JPH0722377U - 携帯用クーラー - Google Patents

携帯用クーラー

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JPH0722377U
JPH0722377U JP5837393U JP5837393U JPH0722377U JP H0722377 U JPH0722377 U JP H0722377U JP 5837393 U JP5837393 U JP 5837393U JP 5837393 U JP5837393 U JP 5837393U JP H0722377 U JPH0722377 U JP H0722377U
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cooler
making container
opening
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portable
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佐太巳 服部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クーラー本体内に収納された冷却物を傷め
ず、製氷容器を冷蔵庫の冷凍室に入れて簡単に氷が反復
製造でき、しかも製氷容器内で溶けた水を飲料水に使用
でき、またクーラ本体内に冷却物を整列させて収納でき
る携帯用クーラーを提供する。 【構成】 開閉蓋18を備え、周囲に断熱材12aが配
置され、しかも平面視して略四角形のクーラー本体12
と、該クーラー本体12の内部に配置される冷却手段を
有する携帯用クーラー10において、前記冷却手段が、
一部に切欠き部17を有し、該切欠き部17内には開閉
栓18が収納された角型の製氷容器16からなって、前
記クーラー本体12の底部に1または2以上の前記製氷
容器16が少しの隙間を有して配置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用クーラーに係り、更に詳しくは、第1の主な目的としてクー ラー本体内に収納された冷却物を傷めず、製氷容器を冷蔵庫の冷凍室に入れて簡 単に氷が反復製造でき、しかも製氷容器内で溶けた水を飲料水に使用でき、また 第2の主な目的としてクーラー本体内に冷却物を整列させて収納できる携帯用ク ーラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、魚釣り用の携帯可能な簡易クーラーとして、断熱材が壁面内に積層さ れたクーラー本体の開口部に、ヒンジにより蓋体を開閉可能に取り付けたものが 知られている。 この携帯用クーラーは、クーラー本体の下部内に例えば家庭用冷蔵庫の冷凍室 で製氷された小さな角形の氷を大量に敷き詰めて使用する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の携帯用クーラーは、このようにクーラー本体内にそ のまま氷を入れるので、時間の経過と共に氷が溶けてクーラー内の魚が水浸しに なってしまい、魚の皮が変色して品質が低下し、また裁かれて切身になった魚は 水に漬かって美味みがなくなるという問題点があった。また、水上に浮いた氷が 魚にぶつかって傷つけてしまうという問題点もあった。 さらに、釣り上げられた魚は、通常、蓋体が開いた開口部からクーラー本体内 に無造作に投げ入れられるので、この内部では例えば鯛、鯔、鰺などの各種の魚 がバラバラに入っており、どの魚を何匹釣ったか判別し難かった。 特に、イカを釣り上げた場合には、一度に沢山重ねて入れると曲がって硬直し てしまい、イカ独特の汚れが他の魚に付着する虞があった。 