JPH07216542A - 集束イオンビーム蒸着装置 - Google Patents

集束イオンビーム蒸着装置

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JPH07216542A
JPH07216542A JP6009303A JP930394A JPH07216542A JP H07216542 A JPH07216542 A JP H07216542A JP 6009303 A JP6009303 A JP 6009303A JP 930394 A JP930394 A JP 930394A JP H07216542 A JPH07216542 A JP H07216542A
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JP
Japan
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sample
sample holder
ion beam
electrode
shape
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JP6009303A
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English (en)
Inventor
Shinji Nagamachi
信治 長町
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲面上にサブミクロンオーダーの精度で、良
質の薄膜からなる微小パターンを作成することのできる
集束イオンビーム蒸着装置を提供する。 【構成】 試料を支持する試料ホルダ7の直前に減速電
場を形成する手段15を備えた集束イオンビーム装置に
おいて、試料ホルダ7の上に、試料の周囲の一部を覆っ
て、試料を含めた全体としての表面形状を略平面状に補
正する導電体からなる補正電極30を設け、また、その
試料ホルダ7上の試料を所定の回転軸を中心として回転
させる回転駆動機構31を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターゲットの表面に適
宜のエネルギに減速した集束イオンビームを照射するこ
とにより、そのターゲット表面に任意の材質の薄膜から
なる微細パターンを直接描画することのできる集束イオ
ンビーム蒸着装置に関し、更に詳しくは、曲面上に微細
パターンを描画することのできる集束イオンビーム蒸着
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】平面上に薄膜の微細パターンを作成する
技術としては、半導体デバイスの作成に多用されている
光リソグラフィ技術のほか、所定の高エネルギに加速し
た特定のイオンからなる集束イオンビームをターゲット
の直前で減速することにより、ターゲットにそのイオン
を直接蒸着させる技術(例えば特開平5−299716
号)等が知られている。
【0003】ところで、例えば微小な針状体の表面に微
細電極を形成する場合のように、曲面上に薄膜による微
細パターンを作成するに当たっては、半導体デバイスの
作成に多用されている光リソグラフィ技術をそのまま用
いることはできない。また、集束イオンビームを用いた
直接蒸着法においても、従来の集束イオンビーム蒸着装
置では、基板等の平板状の試料の表面に対しては良質な
薄膜からなる微細パターンを形成できるものの、針状体
等の表面が曲面の試料では、その形状によって減速電場
が乱れ、ビーム形状の増大、ビーム位置のずれ等の原因
となり、所望の微細パターンを描くことは不可能であ
る。
【0004】このような曲面上への微細パターンの作成
技術としては、現在までに、レーザ光を利用した非平面
リソグラフィが報告されている(南,“レーザー光を利
用したマイクロ加工”OPTRONICS(1992)
No.9)。この非平面リソグラフィは、微細パターンを
作成すべき曲面上に均一な厚さのポリマーを堆積した
後、そのポリマーをKrFエキシマレーザを照射するこ
とによってパターニングする方法であり、そのポリマー
をマスクとして金属等を蒸着することにより、曲面上に
微細電極パターン等を形成することができる。
【0005】また、このほか、原理的には、レーザビー
ムアシスト、電子ビームあるいはイオンビームアシスト
CVDによっても曲面上に薄膜をパターニングしながら
蒸着することは可能である。このような各ビームアシス
トCVDは、基本的には、ターゲットの直前の真空中に
有機金属ガスを導入し、この有機金属ガスにビームを照
射することによってガス中の金属原子を分離させ、その
金属原子をターゲット上に蒸着する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の曲
面上への微細パターン作成方法のうち、レーザ光を利用
した非平面リソグラフィでは、得られるパターンの線幅
が〜15μmと大きいばかりでなく、歩留りが小さいと
いう問題がある。そして、このリソグラフィを用いた技
