JPH07229121A - ガム取り掃除機 - Google Patents

ガム取り掃除機

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Publication number
JPH07229121A
JPH07229121A JP6020608A JP2060894A JPH07229121A JP H07229121 A JPH07229121 A JP H07229121A JP 6020608 A JP6020608 A JP 6020608A JP 2060894 A JP2060894 A JP 2060894A JP H07229121 A JPH07229121 A JP H07229121A
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JP
Japan
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gum
cover
suction
water
nozzle
Prior art date
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Application number
JP6020608A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Ozaki
巧 尾崎
Michiaki Ono
道晃 小野
Masaaki Tamura
昌章 田村
Shinichi Matsui
信一 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABE TEC KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
ABE TEC KK
East Japan Railway Co
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Publication date
Application filed by ABE TEC KK, East Japan Railway Co filed Critical ABE TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】短時間で簡単に、かつ洗浄対象を傷つけること
なくガムを除去でき、環境美化を促進できるガム取り掃
除機を提供することを目的とする。 【構成】床面等に付着しているガム周りにカバー10を
被せ、高圧ポンプ6の作動により、貯水槽3内の水を鋼
管部13から洗浄水噴射ノズルに送り、洗浄水噴射ノズ
ルからガムに向けて噴射させ、高圧水の噴射衝撃でガム
を剥離除去する一方、バキュームモータ5を起動して、
貯水槽3内部にバキューム力を発生させ、このバキュー
ム力を、吸引ホース21を介して吸引具11のノズル口
11aに作用させることにより、剥離したガム及び汚水
をスクイージ11Bによって掻き取りながらノズル口1
1aから吸引させ、吸引具11から吸引ホース21を通
じて貯水槽3内に回収するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路、公共施設の床、
階段等に付着しているガムを容易に剥離除去するガム取
り掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】道路、公共施設の床、階段等に吐き捨て
られて間もないガムを歩行者が踏むと、ガムが靴底に粘
着してしまい、大きな不快感を与えることが多い。又、
靴底に粘着しないガムは歩行者に次々に踏まれることに
より、次第に踏み固められ、ガムは表面に土や砂の粒子
が付着して黒色を呈するようになり、周囲の美観を損な
う。
【0003】このような吐き捨てられたガムを清掃しよ
うとした場合、ガムは強固な粘着体であるため、一般的
な清掃手段、例えば箒やブラシによって除去するのは困
難である。そこで、従来、ガムを除去するには、ヘラを
使用して手作業で掻き取りを行って除去する方法(実開
平4−52847号公報参照)、シンナー等の溶剤で化
学的に溶解させて除去する方法、冷凍ガス等で冷却して
ガムを脆くして粉砕除去する方法(特開平3−9651
0号公報参照)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
ガム除去方法にあっては、次のような問題点を有してい
た。即ち、ヘラでの掻き取りにより除去する場合、ガム
は床面に強固に粘着しているのが普通であるから、完全
に即ち、綺麗に除去することは到底できず、力のいる手
作業であるため、肉体的な負担も大きい。
【0005】又、一般のタイル,点字タイル等の凹凸面
に付着しているガムについてはヘラが引っ掛かり難いた
