JPH07221743A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH07221743A
JPH07221743A JP6010949A JP1094994A JPH07221743A JP H07221743 A JPH07221743 A JP H07221743A JP 6010949 A JP6010949 A JP 6010949A JP 1094994 A JP1094994 A JP 1094994A JP H07221743 A JPH07221743 A JP H07221743A
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照恵 松村
Yoshio Horiike
良雄 堀池
Yoshiyuki Yokoajiro
義幸 横網代
Masahiro Yamamoto
雅弘 山本
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 妨害があっても間欠受信動作の同期合わせを
確実に行い電池寿命をのばすことのできる自動検針シス
テムを提供することを目的としたものである。 【構成】 流量計2と記憶手段3と第一の無線通信装置
23からなる第一の装置と、電話回線9に接続されるデ
ータ収集手段12と第二の無線通信装置29からなる第
二の装置とで構成され、無線通信装置は電波を送受信す
る送受信手段4と、前記送受信手段4をある時間間隔で
間欠的に動作させる間欠制御手段22と、キャリア検出
を行うキャリア検出手段18と、キャリア検出回数によ
り間欠動作タイミングを変更すべきかどうか判定するタ
イミング変更判定手段19と、間欠動作タイミング時間
の変更幅を制御するとともに前記間欠動作タイミング時
間の変更幅情報を変更前の間欠動作タイミング時間で通
信相手に伝送するタイミング制御手段20とで構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータや水道メー
タ、電力メータ等によりガス、水道、電気等の使用量の
積算値を計測し、遠隔より前記積算値を吸い上げるため
の自動検針システムとそれに用いる無線通信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線等を利用して遠隔よりメ
ータで計測した積算値を吸い上げるいわゆる自動検針シ
ステムが導入されてきている。さらに電話回線とメータ
との間を無線回線により接続するこころみもなされてい
る。図4に無線を用いた従来の自動検針システムとそれ
に用いられている無線通信装置のブロック図を示し説明
する。図4において、1は家庭に配管されたガス配管、
2はガス配管1の途中に設けられ対象家庭でのガスの使
用量を計測するガス流量計(いわゆるガスメータとよば
れる)、3は記憶手段、4は送受信手段、5は信号発生
手段、6はフェーズロックドループ手段(以下PLL手
段と呼ぶ)、7は間欠制御手段である。送受信手段4、
信号発生手段5、PLL手段6、間欠制御手段7で第一
の無線通信装置8を構成している。9は公衆電話回線、
10は公衆電話回線9に接続されるノーリンギング網制
御手段(以下T−NCUと呼ぶ)、11はインターフェ
ース手段であり、T−NCU10とインターフェース手
段11でデータ収集手段12を構成している。13は送
受信手段、14は信号発生手段、15はPLL手段、1
6は間欠制御手段である。送受信手段13、信号発生手
段14、PLL手段15、間欠制御手段16で第二の無
線通信装置17を構成している。自動検針システムは電
源として電池駆動が求められる。そこで消費電流を削減
するために無線通信装置8、17は間欠動作方式を採用
している。間欠制御手段7及び16では例えば30秒間
隔で20m秒だけ送受信手段4及び13に電源を供給し
受信状態になる。データ収集手段12はセンター装置
(図4には図示していない)から電話回線9を介してノ
ーリンギング接続要求を受信するとデータ収集手段12
は電話回線9を介してセンター装置と接続を行う。次に
センター装置より記憶手段3を起動する起動電文を送信
する。前記起動電文はT−NCU10、インターフェー
ス11を介して送受信手段13に入力する。送受信手段
13では間欠制御手段16で制御される30秒毎のタイ
ミング時に前記起動電文を電波に乗せて送信する。使用
電波として近年小電力無線として利用が認められている
400MHz帯の電波が用いられる。信号発生手段14
とPLL手段15、及び信号発生手段5とPLL手段6
は送受信を行う電波の周波数を選択するものである。送
受信手段4で受信した起動電文は記憶手段3を起動す
る。流量計2により計測されたガス検針値は記憶手段3
により電子的に記憶されている。起動電文により記憶手
段3が起動されると記憶している検針値データを送受信
手段4より電波に乗せて送信する。送信された検針値デ
ータは送受信手段13で受信され、データ収集手段1
2、電話回線9を介してセンター装置に伝送される。
【0003】次に間欠制御手段7と間欠制御手段16の
動作について図5を参照しながら説明する。図5の
(a)は間欠制御手段16の動作タイミングを示す図、
図5の(b)は間欠制御手段7の動作タイミングを示す
図である。図5(a)に示すように間欠制御手段16は
T1秒毎の受信動作タイミングで送受信手段13を受信
状態にする。T1は例えば30秒である。そしてT1の
整数倍であるT2秒毎の送信タイミングで送受信手段1
3は同期合わせ信号を送信する。T2は例えば10分で
ある。一方間欠制御手段7は図5(b)に示すように図
5(a)と同期したT1秒ごとの受信動作タイミングで
送受信手段4を受信状態にする。そしてT2毎に同期合
わせ信号を受信する。同期合わせ信号を受信すると間欠
制御手段7は受信した同期合わせ信号を基に間欠制御手
段16の送信タイミングに自己の受信タイミングを合わ
せる。これにより間欠制御手段7と間欠制御手段16の
送受信タイミングの誤差をT2秒毎に補正することがで
きる。次に妨害があった場合について説明する。図5
(c)に妨害信号のタイミングを示す。同期合わせ信号
の送受信タイミング時に妨害があると次のT2秒後の送
受信タイミング時に同期合わせ信号を送受信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の無線通信装置の構成では、同期合わせ信号の送受信タ
イミングはT2秒毎に決まっているため、送受信タイミ
ングに妨害信号があるとT2毎の送受信タイミングに同
期合わせ信号を送受信できない場合がある。すると次の
T2秒のタイミングに同期合わせ信号を送受信すること
になる。そのため同期合わせ間隔が(2×T2)秒にな
ってしまうため間欠制御手段7と間欠制御手段16の送
受信タイミングの誤差が大きくなり極端な場合同期がず
れて通信ができなくなってしまう。そのため同期合わせ
間隔T2秒を大きくできないという課題があった。
【0005】本発明の無線通信装置は上記課題を解決す
るもので、妨害信号があっても確実に同期合わせ信号を
送受信することのできる無線通信装置を実現することを
目的としたものである。
【0006】また上記従来の自動検針システムでは、同
期がずれて通信ができなくなることを防ぐために同期合
わせ間隔T2秒を余裕を考えて小さい値にしておく必要
があり、そのため消費電流が大きくなり電池が大きくな
ってしまうという課題があった。自動検針システムでは
流量計に電池及び無線通信装置を実装する必要があり電
池の大きさは実装上大きな問題である。
【0007】本発明の自動検針システムは上記課題を解
決するもので、電池が実装できかつ電池交換なしに10
年間動作し続ける自動検針システムを実現することを目
的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線通信装置は、電波を送受信する送受信
手段と、前記送受信手段をある時間間隔で間欠的に動作
させる間欠制御手段と、前記送受信手段からの受信信号
によりキャリア検出を行うキャリア検出手段と、前記キ
ャリア検出手段でのキャリア検出回数により前記間欠制
