JPH07225775A - 機器設置支援装置および機器操作支援装置 - Google Patents

機器設置支援装置および機器操作支援装置

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JPH07225775A
JPH07225775A JP6018279A JP1827994A JPH07225775A JP H07225775 A JPH07225775 A JP H07225775A JP 6018279 A JP6018279 A JP 6018279A JP 1827994 A JP1827994 A JP 1827994A JP H07225775 A JPH07225775 A JP H07225775A
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JP6018279A
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English (en)
Inventor
Takeshi Imanaka
今中  武
Souzou Yamamoto
創造 山本
Mitsuteru Kataoka
充照 片岡
Atsushi Tanaka
淳志 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、利用者が電子機器の設置、および
操作を行う際に画面インタフェースを用いてわかりやす
く説明、ガイドする機器設置支援装置、および機器操作
支援装置の提供を目的とする。 【構成】 電子機器の機種ごとの設置手順を教えるビデ
オ動画像と、機種を識別する機種識別子とを組み合わせ
て記憶する設置手順記憶部1と、機種を特定する入力を
受けつけて機種識別子に変換する機種入力部2と、この
機種識別子に基づいて設置手順記憶部1から設置手順の
ビデオ動画像を検索する設置手順検索部3と、この検索
した設置手順のビデオ動画像を画面に表示する手順教示
部4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭内電子機器操作に対
する支援技術に関し、画面を用いたわかりやすい操作環
境を提供する機器設置支援装置、および機器操作支援装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子機器操作に対する支援技
術としてヘルプシステムがある。ヘルプシステムは利用
者が機器操作において予想外の事態が生じたり、目的を
達成するためにすべき操作がわからないといった困難な
状況に陥った場合に、その状況に応じて適切な情報や指
示を表示するものである。近年では、ヘルプシステムと
して例えば特開平1ー244520号公報に示されてい
る技術がある。この技術では、利用者がヘルプを要求し
た状況に応じて、適切な情報を選択し表示することによ
り利用者の電子機器操作を支援する。たとえば、コマン
ド入力状態で利用者がヘルプを要求した場合、どのよう
なコマンドが実行可能か、どのコマンドが何をするもの
か、などコマンドに関する情報をヘルプとして表示す
る。また、利用者があるコマンドAを実行しようとした
にもかかわらず、コマンドAが正しく実行されずエラー
状態になったときにヘルプを要求した場合、何故コマン
ドAが実行できなかったのか、コマンドAを実行するた
めにはどうするべきか、などコマンドAの正しい実行の
仕方に関するヘルプが表示される。この技術により、利
用者が操作困難な状況に陥った場合に、状況に応じた適
切なヘルプを表示することができ、利用者に対するきめ
細かな操作支援を実現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記技術では利用者が
操作しようとする対象機器とヘルプを表示する支援装置
が同一の電子機器上で実現されており、利用者が行った
操作の履歴などから利用者のおかれている状況を把握す
ることが容易である。このため、状況に合わせたヘルプ
表示が可能になっている。しかしながら、機器を設置
し、利用するまではヘルプを利用することができないた
め、利用者が機器を設置する際に問題が生じても利用者
を支援することはできない。特に、最近の機器では設置
する際に多様な初期設定を必要とする場合が多く、一般
利用者にとっては機器設置時にヘルプが必要になる。現
状では、機器設置時に問題が生じた場合、利用者自身が
マニュアルから必要な事項を検索し、図解などでの説明
を参考にしている。このため、機器を使う前にマニュア
ルの中から適切な情報を検索しなければならない、検索
した情報を理解しなければならないといった大きな心的
負担を課せられることになる。したがって、利用者が電
子機器を設置する時点で初期設定などをわかりやすく説
明するヘルプ機能を提供するための技術が必要である。
【0004】電子機器の設置を支援するための説明用ビ
デオとマニュアルを比較した場合、説明用ビデオの方が
マニュアルのような図と文字を用いた説明と比べて理解
容易であると考えられる。しかしながら、マニュアルの
ように簡単に必要な部分のみを参照するといったことが
できないために、設置手順の説明を初めから連続的に見
なければならなくなるといった状況が生じる。仮に、早
送り、巻き戻しを用いてさがすとしても、利用者が内容
をあらかじめ知っているわけではないので手がかりが少
ない。このため、必要な部分を探し出すのに時間がかか
るという問題がある。さらに、頭だし機能を利用するに
しても、頭だしされるべき部分が多数になる上に手がか
りが無く、結局順番にさがすことになる。このような問
題を解決するために、利用者の設置状況に合わせた設置
支援を行う必要がある。したがって、設置途中の機器の
状態や、利用者の種々の要求に合わせた設置手順を過不
足なく説明し、設置支援を行う技術が必要である。
【0005】従来の電子機器を操作するためには、利用
者自身が機器操作の目的を一度機器特有の制御動作に展
開し、その制御動作を順に入力しなければならなかっ
た。たとえば、家庭用ホームビデオを使って複数の番組
が記録されているビデオテープの中から特定の番組Aを
見る場合を考える。この場合、利用者はまず番組Aの先
頭に頭だしのための信号が記録されているか否かを考え
る。次に、頭だしのための信号が記録されている場合に
は何番目の番組かを指定するか、順に頭出しを行いなが
ら番組Aを捜す。頭だしのための信号が記録されていな
ければ、テープの早送り、巻き戻し、再生、一時停止な
どのようにテープの走行制御に関する命令を駆使し、番
組を検索しなければならない。元来、利用者が機器を操
作する目的は、機器の制御ではなく利用者自身が何か特
定の番組を見る、特定の音楽を聴くなどである。したが
って、機器操作の際に利用者自身が操作目的を制御動作
に展開しなければならないといった心的負担を軽減する
ため、直接利用者の持っている目的を入力すれば自動的
に制御動作に展開する技術の開発が課題である。
【0006】電子機器の種類によっては、利用者が持つ
可能性のある操作目的が非常に多く、大画面を用いた画
面インタフェースでも全てを表示できない場合がある。
一方、利用者が持つ可能性のある操作目的には類似した
ものが多い。このため、類似した操作目的をグループと
して扱うことにより、有限の大きさの画面上で多数の操
作目的を選択できるインタフェース技術の実現が課題で
ある。
【0007】家庭内で利用する電子機器の数は、今後ま
すます増大するものと考えられる。このような場合に
は、家庭内電子機器を集中的に操作する必要がある。従
来より、ホームバス技術により家庭内電子機器を集中制
御するための技術が検討されているものの、利用者は操
作目的を制御動作に展開してから入力しなければならな
い。これに対し、集中的に家庭内電子機器の操作を行う
際にも、利用者が操作目的を選択するのみで家庭内のす
べての電子機器が自由自在に操作できるような電子機器
操作支援環境の実現技術の開発が課題である。
【0008】パーソナルコンピュータ、テレビジョン、
ワードプロセッサなど元来大きな画面を備えている機器
の場合は、ヘルプの内容を画面に表示可能である。しか
しながら、大画面を備えていない電子機器に対しては、
ヘルプ機能を実現してもヘルプの内容を表示することが
できないといった問題がある。このため、大きな画面を
備えていない機器の操作に対してもヘルプ機能を提供す
るための技術開発が課題である。
【0009】元来大画面を備えており、かつ一般家庭に
普及している機器としてテレビがある。このため、大画
面を備えていない機器に対するヘルプ機能をテレビを用
いて実現する方法が考えられる。しかしながら、適切な
ヘルプ機能を実現するためには、操作対象としている機
器の状態を把握する必要があり、テレビを用いて実現さ
れているヘルプシステムにどのように操作対象機器の状
態を伝達するのかといった問題がある。電波を使った無
線通信で状態を伝達する手法が考えられるが、操作対象
機器とヘルプシステムの間に多少の障害物があっても構
わないといった利点がある反面、機器に設置しなければ
ならない回路が高価になるといった問題がある。一方、
赤外線通信を用いた場合、機器に設置すべき回路が安価
で実現できるといった利点がある反面、操作対象機器と
ヘルプシステムの間に障害物が存在すると通信不能に陥
るといった欠点がある。したがって、赤外線通信で安価
に実現し、かつ一般家庭内のように障害物が多く存在す
る場合にでも操作対象機器とヘルプシステム間で通信で
きるようにする技術の開発が課題である。
【0010】利用者が電子機器を操作目的の入力によっ
て操作する場合、複雑な電子機器では操作目的が膨大に
なると同時に、上手くグループ化して表示できないとい
った事態が生じる。また、複雑な電子機器であれば、操
作目的を入力することによる機器操作の使いやすさの度
合いは大きくなる傾向がある。これは、複雑な電子機器
では利用者自身が操作目的を制御動作に展開する際に制
御動作が複雑になり、大きな心的負担を課せられるため
である。したがって、数が多く、かつ上手くグループ化
できないような操作目的であっても利用者が自由自在に
入力できるようにする技術が必要である。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、電子機器
の機種ごとの設置手順を教えるビデオ動画像と、機種を
識別する機種識別子とを組み合わせて記憶する設置手順
記憶手段と、機種を特定する入力を受けつけて機種識別
子に変換する機種入力手段と、この機種識別子に基づい
て前記設置手順記憶手段から設置手順のビデオ動画像を
検索する設置手順検索手段と、この検索した設置手順の
ビデオ動画像を画面に表示する手順教示手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0012】第2の発明は、電子機器の機種を識別する
機種識別子と、機器の状態を識別する状態識別子と、設
置手順を教えるビデオ動画像を組み合わせて記憶する状
態付設置手順記憶手段と、機種を特定する入力を受け付
けて機種識別子に変換する機種入力手段と、機器の状態
を特定する入力を受け付けて状態識別子に変換する状態
