JPH07212153A - 自動利得制御装置 - Google Patents

自動利得制御装置

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JPH07212153A
JPH07212153A JP20446994A JP20446994A JPH07212153A JP H07212153 A JPH07212153 A JP H07212153A JP 20446994 A JP20446994 A JP 20446994A JP 20446994 A JP20446994 A JP 20446994A JP H07212153 A JPH07212153 A JP H07212153A
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gain control
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amplifier
control device
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JP20446994A
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Peter E Chadwick
エドウァード チャドウィック ピーター
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Plessey Semiconductors Ltd
Original Assignee
Plessey Semiconductors Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/04Modifications of control circuit to reduce distortion caused by control

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号に対して迅速に反応する自動利得制
御装置を提供する。 【構成】 自動利得制御装置は、利得制御増幅器段と、
検出器段と、時間遅延手段とを有する。増幅器段と検出
器段はともに入力信号から並列に入力され、検出器段の
出力は増幅器段の利得を調節するために用いられる。時
間遅延手段は、増幅器段の上流に直列に設けられてい
る。制御回路には利得制御関数の伝達関数を変形(線形
化)する手段が含まれていてもよく、そしてこの手段を
含むということは、外部からの変調信号を入力するため
の供給を含んでいてもよい。検出器は、好ましくは逐次
対数増幅器であって、これによって自動利得制御装置は
広域入力ダイナミックレンジを扱うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速の自動利得制御装置
に関し、特に広域ダイナミックレンジを有する信号を増
幅する必要がある場合の電子および通信システムに用い
られる、迅速な自動利得制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信、レーダー、機器工学、電子制
御システム、放送その他のような分野で用いられる増幅
器システムでは、実質上は一定レベルの信号を出力する
一方で、広域ダイナミックレンジをもつ入力信号の処理
能力がしばしば必要となる。
【0003】CSMA(搬送波検知多重アクセス)プロ
トコルシステムが用いられているコンピュータや他の通
信システムにおいては、受信機が過負荷をかけることな
く強い信号または弱い信号を受信することができるこ
と、そしてネットワークの効果的なタイムロスを最小に
するためのさまざまなレベルに迅速に調節することがで
きることが重要である。これを行う技術は自動利得制御
(AGC)の一般名のもとに進められ、そしてすでに従
来技術として十分に確立されている。AGCのもっとも
一般的に用いられる形態の一例が図8の装置に示されて
いる。
【0004】図8において、AGC段10は利得制御増
幅器12の周辺に設けられている。利得制御増幅器12
は二つの入力、即ち信号入力13と利得制御入力14と
を有する。利得制御入力14は、増幅器12の利得を利
得制御入力14上に現れる信号値に従って調節するよう
に設けられている。増幅器12の出力は送線15に沿っ
て取り出されて、まずAGC段の出力16を、次に整流
器(検出器)18とローパスフィルタ19を含むフィー
ドバックループ17を形成する。検出されてフィルタ1
9を通過した出力信号は送線20に沿って増幅器12の
利得制御入力14へ送出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】AGC段10の動作は
以下の通りである。まず、入力13の信号はゼロか、ま
たは限りなく低い振幅に初期化されていると仮定する
(図9参照)。時間t1に入力信号は、電圧Aの頂点か
ら頂点までの値に鋭く上昇し(図9の線(a)参照)、
これは結果的には求められた以上の高い振幅をもつ、送
線16上の出力信号となる。AGCシステムは、出力信
号の検出された分を増幅器12にフィードバックするこ
とによって出力信号レベルを下げ、このフィードバック
された信号を用いて増幅器12の利得を下げる働きをす
る。このようにして増幅器12の出力は、図9の線
(b)に示されるように頂点から頂点までの値Bをと
る。
