JPH07224970A - 管の挿着装置及び方法 - Google Patents

管の挿着装置及び方法

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JPH07224970A
JPH07224970A JP3655794A JP3655794A JPH07224970A JP H07224970 A JPH07224970 A JP H07224970A JP 3655794 A JP3655794 A JP 3655794A JP 3655794 A JP3655794 A JP 3655794A JP H07224970 A JPH07224970 A JP H07224970A
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pipe
diameter pipe
small
expanding
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JP3655794A
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Takaaki Saguchi
隆昭 佐口
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Yokohama Hydex Co
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Yokohama Aeroquip Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挿着すべき1対の管の端部を整合させなけれ
ばならない従来の挿着技術では完全な自動化を達成でき
ず、作業効率の大幅な向上は達し得なかった。本発明は
1対の管の端部を整合させることなく挿着作業を行い得
る挿着装置を提供することを目的とする。 【構成】 大径管7の端部を拡径する3個以上の拡径爪
5、該拡径爪5から圧縮空気を前記端部より内方に吹付
けるための空気供給口6、拡径された大径管内に小径管
9を挿入する手段、及び前記拡径爪を大径管及び小径管
から引抜く手段を有する装置。小径管9の端部が大径管
の端部と整合しなくても挿着を行えるため、手作業の必
要がなく全自動化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、径の異なる2本の管の
一方に他方を挿入して両管を一体化するために使用する
管の挿着装置及び方法に関し、より詳細にはゴム管に保
護用インシュレーターを挿着する場合等に使用する管の
挿着装置及び方法に関する。
【0002】
【従来技術】各種管には外圧からの保護のためにインシ
ュレーター等の保護管が挿着されることが多い。該保護
管の挿着のために従来はインシュレーターをマンドレル
及び外筒で構成された治具内にセットし、下部より圧縮
空気を吹き出しかつ上部より保護されるべき管を挿入し
ていたが、この方法ではインシュレーターの先端及び管
先端を一致させる必要があった。又この挿着は手作業で
行う必要があり自動化を達成することが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の管挿
着装置では例えばゴム管の周囲に保護インシュレーター
を密着状態で挿着する場合には大径管と小径管とを端部
同士を整合させる必要があり、これを手作業で行わなけ
ればならないため人件費が掛かりかつ自動化の妨げとな
っていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、大径管と小径管の挿着の際に
両管の端部同士を整合させる必要がなく、従って挿着操
作を容易に行えかつ自動化をも可能にする管の挿着装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、挿着すべき
大径管の一端内に係合して該端部を拡径するための3個
以上の複数の拡径爪、該拡径爪内部に形成され空気を前
記拡径端内部に吹付けるための空気供給口、前記拡径端
側から前記大径管内に小径管を挿入し前記拡径爪内面及
び前記大径管内面に前記小径管を接触させるための挿入
手段、及び前記拡径爪を大径管及び小径管の接触部から
抜き出し前記大径管を前記小径管の周囲に密着状態で挿
着する引抜き手段を含んで成ることを特徴とする管の挿
着装置及び方法である。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。前記目的