術では、例えば微細パターンの電極を形成するととも
に、その一部が外部に曝されることを防ぐための微細パ
ターンの保護膜等を形成する必要がある場合には、電極
パターンの作成後に再度同様な非平面リソグラフィと蒸
着工程が必要となって、多くの工程が必要となる。
【0007】また、各ビームアシストCVDは、成膜可
能な元素が限られるうえに、得られる膜中には有機ガス
が分解した原子等が多数不純物として入り込み、良質な
膜を得られないという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、曲面上に、サブミクロン
オーダーの線幅および精度で、良質の薄膜からなる微小
パターンを作成することのできる、集束イオンビーム蒸
着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の集束イオンビーム蒸着装置は、実施例図面
である図1に示すように、イオン源1と、このイオン源
1からイオンをビーム状に引き出す引き出し電極2と、
引き出されたイオンビームを集束させる集束レンズ系
3,6と、イオン源1から引き出されたイオンのうち所
定のイオンを取り出す質量分離器4と、試料を支持する
試料ホルダ7と、その試料ホルダ7を支持して少なくと
も平面上で移動可能なステージ8と、質量分離器4によ
り取り出されたイオンビームを偏向させつつ上記試料ホ
ルダ上の試料に導くビーム偏向手段(偏向電極5,偏向
制御回路21)と、試料ホルダ7の直前に減速電場を形
成する手段(減速電源15)を有する装置において、試
料ホルダ7上に、試料の周囲の一部を覆って、試料を含
めた全体としての表面形状を略平面状に補正する導電材
料からなる補正電極30が設けられているとともに、試
料ホルダ7に近接して、この試料ホルダ7上の試料を所
定の回転軸を中心として回転させる回転駆動機構31が
設けられていることによって特徴づけられる。
【0010】
【作用】本発明は、集束イオンビーム蒸着装置において
曲面上への微細パターンの描画が不可能な原因である、
減速電場の乱れの発生を取り除き、針状体等の曲面上に
良質な薄膜からなる微細パターンの直接描画を可能とす
るものである。
【0011】すなわち、導電体からなる補正電極30で
試料の周囲の一部を覆うことで、試料を含めた全体とし
ての表面形状を略平面状に補正すると、試料ホルダ7の
直前に形成される電場は、平板状の試料を支持している
場合と同等となって乱れを生じることがない。
【0012】また、試料ホルダ7上の試料を所定の回転
軸を中心として回転させる回転駆動機構31は、曲面上
へのイオンビームの直接蒸着によるパターニング領域を
拡大することができる。すなわち、イオンビームの直接
蒸着によりパターニングすべき試料表面が平面である場
合には、試料の平面上への移動とビームの偏向の組合せ
によって広範な領域へのイオンビームの直接蒸着が可能
であるが、蒸着すべき表面が曲面である場合には、これ
だけでは試料曲面の頂部近傍の極狭い領域にしか所望パ
ターンで蒸着することはできない。そこで、試料曲面の
頂部を逐次変更すべく、回転駆動機構31により試料に
回転駆動を与えると、例えば針状体の試料の場合にあっ
てはその外周面の全てに所望パターンの蒸着を行うこと
が可能となる。
【0013】
【実施例】図1は本発明実施例の構成図で、(A)は装
置構造の模式図と回路構成のブロック図とを併記して示
す図、(B)はその試料ホルダ7の近傍の斜視図、
(C)はそのC−C面における部分拡大断面図である。
この実施例は、微小針状体の試料Wの表面に微細パター
ンを作成する場合の例を示している。
【0014】加速電源11によって正の電位が与えられ
る液体金属イオン源1に近接して、引き出し電極2が配
設されており、この引き出し電極2とイオン源1との間
には、両者間にイオン源1よりイオンを引き出すに十分
な電位差が与えられる。
【0015】引き出し電極2の後段には、コンデンサレ
ンズ3が設けられており、更にその後段には、マスフィ
ルタ4aとビームアパーチャ4bとからなる質量分離器
4が配設されている。マスフィルタ4aは、例えばE×
Bフィルタであって、所望イオンのみを直進させてビー
ムアパーチャ4bを通過させ、他のイオンはビームアパ
ーチャ4bによって遮られる。
【0016】ビームアパーチャ4bの後段には偏向電極
5が配設されている。この偏向電極5は偏向制御回路2
1に接続されており、偏向制御回路21では、コンピュ
ータ20から供給される指令に従った電圧を偏向電極5
に印加して、イオンビームを偏向させる。
【0017】偏向電極5の後段には対物レンズ6が設け
られている。この対物レンズ6および前述のコンデンサ
レンズ3は、それぞれ3枚電極構造を持つ静電型レンズ
であって、それぞれの内部電極はレンズ電源13ないし
は14に接続され、内部電極の両側に位置する各外部電
極はそれぞれ接地される。
【0018】対物レンズ6の直後に、碍子Gを介してス
テージ8に支持された試料ホルダ7が配置されている。
この試料ホルダ7には減速電源15が接続され、このホ
ルダ7と対物レンズ6の後段側の外部電極との間に減速
電場が形成されるようになっている。また、ステージ8
