JPH07220207A - Mrヘッドの読出し回路 - Google Patents
Mrヘッドの読出し回路Info
- Publication number
- JPH07220207A JPH07220207A JP6010148A JP1014894A JPH07220207A JP H07220207 A JPH07220207 A JP H07220207A JP 6010148 A JP6010148 A JP 6010148A JP 1014894 A JP1014894 A JP 1014894A JP H07220207 A JPH07220207 A JP H07220207A
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- JP
- Japan
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- transistors
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- transistor
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 27
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims abstract description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MRヘッドの読出し回路に関し、書込みから
読出しに切替えた際、安定したデータ再生が可能となる
までの時間を速くすることを目的とする。 【構成】 磁気抵抗効果素子1の一方の端子を一方のト
ランジスタ4のベースに接続し、他方の端子を他方のト
ランジスタ5のベースに接続し、二つのトランジスタ
4,5のエミッタ間にコンデンサ6を接続し、二つのト
ランジスタ4,5に夫々設けた定電流源回路9,10を
データ読出し時に起動して各トランジスタ4,5に電流
を供給させ、磁気抵抗効果素子1が再生するデータを増
幅する差動増幅器において、書込みと読出し時に動作し
て、コンデンサ6からリークする電荷を補充する程度に
各トランジスタ4,5に流れる電流を供給する定電流源
回路12,13を二つのトランジスタ4,5に夫々設け
て構成する。
読出しに切替えた際、安定したデータ再生が可能となる
までの時間を速くすることを目的とする。 【構成】 磁気抵抗効果素子1の一方の端子を一方のト
ランジスタ4のベースに接続し、他方の端子を他方のト
ランジスタ5のベースに接続し、二つのトランジスタ
4,5のエミッタ間にコンデンサ6を接続し、二つのト
ランジスタ4,5に夫々設けた定電流源回路9,10を
データ読出し時に起動して各トランジスタ4,5に電流
を供給させ、磁気抵抗効果素子1が再生するデータを増
幅する差動増幅器において、書込みと読出し時に動作し
て、コンデンサ6からリークする電荷を補充する程度に
各トランジスタ4,5に流れる電流を供給する定電流源
回路12,13を二つのトランジスタ4,5に夫々設け
て構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気抵抗効果素子を用い
たMRヘッドにより、記録媒体に記録されたデータを再
生する回路に係り、特にMRヘッドを書込み状態から読
出し状態に切替えた際に、安定したデータ再生が可能と
なるまでのリカバリ時間を速くするMRヘッドの読出し
回路に関する。
たMRヘッドにより、記録媒体に記録されたデータを再
生する回路に係り、特にMRヘッドを書込み状態から読
出し状態に切替えた際に、安定したデータ再生が可能と
なるまでのリカバリ時間を速くするMRヘッドの読出し
回路に関する。
【0002】近年、磁気記録再生装置においては、小型
化、大容量化が進み、データ再生用ヘッドも、従来の薄
膜ヘッドから磁気抵抗効果素子を用いたMRヘッドが使
用されるようになった。これは、MRヘッドを使用する
ことにより、記録媒体の周速に依存しない再生出力が得
られるようになるため、記録媒体の周速を低くすること
により、高記録密度化が可能となるためである。
化、大容量化が進み、データ再生用ヘッドも、従来の薄
膜ヘッドから磁気抵抗効果素子を用いたMRヘッドが使
用されるようになった。これは、MRヘッドを使用する
ことにより、記録媒体の周速に依存しない再生出力が得
られるようになるため、記録媒体の周速を低くすること
により、高記録密度化が可能となるためである。
【0003】ところで、MRヘッドでデータを再生する
場合、磁気抵抗効果素子にはセンス電流を流す必要があ
るが、これにより磁気抵抗効果素子の両端子間に電位差
が発生する。
場合、磁気抵抗効果素子にはセンス電流を流す必要があ
るが、これにより磁気抵抗効果素子の両端子間に電位差
が発生する。
【0004】そして、磁気抵抗効果素子の一方の端子を
一方のトランジスタのベースに接続し、この磁気抵抗効
果素子の他方の端子を他方のトランジスタのベースに接
続し、この二つのトランジスタのエミッタ間にコンデン
サを接続して構成される差動増幅器では、このコンデン
サに前記電位差に相当する電位を発生する電荷が蓄積さ
れる。
一方のトランジスタのベースに接続し、この磁気抵抗効
果素子の他方の端子を他方のトランジスタのベースに接
続し、この二つのトランジスタのエミッタ間にコンデン
サを接続して構成される差動増幅器では、このコンデン
サに前記電位差に相当する電位を発生する電荷が蓄積さ
れる。
【0005】しかし、データの書込み時には、初段の増
幅器に電流を供給しないため、前記コンデンサの電荷が
リークしてコンデンサの電位が低下し、書込みから読出
しに切替えた直後に、このコンデンサの低下した電位が
回復する電荷が溜まるまでの間、トランジスタのバイア
ス電圧に過渡現象が発生するが、この過渡現象はデータ
の再生に悪影響を及ぼすため防止することが必要であ
る。
幅器に電流を供給しないため、前記コンデンサの電荷が
リークしてコンデンサの電位が低下し、書込みから読出
しに切替えた直後に、このコンデンサの低下した電位が
回復する電荷が溜まるまでの間、トランジスタのバイア
ス電圧に過渡現象が発生するが、この過渡現象はデータ
の再生に悪影響を及ぼすため防止することが必要であ
る。
【0006】
【従来の技術】図3は従来技術の一例を説明するブロッ
ク図で、図4は図3の動作を説明する図である。
ク図で、図4は図3の動作を説明する図である。
【0007】W端子からデータの書込み時には、書込み
信号として図4の書込み信号に示す如く、論理 "1”が
OR回路7に入り、R端子からはデータ読出し時に読出
し信号として、図4の読出し信号に示す如く、論理
"1”がOR回路7に入る。
信号として図4の書込み信号に示す如く、論理 "1”が
OR回路7に入り、R端子からはデータ読出し時に読出
し信号として、図4の読出し信号に示す如く、論理
"1”がOR回路7に入る。
【0008】従って、OR回路7はデータの書込み又は
読出しに関係無く、論理 "1”を定電流源回路8に送出
するため、定電流源回路8はデータの書込み又は読出し
に無関係に動作している。
読出しに関係無く、論理 "1”を定電流源回路8に送出
するため、定電流源回路8はデータの書込み又は読出し
に無関係に動作している。
【0009】又、トランジスタ3はベースに電源Vsか
らバイアス電圧を与えられているため、オンとなってお
り、電源Vcから抵抗14を経て磁気抵抗効果素子1に
センス電流を供給しているため、このセンス電流は抵抗
15を経て定電流源回路8に流れる。
らバイアス電圧を与えられているため、オンとなってお
り、電源Vcから抵抗14を経て磁気抵抗効果素子1に
センス電流を供給しているため、このセンス電流は抵抗
15を経て定電流源回路8に流れる。
【0010】この磁気抵抗効果素子1に流れるセンス電
流により、磁気抵抗効果素子1の両端には電位差が発生
し、この電位差は初段の増幅器を構成するトランジスタ
4と5のベース間に印加される。
流により、磁気抵抗効果素子1の両端には電位差が発生
し、この電位差は初段の増幅器を構成するトランジスタ
4と5のベース間に印加される。
【0011】ところで、データの書込み時には、R端子
から論理 "0”が入っているため、定電流源回路9〜1
1は動作しておらず、トランジスタ4と5及び増幅器2
には電流が流れず動作していない。
から論理 "0”が入っているため、定電流源回路9〜1
1は動作しておらず、トランジスタ4と5及び増幅器2
には電流が流れず動作していない。
【0012】又、データの読出し時には、R端子から論
理 "1”が入るため、定電流源回路9〜11は起動され
てトランジスタ4には、抵抗16を介して電源Vcから
電流が供給され、トランジスタ5には、抵抗17を介し
て電源Vcから電流が供給され、増幅器2も動作可能と
なる。
理 "1”が入るため、定電流源回路9〜11は起動され
てトランジスタ4には、抵抗16を介して電源Vcから
電流が供給され、トランジスタ5には、抵抗17を介し
て電源Vcから電流が供給され、増幅器2も動作可能と
なる。
【0013】トランジスタ4と5は差動増幅器を構成し
ており、磁気抵抗効果素子1の両端に発生する電位差
は、トランジスタ4のバイアス電圧をトランジスタ5の
バイアス電圧より高くするが、交流信号を通過させるコ
ンデンサ6には、この電位差を打ち消す電位を発生する
電荷が、磁気抵抗効果素子1の両端からトランジスタ4
と5のベースとエミッタを経て供給されるため、コンデ
ンサ6の電位が変化しなければ、磁気抵抗効果素子1の
両端に発生する電位差は打ち消される。
ており、磁気抵抗効果素子1の両端に発生する電位差
は、トランジスタ4のバイアス電圧をトランジスタ5の
バイアス電圧より高くするが、交流信号を通過させるコ
ンデンサ6には、この電位差を打ち消す電位を発生する
電荷が、磁気抵抗効果素子1の両端からトランジスタ4