【0006】AGCシステムが適切に働き、そして増幅
器12における信号のゆがみを避けるためにフィルタ1
9が十分に低いカットオフポイント例えば、十分に長い
時間定数を持つように設けられており、これによって送
線20上のフィードバック信号は、確実に瞬間値ではな
く、出力信号の平均値を表す。この結果、AGCシステ
ムの有限時間をとって入力信号レベルの突然の上昇に反
応し、もし入力信号が十分に大きいならば結果的には第
一の過負荷における増幅器12となる。これは図9の超
過21として示される。反応に必要な時間はアタックタ
イムとして知られており、図9の時間t1ーt2に相当
する。
【0007】アタックタイムを短く設定することは可能
である一方で、実際にはこれを実行するのは困難であ
る。更に、利得が変化するので、増幅器12内で起こる
位相のシフトは、そしてエンベロープのちがいによって
表される周波数において、フィルタ19内における位相
のシフトは、そうした周知のシステムに不安定性をもた
らす可能性がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、迅速自
動利得制御装置は、信号入力、ゲインコントロ−ル入
力、出力を有するゲインコントロ−ル増幅器手段と、検
出器手段と、時間遅延手段とを有し、該自動利得制御装
置の入力は、前記時間遅延手段によって上記ゲインコン
トロール増幅器手段の信号入力に接続され、更に前記検
出器手段の入力に接続され、前記検出器手段の出力は上
記ゲインコントロール増幅器手段のゲインコントロール
入力に接続され、前記ゲインコントロール増幅器手段の
出力は該自動利得制御装置の出力を形成するように構成
される。
【0009】AGCは開ループにおいて効果的に実行さ
れ、これは好ましくない遅延時間と従来の利得制御シス
テムの閉ループ装置によってもたらされた位相シフトと
を排除することができる利点がある。これは、本発明が
ある特定の通信またはコンピュータネットワークに用い
られる場合に特別な利点となり、それは例えば、ダイレ
クトシークエンススプレッドシステム(Direct Sequenc
e Spread System)におけるように、容易に考えられる振
幅変調構成要素を用いた変調技術を利用する通信または
コンピュータネットワークに用いられる場合である。そ
うしたシステムにおいては、本発明によれば、増幅器段
は大きな入力信号のレシピに従って設定されているため
に、システムがデータを受信不可能になる実行時間をよ
り短くすることができる。しかし、AGC動作の線形性
は利得制御機構の伝達特性に従属して必要性をもってつ
くられたという事実がある為に、そうした利得制御装置
のもつ矛盾は出力信号レベルでの絶対的不変性の欠如と
なる。遅延時間を使うと、高い振幅の入力信号が利得制
御増幅器を過負荷にする前に、適切な利得調節信号が利
得制御増幅器の利得制御入力に確実に現れるという利点
がある。
【0010】遅延手段は例えば、インダクティブ/キャ
パシティブ遅延回路、入力信号と利得制御増幅器に適切
な、特徴的なインピーダンスと速度ファクターの伝送回
路のレングスまたは入力信号と利得制御増幅器に適切な
インターフェースをもつデジタル回路、等のいくつかの
形態をとる。
【0011】自動利得制御装置は、自動利得装置の制御
特性を変形する変形手段を構成してもよい。これは実際
には上記に述べたようにAGCシステムのパフォーマン
スを線形化するために、もしくは必ずしも線形とは限ら
ずに他の望ましいパフォーマンスにその利得制御特性を
調整する必要があるかもしれない。
【0012】その変形手段はアナログ/デジタル変換手
段と、アドレス入力とデータ出力を有する記憶手段と、
デジタル/アナログ変換手段とを構成要素とし、アナロ
グ/デジタル変換手段の入力は検出器手段の出力に接続
され、アナログ/デジタル変換手段の出力は記憶手段の
アドレス入力に接続され、記憶手段のデータ出力はデジ
タル/アナログ変換手段の入力に接続されそしてデジタ
ル/アナログ変換手段の出力は利得制御増幅器手段の利
得制御入力に接続されている。記憶手段は、好ましくは
リードオンリメモリ(ROM)であると認識されるとよ
い。
【0013】そうした記憶手段を用いると例えば、自動
利得制御装置の入力において線形に変化する信号レベル
が、リードオンリメモリのデータ出力においてデジタル
値の非線形に変化する信号へ変換され、これらの値は利
得制御増幅器の利得制御入力に用いるために、順番に非
線形的に変化するアナログ値の相当値に変換される。こ
の方法で、システムの利得制御伝達関数は、例えば伝達
関数がすでに線形でない場合には線形化されるなど適切
に変形され得る。
【0014】都合よく、変形手段は外部の変調信号を受
信するための手段を有する。その変形手段がデジタルデ
ータを出力するROMなどの記憶手段を使う場合には、
外部の変調信号を受信する手段は、デジタル加算器を有
しその加算器の第一の入力は外部の変調信号を受信する
為に設けられ、その第二の入力は記憶手段のデータ出力
に接続され、デジタル加算器の出力はデジタルアナログ
変換手段の入力に接続される。
【0015】デジタル加算器を用いるかわりとして、デ
ジタル/アナログ変換手段の乗算入力を用いて外部の変
調信号が受信されてもよく、その乗算入力は記憶手段の
データ出力を計測するように設けられ、その計測された
データはそれから利得制御増幅器手段の利得制御入力に
送られる。これは自動利得制御装置を具現する為に必要
なハードウエアの量を少なくする利点がある。