御手段の間欠動作タイミングを変更すべきかどうか判定
するタイミング変更判定手段と、前記タイミング変更判
定手段でタイミングを変更すべきであると判定した時前
記間欠動作タイミング時間の変更要求を変更前の間欠動
作タイミング時間で通信相手に伝送するタイミング制御
手段とを備えている。
【0009】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
からの受信信号によりキャリア検出を行うキャリア検出
手段と、前記キャリア検出手段でのキャリア検出回数に
より前記間欠制御手段の間欠動作タイミングを変更すべ
きかどうか判定するタイミング変更判定手段と、前記タ
イミング変更判定手段でタイミングを変更すべきである
と判定した時前記間欠制御手段での間欠動作タイミング
時間の変更幅を制御するとともに前記間欠動作タイミン
グ時間の変更要求及び変更幅情報を変更前の間欠動作タ
イミング時間で通信相手に伝送するタイミング制御手段
とを備えたものでもある。
【0010】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
で前記間欠動作タイミング時間の変更要求及び変更幅情
報を受信すると前記間欠制御手段での間欠動作タイミン
グ時間の変更幅を制御するタイミング制御手段とを備え
たものでもある。
【0011】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
の送受信チャンネルを選択するための信号発生手段と、
前記信号発生手段の発振周波数を制御するフェーズロッ
クドループ手段と、前記信号発生手段の発振周波数が所
定の周波数になるまでの時間を計測するロック時間計測
手段と、前記送受信手段からの受信信号によりキャリア
検出を行うキャリア検出手段と、前記キャリア検出手段
でのキャリア検出回数により前記間欠制御手段の間欠動
作タイミングを変更すべきかどうか判定するタイミング
変更判定手段と、前記タイミング変更判定手段でタイミ
ングを変更すべきであると判定した時前記ロック時間計
測手段で計測した時間に基づき前記間欠制御手段での間
欠動作タイミング時間の変更幅を制御するとともに前記
間欠動作タイミング時間の変更要求及び変更幅情報を変
更前の間欠動作タイミング時間で通信相手に伝送するタ
イミング制御手段とで構成されてもいる。
【0012】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
の送受信チャンネルを選択するための信号発生手段と、
前記信号発生手段の発振周波数を制御するフェーズロッ
クドループ手段と、前記信号発生手段の発振周波数が所
定の周波数になるまでの時間を計測するロック時間計測
手段と、前記送受信手段で間欠動作タイミング変更要求
を受信すると前記ロック時間計測手段で計測した時間に
基づき前記間欠制御手段での間欠動作タイミング時間の
変更幅を制御するとともに前記間欠動作タイミング時間
の変更幅情報を変更前の間欠動作タイミング時間で通信
相手に伝送するタイミング制御手段とで構成されてい
る。
【0013】さらに本発明の無線通信装置の送受信手段
は、間欠動作タイミングの整数倍の時間間隔で通信相手
と間欠動作タイミングの同期を取るための同期合わせ信
号を送信するものであって、前記同期合わせ信号を送信
できない時あるいは同期合わせ信号に対する応答信号を
受信できなかった時には次の間欠動作タイミングで同期
合わせ信号を送信するものである。
【0014】さらに本発明の無線通信装置の送受信手段
は、間欠動作タイミングの整数倍の時間間隔で通信相手
と間欠動作タイミングの同期を取るための同期合わせ信
号を受信するものであって、前記同期合わせ信号を受信
できなかった時には次の間欠動作タイミングで同期合わ
せ信号長より短い時間間隔で間欠的に複数回同期合わせ
信号の有無を確認するものである。
【0015】また本発明の自動検針システムは、流量計
と、流量計での計測データを電子的に記憶する記憶手
段、前記記憶手段からの計測データ及び前記記憶手段へ
の計測データ要求信号を送受信する第一の無線通信装置
と、前記流量計の計測データを収集するデータ収集手
段、前記データ収集手段からの計測データ要求信号及び
前記流量計からの計測データを送受信する第二の無線通
信装置とを具備し、前記第一の無線通信装置あるいは第
二の無線通信装置は、電波を送受信する送受信手段と、
前記送受信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間
欠制御手段と、前記送受信手段からの受信信号によりキ
ャリア検出を行うキャリア検出手段と、前記キャリア検
出手段でのキャリア検出回数により前記間欠制御手段の
間欠動作タイミングを変更すべきかどうか判定するタイ
ミング変更判定手段と、前記タイミング変更判定手段で
タイミングを変更すべきであると判定した時前記間欠動
作タイミング時間の変更要求を変更前の間欠動作タイミ
ング時間で通信相手に伝送するタイミング制御手段とで
構成されている。
【0016】さらに本発明の自動検針システムは、流量
計と、流量計での計測データを電子的に記憶する記憶手
段、前記記憶手段からの計測データ及び前記記憶手段へ
の計測データ要求信号を送受信する第一の無線通信装置
と、前記流量計の計測データを収集するデータ収集手
段、前記データ収集手段からの計測データ要求信号及び
前記流量計からの計測データを送受信する第二の無線通
信装置とを具備し、前記第一の無線通信装置あるいは第
二の無線通信装置は、電波を送受信する送受信手段と、
前記送受信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間
欠制御手段と、前記送受信手段からの受信信号によりキ
ャリア検出を行うキャリア検出手段と、前記キャリア検
出手段でのキャリア検出回数により前記間欠制御手段の
間欠動作タイミングを変更すべきかどうか判定するタイ
ミング変更判定手段と、前記タイミング変更判定手段で
タイミングを変更すべきであると判定した時前記間欠制
御手段での間欠動作タイミング時間の変更幅を制御する
とともに前記間欠動作タイミング時間の変更要求及び変
更幅情報を変更前の間欠動作タイミング時間で通信相手
に伝送するタイミング制御手段とで構成されている。
【0017】さらに本発明の自動検針システムは、流量
計と、流量計での計測データを電子的に記憶する記憶手
段、前記記憶手段からの計測データ及び前記記憶手段へ
の計測データ要求信号を送受信する第一の無線通信装置
と、前記流量計の計測データを収集するデータ収集手
段、前記データ収集手段からの計測データ要求信号及び
前記流量計からの計測データを送受信する第二の無線通
信装置とを具備し、前記第一の無線通信装置あるいは第
二の無線通信装置は、電波を送受信する送受信手段と、
前記送受信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間
欠制御手段と、前記送受信手段で前記間欠動作タイミン
グ時間の変更要求及び変更幅情報を受信すると前記間欠
制御手段での間欠動作タイミング時間の変更幅を制御す
るタイミング制御手段とで構成されている。
【0018】さらに本発明の自動検針システムは、流量
計と、流量計での計測データを電子的に記憶する記憶手
段、前記記憶手段からの計測データ及び前記記憶手段へ
の計測データ要求信号を送受信する第一の無線通信装置
と、前記流量計の計測データを収集するデータ収集手
段、前記データ収集手段からの計測データ要求信号及び
前記流量計からの計測データを送受信する第二の無線通
信装置とを具備し、前記第一の無線通信装置あるいは第
二の無線通信装置は、電波を送受信する送受信手段と、
前記送受信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間
欠制御手段と、前記送受信手段の送受信チャンネルを選
択するための信号発生手段と、前記信号発生手段の発振
周波数を制御するフェーズロックドループ手段と、前記
信号発生手段の発振周波数が所定の周波数になるまでの
時間を計測するロック時間計測手段と、前記送受信手段
