JPH0722339U - 可変定風量装置 - Google Patents
可変定風量装置Info
- Publication number
- JPH0722339U JPH0722339U JP054162U JP5416293U JPH0722339U JP H0722339 U JPH0722339 U JP H0722339U JP 054162 U JP054162 U JP 054162U JP 5416293 U JP5416293 U JP 5416293U JP H0722339 U JPH0722339 U JP H0722339U
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- damper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、精度が高い安定した制御が行える
可変定風量装置を提供することを目的とするものであ
る。 【構成】 本考案は、ダクト1内の上流側より下流側に
向けて、ダンパ−2および偏流防止シャッタ−3並びに
風速センサ−4を設置した機構とすると共に、風量を設
定すると、それに応じて偏流防止シャッタ−3の開口径
を可変し、その下流側の風速センサ−4の検出値が初期
設定値と同じになるように、上流側のダンパ−2の開度
を制御する構成とする。
可変定風量装置を提供することを目的とするものであ
る。 【構成】 本考案は、ダクト1内の上流側より下流側に
向けて、ダンパ−2および偏流防止シャッタ−3並びに
風速センサ−4を設置した機構とすると共に、風量を設
定すると、それに応じて偏流防止シャッタ−3の開口径
を可変し、その下流側の風速センサ−4の検出値が初期
設定値と同じになるように、上流側のダンパ−2の開度
を制御する構成とする。
Description
【0001】
本考案は大規模ビル等で個別空調を必要とする場合において、精度の高い制御 が行える可変定風量装置に関するものである。
【0002】
従来より使用されている可変定風量装置には、自力式とセンサ−式とがある。 自力式の場合では、図4および図5に示すように、ダクトa内にスリットbが 開設された外筒cおよび内筒dを軸受プレ−トeに装着された軸fに一定間隔を 設けて装着し、かつ内筒d内にスプリングgによって位置決めされた風圧板hを 内包する機構とするものである。この機構は、ダクトa内を流れる空気は、外筒 cおよび内筒dのスリットbを通って流れる。そこで気流の上流,下流の圧力差 により風圧板hが左右移動することでスリットbの流路面積を変化させ、常に流 量が一定になる様にする。更に外筒cを回転させ、スリットbの断面積を変える ことにより、流量を自由に可変できる。
【0003】 次にセンサ−式の場合では、図6に示すように、ダクトa内の上流側に風速セ ンサ−iを設け、その下流側にダンパ−jを設ける。そこで風速センサ−iでダ クトa内の風速を測定し、ダンパ−jの開閉によって定風量を維持する。更に室 内温度をサ−モで検出し、設定温度との偏差に比例した風量をダンパ−jによっ て調整する。
【0004】
しかしながら上記自力式の場合では、ダクト施工上の偏流により圧力差が一定 しない為に、風量調整が安定しない問題があり、更に小風量までは制御できない 問題がある。 又上記センサ−式の場合では、ダクト施工上の偏流によりセンサ−の検知位置 によって誤差を生じ、更に小風量の場合ではかなりの制御誤差が生じ、風量が一 定しない問題がある。 そこで本考案では上記諸問題点を解消するために、風速センサ−とダンパ−と の間に偏流防止シャッタ−を設けた可変定風量装置を提供することを目的とする ものである。
【0005】
本考案の上記目的は次の如き構成の装置によって達成できる。即ちその要旨は ダクト内の上流側より下流側に向けて、風量調整用のダンパ−およびその開口径 が同心円状に自在に変えられる偏流防止シャッタ−並びにその開口径の中心位置 に風速センサ−を設置した機構とすると共に、風量を設定すると、それに応じて 上記偏流防止シャッタ−の開口径を可変し、その下流側の風速センサ−の検出値 が初期設定値と同じになるように上流側のダンパ−開度を制御することを特徴と する可変定風量装置である。
【0006】
本考案の可変定風量装置は図3に示すように、ダクト1の施工上の不具合(エ ルボ−部)による偏流を、偏流防止シャッタ−3によって等風速分布状態にする 。そして風速センサ−4に偏流を矯正した気流を当てることによってセンサ−指 示値を安定させる。 そこで最大設定風量(シャッタ−全開)時の風速センサ−の値を定め、初期設 定値とする。ある風量に設定するときは、まず偏流防止シャッタ−3の開口径A を変え、次に風速センサ−4の値が初期設定値となるようにダンパ−2を制御す る。 このような制御を行うことで高精度の風量制御を行うことができる。
【0007】
以下本考案に係る可変定風量装置を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述 する。 図1に示すように、ダクト1内の風向の上流側から下流側に、ダンパ−2、偏 流防止シャッタ−3および風速センサ−4を内包するものである。 そこで上記偏流防止シャッタ−3は、図2に示すように、その開口径Aをシャ ッタ−駆動装置5によって同心円状に自在に変えられる機構とするものであり、 更に上記風速センサ−4を上記開口径Aの中心に位置させる。
【0008】 図2は、偏流防止シャッタ−3の他の例を示すものであり、偏流防止シャッタ −3は、平面状にその開口径Aをシャッタ−駆動装置5によって同心円状に自在 に変えられる機構とするものである。
【0009】
以上述べて来た如く本考案によれば、ダクト施工上の不具合による偏流の影響 を受けず、かつ本考案の風上側での送風圧の変動に左右されず設定風量を保証で き、又その設定風量を変更しても同様の保証ができる。
【0010】
【図1】本考案の全体説明図である。
【図2】本考案の他の例を示す説明図である。
【図3】本考案の作用説明図である。
【図4】従来の自力式可変定風量装置の定風量機構を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】従来の自力式可変定風量装置の可変風量機構を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】従来のセンサ−式可変定風量機構を示す説明図
である。
である。
A 開口径 1 ダクト 2 ダンパ− 3 偏流防止シャッタ− 4 風速センサ− 5 シャッタ−駆動装置
Claims (1)
- 【請求項1】 ダクト内の上流側より下流側に向けて、
風量調整用のダンパ−およびその開口径が同心円状に自
在に変えられる偏流防止シャッタ−並びにその開口径の
中心位置に風速センサ−を設置した機構とすると共に、
風量を設定すると、それに応じて上記偏流防止シャッタ
−の開口径を可変し、その下流側の風速センサ−の検出
値が初期設定値と同じになるように上流側のダンパ−開
度を制御することを特徴とする可変定風量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054162U JP2597950Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 可変定風量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054162U JP2597950Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 可変定風量装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722339U true JPH0722339U (ja) | 1995-04-21 |
JP2597950Y2 JP2597950Y2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=12962859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054162U Expired - Fee Related JP2597950Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 可変定風量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597950Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101477562B1 (ko) * | 2013-08-26 | 2014-12-31 | (주) 제이오 | 에어 타이트 댐퍼 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP1993054162U patent/JP2597950Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101477562B1 (ko) * | 2013-08-26 | 2014-12-31 | (주) 제이오 | 에어 타이트 댐퍼 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597950Y2 (ja) | 1999-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |