JPH07224412A - 粗面形成装置 - Google Patents

粗面形成装置

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Publication number
JPH07224412A
JPH07224412A JP18809494A JP18809494A JPH07224412A JP H07224412 A JPH07224412 A JP H07224412A JP 18809494 A JP18809494 A JP 18809494A JP 18809494 A JP18809494 A JP 18809494A JP H07224412 A JPH07224412 A JP H07224412A
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JP
Japan
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rough surface
forming device
surface forming
longitudinal direction
road surface
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Pending
Application number
JP18809494A
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English (en)
Inventor
Tomohiko Tanaka
智彦 田中
Masayoshi Fujitani
雅嘉 藤谷
Tsuneyoshi Kudo
恒義 工藤
Toshio Kojima
敏男 小島
Kazuki Tokunaga
和基 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Nikko Corp Ltd
Original Assignee
Nippon Hodo Co Ltd
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行方向の滑り止め効果を大にできるし、障
害物と干渉して破損しないようにする。 【構成】 車体に本体13を取付け、この本体13に回
転横軸15を取付け、この回転横軸15における長手方
向に間隔を置いた複数位置にチェーンを放射状に取付
け、回転横軸15を回転することでチェーンが路面を打
撃することで凹溝状の傷をつけて粗面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凍結して鏡面状態とな
った路面等を粗面とする粗面形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冬季に路面表面が凍結して鏡面状態とな
ると滑り易く、車両が横滑りしたり、制動停止できない
し、歩行者が滑ってころぶことがあって大変危険であ
る。
【0003】このため従来はモータグレーダに爪状の掘
削刃を取付け、その掘削刃によって凍結路面に複数の溝
を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のものであると掘
削刃を凍結路面に押しつけて走行することで溝を形成す
るから、その溝は走行方向に連続したものとなって左右
方向の滑り止めには十分効果があるが走行方向の滑り止
めにはあまり効果がない。
【0005】また、路面にはマンホール等の障害物があ
り、走行して溝を形成する際に掘削刃が障害物に干渉し
て破損することがある。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした粗面形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)本体13に回転自在に支承した回転横軸15にお
ける長手方向に間隔を置いた複数位置に、剛性を有しか
つ任意方向に変位可能なる多関節部材より成る打撃部材
17を放射状に複数取付けた粗面形成装置。 (2)本体13に回転自在に支承した回転横軸15にお
ける長手方向に間隔を置いた複数位置に、剛性大で長手
方向に伸縮自在及び長手方向中間で折れ曲り可能なる打
撃部材17の長手方向基端部を放射状に取付けた粗面形
成装置。 (3)本体3に回転自在に支承した回転横軸における長
手方向に間隔を置いた複数位置に、先端部に打撃子34
を備えた可撓性長尺材36の基端部を放射状に取付けて
打撃部材17とした粗面形成装置。
【0008】
【作 用】
(1)回転横軸15の回転によって打撃部材17が直線
状となって回転し、その先端部が路面に衝突して変位す
る。これにより、回転横軸15の長手方向に間隔を置い
て複数配置された打撃部材17に対応した複数の傷がつ
