JPH072171U - 誘導線支持装置 - Google Patents
誘導線支持装置Info
- Publication number
- JPH072171U JPH072171U JP5759492U JP5759492U JPH072171U JP H072171 U JPH072171 U JP H072171U JP 5759492 U JP5759492 U JP 5759492U JP 5759492 U JP5759492 U JP 5759492U JP H072171 U JPH072171 U JP H072171U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide wire
- movable iron
- iron piece
- support device
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案は鉄軌道、磁気浮上鉄道等における誘
導線の支持装置に関するもので、誘導線の温度変化によ
る伸縮に支持部が追従することができ、支持部の損傷を
防ぐことのほか、張力の均一化を計る。 【構成】構造物(11)にU金具(1)を取付け、U金
具(1)の長方形の可動鉄片支持孔(5)に挿入された
可動鉄片(2)を介して部材に装着された誘導線(9)
が張力の荷重方向に移動することができる。
導線の支持装置に関するもので、誘導線の温度変化によ
る伸縮に支持部が追従することができ、支持部の損傷を
防ぐことのほか、張力の均一化を計る。 【構成】構造物(11)にU金具(1)を取付け、U金
具(1)の長方形の可動鉄片支持孔(5)に挿入された
可動鉄片(2)を介して部材に装着された誘導線(9)
が張力の荷重方向に移動することができる。
Description
【0001】
本考案は鉄軌道、磁気浮上鉄道等における誘導線支持装置に関するものである 。
【0002】
従来の地上誘導線の設置方法は、枕木上に延線し留金により設置するものや、 構造物上に固定金具で設置するもの等があるが、これらの設置方法は枕木の移動 による損傷や断線の危険があるほか、温度変化による誘導線の伸縮や弛みによる 電磁結合度の変化による不具合があった。
【0003】
最近の鉄軌道、磁気浮上鉄道においては、列車の高密度、高速化による安全な 運行を目ざし伝送情報量も増加傾向にある。また誘導線の形状についても多芯で 帯状のものが利用されてきており、より確実な支持装置が要求されている。
【0004】
本装置はこれらの不具合を解決するため、誘導線の支持部を可動とし、多芯線 と荷重に対応でき張力の変化にも追従できる装置とした。
【0005】
誘導線が温度変化等により伸縮したとき、その支持部が固定されていると支持 部が損傷や断線の原因となる。この支持部を誘導線(9)の張力による移動に伴 って長方形の可動鉄片支持孔(5)内を可動鉄片(2)が張力の荷重側に移動す ることにより、支持部が可動して張力の均一化が計れる。
【0006】
以下本考案を実施例の図によって説明する。 第1図より第4図において、第4図に示すU金具(1)の左右取付穴(10) により構造物(11)へボルト(6)により固定する。固定したU金具(1)の 左右それぞれの長方形の可動鉄片支持孔(5)内に可動鉄片(2)の突端部を水 平に挿入し、下部部材(3)を左右の可動鉄片取付ボルト(8)にて締結する。 さらに誘導線(9)を下部部材(3)と上部部材(4)との間に締付ボルト(7 )にて可動鉄片(2)に締付装着する。 本考案は以上の構成で以下第5図の作用平面図と第6図の作用側面図により説 明する。 第5図と第6図において誘導線(9)が右方向に張力が片荷重され移動したと き、可動鉄片支持孔(5)内に挿入された可動鉄片(2)の突端部は上部部材( 4)と下部部材(3)とに装着された誘導線(9)とともに右方向へ移動する。 このとき可動鉄片支持孔(5)内を可動鉄片(2)が右方向へ移動しても可動 鉄片(2)の翼により抜けるのを防止して、可動鉄片支持孔(5)より脱落する ことなく保持している。また温度等により張力が変化し、誘導線(9)が左方向 へ移動した場合においても、可動鉄片(2)の突端部は可動鉄片支持孔(5)内 を左へ滑りながら移動し、誘導線(9)に追従する。
【0007】
本考案は上述のように長方形の可動鉄片支持孔(5)内を可動鉄片(2)が左 右に移動することにより、誘導線(9)の支持部が可動することを特徴とし、誘 導線(9)の張力の均一化を計るほか、温度による変化や弛度による高低を一定 に保持することができる。さらに取付部の無理な荷重による損傷や断線を防止す ることのほか、電磁結合度をより一層高め列車の安全運行に寄与することができ る。 また副次的な効果として、可動鉄片(2)の位置により誘導線(9)の張力や 伸縮による移動の変化を知ることの利点がある。
【図1】本考案の誘導線装着正面図である
【図2】本考案の誘導線装着側面図である
【図3】本考案の可動鉄片斜視図である
【図4】本考案のU金具斜視図である
【図5】本考案の作用平面図である
【図6】本考案の作用側面図である
【符合の説明】 1はU金具 2は可動鉄片 3は下部部材 4は上部部材 5は可動鉄片支持孔 6はボルト 7は締付ボルト 8は可動鉄片取付ボルト 9は誘導線 10は取付穴 11は構造物
Claims (1)
- 車両の車上子と地上誘導線との電磁結合において、温度
変化等による誘導線の伸縮に追従し、支持部の可動を特
