JPH07216746A - 重合体分散液で処理された空隙の減少した布製品 - Google Patents

重合体分散液で処理された空隙の減少した布製品

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JPH07216746A
JPH07216746A JP6281508A JP28150894A JPH07216746A JP H07216746 A JPH07216746 A JP H07216746A JP 6281508 A JP6281508 A JP 6281508A JP 28150894 A JP28150894 A JP 28150894A JP H07216746 A JPH07216746 A JP H07216746A
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polyolefin resin
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JP6281508A
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English (en)
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Richard Henry Parker
リチャード・ヘンリー・パーカー
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Milliken Research Corp
Original Assignee
Milliken Research Corp
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/235Inflatable members characterised by their material
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
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    • D06M15/227Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of hydrocarbons, or reaction products thereof, e.g. afterhalogenated or sulfochlorinated
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    • D03D1/02Inflatable articles
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    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06N3/04Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof with macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低空気透過性、低多孔性、高引張強度、かつ高
引裂強度であり、エアーバッグとして有用な布製品を得
る。 【構成】ポリオレフィン樹脂水性分散液を編織布に含浸
し、過剰の液を除去し、かつ該ポリオレフィンの融点以
上の温度で被覆された該編織布を乾燥することにより製
造されたエアーバッグとして使用される布製品。該布製
品は低空気透過率を有しかつFMVSS燃焼試験No.
302に合格する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用エアーバッ
グの製造に有用な布製品に関し、特に編織布に水性ポリ
オレフィン分散液を適用することにより低空気透過性と
された布製品に関するものである。
【0002】この出願は、1993年10月21日に米
国特許出願番号第08/139,798号出願の一部継
続出願として提出されるものであり、先の出願の出願日
の利益を受けるために出願されるものであることを特に
述べておく。
【0003】
【従来の技術】自動車用エアーバッグは、自動車の運転
者側ばかりでなく、段々乗客側に取り付けられるように
なっている。その目的は自動車が他の物体に衝突した場
合に急速に膨脹して運転者および乗客を種々の障害から
守ることにある。
【0004】自動車用エアーバッグは容易に満たすこと
ができない数多くの非常に厳格な仕様を満足しなければ
ならない。布製品は瞬時に膨脹して自動車同乗者を保護
するために充分な時間空気圧を保持するために、低空気
透過性を有さなくてはならない。エアーバッグが自動車
における装備としてコンパクトな形状に折り畳むことが
できるようにするためには、布製品は可能な限り軽量か
つ柔軟なものにすべきである。エアーバッグは、直射日
