JPH0721712A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH0721712A
JPH0721712A JP19075993A JP19075993A JPH0721712A JP H0721712 A JPH0721712 A JP H0721712A JP 19075993 A JP19075993 A JP 19075993A JP 19075993 A JP19075993 A JP 19075993A JP H0721712 A JPH0721712 A JP H0721712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
magnetic disk
suspension
impact
stopper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19075993A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Ishimaru
直彦 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AG Technology Co Ltd
Original Assignee
AG Technology Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by AG Technology Co Ltd filed Critical AG Technology Co Ltd
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Publication of JPH0721712A publication Critical patent/JPH0721712A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヘッド・ディスクインターフェイス部での耐衝
撃性能の優れた磁気ディスク装置を得る。 【構成】通常使用状態ではヘッドサスペンション系5,
4の機能を損なうことなく、外部衝撃振動作用時におい
てヘッド系5の運動を吸収しまたは拘束する手段3を具
備していることを特徴とする磁気ディスク装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】より小型化、携帯化する磁気ディスク装
置においてドライブの耐衝撃性能向上が要求されてい
る。通常装置に衝撃加速度等が作用する場合、ある程度
以上の加速度場において装置内部の電気回路基板の破損
による使用不能やヘッドとの衝突によるディスク表面の
永久傷等によってデータの破損ということが生じてしま
う。
【0003】そこで従来まではその対策として、特に電
気回路基板を保護するためにその周辺中心にに可矯性材
料を配置して最も弱い電気回路部分を守っていた。また
ディスクに対してはスピンドル装着時でのディスク間の
スペーサとして弾性部材等を配置したり、またディスク
を従来までのアルミ基板に代って硬い傷つきにくいガラ
ス基板を使用したりしていた。しかし本発明者らの実験
によると硬いガラス基板を用いてディスク表面のダメー
ジを低減しても今度はヘッドが欠け等を生じてしまい使
用不能になる。このようにドライブとしての耐衝撃性能
を高めるにはヘッドディスクインターフェイスでの包括
的根本的な耐衝撃性を高める設計が特に望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の問題点
すなわちヘッドディスクインターフェイス部分での耐衝
撃性能に関して解消しようとするものであり、結果とし
てドライブ全体の耐衝撃性能を高め今後の小型化携帯化
を中心としてその使用範囲を広げる効果をもたらす磁気
ディスク装置を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するためになされたものであり、外的な衝撃・振動
が働いたときヘッドによるディスク表面へのダメージを
低減するために、通常使用状態ではヘッドサスペンショ
ン系の機能を損なうことなく、外部衝撃振動作用時にお
いてヘッド系の運動を吸収しまたは拘束する手段を具備
していることを特徴とする磁気ディスク装置を提供する
ものである。
【0006】また本発明は、ドライブ内のヘッドサスペ
ンションアセンブリ(以下アセンブリという)近傍にス
トッパーに相当する機構を具備したことを特徴とするも
のである。また本発明において、ヘッドサスペンション
の近傍に粘弾性体またはクッションに相当する機構をも
たせることができる。また本発明において、ヘッドもし
くはサスペンション自身に粘弾性体またはクッションに
相当する機構を具備させることができる。
【0007】さらに本発明は弾性部分根元からサスペン
ション先端までの距離を1とするとその重心位置が0.
3以下のところにあるサスペンションを有することを特
徴とする磁気ディスク装置を提供するものである。また
本発明はサスペンションの先端部近傍に穴を有すること
を特徴とする磁気ディスク装置を提供するものである。
【0008】本発明者らの実験によれば、ドライブが衝
撃を受ける際は、アセンブリがその慣性力によってディ
スク表面から飛び跳ねその後サスペンションの反力によ
ってまたディスク表面とヘッドが衝突し両者にダメージ
がでてしまう。例えば、ヘッドが硬い場合は、ディスク
表面がダメージを受けまた逆の場合はヘッドがダメージ
を受ける。本発明者らが試みたアルチック(AlTi
C)ヘッドの場合、ディスクがアルミからガラスにする
とディスク表面の傷は低減したが逆に今度はヘッドの方
がダメージを受けてしまった。このように硬い基板を使
用することは効果はあるがその程度は小さく根本解決で
はない。
【0009】そこで本発明者らはアセンブリの跳ね上が
りそのものを抑えることが本質的であると考え、本発明
によって衝撃を受けた際、アセンブリのはね上がる変位
を極力抑えまたこの跳ね上がる際の衝撃を吸収し、サス
ペンションの反力によるかえりの程度を極力小さくして
ディスクヘッド両者のダメージを低減できる。本機構は
ヘッドサスペンションの近傍主にディスク垂直方向に位
置するものでできるだけそれらに近いほうがより効果が
ある。ただし通常使用状態では非接触なのでヘッドサス
ペンション系の運動の妨げにはならないものである。
【0010】また本機構は、極力衝撃によって変位しな
いような高剛性な機構のものまたは、アセンブリ側に
は、アセンブリ面からの衝撃を吸収できるような粘弾性
体が設置されているのが望ましい。逆にアセンブリ側に
運動を乱さない程度に粘弾性体のようなクッション剤を
設置するとより効果的である。最上部また最低部のアセ
ンブリに対しては、蓋や底そのものをストッパーとして
用いるとより簡便である。また請求項5や6のようにア
センブリの慣性質量を小さくしてアセンブリに作用する
慣性力を小さくすることも跳ね上がりを抑えることに効
果がある。本発明は、ディスクの基板、膜、サイズなど
