JPH07219013A - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

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JPH07219013A
JPH07219013A JP6025950A JP2595094A JPH07219013A JP H07219013 A JPH07219013 A JP H07219013A JP 6025950 A JP6025950 A JP 6025950A JP 2595094 A JP2595094 A JP 2595094A JP H07219013 A JPH07219013 A JP H07219013A
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Nobuaki Sasagaki
信明 笹垣
Takashi Saegusa
隆 三枝
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の制御モードを即座に選択してその設定
値をディスプレイ上に表示させることができるようにす
る。表示された設定値の変更を容易にしかも分かり易い
形で行えるようにする。 【構成】 制御モード選択前はブロック(ア)のような
表示状況とする。すなわち、第1〜第4の全角表示ブロ
ックに制御モード名を表示すると共に、セグメント表示
部34a〜34fを点灯して、スイッチSW3〜SW6
を指し示す。SW4をオンとすると、Sモードが選択さ
れ、ブロック(ウ)のような表示状況となる。この場
合、34bの点灯により、「2000」を減少させる際
の操作手段がSW3であることが指し示される。また、
34cの点灯により、「2000」をを増大させる際の
操作手段がSW4であることが指し示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドットマトリックス
を用いたカメラの表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、スイッチを操作する毎に
シャッタ優先(S)モードや絞り優先(A)モード,マ
ニュアル(M)モード等の制御モード名をディスプレイ
上に切り替えて表示すると共に、その制御モードでの設
定値をディスプレイ上に表示し、必要に応じてその表示
された設定値の変更を行うことができるカメラがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカメラでは、制御モード名およびその設定値
をディスプレイ上に表示させるためのスイッチ操作が煩
わしく、所望の制御モードを即座に選択してその設定値
を変更することができなかった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、所望の制御
モードを即座に選択してその設定値をディスプレイ上に
表示させることができ、かつ、その表示された設定値の
変更を容易にしかも分かり易い形で行うことのできるカ
メラの表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、縦mドット×横nドットの第1お
よび第2のドットマトリックス表示部からなる第1〜第
Nの表示ブロックと、この第1〜第Nの表示ブロックに
対応して設けられた第1〜第Nの操作手段と、この第1
〜第Nの操作手段と第1〜第Nの表示ブロックとの間に
設けられた第1〜第Nのマーク表示手段と、第1の表示
状態では、第1〜第Nの表示ブロックにその第1および
第2のドットマトリックス表示部を一つの表示単位とし
て第1〜第Nの制御モード名を示す一対の表示用キャラ
クタパターンを表示すると共に、第1〜第Nのマーク表
示手段を用いて第1〜第Nの操作手段を指し示し、この
指し示された第1〜第Nの操作手段を操作しての制御モ
ード選択後の第2の表示状態では、第1〜第Nの表示ブ
ロックの所定の表示ブロックにそのドットマトリックス
表示部を一つの表示単位として数値表示を行うと共に、
この表示ブロックに表示された数値の設定変更方向およ
び設定変更を可能とする操作手段をその表示ブロックと
の間に設けられたマーク表示手段を用いて指し示す制御
手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】したがってこの発明によれば、第1の表示状態
では、第1〜第Nの表示ブロックに第1および第2のド
ットマトリックス表示部を一つの表示単位として第1〜
第Nの制御モード名が表示され、この第1〜第Nの表示
ブロックとの間に設けられた第1〜第Nのマーク表示手
段を用いて第1〜第Nの操作手段が指し示されるものと
なり、第1〜第Nの操作手段と第1〜第Nの表示ブロッ
クに表示されている制御モード名との対応が第1〜第N
のマーク表示手段により明確とされる。また、第1〜第
Nの操作手段を操作しての制御モード選択後の第2の表
示状態では、第1〜第Nの表示ブロックの所定の表示ブ
ロックにそのドットマトリックス表示部を一つの表示単
位として数値表示が行われると共に、この表示ブロック
に表示された数値の設定変更方向および設定変更を可能
とする操作手段がその表示ブロックとの間に設けられた
マーク表示手段を用いて指し示されるものとなり、数値
の表示された表示ブロックと操作手段との対応およびそ
の操作手段を操作しての数値の設定変更方向がマーク表
示手段により明確とされる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図2はこの発明を適用してなるカメラの要部を示す
ブロック図である。同図において、10はマイクロコン
トロールユニット(以下、MCUと言う)、11は電源
回路、12は測光回路、13は測距回路、14Aはドッ
トマトリックスLCD部とセグメント表示部を有する外
部LCD表示装置、14Bは外部LCD表示装置14A
