JPH07219324A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH07219324A
JPH07219324A JP6009547A JP954794A JPH07219324A JP H07219324 A JPH07219324 A JP H07219324A JP 6009547 A JP6009547 A JP 6009547A JP 954794 A JP954794 A JP 954794A JP H07219324 A JPH07219324 A JP H07219324A
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JP
Japan
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developer
developing
optimizing
developing device
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JP6009547A
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English (en)
Inventor
Nobuo Kasahara
伸夫 笠原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】静電潜像担持体に対向配置されていて、トナー
とキャリアを混合した現像剤を前記静電潜像担持体に付
与して、この静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現
像手段を具備した現像装置において、現像手段を小型化
し、構成を簡易にし、メンテナンス時の操作性を向上さ
せることのできる現像装置を提供する。 【構成】現像手段10に、該現像手段とは別体のユニッ
トとして構成された現像剤適正化手段1000により適
正化された現像剤を受け入れる入口と、現像に際しての
余剰の現像剤を前記現像剤適正化手段に排出する出口と
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を用いた画
像形成装置における現像装置、特に、2成分現像剤を用
いて現像するプリンター、ファクシミリ、複写機等に適
用できる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電潜像担持体に対向配置されていて、
トナーとキャリアを混合した2成分の現像剤を前記静電
潜像担持体に付与して、この静電潜像担持体上の静電潜
像を現像する現像手段を具備した現像装置に関する技術
として次のものがある。
【0003】.2成分現像剤を用いた現像装置であっ
て、感光体ドラムの内部に現像剤の撹拌手段を持ち、現
像器とパイプで結び、現像剤の循環を行う技術(特公平
5−21082号公報参照)。
【0004】.現像容器へ現像剤又はキャリアを供給
し、同時にこれと同量の現像剤を排出し、現像で消費さ
れたトナーを体積検知手段で検知してトナーを供給し、
簡単に現像容器内の現像剤濃度を常に一定に保つ技術
(特公昭60−18065号公報参照)。
【0005】.現像剤濃度を体積の変化によって検知
する技術(特開昭50−19459号公報参照)。
【0006】.現像部と該現像部に所定現像時間或は
所定複写量に応じて定量のキャリアを供給する手段と、
現像剤中のキャリアとトナーの比率変化を検知し信号を
発する検知手段と、該信号によりトナーを現像部に供給
する手段と、現像部内の所定量以上の現像剤を排出する
手段とを有する現像装置に係る技術(特開昭51−13
249号公報参照)。
【0007】.トナー及びキャリアを含む追加現像剤
を現像装置内の現像剤に供給することにより、現像剤の
寿命を引き延ばすことに係る技術(特開平4−3538
81号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の現像装置では、
静電潜像担持体としての感光体に対向して設けられる現
像スリーブに現像剤を供給するべく現像剤を貯溜してお
く貯溜部分やトナーを補給するタンクが該現像スリーブ
の近傍に、該現像スリーブを収めたユニットとして構成
される現像手段と一体的に構成されるため、該構成部分
が大型になり、装置構成が複雑になると共に、装置メン
テナンス時の操作性が低下するとの問題があった。
【0009】従って、本発明は、静電潜像担持体に対向
して構成される現像手段を小型化し、構成を簡易にし、
メンテナンス時の操作性を向上させることのできる現像
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は次のように構成した。
【0011】(1).静電潜像担持体に対向配置されて
いて、トナーとキャリアを混合した現像剤を用いて、こ
の静電潜像担持体上の静電潜像を現像する現像手段を具
備した現像装置において、前記現像手段は、該現像手段
とは別体のユニットとして構成された現像剤適正化手段
により適正化された現像剤を受け入れる入口と、現像に
際しての余剰の現像剤を前記現像剤適正化手段に排出す
る出口とを具備していることとした(請求項1)。
【0012】(2).(1)において、前記現像剤適正
