JPH0722071A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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Publication number
JPH0722071A
JPH0722071A JP5164770A JP16477093A JPH0722071A JP H0722071 A JPH0722071 A JP H0722071A JP 5164770 A JP5164770 A JP 5164770A JP 16477093 A JP16477093 A JP 16477093A JP H0722071 A JPH0722071 A JP H0722071A
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JP
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voltage
battery
charged
main power
abnormal
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JP5164770A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kijima
淳 木嶋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電式バッテリを搭載した装置において、バ
ッテリの異常を検出することを目的とする。 【構成】 主電源電圧及びバッテリ電圧の検出部5及び
3と、CPU1にバッテリ電圧異常の検出機能を設け
る。主電源投入時のバッテリ電圧検出部3によるチェッ
クにおいてバッテリ電圧の異常の有無により、バッテリ
電圧異常の場合はバッテリ電圧異常時間の計数機能でバ
ッテリ電圧の異常継続時間を計測し、所定の時間t1内
にバッテリ電圧異常が解消されない場合に、また、バッ
テリ電圧正常の場合は主電源及びバッテリ電圧の検出部
5及び3で主電源、バッテリ4の電圧を監視し、主電源
電圧が正常かつバッテリ電圧が異常になった場合にバッ
テリ異常を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、充電式バッテリの寿
命または故障を検出、通報する電源装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどの装置は、
一般的に主電源(例えばAC100V)の他に充電式の
バッテリを備えており、主電源が入っている場合は主電
源から、主電源が入っていない場合には充電式のバッテ
リから電源電圧が供給される。
【0003】しかしながら、バッテリにより電源電圧を
供給する場合、徐々にバッテリのパワーが落ち、バッテ
リ電圧が降下してくる。このバッテリの状態を使用者に
知らせるために装置にLEDがついている。このLED
は、バッテリが充電されているときは、例えば緑色に、
バッテリが消耗したら、例えば赤色に点灯する。パーソ
ナルコンピュータなどの装置では、このLEDを利用し
て充電式バッテリの充電状態を使用者に知らせている。
【0004】次に、上記充電式バッテリとLEDの動作
関係について説明する。バッテリが充電されているとき
はLEDは緑色に点灯し、使用者に対してバッテリの使
用可能を通報する。一方、バッテリのパワー(電圧)が
なくなってくるとLEDは緑色から赤色に変化し、使用
者にバッテリの充電を促す。それにより使用者はバッテ
リの充電を行う。
【0005】一般に、充電はパーソナルコンピュータの
主電源を入れるだけで開始できる。充電が完了してバッ
テリのパワー(電圧)が回復すると、LEDは赤色から
緑色に変化して使用者に知らせる。普通、バッテリをフ
ル充電するのに要する時間はバッテリによってだいたい
決まっている。従って、バッテリが完全に消耗した状態
で充電を開始した場合、バッテリによって決まっている
フル充電に要する時間内にLEDは緑色に変化するはず
である。もし、フル充電に要する時間以上に充電しても
LEDが赤色のままであったときは、バッテリの寿命に
なったことを意味し、使用者にバッテリの交換を促す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
充電式バッテリの寿命の検出方法では、バッテリの消耗
後充電を開始した場合に、充電が完了したか又はバッテ
リの寿命になっているかはLEDが所定時間内に赤色か
ら緑色に変わることでしかわからないため、使用者が所
定時間内にLEDが赤色から緑色に変化するかどうかを
定期的に観察しなければならないという問題点があっ
た。
【0007】また、離れた場所に充電式バッテリを搭載
した装置を設置した場合を考えると、緑色LEDの点灯
を装置からのバッテリの充電完了の通報、赤色LEDの
点灯を装置からのバッテリの消耗の通報と読み替えてみ
ると、次の問題点があることがわかる。すなわち、バッ
テリのパワー(電圧)がなくなった場合、装置から通報
が行われる。これにより使用者はバッテリの消耗を知る
ことができる。しかし、その後バッテリの再充電が行わ
れたかバッテリの寿命なのかはバッテリの充電完了時に
装置からくる通報でしかわからないことになる。ところ
がバッテリの消耗後どの時点で主電源の投入がなされた
のかが不明のとき、バッテリの消耗時の通報後にバッテ
リが充電されたとの通報がないときに、バッテリが単に
充電されていないだけなのかそれとも寿命になったのか
を使用者が判断することができない。