を駆動するLCDドライバ、15はファインダ内LC
D、16はEEPROM、17はレンズを駆動する第1
のモータ制御手段、18はミラーの昇降や給送制御を行
う第2のモータ制御手段、19は絞り,シャッタ,調光
などを行う露出制御手段である。
【0008】SW1〜SW9はスイッチで何れもMCU
10の入力ポートに接続されている。SW1は電源スイ
ッチ(メインスイッチ)、SW2は外部LCD表示装置
14Aの最左の位置(図9参照)に対応するスイッチ
で、SW3〜SW6は第1〜第4の全角表示ブロック
(後述)に対応するスイッチである。SW7はレリーズ
ボタンの第1ストロークでオンする半押スイッチ、SW
8はレリーズボタンの第2ストロークでオンするレリー
ズスイッチ、そして、SW9は裏蓋スイッチである。
【0009】LCDドライバ14BはMCU10からの
信号を受信し、内部のキャラクタージェネレータによ
り、外部LCD表示装置14AにドットLCD表示を可
能とすると同時に、内蔵デコーダによりMCU10から
の信号に応じたセグメント表示を可能とする。なお、フ
ァインダ内LCD15はMCU10のLCD専用出力ポ
ートにより直接駆動される。MCU10の内部のRAM
には、M0(状態レジスタ)とM1(モードレジスタ)
が、それぞれ表1,表2のように定められており、ま
た、M2(レリーズ禁止用レジスタ)とM3(警告用レ
ジスタ)の各ビットがそれぞれ表3,表4のように定め
られている。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【表3】
【0013】
【表4】
【0014】図3は、MCU10のメインルーチンのフ
ローチャートである。スイッチSW2あるいはSW7が
オンされるとスタンバイ状態(微少電流のみ流れている
状態)のMCU10に割り込みが入り、ステップ301
の処理が始まる。ステップ301では、MCU内部の初
期化を行い、電源回路11をオンして回路全体に通電す
ると共に、メインクロックをオンさせる。ステップ30
2では、スイッチSW1〜SW9のオン・オフ状況を判
別して設定動作を行うと共に、測光回路12や測距回路
13からの情報を内部の所定のRAMに格納する。この
とき、電源回路11での電池電圧を判別する。そして、
電池電圧が4.5[V]以下の時には、レリーズ禁止用
レジスタM2のビット0を「1」として「電池残量な
し」警告フラグをセットする。また、4.5〜4.8
[V]の時には、警告用レジスタM3のビット4を
「1」にして「電池残量小時」警告フラグをセットす
る。なお、MCU10は、スイッチSW2〜SW7のい
ずれかのオンを検出した場合、電源保持タイマをクリア
とする。
【0015】ステップ303では、ステップ302で得
られた測光回路12や測距回路13からの情報(RAM
に格納されている情報)に基づき、露出や測距演算を行
う。このとき、測光回路12からの入力で低輝度の時、
警告用レジスタM3のビット0を「1」として「ストロ
ボ推奨時」警告フラグをセットする。また、モードによ
り定まるシャッタ速度が1/30[s]以下の場合に
は、警告用レジスタM3のビット1を「1」として「カ
メラぶれ検出時」警告フラグをセットする。高輝度で測
光回路12が限界以上となっている場合や、測光回路1
2が限界まで達していなくとも、絞りを絞ってもしぼり
きれなかったり、シャッタを高速にしてもオーバーとな
る場合には、警告用レジスタM3のビット2を「1」と
して「高輝度連動範囲外時」警告フラグをセットする。
そして、低輝度で測光回路12が限界以下となっている
場合や、測光回路12が限界まで達していなくとも、絞
を開けたりシャッタを低速にしてもアンダーとなる場合
には、警告用レジスタM3のビット3を「1」として
「低輝度連動範囲外時」警告フラグをセットする。
【0016】ステップ304では、第1のモータ制御手
段17を介するAF制御やLCDドライバ14Bを介す
る表示制御を行う。ステップ305では、メインスイッ
チSW1のオン・オフを判別し、オンであればステップ
306へ、オフであればステップ307へ進む。ステッ
プ306では電源保持タイマの計時時間をチェックす
る。ステップ302にてスイッチSW2〜SW7のいず
れかのオンが検出されないと電源保持タイマの計時は進
む。電源保持タイマの計時値が所定値を超えるとステッ
プ307へ進む。ステップ302にてスイッチSW2〜
SW7の何れかのオンが検出されれば電源保持タイマは
クリアされるので、その計時時間は所定値を超えず、ス
テップ308へ進む。ステップ307では、電源回路1
1を駆動して電源オフ処理を行う。ステップ308で
は、裏蓋スイッチSW9の立ち下がりの有無を判別す
る。裏蓋が閉じられ、その立ち下がりの検出で、ステッ
プ309へ進みイージーロードを実行する。裏蓋スイッ
チSW9が開いているときや閉じられてイージーロード
実行後は、裏蓋スイッチSW9の立ち下がりは検出され
ず、ステップ312へ進む。
【0017】ステップ309では、第2のモータ制御手
段18を駆動して所定量のフィルム巻上げ(イージーロ
ード)を行う。ステップ310では、イージーロード時
のフィルム巻上げ量を判別し、所定量の巻上げを完了す
る前に終了した場合にはステップ311へ進み、所定量
の巻上げを行い正常に終了した場合には、ステップ30
2へ戻り処理を繰り返す。ステップ311では、イージ
ーロード時にエラーがあったことを示すため、レリーズ
禁止用レジスタM2のビット1を「1」とし「イージー
ロード(EL)警告」フラグをセットしてステップ30
2へ戻る。ステップ312では、レリーズ禁止用レジス
タM2に基づき、レリーズ禁止状態かどうかの判別を行
う。表3の警告フラグのいずれかがセットされている場
合にはM2≠0となり、レリーズ実行が不可と判別し、
すなわちレリーズ禁止と判別し、ステップ302へ戻
る。一方、表3の警告フラグがいずれもセットされてい
ない場合にはM2=0となり、レリーズ実行可と判別
し、ステップ313へ進む。