けられ、凍結した路面が粗面にされる。この際その傷
は、打撃部材17の回転及び衝突の変位に対応して車両
の走行方向及び走行方向と交差する方向に多数形成さ
れ、車両の走行方向の滑り止めの作用を十分に果たす。
しかも、撃部材17は障害物に追従して変位し、打撃部
材17自身は破損することもなく、さらには路面の幅方
向のどのように凹状、凸状の形状の路面でも、これ応じ
て打撃部材17が変位しながら粗面とする。 (2)回転横軸15の回転によって打撃部材17が最も
長い状態となって回転し、その先端部が路面に衝突して
短くなりながら折れ曲る。これにより、回転横軸15の
長手方向に間隔を置いて複数配置された打撃部材17に
対応した複数の傷がつけられ、凍結した路面が粗面にさ
れる。この際その傷は、打撃部材17の回転及び衝突に
対応して車両の走行方向及び走行方向と交差する方向に
多数形成され、車両の走行方向の滑り止めの作用を十分
に果たす。しかも、撃部材17は障害物に追従して短く
なりながら折れ曲り、打撃部材17自身は破損すること
もなく、さらには路面の幅方向のどのように凹状、凸状
の形状の路面でも、これ応じて打撃部材17が短くなり
ながら折れ曲りながら粗面とする。 (3)回転横軸15の回転によって打撃部材17が直線
状となって回転し、その先端部が路面に衝突して弯曲変
形する。これにより、回転横軸15の長手方向に間隔を
置いて複数配置された打撃部材17に対応した複数の傷
がつけられ、凍結した路面が粗面にされる。この際その
傷は、打撃部材17の回転及び衝突の弯曲変形に対応し
て車両の走行方向及び走行方向と交差する方向に多数形
成され、車両の走行方向の滑り止めの作用を十分に果た
す。しかも、撃部材17は障害物に追従して弯曲変形
し、打撃部材17自身は破損することもなく、さらには
路面の幅方向のどのように凹状、凸状の形状の路面で
も、これ応じて打撃部材17が弯曲変形しながら粗面と
する。
【0009】
【実 施 例】図1と図2に示すように、車体1は前輪
2と後輪3を備え、その車体1の前端部にはドローバ4
の一端部が上下揺動自在に支承され、車体1の前後中間
の突出部1aに揺動自在に取付けた一対のリフトシリン
ダ5がドローバ4の他端部に連結され、そのドローバ4
には旋回サークル6が水平面内で旋回可能に設けてあ
り、その旋回サークル6は図示しない旋回モータ、ピニ
オン、リングギヤ等によって旋回されると共に、その旋
回サークル6には一対の取付用ブラケット7が取付けら
れ、その一対の取付用ブラケット7間に亘って粗面形成
装置8が取付けてあり、それにより路面破砕車両を構成
している。
【0010】このようであるから、リフトシリンダ5で
ドローバ4を上下揺動することで粗面形成装置8を上下
動できるし、旋回サークル6を旋回することで粗面形成
装置8を水平面内で旋回して車体1の前後方向中心1b
と粗面形成装置8の成す角度θを変更できる。
【0011】次に粗面形成装置8の詳細を説明する。図
3と図4に示すように、相対向した第1縦板10と第2
縦板11を長尺なる上部横材12で連結した本体13を
備え、この本体13の第1縦板10と第2縦板11に亘
って長尺なる上横板19と長尺なる後縦板20と長尺な
る前縦板21が取付けられて幅狭で長尺なる下方が開口
したカバー体22を構成し、その第1縦板10、第2縦
板11と前縦板21の下端部に亘って補強材23で連結
してある。前記本体13に取付けた取付縦板14が前記
取付用ブラケット7の上部凹溝7aと下部凹溝7bに取
付けられ、前記第1縦板10と第2縦板11に亘って回
転横軸15が回転自在に横架してあり、この回転横軸1
5の長手方向に間隔を置いた複数位置には打撃部材取付
部16が放射状に複数設けられ、この各打撃部材取付部
16に打撃部材17がそれぞれ取付けてあり、この打撃
部材17は鋼性リンク18を複数連結したチェーンから
構成され、これにより打撃部材17は剛性を有し、かつ
任意方向に変位可能な多関節部材となっている。
【0012】前記打撃部材取付部16は図5に示すよう
に、回転横軸15に取付けた円板状の第1板40とほぼ
星型の第2板41と、第2板41の突片41aと第1板
40と回転横軸15に亘って固着した一対の縦片42,
42により凹陥部43を有する形状となり、その凹陥部
43に鋼性リンク18を挿入してボルト44で抜け止め
してある。
【0013】前記本体13の第1縦板10には図4に示
すように動力伝達用ケース24が取付けられ、この動力
伝達用ケース24の上部には駆動用モータ25が取付け
られ、その駆動用モータ25の出力軸26にはスプロケ
ット27が固着してあり、前記回転横軸15は動力伝達
用ケース24内に突出してスプロケット28が取付けら
れ、このスプロケット28と前記スプロケット27に亘
ってチェーン29が巻掛けられて駆動用モータ25を駆
動することで回転横軸15が回転するようにしてある。
【0014】次に作動を説明する。リフトシリンダ5を