光下に駐車する自動車が遭遇する熱及び湿気のある状況
下で長期間折り畳まれ、押さえ込まれて保存されること
によって逆に不利益を受けないようにしなければならな
い。例えば、粘着性の布製品の表面は折り畳み相が互い
に接着されたり、または布製品の表面がエアーバッグ容
器にくっついたりして、エアーバッグの急速かつ時期を
得た配置を阻止するので、布製品は粘着性であってはな
らない。布製品はその使用寿命以上に空気不透過性を保
持しなければならない。
【0005】さらに、エアーバッグ布製品はそれ自身あ
るいは布製品と結合した薬品、例えば、布製品の被覆部
分を構成する薬品との反応により繊維を弱めるようなこ
とがあってはならない。爆発的膨脹中のエアーバッグ布
製品の破断を避けるために、布製品は充分な引張強さを
保持しなければならない。布製品は熱および湿気の存在
下に望ましからぬもしくは有害ガスを放出するものであ
ってはならない。布製品は燃焼性および燃焼速度の規格
を有さなくてはならない。製造の容易さおよび経済性の
ためには布製品は製造中ほつれなく容易に切断されるべ
きである。それとともに、布製品およびエアーバッグと
もに安価であるべきである。
【0006】現在、エアーバッグは通常ナイロン織物お
よびポリエステル単繊維織物から製造される。低空気透
過性の規格を備えるために、布製品は、通常強固に織ら
れ、次いで熱収縮され延伸されて規定の空気不透過性を
達成するか、もしくはネオプレン、ウレタンまたはアク
リルポリマーのような被膜形成性の種々の重合体の一種
により被覆される。例えば、メンゼル(Mennzel)らの米
国特許第5,110,666号明細書には、新規ポリカ
ーボネート−ポリエーテル−ポリウレタンポリマーで被
覆された布製品が開示されている。別法では、空気不透
過性重合体フィルムが積層された布製品が使用されてい
る。
【0007】前述の布製品の多くはそれ自身に起因した
欠点を有する。例えば、単繊維織物は切断が打ち抜きで
あろうとナイフカットであろうと関係なくほつれが生じ
るというよく知られた傾向があるので、高密度に構成さ
れた非被覆布製品はエアーバッグの製造工程中に問題を
引き起こす。また、非被覆単繊維布製品は受入れ難い継
ぎ目滑りを示す傾向があるので、非被覆単繊維布製品か
ら製造するエアーバッグの設計および製造のためには特
殊な設備が必要とされる。
【0008】これに対して、ある種の被覆された布製品
は、ほつれおよび継ぎ目滑りの問題を回避することがで
きるが、他の欠点を示す。その被覆は、被覆された布製
品の表面近くに結合される繊維と繊維との間および糸と
糸との間を非常に延ばすことになり、その結果、繊維と
繊維との間および糸と糸との間の可動性は抑制されかつ
布製品の剛性をさらに大きく増大させることになる。た
とえ重合体被膜自身の固有剛性が低くとも、必ずしもこ
れらの欠点は解消されない。更に加えて、糸を締め付け
る傾向のある被覆は布製品の引裂強度を下げる傾向があ
ることが分かっている。
【0009】ネオプレンゴム、ウレタンおよびアクリル
系樹脂は、熱、湿気または酸素が存在する条件下で、時
間と共に劣化し、布製品相相互の接着を引き起こすよう
な粘着材料を形成し、エアーバッグ容器へのくっつきを
引き起こし、エアーバッグの配置を妨害する。劣化は空
気不透過性を失わせる結果を招く。分解および加水分解
生成物は布製品に接触して化学的に浸蝕するので布製品
の強度に相当の悪影響を与える。
【0010】ある材料、例えば、低ガラス転移温度(T
g)のアクリル系樹脂は元来粘着性である。その粘着度
は、ホルムアルデヒドまたはジヒドロキシジメチロイル
エチレンウレタンのような薬品から形成される適当な樹
脂によりアクリル系樹脂を架橋することにより調製する
ことができるが、架橋はその材料の剛性を極度に上昇さ
せる。布表面を粘着性にする問題を解決するための他の
方法がコネン(Konen)の米国特許第3,705,645
号明細書に開示され、コネンはアクリル重合体の水性分
散液で布の片面を被覆することにより液体に対して不浸
透性の布製品を開示している。該被覆はティッシュペー
パーのような繊維材料で覆われて、被覆された布製品表
面の隣接部分の接着を防いでいる。こうすることによ
り、層と層との間ならびにエアーバッグの容器壁に対す
る接着の問題は解決するが、これは、勿論、布製品が嵩
高となる原因となり、圧縮された形状に折り畳むことが
ますます困難となろう。
【0011】重合体材料は、ある場合には、例えばナイ
フ塗布によって、布に重合体水性分散液を厚く被覆する
ことで施される。付随するより高い空気透過性を引き起
こす避けることができない塗布もれ部分を無くするため
にしばしば相当に厚い被覆が行われる。このことはエア
ーバッグ布製品の重量および厚さを増大し、折り畳みの
ひだ付け性および容易性を逆に悪くし、その結果、エア
ーバッグをコンパクトかつ空間形状に合わせて収納する
能力を低下させる。そこで、薄い被覆が用いられるかも
しれないが、製造の観点からみて、このような被覆は実
施に費用がかかり、適切な作業者による管理が要求され
る。
【0012】溶剤被覆は水性被覆の多くの利点を有する