【0008】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、バッテリが寿命または故障になっ
たことを検出し、使用者に通報することができる電源装
置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電源装置は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検出手
段。 〔2〕 主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段。 〔3〕 前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かを判断し、充電済みの場合は前記第1の電圧検出手
段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常のときかつ前記
第2の電圧検出手段の出力に基づいて主電源電圧が正常
のときに、未充電の場合は所定の時間内に充電されない
ときに前記バッテリの寿命または故障と判断してその旨
を通報するバッテリ異常検出手段。
【0010】この発明の請求項2に係る電源装置は、次
に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検出手
段。 〔2〕 主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段。 〔3〕 前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かを第1の電圧で判断し、充電済みの場合は前記第1
の電圧検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か
否かを前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し前記
バッテリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段
の出力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未充電の
場合は所定の時間内に充電されないときに前記バッテリ
の寿命または故障と判断してその旨を通報するバッテリ
異常検出手段。
【0011】この発明の請求項3に係る電源装置は、次
に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検出手
段。 〔2〕 主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段。 〔3〕 前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かを第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続した
か否かで判断し、充電済みの場合は前記第1の電圧検出
手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か否かを前記
第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し前記バッテリ電
圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段の出力に基
づいて主電源電圧が正常のときに、未充電の場合は第2
の時間内に充電されないときに前記バッテリの寿命また
は故障と判断してその旨を通報するバッテリ異常検出手
段。
【0012】この発明の請求項4に係る電源装置は、次
に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検出手
段。 〔2〕 主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段。 〔3〕 前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かを第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続した
か否かで判断し前記第1の時間以上継続した場合は充電
完了と判断してその旨を通報し、充電済みの場合は前記
第1の電圧検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異
常か否かを前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し
前記バッテリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出
手段の出力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未充
電の場合は第2の時間内に充電されないときに前記バッ
テリの寿命または故障と判断してその旨を通報し、かつ
充電済みの場合であって前記第1の電圧検出手段の出力
に基づいてバッテリ電圧が異常か否かを前記第1の電圧
と異なる第2の電圧で判断し前記バッテリ電圧が異常の
ときかつ前記第2の電圧検出手段の出力に基づいて主電
源電圧が異常のときに前記バッテリの消耗と判断してそ
の旨を通報するバッテリ異常検出手段。
【0013】
【作用】この発明の請求項1に係る電源装置において
は、第1の電圧検出手段によって、バッテリの電圧が検
出される。また、第2の電圧検出手段によって、主電源
の電圧が検出される。そして、バッテリ異常検出手段に
