JPH07214943A - カレンダーポケットとポケット板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定期的な飲用医薬を忘れずに飲む事と、飲ん
だかどうかの確認が簡単に出来る事を目的とし、ポケッ
ト（１）にその日の薬を割り振って入れる。 【構成】 カレンダー（暦）の日付、曜日と寸法を合わ
せて作成した、口の開いた突起を有する板（３）に平板
（２）を張合せると、この突起がポケット（１）となっ
てポケット板（７）になり、カレンダーの日付一つにポ
ケット一個となる構成とする。カレンダーの日付、曜日
及び、ポケットの中の薬が透けて見える様に、ポケット
板（７）は透明なものが理想である。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」薬の入れ物のカレンダーに関する
ものである。

「従来の技術」持病等があって薬を定期的に飲まなけれ
ばならない人が多いが、薬は多日数分が１つの袋や箱、
又は瓶等（以下総称して袋という）に入っていてその薬
を１日１回とか、３回とかと、定期的にその都度、袋か
ら必要分だけを取り出して飲む。しかし薬を予定通りに
飲むことを、表示する物が無く、又薬を飲んだかどうか
を忘れてしまうことがあるが、これを確認するのは困難
である。

「解決しようとする問題点」この発明は薬を予定通り飲
むことをカレンダーとポケットに入った薬が示し、薬を
飲んだかどうかを忘れてしまった時には、この事を簡単
に確認しようとするものである。

「問題点を解決するための手段」この発明はカレンダー
の日付、曜日と寸法を合わせた複数の入れ物、ポケット
（以下総称してポケットという）の付いたポケット板
を、カレンダーの前面に取付けたものである。ポケット
板はカレンダーが透いて見えなければならないし、又ポ
ケットも正面や斜め下からでも中身が透いて見えた方が
便利なので、材料は透明の合成樹脂等が適材である。

「作用」日付１つにポケット１個が付いているので、多
日数分の薬をそれぞれのポケットに割りふって入れる。
従って今日飲む予定の薬はカレンダーの今日の日付の所
のポケットに入っており、そこから取り出して飲む。

「実施例」口の開いた突起を有する板（３）と、平板
（２）を張り合わせると口の開いた突起がポケット
（１）となり、全体をポケット板（７）という。最も一
般的な月１枚年１２枚のカレンダーを例に取ると、この
ポケット板（７）を１２枚のカレンダー（６）の前面に
重ね合わせ、留め具（４）で固定してカレンダー（６）
とポケット板（７）を一体として、これをカレンダーポ
ケット（８）という。ポケット板（７）の取付けの他の
例としては留め具（４）（カレンダーの上端）の両端に
フック（９）を設け、ポケット板（７）の上端の両端に
掛け穴（１０）を開け、カレンダーのフック（９）に掛
ける。これは取外し、取付けが簡単に出来るものであ
る。通常、カレンダーの掛け穴（５）は上端中央に１個
だけ付いているが、ポケット（１）の中の物（薬）を取
り出す時、カレンダーの安定が悪いので、さらに両端に
掛け穴（５）’を設け、両端でも掛けられる構成とす
る。ポケット（１）は上に開放しているので中身は埃を
被りやすいので、ポケットのさらに前面に透明シート
（１２）を取付けるとこれが防げる。ポケット（１）’
が１列（横に７個）だけの突起を有する板（３）’は、
これを週の数（通常５段）だけ平板（２）に張り付ける
ものであり、材料が少なくて済む利点が有る。不透明な
ポケット板（７）’の場合は、月、曜日、日付が透いて
見えるように月、曜日、日付の部分には窓（１１）を設
ける。１カ月が６週間に亙り、６週目に１日か２日入る
事があるが、この分だけはその日付（３０日，３１日）
を翌月の初日（１日）の手前に回す事で解決出来る。特
許請求の範囲（２）のポケット板は、第９図に示すポケ
ット板（７）”をカレンダーに取付けずに曜日の感覚
（ポケット板の上部に曜日だけを表示）だけで使用する
もので、ポケット板は透いて見えるものでなくてもよ
く、何年でも使えるが、月と日付（カレンダー）が無い
ので薬を飲む事を示すインパクトと、飲んだかどうかの
確認の確実さは前述のもの（特許請求の範囲（１）のカ
レンダーポケット（８））より劣る。

「効果」飲むべき薬をきちんと飲まんがために、大事に
至ることは多々あることである。この発明は上述のよう
に構成したので、予定の日付のポケットに入っている薬
は無言でその日に飲む事を示すわけであり、又今日飲む
予定の薬を、今日飲んだかどうか忘れてしまった場合で
も、今日の日付の所のポケットを見れば、その確認は一
目瞭然である。

【図面の簡単な説明】

第１図はポケット板（７）の正面図、第２図は第１図の
上部斜面図（厚さを説明のために拡大）、第３図はポケ
ット板（７）をカレンダー（６）に取付けてなる、この
発明のカレンダーポケット（８）の正面図、第４図は第
３図の上部斜面図、第５図は第２図のＡ−Ａ線による断
面図、第６図はポケット（１）の拡大斜面図、第７図と
第８図は他の例のポケット板、第９図はポケット板の取
付けが他の例、第１０図は埃防止のシートを取付けたも
の（第７図から第１０図迄はすべて部分的な斜面図） 第３図、第４図及び第９図、第１０図はポケット板
（７）を透明なものとして図面を作成。 （１）…ポケット、（２）…平板、（３）…口の開いた
突起を有する板、（３）’…突起を有する板、（４）…
カレンダーポケット及びカレンダーの留め具、（５）…
カレンダーの掛け穴、（６）…カレンダー、（７）…ポ
ケット板、（８）…この発明のカレンダーポケット、
（９）…フック、（１０）…他の例のポケット板の掛け
穴、（１１）…窓、（１２）…埃防止の透明シート、
（１３）…（１２）の留め具、ａ…（２）と（３）の接
着面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項】（１） カレンダー（暦）の日付、曜日と寸
   法を合わせて、複数のポケット（１）（入れ物）を取付
   けた、中（カレンダーの日付、曜日等）の透いて見える
   ポケット板（７）をこのカレンダー（６）の前面に取付
   けてなるカレンダーポケット。 【請求項】（２） 横に１列７個のポケットが、１列、
   又は複数の列でなるポケット板。