本考案はかかる事情に鑑みなされたもので、第1の主な目的としてクーラー本 体内に収納された冷却物を傷み難くでき、また第2の主な目的としてクーラー本 体内に冷却物を整列させて収納できる携帯用クーラーを提供することを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の携帯用クーラーは、クーラー本体に収納される 冷却手段が、一部に切欠き部を有し、該切欠き部内には開閉栓が収納された角型 の製氷容器からなって、前記クーラー本体の底部に1または2以上の前記製氷容 器が少しの隙間を有して配置されているように構成されている。 また、請求項2記載の携帯用クーラーは、クーラー本体の片側または両側にガ イドが設けられ、該ガイドにより開閉栓側の面を上面にした製氷容器が支持され るように構成されている。 特に、請求項3記載の携帯用クーラーは、請求項2記載の携帯用クーラーにお いて、前記開閉蓋が、前記製氷容器が収納される側と、冷却物が収納される側と に分割されるように構成されている。 次に、請求項4記載の携帯用クーラーは、クーラー本体の開閉蓋の裏側にガイ ドが設けられ、該ガイド内に製氷容器が配置されるように構成されている。 特に、請求項5記載の携帯用クーラーは、請求項1、2または4記載の携帯用 クーラーにおいて、前記製氷容器はプラスチック容器からなって、少なくとも該 製氷容器のクーラー内側の面に薄い断熱材が設けられるように構成されている。 続いて、請求項6記載の携帯用クーラーは、クーラー本体の内部に、多数の通 気穴が形成されたプラスチック製の複数の棚籠が少しの隙間を有して重ね置きさ れるように構成されている。 特に、請求項7記載の携帯用クーラーは、請求項6記載の携帯用クーラーにお いて、前記棚籠の両側に把手部が形成され、該把手部は内側に突出するように構 成されている。 また、請求項8記載の携帯用クーラーは、請求項6または7記載の携帯用クー ラーにおいて、前記冷却手段が、一部に切欠き部を有し、該切欠き部内には開閉 栓が収納された角型の製氷容器からなって、前記クーラー本体の底部に1または 2以上の前記製氷容器が少しの隙間を有して配置されているように構成されてい る。
【0005】
【作用】
請求項1記載の携帯用クーラーは、充填された水を凍らせた製氷容器をクーラ ー本体の底部に少しの隙間を有して配置されているので、水が凍結された製氷容 器をほとんどガタつきなくクーラー本体に配置でき、これによりクーラーの搬送 中に製氷容器がぶつかって冷却物を傷めることがない。 また、使用時の製氷容器は開閉栓により密閉されているので、時間が経って中 の氷が溶けてもその水は製氷容器の外に漏れず、収納された冷却物を水浸しにす ることがないと共に、クーラー本体内から製氷容器を取り出して開閉栓を開栓す れば溶けた水を飲料水として飲むこともできる。 さらに、使用後の製氷容器を再度冷凍することにより、内部の溶けた水を捨て ることなく何度も再利用できる。 請求項2記載の携帯用クーラーは、クーラー本体の片側または両側に設けられ たガイドにより開閉栓側の面を上面にした製氷容器を支持するので、冷却物は製 氷容器の露出した側面からの冷気により良好に冷却される一方、冷却物が接触し て汚れるのは製氷容器の側面であって上面は汚れておらず、従って溶けた水を飲 む際に開閉栓を開けてそのまま口を付けても衛生的に中の水を飲める。 請求項3記載の携帯用クーラーは、開閉蓋が、製氷容器の収納側と冷却物の収 納側とに分割されているので、クーラーの開閉に際して必要部分だけを開閉でき 、冷気の外部放出を小さくできる。 請求項4記載の携帯用クーラーは、クーラー本体の開閉蓋の裏側に設けられた ガイド内に製氷容器を取り付けることにより、クーラー本体内における冷却物の 収納スペースが大きくなり、より多くの冷却物を一度に冷却できる。 請求項5記載の携帯用クーラーは、プラスチック容器からなる製氷容器の少な くともクーラー内側の面に薄い断熱材が設けられているので、冷却物の冷却効率 をさほど低下させることなく、クーラー本体の開閉蓋の開閉回数が増えても長時 間、冷却物を良好に冷却できる。 請求項6記載の携帯用クーラーは、冷却物を例えば品種や大きさなどに応じて 各段の棚籠にそれぞれ区分けしながら収納でき、しかも棚籠の内部には多数の通 気穴を通過して製氷容器の冷気が流れ込むので、このように冷却物を複数段に分 けて棚置きしても冷却効率をさほど低下させない。 