【0016】デジタル技術を使用するかわりに、純粋に
アナログの具現を採用してもよく、その変形手段はアナ
ログ加算器を有し、その加算器の第一の入力は外部の変
調信号を受信するように設けられ、第二の入力は検出器
手段の出力に接続され、アナログ加算器の出力は利得制
御増幅器手段の利得制御入力に接続される。
【0017】検出器手段は逐次検出対数増幅器であると
認識されてもよく、その検出器手段の出力は対数的に増
幅され検出された、逐次検出対数増幅器の出力で構成さ
れているか、もしくは個別の検出器段を続いて従う真対
数増幅器として認識されてもよい。
【0018】対数増幅器、特に逐次検出対数増幅器を用
いることは入力信号圧縮ということになり、これによっ
て本発明の自動利得制御装置を入力信号が広いダイナミ
ックレンジを持つ場合に用いることができる。逐次検出
対数増幅器は、また迅速で利得制御装置の反応をスピー
ドアップさせる。しかしながら増幅器の他のタイプ、例
えば線形増幅器が使われてもよい。
【0019】利得制御装置の利得制御入力は差動(プッ
シュプル)入力として構成されても良い。利得制御信号
の利得制御増幅器出力叉は入力におけるリークには、増
幅された信号のエンベロープを変調するという効果があ
るが、差動入力を用いることはどんなリークも釣合がと
れるという利点がある。好ましくはローパスフィルタと
して構成されたフィルタ手段は、検出器手段の出力と直
列に接続されてもよい。
【0020】
【実施例】図1は本発明の第一の実施例による自動利得
制御装置を示す図であり、増幅される信号は送線32に
沿って遅延手段33と検出器手段34へ送られる。遅延
手段33からの出力は、利得制御増幅器35の信号入力
に入力される一方、検出器手段34の出力はフィルタ手
段36においてフィルタにかけられ、利得制御増幅器3
5の利得制御入力37に順次入力される。フィルタ手段
36は、ローパスフィルタで、ローパスフィルタの入力
38における信号の平均値を示す信号を入力37に供給
する。遅延手段33は送線の長さや集中インダクタンス
/キャパシタンス回路やその他の回路であってもよい。
【0021】検出器手段34は、逐次検出対数増幅器
(以下ログアンプと略す)を含み、ログアンプの構成は
図2に示される。図2に示された逐次検出ログアンプ3
9は多数のカスケード接続された線形の限定された増幅
器段を含み、ここではそのうちの4段の増幅器41〜4
4が示されている。この増幅器段の出力は検出器51〜
54において検出され、全てのログアンプの入力もまた
検出器55において検出される。検出器51〜54の出
力は、遅延回路45上の一連のタッピングに送られ、こ
こでその出力は合計されて、遅延回路の合計された出力
はビデオアンプ46に送られ、その出力47がログアン
プ39の主な出力となる。ログアンプ39の入力信号の
レベルが上昇するとまず、検出器54が作動し、次に検
出器53、検出器52の順に作動するように設けられて
いる。前もってオンとなった検出器に送出する増幅器3
5は、各検出器52、53、54がオンになると、結果
としてログアンプ39の出力47において、入力信号の
振幅の対数として振幅の上昇する信号を限定し始める。
ログアンプ39の伝達関数は、個々の増幅器段の伝達関
数の合成なので、出力電圧が入力電力に対してプロット
される場合に、この合成はおよそ直線になり、ログアン
プ39は例えば100デシベルなどのとても広いダイナ
ミックレッジをもつ入力信号を扱うことができる。
【0022】図1に示された自動利得制御装置は以下の
ように作動される。送線32上の入力信号の振幅が突然
大きくなると、例えばちょうどスイッチがオンにされた
送信機によってこの振幅の上昇は増幅され、そして検出
器手段34において検出され、フィルタ手段36におい
て高い部分がカットされ、増幅器35の利得を下げるた
めに用いられる。しかしながら遅延手段33が存在する
ために、増幅器35はまだ入力信号のレベルの上昇分を
登録していない。入力信号が最終的に増幅器35に入力
された時に、この増幅器35の利得はすでに要求された
レベルに調節されて増幅器35は入力信号の上昇によっ
て過負荷にならない。
【0023】本発明の利得制御は開ループであり閉ルー
プではないので、増幅器35が設定する出力信号のレベ
ルはある程度予測が不可能である。それは即ち、実際の
ところ逐次検出ログアンプ34と増幅器35の特徴であ
る利得制御に対する出力電圧とによる。これらは、周知
の場合でさえもかなり広い許容範囲をもつことができ
る。これらの伝達関数における許容固有値は別として
も、ここで逐次検出ログアンプ34が使われているの
で、伝達関数は本実施例においてそれら自体が非線形で
あることもある。このため、本発明の第二の実施例にお
いて、利得制御特性の線形化をもたらす変形手段を紹介
する。
【0024】図3に第二の実施例を示す。第二の実施例
において自動利得制御手段は、図1に示された実施例の
構成要素に加えて、アナログ/デジタル変換器42(A
/D変換器)と、リードオンリメモリ(ROM)43と
そしてデジタル/アナログ変換器(D/A変換器)44
とを有する。簡単にするために、フィルタ手段36は図
示されていないが存在することは理解されるべきであ
る。逐次検出器ログアンプ出力41上に現れた入力送線
32に存在する増化された信号レベルは、アナログ/デ
ジタル変換器42によってデジタル化され、デジタル信
号の形でROM43のアドレス入力に送られる。ROM
43は、A/D変換器42のディスクリートレベルの数