と5のベースとエミッタを経て供給されるため、コンデ
ンサ6の電位が変化しなければ、磁気抵抗効果素子1の
両端に発生する電位差は打ち消される。
【0014】従って、磁気抵抗効果素子1が磁界の変化
に対応して内部抵抗値を変化させることにより、磁気抵
抗効果素子1の両端に再生されたデータは、コンデンサ
6によりエミッタ間が交流的に接続されたトランジスタ
4と5によって歪みを生ずることなく増幅され、トラン
ジスタ4と5のコレクタ間に生成されたデータは、増幅
器2によって更に増幅される。
に対応して内部抵抗値を変化させることにより、磁気抵
抗効果素子1の両端に再生されたデータは、コンデンサ
6によりエミッタ間が交流的に接続されたトランジスタ
4と5によって歪みを生ずることなく増幅され、トラン
ジスタ4と5のコレクタ間に生成されたデータは、増幅
器2によって更に増幅される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来は、デ
ータの書込み時には、定電流源回路9〜11が動作して
いないため、トランジスタ4と5は動作していない。
ータの書込み時には、定電流源回路9〜11が動作して
いないため、トランジスタ4と5は動作していない。
【0016】従って、データ書込み時にもセンス電流を
供給されて磁気抵抗効果素子1の両端に発生している電
位差は、コンデンサ6からリークする電荷を十分に補充
することが出来ない。
供給されて磁気抵抗効果素子1の両端に発生している電
位差は、コンデンサ6からリークする電荷を十分に補充
することが出来ない。
【0017】従って、データ書込み時間の間、即ち、図
4の書込み信号が論理 "1”となっている間に、図4の
コンデンサの端子電位に示す如く、コンデンサ6の前記
電位差を打ち消す電位が順次低下し、データ読出し開始
時に、図4の過渡時間に示す如く、td時間の間、この
電位差を打ち消すための電荷が前記の如く、トランジス
タ4と5を経てコンデンサ6に供給されるが、コンデン
サ6の電位が磁気抵抗効果素子1が発生する電位差を打
ち消すことが出来るようになるまでの過渡時間tdが長
くなり、この間のデータ増幅に歪みが発生するという問
題がある。
4の書込み信号が論理 "1”となっている間に、図4の
コンデンサの端子電位に示す如く、コンデンサ6の前記
電位差を打ち消す電位が順次低下し、データ読出し開始
時に、図4の過渡時間に示す如く、td時間の間、この
電位差を打ち消すための電荷が前記の如く、トランジス
タ4と5を経てコンデンサ6に供給されるが、コンデン
サ6の電位が磁気抵抗効果素子1が発生する電位差を打
ち消すことが出来るようになるまでの過渡時間tdが長
くなり、この間のデータ増幅に歪みが発生するという問
題がある。
【0018】本発明はこのような問題点に鑑み、データ
書込み時においても、トランジスタ4と5を可動状態に
して、コンデンサ6のリークする電荷を十分に補充さ
せ、消費電力の増加を最小限に抑えると共に、データ読
出し開始直後から、磁気抵抗効果素子1が発生する電位
差を完全に打ち消すことが出来るようにすることを目的
としている。
書込み時においても、トランジスタ4と5を可動状態に
して、コンデンサ6のリークする電荷を十分に補充さ
せ、消費電力の増加を最小限に抑えると共に、データ読
出し開始直後から、磁気抵抗効果素子1が発生する電位
差を完全に打ち消すことが出来るようにすることを目的
としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】そして、この目的は図1
に示されるように、磁気抵抗効果素子1の一方の端子を
一方のトランジスタ4のベースに接続し、この磁気抵抗
効果素子1の他方の端子を他方のトランジスタ5のベー
スに接続し、前記二つのトランジスタ4と5のエミッタ
間にコンデンサ6を接続し、この二つのトランジスタ4
と5に夫々設けた定電流源回路9と10をデータ読出し
時に起動して各トランジスタ4と5に夫々電流を供給さ
せ、前記磁気抵抗効果素子1が再生するデータを増幅す
る差動増幅器において、データの書込み時及びデータの
読出し時共動作して、前記コンデンサ6からリークする
電荷を補充する程度に前記各トランジスタ4と5に流れ
る電流を供給させる定電流源回路12と13を、前記二
つのトランジスタ4と5に夫々設けることにより達成さ
れる。
に示されるように、磁気抵抗効果素子1の一方の端子を
一方のトランジスタ4のベースに接続し、この磁気抵抗
効果素子1の他方の端子を他方のトランジスタ5のベー
スに接続し、前記二つのトランジスタ4と5のエミッタ
間にコンデンサ6を接続し、この二つのトランジスタ4
と5に夫々設けた定電流源回路9と10をデータ読出し
時に起動して各トランジスタ4と5に夫々電流を供給さ
せ、前記磁気抵抗効果素子1が再生するデータを増幅す
る差動増幅器において、データの書込み時及びデータの
読出し時共動作して、前記コンデンサ6からリークする