よって、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かが判断され、充電済みの場合は前記第1の電圧検出
手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常のときかつ前
記第2の電圧検出手段の出力に基づいて主電源電圧が正
常のときに、未充電の場合は所定の時間内に充電されな
いときに前記バッテリの寿命または故障と判断されてそ
の旨が通報される。
【0014】この発明の請求項2に係る電源装置におい
ては、第1の電圧検出手段によって、バッテリの電圧が
検出される。また、第2の電圧検出手段によって、主電
源の電圧が検出される。そして、バッテリ異常検出手段
によって、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧
検出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未
充電かが第1の電圧で判断され、充電済みの場合は前記
第1の電圧検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異
常か否かが前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断さ
れ前記バッテリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検
出手段の出力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未
充電の場合は所定の時間内に充電されないときに前記バ
ッテリの寿命または故障と判断されてその旨が通報され
る。
【0015】この発明の請求項3に係る電源装置におい
ては、第1の電圧検出手段によって、バッテリの電圧が
検出される。また、第2の電圧検出手段によって、主電
源の電圧が検出される。そして、バッテリ異常検出手段
によって、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧
検出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未
充電かが第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続し
たか否かで判断され、充電済みの場合は前記第1の電圧
検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か否かが
前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断され前記バッ
テリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段の出
力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未充電の場合
は第2の時間内に充電されないときに前記バッテリの寿
命または故障と判断されてその旨が通報される。
【0016】この発明の請求項4に係る電源装置におい
ては、第1の電圧検出手段によって、バッテリの電圧が
検出される。また、第2の電圧検出手段によって、主電
源の電圧が検出される。そして、バッテリ異常検出手段
によって、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧
検出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未
充電かが第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続し
たか否かで判断され前記第1の時間以上継続した場合は
充電完了と判断されてその旨が通報され、充電済みの場
合は前記第1の電圧検出手段の出力に基づいてバッテリ
電圧が異常か否かが前記第1の電圧と異なる第2の電圧
で判断され前記バッテリ電圧が異常のときかつ前記第2
の電圧検出手段の出力に基づいて主電源電圧が正常のと
きに、未充電の場合は第2の時間内に充電されないとき
に前記バッテリの寿命または故障と判断されてその旨が
通報され、かつ充電済みの場合であって前記第1の電圧
検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か否かが
前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断され前記バッ
テリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段の出
力に基づいて主電源電圧が異常のときに前記バッテリの
消耗と判断されてその旨が通報される。
【0017】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成について図1を参
照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1の構
成を示すブロック図である。
【0018】図1において、1は中央制御装置(以下
「CPU」という。)であって、装置全体を制御する。
2は通信制御部であって、CPU1に制御されて回線7
とデータの送受信を行う。3はバッテリ電圧検出部であ
って、バッテリの電圧を監視する。4は充電式バッテリ
(以下「バッテリ」という。)であって、バッテリ電圧
検出部3に接続されると共に主電源がOFFのとき、本
装置に電源電圧を供給する。5は主電源電圧検出部であ