が、コストが増大するという余計な欠点を有し、その多
くは環境上およびコスト上の理由から溶剤を回収する必
要があるので問題である。溶剤を基とする被覆のそのほ
かの欠点は溶剤処理に伴う潜在的健康の危険である。
【0013】しばしば、重合体膜が布製品を空気不透過
性にするために上述の布に積層されている。布への予備
成形重合体膜の積層は比較的に高価であり、作業が重労
働であり、かつ熟練された作業者による厳密な監督が要
求される。積層には、時間の経過ならびに剪断時に層剥
離という重大な危険が存在し、エアーバッグの爆発的膨
脹の瞬間に膜破断および空気不透過性の損失の可能性を
増大する結果を招く。層剥離を防ぐために、しばしば、
膜と布製品との間の接着力を増大させる処理を施すこと
が望まれる。例えば、旭化成工業株式会社のEP049
6894Aによれば、布表面はオロナ放電処理により酸
化されるかおよび/または下塗り塗装接着が施される。
それから、溶融樹脂が布上に押出される。つぎに、不織
布が該樹脂膜上に完全にオーバーレイされ、積層体が折
り畳まれた時の粘着を防ぐ。
【0014】ポリエステルおよびナイロンフィラメント
は、他の合成繊維と同様に、火炎を近付けることにより
発生する熱による溶融および収縮により火炎遅延特性を
示す。火炎から距離を保つことにより、該繊維はその発
火温度以下に保持され、燃焼を始めることはない。ほと
んどの被覆はフィラメントの収縮戻りを防ぐであろう。
その理由は被覆が高融点、高溶融粘度、および特に機械
的保全性の炭化を保持する形状を形成する傾向を有し、
フィラメントの収縮戻りを十分に阻止し、こうして引火
性の主固有メカニズムに打勝つからである。しばしば、
火炎遅延薬品の付加的使用はそれ自身有利でなく費用が
かかるが、繊維の固有引火性遅延特性の損失を補うため
には必要となる。
【0015】布に少量のポリオレフィン乳濁液または分
散液を適用することにより紡織布製品の風合いを改良
し、かつ滑性を増大させることは技術的に知られてい
る。典型的には、布の重量に対してポリオレフィンは
0.5ないし1.0重量%の範囲で添加される。しかし
ながら、このレベルの添加では布製品の空気透過性を有
効に変えるためには十分ではない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エア
ーバッグとしての使用に好適な低空気透過性を有する布
製品を提供することである。
【0017】他の目的は、空隙の減少した被覆布製品を
提供することである。
【0018】他の目的は、柔軟性および引裂強さを保持
し、かつ完全に折り畳み可能な被覆布製品を提供するこ
とである。
【0019】また、他の目的は、被覆と布との結合に接
着処理を必要としない被覆処理を提供することである。
【0020】さらに、本発明の目的は、布製品の隣接す
る被覆折り畳み面の接着を防止するために被覆が繊維材
料、不織布またはタルクで覆われることを要求せず、か
つ粘着性のない被覆布製品を提供することである。
【0021】さらにまた、本発明の目的は、引火性に関
する米連邦自動車安全標準規格302に合格する被覆布
製品を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0023】すなわち、被覆されたエアーバッグ用布製
品は、4ないし10oz/yd2 の重量を有するナイロンま
たはポリエステル織布を供給する工程、該織布にポリオ
レフィン樹脂水性分散液を該織布の重量当たり3ないし
30重量%の該ポリオレフィン樹脂となるように適用す
る工程、および水を除去して該織布上に該ポリオレフィ
ン樹脂膜を形成するように該織布を乾燥する工程を有す
る方法によって製造される。被覆布製品は、水の0.5
インチにおける1ft2 当たり、最大空気透過率1分当た
り3ft3 、好ましくは最大1分当たり1ft3 、および米
連邦自動車安全標準規格No.302による燃焼速度1
分当たり3インチ以下を有する。
【0024】さらに進んだ態様において、本発明の布製
品は、当業者において公知のように、エアーバッグの製
造に供される。本発明の布製品は、本発明の布製品の特
性が望まれるのであれば、エアーバッグの全体を構成し
ても良く、またエアーバッグの一部に組み込まれても良
い。
【0025】上述の目的を達成しかつ従来の布製品の欠
点を排除することに加えて、本発明の布製品は、実質的
に布の糸上に膜が形成された、布の両側に適用された被
覆を特徴とする。
【0026】以下、本発明の好ましい態様を詳細に説明
するが、本発明の範囲はこれらによって限定されるもの
ではない。
【0027】本発明において使用される布は、熱可塑性
合成樹脂でできた糸、好ましくはナイロンおよびアラミ
ド糸のようなポリエステルまたはポリアミド糸から織ら
れる。該糸は、200ないし1200デニール、好まし
くは300ないし900デニール、さらに好ましくは3
00ないし700デニールの範囲にある。代表的には、
連続したマルチフィラメント糸が用いられる。該繊維の
重量は4ないし10oz/yd2 、好ましくは5ないし8.
