JPH0722579B2 - 超音波探触子にゲルを塗布する装置 - Google Patents

超音波探触子にゲルを塗布する装置

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JPH0722579B2
JPH0722579B2 JP31541189A JP31541189A JPH0722579B2 JP H0722579 B2 JPH0722579 B2 JP H0722579B2 JP 31541189 A JP31541189 A JP 31541189A JP 31541189 A JP31541189 A JP 31541189A JP H0722579 B2 JPH0722579 B2 JP H0722579B2
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ultrasonic
gel
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probe
container
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孚城 志村
健一 早川
憲二 川辺
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 超音波診断において、探触子を人体に密着させ超音波を
人体に入射しやすくするために、探触子の超音波放射面
にゲル状の物質(超音波ゲル)を塗布する装置に関し、 探触子の超音波放射面に迅速に容易に、かつ適量の超音
波ゲルを均一に塗布するための装置を提供することを目
的とし、 探触子の超音波放射面に超音波ゲルを塗布する装置にお
いて、超音波ゲルを収容した容器と、一部が該容器内の
超音波ゲルに浸され一部が空気中に露出しているベルト
と、該ベルトを駆動し容器内の超音波ゲルを空気中に汲
み上げるローラを含むベルト駆動手段とからなる、超音
波探触子にゲルを塗布する装置を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は超音波診断装置、特に超音波診断において、探
触子を人体に密着させ超音波を人体に入射しやすくする
ために、探触子の超音波放射面に塗布するゲル状の物質
(以下、超音波ゲルという)の塗布装置に関する。
探触子の超音波放射面と人体とが都合良く密着し超音波
が効率良く人体に入射するように、超音波ゲルが探触子
の超音波放射面に塗布されるが、密着度を良好にするに
は、超音波ゲルを超音波放射面にまんべんなく均一に塗
布することが要求される。
〔従来の技術〕
第5図は従来から知られている超音波診断装置の斜視
図、第6図は従来の方法で探触子の超音波放射面に超音
波ゲルを塗布している状態を示す図、第7図は従来方法
により超音波ゲルを塗布した探触子の超音波放射面を示
す。第5図に示すように、超音波診断装置1の筐体側面
等に超音波ゲル収納用のボックス2を設置し、これに超
音波ゲルの入った容器3を収納しておき、探触子4を使
用する際に、第6図に示すように、片手で探触子4の超
音波放射面を上向きに保持し、もう一方の手で超音波ゲ
ルの容器3を持ち、これを押しつぶすことにより容器3
内のゲルを押し出し、第7図の示すように、探触子4の
超音波放射面4aに超音波ゲル5塗布していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように、従来は超音波ゲルを探触子4に塗布する
際には両手が必要となっていた。また従来より市販され
ている超音波ゲルは粘性が高いため、特に容器3内のゲ
ルが少なくなった場合にはゲルが容器の出口に来るよう
に容器を数回振ってからでないと、容易には片手でゲル
を押し出すことはできなかった。
また手で押し出したゲルの量が必要以上に多すぎて無駄
になったり、逆に少なすぎて人体に探触子を当てた後で
再度ゲルを塗布するということがあった。
また手で押し出して塗布した場合は、第7図のように、
探触子4の超音波放射面4aに均一に塗布することが困難
なため、人体に探触子を押し当てる際に、超音波放射面
4aと人体との間に超音波の障害物となる空気が混入し易
かった。
そこで、本発明は、探触子の超音波放射面に迅速に容易
に、かつ適量の超音波ゲルを均一に塗布するための装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本発明によれば、第
1図に示すように、探触子4の超音波放射面4aに超音波
ゲル5を塗布する装置において、超音波ゲル5を収容し
た容器11と、一部が該容器11内の超音波ゲル5に浸され
一部が空気中に露出しているベルト12と、該ベルトを駆
動し容器内の超音波ゲルを空気中に汲み上げるローラ13
を含むベルト駆動手段とからなる、超音波探触子にゲル
を塗布する装置が提供される。
〔作用〕
本発明によれば、第1図に示すように、ローラ13を回転
させてベルト12を一方向に駆動することにより、容器11
内の超音波ゲル5がこのベルト12により空気中に汲み上
げられ搬送される。超音波ゲル5が汲み上げられたベル
ト12の上面に探触子4の超音波放射面4aを矢印Aで示す
ように押し当て、超音波ゲル5をこの超音波放射面4aに
塗布する。引き続いて超音波ゲル5を塗布する場合は、
更にローラ13を回転させて新たな超音波ゲル5を汲み出
し、同様の方法で探触子4に超音波ゲル5を塗布する。
〔実施例〕
第1図(a)及び(b)は本発明の超音波ゲル塗布装置
の原理を示す正面図及び側面図である。ローラ13により
駆動されるベルト12は図示のようにエンドレスベルトで
あり、ベルト12の下側は容器11内の超音波ゲル5に浸さ
れ、上側は空気中に露出している。ベルト12の上部に
は、少なくとも探触子4の超音波放射面4aの長さより長
い水平な平坦部分がある。また、第1図(b)に示すよ
うに、探触子4の超音波放射面4aには通常音響レンズが
装着されていて断面が凸状になっており、この面に対し
て超音波ゲル5が良好に塗布されるように、またローラ
13に探触子4を押し当てても超音波ゲル5を塗布する隙
間を持たせるように、探触子と接触するローラの断面形
状を凹状とするか、ベルト12の接触面の材料をスポンジ
等の中空網目材料とするのが好ましい。
第2図〜第4図は本発明の超音波ゲル塗布装置の実施例
を示す。第2図の実施例では、探触子4の超音波放射面
4aが貫通するような穴21を有する板(タッチ板)22をバ