って、主電源の電圧を監視すると共に、主電源電圧異常
の場合はバッテリ4に電源電圧を切り換える。なお、C
PU1、通信制御部2、バッテリ電圧検出部3及び主電
源電圧検出部5は、本装置の内部バス6に接続されてい
る。
【0019】ところで、この発明に係る第1の電圧検出
手段は、この実施例1ではバッテリ電圧検出部3に相当
し、この発明に係る第2の電圧検出手段は、この実施例
1では主電源電圧検出部5に相当し、この発明に係るバ
ッテリ異常検出手段は、この実施例1ではCPU1及び
通信制御部2から構成される。
【0020】つぎに、前述した実施例1の動作について
図2、図3及び図4を参照しながら説明する。図2は、
この発明の実施例1の動作を示すフローチャートであ
る。また、図3及び図4は、この発明の実施例1のバッ
テリ電圧と時間の関係を示す図である。図3及び図4に
おいて、横軸は時間、縦軸はバッテリ電圧をそれぞれ示
す。
【0021】ステップ10において、CPU1は、主電
源をONしたときに、バッテリ電圧検出部3によりバッ
テリ4の電圧をチェックする。バッテリ4の電圧が所定
のバッテリ異常電圧以上である場合はバッテリ4は充電
済みとみなし、ステートB(SBと表記している。以下
同様である。)へ進む。
【0022】ステップ11〜13において、ステートB
のときは、周期的にタイム遅延を経て、バッテリ電圧検
出部3によりバッテリ4の電圧をチェックする。バッテ
リ電圧が正常のときはステートBを継続する。一方、バ
ッテリ電圧が異常のときは、主電源電圧検出部5により
主電源の電圧をチェックする。主電源の電圧が異常の場
合は主電源OFFとみなし、ステートDへ進む。主電源
の電圧が正常の場合は主電源ONであり、この場合はバ
ッテリ4が寿命または故障であることを示しており、ス
テートCへ進む。
【0023】ステップ14において、ステートDは主電
源OFFかつバッテリ電圧異常の状態であり、バッテリ
4の消耗である。このステートDのときは、主電源及び
バッテリ4の電圧が両方とも低下していることを示して
おり、装置の停止を行う。
【0024】ステップ15〜17において、バッテリ4
の電圧が所定のバッテリ異常電圧以下である場合はバッ
テリ未充電とみなし、バッテリ未充電の継続時間の計測
を開始する。バッテリ未充電をステートAとする。ステ
ートAのときは、周期的にタイム遅延を経て、バッテリ
電圧検出部3によりバッテリ4の電圧をチェックする。
バッテリ4の電圧がバッテリ異常電圧以上になった場合
は充電完了としてバッテリ未充電の継続時間の計測をリ
セットし、ステートBに移る。バッテリ4の電圧がバッ
テリ異常電圧以下の場合は、バッテリ未充電の継続時間
をチェックする。未充電の継続時間が所定時間t1以下
の場合は充電継続中としてタイム遅延に戻る。ここで、
所定時間t1は、完全に放電しているバッテリ4がフル
充電するまでの時間に設定しておく。所定時間t1を超
えた場合はバッテリ4が寿命または故障になったと判断
し、ステートCへ進む。
【0025】ステップ18において、ステートCの場
合、CPU1は、通信制御部2及び回線7を経由して離
れた場所にいる使用者に対してバッテリ4の異常を通報
する。
【0026】図3は、バッテリ4を寿命と判断する場合
のバッテリ電圧と時間との関係を示したものである。図
3からわかるように、バッテリ電圧がバッテリ異常電圧
以下の時間がt1時間継続することでバッテリ4が寿命
または故障になったと判断する。
【0027】なお、バッテリ未充電の継続時間計測中に
主電源がOFFした場合は継続時間の測定をリセットす
る。図4は、主電源ON/OFFとの関係でバッテリの
寿命を判断する場合のバッテリ電圧と時間との関係を示
したものである。図4において、主電源ONと共にバッ
テリ未充電の継続時間計測を開始する。時間ta(<t
1)で主電源がOFFした場合はバッテリの異常とはせ
ず、バッテリ未充電の継続時間計測を停止し、計測値を
リセットする。主電源のON後、t1時間バッテリ電圧
の異常が継続し、かつ主電源がONのままであった場合
にはじめてバッテリ4の寿命または故障と判断する。
【0028】以上の説明からわかるように、この実施例
1は、まず、主電源のON時のバッテリ4の電圧状態に
よってバッテリ4が充電済みか未充電状態かを判断す
る。そして、充電済みの場合は以後のバッテリ電圧監視
においてバッテリ電圧異常が発生した場合にバッテリ4
の寿命または故障と判断し、また未充電の場合は所定の
時間内に充電しないことによってバッテリ4の寿命また
は故障と判断し、離れた場所にいる使用者に通報する。
使用者は、その通報を得ることによって特に装置の状態
を現地へ見に行くことなくバッテリ交換の判断を行うこ
とができる。
【0029】実施例2.この発明の実施例2について図
5を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施例
2の動作を示すフローチャートである。なお、実施例2
の構成は、実施例1と同様である。
【0030】上述した実施例1では、バッテリ4の充電
完了を判断する電圧と、バッテリ4の異常を判断する電
圧を同じ値としたが、電圧を変化させて判断することも
可能である。バッテリ4の充電完了電圧値とバッテリ異
常電圧値の関係を以下のように設定する。 充電完了電圧>バッテリ異常電圧
【0031】図5のフローチャートは図2のフローチャ
ートとほぼ同じであるが、ステップ20及び26におけ
るバッテリ電圧検出部3によるバッテリ4の電圧チェッ
クでは、バッテリ電圧がバッテリ充電完了電圧以上であ
るかどうかを判断する。バッテリ電圧が充電完了電圧以