請求項7記載の携帯用クーラーは、棚籠をクーラー本体に出し入れする際に、 棚籠の両側内面に突出された把手部を掴んで出し入れできるので、指先がクーラ ー本体の内面にぶつかることなくスムーズに作業を行える。 そして、請求項8記載の携帯用クーラーは、棚籠を有する携帯用クーラーの冷 却手段として開閉栓付きの製氷容器を用い、クーラー本体の底部に1または2以 上の製氷容器を少しの隙間を有して配置させているので、前述した棚籠の効果と 製氷容器の効果とを合わせ持った携帯用クーラーを提供できる。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の第1の実施例に係る携帯用クーラーの分解斜視図、図 2は本考案の第2の実施例に係る携帯用クーラーの斜視図、図3は本考案の第3 の実施例に係る携帯用クーラーに使用される製氷容器の要部拡大断面図、図4は 本考案の第4の実施例に係る携帯用クーラーの斜視図、図5は本考案の第5の実 施例に係る携帯用クーラーの斜視図である。
【0007】 図1に示すように、本考案の第1の実施例に係る携帯用クーラー10は、上部 に開口部11が形成されて、壁面内に断熱材12aを収納したクーラー本体12 を有しており、クーラー本体12の上部にはヒンジ13により開閉蓋14が軸着 されている。このクーラー本体12には、肩さげ用の分離可能なベルト15が取 り付けられている。 クーラー本体12の底部内には、冷却手段の一例であるプラスチック製の一対 の製氷容器16が横置き並列状態で載置されている。それぞれの製氷容器16は 、一方の角部に切欠き部17を有し、切欠き部17内に開閉栓18が収納された 縦長な角型の容器であり、容器内の水を凍らせた状態でちょうどクーラー本体1 2の底部内にガタつきなく入り込めるように、クーラー本体12の底部に少しの 隙間を有する大きさになっている。 また、クーラー本体12の内部には、全部の壁面に多数の通気穴19が形成さ れたプラスチック製の3個の棚籠20が、底面の外縁部に形成されたスペーサ2 0aにより冷気の流路が確保できるように少しの隙間を有して重ね置きされてい る。棚籠20の一方の両側壁の内面には、棚籠20をクーラー本体12内に出し 入れし易いように内側に突出する一対の把手部21が形成されている。
【0008】 続いて、本考案の一実施例に係る携帯用クーラー10の使用方法を説明する。 図1に示すように、水が充填された一対の製氷容器16を、例えば家庭用冷蔵 庫の冷凍室に入れて冷凍した後、クーラー本体12の底部に横置き状態で並列さ せる。この際、製氷容器16が、製氷状態でクーラー本体12内にきちんと収納 できる大きさを有しているので、ほとんどガタつきなく製氷容器16をクーラー 本体12に配置でき、これにより携帯用クーラー10の搬送中に製氷容器16が 冷却物の一例である魚22にぶつかって魚22を傷めることがない。なお、第1 の実施例では、魚22を三段重ねの棚籠20に入れているので、このように製氷 容器16により魚22を傷つける虞が完全に回避されている。
【0009】 棚籠20をクーラー本体12に出し入れする際は、両側壁から内側に突出する 把手部21に指を掛けて、クーラー本体12の内周面に沿わせて行われるので、 指先がクーラー本体12の内面にぶつかることなくスムーズに出し入れできる。 このように三段重ねの棚籠20を使用することにより、魚22を品種や大きさに 区分してクーラー本体12内に収納できる。殊に、イカの場合には、一度に沢山 重ねて入れると曲がって硬直したり、汚れが他の魚に付着する虞があるので特に 有効になる。また、棚籠20は、スペーサ20aにより互いに隙間があくように しており、しかも壁面には多数の通気穴19が形成されているので、製氷容器1 6の冷気が上段の棚籠20へも良好に流れ、各段の棚籠20内の魚22を充分に 冷却できる。