からの受信信号によりキャリア検出を行うキャリア検出
手段と、前記キャリア検出手段でのキャリア検出回数に
より前記間欠制御手段の間欠動作タイミングを変更すべ
きかどうか判定するタイミング変更判定手段と、前記タ
イミング変更判定手段でタイミングを変更すべきである
と判定した時前記ロック時間計測手段で計測した時間に
基づき前記間欠制御手段での間欠動作タイミング時間の
変更幅を制御するとともに前記間欠動作タイミング時間
の変更要求及び変更幅情報を変更前の間欠動作タイミン
グ時間で通信相手に伝送するタイミング制御手段とで構
成されている。
【0019】さらに本発明の自動検針システムは、流量
計と、流量計での計測データを電子的に記憶する記憶手
段、前記記憶手段からの計測データ及び前記記憶手段へ
の計測データ要求信号を送受信する第一の無線通信装置
と、前記流量計の計測データを収集するデータ収集手
段、前記データ収集手段からの計測データ要求信号及び
前記流量計からの計測データを送受信する第二の無線通
信装置とを具備し、前記第一の無線通信装置あるいは第
二の無線通信装置は、電波を送受信する送受信手段と、
前記送受信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間
欠制御手段と、前記送受信手段の送受信チャンネルを選
択するための信号発生手段と、前記信号発生手段の発振
周波数を制御するフェーズロックドループ手段と、前記
信号発生手段の発振周波数が所定の周波数になるまでの
時間を計測するロック時間計測手段と、前記送受信手段
で間欠動作タイミング変更要求を受信すると前記ロック
時間計測手段で計測した時間に基づき前記間欠制御手段
での間欠動作タイミング時間の変更幅を制御するととも
に前記間欠動作タイミング時間の変更幅情報を変更前の
間欠動作タイミング時間で通信相手に伝送するタイミン
グ制御手段とで構成されている。
【0020】さらに本発明の自動検針システムの送受信
手段は、間欠動作タイミングの整数倍の時間間隔で通信
相手と間欠動作タイミングの同期を取るための同期合わ
せ信号を送信するものであって、前記同期合わせ信号を
送信できない時あるいは同期合わせ信号に対する応答信
号を受信できなかった時には次の間欠動作タイミングで
同期合わせ信号を送信するものである。
【0021】さらに本発明の自動検針システムの送受信
手段は、送受信手段は間欠動作タイミングの整数倍の時
間間隔で通信相手と間欠動作タイミングの同期を取るた
めの同期合わせ信号を受信するものであって、前記同期
合わせ信号を受信できなかった時には次の間欠動作タイ
ミングで同期合わせ信号長より短い時間間隔で間欠的に
複数回同期合わせ信号の有無を確認するものである。
【0022】
【作用】本発明の無線通信装置は上記構成によって、妨
害信号があってもT2秒に近いT1秒の整数倍のタイミ
ングで同期合わせ信号を送ることができるため、同期合
わせ信号信号の送受信間隔T2秒を長くすることができ
ることとなる。
【0023】また本発明の自動検針システムは上記構成
によって、電池を流量計に実装できかつ電池で10年間
動作し続ける自動検針システムを構築できることとな
る。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。従来例と同一の機能ブロックには同一の番号を付与
している。図1において、1は家庭に配管されたガス配
管、2はガス配管1の途中に設けられ対象家庭でのガス
の使用量を計測するガス流量計、3は記憶手段、4は送
受信手段、5は信号発生手段、6はPLL手段、18は
キャリア検出手段、19はタイミング変更判定手段、2
0はタイミング制御手段、21はロック時間計測手段、
22は間欠制御手段である。送受信手段4、信号発生手
段5、PLL手段6、キャリア検出手段18、タイミン
グ変更判定手段19、タイミング制御手段20、ロック
時間計測手段21、間欠制御手段22で第一の無線通信
装置23を構成している。9は公衆電話回線、10は公
衆電話回線9に接続されるT−NCU、11はインター
フェース手段であり、T−NCU10とインターフェー
ス手段11でデータ収集手段12を構成している。13
は送受信手段、14は信号発生手段、15はPLL手
段、24はキャリア検出手段、25はタイミング変更判
定手段、26はタイミング制御手段、27はロック時間
計測手段、28は間欠制御手段である。送受信手段1
3、信号発生手段14、PLL手段15、キャリア検出
手段24、タイミング変更判定手段25、タイミング制
御手段26、ロック時間計測手段27、間欠制御手段2
8で第二の無線通信装置29を構成している。図1の本
発明の自動検針システム及び無線通信装置は電池で駆動
されかつ電池寿命をのばすために間欠受信方式が採用さ
れている。間欠制御手段22と間欠制御手段28の動作
について図2を参照しながら説明する。図2の(a)は
間欠制御手段28の動作タイミングを示す図、図2の
(b)は間欠制御手段22の動作タイミングを示す図で
ある。図2(a)に示すように間欠制御手段28はT1
秒毎の受信動作タイミングで送受信手段13を受信状態
にする。T1は例えば30秒である。そしてT1の整数
倍であるT2秒毎の送信タイミングで送受信手段13は
同期合わせ信号を送信する。T2は例えば10分であ
る。一方間欠制御手段22は図2(b)に示すように図
2(a)と同期したT1秒ごとの受信動作タイミングで
送受信手段4を受信状態にする。そしてT2毎に同期合
わせ信号を受信する。同期合わせ信号を受信すると間欠
制御手段22は受信した同期合わせ信号を基に間欠制御
手段28の送信タイミングに自己の受信タイミングを合
わせる。これにより間欠制御手段22と間欠制御手段2
8の送受信タイミングの誤差をT2秒毎に補正すること
ができる。さて図2(c)に送受信手段13に対する妨
害信号を示す。図2(c)に示すごとくT1秒毎の受信
タイミングに妨害信号が生じると、キャリア検出手段2
4で妨害信号が生じたことを検出しタイミング変更判定
手段25に伝える。タイミング変更判定手段25ではT
2秒の間に何回妨害信号があるかをカウントし、あらか
じめ定めたある回数を越えた時タイミングを変更すべき
であると判定する。そしてタイミング制御手段26でタ
イミング変更時間を決定する。タイミング変更時間の決
定は、ロック時間計測手段27の計測値を用いて行われ
る。ロック時間計測手段27では送受信タイミング時
に、PLL手段14にデータを設定してから信号発生手
段15の発振周波数がある範囲内になるまでの時間を計
測する。この時間は温度等の環境条件や種々の条件によ
り毎回異なる。そのためランダムな値を得ることができ
る。タイミング変更判定手段25においてタイミングを
変更すべきであると判定するとタイミング制御手段26
は、計測された値に対応するT3秒をタイミング変更時
間と決定する。そして次のT2秒の送信タイミングにお
いて送受信手段13よりタイミング変更要求及びタイミ
ング変更時間T3秒を通信相手に報知する。その後間欠
制御手段28を制御し、次の受信動作をT3秒に行う。
図2(a)にその様子を示す。図2(a)の例ではT3
秒=15秒で示している。一方送受信手段4においてタ
イミング変更要求及びタイミング変更時間T3秒を受信
すると間欠制御手段22は次の動作時間をT3秒後に設
定する。図2(b)にその様子を示す。このようにタイ
ミングを変更することにより以後、妨害信号が発生する
タイミングをさけることができる。
【0025】上記説明では無線通信装置29の方が妨害
を受けたとして説明したが無線通信装置23が妨害を受
けた場合も同様の動作でタイミング変更判定手段19及
びタイミング制御手段20はタイミングの変更と変更時
間を決定する。そして無線通信装置29からの同期合わ
せ信号に対する応答信号送信時にタイミング変更要求と
タイミング変更時間を送信する。これに基づき無線通信
装置23と無線通信装置29は共にタイミング時間を変
更する。なおタイミング変更時間の決定は無線通信装置
29で行わずに無線通信装置29はタイミング変更要求
のみを送信し、無線通信装置23でロック時間計測手段