上の場合は充電が完了していると判断してステートBへ
進む。バッテリ電圧が充電完了電圧以下の場合は未充電
と判断する。
【0032】ステートBでは、周期的にバッテリ電圧検
出部3によりバッテリ4の電圧をチェックし、バッテリ
電圧が異常の場合は、主電源電圧検出部5により主電源
の電圧をチェックする。しかし、バッテリ充電直後のこ
とを考えるとバッテリ4の充電完了電圧値とバッテリ異
常電圧値を変えているためにバッテリ4をある程度使用
しないとバッテリ4の電圧はバッテリ異常電圧値まで下
がらない。
【0033】このように充電完了電圧とバッテリ異常電
圧とを別の値に設定することによって、バッテリ充電完
了直後に微妙なバッテリ電圧変化(チャタリング)によ
ってバッテリ電圧異常と判断されることがなくなり、よ
り正確にバッテリ4の交換要否を使用者は判断すること
ができる。
【0034】実施例3.この発明の実施例3について図
6及び図7を参照しながら説明する。図6は、この発明
の実施例3の動作を示すフローチャートである。また、
図7は、この発明の実施例3のバッテリ電圧と時間の関
係を示す図である。なお、この実施例3の構成は、実施
例1と同様である。
【0035】上述した実施例1及び2では、バッテリ電
圧が充電完了電圧を超えた場合に充電完了としたが、充
電完了電圧以上の電圧を所定時間継続した場合にバッテ
リ4の充電完了とすることもできる。
【0036】ステップ30及び38において、バッテリ
電圧検出部3によるバッテリ4の電圧チェックの結果、
バッテリ電圧が充電完了電圧以上であった場合はステー
トEへ進む。
【0037】ステップ31〜32において、ステートE
では、タイム遅延を経て、充電完了電圧後の充電継続時
間を計測し、チェックする。充電継続時間が所定時間t
2を超えた場合、バッテリ4の充電が完了したとみなし
てステートBへ進む。
【0038】図7は、バッテリ4の充電完了と判断する
場合のバッテリ電圧と時間との関係を示したものであ
る。図7からわかるように、バッテリ電圧が充電完了電
圧以上である時間がt2時間継続することによってバッ
テリ4の充電が完了したと判断する。ここで、時間t2
は、例えばバッテリ4がフル充電するのに要する時間と
すれば良い。
【0039】このように充電完了電圧以上のバッテリ電
圧が所定時間継続することによってバッテリ充電完了と
することにより、バッテリ4を十分充電した状態でバッ
テリ充電後のバッテリ電圧のチェックによるバッテリの
異常の検出ができ、バッテリ充電直後の微妙なバッテリ
電圧変化(チャタリング)によってバッテリ電圧異常と
判断されることがなくなり、より正確にバッテリ4の交
換要否を使用者は判断することができる。
【0040】実施例4.この発明の実施例4について図
8を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施例
4の動作を示すフローチャートである。なお、この実施
例4の構成は、実施例1と同様である。
【0041】上述した実施例1、2及び3では、バッテ
リ4の寿命、故障時のみ使用者に通報するようにしてい
るが、バッテリ4の充電完了時及びバッテリ4の消耗時
にも使用者に通報することもできる。
【0042】ステップ52において、充電完了電圧後の
充電継続時間を計測し、チェックした結果、充電継続時
間が所定時間t2を超えた場合、バッテリ4の充電が完
了したとみなしてステートBへ進む。
【0043】ステップ53〜56において、ステートB
では、離れた場所にいる使用者に対してバッテリ4の充
電完了を通報する。その後、タイム遅延を経て周期的
に、バッテリ電圧検出部3によりバッテリ4の電圧をチ
ェックする。また、バッテリ電圧が異常でかつ主電源が
OFFの場合はステートDへ進む。
【0044】ステップ57〜58において、ステートD
では、離れた場所にいる使用者に対してバッテリ4の消
耗を通報する。
【0045】このようにバッテリ4の充電完了時、バッ
テリ4の消耗時、バッテリ4の寿命または故障時に各々
通報することにより、離れた場所にいる使用者はバッテ
リ4の状態をより詳しく知ることができる。
【0046】上記各実施例は、離れた場所にある装置か
らのバッテリ4の寿命または故障の通報について説明し
たが、バッテリ4の寿命または故障を検知した場合に通
報する代わりに装置に表示して使用者に知らせることも
可能であり、同様な効果を有する。
【0047】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る電源装置は、
以上説明したとおり、バッテリの電圧を検出する第1の
電圧検出手段と、主電源の電圧を検出する第2の電圧検
出手段と、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧
検出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未
充電かを判断し、充電済みの場合は前記第1の電圧検出
手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常のときかつ前
記第2の電圧検出手段の出力に基づいて主電源電圧が正
常のときに、未充電の場合は所定の時間内に充電されな
いときに前記バッテリの寿命または故障と判断してその
旨を通報するバッテリ異常検出手段とを備えたので、離
れた場所にいる使用者がバッテリの寿命または故障を知
ることができ、バッテリ交換の判断をすることができる
という効果を奏する。
【0048】この発明の請求項2に係る電源装置は、以
上説明したとおり、バッテリの電圧を検出する第1の電