入力手段と、この状態識別子と前記機種識別子に基づい
て前記状態付設置手順記憶手段から設置手順のビデオ動
画像を検索する状態付設置手順検索手段と、この検索し
た設置手順のビデオ動画像を画面に表示する手順教示手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】第3の発明は、電子機器の機種と状態に対
し、利用者が持つ可能性のある複数の操作目的を機種識
別子、状態識別子と組み合わせて格納する操作目的蓄積
手段と、前記機種識別子と状態識別子と操作目的の組み
合わせに対し、前記操作目的を達成するために利用者が
行わなければならない動作を記憶する動作記憶手段と、
前記機種入力手段と前記状態入力手段から入力された機
種識別子と状態識別子に基づき前記操作目的蓄積手段か
ら操作目的を検索する操作目的検索手段と、この検索し
た操作目的を利用者に示す操作目的表示手段と、利用者
に対して前記操作目的表示手段で表示した操作目的から
少なくとも一つ以上を選ばせる選択手段と、この選択さ
れた操作目的と前記機種入力手段で得られた機種識別子
と前記状態入力手段で得られた状態識別子に基づいて前
記動作蓄積手段から利用者がとるべき動作を検索する動
作検索手段と、この検索された動作を前記表示手段に表
示する動作表示手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0014】第4の発明は、選択手段で利用者に選択さ
せた操作目的の詳細部分を画面とキー入力に基づく対話
により利用者から獲得する対話手段と、前記利用者が選
択した操作目的と機種入力手段で得られた機種識別子と
状態入力手段で得られた状態識別子に基づいて動作蓄積
手段から動作を検索する動作検索手段と、この検索され
た動作に対して前記対話手段で獲得した詳細部分に基づ
き詳細部分の変更を行う動作調整手段と、この変更され
た動作を前記表示手段に表示する動作表示手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0015】第5の発明は、前記動作調整手段で変更さ
れた動作を制御命令に変換する動作変換手段と、この制
御命令を無線通信の信号に変換して送信する制御命令送
信手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】第6の発明は、機種識別子を格納する識別
子格納手段と、機器の状態に対応する状態識別子を発生
する状態識別子発生手段と、前記機種識別子と前記状態
識別子とを無線通信の信号に変換して送信する機種状態
送信手段と、無線通信の信号に変換された制御操作命令
を受信する制御命令受信手段と、この制御操作命令の信
号を判別して制御命令に変換する制御命令変換手段と、
この制御命令に従い機器制御を行う制御手段とを備えた
少なくとも1つ以上の電子機器と、機種識別子を入力と
して受け付ける機種入力手段と、状態識別子を入力とし
て受け付ける状態入力手段と、前記機種識別子と前記状
態識別子の組み合わせに対して操作画面インタフェース
を対応づけて格納するインタフェース蓄積手段と、前記
機種入力手段と前記状態入力手段で入力された機種識別
子と状態識別子に基づき前記インタフェース蓄積手段か
ら操作画面インタフェースを検索する画面インタフェー
ス検索手段と、この検索された画面インタフェースを無
線通信の信号に変換して送信するインタフェース送信手
段を備えたことを特徴とする画面インタフェース蓄積器
と、画面インタフェースを表示するインタフェース表示
手段と、利用者からのキー操作による入力を受け付ける
利用者入力手段と、前記インタフェース蓄積器から無線
通信の信号に変換されて送信された画面インタフェース
を受信して前記インタフェース表示手段に表示可能な形
式にもどす画面インタフェース受信手段と、この画面イ
ンタフェースを前記インタフェース表示手段に表示する
インタフェース実行手段と、前記画面インタフェースと
前記利用者入力手段からの入力に基づき制御命令を生成
する制御命令生成手段と、この生成された制御命令を無
線通信の信号に変換して送信する制御命令送信手段とを
備えた携帯用操作器からなることを特徴とするものであ
る。
【0017】第7の発明は、電子機器の機種を識別する
機種識別子を格納する機種識別子蓄積手段と、この機種
識別子を無線通信の信号に変換して送信する機種送信手
段と、前記電子機器の状態を判定する状態判定手段と、
この状態を識別する識別子を無線通信の信号に変換して
送信する状態送信手段と、無線通信の信号に変換された
制御操作命令を受信する受信手段と、この制御操作命令
の信号を判別して実行可能な制御命令に変換する変換手
段と、この変換した制御命令に従い機器制御を行う制御
手段とを備えた少なくとも1つ以上の電子機器と、無線
通信の信号に変換された機種識別子を受け付ける機種受
信手段と、無線通信の信号に変換された状態識別子を受
け付ける状態受信手段と、電子機器の機種と状態に対
し、利用者が持つ可能性のある複数の操作目的を機種識
別子、状態識別子と組み合わせて格納する操作目的蓄積
手段と、機種識別子と状態識別子と操作目的の組み合わ
せに対し、前記操作目的を達成するために利用者が行う
べき動作を蓄積する動作蓄積手段と、前記機種入力手段
と前記状態入力手段から入力された機種識別子と状態識
別子に基づき前記操作目的蓄積手段から操作目的を検索
する操作目的検索手段と、この操作目的を利用者に示す
操作目的表示手段と、利用者に対して前記操作目的表示
手段で表示した操作目的から少なくとも一つを選ばせる
選択手段と、この選択された操作目的の詳細部分を表示
画面とキー入力による対話に基づき利用者から獲得する
対話手段と、前記利用者が選択した操作目的と前記機種
入力手段で得られた機種識別子と前記状態入力手段で得
られた状態識別子に基づいて動作蓄積手段から動作を検
索する動作検索手段と、この検索された動作に対して前
記対話手段で獲得した詳細部分に基づき詳細部分の変更
を行う動作調整手段と、前記動作調整手段で変更された
動作を制御命令に変換する動作変換手段と、この制御命
令を無線通信の信号に変換して送信する制御命令送信手
段とを備えたことを特徴とする画面機器操作支援器と、
受信するか送信するかの指定を利用者からの入力として
受け付ける受信送信指定手段と、この受信送信指定手段
で受信が指定された場合に前記電子機器か前記画面機器
操作支援器のいずれかから送信される信号を受信する携
帯受信手段と、この信号を一時的に蓄積する信号蓄積手
段と、前記受信送信指定手段で送信が指定された場合に
前記信号蓄積手段に蓄積されている信号を送信する携帯
送信手段とを備えた携帯用操作器からなることを特徴と
するものである。
【0018】第8の発明は、操作目的検索手段で検索さ
れた操作目的を操作対象と操作内容に分けて利用者に示
す分割操作目的表示手段と、利用者に対して前記操作目
的の操作対象あるいは操作内容のいずれかに対し、1つ
を選択させる操作指定手段と、前記操作指定手段で操作
対象から選択された場合に、前記操作目的検索手段で検
索された操作目的のうち前記操作指定手段で選択された
操作対象を含む操作目的の操作内容を前記分割操作目的
表示手段上で強調する操作内容強調手段と、前記操作指
定手段で操作内容から選択された場合に、前記操作目的
検索手段で検索された操作目的のうち前記操作指定手段
で選択された操作内容を含む操作目的の操作対象を前記
操作目的表示手段上で強調する操作対象強調手段と、前
記操作内容強調手段あるいは操作対象強調手段で強調さ
れたものから少なくとも1つを選択させる目的入力手段
と、前記操作指定手段と前記目的入力手段の両方の入力
と前記機種入力手段で得られた機種識別子と前記状態入
力手段で得られた状態識別子に基づいて前記動作蓄積手
段から利用者がとるべき動作を検索する動作検索手段
と、この検索された動作を表示する動作表示手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0019】
【作用】第1の発明によれば、機種入力手段により設置
支援すべき電子機器の機種が判定できるため、電子機器
と独立した設置支援装置を構成することができる。ま
た、設置支援装置に複数の機種の設置支援用教示ビデオ
動画像を記録しておき、機種入力手段から入力される機
種識別子により適切な教示ビデオを選択するため、複数
の電子機器に対しても1つの設置支援装置で対応でき
る。
【0020】第2の発明によれば、機種入力手段と状態
入力手段を備えることにより機種識別子に加えて状態識
別子が入力される。このため、電子機器の設置途中にお
いて、その時点の状態に基づいて適切な支援が行われ
る。その結果、利用者が無意識のうちに設置手順を誤っ
て行った場合にでも、そのことを指摘することが可能に
なり、設置時点における人間によるうっかりミスを指
摘、訂正することもできる。
【0021】第3の発明によれば、電子機器操作の際に
利用者が操作目的を直接入力するだけで、その操作目的
を達成するために必要な制御動作が動作検索手段によっ
て検索される。このため、利用者は自分自身で操作目的
を機種に合わせた制御命令に展開する必要がなくなり、
操作方法などを機種ごとに覚え直す必要がなくなる。
【0022】第4の発明によれば、電子機器の操作目的
が多様で大画面を用いても1度に表示できない数になっ
た場合に、類似した操作目的をグループ化して表示し、
グループを選択後、対話手段により詳細な内容を入力す
る。このため、操作目的が多数に及ぶ場合にでもスムー
ズに入力できる。
【0023】第5の発明によれば、画面インタフェース
を用いて入力した操作目的が動作変換手段により即座に
制御命令に変換され、動作送信手段により電子機器に無
線通信を通じて送られる。このため、操作目的を入力す
ることにより家庭内の電子機器を集中操作できる。
【0024】第6の発明によれば、画面インタフェース
を用いた制御操作命令の入力を携帯用操作器上で行える
ため、操作対象とする機器の前で操作可能である。ま
た、一般にデータ量が膨大になる画面インタフェースを
携帯用操作器と独立の画面インタフェース蓄積器に蓄積
することにより、携帯用操作器の大型化が防げる。
【0025】第7の発明によれば、第6の発明が携帯用
操作器上の画面インタフェースを用いるのに対して、テ
レビなど大画面を有している機器の上で操作できるた
め、表示が大きく見やすいといった利点が生じる。ま
た、携帯用操作器の信号蓄積手段により制御命令を一時
的に蓄えることができる。このため、携帯用操作器を操
作したい機器の方向へ向けて使うことができ、赤外線通
信を利用することができる。この結果、電波を使った通
信に比べて安価に実現できる。また、混信などの問題も
容易に回避できる。
【0026】第8の発明によれば、電子機器に対して利
用者が持つ可能性のある目的が多様で、かつグループ化
できない場合にでも、操作目的の操作対象と操作内容を
分けて指定することにより、画面上のメニューで用意さ
れた操作対象と操作内容の組み合わせの数だけの操作目
的を入力することができる。特に、操作対象を先に指定
した場合には、操作内容強調手段により組み合わせ可能
な操作内容のみが強調され、利用者は容易に意図した操