め、ガムを完全に除去するには、より困難を極める。更
に、ヘラにより床面等を傷める虞もある。一方、シンナ
等の溶剤を用いる方法では、一度に溶けるガムの量が少
ないため、作業時間を大幅に必要とし、作業性に劣る。
【0006】又、溶剤の材質によっては、床面等を腐食
させてしまう虞もある。更に、ガムを冷却して粉砕除去
する方法では、ドライアイス,液体窒素等特殊な冷媒を
準備する必要があり、何時でも何処でも適用可能な方法
とは言えず、不便である。又、ガムを冷却して粉砕除去
する方法では、付着後長時間経過したガムについては充
分な除去効果が得られないのが実情である。
【0007】本発明は、従来技術が有する以上のような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、短時間で簡単に、かつ洗浄対象を傷つけることな
くガムを除去でき、環境美化を促進できるガム取り掃除
機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は次のように構成される。即ち、請求項1
記載の発明は、ガムの付着部を覆うカバーと、前記カバ
ー内に設けられ、前記ガムの付着部に洗浄水を噴射する
洗浄水噴射ノズルと、前記カバーの前面壁外面に取り付
けられ、先端に設けられた吸引口が前記カバー前部に下
向きに開口される吸引具と、前記洗浄水噴射部と洗浄水
通路を介して連通されると共に前記吸引具と吸引通路を
介して連通される貯水槽と、前記洗浄水通路に介装さ
れ、前記貯水槽内の洗浄水を吸引圧送する吸引ポンプ
と、前記貯水槽内に、前記吸引具に吸引力を作用させる
ためのバキュームを発生させる真空発生装置と、を含ん
で構成したガム取り掃除機である。
【0009】この場合、請求項2記載の発明の如く、操
作部を備え、該操作部にハンドルと前記カバーと洗浄水
噴射ノズルと吸引具とを設けた掃除ツール部と、走行可
能なボディを備え、該ボディに、前記貯水槽と吸引ポン
プと真空発生装置とを設けた本体部と、を含んで構成す
ることができる。
【0010】請求項3記載の発明の如く、前記操作部
を、前記洗浄水通路の一部を構成する管体から構成し、
該管体先端部を前記カバー内に挿入し、該カバー内に管
体先端部を支持させると共に、該管体先端開口部に前記
洗浄水噴射ノズルを設けることができる。この場合、請
求項4記載の発明の如く、前記洗浄水噴射ノズルを、カ
バー内に前後方向及び左右方向に揺動自由に支持するこ
とができる。
【0011】請求項5記載の発明の如く、前記カバー
を、天面の一部が透明に形成される構成とすることがで
きる。請求項6記載の発明の如く、前記吸引具を、吸引
ノズル部と該吸引ノズル部先端縁に沿って装着されたス
クイージとから構成することができる。この場合、請求
項7記載の発明の如く、前記吸引ノズル部の両端部を絞
り込むことができる。
【0012】請求項8記載の発明の如く、前記吸引具を
カバーに上下動自由に支持させることができる。請求項
9記載の発明の如く、前記貯水槽内に前記洗浄水通路と
の連通部周りを覆うフィルタを設けることができる。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明において、床面等に付着し
ているガム周りにカバーを被せ、洗浄水噴射ノズルを付
着しているガムに向ける。この場合、請求項5記載の発
明によれば、カバー天面の透明な部分からカバー内部を
覗くことができ、ガムの位置を確認しながら、洗浄水噴
射ノズルをガムに向けるようにする。
【0014】そして、吸引ポンプを駆動すると、貯水槽
内の水は、吸引ポンプにより吸引されると共に高圧に加
圧されて、洗浄水通路を介して洗浄水噴射ノズルに至
り、該洗浄水噴射ノズルからガムに向けて噴射される。
そして、請求項2,3及び4記載の発明によれば、ハン
ドルを手で操作して、該ハンドルを前後,左右に揺動す
ることにより、洗浄水噴射ノズルを同様に前後,左右に
揺動して、洗浄水噴射ノズルの噴射口の床面との角度を
任意に変化させ、様々な場所に付着しているガムに対し
て最適な噴射角度で水を噴射し、水の噴射衝撃でガムを
短時間で剥離除去する。
【0015】この場合、水噴射時の水の周囲への飛散は
カバーにより防止される。又、カバー内部でのガムの剥
離状態も、カバーの透明部分からカバー内部を覗くこと
で確認できる。以上の動作と同時に真空発生装置を起動
すると、貯水槽内部にバキューム力が作用して、該貯水
槽内が減圧され、このバキューム力は、吸引通路を介し
て吸引具に作用する。
【0016】従って、剥離したガム及び汚水は、請求項
6記載の発明によれば、スクイージによって掻き取られ
ながら吸引ノズル部から吸引され、吸引具から吸引通路
を通じて貯水槽内に回収される。この場合、請求項8記
載の発明によれば、吸引具が床面に追従して上下動し、
傾斜のある面にも容易に追従することができる。又、こ