化手段は前記現像手段と異なる位置に配置されていて、
現像剤移送・循環手段を介して前記現像手段に連結され
ており、前記現像剤移送・循環手段は、前記入口と前記
現像剤適正化手段とを結ぶ供給路と、前記出口と前記現
像剤適正化手段とを結ぶ排出路と、これら現像手段、現
像剤適正化手段、供給路、排出路で構成される現像剤の
循環路に設けた現像剤移送用のポンプを具備するもので
あることとした(請求項2)。
【0013】(3).(1)又は(2)において、前記
供給路を通る現像剤は前記現像剤適正化手段により剤濃
度及び剤帯電量が適正化された現像剤であり、前記排出
路を通る現像剤は前記適正化前の現像剤であることとし
た(請求項3)。
【0014】(4).(1)において、前記現像手段
は、回転する静電潜像担持体に所定の現像位置にて対向
配置され、現像剤を保持しつつ前記潜像担持体と同方向
に回転し該潜像担持体に現像剤を供与して現像を行う現
像スリーブと、この現像スリーブに対し現像剤を供給す
る現像剤供給部材と、この現像スリーブからの現像剤を
前期現像手段の外部へ排出する現像剤排出部材と、この
現像スリーブのまわりであって前記現像剤排出部材と前
期現像位置との間に配備された現像剤層規制部材と、こ
の現像剤層規制部材により掻き取られた余剰の現像剤を
前記現像剤排出部材へ導く通路手段、とを具備したもの
であることとした(請求項4)。
【0015】(5).(4)において、前記現像剤供給
部材は前記現像スリーブのまわりであって前記現像剤層
規制部材と前記現像剤排出部材との間の位置に設けられ
ていることとした(請求項5)。
【0016】(6).(4)において、前記現像剤排出
部材は前記現像スリーブの下方に位置していることとし
た(請求項6)。
【0017】(7).(1)又は(2)において、前記
入口及び前記出口はそれぞれ前記現像手段の一端側に設
けられ、前記入口から供与される適正化された現像剤を
前記現像手段内部に移送する現像剤供給部材と、前記現
像手段の内部から前記出口へ向けて現像剤を移送する現
像剤排出部材を有することとした(請求項7)。
【0018】(8).(7)において、前記現像剤供給
部材及び前記現像剤排出部材は、それぞれスクリューを
利用した移送手段であることとした(請求項8)。
【0019】(9).(4)において、前記現像スリー
ブは複数設けられていることとした(請求項9)。
【0020】(10).(9)において、前記複数の現
像スリーブのうちの1つの現像スリーブに対してのみ現
像剤を供給する1つの現像剤供給部材を具備しているこ
ととした(請求項10)。
【0021】(11).(9)において、前記現像スリ
ーブは2つ、前記現像剤供給部材は1つ用いられてお
り、前記現像剤供給部材はこれらの現像スリーブのう
ち、静電潜像を最初に現像する現像スリーブに対して直
接、現像剤を供給するするものであることとした(請求
項11)。
【0022】(12).(4)において、現像手段は回
転中心軸に対して放射状に複数設けられていて回転位置
の制御によりこれら各現像手段の現像スリーブを前記潜
像担持体に対向位置させて現像する回転型現像ユニット
の一部として構成されているものであることとした(請
求項12)。
【0023】(13).(12)において、前記現像剤
適正化手段は前記回転型現像ユニットが設けられた位置
と異なる位置に各現像手段に対応して複数配置されてい
て、複数の現像剤移送・循環手段を介して前記現像手段
に連結されており、前記各現像剤移送・循環手段は、前
記入口と前記現像剤適正化手段とを結ぶ供給路と、前記
出口と前記現像剤適正化手段とを結ぶ排出路と、これら
現像手段、現像剤適正化手段、供給路、排出路で構成さ
れる現像剤の循環路に設けた現像剤移送用のポンプを具
備するものであることとした(請求項13)。
【0024】(14).(13)において、前記供給路
を通る現像剤は剤濃度及び剤帯電量が適正化された現像
剤であり、前記排出路を通る現像剤は前記適正化がされ
る前の現像剤であることとした(請求項14)。
【0025】(15).(12)において、各現像手段
は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各現像剤
を各1色ずつ収容するものであることとした(請求項1
5)。
【0026】(16).(12)において、前記現像剤
層規制部材により掻き取られた余剰の現像剤を前記現像
剤排出部材へ導く各現像手段の通路手段が、各ケースと
一体で構成されていることとした(請求項16)。
【0027】
【作用】現像手段から離れた任意の部位に現像剤適正化
手段を配置し、その現像剤適正化手段に対して現像剤を
排出し、かつ該現像剤適正化手段から適正な現像剤の供
給を受けることができる。
【0028】
【実施例】
1.請求項1から請求項3に対応する説明 図1において、符号10は現像手段、符号1000は現
像剤適正化手段をそれぞれ示す。現像剤適正化手段10
00は現像手段10とは別体のユニットとして構成され
ていて、別位置に配置され、現像剤を適正化する機能を
有する。又、この現像剤適正化手段には新しいトナーを
補給するトナー補給ユニットを設けることができる。こ
の現像剤適正化手段1000と現像手段10との間では
現像剤の循環が行われる。この循環は現像剤移送・循環