【0018】ステップ313では、レリーズスイッチS
W8がオンかどうかを判別する。オフであればステップ
302へ戻って、ステップ302以降の処理を繰り返
し、オンであればステップ314へ進む。ステップ31
4では、、第2のモータ制御手段18を制御したり、露
出制御手段19を制御して公知のレリーズ処理を行う。
ステップ315ではフィルム給送量の判別を行う。1駒
分の巻上げが実行されない場合には、終端と判別してス
テップ316へ進み、第2のモータ制御手段18を駆動
して巻戻し動作を行う。なお、巻戻し中はレリーズ禁止
用レジスタM2のビット2が「1」となって、「巻戻し
中」フラグがセットされる。そして、巻戻しが完了する
と、ステップ302へ戻る。ステップ315にて1駒分
の巻上げが実行された場合には、終端ではないと判別し
て、ステップ302へ戻る。
【0019】図4は、設定処理ルーチンの一部であり、
図3に示したステップ302の処理時にサブルーチンコ
ールされる。このサブルーチンにおいて、ステップ40
1では、スイッチSW2〜SW7の入力を受け、何れか
のスイッチがオンであれば、図3のステップ306で判
別する電源保持タイマをクリアする。そして、ステップ
402において、スイッチSW2の立ち下がりを判別す
る。スイッチSW2がオンとなった直後であればステッ
プ403へ進み、スイッチSW2がオフの時やスイッチ
SW2がオンでも押し続けている状態ではステップ40
4へ進む。ステップ403では状態レジスタM0を
「1」にして「未選択状態」としてリターンする。ステ
ップ404では状態レジスタM0が「0」かどうかを判
別する。「0」であればステップ416へ進む。M0=
1であればステップ405へ進む。
【0020】ステップ405では、スイッチSW2のオ
ン・オフを判別し、オンであればステップ406へ進
み、オフであればステップ407へ進む。ステップ40
6では1秒以上経過しているか判別する。スイッチSW
2が1秒以上押されていればステップ408へ進み、1
秒前であればリターンする。ステップ407では、スイ
ッチSW3のオン・オフを判別し、オンであればステッ
プ408へ進み、オフであればステップ409へ進む。
ステップ408では、モードレジスタM1を「0」とし
てプログラム(P)モードに設定し、ステップ415へ
進む。
【0021】ステップ409では、スイッチSW4のオ
ン・オフを判別し、オンであればステップ410へ進
み、オフであればステップ411へ進む。ステップ41
0では、モードレジスタM1を「1」としてシャッタ優
先(S)モードに設定し、ステップ415へ進む。ステ
ップ411では、スイッチSW5のオン・オフを判別
し、オンであればステップ412へ進み、オフであれば
ステップ413へ進む。ステップ412では、モードレ
ジスタM1を「2」として絞り優先(A)モードに設定
し、ステップ415へ進む。ステップ413では、スイ
ッチSW6のオン・オフを判別し、オンであればステッ
プ414へ進み、オフであればリターンする。ステップ
414では、モードレジスタM1を「3」としてマニュ
アル(M)モードに設定し、ステップ415へ進む。ス
テップ415では状態レジスタM0を「0」にして「確
定状態(制御モードの選択状態)」としてリターンす
る。
【0022】ステップ416では、現在の制御モード
(露出モード)が絞り優先(A)モードかマニュアル
(M)モードかを判別する。Aモード(M1=2)かM
モード(M1=3)の場合には、すなわちモードレジス
タM1のビット1が「1」の場合には、ステップ417
へ進む。一方、プログラム(P)モード(M1=0)か
シャッタ優先(S)モード(M1=1)の場合、すなわ
ちモードレジスタM1のビット1が「0」の場合には、
直ちにステップ418へ進む。ステップ417ではAV
値(絞り値)の変更を行う。すなわち、スイッチSW5
の立ち下がりでAV値の設定を1ステップアップカウン
トし、スイッチSW6の立ち下がりでAV値の設定を1
ステップダウンカウントする。
【0023】ステップ418では、SモードかMモード
かを判別する。Sモード(M1=1)かMモード(M1
=3)の場合には、すなわちモードレジスタM1のビッ
ト0が「1」の場合には、ステップ419へ進む。一
方、Pモード(M1=0)かAモード(M1=2)の場
合には、すなわちモードレジスタM1のビット0が
「0」の場合には、リターンする。ステップ419で
は、TV値(シャッタスピード)の変更を行う。すなわ
ち、スイッチSW3の立ち下がりでTV値の設定を1ス
テップダウンカウントし、スイッチSW4の立ち下がり
でTV値の設定を1ステップアップカウントする。
【0024】外部LCD表示装置14Aは、図5(a)
に示すように、ドットマトリックスLCD部31と、セ
グメント表示部32〜34から構成される。ドットマト
リックスLCD部31は、縦16ドット×横8ドットの
ドットマトリックス表示部31a〜31hからなる。こ
れにより、その表示例として31a〜31dに示してい
るように、「2」や「0」のような16×8のドットマ
トリックスによる半角表示が可能となる。また、31a
と31b、31cと31d、31eと31f、31gと
31hのそれぞれが対になって隣り合い、その4つの対
は若干の間隔が空き、その表示例として図5(b)に示
すように、「P」のような16×16のドットマトリッ
クスによる全角表示も可能である。ドットマトリックス
LCD部31は16×8のドットマトリックス表示領域
(半角表示ブロック)が8つあり、16本のコモン端子
と8×8=64本のセグメント端子とによって、1/1
6デューティで駆動される。
【0025】セグメント表示部32および33は公知の
7セグメント表示部であり、それぞれa〜gの7つのセ
グメントからなる。34a〜34fはドットマトリック
スLCD部31の4つの16×16のドットマトリック
ス表示領域(第1〜第4の全角表示ブロック)に三角表
示を可能とする1セグメント表示部である。セグメント
表示部32〜34は合計20のセグメントからなる。こ