作内容を探し出すことができる。また、操作内容を先に
指定した場合には、操作対象強調手段により組み合わせ
可能な操作対象のみが強調され、利用者は容易に意図し
た操作対象を探し出すことができる。
【0027】
【実施例】以下、第1の発明の一実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0028】図1は第1の発明の一実施例を示す構成図
である。図1において、1は電子機器の機種ごとの設置
手順を教えるビデオ動画像と、機種を識別する機種識別
子とを組み合わせて記憶する設置手順記憶部、2は機種
を特定する入力を受けつけて機種識別子に変換する機種
入力部、3は機種識別子に基づいて前記設置手順記憶部
から設置手順のビデオ動画像を検索する設置手順検索
部、4は検索した設置手順のビデオ動画像を画面に表示
する手順教示部である。
【0029】図2は機種入力部2の一構成例である。図
2において、2aは無線通信の信号に変換した機種識別
子を受信する機種受信部、2bは前記受信した信号の内
容を機種識別子にもどし、設置手順検索部に受け渡す機
種変換部である。
【0030】図3は電子機器の一構成例である。図3に
おいて101は機種識別子を格納する識別子格納部、1
02は前記機種識別子を無線通信の信号に変換して送信
する送信部である。
【0031】以上のように構成された機器設置支援装置
の電子機器の動作を図4のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0032】[ステップa0]機種受信部2aにおいて無
線通信の信号に変換された機種識別子を受信し、復調す
る。たとえば、機種識別子がAB-101などの記号で定義さ
れている場合を考える。また、この記号は一度ASCIIコ
ードなどを用いてコード化され、コード化された機種識
別子はAM変調などの方式で変調されて送信されるもの
とする。この場合、AM変調された信号を受信し、復調
する。ただし、無線通信の変調方式はFM変調、AM変
調など一般に用いられている方式で構わない。また、記
号の符号化についてもASCIIコードを用いたものなど一
般に用いられている方法で構わない。
【0033】[ステップa1]機種変換部2bにおいて、
ステップa0で受信、復調した機種識別子のコードを機器
設置支援装置内で解釈可能な機種識別子に変換する。コ
ードを機種識別子に変換する手法は、識別子格納部10
1に格納されている機種識別子を送信部102で、どの
ようにコード化するのかによって決まる。たとえば、送
信部102でASCIIコードを用いたコード化が行われて
いればASCIIコード表を用いてデコードする。
【0034】[ステップa2]設置手順検索部3におい
て、ステップa1で得られた機種識別子を用いて設置手順
記憶部1から設置手順のビデオ動画像を検索する。たと
えば、設置手順記憶部1には(表1)のような内容が記
憶されている。
【0035】
【表1】
【0036】(表1)に示した教示ビデオ動画像の項目
の数字は、設置手順を説明するビデオ動画像が、記録さ
れているデバイスのどの場所にあるのかを示したもので
ある。たとえば、設置手順を教えるビデオ動画像がレー
ザーディスクのようなランダムアクセスのできるディス
クデバイスに記録されている場合には、トラック番号な
どが教示ビデオ動画像の項目に記述される。教示ビデオ
動画像の検索は、ステップa1で得られた機種識別子をキ
ーとして行う。たとえば、機種識別子がAB-101であれ
ば、機種識別子の項目がAB-101である行を探し、その行
の教示ビデオ動画像の項目値#113を検索する。その結
果、機種AB-101の機器の設置手順を教えるビデオ動画像
は、#113で表される場所に格納されていることがわか
る。
【0037】[ステップa3]手順教示部4において、ス
テップa2で検索したビデオ動画像を表示する。表示され
る設置手順教示ビデオのイメージを図6に示す。実際に
は図6は動画である。
【0038】次に、電子機器の動作を図5のフローチャ
ートを参照しながら説明する。 [ステップb0]利用者が機器の電源を入れたかどうかを
判断する。電源を入れた場合にはステップb1へ進む。電
源を入れていない場合には、このステップを繰り返す。
この機器設置支援装置では、利用者がまず設置しようと
する電子機器の電源を入れるものとしている。このた
め、電子機器の電源投入の方法がわからないような場合
には支援できない。ただし、電源投入は設置時にコンセ
ントを差し込むことにより自動的に行われるようにする
ことも可能である。
【0039】[ステップb1]送信部102において、識
別子格納部101に記憶されている電子機器の機種識別
子をコード化する。コード化の方法は、ASCIIコードを
用いる方法など一般的に用いられる方法で構わない。
【0040】[ステップb2]送信部102においてステ
ップb1でコード化された機種識別子をFM変調、AM変
調などの方法で変調し、送信する。この送信は、赤外線
による通信、電波による通信など信号を受け渡せるもの
であれば、どのような通信であっても構わない。ただ
し、赤外線通信の場合には安価で実現できるといった利
点と障害物に弱いといった欠点の両方がある。電波によ
る通信の場合、障害物が少々あっても構わないといった
利点と、実現に費用がかかる、混信する可能性があると
いった欠点がある。
【0041】[ステップb3]利用者により、電子機器の
電源が消されたかどうかを判断する。電源が消されてい
る場合にはステップb0へ戻る。電源が消されていない場
合には、ステップb2に戻り、機種識別子の送信を再び行
う。
【0042】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0043】次に、第2の発明の一実施例を図7を参照
しながら説明する。なお、図7に示す第2の発明の一実
施例は、図1に示した第1の発明の一実施例と同一構成
部分があるので、その部分には同一番号を付して詳細な
説明は省略する。第1の発明の構成と異なるのは、電子
機器の機種を識別する機種識別子と、機器の状態を識別
する状態識別子と、設置手順を教えるビデオ動画像を組
み合わせて記憶する状態付設置手順記憶部11と、機器
の状態を特定する入力を受け付けて状態識別子に変換す
る状態入力部12と、この状態識別子と前記機種識別子
に基づいて前記状態付設置手順記憶部11から設置手順
のビデオ動画像を検索する状態付設置手順検索部13を
備えたことである。
【0044】図8に機種入力部2と状態入力部12の一
構成例を示す。なお、図8に示す第2の発明の機種入力
部2の一構成例は図2に示した第1の発明の機種入力部
2の一構成例と同一構成であるので同一番号を付して詳
細な説明は省略する。図8において、12aは無線通信
の信号に変換した状態識別子を受信する状態受信部、1
2bは前記受信した信号の内容を状態識別子にもどし、
状態付設置手順検索部13に受け渡す状態変換部であ
る。
【0045】図9に電子機器の一構成例を示す。なお、
図9に示す第2の発明の電子機器の一構成例は、図3に
示した第1の発明の電子機器の一構成例と同一構成部分
があるので、その部分には同一番号を付して詳細な説明
は省略する。第1の発明の電子機器の一構成例と異なる
のは、機器の状態に対応する状態識別子を発生する状態
識別子発生部201と、機種識別子と状態識別子とを無
線通信の信号に変換して送信する機種状態送信部202
とを備えたことである。
【0046】以上のように構成された第2の発明の一実
施例の動作を図10のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0047】[ステップc0]このステップでは、第1の
発明の一実施例のステップa0と同じ処理を行う。
【0048】[ステップc1]状態受信部12aにおいて
無線通信の信号に変換された状態識別子を受信し、復調
する。たとえば、状態識別子がs2などの記号で定義され
ている場合を考える。また、この記号は一度ASCIIコー
ドなどを用いてコード化され、コード化された状態識別
子はAM変調などの方式で変調されて送信されるものと
する。このステップでは、たとえばAM変調された信号
を受信し、復調する。ただし、無線通信の変調方式はF
M変調、AM変調など一般に用いられている方式で構わ
ない。また、記号の符号化についてもASCIIコードを用
いたものなど一般に用いられている方法で構わない。
【0049】[ステップc2]このステップでは、第1の
発明の一実施例のステップa1と同じ処理を行う。
【0050】[ステップc3]状態変換部12bにおい
て、ステップc1で受信、復調した状態識別子のコードを
機器設置支援装置内で解釈可能な状態識別子に変換す
る。コードを状態識別子に変換する手法は、機種状態送
信部202で、どのようにコード化するのかによって決
まる。たとえば、機種状態送信部202でASCIIコード
を用いたコード化が行われていればASCIIコード表を用
いてデコードする。
【0051】[ステップc4]状態付設置手順検索部13
において、ステップc2、ステップc3で得られた機種識別
子、状態識別子を用いて状態付設置手順記憶部11から
設置手順のビデオ動画像を検索する。たとえば、状態付
設置手順記憶部11には(表2)のような内容が記憶さ
れている。
【0052】
【表2】
【0053】(表2)に示した教示ビデオ動画像の項目
の数字は設置手順を説明するビデオ動画像が、記録され
ているデバイスのどの場所にあるのかを示したものであ
り、(表1)に示した教示ビデオ動画像の項目と同様で
ある。教示ビデオ動画像の検索は、ステップc2、ステッ
プc3で得られた機種識別子と状態識別子の両方をキーと
して行う。たとえば、機種識別子がAB-101、状態識別子
がs3であれば、機種識別子の項目がAB-101でかつ状態識
別子の項目がs3である行を探す。次に、探し出した行の
教示ビデオ動画像の項目値#10を検索する。その結果、#
10で表される場所のビデオ動画像を設置手順を教えるビ
デオ動画像として検索する。
【0054】[ステップc5]このステップでは、第1の
発明の一実施例のステップa3と同じ処理を行う。このス
テップで手順教示部4に表示されるビデオのイメージを
図12に示す。図12では、状態入力部12により、F
AX機器の状態として発信元が未設定であることに対す
る状態識別子が受け取られた場合を想定している。ま
た、図12で示される教示ビデオがビデオCDのように
利用者からのメニュー選択を受け付ける場合を考える。
この場合、利用者が「教えてもらう」といったボタンを
選ぶと、手順が図13のように示される。さらに、図1
3のように示される手順に従って利用者が設定作業を行
っている途中で、ボタンの押し間違いが生じた場合を考
える。この場合、状態入力部12により、教示した通り
行った場合の状態にならないため、利用者の押し間違い
を判定することができ、図14に示すように間違いを的
確に指摘し、教示することができる。実際には、図1
2、図13、図14は動画である。
【0055】次に、電子機器の動作を図11のフローチ
ャートを参照しながら説明する。 [ステップd0]〜[ステップd1]このステップでは、第