の種類、またヘッドサスペンションの種類や装置の動作
環境によらず一般的に有効であることを特徴としてい
る。
【0011】
【実施例】
[実施例1]ストッパーの検証のために、サンプルディ
スクは48mm(0。508t)アルミ基板スパッター
薄膜ディスクを、ヘッドはAlTiC薄膜ヘッドのナノ
スライダ(タイプ16サスペンション)を用いた。図1
に本実施例の耐衝撃用ストッパーを示す。図2はそのA
視図である。材質はSUS304で、剛性を高めるため
プレス機で背骨に相当する3角くさび構造を持ってい
る。これにより比較的安価な材料でかつ軽量でかつ剛性
の高いものが得られる。さらにアセンブリ側には、粘弾
性体としてフッ素ゴム材6を貼付けた。また衝撃試験機
は自由落下方式の自作のものを用いた。
【0012】ディスク表面の傷の評価は、光学顕微鏡に
よって観察しさらに電磁変換特性におけるミッシングパ
ルスの増加量を測定することによって行った。図4に様
々な加速度衝撃における結果を示す。48mmディスク
本機構がないものは約170Gから傷が観察されまたミ
ッシングパルスの増加も始まっている。しかしながら本
機構がついているものは、380Gぐらいから傷が発見
されるがミッシングパルスの増加は、顕著でなくある以
下に抑えられている。このように本発明によって明らか
にディスク表面のダメージが低減したことがわかる。ま
たアセンブリもダメージは発見されなかった。
【0013】[実施例2]請求項5と6を検証するため
に図3に示すようにtype16のサスペンション4の
先端部を変形させないように穴7を開けたものを製作し
た。これによりアセンブリの質量は、約0.055gか
ら0.04gに、同時にサスペンションの重心位置は根
元から約0.3のところに位置している。同様の衝撃実
験を行ったところ図5に示すように約270Gぐらいか
ら傷が発見され、100G性能がアップした。また本サ
スペンションは本来の機能に関しては問題はなかった。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、主にヘッドディスクイ
ンターフェイスでの耐衝撃性能が向上し、ひいてはドラ
イブ全体の耐衝撃性能向上をもたらすものである。これ
により磁気ディスク装置の信頼性が向上し、装置の携帯
化、用途拡大化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】耐衝撃用ストッパーの実施例の概要図
【図2】図1の耐衝撃用ストッパーのA視図
【図3】軽量化されたサスペンションの概要図
【図4】ストッパーによる耐衝撃性能向上を示すグラフ
【図5】軽量化されたサスペンションによる耐衝撃性能
向上を示すグラフ
【符号の説明】
1:スピンドル 2:ディスク 3:ストッパー 4:サスペンション 5:ヘッド 6:フッ素ゴム材 7:穴部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常使用状態ではヘッドサスペンション系
    の機能を損なうことなく、外部衝撃振動作用時において
    ヘッド系の運動を吸収しまたは拘束する手段を具備して
    いることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記手段としてヘッドサスペンションアセ
    ンブリの近傍にストッパーに相当する機構を具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記手段としてヘッドサスペンションの近
    傍に粘弾性体もしくはクッションに相当する機構を具備
    したことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】前記手段としてヘッドもしくはサスペンシ
    ョン自身に粘弾性体もしくはクッションに相当する機構
    を有することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク
    装置。
  5. 【請求項5】サスペンションの弾性部分根元から先端ま
    での距離を1とするとその重心位置が0.3以下のとこ
    ろにあるサスペンションを有することを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  6. 【請求項6】サスペンションの先端部近傍に穴を有する
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP19075993A 1993-07-02 1993-07-02 磁気ディスク装置 Withdrawn JPH0721712A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19075993A JPH0721712A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 磁気ディスク装置

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JP19075993A JPH0721712A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0721712A true JPH0721712A (ja) 1995-01-24

Family

ID=16263262

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19075993A Withdrawn JPH0721712A (ja) 1993-07-02 1993-07-02 磁気ディスク装置

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JP (1) JPH0721712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7416544B2 (en) 2005-10-11 2008-08-26 Uni-Charm Corporation Nursing pad
US8012138B2 (en) 2005-11-01 2011-09-06 Uni-Charm Corporation Nursing pad

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7416544B2 (en) 2005-10-11 2008-08-26 Uni-Charm Corporation Nursing pad
US7922704B2 (en) 2005-10-11 2011-04-12 Unicharm Corporation Nursing pad
US8012138B2 (en) 2005-11-01 2011-09-06 Uni-Charm Corporation Nursing pad

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Effective date: 20000905