伸ばしてドローバ4と共に粗面形成装置8を下降して打
撃部材17が路面Aに接するようにし、この状態で駆動
用モータ25を駆動して回転横軸15を回転すると共
に、走行する。
【0015】これにより、打撃部材17を構成する複数
の鋼性リンク18が遠心力により直線状となってその先
端部のいくつかの鋼性リンク18が路面Aに衝突しかつ
変位して凍結した路面Aに局部分に大きな打撃力を与え
て凹溝状の傷を回転横軸15の長手方向に間隔を置いて
複数つけて粗面とする。この凹溝状の傷は複数の鋼性リ
ンク18により形成されるから鋼性リンク18の大きさ
よりも大きくなる。またマンホール等の障害物がある場
合にはその障害物にならって打撃部材17を構成する複
数の鋼性リンク18における先端部のいくつかの鋼性リ
ンク18が変位するから破損することがない。
【0016】しかも、打撃部材17は長手方向任意の部
分より変位できるから、路面Aの幅方向の形状が水平な
る直線でなく、車両の車輪のあと等によって凹状、凸状
となって回転横軸15の中心から路面Aまでの距離が異
なってもその路面Aの形状に応じて打撃部材17の先端
部が変位するから、路面Aの幅方向の形状が凹状、凸状
の形状の路面であっても粗面とすることができる。
【0017】前記打撃部材17は図6と図7に示すよう
に構成しても良い。つまり打撃部材取付部16の凹陥部
43内にボルト30で取付けた取付部材31と、この取
付部材31に長手方向に所定ストローク移動可能に連結
したハンマー部材32より成り、このハンマー部材32
は幅狭で長尺な板材の基端寄りに長孔33を形成し、か
つ先端部をL字状に折曲して打撃子34としたものであ
り、そのハンマー部材32の長孔33が取付部材31の
軸部31aに長手方向に摺動自在に嵌め込まれてナット
35を螺合して抜け止めしてある。
【0018】このようにすれば、回転横軸15の回転に
よって打撃部材17は遠心力で最も長い状態となり、垂
直に対してある角度の姿勢で路面Aに衝突し、さらに回
転横軸15が回転すると打撃部材17は折れ曲りながら
回転横軸15の中心に向けて順次移動して短くなり垂直
姿勢の時に最も短い状態となる。
【0019】前記ハンマー部材32は図8に示すよう
に、板状で先端部に打撃子34を取付けたものとしても
良い。図8において打撃部材取付部16は円板状の第1
板40の両側にほぼ星形状の第2板41を設け、その第
1板40と各第2板41の突片41aに亘って一対の縦
片42をそれぞれ固着して2つの凹陥部43を有する形
状となり、その各凹陥部43に取付部材31の一対の取
付片31bがそれぞれ嵌合してボルト30で連結してあ
る。
【0020】前記打撃部材17は図9に示すように、バ
ネ鋼より成る材料や柔軟なロープなどにより成る可撓性
長尺材36の先端部に打撃子34を固着すると共に、そ
の可撓性長尺材36の基端部に取付材37を固着したも
のとし、その取付材37を打撃部材取付部16の凹陥部
43に嵌合してボルト30で連結してある。
【0021】このようにすれば、回転軸15を回転する
ことで打撃部材17を回転すると打撃子34が路面に衝
突して凹溝状の傷をつけ、更に回転軸15が回転すると
可撓弾性長尺材36が回転方向に弯曲変形して打撃子3
4が路面に喰い込んだりすることを防止する。打撃子3
4は球状、爪状としても良い。
【0022】図10に示すように、複数のリンク18を
連結したチェーンより成る打撃部材17の長手方向両端
部を2つの打撃部材取付部16にそれぞれ連結し、その
打撃部材17の長手方向中間部の複数のリンク18に角
部51を有する角材50を固着して粗面形成装置8とし
てある。
【0023】このようにすれば、チェーンより成る打撃
部材17の重量が角材50の重量だけ重くなるし、角材
50の角部51が凍結した路面に衝突するから、凍結し
た路面の破砕効果が向上する。
【0024】図11と図12は路面破砕車両の第2実施
例を示し、旋回サークル6の径方向に相対向した外周位
置に一対の取付ブラケット60,60が固着してある。
この取付ブラケット60は上部が幅広で下部が幅狭とな
った取付縦板61と、この取付縦板61の幅狭な下部に
固着した縦板62より成り、その縦板62の前部62a
上下に前上部ガイド63と前下部ガイド64が固着さ
れ、縦板62の後部62b上下に後上部ガイド65と後
下部ガイド66が固着してある。
【0025】第1の粗面形成装置8−1の本体13にお
ける後部には上部取付用突起部67と下部取付用突起部
68が設けられ、その上部取付用突起部67に固着した
前上ガイドレール69が前記前上部ガイド63の下向コ
字状のガイド凹部63aに摺動自在に嵌合し、下部取付
用突起部68に固着した前下ガイドレール70が前記前
下部ガイド64の上向コ字状のガイド凹部64aに摺動
自在に嵌合し、これによって第1の粗面形成装置8−1
が旋回サークル6の前部寄りに長手方向に摺動自在に取
付けてある。