に相当する多数の格納部位を含み、A/D変換器42の
入力上の個々のアナログ電圧に相当する部位の格納値
は、ROM43のデータ出力から出力され、D/A変換
器44においてアナログ形に再び変換され、そして増幅
器35の入力37において利得制御電圧として適応され
る。ROM43の伝達関数は、大体、ログアンプ34の
圧縮のために補償する反対数的になるが、増幅器35の
利得制御伝達関数における他の不規則(線形からの逸
脱)の為の補償にもあつらえられる。本発明の利得制御
ブランチは、コンパンダ、入力信号を圧縮するログアン
プ34、そして圧縮された信号を再び復元するROM4
3として機能する。
【0025】データ伝達システムにおいて、増幅器周波
数の利得および/または位相特性を変調して不完全な伝
達媒介のために補償するのが望ましい。この一例は、マ
ルチパス伝搬が伝達において実行された場合で、その効
果は幾つかの信号が受信アンテナにおいて時間をおいて
到達する事である。そうしたスタッガ信号の重ね合わせ
は、振幅と位相にゆがみを引き起こす。そしてこうした
ゆがみは補正されるのが望ましい。
【0026】これを行うために図4に示される第三の実
施例は、利得制御装置50にデジタル加算器152が用
いられ、これは基本的には第二の実施例の装置40と同
じ構成要素を有している。ここでROM43のデータ出
力は外部のデジタル入力信号と合成されて、外部信号に
より振幅が変化する加算器152の、出力53において
信号を供給する。加算された信号は前もってアナログ信
号に変換されて増幅器35の入力37に入力される。
【0027】デジタル加算器152を用いる代わりに、
外部変調信号を利得制御装置にアクセスするためにD/
A変換器の乗算入力をもって用いてもよい。ここに第四
実施例を図5に示す。図5において自動利得制御装置6
0は、今回、外部アナログ信号を受信するためにD/A
変換器44のアナログ計測入力62を用いる点を除く
と、図3の装置40と全く同一に構成される。
【0028】最後に本発明の第5実施例は、純粋にアナ
ログ技術を用いて、外部信号によって完全に変調可能な
自動利得制御装置を達成している。本実施例の利得制御
装置70は図6に示されるが、これはアナログ加算器7
2を付加する以外は図1に示される本発明の基本実施例
と全く同様に構成される。加算器72は加算的に検出さ
れフィルタにかけられたその入力73の信号を、その他
の入力72上の外部アナログ信号と合成し、その和信号
は直接に、アナログの形で増幅器35の利得制御入力3
7に入力される。
【0029】増幅器35の入力37上の利得制御信号の
フィールドスルーが増幅器35の出力段または入力段に
もたらす効果を最小にするために、差動利得制御入力を
構成することが用いられてもよい。これは図7に示され
る。本実施例は、図1の基本実施例が、増幅器35に二
つの利得制御入力83、84を送出する位相分配器段8
2を含む場合である。位相分配器62の二つの出力は反
位相であり、利得制御入力83、84のいずれかで生じ
た電荷リークとバランスのとれない入力電流は相殺され
る。このプッシュプル技術は上記記載されたどの実施例
においても適用されてよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力信号
に対して迅速に反応する自動利得制御装置を提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動利得制御装置の第一の実施例
を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施例に用いられる逐次検出対数増幅
器の概略構成図である。
【図3】本発明による自動利得制御装置の第二の実施例
を示す概略構成図である。
【図4】本発明による自動利得制御装置の第三の実施例
を示す概略構成図である。
【図5】本発明による自動利得制御装置の第四の実施例
を示す概略構成図である。
【図6】本発明による自動利得制御装置の第四の実施例
を示す概略構成図である。
【図7】本発明による自動利得制御装置における差動利
得制御の使用を示す概略構成図である。
【図8】従来のAGC装置を示す概略構成図である。
【図9】図8の装置における利得制御動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
33 遅延手段 34 検出器手段 35 利得制御増幅器 36 フィルタ手段 37 利得制御入力 39 逐次検出ログアンプ 41、42、43、44 増幅器 45 遅延回路 46 ビデオアンプ 51、52、53、54 検出器 62 位相分配器 72 アナログ加算器 152 加算器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力、ゲインコントロ−ル入力、出
    力を有するゲインコントロ−ル増幅器手段と、 検出器手段と、 時間遅延手段とを有し、該自動利得制御装置の入力は、
    前記時間遅延手段によって上記ゲインコントロール増幅
    器手段の信号入力に接続され、更に前記検出器手段の入
    力に接続され、前記検出器手段の出力は上記ゲインコン
    トロール増幅器手段のゲインコントロール入力に接続さ
    れ、前記ゲインコントロール増幅器手段の出力は該自動
    利得制御装置の出力を形成することを特徴とする自動利
    得制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記時間