圧検出手段と、主電源の電圧を検出する第2の電圧検出
手段と、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かを第1の電圧で判断し、充電済みの場合は前記第1
の電圧検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か
否かを前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し前記
バッテリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段
の出力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未充電の
場合は所定の時間内に充電されないときに前記バッテリ
の寿命または故障と判断してその旨を通報するバッテリ
異常検出手段とを備えたので、離れた場所にいる使用者
がバッテリの寿命または故障を知ることができ、バッテ
リ交換の判断をすることができるという効果を奏する。
また、バッテリの充電完了の電圧とバッテリ異常の電圧
を別に設定したので、バッテリ充電完了直後に微妙なバ
ッテリ電圧変化(チャタリング)によってバッテリ電圧
異常と誤判断されることがなくなるという効果を奏す
る。
【0049】この発明の請求項3に係る電源装置は、以
上説明したとおり、バッテリの電圧を検出する第1の電
圧検出手段と、主電源の電圧を検出する第2の電圧検出
手段と、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かを第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続した
か否かで判断し、充電済みの場合は前記第1の電圧検出
手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か否かを前記
第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し前記バッテリ電
圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段の出力に基
づいて主電源電圧が正常のときに、未充電の場合は第2
の時間内に充電されないときに前記バッテリの寿命また
は故障と判断してその旨を通報するバッテリ異常検出手
段とを備えたので、離れた場所にいる使用者がバッテリ
の寿命または故障を知ることができ、バッテリ交換の判
断をすることができるという効果を奏する。また、バッ
テリ充電完了の電圧検出後にバッテリ電圧が所定時間継
続することによってバッテリ充電完了とするので、バッ
テリを十分充電した状態でバッテリ充電後のバッテリ電
圧のチェックによるバッテリの異常の検出ができ、バッ
テリ充電直後の微妙なバッテリ電圧変化(チャタリン
グ)によってバッテリ電圧異常と誤判断されることがな
くなるという効果を奏する。
【0050】この発明の請求項4に係る電源装置は、以
上説明したとおり、バッテリの電圧を検出する第1の電
圧検出手段と、主電源の電圧を検出する第2の電圧検出
手段と、前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検
出手段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充
電かを第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続した
か否かで判断し前記第1の時間以上継続した場合は充電
完了と判断してその旨を通報し、充電済みの場合は前記
第1の電圧検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異
常か否かを前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し
前記バッテリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出
手段の出力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未充
電の場合は第2の時間内に充電されないときに前記バッ
テリの寿命または故障と判断してその旨を通報し、かつ
充電済みの場合であって前記第1の電圧検出手段の出力
に基づいてバッテリ電圧が異常か否かを前記第1の電圧
と異なる第2の電圧で判断し前記バッテリ電圧が異常の
ときかつ前記第2の電圧検出手段の出力に基づいて主電
源電圧が異常のときに前記バッテリの消耗と判断してそ
の旨を通報するバッテリ異常検出手段とを備えたので、
離れた場所にいる使用者がバッテリの寿命または故障を
知ることができ、バッテリ交換の判断をすることができ
るという効果を奏する。また、バッテリの状態が変化す
る度に通報するので、使用者はバッテリの状態をより詳
しく知ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】この発明の実施例1のバッテリ電圧と時間の関
係を示す図である。
【図4】この発明の実施例1のバッテリ電圧と時間の関
係を示す図である。
【図5】この発明の実施例2の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】この発明の実施例3の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】この発明の実施例3のバッテリ電圧と時間との
関係を示す図である。