21の計測値に基づきタイミング変更時間を決定し、無
線通信装置29にタイミング変更時間を報知する構成で
あってもよい。
【0026】次に同期合わせ信号の送受信タイミングに
妨害を受け同期合わせ信号を送受信できなかった場合に
ついて図3を参照しながら説明する。図3(a)は無線
通信装置29の動作タイミング、図3(b)は無線通信
装置23の動作タイミングである。図3(c)は妨害信
号である。T2秒ごとの同期合わせ信号の送受信時に妨
害を受けると無線通信装置29は同期合わせ信号を送信
できない。仮に同期合わせ信号を送信できたとしても無
線通信装置23が妨害を受けていると応答信号がかえっ
てこない。そこで無線通信装置29は次のT1秒のタイ
ミング時に図3(a)に示すごとく同期合わせ信号を送
信する。一方無線通信装置23ではT1秒のタイミング
時に同期合わせ信号を受信できない場合には間欠制御手
段22の動作により図3(b)に示すごとく次のT1秒
のタイミング時に複数回受信動作を行う。図3(d)に
同期合わせ信号を示し、図3(e)に無線通信装置23
の複数回受信動作のタイミングを示す。同期合わせ信号
のビット同期信号より短い間隔で複数回受信動作を行
う。このように構成することにより無線通信装置23と
無線通信装置28の動作タイミングが多少ずれても無線
通信装置23の複数回受信のうちのどれかの受信タイミ
ングでビット同期信号を検出し同期合わせ信号を受信す
ることができる。
【0027】電話回線9に接続されているセンター装置
より起動電文がデータ収集手段12を介して無線通信装
置29にあった場合、T1秒の送受信タイミング時に送
受信手段13を介して起動電文を無線通信装置23に伝
送する。起動電文により無線通信装置23と無線通信装
置29は通信モードに入る。無線通信装置23で起動電
文を受信すると、記憶手段3を起動し、記憶手段3に記
憶されている検針値データを送受信手段4を介して無線
通信装置29に伝送する。無線通信装置29で受信され
た検針値データはデータ収集手段12、電話回線9を介
してセンター装置に送られる。その後、センター装置と
記憶手段3の間で何回かのデータのやりとりが行われた
後、センター装置より終了電文が伝送されると無線通信
装置23と無線通信装置29は通信モードを終了する。
通信モードにおいてはT1秒を整数で割ったT4秒(例
えば2秒)ごとのタイミングで送受信を行う。またデー
タ収集手段12は無線通信装置29にデータを送った
後、無線通信装置29よりある時間(例えば10秒)以
内にデータを受信しないとタイムアウトにより電話回線
との接続を切ってしまうものがある。そこで無線通信装
置29はデータ収集手段12が電話回線9との接続を切
る前にデータ収集手段12にダミー電文を送信する。デ
ータ収集手段12はダミー電文を電話回線9を介してセ
ンター装置に伝送する。センター装置はダミー電文を受
信するとダミー応答を返送する。このようにしてデータ
収集手段12のタイムアウトを回避することができる。
なおセンター装置にもタイムアウト時間が設定されてお
り、ダミー電文によりセンター装置のタイムアウトも回
避される。記憶手段3及び流量計2はマイコンメータと
呼ばれるメータに実装され、すでに一般家庭に取り付け
られている。このマイコンメータは無線通信装置23と
のデータのやりとりにおいてタイムアウト時間が設定さ
れている。このタイムアウトを回避するためにダミー電
文として再送要求信号を無線通信装置23は記憶手段3
に伝送する。すると記憶手段3は前回のデータを無線通
信装置23に伝送する。この前回のデータは無線通信装
置23で破棄し、無線通信装置29には伝送しない。こ
の処理によりマイコンメータのタイムアウトを回避する
ことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線通信装
置によれば、T1秒ごとの送受信タイミングに妨害信号
がある場合、送受信タイミングをランダムな時間だけず
らすことができるため妨害の発生するタイミングを避け
ることができることとなる。
【0029】また本発明の無線通信装置によれば、T2
秒ごとの同期合わせ信号の送受信タイミングに妨害があ
っても次のT1秒のタイミングで同期合わせ信号を送信
するので通信相手とのタイミング誤差があまり大きくな
らないうちに同期合わせ信号の送受信を行うことができ
る。
【0030】さらに本発明の無線通信装置によれば、多
少通信相手と同期合わせ信号のタイミングがずれても確
実に同期合わせ信号を受信できることとなる。
【0031】そして本発明の自動検針システムを用いれ
ば、妨害による同期はずれを防ぐことにより同期をさが
す動作が不要になるため電池の消耗を防ぐことができ
る。そのため電池を小型にできかつ10年間動作を維持
することができる。
【0032】また本発明の自動検針システムを用いれ
ば、検針データの収集を正確に行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線通信装置とそれ
を用いた自動検針システムのブロック図
【図2】本発明の一実施例における無線通信装置とそれ
を用いた自動検針システムの動作タイミング図
【図3】本発明の一実施例における無線通信装置とそれ
を用いた自動検針システムの他の動作タイミング図
【図4】従来の無線通信装置とそれを用いた自動検針シ
ステムのブロック図
【図5】従来の無線通信装置とそれを用いた自動検針シ
ステムの動作タイミング図
【符号の説明】
2 流量計 3 記憶手段 4 送受信手段 5 信号発生手段 6 PLL手段 7 タイマー手段 10 T−NCU 12 データ収集手段 13 送受信手段 14 信号発生手段 15 PLL手段 18 キャリア検出手段 19 タイミング変更判定手段 20 タイミング制御手段 21 ロック時間計測手段 22 間欠制御手段 23 無線通信装置 24 キャリア検出手段 25 タイミング変更判定手段 26 タイミング制御手段 27 ロック時間計測手段 28 間欠制御手段 29 無線通信装置
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 無線通信装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータや水道メー
タ、電力メータ等によりガス、水道、電気等の使用量の
積算値を計測し、遠隔より前記積算値を吸い上げるた
の無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話回線等を利用して遠隔よりメ
ータで計測した積算値を吸い上げるいわゆる自動検針シ
ステムが導入されてきている。さらに電話回線とメータ
との間を無線回線により接続するこころみもなされてい
る。図4に無線を用いた従来の自動検針システムとそれ
に用いられている無線通信装置のブロック図を示し説明
する。図4において、1は家庭に配管されたガス配管、
2はガス配管1の途中に設けられ対象家庭でのガスの使
用量を計測するガス流量計(いわゆるガスメータとよば
れる)、3は記憶手段、4は送受信手段、5は信号発生
手段、6はフェーズロックドループ手段(以下PLL手
段と呼ぶ)、7は間欠制御手段である。送受信手段4、
信号発生手段5、PLL手段6、間欠制御手段7で第一
の無線通信装置8を構成している。9は公衆電話回線、
10は公衆電話回線9に接続されるノーリンギング網制
御手段(以下T−NCUと呼ぶ)、11はインターフェ
ース手段であり、T−NCU10とインターフェース手
段11でデータ収集手段12を構成している。13は送
受信手段、14は信号発生手段、15はPLL手段、1
6は間欠制御手段である。送受信手段13、信号発生手
段14、PLL手段15、間欠制御手段16で第二の無
線通信装置17を構成している。自動検針システムは電
源として電池駆動が求められる。そこで消費電流を削減
するために無線通信装置8、17は間欠動作方式を採用
している。間欠制御手段7及び16では例えば30秒間
隔で20m秒だけ送受信手段4及び13に電源を供給し
受信状態になる。データ収集手段12はセンター装置
(図4には図示していない)から電話回線9を介してノ