【0010】 さらに、製氷容器16は開閉栓18により密閉されてクーラー本体12内に収 納されているので、容器中の氷が溶けて水になってもその水が製氷容器16の外 に漏れない。従って、収納された魚22が水浸しになって艶がなくなり鮮度が低 下することがない。また、このように開閉栓18により製氷容器16内の水は衛 生的に隔離されているので、クーラー本体12内から製氷容器16を取り出して 開閉栓18を開栓すれば溶けた水を飲料水として飲むこともできる。なお、使用 後の製氷容器16は、再び冷凍室で再度冷凍することにより、内部の溶けた水を 捨てることなく何度も再利用できる。
【0011】 次に、図2に基づいて本考案の第2の実施例に係る携帯用クーラー30を説明 する。 図2に示すように、第2の実施例の携帯用クーラー30は、クーラー本体12 の片側の両側面に縦長な突起である一対のガイド31を一体的に形成させ、ガイ ド31により開閉栓18側の面を上面にした製氷容器16を支持するようにした ので、魚22(ここでは図外)は製氷容器16の露出した側面からの冷気により 良好に冷却できる一方、使用時に魚22が接触して汚れるのは製氷容器16の側 面であって、飲み口が形成されている上面は汚れないので、製氷容器16をクー ラー本体12から取り出して溶けた水を飲む際に、開閉栓18を開けてそのまま 飲み口に口を付けても衛生的に中の水を飲むことができる。
【0012】 次に、図3に基づいて本考案の第3の実施例に係る携帯用クーラー40を説明 する。 図3に示すように、第3の実施例の携帯用クーラー40は、製氷容器41の壁 面を上下一対の樹脂層42と中間の薄い断熱材層43とから形成したものである 。クーラー本体12は、開閉蓋18の開閉回数が増えれば増えるほど、その度に 温かい外気が入り込んで中の氷が早く溶けてしまうが、このように製氷容器41 に薄い断熱材43を設けることで、魚22の冷却効率をさほど低下させることな く、クーラー本体12の開閉蓋18の開閉回数が増えても長時間、冷却物を良好 に冷却できる。
【0013】 次に、図4に基づいて本考案の第4の実施例に係る携帯用クーラー50を説明 する。 図4に示すように、第4の実施例の携帯用クーラー50は、クーラー本体12 の開閉蓋14の裏側に製氷容器16を出し入れ可能に収納するコの字ガイド51 を取り付けたものであり、このように製氷容器16を開閉蓋14の裏面に取り付 けることにより、クーラー本体12内における魚22の収納スペースが大きくな り、より多くの魚22を一度に冷却できる。
【0014】 次に、図5に基づいて本考案の第5の実施例に係る携帯用クーラー60を説明 する。 図5に示すように、第5の実施例の携帯用クーラー60は、開閉蓋61を、小 さな製氷容器16の収納側蓋62と魚22の収納側蓋63とに分割し、魚22を 出し入れする際に、魚収納側蓋63だけを開閉させて不要な製氷容器収納側蓋6 2は閉めておけるので、冷気の外部放出を小さくできる。 なお、製氷容器収納側蓋62の魚収納側蓋63側の下角部には、その全長にわ たって突片64が一体的に形成されており、また突片64に対応する切欠部65 が、魚収納側蓋63の製氷容器収納側蓋62側の下角部に形成されている。従っ て、魚収納側蓋63を開閉させても製氷容器収納側蓋62は開閉されないが、魚 収納側蓋63を閉めた状態で製氷容器収納側蓋62を開けると、突片64が魚収 納側蓋63を押し上げて両蓋62、63が同時に開き、その後、魚収納側蓋63 を閉めれば突片64を外方から押さえて製氷容器収納側蓋62も閉まるので、そ れぞれの蓋62、63の単独開閉または同時開閉を任意に選択できる。
【0015】 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案はこの実施例に限定されるもので はなく、要旨を逸脱しない範囲での設計変更があっても本考案に含まれる。 例えば、実施例では、冷却物として魚を示したが、これに限定しなくても、例 えば野菜や果物などその他どのような冷却物であってもよい。 それから、実施例では、開閉栓が収納される切り欠き部を、製氷容器の一方の 角部としたが、これに限定しなくても、例えば製氷容器の一側面の中央部に形成 したものや、他の場所に形成したものであってもよい。 また、実施例では、クーラー本体の底部に2個の製氷容器を収納するようにし たが、これに限定しなくても、1個または3個以上を収納するようにしてもよい 。 さらに、実施例では、クーラー本体の片側に製氷容器を縦置き状態で支持する ガイドを設けたが、これに限定しなくても、クーラー本体の両側にガイドをもう けてもよい。