5oz/yd2 である。例として、該布は平織、綾織、梨地
織またはバスケット織もしくはこれらの変形体であって
もよい。組織は一般的に1インチ当たり20ないし80
たて糸および1インチ当たり20ないし80よこ糸の範
囲のものが用いられる。好ましくは該布は平織組成のも
のである。
【0028】該布はポリオレフィン樹脂の水性分散液の
適用を受けて被覆される。該ポリオレフィンはエチレ
ン、プロピレンおよびブチレンの重合体から選択され、
そのランダムおよびブロック共重合体および三元重合体
を含む。該重合体中に含有される他のモノマーの基準使
用量は、例えば、C5 −C12のオレフィンの10重量%
以下である。他の態様として、エチレンまたはプロピレ
ン、またはこの両者が2ないし10重量%のC6 −C10
のα−オレフィン、好ましくは約4ないし8重量%のC
6 −C8 のα−オレフィンと共重合される。本発明の範
囲を逸脱しない限り、該ポリオレフィンは、例えば、典
型的にはグラフト材料2ないし10重量%を有するアク
リル基グラフトポリオレフィンのように、その分散性を
改質するために変性されていてもよい。
【0029】好ましいポリオレフィンは直鎖の低密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、お
よびポリエチレンおよびポリプロピレンのランダム共重
合体である。被覆された布製品の粘着またはブロッキン
グは110℃以上の軟化点を有するポリオレフィン樹脂
を用いることにより避けることができる。さらに、エア
ーバッグへの使用を考慮された布製品は、促進熱老化試
験を含む多くの性能試験を受けなくてはならない。結論
としては、120℃以上の軟化点を有するポリオレフィ
ン樹脂被覆を供給することが望ましい。
【0030】自動車用エアーバッグとしての応用のため
には、該布製品は引火性に関する米連邦自動車安全標準
規格(FMVSS)No.302に合格しなければなら
ない。その試験方法は、織物化学者および彩色者米国協
会(American Association of Textile Chemists and C
olorists)刊行「繊維引火性....規制ハンドブック、標
準および試験方法」(Textile Flammability...a Han
dbook of Regulations, Standards and Test Methods)
に詳細に記載されている。手短に言えば、該試験は、水
平位置に布製品を配置し、時間を定めてその一端に火炎
源をセットし、布製品の長さに沿って炎が広がる速度を
測定することによって行われる。該試験に合格するため
には、1分当たりの燃焼速度は3.0以下もしくは自己
消炎性(SE)でなくてはならない。
【0031】ポリエステルおよびポリアミドフィラメン
トから製造された布製品は、溶融または収縮戻りにより
火炎源からの発火を避けるいくらかの火炎遅延特性を達
成するということが信じられている。本来、引火性、熱
硬化性または収縮戻りから布を防ぐ被覆は、その高融
点、高溶融粘度または炭化を保持する形状を形成する傾
向を有するという理由で、望ましことではない。それ
故、160℃以下、好ましくは150℃以下の軟化点を
有するポリオレフィン樹脂は好ましい。ポリオレフィン
水性分散液は15ないし70重量%の、好ましくは20
ないし50重量%の、さらに好ましくは30ないし40
重量%のポリオレフィン樹脂を含有することができる。
【0032】該ポリオレフィン水性分散液は好ましくは
安定な乳濁液の形を取る。ポリオレフィン分散液は、典
型的には、例えばポリオレフィンの軟化点以上の温度で
実施されるような圧力乳化技術により製造されるので、
ここで用いられる用語乳濁液には液体中に固体が分散さ
れた分散液を含む。しかしながら、本発明は乳濁液を製
造するためのいかなる特別の方法にも限定されないとい
うことは勿論のことである。
【0033】該ポリオレフィン粒子の平均粒子サイズ
は、好ましくは3ミクロン以下、より好ましくは1ミク
ロン以下、最も好ましくは0.01ないし0.1ミクロ
ンである。粒子サイズがより小さいほど乳濁液の安定性
は促進されるばかりでなく、より大きな粒子の篩として
作用することができる糸束中にポリオレフィン粒子が侵
入することを許容すると考えられる。さらに、より小さ
な粒子は処理された布製品が乾燥される時に容易に凝集
性の膜中に凝集される。
【0034】ポリオレフィン樹脂に加えて、分散液は乳
化剤、界面活性剤、抗微生物剤およびpH調節剤のよう
な添加剤を含有することができる。ポリオレフィン樹脂