ーリンギング接続要求を受信するとデータ収集手段12
は電話回線9を介してセンター装置と接続を行う。次に
センター装置より記憶手段3を起動する起動電文を送信
する。前記起動電文はT−NCU10、インターフェー
ス11を介して送受信手段13に入力する。送受信手段
13では間欠制御手段16で制御される30秒毎のタイ
ミング時に前記起動電文を電波に乗せて送信する。使用
電波として近年小電力無線として利用が認められている
400MHz帯の電波が用いられる。信号発生手段14
とPLL手段15、及び信号発生手段5とPLL手段6
は送受信を行う電波の周波数を選択するものである。送
受信手段4で受信した起動電文は記憶手段3を起動す
る。流量計2により計測されたガス検針値は記憶手段3
により電子的に記憶されている。起動電文により記憶手
段3が起動されると記憶している検針値データを送受信
手段4より電波に乗せて送信する。送信された検針値デ
ータは送受信手段13で受信され、データ収集手段1
2、電話回線9を介してセンター装置に伝送される。
【0003】次に間欠制御手段7と間欠制御手段16の
動作について図5を参照しながら説明する。図5の
(a)は間欠制御手段16の動作タイミングを示す図、
図5の(b)は間欠制御手段7の動作タイミングを示す
図である。図5(a)に示すように間欠制御手段16は
T1秒毎の受信動作タイミングで送受信手段13を受信
状態にする。T1は例えば30秒である。そしてT1の
整数倍であるT2秒毎の送信タイミングで送受信手段1
3は同期合わせ信号を送信する。T2は例えば10分で
ある。一方間欠制御手段7は図5(b)に示すように図
5(a)と同期したT1秒ごとの受信動作タイミングで
送受信手段4を受信状態にする。そしてT2毎に同期合
わせ信号を受信する。同期合わせ信号を受信すると間欠
制御手段7は受信した同期合わせ信号を基に間欠制御手
段16の送信タイミングに自己の受信タイミングを合わ
せる。これにより間欠制御手段7と間欠制御手段16の
送受信タイミングの誤差をT2秒毎に補正することがで
きる。次に妨害があった場合について説明する。図5
(c)に妨害信号のタイミングを示す。同期合わせ信号
の送受信タイミング時に妨害があると次のT2秒後の送
受信タイミング時に同期合わせ信号を送受信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の無線通信装置の構成では、同期合わせ信号の送受信タ
イミングはT2秒毎に決まっているため、送受信タイミ
ングに妨害信号があるとT2毎の送受信タイミングに同
期合わせ信号を送受信できない場合がある。すると次の
T2秒のタイミングに同期合わせ信号を送受信すること
になる。そのため同期合わせ間隔が(2×T2)秒にな
ってしまうため間欠制御手段7と間欠制御手段16の送
受信タイミングの誤差が大きくなり極端な場合同期がず
れて通信ができなくなってしまう。そのため同期合わせ
間隔T2秒を大きくできないという課題があった。
【0005】本発明の無線通信装置は上記課題を解決す
るもので、妨害信号があっても確実に同期合わせ信号を
送受信することのできる無線通信装置を実現することを
目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線通信装置は、電波を送受信する送受信
手段と、前記送受信手段をある時間間隔で間欠的に動作
させる間欠制御手段と、前記送受信手段からの受信信号
によりキャリア検出を行うキャリア検出手段と、前記キ
ャリア検出手段でのキャリア検出回数により前記間欠制
御手段の間欠動作タイミングを変更すべきかどうか判定
するタイミング変更判定手段と、前記タイミング変更判
定手段でタイミングを変更すべきであると判定した時前
記間欠動作タイミングの変更要求を変更前の間欠動作タ
イミングで通信相手に伝送するタイミング制御手段とを
備えている。
【0007】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
からの受信信号によりキャリア検出を行うキャリア検出
手段と、前記キャリア検出手段でのキャリア検出回数に
より前記間欠制御手段の間欠動作タイミングを変更すべ
きかどうか判定するタイミング変更判定手段と、前記タ
イミング変更判定手段でタイミングを変更すべきである
と判定した時前記間欠制御手段での間欠動作タイミング
の変更幅を制御するとともに前記間欠動作タイミングの
更要求及び変更幅情報を変更前の間欠動作タイミング
で通信相手に伝送するタイミング制御手段とを備えたも
のでもある。
【0008】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
で前記間欠動作タイミングの変更要求及び変更幅情報を
受信すると前記間欠制御手段での間欠動作タイミングの
更幅を制御するタイミング制御手段とを備えたもので
もある。
【0009】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
の送受信チャンネルを選択するための信号発生手段と、
前記信号発生手段の発振周波数を制御するフェーズロッ
クドループ手段と、前記信号発生手段の発振周波数が所
定の周波数になるまでの時間を計測するロック時間計測
手段と、前記送受信手段からの受信信号によりキャリア
検出を行うキャリア検出手段と、前記キャリア検出手段
でのキャリア検出回数により前記間欠制御手段の間欠動
作タイミングを変更すべきかどうか判定するタイミング
変更判定手段と、前記タイミング変更判定手段でタイミ
ングを変更すべきであると判定した時前記ロック時間計
測手段で計測した時間に基づき前記間欠制御手段での間
欠動作タイミングの変更幅を制御するとともに前記間欠
動作タイミングの変更要求及び変更幅情報を変更前の間
欠動作タイミングで通信相手に伝送するタイミング制御
手段とで構成されてもいる。
【0010】さらに本発明の無線通信装置は、電波を送
受信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔
で間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段
の送受信チャンネルを選択するための信号発生手段と、
前記信号発生手段の発振周波数を制御するフェーズロッ
クドループ手段と、前記信号発生手段の発振周波数が所
定の周波数になるまでの時間を計測するロック時間計測
手段と、前記送受信手段で間欠動作タイミング変更要求
を受信すると前記ロック時間計測手段で計測した時間に
基づき前記間欠制御手段での間欠動作タイミングの変
幅を制御するとともに前記間欠動作タイミングの変更幅
情報を変更前の間欠動作タイミングで通信相手に伝送す
るタイミング制御手段とで構成されている。
【0011】さらに本発明の無線通信装置の送受信手段
は、間欠動作タイミングの整数倍の時間間隔で通信相手
と間欠動作タイミングの同期を取るための同期合わせ信
号を送信するものであって、前記同期合わせ信号を送信
できない時あるいは同期合わせ信号に対する応答信号を
受信できなかった時には次の間欠動作タイミングで同期
合わせ信号を送信するものである。
【0012】さらに本発明の無線通信装置の送受信手段
は、間欠動作タイミングの整数倍の時間間隔で通信相手
と間欠動作タイミングの同期を取るための同期合わせ信
号を受信するものであって、前記同期合わせ信号を受信
できなかった時には次の間欠動作タイミングで同期合わ
せ信号長より短い時間間隔で間欠的に複数回同期合わせ
信号の有無を確認するものである。
【0013】
【作用】本発明の無線通信装置は上記構成によって、妨
害信号があってもT2秒に近いT1秒の整数倍のタイミ
ングで同期合わせ信号を送ることができるため、同期合
わせ信号信号の送受信間隔T2秒を長くすることができ
ることとなる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。従来例と同一の機能ブロックには同一の番号を付与
している。図1において、1は家庭に配管されたガス配
管、2はガス配管1の途中に設けられ対象家庭でのガス
