JPH07217989A - 熱交換装置 - Google Patents
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Abstract
ガスバーナを選択的に燃焼状態にできるようにした燃焼
装置を設けると共に、該燃焼装置で生成された燃焼排気
から顕熱を吸収する主熱交換部(1a)とこれに対して排気
流の下流側に配設され且つ燃焼排気から潜熱を吸収する
副熱交換部(1b)とを収容した缶体(6) を設けた熱交換装
置において、一部のガスバーナのみを燃焼させた際にお
ける熱効率の低下を防止すること。 【構成】 缶体(6) 内に、排気経路における主熱交換部
(1a)の上流側から副熱交換部(1b)の下流側にいたる仕切
板(60)を設け、該仕切板(60)をガスバーナ相互間の境界
部分に対応させたこと。
Description
凝縮させてその潜熱を熱交換部に吸収させる機能を備え
た熱交換装置、特に複数のガスバーナを具備する形式の
熱交換装置に関するものである。
によって熱交換効率の向上を図ると共に、燃焼能力を二
段階切替可能とした熱交換装置として、図5に示すよう
に、燃焼装置(3)と、これで加熱される熱交換器(1) と
が組み合わされたものがある。前記燃焼装置(3) は互い
に隣接する二つのガスバーナ(3a)(3b)から構成されてお
り、これらガスバーナ(3a)(3b)にはガスノズル(33)(33)
から各別にガスが供給されるようになっている。又、前
記燃焼装置(3) の給気側には、ファン(4) が配設されて
おり、該ファン(4) により、燃焼装置(3) に燃焼用空気
を供給すると共に、燃焼装置(3) からの燃焼排気が熱交
換器(1) からこれの下方に連設された排気通路を介して
外部に排出されるようになっている。尚、前記燃焼装置
(3) の炎孔部は下向きに設定され、その炎形成域近傍に
前記熱交換器(1) の上部が位置するようになっている。
(12)(12)を具備させた通水管(11)を蛇行状に曲成して構
成されており、これらは缶体(6) 内に収容されている。
そして、該熱交換器(1) は燃焼装置(3) の燃焼排気の顕
熱を主として吸熱する主熱交換部(1a)と、その下方に配
設され且つ燃焼排気の潜熱を主として吸熱する副熱交換
部(1b)とから構成されている。
り替えられるようになっており、大能力状態に切り替え
たときは、燃焼装置(3) の両者のガスバーナ(3a)(3b)を
利用した態様の給湯が可能となり、小能力状態に切り替
えると、一方のガスバーナ(例えばガスバーナ(3a)の
み)を利用した給湯が可能となる。大能力状態に切り替
えた条件下でファン(4) を作動させると共にガスノズル
(33)(33)からガスバーナ(3a)(3b)にガス供給して、これ
らを燃焼させ、この状態で副熱交換部(1b)側に位置する
通水管(11)から水道水を供給すると、ガスバーナ(3a)(3
b)で生成された燃焼排気は、熱交換器(1) の主熱交換部
(1a)→副熱交換部(1b)→排気通路と流れて外部に排出さ
れる。すると通水管(11)に供給された水は、ガスバーナ
(3a)(3b)の発生熱量を通水管(11)やフィン(12)(12)から
吸熱して、湯となって主熱交換部(1a)から外部に取り出
されるが、そのための吸熱作用の中で、主熱交換部(1a)
では主として、ガスバーナ(3a)(3b)の燃焼排気の顕熱を
吸熱する作用が行われ、副熱交換部(1b)では、主とし
て、ガスバーナ(3a)(3b)の燃焼排気中の水蒸気を凝縮さ
せてその潜熱を吸熱する作用が行われる。即ち、副熱交
換部(1b)では、顕熱が奪われて冷却された燃焼排気をそ
の露点温度以下に冷却させることによってドレンを発生
させ、そのときの潜熱を該副熱交換部(1b)における通水
管(11)内の通水に吸熱させる。
で上記動作を実行させると、一方のガスノズル(33)のみ
からガスが供給された状態で上記動作が進行し、ガスバ
ーナ(3a)のみが燃焼した状態となる。このものでは、上
記したように、燃焼排気の顕熱だけでなく潜熱をも積極
的に熱交換部に吸収させるから、熱効率の向上が図れ
る。
力状態に切り替えられた場合に、燃焼装置(3) に供給さ
れる単位ガス量から取り出せる熱量が少なくなって熱効