は、コンピュータ20からの指令に基づいてステージ駆
動回路22から供給される駆動信号によって、水平面上
でXY方向への変位が与えられる。
【0019】さて、試料ホルダ7の上には、導電体によ
って形成された補正電極30が配設されている。この補
正電極30は、(B)および(C)に示すように、全体
として平板状の形状をしており、その略中央部分に、微
小針状体である試料Wを水平に挿入するための切り欠き
部30aを備えている。また、この補正電極30aの厚
さは試料Wの直径と略同一であり、切り欠き部30aは
補正電極30aの上面から下面にまで連通し、かつ、そ
の内面は上面の近傍では試料Wの曲率とほぼ同一の曲率
の円筒面を形成している。このような構成により、補正
電極30の切り欠き部30a内に微小針状体の試料Wを
挿入した状態では、試料Wの表面の最上部を中心とした
微小な幅の部分のみが直線状に補正電極30から上方に
露出し、他の部分は補正電極30によって覆われた状態
となる。従ってこの状態では、補正電極30と試料Wと
からなる組合せ体は、全体としてその上面が略平面状と
なり、試料ホルダ7上で一様な高さを持つことになる。
【0020】試料ホルダ7上で補正電極30の切り欠き
部30a内に挿入された試料Wは、その一端部が切り欠
き部30aから突出して、試料ホルダ7に近接配置され
た回転駆動機構31に把持されている。回転駆動機構3
1は、微小針状体の試料Wの外周面を把持するチャッキ
ング装置と、そのチャッキング装置を回転させるアクチ
ュエータを主体として構成されており、この回転駆動機
構31の駆動によって試料Wはその軸心を中心として回
転する。そして、この回転駆動機構31のアクチュエー
タは、コンピュータ20からの指令に基づいてドライバ
23から供給される駆動信号によって駆動される。
【0021】なお、以上の構成のうち、液体金属イオン
源1、引き出し電極2、コンデンサレンズ3、質量分離
器4、偏向電極5、対物レンズ6、補正電極30および
回転駆動機構31を含む試料ホルダ7、およびステージ
8は、真空チャンバ9内に挿入されている。
【0022】ここで、以上の本発明実施例を使用する場
合、微小針状の試料Wの表面に所定パターンの電極等を
形成するに際しては、コンピュータ20にそのパターン
情報を入力して、ビームの試料Wに対する走査の仕方を
決定するが、このとき、ビームの走査は以下のように分
担させる。すなわち、試料Wの軸方向へのビーム走査
は、ステージ9の駆動と偏向電極5によるビームの偏向
によって分担させるとともに、円周方向へのビーム走査
は、同方向への微小範囲のビームの偏向と、回転駆動機
構31による試料Wの回転によって分担させるようにし
ておく。
【0023】次に、以上のような本発明実施例を用い
て、例えば図2に斜視図で示すようなパターンの電極4
1と、その電極41の一部が外部に曝されることを防ぐ
ための半絶縁性の保護膜42を形成する場合について述
べる。なお、図2に示すような微小針状体の外周面に複
数の電極とこれを部分的に保護する膜を備えた構造体
は、例えば細胞レベルでの生体の電位の計測等に用いる
のに適し、生物学、医学分野において有用な電極となり
得る。
【0024】電極41の材質をAu、半絶縁性の保護膜
42の材質をSiとしたとき、液体金属イオン源1とし
ては例えばAu−Si合金を用いる。パターニングに先
立ち、試料Wを補正電極30の切り欠き部30aに挿入
し、その一端部を回転駆動機構31で把持した後、真空
チャンバ9内を真空引きする。
【0025】そして、まず、質量分離器4のマスフィル
タ4aを、Auイオンがビームアパーチャ4bを通過す
るように設定して、Auイオンビームを生成する。この
状態では、液体金属イオン源1から引き出されて加速さ
れたAuおよびSiイオンはコンデンサレンズ3によっ
て集束されるとともに、質量分離器4によってAuイオ
ンのみが選別され、更にそのAuイオンからなるビーム
は偏向電極5を経て対物レンズ6によって更に集束され
て微小スポットとなって試料ホルダ7上の試料Wに導か
れる。このAuイオンビームは、対物レンズ6と試料W
との間で、減速電源15による減速電場により減速さ
れ、試料Wに到達するときには、Auイオンは加速電源
11によるイオン源1の電位と、減速電源15による試
料Wの電位の差に相当するエネルギを持つことになり、
この両者間の電位差を適宜に選定することにより、Au
イオンは試料Wの表面に直接蒸着する。
【0026】このとき、試料Wは針状であるものの、補
正電極30の存在により、全体として上面が平面状で試
料ホルダ7上で一様な高さを持つ組み合わせ体となって
いるため、減速電場は乱されることがなく、Auイオン
ビームの断面が大きくなったり位置ずれを生じることが
ない。そして、このようなAuビームを偏向電極5で適
宜に偏向させつつ、試料Wの軸方向へステージ8を駆動
し、更に回転駆動機構31によって試料Wを回転させる
ことで、試料Wの外周面に所望のパターンのAu薄膜か
らなる電極41をサブミクロンの精度で描画することが
できる。
【0027】次に、真空チャンバ9の真空を破ることな
くそのままの状態で、マスフィルタ4aの設定を変更