【図8】この発明の実施例4の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 中央制御装置(CPU) 2 通信制御部 3 バッテリ電圧検出部 4 バッテリ 5 主電源電圧検出部 7 回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検
    出手段、主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段、
    及び前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検出手
    段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充電か
    を判断し、充電済みの場合は前記第1の電圧検出手段の
    出力に基づいてバッテリ電圧が異常のときかつ前記第2
    の電圧検出手段の出力に基づいて主電源電圧が正常のと
    きに、未充電の場合は所定の時間内に充電されないとき
    に前記バッテリの寿命または故障と判断してその旨を通
    報するバッテリ異常検出手段を備えたことを特徴とする
    電源装置。
  2. 【請求項2】 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検
    出手段、主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段、
    及び前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検出手
    段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充電か
    を第1の電圧で判断し、充電済みの場合は前記第1の電
    圧検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か否か
    を前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し前記バッ
    テリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段の出
    力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未充電の場合
    は所定の時間内に充電されないときに前記バッテリの寿
    命または故障と判断してその旨を通報するバッテリ異常
    検出手段を備えたことを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検
    出手段、主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段、
    及び前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検出手
    段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充電か
    を第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続したか否
    かで判断し、充電済みの場合は前記第1の電圧検出手段
    の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か否かを前記第1
    の電圧と異なる第2の電圧で判断し前記バッテリ電圧が
    異常のときかつ前記第2の電圧検出手段の出力に基づい
    て主電源電圧が正常のときに、未充電の場合は第2の時
    間内に充電されないときに前記バッテリの寿命または故
    障と判断してその旨を通報するバッテリ異常検出手段を
    備えたことを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 バッテリの電圧を検出する第1の電圧検
    出手段、主電源の電圧を検出する第2の電圧検出手段、
    及び前記主電源がONの場合に、前記第1の電圧検出手
    段の出力に基づいて前記バッテリが充電済みか未充電か
    を第1の電圧以上の電圧が第1の時間以上継続したか否
    かで判断し前記第1の時間以上継続した場合は充電完了
    と判断してその旨を通報し、充電済みの場合は前記第1
    の電圧検出手段の出力に基づいてバッテリ電圧が異常か
    否かを前記第1の電圧と異なる第2の電圧で判断し前記
    バッテリ電圧が異常のときかつ前記第2の電圧検出手段
    の出力に基づいて主電源電圧が正常のときに、未充電の
    場合は第2の時間内に充電されないときに前記バッテリ
    の寿命または故障と判断してその旨を通報し、かつ充電
    済みの場合であって前記第1の電圧検出手段の出力に基
    づいてバッテリ電圧が異常か否かを前記第1の電圧と異
    なる第2の電圧で判断し前記バッテリ電圧が異常のとき
    かつ前記第2の電圧検出手段の出力に基づいて主電源電
    圧が異常のときに前記バッテリの消耗と判断してその旨
    を通報するバッテリ異常検出手段を備えたことを特徴と
    する電源装置。
JP5164770A 1993-07-02 1993-07-02 電源装置 Pending JPH0722071A (ja)

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