手段200により行われる。
【0029】現像手段10は、現像剤適正化手段100
0により適正化された現像剤を受け入れる入口111a
と、現像手段10により現像に用いられた余剰の現像剤
を現像剤適正化手段1000に排出するための出口12
1aを有している。
【0030】現像剤はトナーとキャリアからなる2成分
の現像剤が用いられる。現像剤を適正化するとは、トナ
ーとキャリアの混合比を調整し剤濃度及び剤帯電量を適
正化することが含まれる。また、剤に混入した紙粉等の
異物は、循環過程において異物除去手段により除去され
る。現像剤適正化手段1000は、トナー補給手段、ト
ナーとキャリアの撹拌部材、現像剤濃度検知手段として
の濃度センサを具備する。なお、前記異物除去手段等を
付帯させることもできる。現像手段10は乾式で2成分
現像剤を用いるものであり、磁気ブラシ現像方式を採用
しているが、カスケード現像方式を採用することもでき
る。
【0031】現像剤適正化手段1000は現像手段10
と異なる位置に配置されるため、両者間は現像剤移送・
循環手段200を介して連結される。この現像剤移送・
循環手段200は、これら両者間に現像剤を循環させる
働きを有するものであるから、現像剤適正化手段100
0と入口111aとを結ぶ供給路(図1における上向き
の矢印の経路)と、現像剤適正化手段1000と出口1
21aとを結ぶ排出路(図1における下向きの矢印の経
路)と、これら現像手段10、現像剤適正化手段100
0、供給路、排出路で構成される現像剤の循環路中の任
意の部位に設けた現像剤移送用のポンプ及び異物除去手
段を具備している。
【0032】前記供給路を通る現像剤は現像剤適正化手
段1000により剤濃度及び剤帯電量が適正化された現
像剤であり、前記排出路を通る現像剤は現像手段10に
より現像に供与された余剰の現像剤であり適正化がなさ
れる以前の現像剤である。これらの供給路、排出路は、
管を以って構成される。現像剤移送用のポンプは粉体移
送用のスクリューポンプで構成され、該ポンプについて
は、現像剤適正化手段に組み込む形で構成することがで
きる。
【0033】以上の例によれば、現像剤を適正化し、
又、トナー補給ユニットを設けることのできる現像剤適
正化手段を現像手段と別の位置に設置することができる
ので、現像手段の構成が非常に簡易となるばかりでな
く、小型化が図れ、複雑な画像形成装置の内部構成が簡
易化され、レイアウト上の余裕も生じるので、メンテナ
ンスの容易化が図れる。
【0034】又、現像は現像剤適正化手段により常に最
適化された現像剤により行うことができるので、現像品
質が高品質でかつ安定し、画像品質も高品質で安定した
ものとなる。
【0035】2.請求項4から請求項8に対応する説明 図2において、符号1は静電潜像担持体をドラム状に構
成した感光体ドラムを示す。上記感光体はドラム以外
に、ベルト状に構成することもできる。この感光体ドラ
ム1上には、従来公知の電子写真作像工程により帯電、
露光が行われて静電潜像が形成される。この静電潜像は
公知の乾式2成分現像方式で磁気ブラシ現像方式を採用
した現像手段10により供与される現像剤により可視像
化される。
【0036】ここで、現像手段10には、現像剤を感光
体ドラム1に供与する直接の手段である現像スリーブ1
00が含まれることは勿論であるが、ここでは、この現
像スリーブ100の周囲に付帯して設けられた現像剤供
給部材110、現像剤排出部材120、現像剤層規制部
材130、通路手段、及びこれら諸部材を収容保持する
ケース150をも含むユニットをいう。現像スリーブ1
00はスリーブ及びこのスリーブ内に設けた磁石等から
なる公知の構成を有している。
【0037】現像手段10は矢印方向に回転する感光体
ドラム1のまわりであって、光像Pを照射して潜像を形
成する露光位置と、該潜像を可視化したトナー像を転写
材に転写するための転写チャージャQが設けられた転写
位置、との間にある現像位置、つまり、図2において現
に現像スリーブ100が感光体ドラム1に対向している
位置に設けられ、その対向近接部分において感光体ドラ
ムと同じ方向に移動するように回転される。
【0038】感光体ドラム1は図2の紙面を貫く方向に
長さを有しており、この長さ方向を感光体の幅方向と称
すれば、この幅方向にわたり画像が形成されることか
ら、現像スリーブ100もこの幅方向に現像剤を供与す
る必要があり、該現像スリーブは感光体ドラム1に合わ
せてその幅方向の寸法が定められている。
【0039】このため、現像スリーブ100についても
その幅方向にわたって現像剤を供給する必要から、前記
現像剤供給部材110は少なくとも現像スリーブ100
の幅方向全域をカバーしている。現像剤排出部材120
は、現像に供与された余剰の現像剤を現像手段の外部に
排出するためのもので、現像剤供給部材と同様に現像ス
リーブ100の幅方向全域をカバーしている。
【0040】本例では、図2に示すように、現像剤供給
部材110は、現像スリーブ100のまわりであって、
軸方向から見て2時の位置に、現像剤排出部材120は
5時の位置にそれぞれ設けられており、共にスクリュー
を利用した移送手段として構成されていて、図示を省略
した駆動手段により現像剤を入口111a,出口121
a側に送り出すように回転される。現像剤供給部材11
