JPH07221327A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH07221327A JPH07221327A JP3088994A JP3088994A JPH07221327A JP H07221327 A JPH07221327 A JP H07221327A JP 3088994 A JP3088994 A JP 3088994A JP 3088994 A JP3088994 A JP 3088994A JP H07221327 A JPH07221327 A JP H07221327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier concentration
- layer
- schottky barrier
- barrier diode
- semiconductor layer
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 n+層1の上にn-層2をエピタキシャル成長
させ、n-層2の上面にショットキー電極3を設け、n+
層1の下面にオーミック電極4を設けたショットキーバ
リアダイオードにおいて、n-層2のキャリア密度をシ
ョットキー電極3側で小さく、n+層との界面側で大き
くなるよう1次関数的に変化させた。 【効果】 同等な順方向特性を有する従来のショットキ
ーバリアダイオードと比較してより大きな耐圧を得られ
るので、順方向特性と逆バイアス時の耐圧にすぐれた信
頼性の高いショットキーバリアダイオードを製作するこ
とができる。
させ、n-層2の上面にショットキー電極3を設け、n+
層1の下面にオーミック電極4を設けたショットキーバ
リアダイオードにおいて、n-層2のキャリア密度をシ
ョットキー電極3側で小さく、n+層との界面側で大き
くなるよう1次関数的に変化させた。 【効果】 同等な順方向特性を有する従来のショットキ
ーバリアダイオードと比較してより大きな耐圧を得られ
るので、順方向特性と逆バイアス時の耐圧にすぐれた信
頼性の高いショットキーバリアダイオードを製作するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関する。
具体的にいうと、本発明は高耐圧ショットキーバリアダ
イオードのようなショットキーバリア型の半導体装置に
関する。
具体的にいうと、本発明は高耐圧ショットキーバリアダ
イオードのようなショットキーバリア型の半導体装置に
関する。
【0002】
【背景技術】図1は高耐圧ショットキーバリアダイオー
ド(SBD)の構造を示す断面図であって、n+層(ウ
エハ)1の上面にn-層2をエピタキシャル成長させた
半導体基板を用い、n-層2の上面にn-層2とショット
キー接触するショットキー電極(アノード電極)3を設
け、n+層1の下面にn+層1とオーミック接触するオー
ミック電極(カソード電極)4を設けてある。しかし
て、n-層2とショットキー電極3との間のショットキ
ー接触により整流作用を得ることができ、ダイオードと
して用いることができるものである。
ド(SBD)の構造を示す断面図であって、n+層(ウ
エハ)1の上面にn-層2をエピタキシャル成長させた
半導体基板を用い、n-層2の上面にn-層2とショット
キー接触するショットキー電極(アノード電極)3を設
け、n+層1の下面にn+層1とオーミック接触するオー
ミック電極(カソード電極)4を設けてある。しかし
て、n-層2とショットキー電極3との間のショットキ
ー接触により整流作用を得ることができ、ダイオードと
して用いることができるものである。
【0003】
【従来の技術】図2は従来の高耐圧ショットキーバリア
ダイオードにおけるキャリア濃度の分布を示す図であっ
て、n+層1のキャリア濃度はn+層1全体で均一になっ
ており、n-層2も基板深さと関係なくn-層2全体で均
一になっている。例えば、n+層1のキャリア濃度を1
018cm-3とし、n-層2のキャリア濃度を1014〜1
016cm-3の範囲内の一定値としている。このようなキ
ャリアプロファイルを有するショットキーバリアダイオ
ードでは、ショットキー電極3及びオーミック電極4間
に逆バイアスで電圧Vを印加した場合にショットキーバ
リアダイオード内に発生する電界強度の最大値Em(均
一)は、次の式で決定される。
ダイオードにおけるキャリア濃度の分布を示す図であっ
て、n+層1のキャリア濃度はn+層1全体で均一になっ
ており、n-層2も基板深さと関係なくn-層2全体で均
一になっている。例えば、n+層1のキャリア濃度を1
018cm-3とし、n-層2のキャリア濃度を1014〜1
016cm-3の範囲内の一定値としている。このようなキ
ャリアプロファイルを有するショットキーバリアダイオ
ードでは、ショットキー電極3及びオーミック電極4間
に逆バイアスで電圧Vを印加した場合にショットキーバ
リアダイオード内に発生する電界強度の最大値Em(均
一)は、次の式で決定される。
【数1】 ここで、qは素電荷(電気素量)、εsは半導体基板
(ウエハ)の誘電率、Vbiはショットキー電極3とn-