のセグメント表示部32〜34において、コモン端子は
ドットLCD表示部31と共通とされ、1/16デュー
ティで駆動される。この場合、セグメント端子は最低2
本でよいが、配線の引き回しの自由度を考えて多少増や
すものとしてもよい。本実施例では、表5に示すよう
に、COM端子を7本(COM0〜COM6)共通に使
って、セグメント端子を3本(SEG64〜SEG6
6)としている。すなわち、本実施例においてセグメン
ト表示部32〜34は、1つのセグメントの大きさが異
なるだけで、表5のようなドットマトリックス表示と等
価と言える。
【0026】
【表5】
【0027】セグメント表示部32〜34のコモンをド
ットマトリックスLCD部31のコモンと分けて独立に
駆動すると、セグメント表示部32〜34の特性だけ改
善される可能性はある。しかし、ドットマトリックスL
CD部31の特性が改善されればその必要もなくなる。
セグメント表示部32〜34のコモンを共通にした方が
回路が簡略化される。セグメント表示部32〜34もド
ットマトリックスLCD部31と形状が異なるだけとみ
なすわけである。
【0028】
【表6】
【0029】MCU10からLCDドライバ14Bへシ
リアル転送される11バイトのコマンドを表6に示す。
この11バイトのコマンドの各データD0〜D10はM
CU10のRAMのデータ領域DA0〜DA10(図示
せず)に格納されている。1バイト目に転送するコマン
ドで、データD0の示すキャラクタジェネレータアドレ
スに対応するドット表示を、ドットマトリックス表示部
31aに可能とする。2バイト目に転送するコマンド
で、データD1の示すキャラクタジェネレータアドレス
に対応するドット表示を、ドットマトリックス表示部3
1bに可能とする。3バイト目に転送するコマンドで、
データD2の示すキャラクタジェネレータアドレスに対
応するドット表示を、ドットマトリックス表示部31c
に可能とする。4バイト目に転送するコマンドで、デー
タD3の示すキャラクタジェネレータアドレスに対応す
るドット表示を、ドットマトリックス表示部31dに可
能とする。
【0030】5バイト目に転送するコマンドで、データ
D4の示すキャラクタジェネレータアドレスに対応する
ドット表示を、ドットマトリックス表示部31eに可能
とする。6バイト目に転送するコマンドで、データD5
の示すキャラクタジェネレータアドレスに対応するドッ
ト表示を、ドットマトリックス表示部31fに可能とす
る。7バイト目に転送するコマンドで、データD6の示
すキャラクタジェネレータアドレスに対応するドット表
示を、ドットマトリックス表示部31gに可能とする。
8バイト目に転送するコマンドで、データD7の示すキ
ャラクタジェネレータアドレスに対応するドット表示
を、ドットマトリックス表示部31hに可能とする。9
バイト目に転送するコマンドで、データD8のビット0
〜6に応じて、7セグメント表示部32のセグメントa
〜gの点灯を行う。10バイト目に転送するコマンド
で、データD9のビット0〜6に応じて、7セグメント
表示部33のセグメントa〜gの点灯を行う。11バイ
ト目に転送するコマンドで、データD10のビット0〜
5に応じて、1セグメント表示部34a〜34fの点灯
を行う。
【0031】
【表7】
【0032】表7はLCDドライバ14Bのキャラクタ
ジェネレータにより設定される表示用キャラクタパター
ンを示す。横が上位アドレス(10の位)に対応し、縦
が下位アドレス(1の位)に対応する。本実施例では、
この表に従って、16×16=256通りのパターンを
決定することができる。尚、表7において、「00」〜
「0A」と「40」〜「4A」の数字パターンは、図7
(a)に示す如く表示パターンは同じだが、表示位置が
左右に少しずれている。「10」〜「19」の数字パタ
ーンは、図7(b)に示す如く小数点を含んだパターン
となっており、数字部の大きさは小数点無しのものに比
べ、小さくなっている。[1A」の数字パターンは、図
7(c)に示す如く小数点を含んでいるが、数字部の大
きさは小数点無しのものと同一である。
【0033】また「80」以後の全角表示パターンは、
同一のパターンが2個ずつ連続しているが、これは説明
を分かり易くするためのものであり、実際には図8
(a)に示す如く、2個連続したパターンの前側に左半
分、後側に右半分のパターンが設けられており、両者を
対として組み合わせて、図8(b)の如き一つの表示パ
ターンが構成される。尚、図7,図8で「・」で示され
た部分は実際には空白となる部分であるが、ドットの配
置を分かり易くするために「・」で示している。例え
ば、データD0として「02」を転送するとドットマト
リックス表示部31aに「2」の半角表示が行われる。
また、データD0として「90」、データD1として
「91」を転送すると、ドットマトリックス表示部31
a,31bに「P」の全角表示が行われる。
【0034】図6は、MCU10の表示ルーチンのフロ
ーチャートであり、図3のステップ304での「制御」
時にサブルーチンコールされて本処理に移行する。この
サブルーチンにおいて、ステップ601では、LCDド
ライバ14Bへ転送するデータD0〜D10の格納領域
DA0〜DA10をクリアする。このとき、DA0〜D
A7には表7でブランク表示となる「20」をセット
し、DA8〜DA10にはやはり消灯表示させるために
「00」をセットする。ステップ602では、レリーズ
禁止用レジスタM2のビット0を判別し、そのビットが
「1」で「電池残量なし警告」状態であればステップ6
03へ進み、「0」の場合にはステップ604へ進む。
ステップ603では、「電池残量なし警告」表示が可能
なように、表7の「DC」,「DD」,「D6」,「D
7」をデータD4,D5,D6,D7としてデータ領域
DA4,DA5,DA6,DA7へセットして、ステッ
プ625へ進む。
【0035】ステップ604では、レリーズ禁止用レジ
スタM2のビット1を判別し、そのビットが「1」で