1の発明の一実施例のステップb0〜ステップb1と同じ処
理を行う。
【0056】[ステップd2]状態識別子発生部201に
おいて、電子機器の状態をセンサー情報から判断し、s1
などの記号として発生させる。次に、機種状態送信部2
02においてASCIIコードなどを用いて機種識別子、状
態識別子をコード化する。近年の電子機器では、センサ
ー情報が制御用マイコンに集められており、これらの情
報の特定の組み合わせに状態を対応付けることができ
る。この結果、各状態を識別する状態識別子を定義すれ
ば、センサー情報から機器の状態識別子を発生させるこ
とができる。なお、電子機器がメモリーを備えている場
合には、センサー情報に加えてメモリーの情報も組み合
わせて状態を対応づけることができる。
【0057】[ステップd3]機種状態送信部202にお
いてステップd1、ステップd2で得られた機種識別子のコ
ード、および状態識別子のコードをAM変調、FM変調
などの方法により変調し、送信する。この送信は、赤外
線による通信、電波による通信など信号を受け渡せるも
のであれば、どのような通信であっても構わない。ただ
し、赤外線通信の場合には安価で実現できるといった利
点と障害物に弱いといった欠点の両方がある。電波によ
る通信の場合、障害物が少々あっても構わないといった
利点と、実現に費用がかかる、混信する可能性があると
いった欠点がある。
【0058】[ステップd4]このステップでは、第1の
発明の一実施例のステップb3と同じ処理を行う。
【0059】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0060】次に、第3の発明の一実施例を図15を参
照しながら説明する。なお、図15に示す第3の発明の
一実施例は、図7に示した第2の発明の一実施例と同一
構成部分があるので、その部分には同一番号を付して詳
細な説明は省略する。第2の発明の構成と異なるのは、
電子機器の機種と状態に対し、利用者が持つ可能性のあ
る複数の操作目的を機種識別子、状態識別子と組み合わ
せて格納する操作目的蓄積部31と、前記機種と状態と
操作目的の組み合わせに対し、前記操作目的を達成する
ために利用者が行わなければならない動作を記憶する動
作記憶部32と、機種入力部2と状態入力部12から入
力された機種識別子と状態識別子に基づき操作目的蓄積
部31から操作目的を検索する操作目的検索部33と、
この検索した操作目的を利用者に示す操作目的表示部3
4と、利用者に対して操作目的表示部34で表示した操
作目的から少なくとも一つ以上を選ばせる選択部35
と、この選択された操作目的と機種入力部2で得られた
機種識別子と状態入力部12で得られた状態識別子に基
づいて動作蓄積部32から利用者がとるべき動作を検索
する動作検索部36と、前記検索した動作を表示する動
作表示部37とを備えたことである。
【0061】機種入力部2と状態入力部12の一構成例
を図16に示す。なお、図16に示す機種入力部2と状
態入力部12の構成例は、図8に示した第2の発明の一
実施例と基本的に同一構成であるので、その部分には同
一番号を付して詳細な説明は省略する。機種変換部2b
で変換された機種識別子が、操作目的検索部33と動作
検索部36に受け渡されることと、状態変換部12bで
変換された状態識別子が操作目的検索部33と動作検索
部36に受け渡されることが第2の発明と異なる。
【0062】以上のように構成された第3の発明の一実
施例の動作を図17のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0063】[ステップe0]〜[ステップe3]このステ
ップでは、第2の発明の一実施例のステップc0〜ステッ
プc3と同じ処理を行う。
【0064】[ステップe4]操作目的検索部33におい
て、ステップe2、ステップe3で得られた機種識別子、状
態識別子を用いて操作目的蓄積部31から操作目的を検
索する。たとえば、操作目的蓄積部33には(表3)の
ような内容が記憶されている。
【0065】
【表3】
【0066】(表3)に示した操作目的は、同じ行の機
種識別子で識別される機種、状態識別子で識別される状
態に対して利用者が持つ可能性のある操作目的を記憶し
ているものである。たとえば、機種がAB-101で、原稿が
ファックスの機械にセットされている状態がs1であれ
ば、利用者は「ファックスを送信する」、「原稿をコピ
ーする」、「電話をかける」といった操作目的を持つ可
能性があるといったことが(表3)からわかる。
【0067】[ステップe5]このステップでは、ステッ
プe4で検索した操作目的を操作目的表示部34に表示す
る。たとえば、機種AB-101、状態s1であれば、図18に
示すような操作目的が表示される。また、操作目的蓄積
部31には、異常発生時の操作目的を記憶させ、状態識
別子として異常発生を識別する識別子が状態入力部12
から入力された場合には、たとえば図19のような操作
目的が表示される。
【0068】[ステップe6]このステップでは、選択部
35においてステップe5で表示した操作目的のうちか
ら、少なくとも1つ以上の操作目的を利用者に選択さ
せ、選択結果を入力させる。選択結果の入力は、複数の
選択肢から適切なものを選択するための方法であれば、
ボタン操作による方法、十字キーを用いる方法、マウス
を使う方法などいずれの方法でも構わない。
【0069】[ステップe7]このステップでは、動作検
索部36においてステップe2、ステップe3で得られた機
種識別子、状態識別子と、ステップe6で利用者が選択し
た操作目的に基づいて動作記憶部32から動作を検索す
る。動作記憶部32には、たとえば(表4)のようなデ
ータが記憶されている。
【0070】
【表4】
【0071】たとえば、ステップe2、ステップe3で得ら
れた機種識別子、状態識別子がそれぞれAB-101、s1であ
る場合を考える。この場合、ステップe6で利用者が操作
目的として「ファックスを送信する」を選んだ場合、
「電話番号を押す→スタートボタンを押す」が動作とし
て検索される。また、機種識別子、状態識別子がそれぞ
れAB-101、S2の場合に利用者が同様の操作目的「ファッ
クスを送信する」を選んだ時には「紙をセットする→電
話番号を押す→スタートボタンを押す」といった動作が
検索される。すなわち、同じ操作目的であっても状態に
合わせて適切な動作が検索される。この場合、状態識別
子s1は原稿がすでにセットされている状態を表してい
る。
【0072】[ステップe8]このステップでは、ステッ
プe7で検索した動作を動作表示部37に表示する。
【0073】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0074】次に、第4の発明の一実施例を図20を参
照しながら説明する。なお、図20に示す第4の発明の
一実施例は、図15に示した第3の発明の一実施例と同
一構成部分があるので、その部分には同一番号を付して
詳細な説明は省略する。第3の発明の構成と異なるの
は、利用者が選択部35で選択した操作目的の詳細部分
を画面とキー入力に基づく対話により利用者から獲得す
る対話部41と、動作検索部36で検索された動作に対
して対話部41で獲得した詳細部分に基づき動作の変更
を行う動作調整部42とを備えたことである。
【0075】機種入力部2と状態入力部12の一構成例
は図16に示した第3の発明の一実施例の構成例と同じ
であるので、詳細な説明は省略する。
【0076】電子機器の構成例は、図9に示した第2の
発明の一実施例の構成例と同じであるので、詳細な説明
は省略する。
【0077】以上のように構成された第4の発明の一実
施例の動作を図21のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0078】[ステップf0]〜[ステップf6]このステ
ップでは、第3の発明の一実施例のステップe0〜ステッ
プe6と同じ処理を行う。
【0079】[ステップf7]ステップf6で利用者が選択
した操作目的に対し、対話部41において詳細部分に関
する対話を行う。たとえば、ステップf6で利用者が操作
目的として「短縮ダイヤルを設定する」を選んだ場合
に、短縮ダイヤルの設定に関してダイヤルの数などの質
問を利用者に示し、選択肢から選択させる。たとえば、
操作目的として「短縮ダイヤルを設定する」を選んだ場
合の詳細設定の画面例を図22に示す。
【0080】[ステップf8]ステップf7で表示された詳
細設定の選択肢から適切なものを利用者に選択させる。
たとえば、図22に示した選択肢の場合、「1つ」、
「2つ」などから選択させる。
【0081】[ステップf9]ステップf8の選択によって
は、さらに詳細な設定が必要な場合が生じる。このよう
な場合に、さらに詳細な部分に対して選択させるために
ステップf7へ戻る。たとえば、図22の質問に対して利
用者が設定する数を入力した場合、さらに質問する必要
がある。この場合、ステップf7へ戻り、ステップf7にお
いて、たとえば図23のような質問が続けて表示され
る。
【0082】[ステップf10]このステップでは、第3
の発明の一実施例のステップe7と同じ処理を行う。
【0083】[ステップf11]このステップでは、動作
調整部42においてステップf10で検索された動作に対
し、ステップf9で得られた情報を用いて詳細部分を決定
する。たとえば、ステップf10で「設定ボタンを押す→
#ボタンを押す→設定されていない番号を押す→電話番
号を押す→設定ボタンを押す」といった動作が検索され
た場合、「設定されていない番号」、「電話番号」の部
分に具体的な番号を入れる。設定されていない番号の部
分は、利用者との対話で獲得する方法と、状態識別子か
ら判断する方法のどちらでも構わない。また、動作のう
ち詳細な設定が必要な部分はあらかじめ動作記憶部32
の中で識別可能な形式で記憶されているものとする。た
とえば、詳細設定が必要な部分をパラメータ化する、下
線を引くなどである。
【0084】[ステップf12]このステップでは、第3
の発明の一実施例のステップe8と同じ処理を行う。
【0085】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0086】次に、第5の発明の一実施例を図24を参
照しながら説明する。なお、図24に示す第5の発明の
一実施例は、図20に示した第4の発明の一実施例と同
一構成部分があるので、その部分には同一番号を付して
詳細な説明は省略する。第4の発明の構成と異なるの
は、動作調整部42で変更された動作を制御命令に変換
する動作変換部51と、この制御命令を無線通信の信号
に変換して送信する動作送信部52とを備えたことであ
る。
【0087】機種入力部2と状態入力部12の一構成例
は図16に示した第3の発明の一実施例の構成例と同じ
であり、詳細な説明は省略する。
【0088】図25に電子機器の一構成例を示す。な
お、図25に示す第5の発明の一実施例は図9に示す第
2の発明の一実施例の電子機器の一構成例と同一構成部
分があるので、その部分には同一番号を付して詳細な説
明は省略する。第2の発明の一実施例の電子機器の一構
成例と異なるのは、無線通信の信号に変換された制御操