0により現像スリーブ100に供給された余剰の現像剤
をその自重を利用して回収すべく、現像剤排出部材12
0は、現像剤供給部材110より下方に位置している。
【0041】かかる移送機能を有効に達成するため、現
像剤排出部材120については、ケース150の最下部
にて一部がU字状に構成された部分に設けられ、現像剤
供給手段110については、現像剤層規制部材130で
掻き取られた現像剤を現像剤排出部材120へ送る通路
手段としての現像剤ガイド部材140及びケース部材1
41により覆われている。
【0042】つまり、現像剤ガイド部材140は、図9
に示すように、現像材供給部材110の上方部分に位置
する水平部140h、この水平部からの折曲部140
c、湾曲部140t、前記水平部140h、これに続く
傾斜面部140k等を有し、ケース部材141について
は、ケース150の一部として開閉自在に設けられた蓋
160、ケース部材141等を有し、これら現像剤ガイ
ド部材140とケース150それぞれの諸部分との間で
一定の空間部を形成し、この空間部は、現像に供与され
た余剰の現像剤を現像剤排出部材120に移送する通路
Rを形成している。よって、これらの部材は通路手段を
構成する。
【0043】なお、前記湾曲部140tであって、現像
スリーブ100の幅領域に対応する範囲には、現像剤供
給部材110より現像剤を現像スリーブ100に供与す
るための切欠き140aが形成されている。
【0044】図2において、現像剤層規制部材130
は、現像スリーブ100のまわりであって現像剤供給部
材110と前記現像位置との間に配備されている。この
現像剤層規制部材130は所謂ドクターと称されるもの
であって、その基端側はケース150に固定されてお
り、自由端側は現像スリーブ100に近接対向してい
て、現像スリーブ上の現像剤を掻き取り、層厚を規制す
ると共に掻き取られた現像剤を回収する機能を有してい
る。現像剤供給部材110は現像スリーブ100のまわ
りであって、現像剤層規制部材130と現像剤排出部材
120との間の位置に設けられている。
【0045】現像に際しての余剰の現像剤は、現像スリ
ーブ100と共に該現像スリーブの回動方向である矢印
の向きに回動していき、現像剤層規制部材130により
掻き取られて通路Rを経て現像剤排出部材120に至
る。
【0046】図3、図4において、ケース150につい
て、現像スリーブ100の幅方向両端は側板で塞がれて
おり、一端側の側板101の一部は現像剤供給部材11
0及び現像剤排出部材120のスクリュー部分を収容す
る円孔を形成するべく円柱状に突出していて、この円柱
状部分に形成された円孔に現像剤供給部材、同排出部材
の各スクリュー部がそれぞれ嵌合されている。更に、各
スクリュー部の端部軸は前記円孔を塞ぐ蓋部材101
a、101bにより軸支されている。
【0047】又、これら各円孔の中間部には該円孔と直
交する方向に、入口111aと、出口121aが設けら
れている。入口111aは図1、図2に示す現像剤適正
化手段1000の現像剤吐出口206と、出口121a
は同現像剤適正化手段の現像剤流入口225と、それぞ
れ、供給路としての供給管111、排出路としての排出
管121により連結されている。
【0048】かかる構成により、現像剤適正化手段10
00から供給管111により現像手段10に移送された
現像剤は、更に、現像剤供給部材110により現像スリ
ーブ100と並行に移送され、現像剤ガイド部材140
の一部に設けられた切欠き140a(図9参照)より現
像スリーブ100の全面に送られる。
【0049】そしてこの現像剤は、現像剤規制部材13
0により最適現像層厚になされ、現像に供される。この
現像剤層規制部材130により掻き取られた現像剤も現
像に際しての余剰の現像剤であり、この現像剤は現像剤
ガイド部材140の上部とケース150、蓋160との
空間で形成される通路Rを通り、現像剤排出部材120
に導かれる。又、感光体ドラム1に供与されたものの、
潜像部分に付着しなかった現像剤も現像に際しての余剰
の現像剤であり、現像剤排出部材120に導かれる。
【0050】これら、現像剤排出部材120に導かれた
現像剤は、該現像剤排出部材120により出口121a
及び排出管121を経て、現像剤最適化手段1000に
送り出される。
【0051】以上述べた例によれば、現像手段は、駆動
が現像スリーブ及び現像剤供給部材110、現像剤排出
部材120を駆動するだけでよいので、前記1.で述べ
た、現像手段の構成簡易、小型化をさらに図ることがで
きかつ、省電力化も図ることができる。
【0052】以下に、現像剤適正化手段及び、現像剤移
送・循環手段としてのポンプ等の例について図7により
説明する。図7において、現像手段10から排出された
現像剤は、排出管121を介して現像剤適正化手段10
00に導かれる。
【0053】図7において、符号220は現像剤撹拌ユ
ニットを示し、下部が筒状で上部がロート状の剤収納容
器223と、該容器内にて駆動モーター222により回
転される撹拌スクリュー221により構成されている。
【0054】剤収納容器223の上部にはトナー補給ユ
ニット230の出口及び現像剤流入口225が開口して
いる。トナー補給ユニット230には蓋230aを開け
て新しいトナー231を適宜供給できるようになってお
り、その下部に設けた出口を塞ぐようにしてトナー供給