の使用量を計測するガス流量計、3は記憶手段、4は送
受信手段、5は信号発生手段、6はPLL手段、18は
キャリア検出手段、19はタイミング変更判定手段、2
0はタイミング制御手段、21はロック時間計測手段、
22は間欠制御手段である。送受信手段4、信号発生手
段5、PLL手段6、キャリア検出手段18、タイミン
グ変更判定手段19、タイミング制御手段20、ロック
時間計測手段21、間欠制御手段22で第一の無線通信
装置23を構成している。9は公衆電話回線、10は公
衆電話回線9に接続されるT−NCU、11はインター
フェース手段であり、T−NCU10とインターフェー
ス手段11でデータ収集手段12を構成している。13
は送受信手段、14は信号発生手段、15はPLL手
段、24はキャリア検出手段、25はタイミング変更判
定手段、26はタイミング制御手段、27はロック時間
計測手段、28は間欠制御手段である。送受信手段1
3、信号発生手段14、PLL手段15、キャリア検出
手段24、タイミング変更判定手段25、タイミング制
御手段26、ロック時間計測手段27、間欠制御手段2
8で第二の無線通信装置29を構成している。図1の本
発明の自動検針システム及び無線通信装置は電池で駆動
されかつ電池寿命をのばすために間欠受信方式が採用さ
れている。間欠制御手段22と間欠制御手段28の動作
について図2を参照しながら説明する。図2の(a)は
間欠制御手段28の動作タイミングを示す図、図2の
(b)は間欠制御手段22の動作タイミングを示す図で
ある。図2(a)に示すように間欠制御手段28はT1
秒毎の受信動作タイミングで送受信手段13を受信状態
にする。T1は例えば30秒である。そしてT1の整数
倍であるT2秒毎の送信タイミングで送受信手段13は
同期合わせ信号を送信する。T2は例えば10分であ
る。一方間欠制御手段22は図2(b)に示すように図
2(a)と同期したT1秒ごとの受信動作タイミングで
送受信手段4を受信状態にする。そしてT2毎に同期合
わせ信号を受信する。同期合わせ信号を受信すると間欠
制御手段22は受信した同期合わせ信号を基に間欠制御
手段28の送信タイミングに自己の受信タイミングを合
わせる。これにより間欠制御手段22と間欠制御手段2
8の送受信タイミングの誤差をT2秒毎に補正すること
ができる。さて図2(c)に送受信手段13に対する妨
害信号を示す。図2(c)に示すごとくT1秒毎の受信
タイミングに妨害信号が生じると、キャリア検出手段2
4で妨害信号が生じたことを検出しタイミング変更判定
手段25に伝える。タイミング変更判定手段25ではT
2秒の間に何回妨害信号があるかをカウントし、あらか
じめ定めたある回数を越えた時タイミングを変更すべき
であると判定する。そしてタイミング制御手段26でタ
イミング変更時間を決定する。タイミング変更時間の決
定は、ロック時間計測手段27の計測値を用いて行われ
る。ロック時間計測手段27では送受信タイミング時
に、PLL手段14にデータを設定してから信号発生手
段15の発振周波数がある範囲内になるまでの時間を計
測する。この時間は温度等の環境条件や種々の条件によ
り毎回異なる。そのためランダムな値を得ることができ
る。タイミング変更判定手段25においてタイミングを
変更すべきであると判定するとタイミング制御手段26
は、計測された値に対応するT3秒をタイミング変更時
間と決定する。そして次のT2秒の送信タイミングにお
いて送受信手段13よりタイミング変更要求及びタイミ
ング変更時間T3秒を通信相手に報知する。その後間欠
制御手段28を制御し、次の受信動作をT3秒に行う。
図2(a)にその様子を示す。図2(a)の例ではT3
秒=15秒で示している。一方送受信手段4においてタ
イミング変更要求及びタイミング変更時間T3秒を受信
すると間欠制御手段22は次の動作時間をT3秒後に設
定する。図2(b)にその様子を示す。このようにタイ
ミングを変更することにより以後、妨害信号が発生する
タイミングをさけることができる。
【0015】上記説明では無線通信装置29の方が妨害
を受けたとして説明したが無線通信装置23が妨害を受
けた場合も同様の動作でタイミング変更判定手段19及
びタイミング制御手段20はタイミングの変更と変更時
間を決定する。そして無線通信装置29からの同期合わ
せ信号に対する応答信号送信時にタイミング変更要求と
タイミング変更時間を送信する。これに基づき無線通信
装置23と無線通信装置29は共にタイミング時間を変
更する。なおタイミング変更時間の決定は無線通信装置
29で行わずに無線通信装置29はタイミング変更要求
のみを送信し、無線通信装置23でロック時間計測手段
21の計測値に基づきタイミング変更時間を決定し、無
線通信装置29にタイミング変更時間を報知する構成で
あってもよい。
【0016】次に同期合わせ信号の送受信タイミングに
妨害を受け同期合わせ信号を送受信できなかった場合に
ついて図3を参照しながら説明する。図3(a)は無線
通信装置29の動作タイミング、図3(b)は無線通信
装置23の動作タイミングである。図3(c)は妨害信
号である。T2秒ごとの同期合わせ信号の送受信時に妨
害を受けると無線通信装置29は同期合わせ信号を送信
できない。仮に同期合わせ信号を送信できたとしても無
線通信装置23が妨害を受けていると応答信号がかえっ
てこない。そこで無線通信装置29は次のT1秒のタイ
ミング時に図3(a)に示すごとく同期合わせ信号を送
信する。一方無線通信装置23ではT1秒のタイミング
時に同期合わせ信号を受信できない場合には間欠制御手
段22の動作により図3(b)に示すごとく次のT1秒
のタイミング時に複数回受信動作を行う。図3(d)に
同期合わせ信号を示し、図3(e)に無線通信装置23
の複数回受信動作のタイミングを示す。同期合わせ信号
のビット同期信号より短い間隔で複数回受信動作を行
う。このように構成することにより無線通信装置23と
無線通信装置28の動作タイミングが多少ずれても無線
通信装置23の複数回受信のうちのどれかの受信タイミ
ングでビット同期信号を検出し同期合わせ信号を受信す
ることができる。
【0017】電話回線9に接続されているセンター装置
より起動電文がデータ収集手段12を介して無線通信装
置29にあった場合、T1秒の送受信タイミング時に送
受信手段13を介して起動電文を無線通信装置23に伝
送する。起動電文により無線通信装置23と無線通信装
置29は通信モードに入る。無線通信装置23で起動電
文を受信すると、記憶手段3を起動し、記憶手段3に記
憶されている検針値データを送受信手段4を介して無線
通信装置29に伝送する。無線通信装置29で受信され
た検針値データはデータ収集手段12、電話回線9を介
してセンター装置に送られる。その後、センター装置と
記憶手段3の間で何回かのデータのやりとりが行われた
後、センター装置より終了電文が伝送されると無線通信
装置23と無線通信装置29は通信モードを終了する。
通信モードにおいてはT1秒を整数で割ったT4秒(例
えば2秒)ごとのタイミングで送受信を行う。またデー
タ収集手段12は無線通信装置29にデータを送った
後、無線通信装置29よりある時間(例えば10秒)以
内にデータを受信しないとタイムアウトにより電話回線
との接続を切ってしまうものがある。そこで無線通信装
置29はデータ収集手段12が電話回線9との接続を切
る前にデータ収集手段12にダミー電文を送信する。デ
ータ収集手段12はダミー電文を電話回線9を介してセ
ンター装置に伝送する。センター装置はダミー電文を受
信するとダミー応答を返送する。このようにしてデータ
収集手段12のタイムアウトを回避することができる。
なおセンター装置にもタイムアウト時間が設定されてお
り、ダミー電文によりセンター装置のタイムアウトも回
避される。記憶手段3及び流量計2はマイコンメータと
呼ばれるメータに実装され、すでに一般家庭に取り付け
られている。このマイコンメータは無線通信装置23と
のデータのやりとりにおいてタイムアウト時間が設定さ
れている。このタイムアウトを回避するためにダミー電
文として再送要求信号を無線通信装置23は記憶手段3
に伝送する。すると記憶手段3は前回のデータを無線通