作命令を受信する制御命令受信部501と、この制御操
作命令の信号を判別して制御命令に変換する制御命令変
換部502と、この制御命令に従い機器制御を行う制御
部503とを備えたことである。
【0089】以上のように構成された第5の発明の一実
施例の動作を図26のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0090】[ステップg0]〜[ステップg12]このス
テップでは、第4の発明の一実施例のステップf0〜ステ
ップf12と同じ処理を行う。
【0091】[ステップg13]動作変換部51におい
て、ステップg11で得られた動作をASCIIコードなどを用
いてコード化する。コード化の方法はASCIIコードを用
いる方法以外の既存の方法でも構わない。
【0092】[ステップg14]動作送信部52におい
て、ステップg12で変換したコードをAM変調などの手
法で変調し、送信する。無線通信は、赤外線による通
信、電波による通信など従来より用いられている通信方
法で構わない。また、変調の方法はAM変調、FM変調
など一般に用いられている方法で構わない。
【0093】次に、図25のように構成された第5の発
明の電子機器の動作を図27のフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0094】[ステップh0]〜[ステップh3]このステ
ップでは、第2の発明の一実施例のステップd0〜ステッ
プd3と同じ処理を行う。
【0095】[ステップh4]このステップでは、電子機
器の電源が切られているか否かを判断し、切られている
場合には処理を終了する。切られていない場合には、ス
テップh5へ進む。
【0096】[ステップh5]このステップでは、制御命
令受信部501において、無線通信の信号に変換された
制御命令を受信したか否かを判断する。その結果、制御
命令を受信していればステップh6へ進み、受信していな
ければステップh1へ戻る。
【0097】[ステップh6]このステップでは、制御命
令変換部502において、無線通信の信号に変換された
制御命令を電子機器の制御に実際に用いることのできる
制御命令群に展開する。
【0098】[ステップh7]このステップでは制御部5
03においてステップh6で変換された制御命令群を実行
する。制御の方法は、制御命令を実行する方式であれば
そのような方式であっても構わない。
【0099】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0100】次に、第6の発明の一実施例を図28を参
照しながら説明する。なお、図28に示す第6の発明の
一実施例のうち電子機器の構成は、図25に示した第5
の発明の一実施例の電子機器の構成例と同一であるの
で、詳細な説明は省略する。また、図28に示した画面
インタフェース蓄積器の一構成例は第5の発明の一実施
例と同一構成部分があるので、その部分には同一番号を
付して詳細な説明は省略する。第5の発明の構成と異な
るのは、機種識別子と状態識別子の組み合わせに対して
操作画面インタフェースを対応づけて格納するインタフ
ェース蓄積部61と、機種入力部2と状態入力部12で
入力された機種識別子と状態識別子に基づきインタフェ
ース蓄積部61から操作画面インタフェースを検索する
画面インタフェース検索部62と、この検索された画面
インタフェースを無線通信の信号に変換して送信するイ
ンタフェース送信部63を備えたことである。また、図
28に示した第6の実施例の携帯用操作器の構成におい
て、601は画面インタフェースを表示するインタフェ
ース表示部、602は利用者からのキー操作による入力
を受け付ける利用者入力部、603はインタフェース蓄
積器から無線通信の信号に変換されて送信された画面イ
ンタフェースを受信してインタフェース表示部601に
表示可能な形式にもどす画面インタフェース受信部、6
04は画面インタフェースをインタフェース表示部60
1に表示するインタフェース実行部、605は画面イン
タフェースと利用者入力部602からの入力に基づき制
御命令を生成する制御命令生成部、606は生成された
制御命令を無線通信の信号に変換して送信する制御命令
送信部である。
【0101】機種入力部2と状態入力部12の一構成例
は図16に示した第3の発明の一実施例の構成例と同じ
である。
【0102】以上のように構成された第6の発明の一実
施例の画面インタフェース蓄積器の動作を図29のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0103】[ステップi0]〜[ステップi3]このステ
ップでは、第5の発明の一実施例のステップg0〜ステッ
プg3と同じ処理を行う。
【0104】[ステップi4]このステップでは、機種入
力部2において受信後、変換された機種識別子と、状態
入力部12において受信後、変換された状態識別子に基
づいて画面インタフェースを検索する。この検索は画面
インタフェース検索部62で行われる。画面インタフェ
ースは、インタフェースを実現するためのプログラムと
してインタフェース蓄積部61に蓄積されている。たと
えば、VisualBasicなどのインタフェースを構成するた
めの言語で記述されたプログラムで蓄積されている。
【0105】[ステップi5]インタフェース送信部63
において、ステップi4で検索したインタフェースプログ
ラムをASCIIコード、機械語コードなどにコード化す
る。
【0106】[ステップi6]インタフェース送信部63
において、ステップi5でコード化されたインタフェース
をAM変調、FM変調などの方式で変調し、無線通信で
送信する。なお、変調方式は他の方式であっても構わな
い。
【0107】第6の発明の一実施例の携帯用操作器の動
作を図30のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、第6の発明の一実施例の電子機器の動作は、図2
7のフローチャートに示す第5の発明の電子機器の動作
と同じである。
【0108】[ステップj0]画面インタフェース受信部
603において、インタフェース送信部63で送信され
たインタフェースのプログラムを受信する。
【0109】[ステップj1]画面インタフェース受信部
603において、ステップj0で受信したインタフェース
のプログラムはコード化されているため、インタフェー
スプログラムとして実行可能な形式に変換する。
【0110】[ステップj2]インタフェース実行部60
4において、ステップj1で変換したインタフェースプロ
グラムを実行する。この実行により、インタフェース表
示部601に画面インタフェースを表示する。
【0111】[ステップj3]利用者入力部602におい
て、ステップj2で実行表示されたインタフェースプログ
ラムにしたがって電子機器操作のための入力を利用者に
させる。
【0112】[ステップj4]ステップj3での利用者の入
力で、電子機器制御のための十分な情報が得られている
かいなか判断する。その結果、十分であればステップj5
へ進む。十分でなければ、ステップj2へ戻る。
【0113】[ステップj5]制御命令生成部605にお
いて、ステップj3で得られた利用者の入力から電子機器
制御のための命令を生成する。
【0114】[ステップj6]制御命令部606におい
て、ステップj5で得られた制御命令をコード化する。
【0115】[ステップj7]ステップj6で変換した制御
命令のコードをAM変調などの方法で変調し、無線通信
の信号として送信する。
【0116】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0117】次に、第7の発明の一実施例を図31を参
照しながら説明する。なお、図31に示す第7の発明の
一実施例のうち電子機器の構成は、図25に示した第5
の発明の一実施例の電子機器の構成例と同じであり、詳
細な説明は省略する。また、図31に示す第7の発明の
一実施例のうち画面機器操作支援器の構成例は、図24
に示す第5の発明の一実施例の構成と同一であり、詳細
な説明は省略する。図31に示す第7の発明の一実施例
の携帯用操作器の構成において、71は受信するか送信
するかの指定を利用者からの入力として受け付ける受信
送信指定部、72は受信送信指定部71で受信が指定さ
れた場合に電子機器か画面機器操作支援器のいずれかか
ら送信される信号を受信する携帯受信部、73はこの信
号を一時的に蓄積する信号蓄積部、74は受信送信指定
部71で送信が指定された場合に信号蓄積部73に蓄積
されている信号を送信する携帯送信部74である。
【0118】機種入力部2と状態入力部12の一構成例
は図16に示した第3の発明の一実施例の構成例と同じ
である。
【0119】以上のように構成された第7の発明の一実
施例の電子機器の動作は、図27に示した第5の発明の
電子機器の動作と同じであり、詳細な説明は省略する。
【0120】以上のように構成された第7の発明の一実
施例の画面機器操作支援器の動作は、図26に示した第
5の発明の機器操作支援装置の動作と同じであり、詳細
な説明は省略する。
【0121】以上のように構成された第7の発明の一実
施例の携帯用操作器の動作を図32のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0122】[ステップk0]受信送信指定部71におい
て、利用者から受信か送信かを指定する入力を受け付け
る。
【0123】[ステップk1]携帯受信部72において、
無線通信の信号に変換された制御命令を受信する。
【0124】[ステップk2]ステップk1で受信した制御
命令を信号蓄積部73に記憶する。
【0125】[ステップk3]携帯送信部74において、
信号蓄積部73に記憶されている信号を送信する。
【0126】以上のステップk0〜ステップk3の動作のイ
メージを図33に示す。図33に示すように、利用者は
電話、FAXなど元来大画面を備えていない機器の操作
を、大画面を備えた画面機器操作支援器上で行うことが
できる。この操作の実行は制御命令として送られ、一度
携帯用操作器内に蓄えられる。この蓄えられた制御命令
を利用者が携帯用操作器から電子機器に向けて送信する
ことにより電子機器に入力される。その結果、電子機器
内で制御命令が順に実行される。
【0127】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0128】次に、第8の発明の一実施例を図34を参
照しながら説明する。なお、図34に示す第8の発明の
一実施例は、図15に示した第3の発明の一実施例と同
一構成部分があるので、その部分には同一番号を付して
詳細な説明は省略する。第3の発明の構成と異なるの
は、操作目的検索部33で検索された操作目的を操作対
象と操作内容に分割して表示する分割操作目的表示部8
6と、利用者に対して操作目的の操作対象あるいは操作
内容のいずれかに対し、1つを選択させる操作指定部8
1と、操作指定部81で操作対象から選択された場合
に、操作目的検索部33で検索された操作目的のうち操
作指定部81で選択された操作対象を含む操作目的の操
作内容を操作目的表示部34で強調する操作内容強調部