「イージーロード警告」状態であればステップ605へ
進み、0の場合にはステップ606へ進む。ステップ6
05では、「イージーロード警告」が可能なように、表
7の「DC」,「DD」,「CA」,「CB」をデータ
D4,D5,D6,D7としてデータ領域DA4,DA
5,DA6,DA7へセットして、ステップ625へ進
む。ステップ606では、レリーズ禁止用レジスタM2
のビット2を判別し、そのビットが「1」で「巻戻し
中」であればステップ607へ進み、「0」の場合には
ステップ608へ進む。ステップ607では、「巻戻し
中」表示が可能なように、表7の「CA」,「CB」,
「CC」,「CD」をデータD4,D5,D6,D7と
してデータ領域DA4,DA5,DA6,DA7へセッ
トして、ステップ625へ進む。ステップ608では、
状態レジスタM0を判別し、これが「1」で「未選択状
態」の場合にはステップ609へ進み、「0」で「確定
状態」の場合にはステップ610へ進む。
【0036】ステップ609では、「P」,「S」,
「A」,「M」の全角表示が可能なように、表7の「9
0」〜「97」をデータD0〜D7としてデータ領域D
A0〜DA7へセットする。また、4つの全角表示ブロ
ックに対応して三角表示させるため、セグメント表示部
34f,34d,34c,34aに対応して2進数「1
01101」をデータD10としてデータ領域DA10
へセットする。なお、次にステップ609のステップと
なったときには「000000」をセットすることによ
り、点灯と消灯が交互になるようにして点滅表示にす
る。そして、ステップ625へ進む。
【0037】ステップ610では、警告用レジスタM3
のビット0を判別し、そのビットが「1」で「ストロボ
推奨時」状態であればステップ611へ進み、「0」の
場合にはステップ612へ進む。ステップ611では、
「ストロボ推奨」表示が可能なように、表7の「C
2」,「C3」をデータD0,D1としてデータ領域D
A0,DA1へセットして、ステップ612へ進む。ス
テップ612では、警告用レジスタM3のビット1を判
別し、そのビットが「1」で「カメラぶれ検出時」状態
であればステップ613へ進み、「0」の場合にはステ
ップ614へ進む。ステップ613では、データ領域D
A0〜DA7に格納されているデータを2バイトシフト
する。すなわち、データD0,D1を、データ領域DA
2,DA3へ転送する。そして、「カメラぶれ検出」表
示が可能なように、表7の「C0」,「C1」をデータ
D0,D1としてデータ領域DA0,DA1へセットし
て、ステップ614へ進む。
【0038】ステップ614では、警告用レジスタM3
のビット2ないし3を判別し、どちらかのビットが
「1」で「連動範囲外時」状態であればステップ615
へ進み、「0」の場合にはステップ616へ進む。ステ
ップ615では、データ領域DA0〜DA7に格納され
ているデータを2バイトシフトし、警告用レジスタM3
のビット2が「1」で「高輝度連動範囲外時」の時に
は、「HI」表示が可能なように、表7の「28」,
「29」をデータD0,D1としてデータ領域DA0,
DA1へセットし、警告用レジスタM3のビット3が
「1」で「低輝度連動範囲外時」の時には、「Lo」表
示が可能なように、表7の「2C」,「4F」をデータ
D0,D1としてデータ領域DA0,DA1へセットし
て、ステップ616へ進む。
【0039】ステップ616では、警告用レジスタM3
のビット4を判別し、そのビットが「1」で「電池残量
小時」状態であればステップ617へ進み、「0」の場
合にはステップ618へ進む。ステップ617では、デ
ータ領域DA0〜DA7に格納されているデータを2バ
イトシフトし、「電池残量小」表示が可能なように、表
7の「D4」,「D5」をデータD0,D1としてデー
タ領域DA0,DA1へセットして、ステップ618へ
進む。ステップ618では、モードレジスタM1が
「3」かどうかを判別し、これが「3」でマニュアル
(M)モードの時にはステップ619へ進み、それ以外
ではステップ620へ進む。ステップ619では、設定
TV値と設定AV値をデータ領域DA0〜DA7へセッ
トする。
【0040】例えば、TV値として「2000」が、A
V値として「F5.6」が、セットされている場合に
は、表7に従い、データ領域DA0〜DA7へ、「4
2」,「0A」,「4A」,「0A」,「26」,「0
5」,「16」,「20」をセットする。このとき、8
バイトのデータを新たにセットするので、ステップ61
0からステップ617のステップでセットされた表示は
全て無視される。また、MモードはTV値とAV値が設
定可能であるため、データ領域DA10へ2進数の「1
10110」をセットしてセグメント表示部34f,3
4e,34c,34bを点灯可能にする。
【0041】なお、「2000」の表示をするとき、同
じ「0」の表示をするときに「0A」と「4A」を用い
たのは、図7(a)に示すように全角表示と半角表示を
混在させる中スペースを設けると、バランスをとるため
に使い分けた方が美しくできるからである。「4A」は
「0A」と形は同一であるが1画素分左にづれている。
この結果表示した状態での間隔を揃えることが出来る。
【0042】ステップ620では、モードレジスタM1
が「1」かどうかを判別し、これが「1」でシャッタ優
先(S)モードの時にはステップ621へ進み、それ以
外ではステップ622へ進む。ステップ621では、デ
ータ領域DA0〜DA7に格納されているデータを4バ
イトシフトし、設定TV値をデータ領域DA0〜DA3
へセットする。例えば、TV値として「2000」がセ
ットされている場合には、表7に従い、データ領域DA
0〜DA3へ、「42」,「0A」,「4A」,「0
A」をセットする。このとき、4バイトのシフトでそれ
以前にデータ領域DA4〜DA7にセットされていたデ
ータを新たにセットするので、ステップ610からステ
ップ613のステップでセットされた表示は、ステップ