【0016】 そして、実施例では、クーラー本体の開閉蓋の裏側に設けられたガイドは、一 個の製氷容器を収納するガイドであったが、これに限定しなくても、クーラー本 体が大型の場合には、2個以上の製氷容器を収納するものであってもよい。 次いで、実施例では、製氷容器に設けられる薄い断熱材を製氷容器の全壁に設 けたが、これに限定しなくても、少なくとも製氷容器のクーラー内側の面に設け ておけばよく、また断熱材は製氷容器の壁面内でなく、壁面の上面に設けてもよ い。 また、棚籠付きの携帯用クーラーの場合、クーラー本体内に収納される冷却手 段は、実施例のように製氷容器でなくても通常の氷であってもよい。
【0017】
【考案の効果】
請求項1記載の携帯用クーラーは、このように水を凍らせた製氷容器をクーラ ー本体の底部にガタつきなく収納させたので、クーラーを持ち運んでいる最中に 、冷却物に製氷容器がぶつかって、この冷却物を傷めるという虞が少ない。 また、使用時に、開閉栓により製氷容器が密閉されているので、中の氷が溶け ても製氷容器から外に漏れず、冷却物を水浸しにして品質を低下させることがな く、しかも開閉栓を開けて製氷容器内の溶けた水を飲むこともできる。 さらに、使用後の製氷容器は再冷凍することにより、内部の溶けた水を捨てる ことなく何度も再利用できる。 また、請求項2記載の携帯用クーラーは、クーラー本体に設けられたガイドに より、製氷容器内の溶けた水の飲み口側を上向きにして、飲み口に冷却物が接し ないようにしたので、冷却物は製氷容器の側面からの冷気により良好に冷却でき る一方、容器内の水を飲む際に開閉栓を開けてそのまま口を付けても衛生的に中 の水を飲むことができる。 特に、請求項3記載の携帯用クーラーは、開閉蓋を、製氷容器の収納側と冷却 物の収納側とに分割して、冷却物を出し入れする際に、冷却物収納側蓋のみを開 閉できるようにしたので、この出し入れ時にクーラー本体の製氷容器の収納側か ら冷気が不要に外部に放出されるのを防止できる。 さらに、請求項4記載の携帯用クーラーは、クーラー本体の開閉蓋の裏側に設 けられたガイド内に製氷容器を取り付けたので、クーラー本体内における冷却物 の収納スペースが大きくなり、より多くの冷却物を一度に冷却できる。 さらにまた、請求項5記載の携帯用クーラーは、プラスチック容器製の製氷容 器の少なくともクーラー内側の面に薄い断熱材を設けたので、冷却物の冷却効率 をさほど低下させることなく、クーラー本体の開閉蓋の開閉回数が増えても長時 間にわたって冷却物を良好に冷却できる。 続いて、請求項6記載の携帯用クーラーは、クーラー本体内に複数個の棚籠を 出し入れできるようにしたので、冷却物を例えば品種や大きさなどに応じて区分 でき、また棚籠に形成された多数の通気穴からそれぞれの棚籠内に冷気が流れ込 むので、冷却物を複数段に分けて棚置きしても冷却効率の低下を極力小さくでき る。 特に、請求項7記載の携帯用クーラーは、棚籠の両側内面に把手部を突出させ ているので、指先がクーラー本体の内面にぶつかることなく、クーラー本体内に 棚籠を楽に出し入れできる。 また、請求項8記載の携帯用クーラーは、棚籠を有する携帯用クーラーの冷却 手段として開閉栓付きの製氷容器を用い、クーラー本体の底部に1または2以上 の製氷容器を少しの隙間を有して配置させているので、前述した棚籠の効果と製 氷容器の効果とを合わせ持った携帯用クーラーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る携帯用クーラーの
分解斜視図である。
【図2】本考案の第2の実施例に係る携帯用クーラーの
斜視図である。
