JPH0722204U - 流動層内伝熱管の摩耗防止装置 - Google Patents
流動層内伝熱管の摩耗防止装置Info
- Publication number
- JPH0722204U JPH0722204U JP4962193U JP4962193U JPH0722204U JP H0722204 U JPH0722204 U JP H0722204U JP 4962193 U JP4962193 U JP 4962193U JP 4962193 U JP4962193 U JP 4962193U JP H0722204 U JPH0722204 U JP H0722204U
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- JP
- Japan
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- fluidized bed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流動床ボイラ等の流動層内に配置された伝熱
管の伝熱を阻害することなく摩耗を防止するようにす
る。 【構成】 少なくとも一部が流動層８内に伝熱面として
配置された複数の伝熱管よりなる伝熱管群の間、又は同
伝熱管群と炉周壁１ａとの間に防護板８を設置し、伝熱
管の伝熱を阻害することなくその摩耗を防止するように
した。
管の伝熱を阻害することなく摩耗を防止するようにす
る。 【構成】 少なくとも一部が流動層８内に伝熱面として
配置された複数の伝熱管よりなる伝熱管群の間、又は同
伝熱管群と炉周壁１ａとの間に防護板８を設置し、伝熱
管の伝熱を阻害することなくその摩耗を防止するように
した。
Description
【０００１】
本考案は、流動床ボイラ等の流動層内伝熱管の摩耗防止装置に関する。
【０００２】
流動床ボイラの流動層内に配置された伝熱管において、蒸発器、過熱器及び再 熱器といった機能を有する伝熱管群のすき間やそれら伝熱管群と炉周壁との間は 、炉底に投入された燃焼及び流動化用の空気が通過しやすいため、その際に運ば れる流動材により、伝熱管が摩耗され易い状況にある。そのため、従来は管一本 一本に摩耗防止用のプロテクタ（例えば、管の半割れ状のもの）を設置していた 。
【０００３】
このように管一本一本に摩耗防止用のプロテクタを設置することは、伝熱管の 本来の機能である伝熱を阻害することになり、また伝熱管の保守が容易でないと いう問題があった。
【０００４】 本考案は、このような従来技術の問題点を解決することができる流動層内伝熱 管の摩耗防止装置を提供しようとするものである。
【０００５】
本考案の流動層内伝熱管の摩耗防止装置は、少なくとも一部が流動層内に伝熱 面として配置された複数の伝熱管よりなる伝熱管群の間又は前記伝熱管群と炉周 壁との間に防護板を設置した。
【０００６】
流動層内に配置された伝熱管においては、炉底から投入される空気等のガスが 流動材を流動させるため流動材が伝熱管に衝突し摩耗を生じる。特に、伝熱管群 の間や炉周壁との間は、空気等のガスが通過し易いため伝熱管の摩耗が比較的激 しい。本考案では、流動層内に配置された複数の伝熱管よりなる伝熱管群の間又 は同伝熱管群と炉周壁との間に防護板を設置しているために、伝熱管の伝熱が阻 害されることなく伝熱管の摩耗が防止され、また構造も簡素なため保守も容易で ある。
【０００７】
本考案の一実施例を、図１及び図２によって説明する。１は流動床炉（ボイラ ）であり、その底部には複数の風室６が設けられ、空気供給管７を経て供給され る空気が風室６を経て流動床炉１の底部から上方へ向って供給され、同流動床炉 １内に流動層９が形成されるようになっている。
【０００８】 流動床炉１の内部には、それぞれ複数の伝熱管よりなる管群で構成される蒸発 器２、低温過熱器３、高温過熱器４及び再熱器５が図１に示すように配置されて いる。これらの群管をなす複数の伝熱管は、図１に示すように、少なくともその 一部が流動層９内に伝熱面として配置されている。
【０００９】 前記伝熱管よりなる管群の間と同管群と流動床炉１の周壁１ａとの間には、上 下方向に配置された防護板８が設置されている。
【００１０】 この防護板８は、図２に示すように、板状の金属の複数枚で構成され、Ｕ字ボ ルト１１を介して伝熱管１０に取付けられている。
【００１１】 本実施例では、空気が通過しやすい伝熱管の管群の間と同管群と流動床炉１１ の周壁１ａとの間に、上下方向に配置された防護板８が設置されているために、 伝熱管の伝熱を阻害することなく流動材が伝熱管に衝突することが防止され、そ の摩耗を防ぐことができる。また、構造も簡素であって、保守も容易である。
【００１２】
【考案の効果】 本考案は、複数の流動層内に配置された伝熱管よりなる伝熱管群の間又は前記 伝熱管群と炉周壁との間に防護板を設置しているために、伝熱を阻害することな く、伝熱管の摩耗を防止することができる。また、構造も簡素であるため、保守 の問題も軽減される。
【図１】本考案の一実施例に係る流動床炉の説明図であ
る。
る。
【図２】同実施例の要部を示し、図２（ａ）はその側面
図、図２（ｂ）はその正面図である。
図、図２（ｂ）はその正面図である。
１ 流動床炉 １ａ 流動床炉の周壁 ２ 蒸発器 ３ 低温過熱器 ４ 高温過熱器 ５ 再熱器 ６ 風室 ７ 空気供給管 ８ 防護板 ９ 流動層 １０ 伝熱管 １１ Ｕ字ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも一部が流動層内に伝熱面とし
て配置された複数の伝熱管よりなる伝熱管群の間又は前
記伝熱管群と炉周壁との間に防護板を設置したことを特
徴とする流動層内伝熱管の摩耗防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4962193U JPH0722204U (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 流動層内伝熱管の摩耗防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4962193U JPH0722204U (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 流動層内伝熱管の摩耗防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722204U true JPH0722204U (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=12836310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4962193U Withdrawn JPH0722204U (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | 流動層内伝熱管の摩耗防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722204U (ja) |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP4962193U patent/JPH0722204U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980305 |