率が低下するという問題があった。その理由は、一方の
ガスバーナ(3a)のみが燃焼した小能力状態では、非燃焼
状態にある他方のガスバーナ(3b)から缶体(6) 内に空気
が流入する。すると、該空気が燃焼状態にあるガスバー
ナ(3a)からの燃焼排気に混入せしめられ、これにより、
該燃焼排気の絶対湿度が低下して、該燃焼排気の露点温
度が低下する。即ち、当該燃焼排気が副熱交換部(1b)で
露点温度以下まで冷却されにくくなるのである。このこ
とから、副熱交換部(1b)でドレンが発生し難くなって、
熱効率が低下するのである。
ナから選んだ複数又は単一のガスバーナを選択的に燃焼
状態にできるようにした燃焼装置を設けると共に、該燃
焼装置で生成された燃焼排気から顕熱を吸収する主熱交
換部(1a)とこれに対して排気流の下流側に配設され且つ
燃焼排気から潜熱を吸収する副熱交換部(1b)とを収容し
た缶体(6) を設けた熱交換装置』において、一部のガス
バーナのみを燃焼させた際における熱効率の低下を防止
することをその課題とする。
の技術的手段は、『缶体(6) 内に、排気経路における主
熱交換部(1a)の上流側から副熱交換部(1b)の下流側にい
たる仕切板(60)を設け、該仕切板(60)をガスバーナ相互
間の境界部分に対応させた』ことである。
る。燃焼装置で生成された燃焼排気は、主熱交換部(1a)
から副熱交換部(1b)へと流れ、燃焼排気のこれら一連の
流れにおいて、主熱交換部(1a)では燃焼排気の顕熱が吸
熱され、副熱交換部(1b)では燃焼排気の潜熱が吸熱され
る。
おける主熱交換部(1a)の上流側から副熱交換部(1b)の下
流側に至る仕切板(60)を設け、しかも該仕切板(60)をガ
スバーナ相互間の境界部分に対応させてあることから、
缶体(6) 内における排気経路は、その上流側から下流側
にかけて、各ガスバーナ毎に区画された態様となってい
る。従って、一部のガスバーナを消火させて他のガスバ
ーナを燃焼させた際に、消火状態のガスバーナから噴出
する空気が他のガスバーナの燃焼排気に混入することは
ない。従って、副熱交換部(1b)に供給される燃焼排気の
絶対湿度が低下することはなくその露点温度が低下しな
い。
果を有する。一部のガスバーナのみが燃焼状態にされた
場合に、副熱交換部(1b)に供給される燃焼排気の絶対湿
度が低下せず、その露点温度が低下しないことから、該
副熱交換部(1b)におけるドレンの生成効率が低下せず、
熱効率が低下することはない。
る。図1の側面図に示す実施例は、給湯器に本発明を実
施したものである。このものは、給湯器本体の下部に熱
交換器(1) を収容する缶体(6) を設け、該缶体(6)の上
部に、燃焼装置(3) を具備し且つその上部に給気室(42)
を備える給気箱(7)を配設したものである。そして、前
記給気室(42)の上部にはファン(4) が設けられている。
又、前記缶体(6) の下端開口部に接続される排気通路(2
1)は、給湯器本体を上下に走行する態様で設けられてい
る。
と第2ガスバーナ(3b)とから構成されている。そして、
第1ガスバーナ(3a)は、図2の正面図に示すように、多
孔プレート(31a) とその上方の混合室(32a) とから構成
されており、これと同様に他方の第2ガスバーナ(3b)も
多孔プレート(31b) とその上方の混合室(32b) とから構
成されている。又、第1・第2ガスバーナ(3a)(3b)の混
合室(32a) (32b) は区画板(320) を隔てて隣り合ってお
り、前記各混合室(32a) (32b) にそれぞれガスノズル(3
3)(33)を臨ませている。従って、この燃焼装置(3) で
は、両者のガスノズル(33)(33)からガスを供給する状態
(以下、大能力状態という)と、一方のガスノズル(33)
からのみガスを供給する状態(以下、小能力状態とい
う)とに切り替えることが可能である。
と、第1ガスバーナ(3a)のみが燃焼状態となり、該小能
力状態が一度解除されて再び小能力状態にされると、第
2ガスバーナ(3b)のみが燃焼状態となるように、小能力
状態にされる度に、第1ガスバーナ(3a)の燃焼と第2ガ
スバーナ(3b)の燃焼とが交互に切り替わるようにしてい
る。
