JPH07230326A - 電圧供給装置 - Google Patents

電圧供給装置

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JPH07230326A
JPH07230326A JP6043207A JP4320794A JPH07230326A JP H07230326 A JPH07230326 A JP H07230326A JP 6043207 A JP6043207 A JP 6043207A JP 4320794 A JP4320794 A JP 4320794A JP H07230326 A JPH07230326 A JP H07230326A
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JP
Japan
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voltage
circuit
output
circuits
casings
Prior art date
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Pending
Application number
JP6043207A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Fukuda
実 福田
Katsuhisa Kato
勝久 加藤
Masanari Yuki
勝成 結城
Arata Ishiyama
新 石山
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Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来回路を最大限に生かしながら高い電圧を
供給する。 【構成】 複数の電圧出力回路100〜108は、縦続
接続される。複数の筐体110〜118は、対応する電
圧出力回路100〜108のコモンに接続され、その電
圧出力回路を夫々シールドする。隣接する筐体の間は、
ベーク材などの絶縁部材120〜127で絶縁される。
このとき、筐体110〜118は多重殻構造を成してい
る。筐体110〜118が多重殻構造であるため、隣接
する筐体間の電位差が小さくなり、従来の耐圧に対する
技術がそのまま適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧供給装置に関し、高
電圧波形を出力可能な電圧供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高電圧及び高電流でもIGBT
(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)やサイリス
タ等の半導体素子で制御できるようになってきている。
そこで、このよう高電力制御半導体素子の検査のため
に、最大出力電圧の高いパルス波形、ランプ(傾斜)波
形等が出力できる電圧供給装置が必要となっている。
【0003】図4は、従来の電圧供給装置の一実施例の
ブロック図である。これは、夫々0Vから最大600V
まで出力可能な電圧出力回路を5段縦続接続して構成さ
れている。商業交流電源は、トランス10〜18を介し
て整流回路20〜28で整流され、各自動電圧レギュレ
ータ回路(AVR)30〜38に供給される。自動電圧
レギュレータ回路30〜38は夫々デジタル・アナログ
変換回路(D/A)を有し、さらにバス40〜48でマ
イクロプロセッサ(図示せず)と接続され、夫々の出力
電圧を独立に制御できる。ダイオード50〜58は、レ
ギュレータ回路30〜38の夫々のコモン側に出力端子
70側からの電圧がかからないようにしており、任意の
レギュレータ回路が故障しても、残りのレギュレータ回
路で動作可能にしている。レギュレータ回路30〜38
の夫々をマイクロプロセッサが独立に制御することによ
り、図5に示すような種々の波形を出力できる。この例
では、隣接するレギュレータ回路の間の電位差は最大で
600Vである。よって、各トランス10〜18の耐圧
も600V程度の比較的低いもので良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】3kV以上の電圧を出
力する場合でも、自動電圧レギュレータ回路を同様に縦
続接続していけば良いように思われる。しかし、例えば
15kVの出力電圧を得ようとする場合、図4の回路の
グランドとの電位差は15kVにも達する。よって、単
純に縦続接続したのでは、次のような種々の問題が発生
する。即ち、回路間で放電が発生する、トランスの耐圧
を越えるために各レギュレータ回路のコモンがフローテ
ィングできない、バスの耐圧を越えるために制御データ
信号にノイズが乗ってしまう、装置の操作者に感電の危
険が大きくなる等の問題である。そこで本発明の目的
は、従来回路を生かしながら高い出力電圧を供給できる
電圧供給装置を提供することである。本発明の他の目的
は、高い出力電圧のために生じる耐圧の問題を解決した