82と、操作指定部81で操作内容から選択された場合
に、操作目的検索部33で検索された操作目的のうち操
作指定部81で選択された操作内容を含む操作目的の操
作対象を操作目的表示部34で強調する操作対象強調部
83と、操作内容強調部82あるいは操作対象強調部8
3で強調されたものから少なくとも1つを選択させる目
的入力部84と、操作指定部81と目的入力部84の両
方の入力と機種入力部2で得られた機種識別子と状態入
力部12で得られた状態識別子に基づいて動作蓄積部3
2から利用者がとるべき動作を検索する目的達成動作検
索部85と、この検索された動作を表示する動作表示部
37とを備えたことである。
【0129】機種入力部2と状態入力部12の一構成例
は図16に示した第3の発明の一実施例の構成例と同じ
である。
【0130】[ステップm0]〜[ステップm4]このステ
ップでは、第5の発明の一実施例のステップg0〜ステッ
プg4と同じ処理を行う。
【0131】[ステップm5]このステップでは、ステッ
プm4で検索された操作目的を、操作内容と操作対象に分
割する。本実施例では、操作目的蓄積部の操作目的が
(表3)に示すように操作対象と操作内容に分割されや
すいように操作目的蓄積部に記憶されているものとす
る。たとえば、操作目的「ファックスを送信する」の場
合、操作対象はファックスであり、操作内容は送信であ
る。同様に「ファックスを受信する」の場合は、操作対
象はファックスで操作内容は受信である。
【0132】[ステップm6]このステップでは、分割操
作目的表示部86においてステップm5で分割した操作目
的の操作対象と操作内容をそれぞれグループ分けして表
示する。たとえば、図36のように表示される。
【0133】[ステップm7]このステップでは、操作指
定部81においてステップm6で表示した操作目的の中か
ら、利用者に操作対象のグループか操作内容のグループ
のいずれかから一つを選択させる。たとえば、図36の
表示に対し、操作対象から選択する場合、「短縮ダイヤ
ル」などを選択する。また、図36の表示に対し、操作
内容から選択することも可能であり、たとえば「送信す
る」などを選択することもできる。
【0134】[ステップm8]このステップでは、ステッ
プm7において、利用者が操作内容のグループから選択し
たのか操作対象のグループから選択したのかを判断す
る。操作内容から選択した場合にはステップm10へ進
み、そうでない場合にはステップm9へ進む。
【0135】[ステップm9]操作内容強調部82におい
て、ステップm4で検索した操作目的のうち、ステップm7
で利用者が選択した操作対象を含む操作目的を取り出
し、その操作目的に含まれる操作内容を操作目的表示部
上で強調する。強調の手法は、他の選択肢の明るさを暗
くする、強調すべき操作内容に下線を描く、強調すべき
操作内容の表示色を変えるなどの手法があり、いずれの
手法であっても構わない。たとえば、操作対象としてフ
ァックスをステップm7で選択した場合、図37のように
ファックスと組み合わせ可能な操作内容のみが明るく表
示され、他は暗くなる。
【0136】[ステップm10]操作対象強調部83にお
いて、ステップm4で検索した操作目的のうち、ステップ
m7で利用者が選択した操作内容を含む操作目的を取り出
し、その操作目的に含まれる操作対象を操作目的表示部
上で強調する。強調の手法は、他の選択肢の明るさを暗
くする、強調すべき操作対象に下線を描く、強調すべき
操作対象の表示色を変えるなどの手法があり、いずれの
手法であっても構わない。
【0137】[ステップm11]利用者に対して、ステッ
プm10、あるいはステップm9によって強調された操作対
象、あるいは操作内容から選択させる。この処理は、目
的入力部84で行われる。
【0138】[ステップm12]ステップm7とステップm11
で選択された操作内容と操作対象の組み合わせで規定さ
れる操作目的を検索キーとして、動作記憶部32から動
作を検索する。この検索は目的達成動作検索部85にお
いて行われる。
【0139】[ステップm13]このステップでは、第5
の発明の一実施例のステップg12と同じ処理を行う。
【0140】本発明の各部は、コンピュータを用いてソ
フトウェア的に実現しても、それら各部の有する各機能
を専用のハード回路を用いて実現しても構わない。
【0141】
【発明の効果】第1の発明によれば、利用者が設置しよ
うとする対象機器とヘルプを表示する支援装置が別個の
機器で実現されており、利用者が頻繁にマニュアルを参
照すると考えられる設置時点から支援することができ
る。その結果、利用者がマニュアルを参照する回数が減
少する。また、従来のマニュアルでは利用者自身が必要
な事項を検索し、図解などでの説明を参考にしていたの
に対し、画面上のビデオ動画像により、わかりやすく説
明することができる。このため、設置作業といった利用
者の心的負担が大きい作業に対して効果的な支援を行う
ことができる。
【0142】第2の発明によれば、電子機器の設置を支
援する際に、説明用ビデオの中から機器の状態に応じて
適切な部分を自動的に検索して表示する。このため、設
置途中の機器の状態や、利用者の種々の要求に合わせた
設置手順を過不足なく説明し、設置支援を行うことがで
きる。
【0143】第3の発明によれば、利用者自身が機器操
作の目的を一度機器特有の制御動作に展開するといった
心的負担の大きい作業をする必要がなく、利用者は操作
目的を入力するのみで必要な制御動作に自動的に展開さ
れる。その結果、利用者にとって、操作目的を機種に合
わせた制御命令に展開する必要が無く、初めての機種、
初めての機器であっても統一的な操作により簡単に扱え
る。
【0144】第4の発明によれば、画面上に提示された
操作目的から適切なものを選択して電子機器操作を行う
場合、操作目的が多数であっても類似した操作目的をグ
ループ化して表示するために有限の大きさの画面内に操
作目的を表示することができる。また、グループ化され
ているために利用者は容易に適切な操作目的を選択する
ことができる。
【0145】第5の発明によれば、画面上に提示された
操作目的から適切なものを選択するのみで、家庭内の電
子機器を集中制御できる。これにより、家庭内にある電
子機器ごとの制御操作方法をいちいち覚える必要が無
く、操作目的を入力するのみで自動的に制御命令が合
成、送信され、集中制御できる。
【0146】第6の発明によれば、電話、洗濯機、電子
レンジなど十分に解像度の高い画面を備えていない電子
機器に対しても、携帯用操作器上の画面インタフェース
を用いて操作支援機能を提供することができる。また、
操作支援に用いる画面インタフェースを画面インタフェ
ース蓄積器で集中的に管理するため、実現のためのコス
ト軽減、携帯用操作器の小型化といった利点が得られ
る。
【0147】第7の発明によれば、元来大画面を備えて
おり、かつ一般家庭に普及しているテレビの画面を利用
して、大画面を備えていない機器に対する操作支援を実
現できる。また、操作対象としている機器の機種、状態
を把握することにより適切な操作支援ができる。また、
赤外線通信を用いた場合、機器に設置すべき回路が安価
で実現できるといった利点がある。
【0148】第8の発明によれば、電子機器の操作目的
が膨大であり、かつ上手くグループ化できない場合にで
も、有限の画面内で利用者が操作目的を入力することが
できるようにしている。画面上では、操作内容と操作対
象に分けて表示し、まず利用者にいずれか片方から選択
させる。次に、選択された操作対象か操作内容に合わせ
て、可能な操作目的に絞り込んで表示する。これにより
利用者は、膨大な数の操作目的が合った場合にでも適切
な操作目的を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例である機器設置支援装置
の構成を示すブロック図
【図2】同実施例における機種入力部の構成例を示す図
【図3】同実施例における電子機器の構成例を示す図
【図4】第1の発明の同実施例の機器設置支援装置の動
作手順を示すフローチャート
【図5】第1の発明の同実施例の電子機器の動作手順を
示すフローチャート
【図6】第1の発明の一実施例の手順教示部での表示例
を示す図
【図7】第2の発明の一実施例である機器設置支援装置
の構成を示すブロック図
【図8】同実施例における機種入力部、状態入力部の構
成例を示す図
【図9】同実施例における電子機器の構成例を示す図
【図10】第2の発明の同実施例の機器設置支援装置の
動作手順を示すフローチャート
【図11】第2の発明の同実施例の電子機器の動作手順
を示すフローチャート
【図12】第2の発明の一実施例の手順教示部での表示
例を示す図
【図13】第2の発明の一実施例の手順教示部での表示
例を示す図
【図14】第2の発明の一実施例の手順教示部での表示
例を示す図
【図15】第3の発明の一実施例である機器操作支援装
置の構成を示すブロック図
【図16】同実施例における機種入力部、状態入力部の
構成例を示す図
【図17】同実施例の機器操作支援装置の動作手順を示
すフローチャート
【図18】第3の発明の一実施例の操作目的表示部での
表示例を示す図
【図19】第3の発明の一実施例の操作目的表示部での
表示例を示す図
【図20】第4の発明の一実施例である機器操作支援装
置の構成を示すブロック図
【図21】同実施例の機器操作支援装置の動作手順を示
すフローチャート
【図22】第4の発明の一実施例の対話部での表示例を
示す図
【図23】第4の発明の一実施例の対話部での表示例を
示す図
【図24】第5の発明の一実施例である機器操作支援装
置の構成を示すブロック図
【図25】同実施例における電子機器の構成例を示す図
【図26】同実施例の機器操作支援装置の動作手順を示
すフローチャート
【図27】同実施例の電子機器の動作手順を示すフロー
チャート
【図28】第6の発明の一実施例である機器操作支援装
置の構成を示すブロック図
【図29】同実施例の画面インタフェース蓄積器の動作
手順を示すフローチャート
【図30】同実施例の携帯用操作器の動作手順を示すフ
ローチャート
【図31】第7の発明の一実施例である機器操作支援装
置の構成を示すブロック図
【図32】同実施例の携帯用操作器の動作手順を示すフ
ローチャート
【図33】同実施例の機器操作支援装置利用のイメージ
【図34】第8の発明の一実施例である機器操作支援装
置の構成を示すブロック図
【図35】同実施例の機器操作支援装置の動作手順を示
すフローチャート
【図36】同実施例の分割操作目的表示部の表示例を示
す図
【図37】同実施例の分割操作目的表示部の表示例を示
す図
【符号の説明】
