JPH0721743A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JPH0721743A
JPH0721743A JP18882492A JP18882492A JPH0721743A JP H0721743 A JPH0721743 A JP H0721743A JP 18882492 A JP18882492 A JP 18882492A JP 18882492 A JP18882492 A JP 18882492A JP H0721743 A JPH0721743 A JP H0721743A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録途中の記録可能型光ディスクを再生装置
で再生可能に記録を行う光ディスク記録装置を提供す
る。 【構成】 光ディスクの情報データを記録するエリアで
あるユーザレコーダブル領域に記録信号を記録完了する
以前にそれまで記録した各記録信号ブロックの目次情報
と光ディスクの残ユーザレコーダブル領域を予め記録信
号ブロックに割り振った目次情報とを目次情報を記録す
る前記所定領域に記録する手段とを有し、残ユーザレコ
ーダブル領域への記録信号ブロックの記録時には各記録
信号ブロックの目次情報に基づいてサブコード情報を記
録信号ブロックに付加して光ディスクへ記録する制御を
行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽信号を再生する光ディスクの
メディアとして、民生に広く普及しているコンパクトデ
ィスク(CD)がある。近年、ディスクの記録膜の研究
が盛んに進み、記録可能な光ディスクが開発されてい
る。記録可能な光ディスクには、1回だけ記録でき消去
できない追記型と呼ばれるものと、記録消去を繰り返し
行える書換型と呼ばれるものとがある。これに伴い、こ
れら記録可能な記録膜を持つ光ディスクに記録を行う光
ディスク記録装置がある。光ディスク記録装置では、光
ピックアップから記録信号を光として照射し、光ディス
クへの信号記録を行う。光ディスク記録装置で記録され
た記録可能型の光ディスクは光ディスク再生装置で再生
でき、例えば記録可能型CDであれば、再生専用のCD
と同様にCDプレーヤで再生可能である。
【0003】ところが、この光ディスク記録装置の場
合、光ディスク内周部に、記録の後で目次情報(CDで
あればTOC(Table of Contents)
情報)を記録するために空き領域(TOC領域)を取
り、その空き領域の外側から光ディスク外周側へとユー
ザレコーダブル領域への信号(例えばCDであれば音楽
信号等)の記録を行う。そして、所定の外周位置まで記
録を行った時、あるいは、任意の位置まで記録を行い、
それ以上外周側への記録をその光ディスクに行わないと
定めた時、光ディスク内周部の目次領域へ光ピックアッ
プを移動させ、これまで記録を行った信号(CDであれ
ば音楽信号(曲))の目次情報をこの目次領域へ記録
し、記録可能型光ディスクを記録完了ディスクとしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、記録可能型
CDを記録完了とするときは、曲の目次情報であるTO
C情報を、目次領域であるTOC領域へ記録し終えた時
である。例えば再生専用CDプレーヤでは、CDのTO
C領域からTOC情報を読み取って、ディスク上の各ト
ラックの開始位置を認識しなければ、再生不能となる。
なぜならば、一般の再生専用CDプレーヤは、CDが挿
入された場合、まず最初にTOC領域を探して、このT
OC情報を認識するのである。
【0005】従って、TOC情報をまだ記録していない
記録前、または記録途中の記録可能型CDを、再生専用
CDプレーヤに挿入して、例えば1トラックを再生しよ
うとしても、TOC情報がないために1トラック目の開
始位置を認識することができず、再生することはできな
い。
【0006】従って、CD記録装置で何曲かの記録を行
い、まだTOCを記録していない未記録または記録途中
の記録可能型CDの曲情報を、再生専用CDプレーヤで
利用することはできないので、記録可能型CDには、ま
だ記録できる領域が残っているにもかかわらず、CDプ
レーヤで利用するために、TOC情報を記録してしまわ
なくてはいけない。TOC情報を記録してしまうと、記
録完了となってしまい、記録可能な空き領域が残ってい
ても追加記録を行うことができない。このことは、光デ
ィスクが消去可能なメディアであれば重要な問題とはな
らないが、一度しか記録ができない追記型記録媒体で
は、コストがかかるという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
記録装置は、光ディスクの情報データを記録するエリア
