JPH07211034A - ヘッドサスペンションアセンブリ及びヘッドスライダの取付け方法 - Google Patents
ヘッドサスペンションアセンブリ及びヘッドスライダの取付け方法Info
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- JPH07211034A JPH07211034A JP6331754A JP33175494A JPH07211034A JP H07211034 A JPH07211034 A JP H07211034A JP 6331754 A JP6331754 A JP 6331754A JP 33175494 A JP33175494 A JP 33175494A JP H07211034 A JPH07211034 A JP H07211034A
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- head slider
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
- G11B21/20—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
- G11B21/21—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4826—Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/4902—Electromagnet, transformer or inductor
- Y10T29/49021—Magnetic recording reproducing transducer [e.g., tape head, core, etc.]
- Y10T29/49027—Mounting preformed head/core onto other structure
- Y10T29/4903—Mounting preformed head/core onto other structure with bonding
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 静トルクオフセット補償部分を備えたジンバ
ルたわみ部分を有するヘッドサスペンションアセンブリ
を提供すること。 【構成】 ディスク駆動装置の剛性アームに取付けるた
めのヘッドサスペンションは、たわみ部分のトング10
に、少なくとも1つの静オフセットトルク軸に沿ってト
ングのスライダ側表面からヘッドスライダ24の方に向け
て延出する成形部分12を設け、成形部分12は、たわみト
ング10とヘッドスライダ24の上部との間の接着剤領域と
協働して、サスペンション及びスライダ間の静横揺れ及
び/または静縦揺れオフセットをなくすことができる。
ルたわみ部分を有するヘッドサスペンションアセンブリ
を提供すること。 【構成】 ディスク駆動装置の剛性アームに取付けるた
めのヘッドサスペンションは、たわみ部分のトング10
に、少なくとも1つの静オフセットトルク軸に沿ってト
ングのスライダ側表面からヘッドスライダ24の方に向け
て延出する成形部分12を設け、成形部分12は、たわみト
ング10とヘッドスライダ24の上部との間の接着剤領域と
協働して、サスペンション及びスライダ間の静横揺れ及
び/または静縦揺れオフセットをなくすことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドスライダをたわ
みトングに接着する間に、縦揺れ及び横揺れ軸のいずれ
か一方または両方に沿ったサスペンションアセンブリに
対する補償を行うことができる、たわみトングのヘッド
スライダ側の表面に成形部分を設けたジンバルたわみ部
分に関するものである。
みトングに接着する間に、縦揺れ及び横揺れ軸のいずれ
か一方または両方に沿ったサスペンションアセンブリに
対する補償を行うことができる、たわみトングのヘッド
スライダ側の表面に成形部分を設けたジンバルたわみ部