(V1)(V2)は図4に示すような制御回路で制御されてい
る。即ち、運転スイッチ(90)の出力が第1フリップフロ
ップ回路(91)(以下、第1FF回路という)のS端子に
入力されると共に、該第1FF回路(91)の出力が上記開
閉弁(V1)(V2)の上流側に挿入された元弁(V0)に印加され
ている。そして、上記小能力状態にするための小能力運
転スイッチ(97)の出力が、第2フリップフロップ回路(9
2)(以下、第2FF回路という)のS端子に印加される
と共に、小能力状態から大能力状態に切り替えるための
切替スイッチ(98)の出力が、前記第2FF回路(92)のR
端子に印加されており、該第2FF回路(92)の出力は選
択回路としての第1OR回路(93)及び第2OR回路(94)のL
能動端子に印加され、前記第1OR回路(93)の出力が上記
開閉弁(V2)に印加されると共に、第2OR回路(94)の出力
が上記開閉弁(V1)に印加されている。又、上記第2FF
回路(92)の出力は、微分回路(95)に印加されており、該
微分回路(95)の出力は2進カウンタ(96)に印加され、該
2進カウンタ(96)の出力が、上記第1OR回路(93)のL能
動端子と第2OR回路(94)のH能動端子に印加されてい
る。
排気の顕熱を主に吸熱する主熱交換部(1a)と、その下方
(排気経路の下流側)に配設され且つ燃焼装置(3) の燃
焼排気の潜熱を主に吸熱する副熱交換部(1b)とから構成
されており、一方の主熱交換部(1a)は環状のフィン(12)
(12)を具備させた通水管(11)から成り、他方の副熱交換
部(1b)は前記通水管(11)における主熱交換部(1a)より上
流側部分に環状のフィン(12)(12)を具備させた構成であ
る。尚、副熱交換部(1b)に発生するドレンは、該缶体
(6) 下方のドレン排出口(8) から外部に排出される。
は、三段で構成されて各段が横二列若しくは三列に蛇行
状に曲成されており、他方の副熱交換部(1b)の通水管(1
1)は、横三列に蛇行状に曲成された一段構成である。そ
して、副熱交換部(1b)に位置する通水管(11)(最下段の
通水管(11))から水道水を供給して、主熱交換部(1a)側
の通水管(11)(最上段の通水管(11))から湯を取り出す
ようにしている。
2に示すように、その中央部にて上下方向に走行する仕
切板(60)によって、第1熱交換室(61)と第2熱交換室(6
2)とに区画されており、第1熱交換室(61)が上記燃焼装
置(3) の第1ガスバーナ(3a)に、第2熱交換室(62)が第
2ガスバーナ(3b)にそれぞれ対応している。尚、仕切板
(60)の上端と多孔プレート(31a) (31b) との間には所定
の間隔(L) (例えば30〜50mm程度)が設けられてお
り、これにより、仕切板(60)の上端部が過熱されたり、
該仕切板(60)が燃焼炎を冷却して燃焼不良が発生するの
を防止している。
開口部から引き出されており、その下流端の排気口(2)
は給湯器の上部に開口している。従って、運転スイッチ
(90)が操作されて運転動作が始まると、第1FF回路(9
1)からの「H」信号が元弁(V0)に印加されるが、小能力
運転スイッチ(97)が操作されておらず第2FF回路(92)
が「L」信号を出している場合には、第1・第2OR回路
(93)(94)からは「H」信号が出力された状態になり、こ
の「H」信号出力が、開閉弁(V1)(V2)に印加される。こ
の状態で、ファン(4) が作動すると大能力状態の運転動
作が実行されて両者の混合室(32a) (32b) に、強制給気
が行われると共に両者のガスノズル(33)(33)からガスが
供給されて第1・第2ガスバーナ(3a)(3b)が燃焼状態と
なる。この状態で最下段の通水管(11)から水道水が供給
され、第1・第2ガスバーナ(3a)(3b)で生成された燃焼
排気は熱交換器(1) の主熱交換部(1a)→副熱交換部(1b)
→排気通路(21)と流れて排気口(2) から外部に排出され
る。そして、主熱交換部(1a)や副熱交換部(1b)の通水管
(11)内の通水は、第1・第2ガスバーナ(3a)(3b)の発生
熱量を通水管(11)やフィン(12)(12)から吸収して、最上
段の通水管(11)から湯となって外部に取り出される。こ
