JPH07227769A - 空気工具の空気弁装置 - Google Patents

空気工具の空気弁装置

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Publication number
JPH07227769A
JPH07227769A JP6021064A JP2106494A JPH07227769A JP H07227769 A JPH07227769 A JP H07227769A JP 6021064 A JP6021064 A JP 6021064A JP 2106494 A JP2106494 A JP 2106494A JP H07227769 A JPH07227769 A JP H07227769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
trigger
valve
bush
air motor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6021064A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Hida
勝秋 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP6021064A priority Critical patent/JPH07227769A/ja
Publication of JPH07227769A publication Critical patent/JPH07227769A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、トリガの引き量によりエア
モータの回転数を自由に調整することができる空気ドラ
イバ等の空気工具を提供することである。 【構成】 バルブロッド7の右端にはテーパ8が形成さ
れており、リバースバルブブッシュ3の穴9にテーパ8
が挿入されている。バルブロッド7は通常スプリング1
1によりリバースバルブブッシュ3の端面側に押されシ
ールする。トリガ6を引くと、トリガ6の引き量により
隙間14の面積を変化させエアモータに流れる空気の量
を制御しエアモータの回転数を無段階に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気ドライバのようにハ
ンドル部にオン、オフを行う弁を有する空気工具の空気
弁装置に関するものである。以下空気工具を空気ドライ
バとして説明する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気ドライバの空気弁装置とし
て、例えば実公昭51−41669号のように、バルブ
ロッドの移動に応じて、ブッシュとの間で形成される面
積を2種類選択できるようにしたものがあり、エアモー
タの回転数は、トリガの引き量により低速と高速の2段
階に変化される。
【0003】また他の従来の空気弁装置としては、実公
昭50−43021号のように、トリガの最大引き代を
変え、バルブの最大開口面積を変えてエアモータの回転
数を変化させるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなバルブ
構造の空気ドライバは、例えば木材に石膏ボードを取り
付ける際のねじ止め作業等に使用される。上記作業で
は、ねじを石膏ボードに位置決めするまでは、超低速回
転で締め付けを行い、位置決め終了後は高速回転で締め
付けし、更にねじ頭を石膏ボードの上面と一致させる時
には、超低速回転で締め付けるのが望ましい。しかし、
第1従来例の2段式バルブ構造では、使用する空気圧力
によって最大回転数が変わってしまうため、低速回転の
位置にトリガを引いても圧縮空気の圧力が高いと高速回
転になってしまい、締め付け速度を制御できないという
問題があった。
【0005】また、第2従来例のバルブ構造では、トリ
ガの最大引き代をねじ等のストッパ部材で変化させる構
造であるので、臨機応変にエアモータの回転数を変化さ
せることができないという問題があった。本発明の目的
は、上記した従来の問題点を解決し、トリガの引き量に
よってエアモータの回転数を無段階に変化できるように
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トリガの引
き量に比例して、空気通路の面積が漸増するようなバル
ブ構造とすることによって達成される。すなわち、トリ
ガと一体に左右に移動するスロットルバルブブッシュ
と、該スロットルバルブブッシュと遊びを有して一端が
係合するバルブロッドを設け、該バルブロッド他端にテ
ーパまたは斜面を形成し、バルブロッドとリバースバル
ブブッシュ間の空気通路の面積を無段階に調整するよう
にした。
【0007】
【作用】上記のように構成された空気弁装置では、バル
ブの空気通路を形成するリバースバルブブッシュの穴
に、断面積の漸変するバルブロッドを挿入しているの
で、トリガの引き量に応じてバルブの空気通路面積が変
化する。従ってトリガの引き量に応じてエアモータの回
転数を変化させることができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づき説明する。
ドライバ本体1は、図示しないエアモータ部と、エアモ
ータ部の前方に位置するハンマ部と、エアモータ部の下
方に位置するハンドル部からなる。本発明バルブ部は、
エアモータ部とハンドル部の間に位置し、リバースバル
ブブッシュ3と該リバースバルブブッシュ3の内側に設
けられ、エアモータの左右回転の切り換えを行うリバー
スバルブ4と、更に該リバースバルブ4の内壁と嵌合す
る大径部と小径部を有するスロットルバルブブッシュ5
と、該スロットルバルブブッシュ5の先端に設けられた
トリガ6と、スロットルバルブブッシュ5の他端に挿入
されているバルブロッド7と、バルブロッド7の右側に
空気をシールするために設けられたOリング10と、通
常バルブロッド7をトリガ6側に押圧しているスプリン
グ11により構成される。バルブロッド7は図1に示す
ように、リバースバルブブッシュ3の穴9に挿入され組
み立てられており、バルブロッド7右端の穴9の近傍の
形状は左から右に行くに従って、断面積が増えるようテ
ーパ8になっており、該テーパ8の最大径は穴9よりも
僅かに小さい径となっている。
【0009】次に動作を説明する。継ぎ手13に図示し
ないホースが接続されると圧縮空気は空気通路12に充
満する。トリガ6を引くとスロットルバルブブッシュ5
が右側に移動し、バルブロッド7の左端にスロットルバ