    遅延手段が遅延回路であることを特徴とする自動利得制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、前記遅延
    回路が集中インダクタンス/キャパシタンス遅延回路で
    あることを特徴とする自動利得制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の装置において、前記遅延
    回路が伝送線の長さであることを特徴とする自動利得制
    御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の装置
    において、該自動利得制御装置は更に、該自動利得制御
    装置の制御特性を変形する変形手段を含むことを特徴と
    する自動利得制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、前記変
    形手段は、アナログ/デジタル変換器手段と、アドレス
    入力とデータ出力を有する記憶手段と、デジタル/アナ
    ログ変換手段とを有し、前記アナログ/デジタル変換手
    段の入力は前記検出器手段の出力に接続され、前記アナ
    ログ/デジタル変換器手段の出力は前記記憶手段のアド
    レス入力に接続され、前記記憶手段のデータ出力は前記
    デジタル/アナログ変換器手段の出力に接続され、前記
    デジタル/アナログ変換器手段の出力は前記ゲインコン
    トロール増幅器手段のゲインコントロール入力に接続さ
    れていることを特徴とする自動利得制御装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段はリードオンリメモリであ
    ることを特徴とする請求項6に記載の自動利得制御装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項5から7のいずれかに記載の装置
    において、前記変形手段は、外部からの変調信号を受信
    する手段を有することを特徴とする自動利得制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項6または8に記載の装置におい
    て、前記外部からの変調信号を受信する手段は、デジタ
    ル加算器と、外部からの変調信号を受信するために設け
    られた第一の入力と、前記記憶手段のデータ出力に接続
    された第二の入力と、前記デジタルアナログ変換器手段
    の入力に接続された前記デジタル加算器の出力とを有す
    ることを特徴とする自動利得制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項6または8に記載の装置におい
    て、前記外部からの変調信号を受信する手段は、前記デ
    ジタルアナログ変換器手段の乗算入力を有し、前記乗算
    入力は前記記憶手段のデータ出力を計測するように設け
    られ、前記計測されたデータ出力は前記ゲインコントロ
    ール増幅器手段のゲインコントロール入力に送出されて
    いることを特徴とする自動利得制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項5または8に記載の装置におい
    て、前記変形手段は、アナログ加算器と、外部の変調信
    号を受信するように設けられた第一の入力と、前記検出
    器手段の出力に接続された第二の入力と、前記ゲインコ
    ントロール増幅器手段のゲインコントロール入力に接続
    された前記アナログ加算器の出力とを有することを特徴
    とする自動利得制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかに記載の
    装置において、前記検出器手段は、検出器段に送出する
    真対数増幅器段を有することを特徴とする自動利得制御
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から11のいずれかに記載の
    装置において、前記検出器手段は逐次検出対数増幅器を
    有し、前記逐次検出対数増幅器の対数的に検出された出
    力は、前記検出器手段の出力であることを特徴とする自
    動利得制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の
    装置において、前記ゲインコントロール増幅器手段のゲ
    インコントロール入力は差動入力であり、前記ゲインコ
    ントロール信号はプッシュプルで前記ゲインコントロー
    ル入力に入力されることを特徴とする自動利得制御装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1から14のいずれかに記載の
    装置において、該自動利得制御装置は更に、前記検出器
    手段の出力と直列に接続されたフィルタ手段を含むこと
    を特徴とする自動利得制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置において、前
    記フィルタ手段がローパスフィルタであることを特徴と
    する自動利得制御装置。
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