分に関するものである。
【0002】
【従来の技術】標準的なヘッドサスペンションアセンブ
リ(HSA)は、構成部品として、ベースプレートと、
負荷ビームと、ジンバルたわみ部分と、ヘッドスライダ
とを設けている。ベースプレートは、負荷ビームの基端
部に取付けられており、負荷ビームをディスク駆動装置
のアクチュエータアームに取付けることができる構造に
なっている。負荷ビームの先端部にたわみ部分が設けら
れている。たわみ部分にヘッドスライダが取付けられて
おり、それによってヘッドスライダが対応のディスクに
対して読み/書きできるような向きに支持されている。
リ(HSA)は、構成部品として、ベースプレートと、
負荷ビームと、ジンバルたわみ部分と、ヘッドスライダ
とを設けている。ベースプレートは、負荷ビームの基端
部に取付けられており、負荷ビームをディスク駆動装置
のアクチュエータアームに取付けることができる構造に
なっている。負荷ビームの先端部にたわみ部分が設けら
れている。たわみ部分にヘッドスライダが取付けられて
おり、それによってヘッドスライダが対応のディスクに
対して読み/書きできるような向きに支持されている。
【0003】従来形のたわみ部分は、ワトラス(Watrou
s) ジンバルたわみ構造と呼ばれることもあるが、1枚
の素材で形成されて、中央の開口の周囲の一対の外側た
わみアームと、たわみ部分の先端部でアーム間に延在し
てそれらを連結する横材とを設けている。たわみトング
は、横材に連結されて、この横材から開口内へ延出して
いる。トングの自由端部が、たわみアーム間の中央に位
置している。ヘッドスライダが、たわみトングの自由端
部に取付けられている。
s) ジンバルたわみ構造と呼ばれることもあるが、1枚
の素材で形成されて、中央の開口の周囲の一対の外側た
わみアームと、たわみ部分の先端部でアーム間に延在し
てそれらを連結する横材とを設けている。たわみトング
は、横材に連結されて、この横材から開口内へ延出して
いる。トングの自由端部が、たわみアーム間の中央に位
置している。ヘッドスライダが、たわみトングの自由端
部に取付けられている。
【0004】ヘッドスライダは、ディスク表面に対して
所定の(例えば平面的で平行な)関係になるように、た
わみトングに取付けられなければならない。HSAの製
造及び組み付け工程において、個々の部品の製造または
組み付けが正確に行われないと、部品の表面の平面性が
失われる。個々の部品の許容公差限界からの逸脱による
積み重ねによって、ヘッドサスペンションアセンブリ完
成品では所望の平面平行状態が損なわれる可能性があ
る。ヘッドサスペンションアセンブリ完成品における静
力学的な横揺れ及び縦揺れトルクのパラメータは、これ
らの本来的な製造及び組み付け許容誤差の積み重ねから
生じる。
所定の(例えば平面的で平行な)関係になるように、た
わみトングに取付けられなければならない。HSAの製
造及び組み付け工程において、個々の部品の製造または
組み付けが正確に行われないと、部品の表面の平面性が
失われる。個々の部品の許容公差限界からの逸脱による
積み重ねによって、ヘッドサスペンションアセンブリ完
成品では所望の平面平行状態が損なわれる可能性があ
る。ヘッドサスペンションアセンブリ完成品における静
力学的な横揺れ及び縦揺れトルクのパラメータは、これ
らの本来的な製造及び組み付け許容誤差の積み重ねから
生じる。
【0005】理想的には、ディスク駆動装置全体の最適
作動を得るため、ヘッドスライダをたわみトングに組み
付ける間、(HSAの組み付け中に負荷ビームを取付け
る)取付け表面基準とスライダ表面基準とが両平面方向
において互いに平行でなければならない。取付け表面基
準及びスライダ表面基準は、アクチュエータ取付け表面
及びヘッドスライダ表面を互いに平面平行状態にする際
の基準点または面として使用される水準面である。ヘッ
ドスライダの上下表面も、互いにほぼまたは名目上平行
であることを必要とする仕様に従って製造される。
作動を得るため、ヘッドスライダをたわみトングに組み
付ける間、(HSAの組み付け中に負荷ビームを取付け
る)取付け表面基準とスライダ表面基準とが両平面方向