電圧供給装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、従来
回路を最大限に生かしながら高い電圧を供給できる電圧
供給装置を提供する。複数の電圧出力回路は、縦続接続
される。複数の筐体は、対応する電圧出力回路のコモン
に接続され、その電圧出力回路を夫々シールドする。隣
接する筐体の間は、ベーク材などの絶縁部材で絶縁され
る。このとき、複数の筐体は多重殻構造を成している。
筐体が多重殻構造であるため、隣接する筐体間の電位差
が小さくでき、従来の耐圧に関する技術や部品がそのま
ま適用できる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の電圧供給装置のメカ的な構
造を示す図である。また、図2は、その電気回路のブロ
ック図である。なお図は、最大出力電圧が15kVの実
施例を示している。この場合、トランス及び自動電圧レ
ギュレータ(AVR)回路等で構成される電圧出力回路
100〜108の夫々は、0Vから最大で3kVまでを
出力する。図1を参照すると、電圧出力回路100〜1
08は、夫々対応する筐体110〜118でシールドさ
れる。即ち、電圧出力回路100は筐体110でシール
ドされ、電圧出力回路102は筐体112でシールドさ
れる。他の電圧出力回路104〜108も同様である。
また、筐体110〜118は多重殻(シェル)構造を成
している。例えば筐体110は電圧出力回路100を覆
うだけでなく、装置の一番外側を覆う最外郭シェルであ
る。そして筐体110の内側に筐体112があり、さら
に筐体112の内側に筐体114があるという構成が繰
り返される構造となっている。隣接する筐体間は、ベー
ク材などの絶縁部材120〜127で絶縁される。
【0007】筐体110〜118は、夫々対応する電圧
出力回路100〜108のコモンに接続され、コモン電
位にフローティングされる。ただし、電圧出力回路10
0のコモンは常にグランドされているため、筐体110
の電位は常にグランドに維持される。例えば、電圧供給
装置が電圧14kVを出力する場合では、筐体110が
0V、筐体112が3kV、筐体114が6kV、筐体
116が9kV、筐体118が12kVにフローティン
グされる。このとき筐体118に接続されている電圧出
力回路108のコモンは12kVであり、この12kV
に対して電圧出力回路108が2kVを上乗せして14
kVの出力電圧が得られる。
【0008】ここで、隣接する筐体の間の電位差は、最
大でも3kVを越えないことに注意されたい。つまり筐
体で仕切ることで電圧出力回路の耐圧については、既に
扱い慣れた耐圧3kVの範囲で対処すればよいことにな
る。よって、従来回路で用いた高電圧への対処方法をほ
ぼそのまま踏襲できるので、電圧出力回路100〜10
8は夫々図4に示すような従来回路と同様に構成すれば
良い。
【0009】図2を参照すると、AVR制御回路72は
マイクロプロセッサ(制御手段)を有し、互いに隣接す
る電圧出力回路間に夫々設けた複数のバス80〜88で
制御データを順繰りに伝送し、電圧出力回路100〜1
08を制御する。バス80〜88には、耐圧を考慮して
フォト・カプラを使用する。バスの接続方法としては、
AVR制御回路72から各電圧出力回路に直接接続する
方法も考えられる。しかしAVR制御回路72のコモン
はグランドされており、例えば電圧出力回路108とは
最大で15kVの電位差が生じる。よって、これだけ高
い電位差に耐えるフォト・カプラは、非常に高価なもの
になってしまう。ところが図1及び図2示す本発明の実
施例によれば、隣接する電圧出力回路間の電位差は最大
でも3kVであるため安価なフォト・カプラを使用で
き、種々の安全規格を満たすのも比較的容易である。最
終電圧出力回路108に現れる最大で15kVの電圧
は、同軸ケーブルによって、筐体118から筐体110
の外に引き出される。同軸ケーブルを引き出すために各
筐体に設ける穴の外縁には絶縁部材を装着する。なお、
耐圧が15kVを越える同軸ケーブルは、一般に広く使
用されている。
【0010】図3は、AVR回路のブロック図である。
ただし、トランス等の電源部分を省略している。マイク
ロプロセッサ(μP)74は、バスを介して制御データ
を各AVR回路のラッチに伝送する。この制御データに
は、デジタル・アナログ変換器(D/A)82の出力電
圧を制御する電圧制御データが含まれる。D/A82
は、この電圧制御データを受けて増幅回路84に図5に
示したような電圧波形を供給する。増幅回路84は、こ
の電圧波形を増幅する。
【0011】本発明は、筐体の多重殻構造により従来回
路を有効に利用しながら、非常に高い電圧を出力可能に
している。しかし、そのためにAVR回路を多数使用す
ることになる。図2の実施例では、最大3kVを出力す
る5個の回路100〜108が夫々図4に示す最大60
0Vを出力する5個の回路の回路で構成されるので、全
体では600kVのAVR回路が25個もある。しかも
扱う電圧が非常に高電圧であり、回路の破損等により過
電圧又は過電流が発生した場合には瞬時に電圧を落とす