電荷を補充する程度に前記各トランジスタ4と5に流れ
る電流を供給させる定電流源回路12と13を、前記二
つのトランジスタ4と5に夫々設けることにより達成さ
れる。
【0020】
【作用】上記の如く構成することにより、トランジスタ
4と5に僅かな電流を流すことにより、コンデンサ6か
らリークする電荷を補充することが可能となるため、デ
ータ書込みから読出しに切り替わった直後においても、
磁気抵抗効果素子1の両端に発生する電位差を打ち消す
ことが出来る。
4と5に僅かな電流を流すことにより、コンデンサ6か
らリークする電荷を補充することが可能となるため、デ
ータ書込みから読出しに切り替わった直後においても、
磁気抵抗効果素子1の両端に発生する電位差を打ち消す
ことが出来る。
【0021】従って、消費電力の増加を最小限に抑え
て、データ読出し開始時から歪みの無いデータを再生す
ることが出来る。
て、データ読出し開始時から歪みの無いデータを再生す
ることが出来る。
【0022】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路のブロッ
ク図で、図2は図1の動作を説明する図である。
ク図で、図2は図1の動作を説明する図である。
【0023】図1は図2に定電流源回路12と13を追
加して、データの書込み時及び読出し時に動作させると
共に、定電流源回路11をデータ読出し時に起動するよ
うにしたものである。
加して、データの書込み時及び読出し時に動作させると
共に、定電流源回路11をデータ読出し時に起動するよ
うにしたものである。
【0024】W端子から図2の書込み信号に示す如く、
データ書込みを指示する論理 "1”が入り、OR回路7
はこの論理 "1”を定電流源回路8と12及び13に送
出する。
データ書込みを指示する論理 "1”が入り、OR回路7
はこの論理 "1”を定電流源回路8と12及び13に送
出する。
【0025】この時、R端子からは、図2の読出し信号
に示す如く、データ読出しを指示する信号は入らないた
め、論理 "0”が定電流源回路9〜11に送出されてお
り、定電流源回路9〜11は動作していない。
に示す如く、データ読出しを指示する信号は入らないた
め、論理 "0”が定電流源回路9〜11に送出されてお
り、定電流源回路9〜11は動作していない。
【0026】従って、前記の如く、定電流源回路8の動
作により磁気抵抗効果素子1にはセンス電流が流れ、ト
ランジスタ4と5には、定電流源回路12と13によ
り、夫々コンデンサ6からリークする電荷を補充し得る
程度の動作が可能となる少ない電流が流れる。
作により磁気抵抗効果素子1にはセンス電流が流れ、ト
ランジスタ4と5には、定電流源回路12と13によ
り、夫々コンデンサ6からリークする電荷を補充し得る
程度の動作が可能となる少ない電流が流れる。
【0027】そして、増幅器2は定電流源回路11が動
作していないため、トランジスタ4と5が送出する信号
は出力側に送出しない。R端子からデータ読出しを指示
する論理 "1”が入ると、この論理 "1”は定電流源回
路9〜11に供給されて、定電流源回路9〜11を動作
させ、更に、OR回路7はこの論理 "1”を定電流源回
路8と12及び13に送出するため、定電流源回路8と
12及び13は動作を継続する。
作していないため、トランジスタ4と5が送出する信号
は出力側に送出しない。R端子からデータ読出しを指示
する論理 "1”が入ると、この論理 "1”は定電流源回
路9〜11に供給されて、定電流源回路9〜11を動作
させ、更に、OR回路7はこの論理 "1”を定電流源回
路8と12及び13に送出するため、定電流源回路8と
12及び13は動作を継続する。
【0028】データ書込み時に、コンデンサ6に対しリ
ークする電荷が補充されるため、図2のコンデンサの端
子電位に示す如く、コンデンサ6の端子電位はデータ読
出し時と同一で、図4で説明した点線で示す如き電位の
低下は発生しない。
ークする電荷が補充されるため、図2のコンデンサの端
子電位に示す如く、コンデンサ6の端子電位はデータ読
出し時と同一で、図4で説明した点線で示す如き電位の
低下は発生しない。
【0029】従って、磁気抵抗効果素子1のセンス電流
に基づく電位差を、データ読出し開始直後から打ち消す
ため、トランジスタ4と5のバイアス電圧に図4の過渡
時間に示す如き過渡現象は発生しない。
に基づく電位差を、データ読出し開始直後から打ち消す
ため、トランジスタ4と5のバイアス電圧に図4の過渡
時間に示す如き過渡現象は発生しない。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は磁気抵抗効
果素子に流すセンス電流により発生する電位差を打ち消
すコンデンサの電位を、消費電力の増加を最小限に抑え
て、常に維持させることが可能となるため、データ書込
みから読出しに切替えた直後から歪みの無いデータを再
生することが出来る。
果素子に流すセンス電流により発生する電位差を打ち消
