JPH07227187A

JPH07227187A - 釣りルアー用容器

Info

Publication number: JPH07227187A
Application number: JP5436094A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Ikeda; 光生池田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1994-02-14
Filing date: 1994-02-14
Publication date: 1995-08-29

Abstract

(57)【要約】【目的】釣りルアーを収納する容器において、フックカ
バーを付けずにルアーを収納しても、フックがひっかか
ったりルアーどうしがからむことなく、個別にルアーを
容易に取り出せ、ルアー交換がスムーズに行えるように
するのが目的である。【構成】マス目状のケースをバッグの中に備えて、１つ
のマスに１個のルアーを縦に入れられるようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ルアー釣りの、釣り
ルアー用容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ルアー釣り、特にシーバス（スズ
キ）のルアー釣りは、その日の条件にあわせて１０数個
のルアーを持ち歩き、魚が居そうな場所を転々としなが
ら、ルアー（図２）を次々と交換して、その日の釣れる
場所、釣れるルアーを探すようなやりかたをする。その
ため、使用するルアーは、フック（針）にフックカバー
（図３）をつけて、フックがひっかかったりルアーどう
しがからまないようにしたうえでウエストバッグ、ショ
ルダーバッグ、ベストバッグなどの、手で持たずに済
み、なおかつすぐ中のルアーが取り出せるような容器に
入れて身につけるのが、一般的であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のものには、次の
ような欠点があった。（イ）従来の容器では、フックがひっかかったりルアー
どうしがお互いに、からみあうことを防止するために、
すべてのフックにフックカバーをつける必要がある。そ
のためルアー交換のたびに使っていたルアーにフックカ
バーをつけたり、これから使うルアーのフックカバーを
外したりする手間がかかる。特に、厳寒期がシーズンで
夜間の釣行が多いスズキのルアー釣りでは寒さと暗さの
ため、フックカバーの着脱は大変めんどうである。（ロ）フックカバー着脱の際、指をフックで突き刺した
り、フックカバーを落としたりというようなトラブルが
頻繁におきる。（ハ）ルアーを買うたびにそのルアーのフックに合った
フックカバーも買わなければならない。（ニ）従来の容器では、１０数個のルアーがひとまとめ
に入っているので目的のルアーを探すのに手間がかかる
（夜間は特に）。本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、プラスチック
などの、軽くて水に強く、ルアーのフックが刺さらない
で、なおかつフックを傷つけない材質でできた、ルアー
が１個ずつ縦に入るようなマス目状のケース部（１）を
備えたバッグ型容器である。本発明は、以上の構成であ
るため、ルアーを収納する際フックカバーをつける必要
がなく、１個ずつ整然とからむことなく収納できる。

【０００５】

【作用】１つのマス目に１個ずつ縦にルアーを入れる。
フックカバーはつけなくてよい（図４）。使用するル
アーを上から見て選び、つまんで取り出す。

【０００６】

【実施例】以下、図面について説明する。（イ）本発明は、ルアーを入れるマス目状のケース部
（１）を備えたバッグ型の容器である。（ロ）バッグ（２）はウエストバッグ型（図１）以外
に、ショルダーバッグ型（図５）、手提げカバン型（図
６）などの形状が考えられる。その材質は、水に強く軽
ければ何でもよい。（ハ）ふた（３）は、外に開く方がルアーが、取り出し
やすい。（ニ）スズキのルアー釣りでは、使うルアーの全長は大
体決まっている（大は１４ｃｍ〜１１．５ｃｍ，小は９
ｃｍ〜７ｃｍ。）そのためケースの深さを２種類用意し
ておくとよい。ケースは大きいルアー用の部分と、小さ
いルアー用の部分では深さが異なるので浅いケースの下
には空間ができるが、この浅いケースの下にできる空間
（４）を小物入れにすれば空間のむだがない。（ホ）ケース部は、バッグと着脱可能にすると水が溜ま
ったときなどに掃除しやすくなる。（ヘ）マス目のふちをえぐった形状にするとルアーが取
り出しやすくなる（図７）。

【０００７】

【発明の効果】

（イ）本発明は、ルアーを１個ずつマス目の中に収納す
る構造なので、フックがひっかかったりルアーどうしが
からむことがなく、ルアーにフックカバーをつける必要
がない。そのためフックカバーを着脱する手間がはぶ
け、ルアーの交換がスムーズにできる。（ロ）また、上から全部のルアーが１度に見えるので、
一目で目的のルアーが見つかりすぐ取り出せる。（ハ）バッグ型なので携帯に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の、実施例を示す斜視図である。

【図２】ルアーの、斜視図である。

【図３】フックカバーの、斜視図である。

【図４】本発明の、使用状態の説明図である。

【図５】本発明の、他の実施例を示す斜視図であ
る。

【図６】本発明の、他の実施例を示す斜視図であ
る。

【図７】本発明の、他の実施例の一部を示す斜視
図である。

【符号の説明】

１ケース部２バッグ３ふた４浅いケースの下にできる空間

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ルアーを縦に入れるマス目状のケース部
（１）を備えたバッグ型の釣りルアー用容器。