JPH07212819A - 無線チャネル切り替え方法 - Google Patents
無線チャネル切り替え方法Info
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- JPH07212819A JPH07212819A JP6005760A JP576094A JPH07212819A JP H07212819 A JPH07212819 A JP H07212819A JP 6005760 A JP6005760 A JP 6005760A JP 576094 A JP576094 A JP 576094A JP H07212819 A JPH07212819 A JP H07212819A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイナミックチャネル割り当て方式の無線通
信システムのチャネル切り替え方法に関し、簡潔な制御
で、チャネル切り替え後の干渉確率を低減し得る方法の
実現を目的とする。 【構成】 通信中の呼の使用している無線チャネルが所
要品質を下回った場合に、当該呼が、無線チャネル切り
替えを行なった回数が多くなるに従って、可能な限りよ
り高い品質のチャネルを選択して切り替えるように構成
する。
信システムのチャネル切り替え方法に関し、簡潔な制御
で、チャネル切り替え後の干渉確率を低減し得る方法の
実現を目的とする。 【構成】 通信中の呼の使用している無線チャネルが所
要品質を下回った場合に、当該呼が、無線チャネル切り
替えを行なった回数が多くなるに従って、可能な限りよ
り高い品質のチャネルを選択して切り替えるように構成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すべての無線チャネル
の中から使用可能な空きチャネルを、呼の発生に応じて
割り当てるダイナミックチャネル割り当て方式(DC
A)を採る無線通信システムにおける、通信中に干渉が
生じた場合(通信の所要品質を下回った場合)の無線チ
ャネルの切り替え方法に関するものである。
の中から使用可能な空きチャネルを、呼の発生に応じて
割り当てるダイナミックチャネル割り当て方式(DC
A)を採る無線通信システムにおける、通信中に干渉が
生じた場合(通信の所要品質を下回った場合)の無線チ
ャネルの切り替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信の品質を規定するものとしては希望
波対干渉波電力比(CIR)、希望波対雑音電力比(C
NR)、ビットエラーレート(BER)希望波受信電界
強度、フレームエラーレート等があるが、以下の説明に
おいては品質としてCIRを用いる場合について述べ
る。ただし、品質がCIR以外で規定される場合も考え
方は同様である。
波対干渉波電力比(CIR)、希望波対雑音電力比(C
NR)、ビットエラーレート(BER)希望波受信電界
強度、フレームエラーレート等があるが、以下の説明に
おいては品質としてCIRを用いる場合について述べ
る。ただし、品質がCIR以外で規定される場合も考え
方は同様である。
【0003】従来の無線チャネル切り替え技術として、
チャネル切り替えの回数にかかわらず、すなわち、ひと
つの呼が通信中に所要品質を下回った回数には関係なく
切り替え先チャネルを同じ品質基準により選択する方法
がある。以下、この従来の方法について説明する。無線
チャネル切り替えを行なう条件として、同じ無線ゾーン
内でのチャネル切り替え、および、端末の移動に伴う異
なる無線ゾーン間のチャネル切り替えがあるが、ここで
は同じ無線ゾーン内でのチャネル切り替えの場合につい
て説明する。
チャネル切り替えの回数にかかわらず、すなわち、ひと
つの呼が通信中に所要品質を下回った回数には関係なく
切り替え先チャネルを同じ品質基準により選択する方法
がある。以下、この従来の方法について説明する。無線
チャネル切り替えを行なう条件として、同じ無線ゾーン
内でのチャネル切り替え、および、端末の移動に伴う異
なる無線ゾーン間のチャネル切り替えがあるが、ここで
は同じ無線ゾーン内でのチャネル切り替えの場合につい
て説明する。
【0004】なお、説明においては全チャネル数を24
とし、通信中の所要CIRは15dB、呼の生起時の割
り当てチャネルの選択時および切り替え先チャネルの選
択時の所要CIRは20dBとする。
とし、通信中の所要CIRは15dB、呼の生起時の割
り当てチャネルの選択時および切り替え先チャネルの選
択時の所要CIRは20dBとする。
【0005】図8はダイナミックチャネル割り当て(D
CA:Dynamic Channel Assign
