JPH0722812Y2 - ラミネートシースケーブルの製造装置 - Google Patents

ラミネートシースケーブルの製造装置

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JPH0722812Y2
JPH0722812Y2 JP1988045008U JP4500888U JPH0722812Y2 JP H0722812 Y2 JPH0722812 Y2 JP H0722812Y2 JP 1988045008 U JP1988045008 U JP 1988045008U JP 4500888 U JP4500888 U JP 4500888U JP H0722812 Y2 JPH0722812 Y2 JP H0722812Y2
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roller
cable core
cable
shaft
machine frame
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JP1988045008U
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JPH01148615U (ja
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和義 中原
喜八 大西
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラミネートシースケーブルの製造装置であっ
て、特に筒状に成形されたラミネートテープの重合わせ
部を表面離型性層を有するローラが無理なく確実に押圧
されるラミネートシースケーブルの製造装置に関する。
〔従来の技術とその課題〕
ラミネートシースケーブルは、第1図に示すように、絶
縁心線を星撚又は対撚し、これを集合撚りしてその上に
押えテープ巻き等をしてなるケーブル芯上aに、該ケー
ブル芯aを走行させながらアルミニウムとポリエチレン
のラミネートテープbをポリエチレン層を外向けにして
筒状に成形し、このラミネートテープbの両縁重合わせ
部をヒータHからの熱風等で加熱し、次いで表面離型性
を有する弾性ローラ8で前記重合わせ部を押圧して接着
し、さらに、その上に押出成形機により、ポリエチレン
外被を押出被覆し、その成形時の熱でラミネートテープ
と外被内面とを融着させてなるものである。
ところで、上記ケーブルの製造工程において、ケーブル
芯aを一定エリア内を真直ぐな状態で走行させることは
極めて困難で、その実態は、絶えず蛇行している。
ここで、上記弾性ローラ8が自由度なく設置されている
と、弾性ローラ8とラミネートテープb両縁の重合わせ
部との間で、ねじりと、ケーブル芯aの走行方向に対し
て交叉する方向の力(うねり)とが単独または複合して
動き、その結果、重合わせ部の接着が不十分となる恐れ
がある。
従来、その恐れをなくすため、例えば、実開昭57−1170
17号公報記載にその改良技術が開示されている。
しかしながら、その従来技術は、加熱手段(ヒータH)
でもって、加熱圧着を行い、その際、その前後のローラ
でケーブル芯に位置決めするものであり、加熱手段と押
えローラが別々の従来技術には採用し得ない。すなわ
ち、それら全て取り換えなければならない。これはコス
ト的に問題が多い。
本考案は、以上の点に鑑み、押えローラ部分のみを取り
換えるだけで、ケーブル芯のうねりに関係なく、ラミネ
ートテープの両縁をむりなく確実に押圧して確実に接着
し得るようにすることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するために、本考案にあっては、ケーブ
ル芯の流れに沿って、該ケーブル芯の上にラミネートテ
ープを筒状に成形する手段と、筒状に成形したラミネー
トテープの両縁の重合わせ部を加熱する手段と、該加熱
した重合わせ部を表面に離型性層を有するローラで押圧
する手段と、外被押出成形機とを順次設けてなる従来周
知のラミネートシースケーブルの製造装置において、 上記ローラは、その外周面が凹状円弧面の鼓状であっ
て、そのローラ軸にその軸方向に移動可能にベアリング
を介して嵌まっており、前記ローラ軸は、上記ケーブル
芯の流れ方向に直交する水平方向とされて機枠に軸受を
介して支持されており、その機枠は、上下方向の支軸に
その軸周りに回転可能に支持されているとともに、上記
ケーブル芯の流れ方向前後に移動可能となっており、前
記軸受は機枠によって上下動可能に支持され、その受面
が前記ローラ軸を軸心とする球面である構成を採用した
のである。
〔作用〕
このように構成する製造装置は、従来と同一作用によっ
て、ケーブル芯にラミネートテープが被せられる。この
とき、ケーブル芯がうねりによって蛇行すると、ローラ
が上下左右動、傾斜及び支軸周りに回転してそのうねり
に追従してラミネートテープの両縁を確実に押さえる。
すなわち、ケーブル芯の蛇行における上下方向の移動成
分に対しては、軸受を介してのローラの上下動により追
従し、左右方向の移動成分に対してはケーブル芯外周面
とローラの接触点が、そのローラ自身の移動及び軸受を
介しての軸の傾きによって、左右方向に移行するととも
に、弧状円弧面上を摺動して移行することにより追従
し、さらに、支軸の周り方向の移動成分に対してはその
支軸周りの回転で追従する。このような追従作用によ
り、ラミネートテープの両縁の重合わせ部は確実に押え
られて接着する。
また、ローラを機枠を介してケーブル芯の流れ方向前後
に移動させて、加熱手段に対し、最も適切な位置で押圧
し得るようにする。この調節は、ラミネートテープの種
類変更、ケーブル芯の径変更等に基づく加熱度合の変更
に応じて行う。
〔実施例〕
図において、前記と同一符号は同一物を示し、地盤上に
立設されてスタンド1頭部にキー・キー溝2を介してね
じ溝3がねじ込まれ、雌ねじ4′を回すことにより、ね