614〜ステップ617のセット状況では無視される可
能性がある。もちろん警告状態がなければシャッタ速度
の表示のみが行われる。また、SモードはTV値が設定
可能であるため、データ領域DA10へ2進数の「00
0110」をセットして、セグメント表示部34b,3
4cを点灯可能にする。
【0043】ステップ622では、モードレジスタM1
が「2」かどうかを判別し、これが「2」で絞り優先
(A)モードの時にはステップ623へ進み、それ以外
(すなわちプログラム(P)モード)ではステップ62
4へ進む。ステップ623では、設定AV値をデータ領
域DA4〜DA7へセットする。例えば、「F5.6」
がセットされている場合には、表7に従い、データ領域
DA4〜DA7へ、「26」,「05」,「16」,
「20」をセットする。このとき、始めにDA4〜DA
7に設定されていた4バイトのデータを新たにセットす
るので、ステップ610からステップ613のステップ
でセットされた表示は、ステップ614〜ステップ61
7のセット状況に応じて無視される可能性がある。もち
ろん警告状態がなければ絞り値の表示のみが行われる。
また、AモードAV値が設定可能であるため、DA10
へ2進数の「110000」をセットしてセグメント表
示部34e,34fを点灯可能にする。
【0044】ステップ624では、データ領域DA0〜
DA7に格納されているデータを2バイトシフトし、ド
ットマトリックス表示部31a,31bに「P」表示を
するために、データ領域DA0,DA1へ「90」,
「91」セットする。そして警告状態がなければこの
「P」表示のみが行われる。このとき、始めにDA6,
DA7に設定されていた2バイトのデータが無視される
ので、ステップ612〜ステップ617で全てセットさ
れた場合には、ステップ611でセットした内容は表示
できなくなる。また、PモードはTV値もAV値も設定
出来ないため、データ領域DA10へ2進数の「000
000」をセットしてセグメント表示部34f〜34a
は全て消灯させる。
【0045】ステップ625では、データ領域DA8,
DA9へコマ数データをセットする。「24」を表示さ
せるには、セグメント32g,32f,32c,32b
を点灯させるために、データ領域DA8へ2進数で「1
100110」をセットし、セグメント33g,33
e,33d,33b,33aを点灯させるために、デー
タ領域DA9へ2進数で「1011011」をセットす
る。ステップ626では、ステップ601〜ステップ6
25でセットしたDA0〜DA10のデータD0〜D1
0をLCDドライバ14Bへ転送し、外部LCD表示装
置14Aでの表示を可能にする。
【0046】図1は表示状況とスイッチ操作との対応を
示した図である。図における(ア)〜(オ)の各ブロッ
クが表示状況を示し、各ブロックの最上部の長方形はス
イッチSW2〜SW6を、中央の長方形内部は外部LC
D表示装置14Aを、最下段の長方形内部はファインダ
内LCD15をそれぞれ示している。この図および図5
を参照して分かるように、本実施例では、ドットマトリ
ックス表示部31aと31bとからなる第1の全角表示
ブロックに対応してスイッチSW3を設け、ドットマト
リックス表示部31cと31dとからなる第2の全角表
示ブロックに対応してスイッチSW4を設け、ドットマ
トリックス表示部31eと31fとからなる第3の全角
表示ブロックに対応してスイッチSW5を設け、ドット
マトリックス表示部31gと31hとからなる第4の全
角表示ブロックに対応してスイッチSW6を設けてい
る。
【0047】そして、第1の操作手段としてのスイッチ
SW3と第1の全角表示ブロックとの間に、第1のマー
ク表示手段としてセグメント表示部34a,34bを設
けている。また、第2の操作手段としてのスイッチSW
4と第2の全角表示ブロックとの間に第2のマーク表示
手段としてセグメント表示部34cを設け、第3の操作
手段としてのスイッチSW5と第3の全角表示ブロック
との間に第3のマーク表示手段としてセグメント表示部
34d,34eを設け、第4の操作手段としてのスイッ
チSW6と第4の全角表示ブロックとの間に第4のマー
ク表示手段としてセグメント表示部34fを設けてい
る。
【0048】ブロック(ア)の外部LCD表示装置14
Aでの表示状況は、制御モードの選択前の状態を示して
いる。この状態では、第1,第2,第3,第4の全角表
示ブロックに制御モード名を示す「P」,「S」,
「A」,「M」が表示されていると共に、セグメント表
示部34a,34c,34d,34fが点滅して、スイ
ッチSW3,SW4,SW5,SW6を指し示してい
る。これにより、スイッチSW3〜SW6と第1〜第4
の全角表示ブロックに表示されている制御モード名との
対応が、セグメント表示部34a,34c,34d,3
4fによって明確とされている。
【0049】この制御モードの選択前の状態において、
スイッチSW3をオンとすると、プログラム(P)モー
ドが選択され、外部LCD表示装置14Aは例えばブロ
ック(イ)に示されたような表示状況となる。スイッチ
SW4をオンとすると、シャッタ優先モード(S)が選
択され、外部LCD表示装置14Aは例えばブロック
(ウ)に示されたような表示状況となる。スイッチSW
5をオンとすると、絞り優先モード(A)が選択され、
外部LCD表示装置14Aは例えばブロック(エ)に示
されたような表示状況となる。スイッチSW6をオンと
すると、マニュアルモード(M)が選択され、外部LC
D表示装置14Aは例えばブロック(オ)に示されたよ
うな表示状況となる。
【0050】ブロック(イ)に示された表示状況では、
第2〜第4の全角表示ブロックでの制御モード名の表示
(「S」,「A」,「M」)が消失し、第1の全角表示
ブロックでの制御モード名の表示「P」のみが残り。ま
た、セグメント表示部34a,34c,34d,34f
が消灯する。これによりプログラム(P)モードの選択
状況が表示される。参考として図10(a)にPモード
