安
定器104との相互間に絶縁電線105がそれぞれ配線
されていた。
【0003】また、各絶縁電線105は、図6に示され
るようにそれぞれ中心部の導体部106と該導体部10
6外周を覆う絶縁被覆部107とからなり、蛍光灯器具
101が建物の天井に取り付けられた際、配線された各
絶縁電線105が垂れ下がらないように、蛍光灯天板1
02側の適宜位置にそれぞれ取り付けられた取付け治具
108で各絶縁電線105が適宜、抱持状に結束保持さ
れた構造とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造によれば、各絶縁電線105がそれぞれ分離さ
れているため、配線を行う場合には、所定長さに切断さ
れた絶縁電線105を端末処理し、その導体部106を
蛍光灯ソケット部103や安定器104の各接続部に挿
入して電気的接続を得る方式であり、1本ずつ布線する
必要があるため、配線作業が煩雑なものとなっていた。
【0005】また、分離状態の各絶縁電線105の垂れ
下がりを防止するための取付け治具108の点数も多く
必要とされ、コスト高を招くという欠点もあった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、配線
作業の容易化を図ると共に、垂れ下がり防止用の部品も
多く必要としない照明器具用フラット電線を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、照明器具の配線に使用される照明器具
用フラット電線において、前記フラット電線は両側に導
体部と該導体部外周を覆う絶縁被覆部とからなる電線部
がそれぞれ備えられると共に、中央部に前記両側の電線
部の絶縁被覆部を互いに連結する薄肉平坦状の連結部が
備えられ、該連結部の一端面と両側の電線部一端とが同
一平面状に配置されて両側の絶縁被覆部と連結部とが一
体成形されると共に、連結部の中間部に電線部長手方向
の引き裂き溝が形成されてなる点にある。
【0008】また、連結部の両側に備えられた電線部は
それぞれ複数とされ、それら複数の各電線部の互いに連
接状とされた絶縁被覆部の中間部が電線部長手方向に沿
って薄肉状とされた引き裂き用ブリッジ部とされてなる
構造としてもよい。
【0009】
【作用】本発明によれば、各電線部が互いに一体化され
ているため、複数の電線部を同時に布線することができ
る。そして、布線作業に際して、各電線部の端末部を分
離させる場合には引き裂き溝や引き裂き用ブリッジ部を
利用して引き裂けばよく、作業性がよい。また、各電線
部が互いに一体化されているため、従来のように各電線
を結束する必要もなく、フラット電線全体としての剛性
も向上し、単に垂れ下がりを防止すべく、フラット電線
を照明器具の天板側に保持させるだけでよく、垂れ下が
り防止用の部品を少なく構成できる。従って、配線作業
の容易化が図れると共にコスト削減が図れる。
【0010】さらに、フラット電線の連結部の一端面と
両側の電線部一端とが同一平面状に配置されているた
め、その同一平面部分を照明器具の天板側として配線す
ることにより、フラット電線の取付け状態の安定性も向
上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1に示される如く、フラット電線1は、両側
にそれぞれ一対の電線部2が備えられると共に、中央部
に両側の電線部2を互いに連結する薄肉平坦状の連結部
3が備えられており、各電線部2と連結部3とはフラッ
ト電線1の幅方向にそれぞれ配列されている。
【0012】前記各電線部2は、中心部の導体部4と、
該導体部4外周を覆う絶縁被覆部5とから構成されてお
り、両側の対の電線部2の互いに連接状とされた絶縁被
覆部5の中間部が電線部2長手方向に沿って薄肉状とさ
れた引き裂き用ブリッジ部6とされている。
【0013】また、連結部3の下面と両側に配置された
内側の電線部2下端とが同一平面状に配置されて各絶縁
被覆部5と連結部3とが一体に成形されており、フラッ
ト面部7を構成している。さらに、連結部3の上下面の
幅方向中間部に電線部2長手方向の引き裂き溝8がそれ
ぞれ形成されている。
【0014】なお、蛍光灯器具内部の温度が105゜C
程度に上昇するため、前記連結部3や各絶縁被覆部5は
105゜Cの耐熱塩化ビニル樹脂により成形されてい
る。また、対の電線部2における外側の絶縁被覆部5が
内側の絶縁被覆部5より僅かに小径に形成された構造を
示しているが、同径に形成してもよい。この場合には、
前記連結部3の下面は外側の電線部2下端とも同一平面
状に配置された構造となる。
【0015】本発明の実施例は以上のように構成されて
おり、図2および図3に示される如く、照明器具として
の蛍光灯器具10に配線する場合について説明する。
【0016】蛍光灯器具10には、蛍光灯天板11に直
管蛍光灯を装着するための複数の蛍光灯ソケット部12
や高周波点灯方式の点灯装置としての安定器13等が装
着されており、また、蛍光灯天板11の適宜位置に下面
突出状に電線係止突起部14が設けられている。
【0017】そして、所定長さに切断されたフラット電
線1の端末部の各電線部2の絶縁被覆部5を剥取処理
し、露出状とされた各導体部4を各蛍光灯ソケット部1
2と安定器13の各接続部に挿入して接続すればよい。
【0018】また、布線作業に際して、各電線部2の端
末部は必要に応じて、ブリッジ部6や引き裂き溝8を利
用して引き裂き、分離させればよく、分離作業が容易に
行える。
【0019】さらに、図3に示される如く、フラット面
部7を蛍光灯天板11側として配線し、連結部3の引き
裂き溝8位置で、蛍光灯天板11下面側に突出状に設け
られた各電線係止突起部14を貫通状に差し込むことに
よって、電線係止突起部14の張り出し係止部14aに
より抜止状に係止される。従って、蛍光灯器具10を建
物の天井側に取り付けた際に、フラット電線1の垂れ下
がりが有効に防止できる。
【0020】以上のように、各電線部2が互いに一体化
されているため、複数の電線部2を同時に布線すること