層2との界面の内蔵電位(built-in potential)、ND
はn-層2のキャリア濃度であり、n-層2とn+層1と
の界面における電位を基準としている。
(ウエハ)の誘電率、Vbiはショットキー電極3とn-
層2との界面の内蔵電位(built-in potential)、ND
はn-層2のキャリア濃度であり、n-層2とn+層1と
の界面における電位を基準としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記式から分かるよ
うに、従来のショトキーバリアダイオードにあっては、
逆バイアス時の耐圧を向上させるためにはn-層2のキ
ャリヤ濃度NDを小さくして電界強度の最大値Em(均
一)の値を下げなければならず、さらに、パンチスルー
を防止するためにはn-層2の厚みを厚くしなければな
らない。そのためショットキーバリアダイオードの内部
抵抗が増加し、順方向電圧に対する順方向電流の特性曲
線の傾きが小さくなり、順方向特性の低下を招くという
問題があった。
うに、従来のショトキーバリアダイオードにあっては、
逆バイアス時の耐圧を向上させるためにはn-層2のキ
ャリヤ濃度NDを小さくして電界強度の最大値Em(均
一)の値を下げなければならず、さらに、パンチスルー
を防止するためにはn-層2の厚みを厚くしなければな
らない。そのためショットキーバリアダイオードの内部
抵抗が増加し、順方向電圧に対する順方向電流の特性曲
線の傾きが小さくなり、順方向特性の低下を招くという
問題があった。
【0005】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ショットキ
ーバリアダイオードのような半導体装置において、順方
向特性を低下させることなく、逆バイアス時の耐圧を向
上させることにある。
れたものであり、その目的とするところは、ショットキ
ーバリアダイオードのような半導体装置において、順方
向特性を低下させることなく、逆バイアス時の耐圧を向
上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
第1の半導体層の上方に第2の半導体層を形成し、第2
の半導体層の上面にショットキー電極を設け、第1の半
導体層の下面にオーミック電極を設けたショットキーバ
リア型の半導体装置において、前記第2の半導体層にお
けるキャリア濃度が、ショットキー電極側で小さく、第
1の半導体層側で大きくなるよう次第に変化しているこ
とを特徴としている。
第1の半導体層の上方に第2の半導体層を形成し、第2
の半導体層の上面にショットキー電極を設け、第1の半
導体層の下面にオーミック電極を設けたショットキーバ
リア型の半導体装置において、前記第2の半導体層にお
けるキャリア濃度が、ショットキー電極側で小さく、第
1の半導体層側で大きくなるよう次第に変化しているこ
とを特徴としている。
【0007】また、この半導体装置においては、第2の
半導体層において、深さに対して1次関数的に変化する
ようにキャリア濃度勾配を持たせてもよい。
半導体層において、深さに対して1次関数的に変化する
ようにキャリア濃度勾配を持たせてもよい。
【0008】
【作用】本発明の半導体装置にあっては、第2の半導体
層におけるキャリア濃度をショットキー電極側で小さく
第1の半導体層側で大きくなるよう次第に変化させてい
るので、ショットキー電極に近い側で電界強度の増加が
抑えられる。このため同等な順方向特性の半導体装置で
あれば、ショットキー電極側に位置する電界強度の最大
値を小さくすることができる。
層におけるキャリア濃度をショットキー電極側で小さく
第1の半導体層側で大きくなるよう次第に変化させてい
るので、ショットキー電極に近い側で電界強度の増加が
抑えられる。このため同等な順方向特性の半導体装置で
あれば、ショットキー電極側に位置する電界強度の最大
値を小さくすることができる。
【0009】特に、キャリア濃度を1次関数的に変化さ
せることにより順方向特性と耐圧の良好な半導体装置を
製作することができる。
せることにより順方向特性と耐圧の良好な半導体装置を
製作することができる。
【0010】
【実施例】図3は本発明の一実施例によるショットキー
バリアダイオードにおけるキャリア濃度の分布を示す図
である。本発明によるショットキーバリアダイオード
も、図1に示したような構造を有している。n+層1の
キャリア濃度はn+層1全体で均一になっているが、従
来例と異なり、n-層2の深い領域にはn型不純物のド
ーピング量を多くし、n-層2の浅い領域にはn型不純
物のドーピング量を少なくし、n-層2のキャリア濃度
が基板深さxと共に次第に変化するようにしている。す
なわち、ショットキー電極3との界面でキャリア濃度が
最小値NLとなり、n+層1との界面でキャリア濃度が最
大値NHとなり、その中間ではn-層2のキャリア濃度が
基板深さxと共に単調に増加するようなキャリアプロフ
ァイルとしている。例えば、n+層1のキャリア濃度は
1018cm-3以上としている。また、n-層2のキャリ
ア濃度は、その最小値NL及び最大値NHをそれぞれ10
14cm-3〜1017cm-3のうちから選択し(つまり、1