のときの吸熱作用の中で、第1・第2ガスバーナ(3a)(3
b)の燃焼排気の顕熱を吸熱する作用は、主に、主熱交換
部(1a)で行われており、副熱交換部(1b)では、主とし
て、第1・第2ガスバーナ(3a)(3b)の燃焼排気中の水蒸
気を凝縮させてその潜熱を吸熱する作用が行われる。即
ち、副熱交換部(1b)では、顕熱が奪われて冷却された燃
焼排気をその露点温度以下の該副熱交換部(1b)に位置す
る通水管(11)やフィン(12)(12)に接触させることによっ
てドレンを発生させ、そのときの潜熱を該副熱交換部(1
b)における通水管(11)内の通水に吸熱させているのであ
る。
第2FF回路(92)からの「H」信号が第1・第2OR回路
(93)(94)のL能動端子に印加される。一方、前記第2F
F回路(92)からの「H」信号出力は微分回路(95)によっ
て、その立ち上がりが検知されると共に該検知信号が2
進カウンタ(96)でカウントされ、これにより該2進カウ
ンタ(96)から「H」信号が出力される。この「H」信号
は、第1OR回路(93)のL能動端子に印加されると共に、
第2OR回路(94)のH能動端子に印加されることから、第
1OR回路(93)からは「L」信号が出力されると共に、第
2OR回路(94)から「H」信号が出力されることとなる。
即ち、開閉弁(V1)に対応したガスノズル(33)のみからガ
スが供給され、第1ガスバーナ(3a)のみが燃焼状態にな
るのである(この場合、空気過剰率を一定値に維持する
ためにファン(4) の回転数は下げない)。このとき、缶
体(6) 内は、仕切板(60)によって第1ガスバーナ(3a)に
対応した第1熱交換室(61)と第2ガスバーナ(3b)に対応
した第2熱交換室(62)とに区画されていることから、第
1ガスバーナ(3a)からの燃焼排気は第1熱交換室(61)の
みに流れる一方、第2ガスバーナ(3b)から流出する空気
は第1熱交換室(61)に混入することなく、第2熱交換室
(62)のみに流入するので、上記燃焼排気の絶対湿度は低
下せず、該燃焼排気の露点温度も低下しない。従って、
副熱交換部(1b)でのドレンの生成効率が低下せず、熱効
率が低下することはない。
る形式のものでは、熱交換器(1) 内を流れる燃焼排気等
の流速が自然給排気式のものに比べて大きいことから、
前記仕切板(60)が存在しない場合は、消火状態にあるガ
スバーナ部分から流出する空気と他方のガスバーナから
流出する燃焼排気が互いに混合状態になり易い。しかし
て、本実施例では強制給排気式の給湯器に本発明を実施
したから、上記空気と排気の混合を防止するための前記
仕切板(60)が一層有効なものとなる。
されると第2FF回路(92)からの「L」信号が第1・第
2OR回路(93)(94)のL能動端子に印加され、これによ
り、上記と同様に、両者のガスバーナ(3a)(3b)が燃焼状
態となる。その後、小能力運転スイッチ(97)が再び操作
されると、前記第2FF回路(92)からの「H」信号出力
は微分回路(95)によって、その立ち上がりが検知される
が、これ以前の小能力運転時には、2進カウンタ(96)か
らは「H」信号が出力していたことから、この状態では
該2進カウンタ(96)から「L」信号が出力される。これ
により、第1OR回路(93)のみから「H」信号が出力され
るので、開閉弁(V2)に対応した第2ガスバーナ(3b)のみ
が燃焼状態となる。従って、このものでは、小能力状態
の運転動作が実行される度に、第1ガスバーナ(3a)のみ
の燃焼と第2ガスバーナ(3b)のみのとが交互に切り替え
られることから、各熱交換室やガスバーナの使用頻度が
平均化されるので熱交換器等の耐用期間が長くなる。
能である。 .図3に示すように、仕切板(60)の上端部の過熱や燃
焼炎の冷却による燃焼不良を防止するために、第1・第
2ガスバーナ(3a)(3b)の隣接部に間隔(W) を設けて、該
間隔(W) の略中心に仕切板(60)の上端部を挿入する態様
に、上記実施例の仕切板(60)を延長形成してもよい。
ナ、例えば第1ガスバーナ(3a)のみが燃焼状態になるよ
うにしてもよい。この場合、給水を、副熱交換部(1b)に
位置する通水管(11)(最下段の通水管(11))の第1熱交