ができ、また、各電線部2の端末部の分離作業も容易に
行え、作業性もよい。さらに、連結部3の引き裂き溝8
位置で、各電線係止突起部14を貫通状に差し込み操作
するだけでフラット電線1の垂れ下がりも有効に防止で
きるため、配線作業の容易化が図れる。
【0021】また、各電線部2が互いに一体化されてい
るため、従来のように結束する必要もなく、フラット電
線1全体としての剛性も向上し、垂れ下がりを防止すべ
く、フラット電線1を蛍光灯天板11側に保持させるだ
けでよく、電線係止突起部14の数も少なく構成でき、
この点からも配線作業の容易化が図れると共に、コスト
削減が図れる。
【0022】さらに、フラット電線1のフラット面部7
を蛍光灯天板11側として配線することにより、フラッ
ト電線1の取付け状態の安定性も向上する。
【0023】なお、電線係止突起部14を蛍光灯天板1
1側に予め設けた構造を示しているが、フラット電線1
の配線時に電線係止突起部14を蛍光灯天板11上面側
より下面側に突出させ、フラット電線1の連結部3に貫
通させる方式であってもよく、また、蛍光灯天板11の
一部を切り起こし状に形成して、電線係止突起部14を
蛍光灯天板11に一体に形成する構造としてもよい。
【0024】図4は別の配線例を示しており、電線係止
突起部14に代えて、弾性を有する適宜幅の電線保持体
16で垂れ下がりを防止する構造とされている。
【0025】即ち、蛍光灯天板11に挿通孔17が適宜
位置に複数形成され、電線保持体16はフラット電線1
全体を抱持状とするU字状の保持部本体18と該保持部
本体18の両端部にそれぞれ張り出し状に設けられた係
止片部19とから構成されている。
【0026】そして、電線保持体16の保持部本体18
でフラット電線1を抱持状として両端部の係止片部19
がそれぞれ挿通孔17に挿通され、弾性復帰により蛍光
灯天板11の上面側に係止されて、フラット電線1の垂
れ下がりを防止する構造とされている。
【0027】なお、上記実施例において、電線係止突起
部14や電線保持体16を4個所程度設けた構造を示し
ているが、直管蛍光灯の長さ等にその数を応じて適宜増
減すればよい。また、直管蛍光灯が2本の蛍光灯器具1
0に利用した例を示しているが、1本、3本、4本等で
あってもよく、その際には、連結部3の両側に備えられ
る電線部2の数もそれぞれ1本、3本、4本等に構成す
ればよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の照明器具用フラ
ット電線によれば、両側に導体部と該導体部外周を覆う
絶縁被覆部とからなる電線部がそれぞれ備えられると共
に、中央部に前記両側の電線部の絶縁被覆部を互いに連
結する薄肉平坦状の連結部が備えられ、該連結部の一端
面と両側の電線部一端とが同一平面状に配置されて両側
の絶縁被覆部と連結部とが一体成形されると共に、連結
部の中間部に電線部長手方向の引き裂き溝が形成されて
なるものであり、各電線部が互いに一体化されているた
め、複数の電線部を同時に布線することができる等、配
線作業の容易化が図れると共にコスト削減が図れる。ま
た、フラット電線の連結部の一端面と両側の電線部一端
とが同一平面状に配置されているため、その同一平面部
分を照明器具の天板側として配線することにより、フラ
ット電線の取付け状態の安定性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面斜視図である。
【図2】同配線状態の説明図である。
【図3】同要部断面図である。
【図4】別の実施例における要部断面図である。
【図5】従来例を示す配線状態の説明図である。
【図6】同電線の断面図である。
【符号の説明】
1 フラット電線 2 電線部 3 連結部 4 導体部 5 絶縁被覆部 6 ブリッジ部 7 フラット面部 8 引き裂き溝 10 蛍光灯器具 11 蛍光灯天板 12 蛍光灯ソケット部 13 安定器 14 電線係止突起部 16 電線保持体 17 挿通孔 18 保持部本体 19 係止片部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明器具の配線に使用される照明器具用
    フラット電線において、 前記フラット電線は両側に導体部と該導体部外周を覆う
    絶縁被覆部とからなる電線部がそれぞれ備えられると共
    に、中央部に前記両側の電線部の絶縁被覆部を互いに連
    結する薄肉平坦状の連結部が備えられ、該連結部の一端
    面と両側の電線部一端とが同一平面状に配置されて両側
    の絶縁被覆部と連結部とが一体成形されると共に、連結
    部の中間部に電線部長手方向の引き裂き溝が形成されて
    なることを特徴とする照明器具用フラット電線。
  2. 【請求項2】 前記連結部の両側に備えられた電線部は
    それぞれ複数とされ、それら複数の各電線部の互いに連
    接状とされた絶縁被覆部の中間部が電線部長手方向に沿
    って薄肉状とされた引き裂き用ブリッジ部とされてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具用フラット電
    線。
JP6018315A 1994-02-15 1994-02-15 照明器具用フラット電線 Pending JPH07230719A (ja)

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JP6018315A JPH07230719A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 照明器具用フラット電線

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JP6018315A JPH07230719A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 照明器具用フラット電線

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