の場合、請求項7記載の発明によれば、吸引具の吸引ノ
ズル部の左右両端部が絞り込まれているため、汚水及び
剥離したガムの回収時、該吸引ノズル部の左右両端部で
の流速が速められることになる。
【0017】貯水槽内に回収されるガムは、請求項9記
載の発明によれば、貯水槽内のフィルタに集められ、汚
水の方が該フィルタでろ過され、貯水槽内に混入して、
洗浄水噴射ノズルで噴射させる高圧水として引続き使用
される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4において、ガム取り掃除機は、掃除ツ
ール部14と、本体部8と、洗浄水通路の一部を構成す
る耐圧ホース18と、吸引通路を構成する吸引ホース2
1とから構成される。
【0019】前記掃除ツール部14は、管体としての鋼
管部13を備え、該鋼管部13にハンドル12とカバー
10と洗浄水噴射ノズル9と吸引具11とを設け構成さ
れる。又、前記本体部8は、走行可能なボディ2を備
え、該ボディ2に、貯水槽3と吸引ポンプとしての高圧
ポンプ6と真空発生装置としてのバキュームモータ5と
を設けて構成される。
【0020】前記本体部8と掃除ツール部14とは、前
記耐圧ホース18及び吸引ホース21により連結され
る。本体部8において、ボディ2はベース2Aとケース
2Bとから構成されており、該ベース2A下面には走行
車輪1が取り付けられている。ベース2A上面には、貯
水槽3とバッテリ4とが載置支持されており、ケース2
B内上部には、高圧ポンプ6が保持されている。この高
圧ポンプ6は、ポンプ部6Aと駆動モータ6Bとから構
成される。
【0021】前記貯水槽3の上面には、貯水槽3内に前
記吸引具11に吸引力を作用させるためのバキュームを
発生させるバキュームモータ5が装備されている。又、
貯水槽3の下部側壁には、前記高圧ポンプ6の吸込口1
6と連通する洗浄水通路の一部を構成する吸水ホース1
5が接続されている。又、貯水槽3の上面には、接続具
22を介して吸引ホース21が接続されている。この場
合、貯水槽3内に前記接続具22との連通部周りを覆う
フィルタ23が設けられている。
【0022】一方、掃除ツール部14において、カバー
10は、前面壁10aと左右壁10bと背面壁10cと
からなる天面の一部が方形状に開口された方形筒状体1
0Aと、該方形筒状体10Aの天面開口部10dに張設
される透明なアクリル板からなる天井板10Bとから構
成される。この天井板10Bの左右方向の中間部位に前
後方向に延びる長穴10eが形成され、前記筒状体10
Aの背面壁上部には前記長穴10eと連絡する短い穴1
0fが開設される。これら長穴10eと短い穴10fと
により、前記鋼管部13が挿入される略L字形状に延び
る挿入孔10gが形成される。
【0023】前記鋼管部13の上端部にはハンドル12
が取り付けられている。又、鋼管部13の上部側には管
継手19が接続され、該管継手19には前記高圧ポンプ
6のポンプ部6Aの吐出口17に接続された耐圧ホース
18が接続され、前記吐出口17が、耐圧ホース18及
び管継手19を介して鋼管部13に連通される。前記鋼
管部13の下端部は前記カバー10の前記挿入孔10g
からカバー10内に挿入される。カバー10内の鋼管部
13先端には前記洗浄水噴射ノズル9が接続される。鋼
管部13下端部の洗浄水噴射ノズル9の直上部には継手
20が取り付けられている。この継手20の本体20A
の前後壁には、鋼管部13の下端部の相対向する2部位
に取り付けられた軸13Aが回動自由に支持される支持
孔20aが形成される。又、継手20の本体20Aの相
対向する両端部には、前記軸13Aとは直交する軸24
が夫々水平方向に突設されており、この両端部の軸24
は夫々カバー10の左右壁10bの内側に回動自由に支
持されている。従って、鋼管部13は軸24を中心とし
て継手20の本体20Aが回動することにより前後方向
に揺動されると共に、軸13Aを中心として回動するこ
とにより左右方向に揺動される。
【0024】前記吸引具11は、ノズル口11aを先端
に備えた吸引ノズル部11Aとノズル口11a先端縁に
沿って装着されたゴム製のスクイージ11Bとから構成
される。そして、前記吸引ノズル部11Aの後端部は、
前記カバー10の前面壁10aの前面に接触して配設さ
れ、その際、ノズル口11aは、前記カバー10の前面
壁10aにその下端縁を切り欠いて形成した通路部10
Dと連通される。又、吸引具11の吸引ノズル部11A
の上端部の左右に離間した2部位には上方に延びる一対
のスライド軸11Cが突設されており、この一対のスラ
イド軸11Cは、夫々カバー10の前面壁10aの前面
に固定取付されされたガイド筒10Cにスライド自由に
挿入支持される。
【0025】更に、吸引ノズル部11Aの両端部は、平
面形状が略V字状となるように絞り込まれている。そし