部材232が設けられている。このトナー供給部材23
2は回転駆動される円柱状部分の周面に、回転軸線方向
に沿って多数の切欠きを形成してなるもので、前記切欠
きに入ったトナーを該トナー供給部材232の回転によ
り剤収納容器223に供給する機能を有している。
【0055】該現像剤適正化手段1000の下部には現
像剤吐出口206が位置しているが、この現像剤出口2
06近傍の現像剤通路270の途中には現像剤濃度検知
部材240が設けられていて、未図示の従来公知の現像
剤濃度検知制御回路からの信号により、トナー供給部材
232が回転し、該トナー補給ユニット230内のトナ
ーを剤収納容器223内に供給するようになっている。
【0056】このように、現像手段10からの排出現像
剤に、トナー補給ユニット230から制御されつつ補給
される新規トナーが加えられて、現像剤撹拌ユニット2
20において、現像剤濃度と帯電量が現像に最適の条件
を具備するようにその適正化が行われる。
【0057】こうして適正化が行われた現像剤は、該現
像剤撹拌ユニット220の下部に位置する粉体ポンプユ
ニット200に送られる。粉体ポンプユニット200は
スクリューポンプ(通称モーノポンプ、従来公知)を以
って構成されている。
【0058】このポンプは、前述の駆動モーター222
と撹拌スクリュー221を介して連結されたローター2
01と、ゴム材料等の弾性体で作られていてローター2
01を包囲しているステイター202、このステイター
を保持する上ポンプホルダー203u、下ポンプホルダ
ー203d等を具備し、上ポンプホルダー203uは粉
体ポンプユニット200と現像剤撹拌ユニット220と
を連結している。
【0059】下ポンプホルダー203dの下部には前記
したように、現像剤通路270が設けられており、該通
路270を介して前記スクリューポンプの出口と、現像
剤吐出口206とが連通されている。この現像剤通路2
70上であってスクリューポンプの出口つまりローター
201の下端部近傍の位置には下部空気供給口205が
設けられている。この下部空気供給口205は現像剤通
路270に連通している。
【0060】一方、上ポンプホルダー203u上であっ
て、粉体ポンプユニット200の入口近傍の位置には剤
収納容器223に連通する上部空気供給口204が設け
られている。これら、上部空気供給口204及び下部空
気供給口205の各外側は、それぞれ、駆動モーター2
22により回転されるファン207を収容するファンケ
ースの一部に設けられた2つの空気吐出口208と管を
介して連通している。
【0061】駆動モーター222が回転すると、ファン
207は外部より空気を吸入し、上部空気供給口204
及び下部空気供給口205を介して現像剤に、0.5〜
2リットル/分程度の送風量で空気を吹き込む。これに
より、現像剤は流動化が促進されて、スクリューポンプ
での移送がより確実なものとなる。この供給空気量は微
量であり、現像剤の移送に寄与した後、現像手段10の
隙間部分から外部に抜ける。図7に示す例では、ファン
207が駆動モーター222と同軸に取付られている
が、このような構成とせず、別体のポンプを設けて上
部、下部の各空気供給口204,205に空気の供給を
行うこともできる。
【0062】粉体ポンプユニット200を通過した現像
剤は、現像濃度検知部材240により、その剤濃度が検
知され、現像剤吐出口206より排出され、供給管11
1を介して現像手段10に送られる。
【0063】この例では、図2に示すように、現像剤適
正化手段1000を現像手段10の下方に位置させてい
るので、該現像剤適正化手段から該現像手段へは、ポン
プの力を用いないと現像剤を送り出せないが、現像手段
10から現像剤適正化手段に対しては重力を利用して移
送するので、ポンプ手段は不要である。
【0064】なお、これら現像手段と現像剤適正化手段
の位置関係が上記と逆となる場合、及び略同じ高さ位置
に配置される場合等には、現像剤の移送力を得るべく、
循環経路中に適宜ポンプを配備する。
【0065】現像手段10と現像剤濃度適正化手段10
00との間、例えば、排出管121の途中、或は供給管
111の途中に、現像剤に混入した異物、例えば紙粉を
除去する除去手段を設けることは現像品質を向上する上
で効果的である。この除去手段としては、フィルター、
静電吸着、遠心分離等の手段を適宜選択して採用する。
【0066】本例で使用しているモーノポンプと称され
る公知のスクリューポンプは、回転容積式で、圧送式移
送によるものであり、極少空気による高い固気比で移送
されるので、粉体からなる現像剤は供給管111内を充
満して連続的に流れる。従って、高い定量性と、連続移
送の高精度流量コントロールが可能であり、且つ、使用
する移送用空気も粉体の流動化と移送ライン全長に均一
の流動状態を保持するためのごく少量の空気量でよい。
更に、低速・高濃度移送であるので、粉体の破砕もな
く、小径の配管で済み、且つ、移送管の摩耗のトラブル
もなく、騒音も少なく、構造が簡易であり、経済性、信
頼性、メンテナンス性に優れる等の特徴を有する。
【0067】以上の現像装置において、長期の使用によ
りキャリアが劣化した場合には、現像剤を該現像装置か
ら全部抜き取る必要があるが、その場合には、各ユニッ
トの現像剤を空にすべく、現像剤適正化手段1000よ