に対する所望の軟化点範囲は二種以上のポリオレフィン
樹脂をブレンドすることにより調製される。高密度ポリ
エチレンは特に有用であることが分かっている。ホスホ
ン酸エステルのような相溶性、水溶性、不燃性の油類は
溶融粘度を適性にする可塑剤として有用である。
【0035】水性分散液は通常周囲温度にて適用される
が、本発明の範囲を逸脱しない限り該分散液の沸点程度
まで加熱されてもよい。該水性分散液は有利には、該分
散液が布に適用される温度、通常は25℃で測定して、
300センチポイズ以下、好ましくは10ないし200
センチポイズ、最も好ましくは50ないし150センチ
ポイズの粘度で適用される。過剰の粘度は糸束の隙間中
への分散液の浸透を減少させると考えられる。粒子理論
の限界を除いて、ポリオレフィン膜の耐久性および布製
品の空気透過性を低減させる能力は、糸束および糸束内
をブリッジングする繊維と繊維との間の部分的浸透によ
り促進されると考えられる。
【0036】布へポリオレフィン樹脂水性分散液(液)
を適用するために好適に用いられる方法であればいかな
る方法であってもよい。例えば、布が液中に浸漬されて
もよく、あるいは布上に液が噴霧塗装されてもよい。好
ましくは、液で布を含浸させて布の両側を処理し、次ぎ
に、過剰の液を適当な手段、例えば、ロール間ニップ、
真空スロット吸引または遠心処理で除去する。
【0037】過剰の液を除去した後、ポリオレフィン樹
脂水性分散液の布への適用は、布製品の重量に基づいて
3ないし30重量%、好ましくは5ないし20重量%の
ポリオレフィン樹脂(乾燥重量)が付着される。
【0038】次いで、湿った布は乾燥され、布上にポリ
オレフィン樹脂膜が形成される。好ましくは、該布製品
をポリオレフィン樹脂の軟化温度あるいはそれ以上の温
度で乾燥して、樹脂粒子の凝集および凝集した膜の形成
を促進させる。110℃およびそれ以上の温度が好適に
用いられるが、布製品を融解してしまわないように注意
することが大切である。一般的には、約110℃ないし
160℃の温度、好ましくは約120℃の温度が用いら
れる。乾燥工程は、典型的には約175℃ないし190
℃の温度で実施される公知のテンター炉において行われ
る。次いで、該布製品は周囲温度に冷却される。
【0039】布製品の空気透過性は、布製品の両面間に
定められた異なる圧力をかけることによって生ずる布製
品上の測定面積を通過する空気の流れを測定することに
より決定される。この測定法の一つが米連邦試験法標準
基準No.191Aの方法5450に記載されている。
これを簡単に述べると、該試験は既知の面積のオリフィ
ス上に布製品試験片を固定することおよび吸引送風機に
より該試験片を通して吸引することを含む。圧力試験
は、定められた異なる圧力が達成されるまで弁を調整す
る運転者によって調整される。次いで、布製品を通過す
る空気流は校正されたマノメーター(流量計)から読み
取られる。
【0040】上記の処理により製造されたポリオレフィ
ン被覆は該布製品の空気透過率を水の0.5インチにお
いて3.0 cfm/ft2 以下、好ましくは水の0.5イン
チにおいて1 cfm/ft2 以下に低減させる。
【0041】被覆された布製品はFMVSSNo.30
2による引火速度で1分当たり3インチ以上を有する。
布製品の引火性は、布製品の乾燥重量を基としてポリオ
レフィンの付着%が20%以下である時に最小となる。
【0042】エアーバッグ用途に要求される空気透過性
ならびに引火性に合格することに加えて、布製品は多く
の標準規格に従った機械的性能に合格しなければならな
い。このような一連の標準規格の一例を下記表1に示
す。
【0043】 表1 試験 標準規格 試験方法 引張強さ 300lb/min ASTM D−1682 伸び 30−60% ASTM D−1682 台形引裂強度 30/lb/min ASTM D−4533 タング形引裂強度 15/lb/min ASTM D−2261 ミューレン破断強度 500 psi/min ASTM D−3786 磨耗後保持引張強さ 240lb/min FED標準試験法No. 191A,方法5304 さらに、被覆された布製品は、エアーバッグモジュール
の製造業者による種々の老化試験に合格しなければなら
ない。これらの試験は400時間もの長時間120℃も
の高温に曝露することを含むこともある。また、この試
験は、被覆された布製品を、周辺から95%までの相対
湿度で構成された雰囲気中で、上記の熱と−40℃もの
低温とを循環させて曝露することを含む場合もある。こ
れら製造物の大部分はこれら条件下での曝露後原引張特