ment)により無線チャネルの割り当てを行う移動通
信システムの構成の例を示す図であって、数字符号1〜
3は基地局A〜C、数字符号4〜8は端末a〜eを表わ
している。
CA:Dynamic Channel Assign
ment)により無線チャネルの割り当てを行う移動通
信システムの構成の例を示す図であって、数字符号1〜
3は基地局A〜C、数字符号4〜8は端末a〜eを表わ
している。
【0006】同図において、数字符号1〜3で示す各基
地局(A、B、C)はシステムで使用されるチャネル
(24チャネル)の中から、呼の発生に応じて、CIR
値が20dB以上の無線チャネルを選択して割り当て
る。なお、CIR値が20dB以上の無線チャネルが1
つもなければ、いずれの方式においても当該呼は呼損と
なる。説明のため、無線チャネルには図9に示す番号を
付与する。
地局(A、B、C)はシステムで使用されるチャネル
(24チャネル)の中から、呼の発生に応じて、CIR
値が20dB以上の無線チャネルを選択して割り当て
る。なお、CIR値が20dB以上の無線チャネルが1
つもなければ、いずれの方式においても当該呼は呼損と
なる。説明のため、無線チャネルには図9に示す番号を
付与する。
【0007】今、基地局Aのゾーンにおいて端末aおよ
び端末eが、基地局Bのゾーンにおいて端末bが、基地
局Cのゾーンにおいて端末cおよび端末dが、それぞれ
通信中であるとする。すなわち、端末a〜eに対しては
それぞれの呼の生起時にはチャネル割り当て時の所要品
質(CIR20dB)を満足するチャネルが存在してい
たわけである。
び端末eが、基地局Bのゾーンにおいて端末bが、基地
局Cのゾーンにおいて端末cおよび端末dが、それぞれ
通信中であるとする。すなわち、端末a〜eに対しては
それぞれの呼の生起時にはチャネル割り当て時の所要品
質(CIR20dB)を満足するチャネルが存在してい
たわけである。
【0008】端末aにはチャネル#5を、端末eにはチ
ャネル#11が割り当てられているとする。その後、周
辺ゾーンでのチャネル割り当てあるいは伝搬状況の変化
により、端末eに干渉が生じた(通信中の所要CIR
(15dB)を下回った)場合を考える。
ャネル#11が割り当てられているとする。その後、周
辺ゾーンでのチャネル割り当てあるいは伝搬状況の変化
により、端末eに干渉が生じた(通信中の所要CIR
(15dB)を下回った)場合を考える。
【0009】その時点の基地局Aの無線ゾーンにおける
チャネルの状況を図10に示す。同図aにおける数値は
各チャネルのCIR値を表しており、斜線を施した部分
はチャネル切り替え時の所要CIR(20dB)を満足
するチャネルを示している。
チャネルの状況を図10に示す。同図aにおける数値は
各チャネルのCIR値を表しており、斜線を施した部分
はチャネル切り替え時の所要CIR(20dB)を満足
するチャネルを示している。
【0010】端末eに割り当て中のチャネル#11が前
述のようにCIR15dBを下回ったため、端末eには
チャネル切り替え時の所要CIR(20dB)を満足す
るチャネルの中のいずれか1つのチャネルを割り当て
る。今チャネル#22(CIR24dB)を端末eに対
して割り当てたとする。その後端末eが通信を終了する
まで、チャネル#22に干渉が生じなければ、そのまま
チャネル#22を用いて通信を続ける。
述のようにCIR15dBを下回ったため、端末eには
チャネル切り替え時の所要CIR(20dB)を満足す
るチャネルの中のいずれか1つのチャネルを割り当て
る。今チャネル#22(CIR24dB)を端末eに対
して割り当てたとする。その後端末eが通信を終了する
まで、チャネル#22に干渉が生じなければ、そのまま
チャネル#22を用いて通信を続ける。
【0011】もし、再び干渉が生じた(通信中所要CI
R(15dB)を下回った)場合には、その時点で上記
と同様にチャネル切り替え時の所要CIR(20dB)
を満足するチャネルを検索し、チャネル切り替えを行
う。なお、端末eに干渉が生じた時点のチャネルの状況
が同図bに示すようにチャネル切り替えの所要CIR
(20dB)を満足するチャネルがひとつもない場合に
は、端末eの呼は強制切断となる。
R(15dB)を下回った)場合には、その時点で上記
と同様にチャネル切り替え時の所要CIR(20dB)
を満足するチャネルを検索し、チャネル切り替えを行
う。なお、端末eに干渉が生じた時点のチャネルの状況
が同図bに示すようにチャネル切り替えの所要CIR
(20dB)を満足するチャネルがひとつもない場合に
は、端末eの呼は強制切断となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では通信中の呼が所要品質を下回った回数(チャネ