り排出管121を外してこの排出管121の先を回収容
器に接続し、駆動モーター222を駆動する。これによ
り、劣化したキャリアを含む現像剤は全て上記回収容器
に収容される。上記回収容器に収容された現像剤は廃
棄、再利用等適切に措置することができる。なお、上記
回収容器に収容する作業を諸部材の交換修理等のメンテ
ナンスに際しても行えば、前記諸部材に残留する現像剤
がないので剤の飛散がなく、上記メンテナンスにおける
作業性が向上する。
【0068】このようにすれば、従来より行われてき
た、現像装置全体を機械本体より外し、更に、現像装置
を解体し手動操作にて剤回収を行うことに比べ、大幅な
作業効率の向上を図ることができる。
【0069】本例の現像剤適正化手段1000によれ
ば、現像剤の収納容量は剤収納容器223の容量により
定まるので、剤疲労等に伴う現像剤の交換間隔を非常に
長くすることは、剤収納容器223を大型化することに
より可能となる。
【0070】又、現像剤適正化手段1000は、現像手
段10とは別体でユニット化され、且つ、供給管11
1、排出管121で連結しているだけであるので、その
設置場所の制約が少なくなり、経済的な剤収納容量の確
保と剤交換の操作品質、組み付け・調整等の生産性に対
しても優れる。このようにレイアウト上の自由度が拡大
するので、トナー補給ユニット230についても、ユー
ザーのトナー補給操作が行い易い位置に配置することが
でき、これと同様の利点を得ることができる。
【0071】トナー補給ユニット230は、従来より行
われている着脱可能なトナーカートリッジ方式を用いる
ことでトナー補給の操作性を一層向上させることができ
る。その場合、トナーカートリッジの形状は、現像手段
10には依存しないので、トナー補給の操作性を向上さ
せ得ると共に、他機種間との標準化も容易に可能とな
り、結果的には生産性の更なる向上と大幅な経済効果に
よるコストダウンが可能となる。
【0072】更に、トナー補給ユニットを現像剤適正化
手段と別体にし、異なる位置に配置してトナーのみを該
現像剤適正化手段に移送させることもレイアウト上の自
由度を広げる意味で有効である。
【0073】次に、図8により、現像剤適正化手段の他
の例を説明する。前記図7に示した現像剤適正化手段1
000が立型であるのに対し、この現像剤適正化手段2
000は横型である点で相違するが、基本的な機能は図
7に示したものと殆ど同じである。よって、機能的に同
じ部材については、図7におけるものと同じ符号を以っ
て示し、説明は省略する。異なる点は、撹拌スクリュー
221の上部に回転する撹拌部材224を設けている点
である。撹拌部材224は、駆動モーター222及び該
撹拌部材224の各軸に設けられたギヤG1,G2を介
して駆動される。
【0074】3.請求項9から請求項11に対応する説
明 既述の図2にかかる現像手段10では現像スリーブとし
て符号100で示すものが1個だけ用いられていたのに
対し、本例の現像手段10’では図5に示すように、現
像スリーブ100に加え、その下方にもう一つの現像ス
リーブ100’を設けている点が異なる。その他の点で
は現像手段10におけると同じ構成であるので、同じ機
能の部材には同じ符号を付し、説明は省略する。
【0075】本例の現像装置10’においても、前記現
像装置10の例に準じて、現像剤適正化手段1000或
は現像剤適正化手段1000’を連結して現像装置を構
成する。
【0076】現像剤供給部材110は、複数の現像スリ
ーブのうち、静電潜像を最初に現像する現像スリーブで
ある、現像スリーブ100に対し直接、現像剤を供給す
るもので、ここでは、現像スリーブ100に対向させて
設けている。従って、現像スリーブ100’に対しては
現像スリーブ100を介して現像剤が供給されることに
なる。
【0077】このように現像スリーブを2個、或は、そ
れ以上に設ける、所謂、多段現像方式では、高速度の現
像処理が可能であり、且つ、画像のべた部が均一に現像
でき、高画質の像を得ることが知られている。しかし、
現像手段の内部での現像剤の循環経路が複雑となり、装
置が大型になるとの問題を有している。その点、本例の
現像装置によれば、現像品質をより高品質に維持し、且
つ、装置の大幅な簡易化、小型化を図ることができる。
【0078】4.請求項12から請求項16に対応する
説明 以上説明した現像装置は、図6に示すような回転型現像
ユニット11に対しても適用することができる。この回
転型現像ユニット11はカラー画像形成装置に使用され
る。
【0079】この現像手段は、図6に示すように、感光
体ドラム1の所定の現像位置に対向させて設けた筒状の
ケース300内に、図2に示した現像手段10と基本的
には同じ構成の現像手段20、21、22、23を、こ
れら各現像手段のケースと一体的に構成した回転支持体
301に支持させて設けたものである。
【0080】現像手段20はイエロートナー、現像手段
21はシアントナー、現像手段22はマゼンタトナー、
現像手段23はブラックトナーをそれぞれ含む現像剤で
現像を行う。各現像手段の現像スリーブ100Y、M、
C、BKは回転支持体301の回転中心軸Oに対して放
射状に設けられていて、回転位置の制御により、順次、
感光体ドラム1に対向位置し、静電潜像をカラートナー
により可視化する。