014cm-3≦NL<NH≦1017cm-3)、その中間で徐
々に変化させるようにしている。この理由はキャリア濃
度の最小値NLが1014cm-3より小さいと、ショット
キーバリアダイオードの内部抵抗をかえって増大させ、
最大値NHが1017cm-3より大きいと、ショットキー
バリアダイオードの逆バイアス時の耐圧を低下させるた
めである。また、n-層2の厚みdは、必要な耐圧を考
慮して、数μm〜数100μmの範囲で選択するとよ
い。
バリアダイオードにおけるキャリア濃度の分布を示す図
である。本発明によるショットキーバリアダイオード
も、図1に示したような構造を有している。n+層1の
キャリア濃度はn+層1全体で均一になっているが、従
来例と異なり、n-層2の深い領域にはn型不純物のド
ーピング量を多くし、n-層2の浅い領域にはn型不純
物のドーピング量を少なくし、n-層2のキャリア濃度
が基板深さxと共に次第に変化するようにしている。す
なわち、ショットキー電極3との界面でキャリア濃度が
最小値NLとなり、n+層1との界面でキャリア濃度が最
大値NHとなり、その中間ではn-層2のキャリア濃度が
基板深さxと共に単調に増加するようなキャリアプロフ
ァイルとしている。例えば、n+層1のキャリア濃度は
1018cm-3以上としている。また、n-層2のキャリ
ア濃度は、その最小値NL及び最大値NHをそれぞれ10
14cm-3〜1017cm-3のうちから選択し(つまり、1
014cm-3≦NL<NH≦1017cm-3)、その中間で徐
々に変化させるようにしている。この理由はキャリア濃
度の最小値NLが1014cm-3より小さいと、ショット
キーバリアダイオードの内部抵抗をかえって増大させ、
最大値NHが1017cm-3より大きいと、ショットキー
バリアダイオードの逆バイアス時の耐圧を低下させるた
めである。また、n-層2の厚みdは、必要な耐圧を考
慮して、数μm〜数100μmの範囲で選択するとよ
い。
【0011】いま、n-層2のキャリア濃度N(-)が図3
に示すように基板深さxと共に一次関数的に変化してお
り、 N(-)={(NH−NL)x/d}+NL … とすると、逆バイアスで電圧Vを印加した場合にショッ
トキーバリアダイオード内に発生する電界強度の最大値
Em(勾配)は、次の式で表わされる。
に示すように基板深さxと共に一次関数的に変化してお
り、 N(-)={(NH−NL)x/d}+NL … とすると、逆バイアスで電圧Vを印加した場合にショッ
トキーバリアダイオード内に発生する電界強度の最大値
Em(勾配)は、次の式で表わされる。
【数2】
【0012】(実施例と従来例との比較)つぎに、上記
のようにn-層2のキャリア濃度が勾配を有する実施例
のショットキーバリアダイオードとn-層2のキャリア
濃度が一定である従来例のショットキーバリアダイオー
ドとを比較する。すなわち、n+層1のキャリア濃度が
同じで、n-層2のキャリア濃度NDが、実施例のショッ
トキーバリアダイオードのキャリア濃度の平均値(NL
+NH)/2と等しい従来例のショットキーバリアダイ
オードと比較する。従って、 2ND=(NL+NH) … の関係が成り立つ。このような実施例のショットキーバ
リアダイオードと従来例のショットキーバリアダイオー
ドでは、キャリア濃度の平均値が互いに同じであるか
ら、両者の内部抵抗は等しくなり、その順方向特性も互
いに等しくなる。しかし、両者のn-層2における電界
強度の分布は図4のようになる。従来例の電界強度分布
は点線で表わされており、n-層2では直線的に変化し
ている。また、実施例の電界強度分布は実線で表わされ
ており、曲線を描いて変化している。しかも、いずれも
ショットキー電極3との界面で電界強度は最大となって
いる。この両者の電界強度の最大値Em(勾配)とEm
(均一)との大小を比較すると、その差はつぎの式の
ようになる。
のようにn-層2のキャリア濃度が勾配を有する実施例
のショットキーバリアダイオードとn-層2のキャリア
濃度が一定である従来例のショットキーバリアダイオー
ドとを比較する。すなわち、n+層1のキャリア濃度が
同じで、n-層2のキャリア濃度NDが、実施例のショッ
トキーバリアダイオードのキャリア濃度の平均値(NL
+NH)/2と等しい従来例のショットキーバリアダイ
オードと比較する。従って、 2ND=(NL+NH) … の関係が成り立つ。このような実施例のショットキーバ
リアダイオードと従来例のショットキーバリアダイオー
ドでは、キャリア濃度の平均値が互いに同じであるか
ら、両者の内部抵抗は等しくなり、その順方向特性も互
いに等しくなる。しかし、両者のn-層2における電界
強度の分布は図4のようになる。従来例の電界強度分布
は点線で表わされており、n-層2では直線的に変化し
ている。また、実施例の電界強度分布は実線で表わされ
ており、曲線を描いて変化している。しかも、いずれも
ショットキー電極3との界面で電界強度は最大となって
いる。この両者の電界強度の最大値Em(勾配)とEm
(均一)との大小を比較すると、その差はつぎの式の
ようになる。
【数3】 ここで、電圧Vは逆バイアス(V<0)で、(Vbi−