性の少なくとも80%を保持していることが要求され
る。
【0044】本発明の構成及び効果を更によく理解する
ために、以下に明細書及び図面に記載された内容を実施
例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこ
れらの実施例によって限定されるものではない。
【0045】なお、特に規定しない限り、部および%は
すべて重量で表す。
【0046】
【実施例】
実施例1 420デニールのマルチフィラメントのナイロン糸から
構成された平織(たて糸49本/インチ×よこ糸49/
インチ)布が標準技術により糊抜きされかつ精練され
た。
【0047】分散性を改善するために空気により触媒的
に酸化されている、平均分子量8000、融点138−
140℃の高密度ポリエチレン重合体が、非イオン性界
面活性剤で乳化され、pH9.5、25℃における測定
粘度100センチポイズおよび平均粒子サイズ0.02
−0.05ミクロンを有する、不揮発性分40%を含有
する分散液を得た。該重合体乳濁液を水で希釈して、不
揮発性分35%を含有する分散液を得た。
【0048】該布は希釈液で飽和されるまで該希釈液に
浸漬された。次ぎに、該布を該分散液から取出し、一対
のローラー間で該布を搾ることにより過剰の液を除去し
た。該布に保持される液は付着全液の24%を占め、布
の重量に基づきポリオレフィン樹脂8%を含有した。
【0049】次ぎに、該布をテンター炉に移し、250
0Fで0.3分間乾燥し、さらに350−375 0Fで
1.3分間乾燥した。乾燥された被覆布製品の重量は
6.1oz/yd2 であった。
【0050】図1−3に示すように、糸束内の最も外側
の繊維の全てがブリッジングし、最も外側の繊維以上に
は深く浸透せず、かつ布製品のたて糸とよこ糸とを構成
する糸束間の空隙がほとんど塞がれることなく、被覆が
布製品の両表面に施されているということが明らかに分
かる。該被覆はいくらかの散発的な亀裂を示すかもしれ
ないが、製品の測定特性を危うくするようなものではな
い。
【0051】該布製品は試験に供され、下記表2に示す
試験法により下記の特性を有することが分かった。
【0052】 表2 試験 結果 空気透過性 0.1cfm /ft2 引火性 自己消炎性 引張強さ たて糸424、よこ糸437(lb.) 伸び たて糸37、よこ糸38 (%) 台形引裂き たて糸71、よこ糸72(lb) タング形引裂き たて糸46、よこ糸53(lb) ミューレン破裂強さ 760psi 磨耗後残留引張強さ たて糸378、よこ糸416(lb) なお、該布製品の柔軟性が測定され、ネオプレン被覆布
製品のような従来の被覆布製品以上であることが分かっ
た。
【0053】次ぎに、該布製品を107℃で400時間
熱老化し、下記表3に要約される下記特性を試験した。
【0054】 表3 試験 結果 空気透過性 0.2cfm /ft2 引張強さ たて糸435、よこ糸418 伸び たて糸39%、よこ糸35% 台形引裂き たて糸76lb、よこ糸64lb タング形引裂き たて糸43lb、よこ糸50lb ミューレン破裂強さ 760psi 実施例2 実施例1に記載のポリオレフィン分散液に水溶性環状ホ
スホン酸エステルを全不揮発分の15重量%に等しい量
で添加することにより該分散液を改質した。650デニ
ールの平織(たて糸41本/インチ×よこ糸37/イン
チ)のポリエステル布が実施例1の試料と同様に浸漬さ
れ、搾られ、そして乾燥された。布への液の全付着量お
よび不揮発分付着量はそれぞれ45重量%および16重
量%であった。乾燥後、被覆布製品は8.1oz/yd2
重量を有していた。
【0055】該布製品は試験に供され、その結果を下記
表4に要約して示す。
【0056】 表4 試験 結果 空気透過性 0.63cfm /ft2 引火性 自己消炎性 ミューレン破裂強さ 1023psi 引張強さ たて糸612lb、よこ糸558lb 伸び たて糸33%、よこ糸53% タング形引裂き たて糸86lb、よこ糸78lb 台形引裂き たて糸107lb、よこ糸100lb 磨耗後残留引張強さ たて糸581lb、よこ糸524lb 該布製品の柔軟性は従来の被覆布製品以上であることが
分かった。
【0057】実施例1に記載の熱老化試験後、下記表5
に報告される下記特性が得られた。
【0058】 表5 試験 結果 空気透過性 0.40cfm /ft2 ミューレン破裂強さ 1020psi 引張強さ たて糸623lb、よこ糸563lb 伸び たて糸33%、よこ糸48% タング形引裂き たて糸76lb、よこ糸73lb 台形引裂き たて糸107lb、よこ糸100lb 本発明は、本発明の特許請求の範囲を逸脱しない限り、