ル切り替えを行った回数)には関係なくチャネル切り替
え時の所要品質は同じ値(CIR20dB)を用いてい
た。
技術では通信中の呼が所要品質を下回った回数(チャネ
ル切り替えを行った回数)には関係なくチャネル切り替
え時の所要品質は同じ値(CIR20dB)を用いてい
た。
【0013】この従来の技術によれば、呼の生起時およ
びチャネル切り替え時に割り当てチャネルが通信中の所
要品質を下回る確率が等しくなる。DCAを用いている
場合は、チャネル割り当て時に高い品質のチャネルを割
り当てれば干渉確率(通信中に所要品質を下回る確率)
を下げることが可能であるが、逆に呼損率が高くなって
しまう。
びチャネル切り替え時に割り当てチャネルが通信中の所
要品質を下回る確率が等しくなる。DCAを用いている
場合は、チャネル割り当て時に高い品質のチャネルを割
り当てれば干渉確率(通信中に所要品質を下回る確率)
を下げることが可能であるが、逆に呼損率が高くなって
しまう。
【0014】従って、干渉確率をある程度以下に下げる
ことはできない。当然のことながら、干渉発生時に通信
品質が低下し、チャネル切り替えが完了するまでの間、
十分な品質でサービスを提供することができなくなって
しまう。今、干渉確率を40%の場合に従来の技術によ
れば、生起時のチャネル割り当てにおいて40%、1回
チャネル切り替えを行った後も16%、2回チャネル切
り替えを行った後も6%程度で干渉が生じてしまい、通
信開始までの接続遅延時間が増大したり、安定な通信を
提供できないことがあるという問題があった。
ことはできない。当然のことながら、干渉発生時に通信
品質が低下し、チャネル切り替えが完了するまでの間、
十分な品質でサービスを提供することができなくなって
しまう。今、干渉確率を40%の場合に従来の技術によ
れば、生起時のチャネル割り当てにおいて40%、1回
チャネル切り替えを行った後も16%、2回チャネル切
り替えを行った後も6%程度で干渉が生じてしまい、通
信開始までの接続遅延時間が増大したり、安定な通信を
提供できないことがあるという問題があった。
【0015】本発明は、上述のような従来の課題に鑑み
DCAを適用する無線通信システムにおいて簡易な制御
で無線チャネル切り替え後の干渉確率を低減することが
できる無線チャネル切り替え方法を提供することを目的
としている。
DCAを適用する無線通信システムにおいて簡易な制御
で無線チャネル切り替え後の干渉確率を低減することが
できる無線チャネル切り替え方法を提供することを目的
としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上述の課
題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。
題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。
【0017】すなわち、本発明は、少なくとも1つの基
地局を中心に形成される無線ゾーンと端末とから構成さ
れ、基地局と端末との通信に使用する無線チャネルは、
呼の発生に応じて所要品質を満足する無線チャネルを選
択して割り当てることにより行い、当該無線チャネルが
通信中に所要品質を下回った場合には所要品質を満足す
る無線チャネルへ切り替えを行うように制御される通信
システムにおいて、通信中の呼の使用している無線チャ
ネルが所要品質を下回った場合に、当該呼が、無線チャ
ネル切り替えを行なった回数が多くなるに従って、可能
な限りより高い品質のチャネルを選択して切り替えるこ
とを特徴とする無線チャネル切り替え方法である。
地局を中心に形成される無線ゾーンと端末とから構成さ
れ、基地局と端末との通信に使用する無線チャネルは、
呼の発生に応じて所要品質を満足する無線チャネルを選
択して割り当てることにより行い、当該無線チャネルが
通信中に所要品質を下回った場合には所要品質を満足す
る無線チャネルへ切り替えを行うように制御される通信
システムにおいて、通信中の呼の使用している無線チャ
ネルが所要品質を下回った場合に、当該呼が、無線チャ
ネル切り替えを行なった回数が多くなるに従って、可能
な限りより高い品質のチャネルを選択して切り替えるこ
とを特徴とする無線チャネル切り替え方法である。
【0018】
【作用】本発明は、通信中に干渉が生じた(チャネル切
り替えを行った)回数が多くなるに応じて、通信中チャ
ネル切り替えの際の切り替え先チャネルの所要品質を高
くしていくことを最も主要な特徴とするものである。
り替えを行った)回数が多くなるに応じて、通信中チャ
ネル切り替えの際の切り替え先チャネルの所要品質を高