信装置23に伝送する。この前回のデータは無線通信装
置23で破棄し、無線通信装置29には伝送しない。こ
の処理によりマイコンメータのタイムアウトを回避する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線通信装
置によれば、T1秒ごとの送受信タイミングに妨害信号
がある場合、送受信タイミングをランダムな時間だけず
らすことができるため妨害の発生するタイミングを避け
ることができることとなる。
【0019】また本発明の無線通信装置によれば、T2
秒ごとの同期合わせ信号の送受信タイミングに妨害があ
っても次のT1秒のタイミングで同期合わせ信号を送信
するので通信相手とのタイミング誤差があまり大きくな
らないうちに同期合わせ信号の送受信を行うことができ
る。
【0020】さらに本発明の無線通信装置によれば、多
少通信相手と同期合わせ信号のタイミングがずれても確
実に同期合わせ信号を受信できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線通信装置とそれ
を用いた自動検針システムのブロック図
【図2】本発明の一実施例における無線通信装置とそれ
を用いた自動検針システムの動作タイミング図
【図3】本発明の一実施例における無線通信装置とそれ
を用いた自動検針システムの他の動作タイミング図
【図4】従来の無線通信装置とそれを用いた自動検針シ
ステムのブロック図
【図5】従来の無線通信装置とそれを用いた自動検針シ
ステムの動作タイミング図
【符号の説明】 2 流量計 3 記憶手段 4 送受信手段 5 信号発生手段 6 PLL手段 7 タイマー手段 10 T−NCU 12 データ収集手段 13 送受信手段 14 信号発生手段 15 PLL手段 18 キャリア検出手段 19 タイミング変更判定手段 20 タイミング制御手段 21 ロック時間計測手段 22 間欠制御手段 23 無線通信装置 24 キャリア検出手段 25 タイミング変更判定手段 26 タイミング制御手段 27 ロック時間計測手段 28 間欠制御手段 29 無線通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/24 D 7605−5K H04M 11/00 301 8324−5K (72)発明者 山本 雅弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電波を送受信する送受信手段と、前記送受
    信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間欠制御手
    段と、前記送受信手段からの受信信号によりキャリア検
    出を行うキャリア検出手段と、前記キャリア検出手段で
    のキャリア検出回数により前記間欠制御手段の間欠動作
    タイミングを変更すべきかどうか判定するタイミング変
    更判定手段と、前記タイミング変更判定手段でタイミン
    グを変更すべきであると判定した時前記間欠動作タイミ
    ング時間の変更要求を変更前の間欠動作タイミング時間
    で通信相手に伝送するタイミング制御手段とを備えた無
    線通信装置。
  2. 【請求項2】電波を送受信する送受信手段と、前記送受
    信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間欠制御手
    段と、前記送受信手段からの受信信号によりキャリア検
    出を行うキャリア検出手段と、前記キャリア検出手段で
    のキャリア検出回数により前記間欠制御手段の間欠動作
    タイミングを変更すべきかどうか判定するタイミング変
    更判定手段と、前記タイミング変更判定手段でタイミン
    グを変更すべきであると判定した時前記間欠制御手段で
    の間欠動作タイミング時間の変更幅を制御するとともに
    前記間欠動作タイミング時間の変更要求及び変更幅情報
    を変更前の間欠動作タイミング時間で通信相手に伝送す
    るタイミング制御手段とを備えた無線通信装置。
  3. 【請求項3】電波を送受信する送受信手段と、前記送受
    信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間欠制御手
    段と、前記送受信手段で前記間欠動作タイミング時間の
    変更要求及び変更幅情報を受信すると前記間欠制御手段
    での間欠動作タイミング時間の変更幅を制御するタイミ
    ング制御手段とを備えた無線通信装置。
  4. 【請求項4】電波を送受信する送受信手段と、前記送受
    信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間欠制御手
    段と、前記送受信手段の送受信チャンネルを選択するた
    めの信号発生手段と、前記信号発生手段の発振周波数を
    制御するフェーズロックドループ手段と、前記信号発生
    手段の発振周波数が所定の周波数になるまでの時間を計
    測するロック時間計測手段と、前記送受信手段からの受
    信信号によりキャリア検出を行うキャリア検出手段と、
    前記キャリア検出手段でのキャリア検出回数により前記
    間欠制御手段の間欠動作タイミングを変更すべきかどう
    か判定するタイミング変更判定手段と、前記タイミング
    変更判定手段でタイミングを変更すべきであると判定し
    た時前記ロック時間計測手段で計測した時間に基づき前
    記間欠制御手段での間欠動作タイミング時間の変更幅を
    制御するとともに前記間欠動作タイミング時間の変更要
    求及び変更幅情報を変更前の間欠動作タイミング時間で
    通信相手に伝送するタイミング制御手段とを備えた無線
    通信装置。
  5. 【請求項5】電波を送受信する送受信手段と、前記送受
    信手段をある時間間隔で間欠的に動作させる間欠制御手
    段と、前記送受信手段の送受信チャンネルを選択するた
    めの信号発生手段と、前記信号発生手段の発振周波数を
    制御するフェーズロックドループ手段と、前記信号発生
    手段の発振周波数が所定の周波数になるまでの時間を計
    測するロック時間計測手段と、前記送受信手段で間欠動
    作タイミング変更要求を受信すると前記ロック時間計測
    手段で計測した時間に基づき前記間欠制御手段での間欠
    動作タイミング時間の変更幅を制御するとともに前記間
    欠動作タイミング時間の変更幅情報を変更前の間欠動作
    タイミング時間で通信相手に伝送するタイミング制御手
    段とを備えた無線通信装置。
  6. 【請求項6】送受信手段は間欠動作タイミングの整数倍
    の時間間隔で通信相手と間欠動作タイミングの同期を取
    るための同期合わせ信号を送信するものであって、前記
    同期合わせ信号を送信できない時あるいは同期合わせ信
    号に対する応答信号を受信できなかった時には次の間欠
    動作タイミングで同期合わせ信号を送信する請求項1ま
    たは請求項2または請求項3または請求項4または請求
    項5記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】送受信手段は間欠動作タイミングの整数倍
    の時間間隔で通信相手と間欠動作タイミングの同期を取
    るための同期合わせ信号を受信するものであって、前記
    同期合わせ信号を受信できなかった時には次の間欠動作
    タイミングで同期合わせ信号長より短い時間間隔で間欠
    的に複数回同期合わせ信号の有無を確認する請求項1ま
    たは請求項2または請求項3または請求項4または請求
    項5記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】流量計と、前記流量計での計測データを電
    子的に記憶する記憶手段、前記記憶手段からの計測デー
    タ及び前記記憶手段への計測データ要求信号を送受信す