において互いに平行でなければならない。取付け表面基
準及びスライダ表面基準は、アクチュエータ取付け表面
及びヘッドスライダ表面を互いに平面平行状態にする際
の基準点または面として使用される水準面である。ヘッ
ドスライダの上下表面も、互いにほぼまたは名目上平行
であることを必要とする仕様に従って製造される。
【0006】静横揺れトルク及び静縦揺れトルクは、そ
れらの回転軸が垂直平面に向いたヘッドスライダの中心
回りあり、ヘッドスライダがディスクの上方を浮動して
いる間に、所望の平面平行を維持するためにヘッドスラ
イダ上に作用する不均等な力によって発生する。すなわ
ち、静トルクは、所望の静止(すなわち基準)姿勢に対
して所定軸回りの回転を発生させようとするトルクすな
わち力のモーメントであると定義される。
れらの回転軸が垂直平面に向いたヘッドスライダの中心
回りあり、ヘッドスライダがディスクの上方を浮動して
いる間に、所望の平面平行を維持するためにヘッドスラ
イダ上に作用する不均等な力によって発生する。すなわ
ち、静トルクは、所望の静止(すなわち基準)姿勢に対
して所定軸回りの回転を発生させようとするトルクすな
わち力のモーメントであると定義される。
【0007】ヘッドサスペンションアセンブリに適用し
た場合、横揺れトルクの軸は、ヘッドサスペンションア
センブリの長手方向軸線に一致する。静横揺れトルクの
値は、たわみトングがベースプレートに平行である時に
静横揺れトルク軸の各側で測定される。たわみ部分が製
造中に静横揺れトルクの軸回りにねじれている(すなわ
ち、この軸に沿ったディスクに対するたわみトングの平
面非平行状態がある)場合、横揺れトルク軸の各側で測
定された値が一致しない。
た場合、横揺れトルクの軸は、ヘッドサスペンションア
センブリの長手方向軸線に一致する。静横揺れトルクの
値は、たわみトングがベースプレートに平行である時に
静横揺れトルク軸の各側で測定される。たわみ部分が製
造中に静横揺れトルクの軸回りにねじれている(すなわ
ち、この軸に沿ったディスクに対するたわみトングの平
面非平行状態がある)場合、横揺れトルク軸の各側で測
定された値が一致しない。
【0008】このため、取付けられたヘッドスライダが
対応のディスク表面に対して浮動姿勢にある時、トング
をねじってディスクに対して平面平行調整状態に戻すた
めの力(誘導横揺れトルク値と呼ばれる)が必要であ
る。
対応のディスク表面に対して浮動姿勢にある時、トング
をねじってディスクに対して平面平行調整状態に戻すた
めの力(誘導横揺れトルク値と呼ばれる)が必要であ
る。
【0009】縦揺れトルクの軸は、ヘッドサスペンショ
ンアセンブリの長手方向軸線に直交している。静縦揺れ
トルクの値は、たわみトングがベースプレートに平行で
ある時に静縦揺れトルク軸の各側で測定される。たわみ
部分が製造中に静縦揺れトルクの軸回りにねじれている
(すなわち、この軸に沿ったディスクに対するたわみト
ングの平面非平行状態がある)場合、縦揺れトルク軸の
各側で測定された値が一致しない。
ンアセンブリの長手方向軸線に直交している。静縦揺れ
トルクの値は、たわみトングがベースプレートに平行で
ある時に静縦揺れトルク軸の各側で測定される。たわみ
部分が製造中に静縦揺れトルクの軸回りにねじれている
(すなわち、この軸に沿ったディスクに対するたわみト
ングの平面非平行状態がある)場合、縦揺れトルク軸の
各側で測定された値が一致しない。
【0010】このため、取付けられたヘッドスライダが
対応のディスク表面に対して浮動姿勢にある時、トング
をねじってディスクに対して平行調整状態に戻すための
力(誘導縦揺れトルク値と呼ばれる)が必要である。も
ちろん、実際の状態では、たわみ部分が両軸に対してね
じれており、縦揺れ軸及び横揺れ軸回りの調整が必要で
ある可能性もあることは理解されるであろう。
対応のディスク表面に対して浮動姿勢にある時、トング
をねじってディスクに対して平行調整状態に戻すための
力(誘導縦揺れトルク値と呼ばれる)が必要である。も
ちろん、実際の状態では、たわみ部分が両軸に対してね