て、前記貯水槽3に接続された吸引ホース21は、吸引
具11の吸引ノズル部11Aの上端部の長手方向中間部
に連通接続される。以上の構成のガム取り掃除機を使用
するには、次のようにする。
【0026】先ず、床面等に付着しているガム25周り
にカバー10を被せ、洗浄水噴射ノズル9を付着してい
るガム25に向ける。この場合、カバー10の透明なア
クリル板からなる天井板10Bからカバー10内部を覗
くことができ、ガム25の位置を確認しながら、洗浄水
噴射ノズル9をガムに向けるようにする。そして、高圧
ポンプ6の駆動モータ6Bを起動する。駆動モータ6B
の起動により、ポンプ部6Aが駆動され、貯水槽3内の
水は、ポンプ部6Aにより吸引されると共に高圧に加圧
されて、高圧ポンプ6の吐出口17、耐圧ホース18及
び管継手19を介して鋼管部13に圧送され、該鋼管部
13から洗浄水噴射ノズル9に至り、該洗浄水噴射ノズ
ル9からガム25に向けて噴射される。
【0027】そして、ハンドル12を手で操作して、該
ハンドル12を前後,左右に揺動することにより、鋼管
部13を介して洗浄水噴射ノズル9を同様に前後,左右
に揺動して、洗浄水噴射ノズル9の噴射口9Aの床面と
の角度を任意に変化させ、様々な場所に付着しているガ
ム25に対して最適な噴射角度で高圧水を噴射し、高圧
水の噴射衝撃でガム25を短時間で剥離除去する。
【0028】この場合、水噴射時の水の周囲への飛散は
カバー10により防止される。又、カバー10内部での
ガム25の剥離状態も、カバー10の透明なアクリル板
からなる天井板10Bからカバー10内部を覗くことで
確認できる。以上の動作と同時にバキュームモータ5を
起動すると、貯水槽3内部にバキューム力が発生して、
該貯水槽3内が減圧され、このバキューム力は、吸引ホ
ース21を介して吸引具11のノズル口11aに作用す
る。
【0029】従って、剥離したガム25及び汚水がスク
イージ11Bによって掻き取られながらノズル口11a
から吸引され、吸引具11から吸引ホース21を通じて
貯水槽3内に回収される。この場合、吸引具11の吸引
ノズル部11Aの左右両端部が絞り込まれているため、
汚水及び剥離したガム25の回収時、該吸引ノズル部1
1Aの左右両端部での流速が速められることになる。
【0030】貯水槽3内に回収されるガムは、貯水槽3
内のフィルタ23に集められ、汚水の方が該フィルタ2
3でろ過され、貯水槽3内に混入して、洗浄水噴射ノズ
ル9で噴射させる高圧水として引続き使用される。かか
る構成のガム取り掃除機によると、次のような利点を有
する。 (1)床面等に付着しているガムを水の噴射衝撃力で短
時間で確実に簡単に剥離除去することができる。
【0031】(2)水の噴射衝撃力を利用してガムを剥
離させるため、ヘラ等で剥離させるのと比較して、肉体
的負担が少なくてすみ、凹凸面に付着したガムも細かい
部分にまで水が入り込むため、確実に除去することがで
きる。 (3)シンナー等の溶剤を使用する必要がなく、使用す
るものが水であるため、床面等を腐食させる虞がない。
【0032】(4)ドライアイス、液体窒素等といった
特殊な準備を必要とせず、入手が極めて容易である通常
の水を要するだけであるから、便利である。 (5)吸引具が上下方向にスライド可能に構成されてい
るため、傾斜のある面にも容易に追従することができ
る。 尚、上記実施例で説明した本発明のガム取り掃除機にお
いては、電力又は動力をバッテリ4から供給するように
したが、AC電源、内燃機関により供給するものにおい
ても同様に適用できる。
【0033】又、カバー10に走行用の車輪を取り付
け、カバー10の移動を容易に行えるようにすることが
できる。更に、カバー10の内部又は外部に、カバー内
部照明用発光装置を取り付けることにより、カバー10
内部でのガムの剥離状態の確認を容易に行うことができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、床面等に付着しているガムを水の噴射衝撃
力で短時間で確実に簡単に剥離除去することができ、肉
体的負担が少なくてすみ、凹凸面に付着したガムも細か
い部分にまで水が入り込むため、確実に除去することが
できる。又、床面等を腐食させる虞がなく、入手が極め
て容易である通常の水を要するだけであるから、便利で
ある。
【0035】従って、身近な環境公害と言うべき付着ガ
ムを洗浄対象面に影響を与えることなく、簡単かつ確実
に除去でき、環境の美化を大いに促進することができ
る。請求項2,3及び4記載の発明によれば、ハンドル
を手で操作して、該ハンドルを前後,左右に揺動するこ
とにより、洗浄水噴射ノズルを同様に前後,左右に揺動
して、洗浄水噴射ノズルの噴射口の床面との角度を任意
に変化させ、様々な場所に付着しているガムに対して最
適な噴射角度で水を噴射できる。
【0036】請求項5記載の発明によれば、カバー天面