であるユーザレコーダブル領域内に複数の記録信号ブロ
ックを記録する信号記録手段と、各記録信号ブロックの
記録位置を示す目次情報をユーザレコーダブル領域外の
所定領域に記録する目次記録手段と、ユーザレコーダブ
ル領域に記録信号を記録完了する以前にそれまで記録し
た各記録信号ブロックの目次情報と光ディスクの残ユー
ザレコーダブル領域を予め記録信号ブロックに割り振っ
た目次情報とを目次情報を記録する所定領域に記録する
手段とを有し、残ユーザレコーダブル領域への記録信号
ブロックの記録時には各記録信号ブロックの目次情報に
基づいてサブコード情報を記録信号ブロックに付加して
光ディスクへ記録する制御部を有するものである。
【0008】
【作用】目次記録領域へ記録していない未記録状態の光
ディスクに、ユーザレコーダブル領域内の複数のトラッ
クへ自由に記録して、任意の位置のトラックまで記録し
た記録途中の光ディスクを一般の再生専用CDプレーヤ
で再生したい場合には、本発明の光ディスク記録装置で
は、今まで記録した複数のトラックの目次情報と、光デ
ィスクの残りの記録エリアを適当なトラックで割り振っ
た目次情報とを、TOCエリアへ記録する。この方法に
より、記録途中の光ディスクを、光ディスク再生専用装
置に挿入した場合、既に目次情報が所定の目次エリアに
記録されていることにより目次情報を認識することがで
きるので、既に記録したトラックを再生することができ
る。
【0009】
【実施例】本実施例では、記録可能型光ディスクとし
て、1回記録可能で消去できない追記型CD(CD−
R,DRAW等と呼ばれる)を用いたシステム構成によ
り説明する。目次情報は、CD規格に準じてTOC(T
able of Contents)情報と呼ぶ。
【0010】図1に、本発明による光ディスク記録装置
の一実施例の構成図を示す。図1において、追記型CD
である光ディスク1はCLV制御されているスピンドル
モータ2により、必要な回転数が与えられ、回転駆動さ
れる。追記型CD1上の記録情報は光ピックアップ3に
よって読み取られ、ヘッドアンプ4、HF信号検出回路
5を介して、EFM復調回路6に加えられる。EFM復
調回路6からの出力信号は、サブコード抽出回路7を介
してシステム制御部10に加えられると共に、復調回路
8を介して読み取った音楽信号が復調され、再生信号と
して端子9に出力される。
【0011】光ディスク1への記録時には、システム制
御部10から出力されるサブコード信号がサブコード挿
入回路11を経由してEFM変調回路15に加えられ、
これは目次記録手段として働く。また、EFM変調信号
回路15には、記録情報を信号として入力端子12から
A/Dコンバータ13、変調用信号処理回路14を介し
て加えられ、これは信号記録手段として働く。EFM変
調回路15の出力はレーザ変調回路16に加えられ、レ
ーザ変調回路16からの出力信号は光ピックアップ3に
加えられて、光ピックアップ3から追記型CD1上に記
録を行う。目次情報は、サブコード信号に入って記録さ
れる。サブコード信号は情報信号に付加して記録され
る。
【0012】一方、光ピックアップ3を移動するため
に、システム制御部10からスライド制御信号が出力さ
れ、スライド駆動回路17を介して、スライド装置18
に加えられる。この位置制御手段により、光ピックアッ
プ3は、各記録に応じた位置へ移動制御される。光ピッ
クアップ位置検出出力、及び光ディスクセンサ19から
の追記型CD1載置の検出出力信号は、それぞれ、シス
テム制御部10に加えられる。
【0013】次に動作について説明する。図1におい
て、再生装置に載置された追記型CD1が、未記録の状
態であるとする。この追記型CD1に記録する場合、図
2に本発明を追記型CDに適用したエリア構成をディス
ク側面から見た半径断面図として示す。ここでTOCエ
リア20を空き領域にして、TOCエリア20より外周
のユーザレコーダブルエリア21の最内周から記録を開
始する。最初に記録するトラック番号は1であり、この
トラックの開始タイムコード位置は、図1に示すシステ
ム制御部10が管理して、データとして図示しない内部
メモリーに貯蔵する。この記録を行う時、図1の各ブロ
ックは、前述の実施例構成に従って動作する。なお、追
記型CDでは、ユーザレコーダブルエリアは、例えば、
プログラムエリアの領域に相当する。
【0014】重要なことは、記録情報信号と共に、EF
M変調回路15へ入力されるサブコードデータ、即ちト
ラック番号を含むデータは、システム制御部10によっ
て生成するのである。そして、記録を停止して、また記
録を開始した場合には、先ほどの記録停止位置から続け
て記録を行うが、この時のトラック番号は、1増加され
て第2トラックとなる。従って、第2トラックの開始タ
イムコードは、先に記録した第1トラックとは、異なっ
たトラックの開始タイムコードとなる。
