JPH07224589A - 泥水式シールド工法における泥水性状の自動管理方法 - Google Patents

泥水式シールド工法における泥水性状の自動管理方法

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JPH07224589A
JPH07224589A JP1738394A JP1738394A JPH07224589A JP H07224589 A JPH07224589 A JP H07224589A JP 1738394 A JP1738394 A JP 1738394A JP 1738394 A JP1738394 A JP 1738394A JP H07224589 A JPH07224589 A JP H07224589A
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JP
Japan
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sludge
muddy water
slurry
mud
particle size
Prior art date
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Pending
Application number
JP1738394A
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English (en)
Inventor
Koji Yoshino
広司 吉野
Hideji Miyazawa
秀治 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド機に送られる泥水中の土粒子を迅速
且つ連続的に計測し、泥水の性状を地山の安定に最適な
状態となるように作泥材を配合調整し、地山の切羽面の
安定を図る、泥水式シールド工法における泥水性状の自
動管理方法を提供する。 【構成】 調整槽1から送泥水管3を介してシールド機
2に送られる泥水を試料として採取し、同泥水中の粒子
をレーザー回折式粒度試験機4によって連続して計測
し、かくして計測された泥水の粒度分布からコンピュー
タ7により泥水の性状を分析して、切羽面の安定のため
に最適な泥水性状となるように、前記調整槽に作泥材を
添加して泥水性状を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泥水式シールド工法にお
ける泥水性状の自動管理方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】泥水式シールド工法の泥水性状管理に当
っては、施工前、または施工中に泥水を採取し、泥水の
比重試験、粘性試験、砂分含有試験、濾過試験等の物理
試験を行っていて、この試験結果から掘削地盤に対応し
て泥水性状を管理する方法が行なわれている。またこれ
らの試験方法は、一部を除き手動によって計測し、管理
されているのが一般である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】泥水式シールド工法に
おいて、特に崩壊性の地盤における切羽面の安定を図る
には、泥水性状をリアルタイムに管理することが必要で
ある。しかし従来の物理試験による管理方法では、泥水
性状分析のための各試験方法を自動化することは困難で
あり、また同各試験方法を頻繁に行うことは多くの労力
と時間とを必要とするという問題点がある。
【0004】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、泥水性状
の基本となる泥水中の土粒子を迅速且つ連続的に計測
し、泥水性状の状態を自動管理する泥水式シールド工法
における泥水性状の自動管理方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る泥水式シールド工法における泥水性状
の自動管理方法によれば、調整槽からシールド機に供給
される泥水を採取し、同泥水中の土粒子を、レーザー回
折式粒度試験機において連続的に計測し、かくして計測
された泥水の粒度分布から同泥水の性状を分析し、この
分析結果をデーター処理して、予め求められている地山
の土質性状に対して最適な泥水性状を演算して決定し、
同最適の泥水状態となるように前記調整槽に作泥材を配
合調整するように構成されている。
【0006】
【作用】本発明によれば前記したように、泥水式シール
ド工法において、調整槽からシールド機への送泥水を試
料として採取し、かくして得られた試料をレーザー回折
式粒度試験機に送り、同試験機によって泥水中の粒度分
布を迅速に計測し、この結果をデータ処理して、土質調
査試験により予め地質試験によって求められている地山
の土質性状に対して泥水が最も有効に作用するような泥
水の性状を決定し、このような泥水性状に適合するよう
に前記調整槽の泥水に作泥材を配合、調整して循環さ
せ、これら一連の働きを連続的に行うことによって掘削
地盤の切羽面の安定を図る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。泥水式シールド工法における泥水性状の計測に際し
て、試料となる泥水は調整槽1からシールド機2に送泥
水管3を介して供給される送泥水を採取する。この泥水
は送泥水管3とレーザー回折式粒度試験機4とを連結す
る管路5に介装され、調整槽からシールド機に供給する
泥水材を前記試験機に一定時間毎に採取するようにマイ
コン制御装置によって自動開閉操作される自動バルブ6
で調節して、前記レーザー回折式粒度試験機4に送ら
れ、同試験機4において泥水中の粒度分布を計測する。
【0008】この計測データをコンピュータ7によって
データ処理し、予め土質調査試験によって求められてい
る地山の土質性状に対して泥水が有効に働くような性状
を決定する。このデータを泥水制御盤8に送り、同制御
盤8からの制御信号によって前記調整槽1にベントナイ
ト、粘土の如き作泥材を配合調整して泥水性状を管理
し、これらの一連の工程を連続的に行うことによって掘
削地盤の切羽面の安定を図る。
【0009】図中9は一次処理機、10はプリンター、
11は排泥水管である。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、調整槽
からシールド機に供給される泥水を試料として採取し、
同泥水中の土粒子をレーザー回折式粒度試験機によって
連続的に計測し、かくして計測された泥水の粒度分布か
ら泥水の性状を迅速に計測し、この計測結果をデータ処
理して予め土質試験によって求められている地山の土質
性状に対して最も有効に作用するような泥水性状を決定
して、この最適の泥水状態となるように前記調整槽に作
泥材を配合調整することによって、泥水性状を連続的に
自動管理し、かくしてシールド掘進中の切羽の安定管理
を可能ならしめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る泥水式シールド工法における泥水
性状の自動管理方法を実施するため管理装置の概略を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 調整槽 2 シールド機 3 送泥水管 4 レーザー回折式粒度試験機 5 管路 6 自動バルブ 7 コンピュータ 8 泥水制御盤 9 一次処理機 10 プリンター 11 排泥水管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調整槽からシールド機に供給される泥水
    を採取し、同泥水中の土粒子を、レーザー回折式粒度試
    験機において連続的に計測し、かくして計測された泥水
    の粒度分布から同泥水の性状を分析し、この分析結果を
    データー処理して、予め求められている地山の土質性状
    に対して最適な泥水性状を演算して決定し、同最適の泥
    水状態となるように前記調整槽に作泥材を配合調整する
    ことを特徴とする泥水式シールド工法における泥水性状
    の自動管理方法。
JP1738394A 1994-02-14 1994-02-14 泥水式シールド工法における泥水性状の自動管理方法 Pending JPH07224589A (ja)

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JP1738394A JPH07224589A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 泥水式シールド工法における泥水性状の自動管理方法

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JPH07224589A true JPH07224589A (ja) 1995-08-22

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ID=11942490

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256842A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Kajima Corp シールド掘進機の掘進条件設定方法及び制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256842A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Kajima Corp シールド掘進機の掘進条件設定方法及び制御方法

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