1 設置手順記憶部 2 機種入力部 3 設置手順検索部 4 手順教示部 2a 機種受信部 2b 機種変換部 11 状態付設置手順記憶部 12 状態入力部 13 状態付設置手順検索部 12a 状態受信部 12b 状態変換部 31 操作目的蓄積部 32 動作記憶部 33 操作目的検索部 34 操作目的表示部 35 選択部 36 動作検索部 37 動作表示部 41 対話部 42 動作調整部 51 動作変換部 52 動作送信部 61 インタフェース蓄積部 62 画面インタフェース検索部 63 インタフェース送信部 71 受信送信指定部 72 携帯受信部 73 信号蓄積部 74 携帯送信部 81 操作指定部 82 操作内容強調部 83 操作対象強調部 84 目的入力部 85 目的達成動作検索部 86 分割操作目的表示部 101 識別子格納部 102 送信部 201 状態識別子発生部 202 機種状態送信部 501 制御命令受信部 502 制御命令変換部 503 制御部 601 インタフェース表示部 602 利用者入力部 603 画面インタフェース受信部 604 インタフェース実行部 605 制御命令生成部 606 制御命令送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 淳志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の機種ごとの設置手順を教えるビ
    デオ動画像と、機種を識別する機種識別子とを組み合わ
    せて記憶する設置手順記憶手段と、機種を特定する入力
    を受けつけて機種識別子に変換する機種入力手段と、こ
    の機種識別子に基づいて前記設置手順記憶手段から設置
    手順のビデオ動画像を検索する設置手順検索手段と、こ
    の検索した設置手順のビデオ動画像を画面に表示する手
    順教示手段とを備えた機器設置支援装置。
  2. 【請求項2】機種入力手段は、無線通信の信号に変換し
    た機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信した
    信号の内容を機種識別子にもどし、設置手順検索手段に
    受け渡す機種変換手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の機器設置支援装置。
  3. 【請求項3】各電子機器は、機種識別子を格納する識別
    子格納手段と、前記機種識別子を無線通信の信号に変換
    して送信する送信手段とを備えたことを特徴とする請求
    項2記載の機器設置支援装置。
  4. 【請求項4】電子機器の機種を識別する機種識別子と、
    機器の状態を識別する状態識別子と、設置手順を教える
    ビデオ動画像を組み合わせて記憶する状態付設置手順記
    憶手段と、機種を特定する入力を受け付けて機種識別子
    に変換する機種入力手段と、機器の状態を特定する入力
    を受け付けて状態識別子に変換する状態入力手段と、こ
    の状態識別子と前記機種識別子に基づいて前記状態付設
    置手順記憶手段から設置手順のビデオ動画像を検索する
    状態付設置手順検索手段と、この検索した設置手順のビ
    デオ動画像を画面に表示する手順教示手段とを備えた機
    器設置支援装置。
  5. 【請求項5】機種入力手段は、無線通信の信号に変換し
    た機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信した
    信号の内容を機種識別子にもどし、状態付設置手順検索
    手段に受け渡す機種変換手段とを備え、状態入力手段
    は、無線通信の信号に変換した状態識別子を受信する状
    態受信手段と、前記受信した信号の内容を状態識別子に
    もどし、状態付設置手順検索手段に受け渡す状態変換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の機器設置
    支援装置。
  6. 【請求項6】各電子機器は、機種識別子を格納する識別
    子格納手段と、機器の状態に対応する状態識別子を発生
    する状態識別子発生手段と、前記機種識別子と前記状態
    識別子とを無線通信の信号に変換して送信する機種状態
    送信手段とを備えたことを特徴とする請求項5記載の機
    器設置支援装置。
  7. 【請求項7】電子機器の機種を特定する入力を受け付
    け、前記電子機器を識別する機種識別子に変換する機種
    入力手段と、機器の状態を特定する入力を受け付け、機
    器の状態を識別する状態識別子に変換する状態入力手段
    と、電子機器の機種と状態に対し、利用者が持つ可能性
    のある複数の操作目的を機種識別子、状態識別子と組み
    合わせて格納する操作目的蓄積手段と、前記機種識別子
    と状態識別子と操作目的の組み合わせに対し、前記操作
    目的を達成するために利用者が行わなければならない動
    作を記憶する動作記憶手段と、前記機種入力手段と前記
    状態入力手段から入力された機種識別子と状態識別子に
    基づき前記操作目的蓄積手段から操作目的を検索する操
    作目的検索手段と、この検索した操作目的を利用者に示
    す操作目的表示手段と、利用者に対して前記操作目的表
    示手段で表示した操作目的から少なくとも一つ以上を選
    ばせる選択手段と、この選択された操作目的と前記機種
    入力手段で得られた機種識別子と前記状態入力手段で得
    られた状態識別子に基づいて前記動作蓄積部から利用者
    がとるべき動作を検索する動作検索手段と、この検索さ
    れた動作を前記表示手段に表示する動作表示手段とを備
    えたことを特徴とする機器操作支援装置。
  8. 【請求項8】機種入力手段は、無線通信の信号に変換し
    た機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信した
    信号の内容を機種識別子にもどし、状態付設置手順検索
    手段に受け渡す機種変換手段とを備え、状態入力手段
    は、無線通信の信号に変換した状態識別子を受信する状
    態受信手段と、前記受信した信号の内容を状態識別子に
    もどし、状態付設置手順検索手段に受け渡す状態変換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項7記載の機器操作
    支援装置。
  9. 【請求項9】各電子機器は、機種識別子を格納する識別
    子格納手段と、機器の状態に対応する状態識別子を発生
    する状態識別子発生手段と、前記機種識別子と前記状態
    識別子とを無線通信の信号に変換して送信する機種状態
    送信手段とを備えたことを特徴とする請求項8記載の機
    器操作支援装置。
  10. 【請求項10】電子機器の機種を特定する入力を受け付
    け、前記電子機器を識別する機種識別子に変換する機種
    入力手段と、機器の状態を特定する入力を受け付け、機
    器の状態を識別する状態識別子に変換する状態入力手段
    と、電子機器の機種と状態に対し、利用者が持つ可能性
    のある複数の操作目的を前記機種を識別する機種識別
    子、前記状態を識別する状態識別子と組み合わせて格納
    する操作目的蓄積手段と、機種識別子と状態識別子と操
    作目的の組み合わせに対し、前記操作目的を達成するた
    めに利用者が行わなければならない動作を記憶する動作
    記憶手段と、前記機種入力手段と前記状態入力手段で得
    られた機種識別子と状態識別子に基づき前記操作目的蓄
    積手段から操作目的を検索する操作目的検索手段と、こ
    の検索した操作目的を利用者に示す操作目的表示手段
    と、利用者に対して前記操作目的表示手段で表示した操
    作目的から少なくとも一つ以上を選ばせる選択手段と、
    この選択された操作目的の詳細部分を画面とキー入力に
    基づく対話により利用者から獲得する対話手段と、前記
    利用者が選択した操作目的と前記機種入力手段で得られ
    た機種識別子と前記状態入力手段で得られた状態識別子
    に基づいて動作蓄積部から動作を検索する動作検索手段
    と、この検索された動作に対して前記対話手段で獲得し
    た詳細部分に基づき詳細部分の変更を行う動作調整手段
    と、この変更された動作を前記表示手段に表示する動作
    表示手段とを備えたことを特徴とする機器操作支援装
    置。
  11. 【請求項11】機種入力手段は、無線通信の信号に変換
    した機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信し
    た信号の内容を機種識別子にもどし、状態付設置手順検
    索手段に受け渡す機種変換手段とを備え、状態入力手段
    は、無線通信の信号に変換した状態識別子を受信する状
    態受信手段と、前記受信した信号の内容を状態識別子に
    もどし、状態付設置手順検索手段に受け渡す状態変換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項10記載の機器操
    作支援装置。
  12. 【請求項12】各電子機器は、機種識別子を格納する識
    別子格納手段と、機器の状態に対応する状態識別子を発
    生する状態識別子発生手段と、前記機種識別子と前記状
    態識別子とを無線通信の信号に変換して送信する機種状
    態送信手段とを備えたことを特徴とする請求項11記載
    の機器操作支援装置。
  13. 【請求項13】電子機器の機種を特定する入力を受け付
    け、前記電子機器を識別する機種識別子に変換する機種
    入力手段と、機器の状態を特定する入力を受け付け、機
    器の状態を識別する状態識別子に変換する状態入力手段
    と、電子機器の機種と状態に対し、利用者が持つ可能性
    のある複数の操作目的を前記機種を識別する機種識別
    子、前記状態を識別する状態識別子と組み合わせて格納
    する操作目的蓄積手段と、機種識別子と状態識別子と操
    作目的の組み合わせに対し、前記操作目的を達成するた
    めに利用者が行わなければならない動作を記憶する動作
    記憶手段と、前記機種入力手段と前記状態入力手段で得
    られた機種識別子と状態識別子に基づき前記操作目的蓄
    積手段から操作目的を検索する操作目的検索手段と、こ
    の検索した操作目的を利用者に示す操作目的表示手段
    と、利用者に対して前記操作目的表示手段で表示した操
    作目的から少なくとも一つ以上を選ばせる選択手段と、
    この選択された操作目的の詳細部分を画面とキー入力に
    基づく対話により利用者から獲得する対話手段と、前記
    利用者が選択した操作目的と前記機種入力手段で得られ
    た機種識別子と前記状態入力手段で得られた状態識別子
    に基づいて動作蓄積部から動作を検索する動作検索手段
    と、この検索された動作に対して前記対話手段で獲得し
    た詳細部分に基づき詳細部分の変更を行う動作調整手段
    と、この変更された動作を前記表示手段に表示する動作
    表示手段と、前記動作調整手段で変更された動作を制御
    命令に変換する動作変換手段と、この制御命令を無線通
    信の信号に変換して送信する動作送信手段とを備えたこ
    とを特徴とする機器操作支援装置。
  14. 【請求項14】機種入力手段は、無線通信の信号に変換