すコンデンサの電位を、消費電力の増加を最小限に抑え
て、常に維持させることが可能となるため、データ書込
みから読出しに切替えた直後から歪みの無いデータを再
生することが出来る。
【0031】従って、記録媒体の記憶容量損失防止に寄
与するところが大きい。
与するところが大きい。
【図1】 本発明の一実施例を示す回路のブロック図
【図2】 図1の動作を説明する図
【図3】 従来技術の一例を説明するブロック図
【図4】 図3の動作を説明する図
1 磁気抵抗効果素子 2 増幅器 3〜5 トランジスタ 6 コンデンサ 7 OR回路 8〜13 定電流源回路 14〜17 抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気抵抗効果素子(1) の一方の端子を一
方のトランジスタ(4) のベースに接続し、該磁気抵抗効
果素子(1) の他方の端子を他方のトランジスタ(5) のベ
ースに接続し、前記二つのトランジスタ(4),(5) のエミ
ッタ間にコンデンサ(6) を接続し、該二つのトランジス
タ(4),(5) に夫々設けた定電流源回路(9),(10)をデータ
読出し時に起動して各トランジスタ(4),(5) に夫々電流
を供給させ、前記磁気抵抗効果素子(1) が再生するデー
タを増幅する差動増幅器において、 データの書込み時及びデータの読出し時共動作して、前
記コンデンサ(6) からリークする電荷を補充する程度に
前記各トランジスタ(4),(5) に流れる電流を供給させる
定電流源回路(12)(13)を、前記二つのトランジスタ(4),
(5) に夫々設けたことを特徴とするMRヘッドの読出し
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6010148A JPH07220207A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | Mrヘッドの読出し回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6010148A JPH07220207A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | Mrヘッドの読出し回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07220207A true JPH07220207A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11742199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6010148A Withdrawn JPH07220207A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | Mrヘッドの読出し回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07220207A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005158246A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Agere Systems Inc | 長いホールド時間のサンプル・アンド・ホールド回路 |
US8111094B2 (en) | 2003-11-21 | 2012-02-07 | Lsi Corporation | Analog multiplexer circuits and methods |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP6010148A patent/JPH07220207A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005158246A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Agere Systems Inc | 長いホールド時間のサンプル・アンド・ホールド回路 |
US7773332B2 (en) | 2003-11-21 | 2010-08-10 | Agere Systems Inc. | Long hold time sample and hold circuits |
US8111094B2 (en) | 2003-11-21 | 2012-02-07 | Lsi Corporation | Analog multiplexer circuits and methods |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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