【0081】この回転型現像ユニット11が具備してい
る各現像手段20〜23に対しては、それぞれ、既に説
明した現像剤適正化手段が設けられ、且つ、これに付随
して現像剤移送・循環手段が設けられる。
【0082】これら、現像剤適正化手段は回転型現像ユ
ニットが設けられた位置と異なる位置に各現像手段に対
応して複数、不動部材に固定配置されていて、複数の現
像剤移送・循環手段を介して前記現像手段に連結されて
いる。各現像剤移送・循環手段は、前記現像手段10に
おける入口111aに準じた各現像手段における入口と
現像剤適正化手段とを結ぶ供給路と、前記出口121a
に準じた出口と現像剤適正化手段とを結ぶ排出路と、こ
れら現像手段、現像剤適正化手段、供給路、排出路で構
成される現像剤の循環路に設けた現像剤移送用のポン
プ、異物除去手段等を具備する。
【0083】従って、上記供給路を通る現像剤は剤濃度
及び剤帯電量が適正化された現像剤であり、上記排出路
を通る現像剤は前記適正化がされる前の現像剤である。
前記したように各現像手段は、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各現像剤を各1色ずつ収容するもので
ある。
【0084】本例では、現像手段が4つ設けられている
ので、これに対応して現像剤適正化手段も4つ設けられ
ている。異物除去手段は、前記例に準じて、フィルタ
ー、静電吸着、遠心分離等により達成される。現像手段
と現像剤適正化手段間には図2に示す構成に準じて供給
管と排出管が接続されるので、全部で8本の管が存在す
る。
【0085】カラー現像に際し、各現像スリーブを順次
感光体ドラムに対向させるのに、回転現像ユニットを一
方向にのみ連続回転させると、各現像手段と現像剤適正
化手段とを連結する管が捩れてしまうので、これらの管
としては可撓性のものを使用し、一回転未満の回動量の
範囲で正転と逆転を繰り返すように制御する。
【0086】本例において、現像剤適正化手段を現像手
段と別設したことで該現像手段の構成が簡略化され、よ
って、現像剤層規制部材により掻き取られた余剰の現像
剤を現像剤排出部材へ導く各現像手段の通路手段に相当
する部材、つまり、図2におけるケース150に相当す
る部材は、回転支持体301と一体製作することができ
る。かかる一体化により、回転現像ユニットの製作が容
易になる。なお、蓋160と共に構成される現像剤層規
制部材130は、現像スリーブとの間隔を調節する必要
があるので回転支持体301と一体製作することはでき
ず、長孔にねじ止めし、一体的な構成とするに止まる。
【0087】以上のように、回転型現像ユニットに現像
剤適正化手段を設けた場合には、図2、図5等に示した
白黒用の単色現像手段における利点、つまり、回転型現
像ユニット部分の小型化、簡易化、低コスト化、高信頼
性化、小電力化、メンテナンス容易化等の利益を一層大
巾に得ることができる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、静電潜像担持体に対向
して構成される現像手段を小型化し、構成を簡易にし、
メンテナンス時の操作性を向上した現像装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像装置の構成を説明したブロック図である。
【図2】現像装置の構成を現像手段の断面とともに説明
した図である。
【図3】現像装置の構成を現像手段の斜視図とともに説
明した図である。
【図4】現像手段の片側の断面図である。
【図5】現像手段の他の例を説明した断面図である。
【図6】現像手段の更に他の例を説明した断面図であ
る。
【図7】立型の現像剤適正化手段及び現像剤移送用のポ
ンプの断面を説明した図である。
【図8】横型の現像剤適正化手段及び現像剤移送用のポ
ンプの断面を説明した図である。
【図9】現像剤ガイド部材の斜視図である。
【符号の説明】
10 現像手段 111a 入口 121a 出口 1000 現像剤適正化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 113 Z

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像担持体に対向配置されていて、ト
    ナーとキャリアを混合した現像剤を用いて、この静電潜
    像担持体上の静電潜像を現像する現像手段を具備した現
    像装置において、 前記現像手段は、該現像手段とは別体のユニットとして
    構成された現像剤適正化手段により適正化された現像剤
    を受け入れる入口と、現像に際しての余剰の現像剤を前
    記現像剤適正化手段に排出する出口とを具備しているこ
    とを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記現像剤適正化手段
    は前記現像手段と異なる位置に配置されていて、現像剤
    移送・循環手段を介して前記現像手段に連結されてお
    り、 前記現像剤移送・循環手段は、前記入口と前記現像剤適
    正化手段とを結ぶ供給路と、前記出口と前記現像剤適正
    化手段とを結ぶ排出路と、これら現像手段、現像剤適正
    化手段、供給路、排出路で構成される現像剤の循環路に