    した機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信し
    た信号の内容を機種識別子にもどし、状態付設置手順検
    索手段に受け渡す機種変換手段とを備え、状態入力手段
    は、無線通信の信号に変換した状態識別子を受信する状
    態受信手段と、前記受信した信号の内容を状態識別子に
    もどし、状態付設置手順検索手段に受け渡す状態変換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項13記載の機器操
    作支援装置。
  15. 【請求項15】各電子機器は、機種識別子を格納する識
    別子格納手段と、機器の状態に対応する状態識別子を発
    生する状態識別子発生手段と、前記機種識別子と前記状
    態識別子とを無線通信の信号に変換して送信する機種状
    態送信手段と、無線通信の信号に変換された制御操作命
    令を受信する制御命令受信手段と、この制御操作命令の
    信号を判別して制御命令に変換する制御命令変換手段
    と、この制御命令に従い機器制御を行う制御手段とを備
    えたことを特徴とする請求項14記載の機器操作支援装
    置。
  16. 【請求項16】電子機器は、機種識別子を格納する識別
    子格納手段と、機器の状態に対応する状態識別子を発生
    する状態識別子発生手段と、前記機種識別子と前記状態
    識別子とを無線通信の信号に変換して送信する機種状態
    送信手段と、無線通信の信号に変換された制御操作命令
    を受信する制御命令受信手段と、この制御操作命令の信
    号を判別して制御命令に変換する制御命令変換手段と、
    この制御命令に従い機器制御を行う制御手段とを備えた
    少なくとも1つ以上の電子機器と、機種識別子を入力と
    して受け付ける機種入力手段と、状態識別子を入力とし
    て受け付ける状態入力手段と、前記機種識別子と前記状
    態識別子の組み合わせに対して操作画面インタフェース
    を対応づけて格納するインタフェース蓄積手段と、前記
    機種入力手段と前記状態入力手段で入力された機種識別
    子と状態識別子に基づき前記インタフェース蓄積手段か
    ら操作画面インタフェースを検索する画面インタフェー
    ス検索手段と、この検索された画面インタフェースを無
    線通信の信号に変換して送信するインタフェース送信手
    段を備えたことを特徴とする画面インタフェース蓄積器
    と、画面インタフェースを表示するインタフェース表示
    手段と、利用者からのキー操作による入力を受け付ける
    利用者入力手段と、前記インタフェース蓄積器から無線
    通信の信号に変換されて送信された画面インタフェース
    を受信して前記インタフェース表示手段に表示可能な形
    式にもどす画面インタフェース受信手段と、この画面イ
    ンタフェースを前記インタフェース表示手段に表示する
    インタフェース実行手段と、前記画面インタフェースと
    前記利用者入力手段からの入力に基づき制御命令を生成
    する制御命令生成手段と、この生成された制御命令を無
    線通信の信号に変換して送信する制御命令送信手段とを
    備えた携帯用操作器からなる機器操作支援装置。
  17. 【請求項17】機種入力手段は、無線通信の信号に変換
    した機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信し
    た信号の内容を機種識別子にもどし、状態付設置手順検
    索手段に受け渡す機種変換手段とを備え、状態入力手段
    は、無線通信の信号に変換した状態識別子を受信する状
    態受信手段と、前記受信した信号の内容を状態識別子に
    もどし、状態付設置手順検索手段に受け渡す状態変換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項16記載の機器操
    作支援装置。
  18. 【請求項18】電子機器は、機種識別子を格納する識別
    子格納手段と、機器の状態に対応する状態識別子を発生
    する状態識別子発生手段と、前記機種識別子と前記状態
    識別子とを無線通信の信号に変換して送信する機種状態
    送信手段と、無線通信の信号に変換された制御操作命令
    を受信する制御命令受信手段と、この制御操作命令の信
    号を判別して制御命令に変換する制御命令変換手段と、
    この制御命令に従い機器制御を行う制御手段とを備えた
    少なくとも1つ以上の電子機器と、無線通信の信号に変
    換された機種識別子を受け付ける機種入力手段と、無線
    通信の信号に変換された状態識別子を受け付ける状態入
    力手段と、電子機器の機種と状態に対し、利用者が持つ
    可能性のある複数の操作目的を機種識別子、状態識別子
    と組み合わせて格納する操作目的蓄積手段と、機種識別
    子と状態識別子と操作目的の組み合わせに対し、前記操
    作目的を達成するために利用者が行うべき動作を蓄積す
    る動作蓄積部と、前記機種入力手段と前記状態入力手段
    から入力された機種識別子と状態識別子に基づき前記操
    作目的蓄積手段から操作目的を検索する操作目的検索手
    段と、この操作目的を利用者に示す操作目的表示手段
    と、利用者に対して前記操作目的表示手段で表示した操
    作目的から少なくとも一つを選ばせる選択手段と、この
    選択された操作目的の詳細部分を表示画面とキー入力に
    よる対話に基づき利用者から獲得する対話手段と、前記
    利用者が選択した操作目的と前記機種入力手段で得られ
    た機種識別子と前記状態入力手段で得られた状態識別子
    に基づいて動作蓄積部から動作を検索する動作検索手段
    と、この検索された動作に対して前記対話手段で獲得し
    た詳細部分に基づき詳細部分の変更を行う動作調整手段
    と、この変更された動作を前記表示手段に表示する動作
    表示手段と、前記動作調整手段で変更された動作を制御
    命令に変換する動作変換手段と、この制御命令を無線通
    信の信号に変換して送信する動作送信手段とを備えたこ
    とを特徴とする画面機器操作支援器と、受信するか送信
    するかの指定を利用者からの入力として受け付ける受信
    送信指定手段と、この受信送信指定手段で受信が指定さ
    れた場合に前記電子機器か前記画面機器操作支援器のい
    ずれかから送信される信号を受信する携帯受信手段と、
    この信号を一時的に蓄積する信号蓄積手段と、前記受信
    送信指定手段で送信が指定された場合に前記信号蓄積手
    段に蓄積されている信号を送信する携帯送信手段とを備
    えた携帯用操作器からなる機器操作支援装置。
  19. 【請求項19】機種入力手段は、無線通信の信号に変換
    した機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信し
    た信号の内容を機種識別子にもどし、状態付設置手順検
    索手段に受け渡す機種変換手段とを備え、状態入力手段
    は、無線通信の信号に変換した状態識別子を受信する状
    態受信手段と、前記受信した信号の内容を状態識別子に
    もどし、状態付設置手順検索手段に受け渡す状態変換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項18記載の機器操
    作支援装置。
  20. 【請求項20】電子機器の機種を特定する入力を受け付
    け、前記電子機器を識別する機種識別子に変換する機種
    入力手段と、機器の状態を特定する入力を受け付け、機
    器の状態を識別する状態識別子に変換する状態入力手段
    と、電子機器の機種と状態に対し、利用者が持つ可能性
    のある複数の操作目的を機種識別子、状態識別子と組み
    合わせて格納する操作目的蓄積手段と、前記機種識別子
    と状態識別子と操作目的の組み合わせに対し、前記操作
    目的を達成するために利用者が行わなければならない動
    作を記憶する動作記憶手段と、前記機種入力手段と前記
    状態入力手段から入力された機種識別子と状態識別子に
    基づき前記操作目的蓄積手段から操作目的を検索する操
    作目的検索手段と、この検索した操作目的を操作対象と
    操作内容に分けて利用者に示す分割操作目的表示手段
    と、利用者に対して前記操作目的の操作対象あるいは操
    作内容のいずれかに対し、1つを選択させる操作指定手
    段と、前記操作指定手段で操作対象から選択された場合
    に、前記操作目的検索手段で検索された操作目的のうち
    前記操作指定手段で選択された操作対象を含む操作目的
    の操作内容を前記分割操作目的表示手段上で強調する操
    作内容強調手段と、前記操作指定手段で操作内容から選
    択された場合に、前記操作目的検索手段で検索された操
    作目的のうち前記操作指定手段で選択された操作内容を
    含む操作目的の操作対象を前記分割操作目的表示手段上
    で強調する操作対象強調手段と、前記操作内容強調手段
    あるいは操作対象強調手段で強調されたものから少なく
    とも1つを選択させる目的入力手段と、前記操作指定手
    段と前記目的入力手段の両方の入力と前記機種入力手段
    で得られた機種識別子と前記状態入力手段で得られた状
    態識別子に基づいて前記動作蓄積部から利用者がとるべ
    き動作を検索する目的達成動作検索手段と、この検索さ
    れた動作を表示する動作表示手段とを備えたことを特徴
    とする機器操作支援装置。
  21. 【請求項21】機種入力手段は、無線通信の信号に変換
    した機種識別子を受信する機種受信手段と、前記受信し
    た信号の内容を機種識別子にもどし、状態付設置手順検
    索手段に受け渡す機種変換手段とを備え、状態入力手段
    は、無線通信の信号に変換した状態識別子を受信する状
    態受信手段と、前記受信した信号の内容を状態識別子に
    もどし、状態付設置手順検索手段に受け渡す状態変換手
    段とを備えたことを特徴とする請求項20記載の機器操
    作支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001521235A (ja) * 1997-10-17 2001-11-06 トムソン マルチメディア 家庭用電化製品システムにおける制御装置及び方法
US7693746B2 (en) 2001-09-21 2010-04-06 Yamaha Corporation Musical contents storage system having server computer and electronic musical devices

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