じれており、縦揺れ軸及び横揺れ軸回りの調整が必要で
ある可能性もあることは理解されるであろう。
【0011】これらのトルクは、たわみ部分/スライダ
接合面における静止姿勢及びたわみ部分の縦揺れ及び横
揺れによる変形に対する抵抗の大きさ、即ち,こわさ
(剛度) によって表すこともできる。理想的または所望
の縦揺れ及び横揺れトルクは、部品がディスク駆動装置
内に理想的な平面平行配置に設置された場合に存在する
ものと定義するのが最良である。実際のディスク駆動装
置では、縦揺れ及び横揺れ静トルクが、スライダ及びデ
ィスクの空気軸受表面間に逆の力を発生する結果、ディ
スクの上方のスライダの浮動高さに影響を与えるため、
最適な読み/書き状態から外れ、ヘッド/ディスク接合
面が分離することになる。
接合面における静止姿勢及びたわみ部分の縦揺れ及び横
揺れによる変形に対する抵抗の大きさ、即ち,こわさ
(剛度) によって表すこともできる。理想的または所望
の縦揺れ及び横揺れトルクは、部品がディスク駆動装置
内に理想的な平面平行配置に設置された場合に存在する
ものと定義するのが最良である。実際のディスク駆動装
置では、縦揺れ及び横揺れ静トルクが、スライダ及びデ
ィスクの空気軸受表面間に逆の力を発生する結果、ディ
スクの上方のスライダの浮動高さに影響を与えるため、
最適な読み/書き状態から外れ、ヘッド/ディスク接合
面が分離することになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のたわみ部分の構
造では、たわみトングがたわみ部分からヘッドスライダ
の方へずれて、ヘッドスライダの上表面とたわみ部分の
下表面との間にジンバル隙間を生じることができるよう
になっている。このオフセットは、たわみトングと横材
とが結合する位置に、たわみトングに形成されたディン
プルと組み合わせて形成されている。
造では、たわみトングがたわみ部分からヘッドスライダ
の方へずれて、ヘッドスライダの上表面とたわみ部分の
下表面との間にジンバル隙間を生じることができるよう
になっている。このオフセットは、たわみトングと横材
とが結合する位置に、たわみトングに形成されたディン
プルと組み合わせて形成されている。
【0013】この標準的なたわみ部分構造は、縦揺れ剛
度が低く、横揺れ剛度が中程度の値である。縦揺れ剛度
及び横揺れ剛度は、それぞれ力×距離/度で測定され
る。このため、たわみ部分の新しい構造の開発において
は、現在のところ静縦揺れ及び横揺れトルク誤差の原因
になっている製造上のばらつきを正確に補償及び補正す
るたわみ部分及び製造方法を提供することが最も望まし
い。静縦揺れ及び静横揺れの両トルクを補正できること
が適切なたわみ部分/スライダ調整に必要であるため、
製造方法は、静縦揺れトルクと共に静横揺れトルクを補
正できなければならない。
度が低く、横揺れ剛度が中程度の値である。縦揺れ剛度
及び横揺れ剛度は、それぞれ力×距離/度で測定され
る。このため、たわみ部分の新しい構造の開発において
は、現在のところ静縦揺れ及び横揺れトルク誤差の原因
になっている製造上のばらつきを正確に補償及び補正す
るたわみ部分及び製造方法を提供することが最も望まし
い。静縦揺れ及び静横揺れの両トルクを補正できること
が適切なたわみ部分/スライダ調整に必要であるため、
製造方法は、静縦揺れトルクと共に静横揺れトルクを補
正できなければならない。
【0014】このような事情に鑑みて、本発明は、静ト
ルクオフセット補償部分を備えたジンバルたわみ部分を
有するヘッドサスペンションアセンブリを提供すること
を目的としている。
ルクオフセット補償部分を備えたジンバルたわみ部分を
有するヘッドサスペンションアセンブリを提供すること
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヘッドスライ
ダを対応のディスク表面に対して支持するためのヘッド
サスペンションアセンブリ(HSA)である。このアセ
ンブリには基端部と先端部とを備えた負荷ビームが設け
られており、基端部はベースプレートに取付けられる構
造になっている。たわみトングが、負荷ビームの先端部