必要がある。この場合、過電圧又は過電流を検出後、マ
イクロプロセッサ74が多数あるAVR回路のどれに過
電圧又は過電流が発生したのか判断し、続いてD/A8
2の出力電圧を零にする電圧制御データを供給する動作
をしていたのでは間に合わない。より直接的にD/A8
2の出力を零にする手段が必要である。そこで過電圧又
は過電流検出手段86〜94が設けられる。
【0012】比較器86はその1入力端子が増幅回路8
4の出力端子に接続され、所定の基準電位VERを越える
と過電圧検出信号を出力する。差動増幅器90は、電流
検出抵抗器88の両端間電圧を検出する。比較器92
は、差動増幅器90の出力電圧を受けて所定の基準電位
VIRを越えると過電流検出信号を出力する。過電圧及び
過電流検出信号はオア回路94に供給される。スイッチ
96は、D/A82の出力端子と各AVR回路のコモン
との間に設けられ、オア回路94の出力信号(検出信
号)を受けると瞬時にオンになってD/A82の出力電
圧をコモン電位に落とす。また、検出信号はラッチ80
をリセットし、D/A82に供給される電圧制御データ
をマイクロプロセッサからの指示に関係なくD/A82
の出力を零にするデータに変更する。これらによって増
幅回路84の破損などにより過電圧又は過電流が発生し
ても瞬時にD/A82の出力電圧は零になる。また、出
力端子76にスイッチ96と同じ動作をするスイッチ9
8を設けても良い。
【0013】オア回路94からの検出信号は、マイクロ
プロセッサ74にも供給される。この時点でマイクロプ
ロセッサは、初めて過電圧又は過電流が発生しているA
VR回路のラッチ80に供給する電圧制御データをD/
A82の出力を零にするデータに変更する。これによっ
てD/A82の出力電圧は零に維持される。よって、マ
イクロプロセッサ74は残りの正常な回路だけで、操作
者が希望する電圧波形を出力させる。ただし、初期の最
大電圧を出力できなくなることはいうまでもない。ま
た、マイクロプロセッサは、検出信号により異常な回路
を特定し、表示装置等を通じて異常を操作者に知らせ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、複数の電圧出力回路をシール
ドする筐体を多重殻構造にし、隣接する筐体間の電位差
を従来から扱われている範囲に収めている。これによっ
て、回路のトランス等の使用部品を出力電圧に比べて低
い耐圧のものにでき、回路基板等にも耐圧に関する既知
の技術を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧供給装置のメカ的な構造を示す図
である。
【図2】本発明の電圧供給装置の電気回路のブロック図
である。
【図3】自動電圧レギュレータ回路のブロック図であ
る。
【図4】従来の電圧供給装置の一例のブロック図であ
る。
【図5】電圧供給装置で出力できる電圧波形の例を示す
図である。
【符号の説明】
10〜18 トランス 20〜28 整流回路 30〜38 自動電圧レギュレータ(AVR)回路 40〜48 バス 50〜58 ダイオード 60 出力端子 70 周波数変換回路 72 AVR制御回路 74 マイクロプロセッサ 76 出力端子 80 ラッチ 82 デジタル・アナログ変換器 84 増幅回路 86〜94 過電圧又は過電流検出手段 96、98 スイッチ 100〜108 電圧出力回路 110〜118 筐体 120〜127 絶縁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/10 A 9180−5H // H02J 1/00 306 B 7429−5G (72)発明者 石山 新 宮城県亘理郡亘理町逢隈鹿島字西鹿島137 番1号エム・イー・テック株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦続接続された複数の電圧出力回路と、 対応する該電圧出力回路のコモンに接続され、上記電圧
    出力回路を夫々シールドする複数の筐体と、 隣接する該筐体の間を絶縁する絶縁部材とを具え、 上記複数の筐体は多重殻構造を成していることを特徴と
    する電圧供給装置。
JP6043207A 1994-02-17 1994-02-17 電圧供給装置 Pending JPH07230326A (ja)

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JP6043207A JPH07230326A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 電圧供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015124353A3 (en) * 2014-02-19 2015-11-26 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Power supply unit

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