【図3】本考案の第3の実施例に係る携帯用クーラーに
使用される製氷容器の要部拡大断面図である。
【図4】本考案の第4の実施例に係る携帯用クーラーの
斜視図である。
【図5】本考案の第5の実施例に係る携帯用クーラーの
斜視図である。
【符号の説明】
10 携帯用クーラー 11 開口部 12 クーラー本体 12a 断熱材 13 ヒンジ 14 開閉蓋 15 ベルト 16 製氷容器 17 切欠き部 18 開閉栓 19 通気穴 20 棚籠 20a スペーサ 21 把手部 22 魚 30 携帯用クーラー 31 ガイド 40 携帯用クーラー 41 製氷容器 42 樹脂層 43 断熱材層 50 携帯用クーラー 51 コの字ガイド 60 携帯用クーラー 61 開閉蓋 62 製氷容器収納側蓋 63 魚収納側蓋 64 突片 65 切欠部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉蓋を備え、周囲に断熱材が配置さ
    れ、しかも平面視して略四角形のクーラー本体と、該ク
    ーラー本体の内部に配置される冷却手段を有する携帯用
    クーラーにおいて、 前記冷却手段が、一部に切欠き部を有し、該切欠き部内
    には開閉栓が収納された角型の製氷容器からなって、前
    記クーラー本体の底部に1または2以上の前記製氷容器
    が少しの隙間を有して配置されていることを特徴とする
    携帯用クーラー。
  2. 【請求項2】 開閉蓋を備え、周囲に断熱材が配置さ
    れ、しかも平面視して略四角形のクーラー本体と、該ク
    ーラー本体の内部に配置される冷却手段を有する携帯用
    クーラーにおいて、 前記冷却手段が、一部に切欠き部を有し、該切欠き部内
    には開閉栓が収納された角型の製氷容器からなって、前
    記クーラー本体の片側または両側にガイドが設けられ、
    該ガイドにより前記開閉栓側の面を上面にした製氷容器
    が支持されていることを特徴とする携帯用クーラー。
  3. 【請求項3】 前記開閉蓋が、前記製氷容器が収納され
    る側と、冷却物が収納される側とに分割されている請求
    項2記載の携帯用クーラー。
  4. 【請求項4】 開閉蓋を備え、周囲に断熱材が配置さ
    れ、しかも平面視して略四角形のクーラー本体と、該ク
    ーラー本体の内部に配置される冷却手段を有する携帯用
    クーラーにおいて、 前記冷却手段が、一部に切欠き部を有し、該切欠き部内
    には開閉栓が収納された角型の製氷容器からなって、前
    記クーラー本体の開閉蓋の裏側にガイドが設けられ、該
    ガイド内に前記製氷容器が配置されていることを特徴と
    する携帯用クーラー。
  5. 【請求項5】 前記製氷容器はプラスチック容器からな
    って、少なくとも該製氷容器のクーラー内側の面に薄い
    断熱材が設けられている請求項1、2または4記載の記
    載の携帯用クーラー。
  6. 【請求項6】 開閉蓋を備え、周囲に断熱材が配置さ
    れ、しかも平面視して略四角形のクーラー本体と、該ク
    ーラー本体の内部に配置される冷却手段を有する携帯用
    クーラーにおいて、 更に、前記クーラー本体の内部に、多数の通気穴が形成
    されたプラスチック製の複数の棚籠が少しの隙間を有し
    て重ね置きされていることを特徴とする携帯用クーラ
    ー。
  7. 【請求項7】 前記棚籠には両側に把手部が形成され、
    該把手部は内側に突出している請求項6記載の携帯用ク
    ーラー。
  8. 【請求項8】 前記冷却手段が、一部に切欠き部を有
    し、該切欠き部内には開閉栓が収納された角型の製氷容
    器からなって、前記クーラー本体の底部に1または2以
    上の前記製氷容器が少しの隙間を有して配置されている
    請求項6または7記載の携帯用クーラー。
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