選択時の警告表示例(カメラぶれ)を示す。
【0051】ブロック(ウ)に示された表示状況では、
ドットマトリックス表示部31a,31b,31c,3
1dに、すなわち第1および第2の全角表示ブロック
に、現在の設定シャッタースピードが例えば「200
0」として表示されると共に、「20」の表示された第
1の全角表示ブロックに対してセグメント表示部34b
が点灯し、「00」の表示された第2の全角表示ブロッ
クに対してセグメント表示部34cが点灯する。セグメ
ント表示部34bの点灯により、第1,第2の全角表示
ブロックに表示された数値を減少させる際の操作手段が
スイッチSW3であることが指し示される。また、セグ
メント表示部34cの点灯により、第1,第2の全角表
示ブロックに表示された数値を増大させる際の操作手段
がスイッチSW4であることが指し示される。
【0052】ブロック(エ)に示された表示状況では、
ドットマトリックス表示部31e,31f,31g,3
1hに、すなわち第3および第4の全角表示ブロック
に、現在の設定絞り値が例えば「F5.6」として表示
されると共に、「F5」の表示された第3の全角表示ブ
ロックに対してセグメント表示部34eが点灯し、「.
6」の表示された第4の全角表示ブロックに対してセグ
メント表示部34fが点灯する。セグメント表示部34
eの点灯により、第3,第4の全角表示ブロックに表示
された数値を減少させる際の操作手段がスイッチSW5
であることが指し示される。また、セグメント表示部3
4fの点灯により、第3,第4の全角表示ブロックに表
示された数値を増大させる際の操作手段がスイッチSW
6であることが指し示される。
【0053】ブロック(オ)に示された表示状況では、
第1および第2の全角表示ブロックに現在の設定シャッ
タースピードが例えば「2000」として表示され、第
3および第4の全角表示ブロックに現在の設定絞り値が
例えば「F5.6」として表示される。また、「20」
の表示された第1の全角表示ブロックに対してセグメン
ト表示部34bが点灯し、「00」の表示された第2の
全角表示ブロックに対してセグメント表示部34cが点
灯し、「F5」の表示された第3の全角表示ブロックに
対してセグメント表示部34eが点灯し、「.6」の表
示された第4の全角表示ブロックに対してセグメント表
示部34fが点灯する。
【0054】セグメント表示部34bの点灯により、第
1,第2の全角表示ブロックに表示された数値を減少さ
せる際の操作手段がスイッチSW3であることが指し示
され、セグメント表示部34cの点灯により、第1,第
2の全角表示ブロックに表示された数値を増大させる際
の操作手段がスイッチSW4であることが指し示され、
セグメント表示部34eの点灯により、第3,第4の全
角表示ブロックに表示された数値を減少させる際の操作
手段がスイッチSW5であることが指し示され、セグメ
ント表示部34fの点灯により、第3,第4の全角表示
ブロックに表示された数値を増大させる際の操作手段が
スイッチSW6であることが指し示される。参考として
図10(b)にMモード選択時の他の表示例を示す。
【0055】なお、本実施例においては、スイッチSW
3をオンとした場合にPモードが選択されるものとした
が、スイッチSW3と第1の全角表示ブロックに表示さ
れる制御モード名との対応を変え、SモードやAモード
が選択されるものとしてもよい。すなわち、スイッチS
W3〜SW6と第1〜第4の全角表示ブロックに表示さ
れる制御モード名との対応は、任意に設定することが可
能である。また、本実施例においては、例えば、Sモー
ドを選択した場合、ブロック(ウ)に示されたような表
示状況とし、「20」の表示された第1の全角表示ブロ
ックに対してセグメント表示部34b(下向きの三角
形)を点灯させ、「00」の表示された第2の全角表示
ブロックに対してセグメント表示部34c(上向きの三
角形)を点灯させるものとしたが、第2の全角表示ブロ
ックに対してセグメント表示部34bと同様の下向き三
角形のセグメント表示部34c’(図示せず)を設け、
第1の全角表示ブロックに対してセグメント表示部34
aを点灯させ、第2の全角表示ブロックに対してセグメ
ント表示部34c’を点灯させるようにしてもよい。
【0056】この場合、セグメント表示部34aの点灯
により、第1,第2の全角表示ブロックに表示された数
値を増大させる際の操作手段がスイッチSW3であるこ
とが指し示され、セグメント表示部34c’の点灯によ
り、第1,第2の全角表示ブロックに表示された数値を
減少させる際の操作手段がスイッチSW4であることが
指し示される。
【0057】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1の表示状態では、第1〜第Nの表示
ブロックに第1および第2のドットマトリックス表示部
を一つの表示単位として第1〜第Nの制御モード名が表
示され、この第1〜第Nの表示ブロックとの間に設けら
れた第1〜第Nのマーク表示手段を用いて第1〜第Nの
操作手段が指し示されるものとなり、第1〜第Nの操作
手段と第1〜第Nの表示ブロックに表示された制御モー
ド名との対応が第1〜第Nのマーク表示手段により明確
とされ、第1〜第Nの操作手段の操作により所望の制御
モードを即座に選択して、その設定値をディスプレイ
(所定の表示ブロック)上に表示させることができるよ
うになる。また、第1〜第Nの操作手段を操作しての制
御モード選択後の第2の表示状態では、第1〜第Nの表
示ブロックの所定の表示ブロックにそのドットマトリッ
クス表示部を一つの表示単位として数値表示が行われる
と共に、この表示ブロックに表示された数値の設定変更
方向および設定変更を可能とする操作手段がその表示ブ
ロックとの間に設けられたマーク表示手段を用いて指し
示されるものとなり、数値の表示された表示ブロックと
操作手段との対応およびその操作手段を操作しての数値
の設定変更方向がマーク表示手段により明確とされ、そ
の表示された数値(設定値)の変更を容易にしかも分か