くしていくことを最も主要な特徴とするものである。
【0019】従来の技術とは、干渉の発生回数により切
り替え先チャネルの所要品質を変化させる点において相
違する。そして、これにより、本発明はダイナミックチ
ャネル割り当て方式(DCA)を採る無線通信システム
において、簡潔な制御で無線チャネル切り替え後の干渉
確率を低減することができる。
り替え先チャネルの所要品質を変化させる点において相
違する。そして、これにより、本発明はダイナミックチ
ャネル割り当て方式(DCA)を採る無線通信システム
において、簡潔な制御で無線チャネル切り替え後の干渉
確率を低減することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。本
実施例の説明においても品質の規定はCIRで行うもの
とする。チャネル切り替えの回数に応じたチャネル切り
替え時の所要品質の設定が異なる場合について、それぞ
れ、〔第1の実施例〕および〔第2の実施例〕として説
明する。
実施例の説明においても品質の規定はCIRで行うもの
とする。チャネル切り替えの回数に応じたチャネル切り
替え時の所要品質の設定が異なる場合について、それぞ
れ、〔第1の実施例〕および〔第2の実施例〕として説
明する。
【0021】〔第1の実施例〕図1は本発明の第1の実
施例の処理手順を示す流れ図である。同図を参照して、
図1に示すシステムで端末eにおいて干渉が発生した場
合について説明する。本実施例におけるチャネル切り替
え時の所要品質を図3に示す。なお、呼の生起時のチャ
ネル選択における所要CIRは20dBとする。
施例の処理手順を示す流れ図である。同図を参照して、
図1に示すシステムで端末eにおいて干渉が発生した場
合について説明する。本実施例におけるチャネル切り替
え時の所要品質を図3に示す。なお、呼の生起時のチャ
ネル選択における所要CIRは20dBとする。
【0022】図3は1回目のチャネル切り替え時(それ
までの干渉回数0)にはCIR値が23dB以上のチャ
ネルを選択し、2回目のチャネル切り替え時(それまで
の干渉回数1)にはCIR値が26dB以上のチャネル
を選択することを表している。5回目以降(それまでの
干渉回数4以上)のチャネル切り替え時にはCIR値が
35dB以上のチャネルを選択することを表している。
までの干渉回数0)にはCIR値が23dB以上のチャ
ネルを選択し、2回目のチャネル切り替え時(それまで
の干渉回数1)にはCIR値が26dB以上のチャネル
を選択することを表している。5回目以降(それまでの
干渉回数4以上)のチャネル切り替え時にはCIR値が
35dB以上のチャネルを選択することを表している。
【0023】端末eにおいて1回目の干渉が発生した時
点における各無線チャネルのCIR値が図4に示すもの
の場合について説明する。本発明によれば、1回目のチ
ャネル切り替え時における所要CIRは23dBである
ので、所要CIRを満たす無線チャネルは図4において
斜線を施して示してあるもの(チャネル#7、#8、#
10、#14、#15、#23、#24)となる。今、
チャネル#8を選択し端末eに対して割り当てたとす
る。
点における各無線チャネルのCIR値が図4に示すもの
の場合について説明する。本発明によれば、1回目のチ
ャネル切り替え時における所要CIRは23dBである
ので、所要CIRを満たす無線チャネルは図4において
斜線を施して示してあるもの(チャネル#7、#8、#
10、#14、#15、#23、#24)となる。今、
チャネル#8を選択し端末eに対して割り当てたとす
る。
【0024】その後、チャネル#8を用いて通信を継続
している間に再び干渉が発生したとし、その時点のチャ
ネルの状況が図5に示すものであるとする。図4の状態
から時間が経過しているため、図4と図5は一部相違が
ある。2回目のチャネル切り替えであるので、図3より
切り替え先のチャネルをCIR26dB以上のチャネル
(チャネル#7、#10、#14、#15、#23、#
24)の中から選択する。
している間に再び干渉が発生したとし、その時点のチャ
ネルの状況が図5に示すものであるとする。図4の状態
から時間が経過しているため、図4と図5は一部相違が
ある。2回目のチャネル切り替えであるので、図3より
切り替え先のチャネルをCIR26dB以上のチャネル
(チャネル#7、#10、#14、#15、#23、#
24)の中から選択する。
【0025】以降同様に、3回目のチャネル切り替えに
おいてはCIR29dB以上のチャネルを切り替え先チ
ャネルとして選択し、4回目のチャネル切り替えにおい
てはCIR32dB以上のチャネルを切り替え先チャネ
ルとして選択し、5回目以降のチャネル切り替えにおい