    設けた現像剤移送用のポンプを具備するものであること
    を特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記供給
    路を通る現像剤は前記現像剤適正化手段により剤濃度及
    び剤帯電量が適正化された現像剤であり、前記排出路を
    通る現像剤は前記適正化前の現像剤であることを特徴と
    する現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記現像手段は、 回転する静電潜像担持体に所定の現像位置にて対向配置
    され、現像剤を保持しつつ前記潜像担持体と同方向に回
    転し該潜像担持体に現像剤を供与して現像を行う現像ス
    リーブと、 この現像スリーブに対し現像剤を供給する現像剤供給部
    材と、 この現像スリーブからの現像剤を前記現像手段の外部へ
    排出する現像剤排出部材と、 この現像スリーブのまわりであって前記現像剤排出部材
    と前記現像位置との間に配備された現像剤層規制部材
    と、 この現像剤層規制部材により掻き取られた余剰の現像剤
    を前記現像剤排出部材へ導く通路手段、とを具備したも
    のであることを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記現像剤供給部材は
    前記現像スリーブのまわりであって前記現像剤層規制部
    材と前記現像剤排出部材との間の位置に設けられている
    ことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記現像剤排出部材は
    前記現像スリーブの下方に位置していることを特徴とす
    る現像装置。
  7. 【請求項7】請求項1又は請求項2において、前記入口
    及び前記出口はそれぞれ前記現像手段の一端側に設けら
    れ、前記入口から供与される適正化された現像剤を前記
    現像手段内部に移送する現像剤供給部材と、前記現像手
    段の内部から前記出口へ向けて現像剤を移送する現像剤
    排出部材を有することを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記現像剤供給部材及
    び前記現像剤排出部材は、それぞれスクリューを利用し
    た移送手段であることを特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】請求項4において、前記現像スリーブは複
    数設けられていることを特徴とする現像装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記複数の現像スリ
    ーブのうちの1つの現像スリーブに対してのみ現像剤を
    供給する1つの現像剤供給部材を具備したことを特徴と
    する現像装置。
  11. 【請求項11】請求項9において、前記現像スリーブは
    2つ、前記現像剤供給部材は1つ用いられており、前記
    現像剤供給部材はこれらの現像スリーブのうち、静電潜
    像を最初に現像する現像スリーブに対して直接、現像剤
    を供給するするものであることを特徴とする現像装置。
  12. 【請求項12】請求項4において、現像手段は回転中心
    軸に対して放射状に複数設けられていて回転位置の制御
    によりこれら各現像手段の現像スリーブを前記潜像担持
    体に順次対向位置させて現像する回転型現像ユニットの
    一部として構成されているものであることを特徴とする
    現像装置。
  13. 【請求項13】請求項12において、前記現像剤適正化
    手段は前記回転型現像ユニットが設けられた位置と異な
    る位置に各現像手段に対応して複数配置されていて、複
    数の現像剤移送・循環手段を介して前記現像手段に連結
    されており、 前記各現像剤移送・循環手段は、前記入口と前記現像剤
    適正化手段とを結ぶ供給路と、前記出口と前記現像剤適
    正化手段とを結ぶ排出路と、これら現像手段、現像剤適
    正化手段、供給路、排出路で構成される現像剤の循環路
    に設けた現像剤移送用のポンプを具備するものであるこ
    とを特徴とする現像装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、前記供給路を通る
    現像剤は剤濃度及び剤帯電量が適正化された現像剤であ
    り、前記排出路を通る現像剤は前記適正化がされる前の
    現像剤であることを特徴とする現像装置。
  15. 【請求項15】請求項12において、各現像手段は、イ
    エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各現像剤を各1
    色ずつ収容するものであることを特徴とする現像装置。
  16. 【請求項16】請求項12において、前記現像剤層規制
    部材により掻き取られた余剰の現像剤を前記現像剤排出
    部材へ導く各現像手段の通路手段が、各ケースと一体で
    構成されていることを特徴とする現像装置。
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