ネ23を介在してゲル収納容器11上のベルト12上面に設
け、このタッチ板22がベルト12の方向に押し下げられる
際の下降動作によりワイヤ26を介してプーリ27を駆動し
てベルト12を動くようにしておく。従って、探触子4を
タッチ板21にあてがいバネ23に抗して押し下げることに
よって収納容器11内の超音波ゲル5が外部に搬送され、
探触子4の超音波放射面4aに搬送されてきたベルト12上
の超音波ゲル5を塗布する。
また、収納容器11内の超音波ゲル5が不用意に汲み出さ
れて乾燥しないように、ベルト12の回転上流側側面に常
時ブレード24がバネ(図示せず)等でベルト12に接触し
た状態としておき、ベルト12が回転してもこのブレード
24により超音波ゲル5を容器11内へ掻き落とすようにし
ている。そして、探触子4をタッチ板21にあてがい、タ
ッチ板21押し下げた時のみ、ブレード開閉部材25が矢印
Bのように下降して、このブレード24を矢印Cの如く開
き、超音波ゲル5の汲み出しを可能にする。
第3図に示す実施例では、第2図の実施例と同様、探触
子4の超音波放射面4aが貫通するような穴31を有する板
(タッチ板)32をバネ33を介在してゲル収納容器11上の
ベルト12上面に設け、タッチ板32がベルト12の方向(D
方向)に押し下げられることによりリミットスイッチ34
を作動させてベルト12を駆動するためのモータ(図示せ
ず)を回転させる。これにより、ベルト12が超音波ゲル
5を汲み出すべく駆動される。ベルト12が約半回転分だ
け動いて駆動モータが停止するように別のリミットスイ
ッチ(図示せず)を設けておく。これにより、収納容器
11内の超音波ゲル5が外部に搬送されてベルト12が停止
した後に、探触子44の超音波放射面4aをベルト12に押し
あてて超音波ゲル5を塗布する。第3図の実施例でも、
第2図の実施例と同様、ベルト12上の超音波ゲル5を掻
き落とすためのブレード35が設けられているが、この実
施例ではタッチ板32と連動するワイヤ36によりこのブレ
ード35を駆動している。
第4図の実施例では、表面板41の入口42に光センサー43
a、43bを設け、探触子4が表面板41よりも中に入った時
にベルト12を駆動するためのモータ(図示せず)が作動
し、超音波ゲル5がベルト12に付着された状態で外部に
搬送される。第3図の実施例と同様、ベルト12が半回転
分だけ動いて停止するようにリミットスイッチ(図示せ
ず)を設けておく。搬送されたベルト12上にある超音波
ゲル5に探触子4(リニア探触子4b又はセクタ探触子4
c)の超音波放射面を押し当てることにより超音波ゲル
5が塗布される。一度空気中に晒されて乾燥してしまっ
た超音波ゲルをベルト12から除去するためベルト12の回
転方向下流側でクリーニングレバー44をベルト12に接触
させ、付着している超音波ゲルをベルト12から剥ぎ取っ
てゴミ箱45へ廃棄する。また、ベルト12の回転方向上流
側にベルト12との隙間を調節するように出し入れできる
厚さ調節部材46を設け、これを調整することによって搬
送される超音波ゲル5の厚みをコントロールすることが
できる。
なお、以上の実施例において、これらの超音波ゲル塗布
装置は第5図に示すような超音波診断装置に内蔵しても
よく、また第2図の実施例のような構造のものは、超音
波診断装置の探触子の収納部分として兼用できる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、ローラ13を回
転させてベルト12を駆動することにより、容器11内の超
音波ゲル5が空気中に汲み上げられ、ベルト12上に均一
に分布されるので、片手で探触子4を持ち、ベルト12の
上面に超音波放射面4aを押し当てるだけの簡単な操作
で、超音波ゲル5をまんべんなく均一に塗布することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の超音波ゲル塗布装置の原理図、
第1図(b)はその側面図、第2図〜第4図は本発明の
超音波ゲル塗布装置の実施例、第5図は従来から知られ
ている超音波診断装置の斜視図、第6図は従来の方法で
探触子の超音波放射面に超音波ゲルを塗布している状態
を示す図、第7図は従来方法により超音波ゲルを塗布し
た探触子の超音波放射面を示す。 4……探触子、4a……超音波放射面、 5……超音波ゲル、11……容器、 12……ベルト、13……ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】探触子(4)の超音波放射面(4a)に超音
    波ゲル(5)を塗布する装置において、超音波ゲルを収
    容した容器(11)と、一部が該容器内の超音波ゲルに浸
    され一部が空気中に露出しているベルト(12)と、該ベ
    ルトを駆動し容器内の超音波ゲルを空気中に汲み上げる
    ローラ(13)を含むベルト駆動手段とからなる、超音波
    探触子にゲルを塗布する装置。
JP31541189A 1989-12-04 1989-12-06 超音波探触子にゲルを塗布する装置 Expired - Lifetime JPH0722579B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31541189A JPH0722579B2 (ja) 1989-12-06 1989-12-06 超音波探触子にゲルを塗布する装置
US07/621,208 US5232498A (en) 1989-12-04 1990-12-03 Apparatus for applying gel to an ultrasonic probe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31541189A JPH0722579B2 (ja) 1989-12-06 1989-12-06 超音波探触子にゲルを塗布する装置

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Publication Number Publication Date
JPH03176035A JPH03176035A (ja) 1991-07-31
JPH0722579B2 true JPH0722579B2 (ja) 1995-03-15

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