    る第一の無線通信装置と、前記流量計の計測データを収
    集するデータ収集手段、前記データ収集手段からの計測
    データ要求信号及び前記流量計からの計測データを送受
    信する第二の無線通信装置とを具備し、前記第一の無線
    通信装置あるいは第二の無線通信装置は、電波を送受信
    する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔で間
    欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段から
    の受信信号によりキャリア検出を行うキャリア検出手段
    と、前記キャリア検出手段でのキャリア検出回数により
    前記間欠制御手段の間欠動作タイミングを変更すべきか
    どうか判定するタイミング変更判定手段と、前記タイミ
    ング変更判定手段でタイミングを変更すべきであると判
    定した時前記間欠動作タイミング時間の変更要求を変更
    前の間欠動作タイミング時間で通信相手に伝送するタイ
    ミング制御手段とを備えた自動検針システム。
  9. 【請求項9】前記流量計と、流量計での計測データを電
    子的に記憶する記憶手段、前記記憶手段からの計測デー
    タ及び前記記憶手段への計測データ要求信号を送受信す
    る第一の無線通信装置と、前記流量計の計測データを収
    集するデータ収集手段、前記データ収集手段からの計測
    データ要求信号及び前記流量計からの計測データを送受
    信する第二の無線通信装置とを具備し、前記第一の無線
    通信装置あるいは、第二の無線通信装置は電波を送受信
    する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔で間
    欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段から
    の受信信号によりキャリア検出を行うキャリア検出手段
    と、前記キャリア検出手段でのキャリア検出回数により
    前記間欠制御手段の間欠動作タイミングを変更すべきか
    どうか判定するタイミング変更判定手段と、前記タイミ
    ング変更判定手段でタイミングを変更すべきであると判
    定した時前記間欠制御手段での間欠動作タイミング時間
    の変更幅を制御するとともに前記間欠動作タイミング時
    間の変更要求及び変更幅情報を変更前の間欠動作タイミ
    ング時間で通信相手に伝送するタイミング制御手段とを
    備えた自動検針システム。
  10. 【請求項10】流量計と、前記流量計での計測データを
    電子的に記憶する記憶手段、前記記憶手段からの計測デ
    ータ及び前記記憶手段への計測データ要求信号を送受信
    する第一の無線通信装置と、前記流量計の計測データを
    収集するデータ収集手段、前記データ収集手段からの計
    測データ要求信号及び前記流量計からの計測データを送
    受信する第二の無線通信装置とを具備し、前記第一の無
    線通信装置あるいは第二の無線通信装置は、電波を送受
    信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔で
    間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段で
    前記間欠動作タイミング時間の変更要求及び変更幅情報
    を受信すると前記間欠制御手段での間欠動作タイミング
    時間の変更幅を制御するタイミング制御手段とを備えた
    自動検針システム。
  11. 【請求項11】流量計と、前記流量計での計測データを
    電子的に記憶する記憶手段、前記記憶手段からの計測デ
    ータ及び前記記憶手段への計測データ要求信号を送受信
    する第一の無線通信装置と、前記流量計の計測データを
    収集するデータ収集手段、前記データ収集手段からの計
    測データ要求信号及び前記流量計からの計測データを送
    受信する第二の無線通信装置とを具備し、前記第一の無
    線通信装置あるいは第二の無線通信装置は、電波を送受
    信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔で
    間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段の
    送受信チャンネルを選択するための信号発生手段と、前
    記信号発生手段の発振周波数を制御するフェーズロック
    ドループ手段と、前記信号発生手段の発振周波数が所定
    の周波数になるまでの時間を計測するロック時間計測手
    段と、前記送受信手段からの受信信号によりキャリア検
    出を行うキャリア検出手段と、前記キャリア検出手段で
    のキャリア検出回数により前記間欠制御手段の間欠動作
    タイミングを変更すべきかどうか判定するタイミング変
    更判定手段と、前記タイミング変更判定手段でタイミン
    グを変更すべきであると判定した時前記ロック時間計測
    手段で計測した時間に基づき前記間欠制御手段での間欠
    動作タイミング時間の変更幅を制御するとともに前記間
    欠動作タイミング時間の変更要求及び変更幅情報を変更
    前の間欠動作タイミング時間で通信相手に伝送するタイ
    ミング制御手段とを備えた自動検針システム。
  12. 【請求項12】流量計と、前記流量計での計測データを
    電子的に記憶する記憶手段、前記記憶手段からの計測デ
    ータ及び前記記憶手段への計測データ要求信号を送受信
    する第一の無線通信装置と、前記流量計の計測データを
    収集するデータ収集手段、前記データ収集手段からの計
    測データ要求信号及び前記流量計からの計測データを送
    受信する第二の無線通信装置とを具備し、前記第一の無
    線通信装置あるいは第二の無線通信装置は、電波を送受
    信する送受信手段と、前記送受信手段をある時間間隔で
    間欠的に動作させる間欠制御手段と、前記送受信手段の
    送受信チャンネルを選択するための信号発生手段と、前
    記信号発生手段の発振周波数を制御するフェーズロック
    ドループ手段と、前記信号発生手段の発振周波数が所定
    の周波数になるまでの時間を計測するロック時間計測手
    段と、前記送受信手段で間欠動作タイミング変更要求を
    受信すると前記ロック時間計測手段で計測した時間に基
    づき前記間欠制御手段での間欠動作タイミング時間の変
    更幅を制御するとともに前記間欠動作タイミング時間の
    変更幅情報を変更前の間欠動作タイミング時間で通信相
    手に伝送するタイミング制御手段とを備えた自動検針シ
    ステム。
  13. 【請求項13】送受信手段は間欠動作タイミングの整数
    倍の時間間隔で通信相手と間欠動作タイミングの同期を
    取るための同期合わせ信号を送信するものであって、前
    記同期合わせ信号を送信できない時あるいは同期合わせ
    信号に対する応答信号を受信できなかった時には次の間
    欠動作タイミングで同期合わせ信号を送信する請求項8
    または請求項9または請求項10または請求項11また
    は請求項12記載の自動検針システム。
  14. 【請求項14】送受信手段は間欠動作タイミングの整数
    倍の時間間隔で通信相手と間欠動作タイミングの同期を
    取るための同期合わせ信号を受信するものであって、前
    記同期合わせ信号を受信できなかった時には次の間欠動
    作タイミングで同期合わせ信号長より短い時間間隔で間
    欠的に複数回同期合わせ信号の有無を確認する請求項8
    または請求項9または請求項10または請求項11また
    は請求項12記載の自動検針システム。
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