【0015】第2トラックに記録し、記録を停止して、
更に記録を再開すれば、次のトラック番号は第3トラッ
クになり、順次、停止毎にトラック番号はインクリメン
ト(1増加)する。その時の、各トラックの開始タイム
コードは、図4のTOCデータ表に示すように、第1ト
ラックはTM(1)、第2トラックはTM(2)、第3
トラックはTM(3)となり、これを図2の光ディスク
エリアに示せば、ユーザレコーダブルエリア21の内周
側から第1トラックのエリア22a、第2トラックのエ
リア22b、第3トラックのエリア22cとなり、順次
並んだエリア構成をとる。
【0016】それぞれのトラックエリアは、自由な時間
の長さで区切ることができる。ここでは、トラックを切
り替えるために、一旦記録を停止しているが、これは、
トラック番号インクリメント指令等を図1のシステム制
御部10が受信してトラックを切り替えるように制御す
る構成として実施することもできる。
【0017】さて、しかしながら、この追記型CDの状
態では、まだTOCエリアを記録していない為に、一般
の再生専用CDプレーヤで、ユーザレコーダブルエリア
内のトラックを再生することは不可能である。そのた
め、本発明では、この状態からTOCエリアを記録し、
更にまだ記録エリアが残っているエリアにも、続けて追
加記録できるようにするため、図3に示すフローチャー
トに従って動作させる制御でこれを実現している。
【0018】図3は、本発明における残ユーザレコーダ
ブルエリアのTOCデータ算出フローチャートである。
この目的は、途中まで記録を行い、まだ記録していない
残りのユーザレコーダブルエリアを適当な時間の割り振
りでトラックを区切ることにある。TOCデータ算出は
システム制御部、またはシステム制御部に算出データを
送るよう接続されたマイコンにより行う。
【0019】まずステップS1で、トラックの分割時間
を決定する。この時間は、各トラックのトラック内の経
過時間である。この実施例では、各トラックを等間隔X
に設定した。
【0020】次にステップS2では、リードアウトの開
始タイムコードA2を、今まで記録した最後のタイムコ
ード、即ち、次に追加記録する時のタイムコードTML
ASTにX(トラック分割時間)を加えた値に設定す
る。光ディスクに記録可能な最大時間は、載置された光
ディスクの線速度、及び光ディスクのトラックピッチに
よって変化する。そのため、この最大記録可能時間内
で、トラックを終了させ、最後のトラックの外側はリー
ドアウトトラックとしなければならないので、この時間
を越えない様に、時間を設定する必要がある。
【0021】次にステップS3では、トラック番号を、
現在記録されている最後のトラック番号に1を加えた値
とする。これは、未記録で残っているユーザレコーダブ
ルエリアの最初のトラックが、トラック番号として、こ
の値を取るためである。
【0022】次にステップS4では、リードアウト開始
タイムA2が最大記録時間を越えたかどうかを判断して
いる。これは、トラック番号データをTNOとしたと
き、第TNO番トラックがトラック分割時間Xを確保し
たあとのタイムコードが、光ディスクの最大記録時間を
越えないかどうかをチェックしている。ここでNOとな
り、越えない場合には、ステップS5に移り、第TNO
番トラックのスタート時間をセットする。そして、ステ
ップS6で、トラック番号をインクリメント(1増加)
して、次のステップS7で、リードアウトの開始時間A
2にXを加え、ステップS4へ戻る。
【0023】さて、ステップS4でYESとなり、リー
ドアウトの開始時間がディスクの最大記録時間を越えた
場合には、ステップS8へ移り、リードアウト開始時間
A2をA2−Xとして決定し、更に、最大のトラック番
号をTNOの値で決定して終了する。ここで、トラック
の数はTNOとして保持された値であり、その時の記録
総時間はA2となる。以上のようにして、TOCデータ
を作成する。
【0024】これを先に説明した、図2の第3トラック
まで記録した光ディスクにおいて実行すれば、図4の様
になる。図4は、本発明における各トラックの開始タイ
ムコードを示している。ユーザレコーダブル領域に未記
録の第4トラック4から第Nトラックまでは、トラック
の時間が等間隔Xで構成されている。そしてこの時、最
大トラック番号はNであり、リードアウトの開始タイム
は(N−3)・X+TMLASTとなる。ここで、第4
トラックから第N番トラックは、まだ実際には記録され
ていない。
【0025】ところで、図3において、ステップS1で
設定したトラックの分割時間を、ある所定の値をもつ固
定値Xとしたが、この時間についてはプログラマブルに
数多くの種類が用意できれば、尚のこと、使い勝手が向
上する。そのためには、トラック時間Xという設定時間
を固定ではなく、システム制御部10へ図示しないプリ