の透明な部分からカバー内部を覗くことができ、ガムの
位置を確認しながら、洗浄水噴射ノズルをガムに向ける
ことができる。又、カバー内部でのガムの剥離状態も、
カバーの透明部分からカバー内部を覗くことで確認でき
る。請求項6記載の発明によれば、剥離したガム及び汚
水を、スクイージによって掻き取りながら吸引ノズル部
から効率良く吸引できる。
【0037】請求項7記載の発明によれば、吸引具の吸
引ノズル部の左右両端部が絞り込まれているため、汚水
及び剥離したガムの回収時、該吸引ノズル部の左右両端
部での流速が速められることになり、吸引能力が高い。
請求項8記載の発明によれば、吸引具が床面に追従して
上下動し、傾斜のある面にも容易に追従することができ
る。
【0038】請求項9記載の発明によれば、貯水槽内の
フィルタに集められ、汚水の方が該フィルタでろ過さ
れ、貯水槽内に混入して、洗浄水噴射ノズルで噴射させ
る高圧水として引続き使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガム取り掃除機の一実施例の側
面図
【図2】 同上実施例における掃除ツール部の斜視図
【図3】 同上の掃除ツール部の断面図
【図4】 洗浄水噴射ノズルの揺動支持構造を示す斜視
【符号の説明】
2 ボディ 3 貯水槽 5 バキュームモータ 6 高圧ポンプ 8 本体部 9 洗浄水噴射ノズル 10 カバー 11 吸引具 12 ハンドル 13 鋼管部 14 掃除ツール部 15 吸水ホース 18 耐圧ホース 21 吸引ホース 23 フィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B08B 3/02 E 2119−3B 5/04 A (72)発明者 小野 道晃 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 田村 昌章 北海道札幌市白石区中央一条5丁目3番7 号 アベテック株式会社内 (72)発明者 松井 信一 北海道札幌市白石区中央一条5丁目3番7 号 アベテック株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガムの付着部を覆うカバーと、 前記カバー内に設けられ、前記ガムの付着部に洗浄水を
    噴射する洗浄水噴射ノズルと、 前記カバーの前面壁外面に取り付けられ、先端に設けら
    れた吸引口が前記カバー前部に下向きに開口される吸引
    具と、 前記洗浄水噴射部と洗浄水通路を介して連通されると共
    に前記吸引具と吸引通路を介して連通される貯水槽と、 前記洗浄水通路に介装され、前記貯水槽内の洗浄水を吸
    引圧送する吸引ポンプと、 前記貯水槽内に、前記吸引具に吸引力を作用させるため
    のバキュームを発生させる真空発生装置と、 を含んで構成されたことを特徴とするガム取り掃除機。
  2. 【請求項2】操作部を備え、該操作部にハンドルと前記
    カバーと洗浄水噴射ノズルと吸引具とを設けた掃除ツー
    ル部と、 走行可能なボディを備え、該ボディに、前記貯水槽と吸
    引ポンプと真空発生装置とを設けた本体部と、 を含んで構成されたことを特徴とする請求項1記載のガ
    ム取り掃除機。
  3. 【請求項3】前記操作部は、前記洗浄水通路の一部を構
    成する管体からなり、該管体先端部を前記カバー内に挿
    入し、該カバー内に管体先端部を支持させると共に、該
    管体先端開口部に前記洗浄水噴射ノズルを設けてなる請
    求項1又は2記載のガム取り掃除機。
  4. 【請求項4】前記洗浄水噴射ノズルは、カバー内に前後
    方向及び左右方向に揺動自由に支持されてなる請求項3
    記載のガム取り掃除機。
  5. 【請求項5】前記カバーは、天面の一部が透明に形成さ
    れてなる請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のガム
    取り掃除機。
  6. 【請求項6】前記吸引具は、吸引ノズル部と該吸引ノズ
    ル部先端縁に沿って装着されたスクイージとから構成さ
    れてなる請求項1〜5のうちいずれか一つに記載のガム
    取り掃除機。
  7. 【請求項7】前記吸引ノズル部の両端部が絞り込まれて
    いることを特徴とする請求項6記載のガム取り掃除機。
  8. 【請求項8】前記吸引具はカバーに上下動自由に支持さ
    れてなる請求項1〜7のうちいずれか一つに記載のガム
    取り掃除機。
  9. 【請求項9】前記貯水槽内に前記洗浄水通路との連通部
    周りを覆うフィルタを設けてなる請求項1〜8のうちい
    ずれか一つに記載のガム取り掃除機。
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