JPH0722962Y2 - 絶縁型に変更可能な導電型集電子 - Google Patents

絶縁型に変更可能な導電型集電子

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JPH0722962Y2
JPH0722962Y2 JP3109290U JP3109290U JPH0722962Y2 JP H0722962 Y2 JPH0722962 Y2 JP H0722962Y2 JP 3109290 U JP3109290 U JP 3109290U JP 3109290 U JP3109290 U JP 3109290U JP H0722962 Y2 JPH0722962 Y2 JP H0722962Y2
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気で作動する装置を載置したパレットの走
行時に、パレット上の前記装置に対して、絶えず電流を
供給する給電レール用の集電子の改良に関し、本来導電
型であるが、容易に絶縁型に変更しうるようにしたもの
に関する。
〔従来の技術〕
前記給電レールは、多数が平行に並設され、その上方を
走行するパレットに電流を流すように、各給電レールに
は、多数の導電型の集電子が設けられている。
第8図、第9図は、その例を示し、図示を省略した給電
レール上に多数並べられている集電子(01)は、基台
(02)に設けた水平の枢支ボルト(03)により、給電プ
レート(04)とアーム(05)の基部を片持ち状に枢支し
て構成されている。
アーム(05)は、圧縮バネ(06)で上方に付勢されると
ともに、枢支ボルト(03)に嵌めた圧縮バネ(011)に
より、基台(02)の側片に押圧されている。アーム(0
5)の自由端には、導電ローラ(07)がボルト枢支され
ている。
この集電子(01)の基台(02)を含む各構成部材は、全
て導電性の材料で作られており、第9図に示すように、
給電レール(08)に固定されている。
給電レール(08)の断面は、状をなし、その側片の中
間部内側に設けた水平の突条(010)と、給電レール(0
8)の底壁との間の空間に前記基台(02)を嵌入し、取
付ネジ(09)をもって基台(02)を底壁に締め付けるこ
とにより、基台(02)は給電レール(08)に固定され
る。
給電レール(08)の外周は、漏電を防ぐために、ゴム製
のカバー(012)で被覆されている。
給電レール(08)に電流を流すと、電流は、基台(02)
および圧縮バネ(011)を介して、給電プレート(04)
へ流れ、導電ローラ(07)を介して、その上方のパレッ
ト(図示せず)に供給される。
〔考案が解決しようとする課題〕
平行に設置された給電レール上を走行するパレットの集
電板に絶えず電流を供給するためには、何千何万という
多数の集電子が必要である。
しかし、パレットが走行終点、ターンテーブル上または
リフター上、更には供給電源の変更地点に位置する際に
は、集電子に電力を供給する必要はない。そのため従来
は、このような位置で用いる集電子を、同一形状でかつ
絶縁型のものとして、別途作製しなければならず、多く
の手間を要していた。
本考案は、導電型の集電子を、簡単に絶縁型に変換し
て、汎用的に利用しうるようにすることを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の問題を解決するため、給電レール
(4)内に嵌合保持された絶縁性の基台(8)と、基部
が基台(8)に、水平の枢支ボルト(1)をもって枢支
され、かつ自由端に導電ローラ(2)を備える導電性の
第1給電プレート(3)と、第1給電プレート(3)と
重合するようにして枢支ボルト(1)に遊隙をもって、
かつ取外し可能として枢支され、かつ圧縮ばね(11)に
より下方へ押されて、下端が給電レール(4)に当接し
ている導電性の第2給電プレート(5)と、第1給電プ
レート(3)と第2給電プレート(5)を圧接するよう
に、枢支ボルト(1)に巻装されている圧縮ばね(10)
とを備えることを特徴としている。
〔作用〕
導電型の集電子(A)を給電レール(4)に取付ける
と、給電レール(4)に電気的に接触する第2給電プレ
ート(5)を介して、電流は第1給電プレート(3)の
端部を経て、導電ローラ(2)に流れる。
この集電子(A)を、例えば電源供給の不要な位置で使
用する場合には、枢支ボルト(1)から第2給電プレー
ト(5)を抜き取り、基台(8)が絶縁材で構成されて
いるため、全く絶縁された集電子(A)となる。
〔実施例〕
第1図〜第3図は、本考案の一実施例である導電型の集
電子(A)を示す。
合成樹脂からなる絶縁性の基台(8)の上方へ突出する
軸受片(6)には、水平の枢支ボルト(1)が取付けら
れ、枢支ボルト(1)には、アーム(13)の基部に設け
た筒軸(9)、第1給電プレート(3)の基部、並びに
それと重合状態をなす第2給電プレート(5)が枢支さ
れている。
筒軸(9)は小径段部を有し、この小径段部と第1給電
プレート(3)との間には、圧縮バネ(10)が縮設さ
れ、第1給電プレート(3)は第2給電プレート(5)
に圧接するように付勢されている。
基台(8)の底壁はやや浮上しており、第2給電プレー
ト(5)は、軸受片(6)の下方において基台(8)の
底壁に穿孔された案内孔(7)を貫通している。第2給
電プレート(5)は断面L字形をなし、その底板は、圧
縮バネ(11)によって下方へ付勢され、基台(8)の底
壁に当接している。
また第2給電プレート(5)には、枢支ボルト(1)の
径よりも大径の軸孔(12)があけられ、第2給電プレー
ト(5)は、枢支ボルト(1)に対して上下に若干移動
自在となっている。
筒軸(9)から斜め上方に延出するアーム(13)は、同