【0026】第2の粗面形成装置8−2の本体13にお
ける前部には上部取付用突起部71と下部取付用突起部
72が設けられ、その上部取付用突起部71に固着した
前上ガイドレール73が前記後上部ガイド65の下向コ
字状のガイド凹部65aに摺動自在に嵌合し、下部取付
用突起部72に固着した前下ガイドレール74が前記後
下部ガイド66の上向コ字状のガイド凹部66aに摺動
自在に嵌合し、これによって第2の粗面形成装置8−2
が旋回サークル6の後部寄りに長手方向に摺動自在に取
付けてある。
【0027】つまり、第1の粗面形成装置8−1と第2
の粗面形成装置8−2は同一形状となり、第1の粗面形
成装置8−1が前向きに、第2の粗面形成装置8−2が
後向きに相互に平行に取付けられて第1の粗面形成装置
8−1と第2の粗面形成装置8−2は左右反対向きとな
っている。
【0028】前記縦板62の前部62aと第1の粗面形
成装置8−1の本体13後部との間に前部横送りシリン
ダ75が横向きに配設され、この前部横送りシリンダ7
5のシリンダチューブ76(固定側)はブラケット77
で取付ブラケット60に連結され、ピストンロッド78
(可動側)はブラケット79で前上下ガイドレール6
9,70に連結してあり、そのピストンロッド78を伸
び、縮みすることで第1粗面形成装置8−1は長手方向
(車体1の幅方向)に摺動自在となり、それにより破砕
位置を調整できる。
【0029】前記縦板62の後部62bと第2の粗面形
成装置8−2の本体13後部との間に後部横送りシリン
ダ80が横向きに配設され、この後部横送りシリンダ8
0のシリンダチューブ81(固定側)はブラケット82
で取付ブラケット60に連結され、ピストンロッド83
(可動側)はブラケット84で前上下ガイドレール7
3,74に連結してあり、そのピストンロッド83を伸
び、縮みすることで第2粗面形成装置8−2は長手方向
(車体1の幅方向)に摺動自在となり、それにより破砕
位置を調整できる。
【0030】以上のように、車体1に第1・第2の粗面
形成装置8−1,8−2を前後方向に間隔を置いて平行
に取付けた路面破砕車両とすれば、車体1を走行するこ
とで凍結した路面を第1の粗面形成装置8−1の打撃部
材17で打撃して破砕し、その破砕した部分を第2の粗
面形成装置8−2の打撃部材17で打撃して破砕するの
で凍結した路面を効率良く破砕できる。
【0031】また、前部横送りシリンダ75、後部横送
りシリンダ80のピストンロッド78,83を伸び、縮
みすることで第1・第2の粗面形成装置8−1,8−2
を車体1の幅方向(走行方向とほぼ直交する方向)に移
動できるので、破砕する部分の位置を調整できる。図1
1において、カバー体21の下部にはソリ90が取付け
られ、このソリ90が凍結した路面に接して打撃部材1
7が凍結した路面に衝突する位置を最適にできるように
してある。
【0032】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、回転横軸15
の回転によって打撃部材17が直線状となって回転し、
その先端部が路面に衝突して変位するから回転横軸15
の長手方向に間隔を置いて複数の傷をつけるので、凍結
した路面を粗面にできるし、その傷は車両の走行方向及
び走行方向と交差する方向に多数形成されるので車両の
走行方向の滑り止めに十分な効果があり、しかも障害物
に追従して打撃部材17が変位するから破損することも
なく、さらには路面の幅方向の形状に応じて打撃部材1
7が変位するからどのように凹状、凸状の形状の路面で
も粗面にできる。
【0033】請求項3の構成によれば、回転横軸15の
回転によって打撃部材17が最も長い状態となって回転
し、その先端部が路面に衝突し、さらに回転横軸15が
回転すると順次短くなりながら折れ曲るから回転横軸1
5の長手方向に間隔を置いて複数の傷をつけるので、凍
結した路面を粗面にできるし、その傷は車両の走行方向
及び走行方向と直交する方向に多数形成されるので車両
の走行方向の滑り止めに十分な効果があり、しかも障害
物に追従して打撃部材が短くなるから破損することもな
く、さらには路面の幅方向の形状に応じて打撃部材17
が短くなるからどのように凹状、凸状の形状の路面でも
粗面にできる。
【0034】請求項5の構成によれば、回転横軸15の
回転によって打撃部材17を構成する可撓性長尺材36
が真直ぐな状態となって回転し、その先端部の打撃子3
4が路面に衝突し、さらに回転横軸15が回転すると可
撓性長尺材36が弯曲変形するから回転横軸15の長手
方向に間隔を置いて複数の傷をつけるので、凍結した路
面を粗面にできるし、その傷は車両の走行方向及び走行
方向と直交する方向に多数形成されるので車両の走行方
向の滑り止めに十分な効果があり、しかも障害物に追従
して可撓性長尺材36が弯曲するから破損することもな
く、さらには路面の幅方向の形状に応じて可撓性長尺材
36が弯曲変形するからどのように凹状、凸状の形状の