多くの別法および改質を実施することが可能であること
は勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】60倍の倍率に拡大された、実施例1に記載の
方法で処理された420デニールのマルチフィラメント
の49×49平織のナイロン布製品の顕微鏡写真による
横断面図を示す。
【図2】同じく60倍の倍率に拡大された上述の布製品
の上面図を示す。
【図3】同じく500倍の倍率に拡大された上述の布製
品の上面図を示す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布製品であって、該布製品は、 (a)4ないし10oz/yd2 の重量を有する編織布を供
    給する工程、 (b)該編織布にポリオレフィン樹脂水性分散液を適用
    して、該ポリオレフィン樹脂が該編織布の重量に基づい
    て3ないし30重量%占めるようにする工程、および (c)該編織布を乾燥して水を除去しかつ該編織布上に
    該ポリオレフィン樹脂の膜を形成する工程、 を包含する方法によって得られる布製品において、該布
    製品は水の0.5インチにおける最大空気透過率3.0
    cfm/ft2 を有する布製品。
  2. 【請求項2】 該水性分散液は、20ないし50重量%
    の該ポリオレフィン樹脂を含有する乳濁液である請求項
    1記載の布製品。
  3. 【請求項3】 該ポリオレフィン樹脂は、3ミクロン以
    下の平均粒子サイズ有する請求項1および2のいずれか
    1項記載の布製品。
  4. 【請求項4】 該ポリオレフィン樹脂は、1ミクロン以
    下の平均粒子サイズを有する請求項1ないし3のいずれ
    か1項記載の布製品。
  5. 【請求項5】 該水性分散液は、300センチポイズ以
    下の粘度において該編織物に適用される請求項1ないし
    4のいずれか1項記載の布製品。
  6. 【請求項6】 該ポリオレフィン樹脂は、ポリエチレ
    ン、ポリプロピレン、およびエチレン、プロピレン、ブ
    チレンおよび10重量%以下のC5 −C12のオレフィン
    のランダムおよびブロック共重合体および三元共重合体
    から構成される群から選択される請求項1ないし5のい
    ずれか1項記載の布製品。
  7. 【請求項7】 該ポリオレフィン樹脂は、ポリエチレ
    ン、ポリプロピレン、およびエチレンおよびプロピレン
    のランダムおよびブロック共重合体から構成される群か
    ら選択される請求項1ないし6のいずれか1項記載の布
    製品。
  8. 【請求項8】 該編織布は、該適用工程において該水性
    分散液により飽和される請求項1ないし7のいずれか1
    項記載の布製品。
  9. 【請求項9】 該編織布は、該適用工程において該水性
    分散液により浸透される請求項1ないし8のいずれか1
    項記載の布製品。
  10. 【請求項10】 該編織布は、300ないし900デニ
    ール糸から構成される請求項1ないし9のいずれか1項
    記載の布製品。
  11. 【請求項11】 該編織布は、ポリエステル編織布およ
    びポリアミド編織布から構成される群から選択される請
    求項1ないし10のいずれか1項記載の布製品。
  12. 【請求項12】 該布製品は、水の0.5インチにおけ
    る最大空気透過率1cfm/ft2 、米連邦自動車安全標準
    規格No.302による燃焼速度1分当たり3インチ以
    下、最小引張強さ300lb、伸び率30−60%、最小
    台形引裂強度30lb、最小タング形引裂強度15lb、最
    小ミューレン破裂強度500psi 、および最小磨耗後残
    留引張強さ240lbを有する請求項1ないし11のいず
    れか1項記載の布製品。
  13. 【請求項13】 該編織布は該ポリオレフィン樹脂の軟
    化点以上、かつ該編織布の融点以下の温度に加熱され、
    その後該乾燥工程で水が除去されている請求項1ないし
    12のいずれか1項記載の布製品。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれか1項記
    載の布製品製造物を包含するエアーバッグ。
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