から弾性的に延出しており、ヘッドスライダに取付けら
れる構造のスライダ係合表面を備えている。トングのス
ライダ係合表面には、たわみトングとヘッドスライダと
の間の第1軸静オフセット誤差を補正できるように第1
軸周りに傾斜した成形部分が設けられている。成形部分
はまた、第2軸静オフセット誤差を補正できるように第
2軸周りに傾斜させたり、静縦揺れ及び静横揺れの両オ
フセット誤差を補正できるように両軸に対して傾斜させ
た形状にすることもできる。たわみトングのスライダ係
合表面には、様々な形状の、例えば円筒形断面、球形断
面または卵形断面の成形部分を形成することができる。
ダを対応のディスク表面に対して支持するためのヘッド
サスペンションアセンブリ(HSA)である。このアセ
ンブリには基端部と先端部とを備えた負荷ビームが設け
られており、基端部はベースプレートに取付けられる構
造になっている。たわみトングが、負荷ビームの先端部
から弾性的に延出しており、ヘッドスライダに取付けら
れる構造のスライダ係合表面を備えている。トングのス
ライダ係合表面には、たわみトングとヘッドスライダと
の間の第1軸静オフセット誤差を補正できるように第1
軸周りに傾斜した成形部分が設けられている。成形部分
はまた、第2軸静オフセット誤差を補正できるように第
2軸周りに傾斜させたり、静縦揺れ及び静横揺れの両オ
フセット誤差を補正できるように両軸に対して傾斜させ
た形状にすることもできる。たわみトングのスライダ係
合表面には、様々な形状の、例えば円筒形断面、球形断
面または卵形断面の成形部分を形成することができる。
【0016】本発明は、また、上記のHSAにヘッドス
ライダを取付ける方法を含む。この方法は、負荷ビーム
の基端部を収容できる構造の負荷ビーム基準面と、ヘッ
ドスライダを収容できる構造のスライダ基準面とを含む
アセンブリ固定部分を設けることを含んでいる。
ライダを取付ける方法を含む。この方法は、負荷ビーム
の基端部を収容できる構造の負荷ビーム基準面と、ヘッ
ドスライダを収容できる構造のスライダ基準面とを含む
アセンブリ固定部分を設けることを含んでいる。
【0017】負荷ビーム及びヘッドスライダを所定の
(ほぼ平行で平面的な)関係に位置決めして向きを定め
ることができるように、負荷ビーム及びスライダ基準面
が互いに位置決めして向きが定められる。たわみトング
の傾斜成形部分によって、所望の最適平行平面性を達成
できるように適当な軸に沿ってスライダ/たわみ部分接
合面を調節することができる。負荷ビーム及びヘッドス
ライダをこの所定の関係でそれぞれの基準面に固定配置
した状態で、多様な傾斜成形補償部分によって与えられ
たZ方向の高さギャップに接着剤を満たして、ヘッドス
ライダがたわみトングのヘッド係合表面に接着される。
(ほぼ平行で平面的な)関係に位置決めして向きを定め
ることができるように、負荷ビーム及びスライダ基準面
が互いに位置決めして向きが定められる。たわみトング
の傾斜成形部分によって、所望の最適平行平面性を達成
できるように適当な軸に沿ってスライダ/たわみ部分接
合面を調節することができる。負荷ビーム及びヘッドス
ライダをこの所定の関係でそれぞれの基準面に固定配置
した状態で、多様な傾斜成形補償部分によって与えられ
たZ方向の高さギャップに接着剤を満たして、ヘッドス
ライダがたわみトングのヘッド係合表面に接着される。
【0018】
【作用】本発明のヘッドサスペンションは、ヘッドスラ
イダに対面するたわみトングにスライダ取付け表面側か
ら延出する湾曲表面の成形部分を設けて、たわみ部分と
ヘッドスライダの上部との間に隙間を形成するオフセッ
トを形成し、さらに、この成形部分をヘッドスライダに
固定する状態にして、所望の平面平行状態を維持する。
これにより、サスペンション及びスライダ間の静横揺れ
及び/または静縦揺れオフセットをなくす。
イダに対面するたわみトングにスライダ取付け表面側か
ら延出する湾曲表面の成形部分を設けて、たわみ部分と
ヘッドスライダの上部との間に隙間を形成するオフセッ
トを形成し、さらに、この成形部分をヘッドスライダに
固定する状態にして、所望の平面平行状態を維持する。