を達成するために本発明に係わる管挿着装置は、挿着す
べき大径管と小径管のうちの大径管の端部を拡径しかつ
該拡径部への小径管を円滑に行うために圧縮空気を供給
する空気供給口を具有する拡径及び空気吹付器を具備し
ている。該拡径及び空気吹付器は大径管及び小径管の長
さ方向及び直径方向へ移動する必要があり、この拡径及
び空気吹付器が接続される基体に固定する場合にも基体
を所定方向に移動することにより前記拡径及び空気吹付
器が同様に移動できるようにする。
【0007】使用する拡径及び空気吹付器の数を2個と
すると大径管に該拡径及び空気吹付器の拡径爪を係合し
て拡径する際に拡径方向と直角方向に前記大径管が縮小
するため、前記拡径及び空気吹付器の設置数は少なくと
も3個、望ましくは4個とする。前記拡径及び空気吹付
器の空気供給口は拡径した大径管端部の更に内側の部分
を拡径するように圧縮空気が大径管内面に吹付けられる
構造となるように前記拡径及び空気吹付器の拡径爪内を
貫通するよう形成する。
【0008】この拡径爪を大径管の内端に係合しかつ外
向きの力を加えるとこの部分が拡径する。その後この箇
所に小径管を挿入すると拡径爪により拡径されている部
分だけでなく圧縮空気が吹付られ外向きの力が加わって
いる箇所も拡径しあるいは僅かな力のみで拡径するた
め、僅かな挿入力のみで挿着すべき小径管を円滑に所定
箇所まで移動させ、かつ拡径爪を引抜くことにより小径
管の周囲に密着状態で大径管を挿着できる。この拡径及
び空気吹付器及び拡径爪の形状は前述の通り大径管を拡
径しかつ圧縮空気をその内面に吹付けることができれば
特に限定されない。
【0009】大径管は中空状であることは当然であるが
小径管は中空状だけでなく中実状つまり棒状であっても
良い。本発明装置はゴム管表面にインシュレーター等の
保護部材を被覆する際に最も好適に適用できるが、その
他の用途に使用することも可能である。本発明に係わる
管挿着装置を使用して大径管及び小径管の挿着を行う
と、従来のように両管を端部が整合していなくても挿着
が実施できるため従来のように手作業によらずに簡便か
つ確実に良好な密着状態の挿着管を得ることができ、そ
の結果挿着の自動化が可能になり作業の飛躍的な効率化
を達成できる。
【0010】
【実施例】次に本発明に係わる管の挿着装置を添付図面
に示す一実施例に基づいて説明するが、本発明は該実施
例に限定されるものではない。図1は、本発明に係わる
管の挿着装置の一実施例を示す概略縦断面図である。
【0011】管挿着装置1は、縦方向を向くドーナツ状
の基体2と該基体2の側面に固定された好ましくは計4
個(図中には3個のみを示している)の拡径及び空気吹
付器3から成っている。各拡径及び空気吹付器3は、直
角二等辺三角形状に切り欠かれた壁面と前記基体2の側
面間に形成された圧縮空気室4及びその内端部に基体2
とは逆方向に突出するよう連設された拡径爪5を有し、
該拡径爪5の内部には前記圧縮空気室4内の空気を前記
基体2とは反対方向に吹付けるための空気供給口6が形
成されている。前記拡径爪5は前記基体2に対する相対
位置が変わらないよう構成しても良いが、基体2の直径
方向に移動可能にしたりあるいは自由度を持って前記基
体2に接続することが望ましい。
【0012】図2〜図5は図1の装置を使用して大径管
と小径管との挿着を行う要領を示す概略縦断面図であ
る。まず図2に示すように、前記管挿着装置1の拡径爪
5を大径管7の一端に係合しかつ拡径爪5を拡径及び空
気吹付器3と共に基体2の直径方向(外側)に向かって
移動させて前記端部を拡径し更に該大径管7の拡径端部
の周囲に締着用リング8を設置して大径管7を前記拡径
爪5に固定する。
【0013】次いで図3に示すように拡径爪5の空気供
給口6を通して圧縮空気室4内の空気を矢印で示すよう
に前記大径管7の拡径部より内方に吹付ける。それと同
時に前記大径管7の内径よりやや大きい外径を有する小
径管9を前記大径管7の拡径部方向から前記拡径爪5に
接触させることなく挿入する。この場合空気供給口6か
らの圧縮空気により大径管7内面の拡径爪5より他端側
で該拡径爪5に接触していない部分に圧縮空気が吹付け
られて外向きの力が加わるため、大径管7の前記拡径爪
5に接触していない部分も拡径しあるいは拡径しない場
合でも僅かな過剰な力により容易に拡径する状態となっ
ている。
【0014】従って前記大径管7に挿入される小径管9
は拡径爪5により拡径されている端部は勿論該端部より
内方でも挿入に対する抵抗力が小さく前記小径管9を容