徴とする誘導線支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5759492U JPH072171U (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 誘導線支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5759492U JPH072171U (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 誘導線支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072171U true JPH072171U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=13060178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5759492U Pending JPH072171U (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 誘導線支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072171U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535876U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-07 | ||
JPS571886A (en) * | 1980-05-08 | 1982-01-07 | Stein Industrie | Supporting leg of fluid pipeline |
JPS5922739U (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-13 | 出光石油化学株式会社 | 粉体包装袋 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP5759492U patent/JPH072171U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535876U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-07 | ||
JPS571886A (en) * | 1980-05-08 | 1982-01-07 | Stein Industrie | Supporting leg of fluid pipeline |
JPS5922739U (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-13 | 出光石油化学株式会社 | 粉体包装袋 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CS235058B2 (en) | Clamp for fastening of railway rail | |
JP3966722B2 (ja) | 磁気浮上式リニアモーターカー用軌道 | |
JP3797569B2 (ja) | リニアモーターカー用レール上へのリアクションプレートの取付方法 | |
GB2357106A (en) | Hollow tie assembly for switch rodding | |
US3920183A (en) | Pad for positioning under a railway rail and an assembly including the pad | |
JPH072171U (ja) | 誘導線支持装置 | |
JP2881466B2 (ja) | 常電導磁気浮上式リニアモーターカー用軌道 | |
US3460756A (en) | Insulating fastener for a railway rail | |
US3463394A (en) | Insulated rail fastener | |
US5820021A (en) | Resilient railway fastening clip resisting loosening or removal | |
JP4084928B2 (ja) | 枕木組立体及びその組立て方法 | |
KR19980064873A (ko) | 철도 레일의 분기기 시스템 | |
CN104499385B (zh) | 中低速磁浮系统f型钢连接结构 | |
MX2013013520A (es) | Componentes de un ensamble de sujecion para riel ferroviario. | |
US4405081A (en) | Rail fastener with gauge adjustment | |
US4185435A (en) | Anchor clamp for serrated grating | |
CN108755291B (zh) | 一种非对称式钢轨扣件系统 | |
CN215800715U (zh) | 一种线圈固定结构 | |
KR20120006328U (ko) | 차상신호시스템용 발리스 설치대 | |
CN215289896U (zh) | 一种铁路用融雪可调弹性固定夹具 | |
JP3225664U (ja) | 絶縁継目用矯絡防止器具 | |
GB2199875A (en) | A railway rail-fastening clip and a railway rail-and-fastening assembly | |
JPH04143301A (ja) | 吸引式磁気浮上型車両用の軌道 | |
KR200451715Y1 (ko) | 침목 인상장치 | |
KR100453985B1 (ko) | 피씨티용 가드레일 체결장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980324 |