様に斜め上方に延出する第1給電プレート(3)と平行
をなし、両者の自由端間に導電ローラ(2)を挿入し、
ボルト(14)とナット(15)とで締め付けられている。
ボルト(14)の端部のワッシャ(16)と第1給電プレー
ト(3)との間には、圧縮バネ(17)が設けられ、第1
給電プレート(3)は導電ローラ(2)に圧接してい
る。
アーム(13)の長さ方向の中間部と基台(8)の底壁と
の間には、圧縮ばね(18)が設けられ、アーム(13)は
上向きに付勢されて、その自由端にある導電ローラ
(2)は、パレット(23)の下面に止着した集電板(2
2)に当接している。
この集電子(A)は、断面形の給電レール(4)の側
片の内面の中間部に設けた水平の突条(19)と、給電レ
ール(4)の底壁との間の空間に挿入される。この挿入
に際し、第2給電プレート(5)は、大径の軸孔(12)
のため、圧縮バネ(11)に抗して、給電レール(4)の
底壁から押上げられた状態となる。
ついで、基台(8)の後部へ挿入した取付ネジ(20)を
締め付けると、取付ネジ(20)の下端が給電レール
(4)の底壁を押圧し、基台(8)はやや上昇して、突
条(19)と密着結合する。
給電レール(4)の外周は、ゴム製のカバー(21)で覆
われており、平行に多数並べられた給電レール(4)同
士の電気的ショート及び漏電を防止している。
このようにして、平行に設置された給電レール(4)
(4)の一端を電源に接続すると、電流は、第2給電プ
レート(5)、第1給電プレート(3)、および導電ロ
ーラ(2)へ流れ、さらに、導電ローラ(2)から集電
板(22)を介して、パレット(23)上に載置された装置
へ流れて、装置を作動させる。
なおこの際、集電板(22)には、常に導電ローラ(2)
が電気的に接触している必要があり、集電板(22)の長
さに応じて、集電子(A)の設置間隔が決められる。
第4図は、上記集電子(A)を絶縁型集電子(A′)に
したものを示し、第2給電プレート(5)は取り除かれ
ている。
その代わりに、着色したワッシャ(24)を取付けてあ
り、絶縁型であることが、上方から一目瞭然となってい
る。
この絶縁型の集電子(A′)と、さきに説明した導電型
の集電子(A)は、第5〜7図に示すような位置で使用
される。
第5図、第6図は、左右異なる電流を有するものであ
り、パレット(23)が左から右へ移る場合に、無電源位
置に絶縁型の集電子(A′)が設けられる。
第7図は、ターンテーブルに絶縁型の集電子(A′)を
設置したものを示す。
なお、基台(8)は、圧縮バネ(11)で給電プレート
(19)を押圧しており、取付ネジ(20)が多少緩んで
も、圧縮バネ(11)の圧力により、基台(8)の移動は
制限される。
〔考案の効果〕
本考案は、次の効果を奏しうる。
(a)パレットの走行終点、ターンテーブル上またはリ
フター上、更には供給電源の変更地点において利用され
る絶縁型の集電子は、導電型集電子における第2給電プ
レートを外すだけで簡単に完成するので、絶縁型のもの
を別途作製する必要はなく、手間が省ける。
(b)従来は、基台は銅合金等で作られていたので、集
電子の重量が給電レールに付加され、設置位置変更時に
は労力を要したが、本考案のものでは、基台は合成樹脂
製でもよいので、その重量は軽減されるとともに、コス
ト的にも有利となる。
(c)第2給電プレートは、枢支ボルトの位置まで立上
がっているため、絶縁型にするために第2給電プレート
を抜き取れば、その不存在により、絶縁型としての使用
であることが、上方から直ちに分かる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の要部縦断面図、 第2図は、第1図のII−II線断面図、 第3図は、第2図のIII−III線矢視図、 第4図は、第1図の第1図の異なる使用状態の要部縦断
面図、 第5図は、本考案の摺動子の一使用例を示す平面図、 第6図は、第5図のVI−VI線矢視図、 第7図は、本考案の集電子の他の使用例を示す平面図、 第8図は、従来の集電子の側面図、 第9図は、第8図におけるIX−IX線縦断面図である。 (A)導電型集電子、(A′)絶縁型集電子 (1)枢支ボルト、(2)導電ローラ (3)第1給電プレート、(4)給電レール (5)第2給電プレート、(6)軸受片 (7)案内孔、(8)基台 (9)筒軸、(10)(11)圧縮バネ (12)軸孔、(13)アーム (14)貫通ボルト、(15)ナット (16)ワッシャ、(17)(18)圧縮バネ (19)突条、(20)取付ネジ (21)カバー、(22)集電板 (23)パレット、(24)ワッシャ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給電レール(4)内に嵌合保持された絶縁
    性の基台(8)と、 基部が基台(8)に、水平の枢支ボルト(1)をもって
    枢支され、かつ自由端に導電ローラ(2)を備える導電
    性の第1給電プレート(3)と、 第1給電プレート(3)と重合するようにして枢支ボル
    ト(1)に遊隙をもって、かつ取外し可能として枢支さ
    れ、かつ圧縮ばね(11)により下方へ押されて、下端が
    給電レール(4)に当接している導電性の第2給電プレ
    ート(5)と、 第1給電プレート(3)と第2給電プレート(5)を圧
    接するように、枢支ボルト(1)に巻装されている圧縮
    ばね(10)とを備えてなる絶縁型に変更可能な導電型集
    電子。
JP3109290U 1990-03-28 1990-03-28 絶縁型に変更可能な導電型集電子 Expired - Lifetime JPH0722962Y2 (ja)

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