じ軸3が回転することなく上下動する。ねじ軸3にはベ
ース4が固着されて、このベース4に、アリ・アリ溝5
を介し、基板6がケーブル芯aの走行方向に移動可能と
なっている。基板6は、そのねじ軸7をハンドル(図示
せず)により回すことにより適宜位置に移動させて、ラ
ミネートテープbの重合わせ部に熱風で加熱融着直前と
なる最適な位置にして、弾性ローラ8で押えるようにタ
イミングをセットする。
基板6には機枠9がスラストベアリング12を介して回転
可能に立設され、この機枠9上下杆にカラム10が上下動
自在に嵌合されている。このカラム10に軸受11を介して
弾性ローラ8の軸13が支持されており、前記軸受11の受
面が軸13を軸心とする球面となっていることにより、両
カラム10の相方に対する上下方向の偏位が円滑になされ
る。カラム10は、スプリング14を介して上下動軸15によ
り押圧されて、この軸15がウォーム・ギヤ16にねじ結合
しており、ハンドル17を回すことにより、ウォーム・ギ
ヤ16を介して軸15が上下動してカラム10への押圧力が調
整される。
弾性ローラ8は、軸13にベアリング18を介しその軸方向
に移動可能となっており、ケーブル芯aの横振れに対応
して弾性ローラ8が移動する。また、ローラ12の接触面
にはテフロン収縮チューブを被せて離型性層が形成さ
れ、この層により、ローラ8がケーブル芯aに接着する
ことなく回転して押圧する。
この実施例は、以上のように構成されており、いま、従
来と同様に、ケーブル芯a上に、その走行につれてラミ
ネートテープbが筒状に成形被覆され、その両縁重合わ
せ部が加熱されてこの装置に送り込まれると、弾性ロー
ラ8により、前記重合わせ部が押圧されて接着される。
この作用時、スラストベアリング12を介しての機枠9の
回転により弾性ローラ8の首振りが行われ、カラム10の
上下動により弾性ローラ8が昇降するとともに、弾性ロ
ーラ8がその軸方向に移動し、かつ傾くため、弾性ロー
ラ8とケーブル芯aとの接触状態はケーブル芯aの蛇行
に追従し良好な押圧状態となり、その結果、重合わせ部
の接着も良好となる。
なお、ローラ8は、前述のように全方位に動き得るた
め、弾性素材からなる弾性ローラとする必要はない。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成したので、押えローラとケ
ーブル芯(ラミネートテープ)との接触状態が、ケーブ
ル芯の蛇行に追従した良好な押圧状態となり、かつ、押
えローラの加熱手段に対する位置調整により、ラミネー
トテープの両縁重合わせ部が円滑かつ確実に接着され
る。
また、押えローラのみの移動としたため、従来装置にお
いて、押えローラ部分のみの取換えで上記確実な接着の
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るラミネートシースケーブルの製造
装置の一実施例の一部概略斜視図、第2図は第1図の一
部切断正面図である。 1……スタンド、4……ベース、5……アリ・アリ溝、
6……基板、8……ローラ、9……機枠、10……カラ
ム、11……軸受、18……ベアリング、a……ケーブル
芯、b……ラミネートテープ、H……ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−34436(JP,A) 特開 昭48−98382(JP,A) 特開 昭60−163308(JP,A) 実開 昭57−117017(JP,U) 実開 昭50−15184(JP,U) 実開 昭51−553891(JP,U) 実開 昭50−43282(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル芯の流れに沿って、該ケーブル芯
    の上にラミネートシーステープを筒状に成形する手段
    と、筒状に成形したラミネートテープの両縁の重合わせ
    部を加熱する手段と、該加熱した重合わせ部を表面に離
    型性層を有するローラで押圧する手段と、外被押出成形
    機とを順次設けてなるラミネートシースケーブルの製造
    装置において、 上記ローラ8は、その外周面が凹状円弧面の鼓状であっ
    て、そのローラ軸13にその軸方向に移動可能にベアリン
    グ18を介して嵌まっており、前記ローラ軸13は、上記ケ
    ーブル芯aの流れ方向に直交する水平方向とされて機枠
    9に軸受11を介して支持されており、その機枠9は、上
    下方向の支軸1にその軸周りに回転可能かつ上下動可能
    に支持されているとともに、上記ケーブル芯の流れ方向
    前後に移動可能となっており、前記軸受11は、機枠9に
    上下動可能に支持され、その受面が前記ローラ軸13を軸
    心とする球面であることを特徴とするラミネートシース
    ケーブルの製造装置。
JP1988045008U 1988-03-31 1988-03-31 ラミネートシースケーブルの製造装置 Expired - Lifetime JPH0722812Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01148615U JPH01148615U (ja) 1989-10-16
JPH0722812Y2 true JPH0722812Y2 (ja) 1995-05-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57117017A (en) * 1981-01-14 1982-07-21 Noritsu Co Ltd Hot water temperature control device of hot water heater

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JPH01148615U (ja) 1989-10-16

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