セットスイッチ等により、値を入力することによって自
由に設定できる構成として実施することで、簡単に対応
できるシステム構成となる。
【0026】また、この選択した各トラック時間を操作
者に表示し認識させるために、図1のシステム制御部1
0から、図示しない表示回路を介して表示装置に表示す
る。ここでは、図4で示した、光ディスクに記録できる
最大のトラック数N、及びその時のトータル時間(N−
3)・X+TMLASTを表示する。
【0027】そして、操作者が選択した各トラック時間
が確定したことを示す信号を、図示してはいないが、図
1のシステム制御部10が受信したときに、スライド駆
動回路17を経てスライド装置18を制御して、光ピッ
クアップ3を追記型CD1の内周部のTOCエリアに対
応するところへ移動させて、TOC情報として、各トラ
ックの開始位置を示す情報を記録する。この情報は、図
3のフローチャートに示す手順で算出した各トラックの
絶対時間であり、これは図4に示したデータである。
【0028】このようにしてTOCエリアへの記録が終
了すれば、まだ追加記録可能な追記型CDであるが、T
OC情報を記録してあるので、これを再生専用CDプレ
ーヤに挿入して、再生専用CDと同様に再生を行うこと
が可能となる。しかし、実際にユーザレコーダブルエリ
アに記録してあるトラックは、前述した例では第3トラ
ックまでであるから、記録情報が再生できるのは、この
トラックまでである。更に、この追加記録可能な追記型
CDは、まだ続けて記録が可能なため、前述のような光
ディスク記録装置に再度セットすれば、続きの第4トラ
ックから追加記録を行うことができる。
【0029】追加記録の動作を図1により説明すると、
システム制御部10は、載置された追記型CD1のTO
Cエリアに記録がなされているかどうかをチェックす
る。そのためには、追記型CD1のTOCエリアから光
ピックアップ3、ヘッドアンプ4、HF信号検出回路
5、EFM復調回路6、サブコード抽出回路7を介して
信号を読み取り、TOCデータの有無を調べ、判断す
る。そしてTOCデータが記録されていた時には、TO
Cデータを再生し図示しない内部のメモリーに記憶す
る。
【0030】次に、この追記型CD1が、すべて記録さ
れ記録完了かどうかを調べる。これには、追記型CD1
のユーザレコーダブルエリアの最後に記録されているト
ラック番号を読み取り、トラック番号と追記タイムコー
ドを認識する。前述の例で示した追記型CDの場合に
は、記録済みトラックの最後のトラック番号は3で、追
記タイムコードデータはTMLASTとして検出され
る。これにより、第4トラックから、TOCデータによ
り認識したその光ディスクの最大トラック数TNOまで
が、まだ記録が行われていないことが判明する。
【0031】従って、この第4トラックから第TNO番
トラックまで追加記録することが可能である。ゆえに、
システム制御部10に記録スタンバイ指令信号が入る
と、この第4トラックの記録スタンバイのために、先に
認識した追記タイムコードTMLASTに対応した位置
へ光ピックアップ3を移動させ、スタンバイする。この
スタンバイ状態から、システム制御部10に図示しない
外部からの記録開始指令信号が入った時に、記録を開始
する。即ち、システム制御部10で発生したサブコード
情報は、サブコード挿入回路11を介し、端子12から
入力されA/D変換器13、信号処理回路14を通った
音声信号と共に、EFM変調回路15、レーザ変調回路
16、光ピックアップ3を介し、追記型CD1(ここで
は、その第4トラック)へと記録される。
【0032】この記録を行いながら、システム制御部1
0では、第4トラックから第5トラックへ切り替えるポ
イントを、発生したサブコード情報と比較する。そし
て、先のTOCエリアから再生した目次情報である第5
トラックの絶対時間になった時に、サブコード挿入回路
11へ出力するトラック番号を4から5に切り替える。
【0033】具体的にいえば、X+TMLASTのタイ
ムコード位置に切り替える。同様に、第6トラックを記
録中には、第7トラックのトラック開始タイムコードと
比較しながら、サブコード信号を発生する。このように
して、TOC情報に基づき、ユーザレコーダブルエリア
を、各トラックに区切って記録する。また、そのまま続
けて記録しない時には、トラックの変化点で、記録を一
旦停止しても良い。
【0034】ここで、また光ディスク記録装置より、光
ディスクを取り出して、再生専用CDプレーヤで、今、
追加記録したばかりの第4トラックから第6トラックも
即座に再生することができる。
【0035】以上説明したようにして、追加記録を行
い、TOCエリアに記録した最後のトラック数、即ち、
第N番トラックに記録したあとは、リードアウトトラッ
クを記録して、追記型光ディスクの記録完了となる。第