ルブブッシュ5の小径部に設けられた穴の底が、ぶつか
るまでの間はトリガ6の遊びである。
【0010】図2に示すように更にトリガ6を引くと、
バルブロッド7がスロットルバルブブッシュ5に押圧さ
れて右側へ移動し、シール用のOリング10がリバース
バルブブッシュ3の右端面より離れ、穴9とテーパ8の
隙間14から圧縮空気が矢印のように流れる。この時、
バルブロッド7にはテーパ8が形成されているので、図
3に示す隙間14はトリガ6の引き量によって漸増す
る。従ってトリガ6の引き量が少ない時は隙間14の開
口面積が非常に小さくなって流れる空気量が少ないた
め、空気通路16への圧縮空気は減圧される。従って、
エアモータの回転数は非常に低くなる。
【0011】トリガ6の引き量を増していくと、隙間1
4が増えるので圧縮空気の減圧は少なくなり、エアモー
タの回転数は徐々に増してゆき、トリガ6を最大に引い
た時は隙間14の面積が最大となり、エアモータの回転
数も最大となる。エアモータに入った圧縮空気は断熱膨
張され、バルブ部、ハンドル部を通り排気口17より大
気に排出される。一方エアモータはハンマ部に動力を伝
達しアンビル2を回転させる。アンビル2には通常ねじ
を回すための図示しないビットが装着されており、トリ
ガ6を引きエアモータを回転させることによりアンビル
2、ビットが回転し、ねじを木材等へねじ込む。図4は
本発明バルブロッド7のテーパ8部を拡大した斜視図で
ある。
【0012】上記のように構成したので、木材に石膏ボ
ードをねじで止める場合、ねじを石膏ボードに位置決め
するまでは非常に低い回転で作業することができ、容易
にねじの位置決めができる。その後ねじを木材にねじ込
む時はトリガ6を最大に引いてエアモータを全回転さ
せ、ねじを早く締めることができる。最後にねじの頭が
石膏ボードの表面に近接した時には、トリガ6を戻しエ
アモータの回転数を下げることによりねじの頭を石膏ボ
ードの表面と一致させることができる。このように回転
速度を簡単に調整できると共に使用する圧縮空気の圧力
にかかわらず回転速度を無段階に調整できる。
【0013】図5はバルブロッド7の他の実施例を示す
要部の斜視図である。テーパ8の代わりに斜面15を設
けて、断面積を変化させたものであり、上記実施例と同
様の効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、トリガの引き量に応じ
て圧縮空気の通る隙間の面積を変化させることができる
ようにしたので、ねじをゆっくり締め付けたい場合、速
く締め付けたい場合、速くも遅くもない中間の速さで締
め付けたい場合に容易にエアモータの回転数を変えるこ
とができる。また使用する圧縮空気の圧力にかかわら
ず、確実に回転速度を無段階に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明空気ドライバのバルブ構造の一実施例
を示す側面図。
【図2】 本発明バルブの開いた状態を示す部分拡大
図。
【図3】 図2のA−A線断面図。
【図4】 バルブロッドのテーパ部を示す拡大斜視図。
【図5】 バルブロッドの他の実施例を示す拡大斜視
図。
【符号の説明】
1はドライバ本体、3はリバースバルブブッシュ、4は
リバースバルブ、5はスロットルバルブブッシュ、6は
トリガ、7はバルブロッド、8はテーパ、9は穴、14
は隙間、15は斜面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアモータを収納するドライバ本体と、
    該ドライバ本体のハンドル部に装着され前記エアモータ
    へ連通する空気通路を有する筒状のリバースバルブブッ
    シュと、該リバースバルブブッシュ内に回動自在に挿入
    されたリバースバルブと、該リバースバルブに摺動自在
    に挿入され、外方端にトリガを有するスロットルバルブ
    ブッシュと、該スロットルバルブブッシュと一体または
    別体に装着され、テーパ部又は斜面部を有する大径部が
    前記リバースバルブブッシュ穴の内周面と離接するバル
    ブロッドとを備え、前記トリガの移動に伴い前記テーパ
    部又は斜面部とリバースバルブブッシュの穴とで形成さ
    れる隙間から圧縮空気を流通させ、トリガの引き量に応
    じて前記隙間から流れる空気量を変化させて、エアモー
    タの回転数を制御するようにしたことを特徴とする空気
    工具の空気弁装置。
JP6021064A 1994-02-18 1994-02-18 空気工具の空気弁装置 Withdrawn JPH07227769A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021064A JPH07227769A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 空気工具の空気弁装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6021064A JPH07227769A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 空気工具の空気弁装置

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JPH07227769A true JPH07227769A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12044463

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6021064A Withdrawn JPH07227769A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 空気工具の空気弁装置

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JP (1) JPH07227769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102615632A (zh) * 2012-04-16 2012-08-01 宁波飞驹工具有限公司 气动工具的进气控制装置
CN112648254A (zh) * 2021-01-19 2021-04-13 浙江荣鹏气动工具股份有限公司 一种气动风扳上的调速和换向结构

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20010508