換室(61)側から行うと、通水管(11)の当該部分が通水経
路の中で最も上流であることから低温状態に維持されて
いるので、上記小能力状態の際でも、燃焼排気は効率よ
く露点温度以下に冷却される。
ナ(3a)側にみに設け、該第1ガスバーナ(3a)を前記点火
装置によって着火し、該第1ガスバーナ(3a)からの火移
りによって他方の第2ガスバーナ(3b)を着火して、両者
の第1・第2ガスバーナ(3a)(3b)が着火されるようにで
きる。尚、上記の構成を採用する際には、第1・第2
ガスバーナ(3a)(3b)のそれぞれに点火装置を設けるか、
若しくは図3に示すように、仕切板(60)における第1・
第2ガスバーナ(3a)(3b)の下方近傍に、透孔(65)を設け
て火移りが行われるようにして、燃焼開始時又は小能力
運転から大能力運転への切替時に、双方の第1・第2ガ
スバーナ(3a)(3b)を燃焼状態とすることができる。
バーナから構成したが、三つ以上のガスバーナから構成
してもよい。この場合も、当該ガスバーナに応じて燃焼
能力が切り替えられるようにし、該ガスバーナ相互間の
境界部に対応するように仕切板(60)を缶体(6) 内に設け
る。 .上記実施例では、通水管(11)を蛇行状に曲成させて
四段構成となるようにしてその中で、最下段を副熱交換
部(1b)とし他の三段を主熱交換部(1a)としたが、主熱交
換部(1a)の顕熱吸収能力によっては潜熱を吸収する副熱
交換部(1b)の通水管(11)は、下から二段・三段等の複数
段となる。
成される場合は、下から二段目若しくは三段目等の通水
管(11)から給水してもよい。又、上記実施例の場合も含
めて、湯の取り出しは上から二段目若しくは三段目等か
ら行ってもよい。 .上記実施例では、ファン(4) を給気通路側に設けた
が、これを排気通路(21)側に設けてもよい。
本発明を実施したが、給湯器以外の熱交換装置、例え
ば、加熱された水を循環させる方式の暖房器等の熱交換
装置にも本発明を採用することは可能である。 .本発明は、主熱交換部(1a)にて主として顕熱を吸収
し、副熱交換部(1b)にて主として潜熱を吸収する形式の
熱交換装置はもちろん、主熱交換部(1a)にて顕熱を吸収
し、副熱交換部(1b)にて主として潜熱を吸収する形式の
ものにも採用できる。
に熱交換器(1) を配設したが、該熱交換器(1) を燃焼装
置(3) の上方に配設した形式の熱交換装置にも本発明を
実施できることは言うまでもない。 .第1・第2ガスバーナ(3a)(3b)の境界部分のフィン
(12)を全通水管(11)に一体に形成して、そのフィン(12)
を仕切板(60)としても良い。この場合、第1・第2ガス
バーナ(3a)(3b)の発生熱量が該仕切板(60)を介して通水
管(11)の通水に吸収されることから、仕切板(60)の上端
部の過熱等をあまり考慮しなくて済むため、間隔(L) を
小さくできる。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のガスバーナから選んだ複数又は単
一のガスバーナを選択的に燃焼状態にできるようにした
燃焼装置を設けると共に、該燃焼装置で生成された燃焼
排気から顕熱を吸収する主熱交換部(1a)とこれに対して
排気流の下流側に配設され且つ燃焼排気から潜熱を吸収
する副熱交換部(1b)とを収容した缶体(6) を設けた熱交
換装置において、缶体(6) 内に、排気経路における主熱
交換部(1a)の上流側から副熱交換部(1b)の下流側にいた
る仕切板(60)を設け、該仕切板(60)をガスバーナ相互間
の境界部分に対応させた熱交換装置。 - 【請求項2】 燃焼装置に燃焼用空気を供給すると共に
該燃焼装置からの燃焼排気を外部に排出するためのファ
ンを設けた請求項1に記載の熱交換装置。 - 【請求項3】 小能力運転時に燃焼させる単一のバーナ
又は該小能力運転時に同時に燃焼させるバーナ群を順次
選択する選択回路を設け、小能力運転動作を実行する毎
に異なる単一のバーナ又はバーナ群が上記選択回路で順
次選択されるようにした請求項1又は請求項2に記載の
熱交換装置。
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