路面でも粗面にできる。
【0035】請求項8の構成によれば、走行車両を走行
することで凍結した路面を連続して2回打撃して破砕す
るから効率良く破砕できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に係る粗面形成装置の第1実施例を示す
拡大正面図である。
【図4】図3の要部を省略した縦断面図である。
【図5】打撃部材取付部の斜視図である。
【図6】打撃部材の他の実施例を示す正面図である。
【図7】図6の一部破断側面図である。
【図8】打撃部材の他の実施例を示す一部破断側面図で
ある。
【図9】打撃部材の他の実施例を示す側面図である。
【図10】打撃部材の他の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図11】本発明の第2実施例を示す全体正面図であ
る。
【図12】図11の平面図である。
【符号の説明】
1…車体、8…粗面形成装置、13…本体、15…回転
横軸、17…打撃部材、31…取付部材、32…ハンマ
ー部材、34…打撃子、36…可撓性長尺材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 智彦 埼玉県大宮市三橋6−70 日本鋪道株式会 社研究所内 (72)発明者 藤谷 雅嘉 埼玉県大宮市三橋6−70 日本鋪道株式会 社研究所内 (72)発明者 工藤 恒義 埼玉県大宮市三橋6−70 日本鋪道株式会 社研究所内 (72)発明者 小島 敏男 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)発明者 徳永 和基 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体13に回転自在に支承した回転横軸
    15における長手方向に間隔を置いた複数位置に、剛性
    を有しかつ任意方向に変位可能なる多関節部材より成る
    打撃部材17を放射状に複数取付けたことを特徴とする
    粗面形成装置。
  2. 【請求項2】 前記打撃部材17をリンク18を複数連
    結したチェーンとした請求項1記載の粗面形成装置。
  3. 【請求項3】 前記チェーンのリンク18に角部51を
    有する角材50を取付けた請求項2記載の粗面形成装
    置。
  4. 【請求項4】 本体13に回転自在に支承した回転横軸
    15における長手方向に間隔を置いた複数位置に、剛性
    大で長手方向に伸縮自在及び長手方向中間で折れ曲り可
    能なる打撃部材17の長手方向基端部を放射状に取付け
    た粗面形成装置。
  5. 【請求項5】 前記打撃部材17を回転横材15に取付
    けた取付部材31と、この取付部材31に長手方向に所
    定ストローク移動可能及び回転可能に連結したハンマー
    部材32より構成した請求項4記載の粗面形成装置。
  6. 【請求項6】 本体3に回転自在に支承した回転横軸1
    5における長手方向に間隔を置いた複数位置に、先端部
    に打撃子34を備えた可撓性長尺材36の基端部を放射
    状に取付けて打撃部材17とした粗面形成装置。
  7. 【請求項7】 前記本体13を走行車両の車体1に、そ
    の回転横軸15が走行方向と交差する方向に向うように
    取付けた請求項1又は2又は3又は4又は5記載の粗面
    形成装置。
  8. 【請求項8】 走行車両の車体1に、前記一対の本体1
    3を走行方向に離隔してその回転横軸15が走行方向と
    交差する方向に向けてそれぞれ取付けた請求項7記載の
    粗面形成装置。
JP18809494A 1993-12-16 1994-08-10 粗面形成装置 Pending JPH07224412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18809494A JPH07224412A (ja) 1993-12-16 1994-08-10 粗面形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31643093 1993-12-16
JP5-316430 1993-12-16
JP18809494A JPH07224412A (ja) 1993-12-16 1994-08-10 粗面形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07224412A true JPH07224412A (ja) 1995-08-22

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ID=26504730

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