V)>0で、かつNL<NHであるから、式の結果は負
の値となり、 Em2(勾配)<Em2(均一) であることが分かる。すなわち、図4に示すように、 (0<)Em(勾配)<Em(均一) となっている。
V)>0で、かつNL<NHであるから、式の結果は負
の値となり、 Em2(勾配)<Em2(均一) であることが分かる。すなわち、図4に示すように、 (0<)Em(勾配)<Em(均一) となっている。
【0013】これより、n-層2のキャリア濃度が均一
なショットキーバリアダイオードよりも、n-層2のキ
ャリア濃度に勾配を持たせたショットキーバリアダイオ
ードの方が、内部の電界強度の最大値が小さくなること
が分かる。このことは、キャリア濃度に勾配を持たせる
ことにより、逆バイアス時の耐圧の大きなショットキー
バリアダイオードを製作できるということである。
なショットキーバリアダイオードよりも、n-層2のキ
ャリア濃度に勾配を持たせたショットキーバリアダイオ
ードの方が、内部の電界強度の最大値が小さくなること
が分かる。このことは、キャリア濃度に勾配を持たせる
ことにより、逆バイアス時の耐圧の大きなショットキー
バリアダイオードを製作できるということである。
【0014】また、同等な順方向特性を有する同じ耐圧
の従来のショットキーバリアダイオードと比較すると、
n-層2の厚みを薄くすることができるので、その結果
ショットキーバリアダイオードの内部抵抗を小さくする
ことができる。このため、ある順方向電圧における単位
面積当りの電流密度が大きくなり、素子面積を小さくで
き、かつある順方向電流が流れるときの発熱を小さくす
ることができる。よって、ショットキーバリアダイオー
ドを取り付けるための放熱板を小型化することができ、
あるいは放熱板を無くすことができる。
の従来のショットキーバリアダイオードと比較すると、
n-層2の厚みを薄くすることができるので、その結果
ショットキーバリアダイオードの内部抵抗を小さくする
ことができる。このため、ある順方向電圧における単位
面積当りの電流密度が大きくなり、素子面積を小さくで
き、かつある順方向電流が流れるときの発熱を小さくす
ることができる。よって、ショットキーバリアダイオー
ドを取り付けるための放熱板を小型化することができ、
あるいは放熱板を無くすことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、同等な順方向特性を有
する従来のショットキーバリアダイオードと比較してよ
り大きな耐圧を得られるので、順方向特性と逆バイアス
時の耐圧にすぐれた信頼性の高いショットキーバリア型
半導体装置を製作することができる。
する従来のショットキーバリアダイオードと比較してよ
り大きな耐圧を得られるので、順方向特性と逆バイアス
時の耐圧にすぐれた信頼性の高いショットキーバリア型
半導体装置を製作することができる。
【0016】また、同等な順方向特性を有する同じ耐圧
の従来のショットキーバリアダイオードと比較すると、
第2の半導体層の厚みを薄くできるので、内部抵抗が小
さくなって順方向電流を流したときの発熱を小さくする
ことができる。よって、放熱板を小型化したり、不要に
したりでき、ショットキーバリア型の半導体装置のコス
トダウンを図ることができる。
の従来のショットキーバリアダイオードと比較すると、
第2の半導体層の厚みを薄くできるので、内部抵抗が小
さくなって順方向電流を流したときの発熱を小さくする
ことができる。よって、放熱板を小型化したり、不要に
したりでき、ショットキーバリア型の半導体装置のコス
トダウンを図ることができる。
【図1】ショットキーバリアダイオードの構造を示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】従来のショットキーバリアダイオードのキャリ
ア濃度と基板深さとの関係を示す図である。
ア濃度と基板深さとの関係を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるショットキーバリアダ
イオードのキャリア濃度と基板深さとの関係を示す図で
ある。
イオードのキャリア濃度と基板深さとの関係を示す図で
ある。
【図4】従来のショットキーバリアダイオードと同上の
実施例によるショットキーバリアダイオードの各n-層
における電界強度の分布を示す図である。
実施例によるショットキーバリアダイオードの各n-層
における電界強度の分布を示す図である。
1 n+層 2 n-層 3 ショットキー電極 4 オーミック電極
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の半導体層の上方に第2の半導体層
を形成し、第2の半導体層の上面にショットキー電極を
設け、第1の半導体層の下面にオーミック電極を設けた
ショットキーバリア型の半導体装置において、 前記第2の半導体層におけるキャリア濃度が、ショット
キー電極側で小さく、第1の半導体層側で大きくなるよ
う次第に変化していることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記第2の半導体層におけるキャリア濃