易に所定位置まで挿入することができる。この状態では
小径管7の外面は拡径爪6の部分を除き前記大径管7の
内面に密着している。続いて前記拡径爪5に加わってい
た外向きの力を解除すると大径管7の弾力により前記拡
径爪5は内向きに移動して図4に示すように小径管9の
端部外面に密着する。
【0015】図4の状態から前記リング8を取外しかつ
拡径爪5を基体2とともに図の左側に移動させると前記
拡径爪5が大径管7と小径管9の間から引き抜かれ、従
って図5に示す通り大径管7の拡径していた端部が小径
管9の端部外面に密着して両管の挿着が完了する。図4
及び図5では小径管9の左端が大径管7の左端と一致す
るように両管の位置関係を示したが、該小径管9の左端
は大径管7の内部に進入していてもあるいは大径管7の
外部に位置し両端部が一致していなくても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は、挿着すべき大径管の一端内に
係合して該端部を拡径するための3個以上の拡径爪、該
拡径爪内部に形成され空気を前記拡径端内部に吹付けて
拡径長さを増加させるための空気供給口、前記拡径端側
から前記大径管内に小径管を挿入し前記拡径爪内面及び
前記大径管内面に前記小径管を接触させるための挿入手
段、及び前記拡径爪を大径管及び小径管の接触部から抜
き出し前記大径管を前記小径管の周囲に密着状態で挿着
する引抜き手段を含んで成ることを特徴とする管の挿着
装置(請求項1)である。
【0017】本発明装置では、拡径爪による大径管端部
の拡径に加えて圧縮空気の吹付けにより前記端部より内
側の部分の拡径も可能にしているため、小径管の大径管
内への挿入をより円滑に行うことができる。しかも挿着
される大径管と小径管との端部を整合させる必要がない
ため、挿着作業が大幅に簡略化され従って全工程を自動
化することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる管の挿着装置の一実施例を示す
概略縦断面図。
【図2】図1の装置を使用して大径管と小径管の挿着を
行う一連の工程の第1工程を示す概略縦断面図。
【図3】同じく第2工程を示す概略縦断面図。
【図4】同じく第3工程を示す概略縦断面図。
【図5】同じく第4工程を示す概略縦断面図。
【符号の説明】
1・・・管挿着装置 2・・・基体 3・・・拡径及び
空気吹付器 4・・・圧縮空気室 5・・・拡径爪 6
・・・空気供給口 7・・・大径管 8・・・リング
9・・・小径管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿着すべき大径管の一端内に係合して該
    端部を拡径するための3個以上の拡径爪、該拡径爪内部
    に形成され空気を前記拡径端内部に吹付けるための空気
    供給口、前記拡径端側から前記大径管内に小径管を挿入
    し前記拡径爪内面及び前記大径管内面に前記小径管を接
    触させるための挿入手段、及び前記拡径爪を大径管及び
    小径管の接触部から抜き出し前記大径管を前記小径管の
    周囲に密着状態で挿着する引抜き手段を含んで成ること
    を特徴とする管の挿着装置。
  2. 【請求項2】 挿着すべき大径管の一端内に内部に空気
    供給口が形成された3個以上の拡径爪を係合して該一端
    部を拡径し、前記空気供給口から空気を前記拡径部に吹
    付けながら前記大径管内に前記拡径部方向から小径管を
    挿入して該小径管の外表面を前記拡径爪内面及び前記大
    径管の内表面に接触させ、更に前記拡径爪を大径管及び
    小径管の接触部から抜き出し前記大径管を前記小径管の
    周囲に密着状態で挿着することを含んで成る管の挿着方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522494A (ja) * 2005-12-28 2009-06-11 テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッド 排気処理装置の流体軸受補助組立体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009522494A (ja) * 2005-12-28 2009-06-11 テネコ オートモティブ オペレーティング カンパニー インコーポレイテッド 排気処理装置の流体軸受補助組立体

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