てはCIR35dB以上のチャネルを切り替え先チャネ
ルとして選択する。チャネル切り替え時において所要の
CIRを満足するチャネルが存在しない場合には、その
呼は強制切断となる。
おいてはCIR29dB以上のチャネルを切り替え先チ
ャネルとして選択し、4回目のチャネル切り替えにおい
てはCIR32dB以上のチャネルを切り替え先チャネ
ルとして選択し、5回目以降のチャネル切り替えにおい
てはCIR35dB以上のチャネルを切り替え先チャネ
ルとして選択する。チャネル切り替え時において所要の
CIRを満足するチャネルが存在しない場合には、その
呼は強制切断となる。
【0026】本実施例によれば、チャネル切り替えが行
われるごとに割り当てられるチャネルの品質が3dBず
つ高くなるので、干渉発生の確率を低くすることができ
る。また、呼生起時のチャネル割り当て条件は従来と同
等であるので、呼損率の劣化はない。
われるごとに割り当てられるチャネルの品質が3dBず
つ高くなるので、干渉発生の確率を低くすることができ
る。また、呼生起時のチャネル割り当て条件は従来と同
等であるので、呼損率の劣化はない。
【0027】〔第2の実施例〕図2は本発明の第2の実
施例の処理手順を示す流れ図である。同図を参照して、
第1の実施例と同様に、図8に示すシステムで端末eに
おいて干渉が発生した場合について説明する。本実施例
におけるチャネル切り替え時の所要品質を図6に示す。
なお、呼の生起時のチャネル選択における所要CIR
は、20dBとする。
施例の処理手順を示す流れ図である。同図を参照して、
第1の実施例と同様に、図8に示すシステムで端末eに
おいて干渉が発生した場合について説明する。本実施例
におけるチャネル切り替え時の所要品質を図6に示す。
なお、呼の生起時のチャネル選択における所要CIR
は、20dBとする。
【0028】図6は1回目のチャネル切り替え時(それ
までの干渉回数0)にはCIR値が23dB以上のチャ
ネルを選択し、2回目のチャネル切り替え時(それまで
の干渉回数1)にはCIR値が28dB以上のチャネル
を選択することを表している。3回目以降(それまでの
干渉回数2以上)のチャネル切り替え時にはCIR値が
35dB以上のチャネルを選択することを表している。
までの干渉回数0)にはCIR値が23dB以上のチャ
ネルを選択し、2回目のチャネル切り替え時(それまで
の干渉回数1)にはCIR値が28dB以上のチャネル
を選択することを表している。3回目以降(それまでの
干渉回数2以上)のチャネル切り替え時にはCIR値が
35dB以上のチャネルを選択することを表している。
【0029】動作は先に説明した第1の実施例と同様で
あり、チャネル切り替え時の切り替え先チャネルの所要
品質が図6に示したものを用いる点が異なる。本実施例
によれば、第1の実施例に比べてチャネル切り替え回数
が増すごとにより高い品質のチャネルを割り当てるた
め、干渉確率の低減効果が大きい。一方、切り替え先チ
ャネルの所要品質をあまり高くすると、割り当て可能チ
ャネルが存在しなくなり強制切断率が劣化するので、シ
ステムの要求条件にあわせて切り替え先チャネルの所要
品質を設定する必要がある。
あり、チャネル切り替え時の切り替え先チャネルの所要
品質が図6に示したものを用いる点が異なる。本実施例
によれば、第1の実施例に比べてチャネル切り替え回数
が増すごとにより高い品質のチャネルを割り当てるた
め、干渉確率の低減効果が大きい。一方、切り替え先チ
ャネルの所要品質をあまり高くすると、割り当て可能チ
ャネルが存在しなくなり強制切断率が劣化するので、シ
ステムの要求条件にあわせて切り替え先チャネルの所要
品質を設定する必要がある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
呼損率を劣化させずに干渉確率を改善するこができる利
点がある。特にチャネル切り替え回数が増えるに従っ
て、より品質の高いチャネルを選択するので、チャネル
切り替え後に再び干渉が発生し、チャネル切り替えの必
要が生じる確率を大幅に低減することができる。これに
より、安定した通信を提供できるとともに、接続遅延時
間の短縮が実現できる。
呼損率を劣化させずに干渉確率を改善するこができる利
点がある。特にチャネル切り替え回数が増えるに従っ
て、より品質の高いチャネルを選択するので、チャネル
切り替え後に再び干渉が発生し、チャネル切り替えの必
要が生じる確率を大幅に低減することができる。これに
より、安定した通信を提供できるとともに、接続遅延時
間の短縮が実現できる。
【0031】図7に本発明の効果を示す。同図において
横軸はチャネル切り替え回数を表し、縦軸は干渉確率を