し、Siイオンを試料Wに導き、上記と同様にしてSi
薄膜からなる保護膜42を描画する。これにより、図2
に示した針状体の表面に電極41と保護膜42を有する
構造体を得ることができる。
【0028】ここで、試料Wに直接蒸着してパターニン
グする材質としては、以上の例に限らず、液体金属イオ
ン源となり得るものであれば任意の材質を用いることが
できる。また、例えば上記した例において電極41とし
てAuとCuの2つの金属の積層体とする場合には、A
u−Cu−Si合金を用い、電極41の作成に際しては
マスフィルタ4aの設定を適宜に変更してAuイオンビ
ームとCuイオンビームを交互に生成すればよい。ま
た、保護膜42としてSiに代えてGeを用いる場合に
は、液体金属イオン源1を例えばAu−Geとすればよ
い。
【0029】また、以上の例では針状の試料の表面に薄
膜パターンを形成する場合について述べたが、本発明は
これに限定されることなく、任意の曲面を持つ試料の表
面に薄膜パターンを直接蒸着により形成することができ
る。この場合、補正電極30の形状を、その試料の周囲
を覆うことで全体としてその上面が略平面状になるよう
な形状にすればよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試料ホルダの直前で減速電場を形成して、イオン源から
の集束イオンビームを適宜のエネルギに減速して試料に
導くことによって、そのイオンを微細パターンで試料に
直接蒸着することのできる集束イオンビーム装置におい
て、試料ホルダの上に、試料の周囲の一部を覆って、そ
の試料を含めた全体としての表面形状を略平面状に補正
する導電材料からなる補正電極を設け、かつ、その試料
ホルダ状の試料を所定の回転軸を中心として回転させる
回転駆動機構を設けているから、針状の試料等、イオン
を蒸着すべき面が曲面である試料でも、減速電場の乱れ
によるイオンビームの断面形状の増大や位置ずれ等を生
じることなく、サブミクロンオーダーのパターニングが
可能となるとともに、曲面の広い範囲へのパターニング
が可能となる。その結果、集束イオンビーム蒸着装置が
元来持っている、純度の高い膜の生成が可能であるこ
と、および、液体金属イオン源を、パターニングを要求
されるている複数の元素を含んだ合金としてイオン種を
真空を破ることなく変更し得ること、等と相まって、本
発明によると、曲面上に良質な複数種の任意の材質の薄
膜を組み合わせた微細パターンを簡単な工程のもとに形
成することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成図で、(A)は装置構造の
模式図と回路構成のブロック図とを併記して示す図、
(B)はその試料ホルダ7の近傍の斜視図、(C)はそ
のC−C断面図
【図2】本発明実施例で得られる構造体の例の斜視図
【符号の説明】
1 液体金属イオン源 2 引き出し電極 3 コンデンサレンズ 4 質量分離器 4a マスフィルタ 4b ビームアパーチャ 5 偏向電極 6 対物レンズ 7 試料ホルダ 8 ステージ 9 真空チャンバ 11 加速電源 15 減速電源 20 コンピュータ 21 偏向制御回路 22 ステージ駆動回路 23 ドライバ 30 補正電極 30a 切り欠き部 31 回転駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン源と、このイオン源からイオンを
    ビーム状に引き出す引き出し電極と、引き出されたイオ
    ンビームを集束させる集束レンズ系と、上記イオン源か
    ら引き出されたイオンのうち所定のイオンを取り出す質
    量分離器と、試料を支持する試料ホルダと、その試料ホ
    ルダを支持して少なくとも平面上で移動可能なステージ
    と、上記質量分離器により取り出されたイオンビームを
    偏向させつつ上記試料ホルダ上の試料に導くビーム偏向
    手段と、上記試料ホルダの直前に減速電場を形成する手
    段を有する装置において、上記試料ホルダ上に、試料の
    周囲の一部を覆って、その試料を含めた全体としての表
    面形状を略平面状に補正する導電材料からなる補正電極
    が設けられているとともに、上記試料ホルダに近接し
    て、当該試料ホルダ上の試料を所定の回転軸を中心とし
    て回転させる回転駆動機構が設けられていることを特徴
    とする集束イオンビーム蒸着装置。
JP6009303A 1994-01-31 1994-01-31 集束イオンビーム蒸着装置 Pending JPH07216542A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014184881A1 (ja) * 2013-05-14 2014-11-20 株式会社日立製作所 試料ホルダ及びそれを備えた集束イオンビーム加工装置
CN108906363A (zh) * 2018-07-13 2018-11-30 金华职业技术学院 一种有机分子的真空沉积方法

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