Nトラックに記録し記録完了とした後は、それ以上の記
録を行うことはできない。
【0036】ここまでの実施例では、一旦自由な時間配
分で各トラックを記録した後、未記録の残りユーザレコ
ーダブルエリアを適当な同一時間Xで各トラックを割り
振ったが、この方法とは別手段で、システム制御部によ
り、外部から各トラックの開始タイムを入力する方法を
とれば、各トラックのトラック内の時間は自由に設定で
きる。そのときには、前述説明した図3のようなフロー
チャートの手順を実行せず、それぞれのトラックの開始
タイムをシステム制御部のメモリーの中に貯蔵し、TO
C記録時に、メモリーから各トラック開始タイムを出力
し、光ディスクに記録する。その後の処理については、
各トラック時間を同一の時間としていた前述の実施例と
同様である。
【0037】追加記録可能な光ディスクはコスト的に有
利である。また、このような光ディスク記録装置は、記
録装置の使い勝手を向上させる。更に、各トラックを自
由な時間で記録したトラックと、所定の時間で割り振っ
たトラックを混在させることができる。また、本発明
は、追記型CDに限らず、記録可能タイプの光ディスク
に適用して実施することができる。
【0038】
【発明の効果】以上本発明の構成及び動作により、光デ
ィスクにすべて記録を施さない記録途中の光ディスクで
あっても、光ディスク再生装置で再生することができ、
例えば記録可能型CDであれば一般の再生専用CDプレ
ーヤで、途中の記録したところまでの複数のトラックを
再生することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク記録装置の一実施例の
構成図である。
【図2】本発明を追記型CDに適用したエリア構成を示
すディスク側面から見た半径断面図である。
【図3】本発明における残ユーザレコーダブルエリアの
TOCデータ算出フローチャートである。
【図4】本発明による各トラックの開始タイムコードの
一実施例を示した図である。
【符号の説明】
1 光ディスク(追記型CD) 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 ヘッドアンプ 5 HF信号検出回路 6 EFM復調回路 7 サブコード抽出回路 8 復調回路 9,12 端子 10 システム制御部 11 サブコード挿入回路 13 A/D変換器 14 信号処理回路 15 EFM変調回路 16 レーザ変調回路 17 スライド駆動回路 18 スライド装置 19 光ディスクセンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】従って、TOC情報をまだ記録していない
状態である記録前、または記録途中の記録可能型CD
を、再生専用CDプレーヤに挿入して、例えば1トラッ
クを再生しようとしても、TOC情報がないために1ト
ラック目の開始位置を認識することができず、再生する
ことはできない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】これを先に説明した、図2の第3トラック
まで記録した光ディスクにおいて実行すれば、図4の様
になる。図4は、本発明における各トラックの開始タイ
ムコードを示している。ユーザレコーダブル領域に未記
録の第4トラックから第Nトラックまでは、トラックの
時間が等間隔Xで構成されている。そしてこの時、最大
トラック番号はNであり、リードアウトの開始タイムは
(N−3)・X+TMLASTとなる。ここで、第4ト
ラックから第N番トラックは、まだ実際には記録されて
いない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの情報データを記録するエリ
    アであるユーザレコーダブル領域内に複数の記録信号ブ
    ロックを記録する信号記録手段と、各記録信号ブロック
    の記録位置を示す目次情報をユーザレコーダブル領域外
    の所定領域に記録する目次記録手段と、ユーザレコーダ
    ブル領域に記録信号を記録完了する以前にそれまで記録
    した各記録信号ブロックの目次情報と光ディスクの残ユ
    ーザレコーダブル領域を予め記録信号ブロックに割り振
    った目次情報とを目次情報を記録する前記所定領域に記
    録する手段とを有し、残ユーザレコーダブル領域への記
    録信号ブロックの記録時には各記録信号ブロックの目次
    情報に基づいてサブコード情報を記録信号ブロックに付
    加して光ディスクへ記録する制御部を有することを特徴
    とする光ディスク記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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