度が、第2の半導体層の深さに対して1次関数的に変化
する濃度勾配を有していることを特徴とする請求項1に
記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3088994A JPH07221327A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3088994A JPH07221327A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221327A true JPH07221327A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12316299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3088994A Pending JPH07221327A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07221327A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006005168A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Nippon Inter Electronics Corp | ショットキバリアダイオード |
JP2014530484A (ja) * | 2011-09-11 | 2014-11-17 | クリー インコーポレイテッドCree Inc. | ショットキー・ダイオード |
US9595618B2 (en) | 2010-03-08 | 2017-03-14 | Cree, Inc. | Semiconductor devices with heterojunction barrier regions and methods of fabricating same |
JP2018198324A (ja) * | 2018-08-08 | 2018-12-13 | ローム株式会社 | ショットキーバリアダイオード |
US10497816B2 (en) | 2011-07-28 | 2019-12-03 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP3088994A patent/JPH07221327A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006005168A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Nippon Inter Electronics Corp | ショットキバリアダイオード |
US9595618B2 (en) | 2010-03-08 | 2017-03-14 | Cree, Inc. | Semiconductor devices with heterojunction barrier regions and methods of fabricating same |
US10497816B2 (en) | 2011-07-28 | 2019-12-03 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
US10665728B2 (en) | 2011-07-28 | 2020-05-26 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
US10964825B2 (en) | 2011-07-28 | 2021-03-30 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
US11355651B2 (en) | 2011-07-28 | 2022-06-07 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
US11664465B2 (en) | 2011-07-28 | 2023-05-30 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
JP2014530484A (ja) * | 2011-09-11 | 2014-11-17 | クリー インコーポレイテッドCree Inc. | ショットキー・ダイオード |
JP2017118125A (ja) * | 2011-09-11 | 2017-06-29 | クリー インコーポレイテッドCree Inc. | ショットキー・ダイオード |
US9865750B2 (en) | 2011-09-11 | 2018-01-09 | Cree, Inc. | Schottky diode |
JP2018198324A (ja) * | 2018-08-08 | 2018-12-13 | ローム株式会社 | ショットキーバリアダイオード |
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