表す。チャネル切り替え回数0は呼生起時のチャネル割
り当てを表す。この図からも本発明によれば、チャネル
切り替えを行うごとに干渉確率が大幅に低減できること
がわかる。
横軸はチャネル切り替え回数を表し、縦軸は干渉確率を
表す。チャネル切り替え回数0は呼生起時のチャネル割
り当てを表す。この図からも本発明によれば、チャネル
切り替えを行うごとに干渉確率が大幅に低減できること
がわかる。
【図1】本発明の第1の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
である。
【図2】本発明の第2の実施例の処理手順を示す流れ図
である。
である。
【図3】チャネル切り替え時の所要品質の例を示す図で
ある。
ある。
【図4】チャネルのCIR値の例を示す図である。
【図5】チャネルの状況の例を示す図である。
【図6】チャネル切り替え時の所要品質の例を示す図で
ある。
ある。
【図7】本発明の効果を示す図である。
【図8】移動通信システムの構成の例を示す図である。
【図9】無線チャネルの番号付与の例を示す図である。
【図10】チャネルの状況の例を示す図である。
1〜3 基地局 4〜8 端末
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも1つの基地局を中心に形成さ
れる無線ゾーンと端末とから構成され、基地局と端末と
の通信に使用する無線チャネルは、呼の発生に応じて所
要品質を満足する無線チャネルを選択して割り当てるこ
とにより行い、当該無線チャネルが通信中に所要品質を
下回った場合には所要品質を満足する無線チャネルへ切
り替えを行うように制御される通信システムにおいて、 通信中の呼の使用している無線チャネルが所要品質を下
回った場合に、当該呼が、無線チャネル切り替えを行な
った回数が多くなるに従って、可能な限りより高い品質
のチャネルを選択して切り替えることを特徴とする無線
チャネル切り替え方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005760A JPH07212819A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 無線チャネル切り替え方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005760A JPH07212819A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 無線チャネル切り替え方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212819A true JPH07212819A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11620087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6005760A Pending JPH07212819A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 無線チャネル切り替え方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07212819A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006222506A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Mitsubishi Electric Corp | 移動体無線通信システム、基地局制御局および通信チャネル切替方法 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP6005760A patent/JPH07212819A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006222506A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Mitsubishi Electric Corp | 移動体無線通信システム、基地局制御局および通信チャネル切替方法 |
JP4541174B2 (ja) * | 2005-02-08 | 2010-09-08 | 三菱電機株式会社 | 移動体無線通信システム、基地局制御局および通信チャネル切替方法 |
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