り易い形で行うことができるようになる。かつ、両者は
同一の操作部材,表示部材を用いるので、機能の複合に
より表示,操作部材の数が減少し、コストの増大、カメ
ラの大型化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したカメラにおける表示状況とスイッ
チ操作との対応を示す図である。
【図2】本発明を適用してなるカメラの要部を示すブロ
ック図である。
【図3】このカメラにおけるMCUのメインルーチンの
フローチャートである。
【図4】MCUの設定処理ルーチンの一部を示すフロー
チャートである。
【図5】外部LCD表示装置の構成を示す図である。
【図6】MCUの表示ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図7】表7に示した表示用キャラクタパターンの表示
状況を例示する図である。
【図8】表7における「80」以降の全角表示パターン
を説明する図である。
【図9】本発明を適用してなるカメラの平面図である。
【図10】図1におけるPモードおよびMモード選択時
の他の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 マイクロコントロールユニット(MCU) 14A 外部LCD表示装置 14B LCDドライバ SW1〜SW9 スイッチ 31a〜31h ドットマトリックス表示部 34a〜34f セグメント表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦mドット×横nドットの第1および第
    2のドットマトリックス表示部からなる第1〜第Nの表
    示ブロックと、 この第1〜第Nの表示ブロックに対応して設けられた第
    1〜第Nの操作手段と、 この第1〜第Nの操作手段と前記第1〜第Nの表示ブロ
    ックとの間に設けられた第1〜第Nのマーク表示手段
    と、 第1の表示状態では、前記第1〜第Nの表示ブロックに
    その第1および第2のドットマトリックス表示部を一つ
    の表示単位として第1〜第Nの制御モード名を示す一対
    の表示用キャラクタパターンを表示すると共に、前記第
    1〜第Nのマーク表示手段を用いて前記第1〜第Nの操
    作手段を指し示し、 この指し示された第1〜第Nの操作手段を操作しての制
    御モード選択後の第2の表示状態では、前記第1〜第N
    の表示ブロックの所定の表示ブロックにそのドットマト
    リックス表示部を一つの表示単位として数値表示を行う
    と共に、この表示ブロックに表示された数値の設定変更
    方向および設定変更を可能とする操作手段をその表示ブ
    ロックとの間に設けられた前記マーク表示手段を用いて
    指し示す制御手段とを備えたことを特徴とするカメラの
    表示装置。
  2. 【請求項2】 縦mドット×横nドットの第1ならびに
    第2のドットマトリックス表示部からなる第1および第
    2の表示ブロックと、 この第1および第2の表示ブロックに対応して設けられ
    た第1および第2の操作手段と、 この第1および第2の操作手段と前記第1および第2の
    表示ブロックとの間に設けられた第1および第2のマー
    ク表示手段と、 第1の表示状態では、前記第1および第2の表示ブロッ
    クにその第1および第2のドットマトリックス表示部を
    一つの表示単位として第1および第2の制御モード名を
    示す一対の表示用キャラクタパターンを表示すると共
    に、前記第1および第2のマーク表示手段の第1のマー
    クを用いて前記第1および第2の操作手段を指し示し、 この指し示された第1の操作手段を操作しての制御モー
    ド選択後の第2の表示状態では、前記第1および第2の
    表示ブロックにそのドットマトリックス表示部を一つの
    表示単位として数値表示を行うと共に、前記第1,第2
    の表示ブロックに表示された数値の設定変更方向が減少
    方向であることおよび設定変更を可能とする操作手段が
    前記第1の操作手段であることを前記第1のマーク表示
    手段の第2のマークを用いて指し示し、前記第1,第2
    の表示ブロックに表示された数値の設定変更方向が増大
    方向であることおよび設定変更を可能とする操作手段が
    前記第2の操作手段であることを前記第1のマーク表示
    手段の第1のマークを用いて指し示す制御手段とを備え
    たことを特徴とするカメラの表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、マーク表示手
    段は、表示ブロックから操作手段に向かう方向指示部を
    有する第1のマークと、操作手段から表示ブロックに向
    かう方向指示部を有する第2のマークとを備えてなるこ
    とを特徴とするカメラの表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、マーク表示手段の第
    1のマークおよび第2のマークはセグメントであること
    を特徴とするカメラの表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、第1
    の表示状態とは、制御モードの選択前の状態であること
    を特徴とするカメラの表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、第2の表示状態と
    は、シャッタ優先モードを選択してのシャッタ速度の表
    示状態、絞り優先モードを選択しての絞り値の表示状
    態、マニュアルモードを選択してのシャッタ速度および
    絞り値の表示状態であることを特徴とするカメラの表示
    装置。
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