これにより、サスペンション及びスライダ間の静横揺れ
及び/または静縦揺れオフセットをなくす。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、たわみトングとスライダの上部との間の
接着剤領域がたわみトングの多様な傾斜部分と協働し
て、サスペンションとスライダとの間の静横揺れ及び/
または静縦揺れをなくすか、補償することができる本発
明のヘッドサスペンションアセンブリの2つの実施例を
示している。
図1〜図6は、たわみトングとスライダの上部との間の
接着剤領域がたわみトングの多様な傾斜部分と協働し
て、サスペンションとスライダとの間の静横揺れ及び/
または静縦揺れをなくすか、補償することができる本発
明のヘッドサスペンションアセンブリの2つの実施例を
示している。
【0020】図1〜図5のアセンブリでは、たわみトン
グ10に、薄壁管の壁の一部分の形状に湾曲させた円筒形
部分12が設けられている。このため、円筒形部分12は、
たわみトング10とヘッドスライダ24との間のすべての横
揺れ軸オフセット誤差を補償できるように、横揺れ軸周
りに傾斜している。即ち、この円筒形部分12は、取付け
られたヘッドスライダ24に凸側が向いて長手方向に円筒
形状となっている。
グ10に、薄壁管の壁の一部分の形状に湾曲させた円筒形
部分12が設けられている。このため、円筒形部分12は、
たわみトング10とヘッドスライダ24との間のすべての横
揺れ軸オフセット誤差を補償できるように、横揺れ軸周
りに傾斜している。即ち、この円筒形部分12は、取付け
られたヘッドスライダ24に凸側が向いて長手方向に円筒
形状となっている。
【0021】図1〜図5に示されているように、トング
10の反対側の表面は対応の凹状表面になって、負荷ビー
ム30の負荷支持ディンプル26の適当な静横揺れ姿勢調整
に対応できるようになっている。円筒形部分12は、たわ
み部分16からヘッドスライダ24の上部までに隙間を形成
するオフセットを与えており、またアセンブリ及びヘッ
ドスライダ24の上部間のすべての横揺れ静止姿勢非平行
に対応できるように、たわみトング10とヘッドスライダ
24の上部との間に湾曲表面を形成している。
10の反対側の表面は対応の凹状表面になって、負荷ビー
ム30の負荷支持ディンプル26の適当な静横揺れ姿勢調整
に対応できるようになっている。円筒形部分12は、たわ
み部分16からヘッドスライダ24の上部までに隙間を形成
するオフセットを与えており、またアセンブリ及びヘッ
ドスライダ24の上部間のすべての横揺れ静止姿勢非平行
に対応できるように、たわみトング10とヘッドスライダ
24の上部との間に湾曲表面を形成している。
【0022】たわみトング10の円筒形部分12がサスペン
ションの静横揺れ誤差をどのように補正するかを説明す
るため、図5は、サスペンションにその長さ方向に沿っ
た横揺れねじれが生じている場合を示している。
ションの静横揺れ誤差をどのように補正するかを説明す
るため、図5は、サスペンションにその長さ方向に沿っ
た横揺れねじれが生じている場合を示している。
【0023】たわみ部分16の平面が、スライダ24に対し
て角度θ傾斜しているように図示されている。円筒形部
分12及び接着剤25が、スライダ24とたわみトング10との
間の空間を満たして、ねじれた角度での接着を可能に
し、完成したアセンブリに横揺れトルクが発生すること
を防止している。
て角度θ傾斜しているように図示されている。円筒形部
分12及び接着剤25が、スライダ24とたわみトング10との
間の空間を満たして、ねじれた角度での接着を可能に
し、完成したアセンブリに横揺れトルクが発生すること
を防止している。
【0024】本発明によれば、この新規な概念は、たわ
みトングに2軸方向に沿って湾曲した成形部分を設け
て、ヘッドスライダをHSAに組み付ける際の縦揺れ及
び横揺れの両トルクを補償できるようにすることによっ
て、横揺れ及び縦揺れ誤差の両方の補正まで拡大するこ
とができる。
みトングに2軸方向に沿って湾曲した成形部分を設け
て、ヘッドスライダをHSAに組み付ける際の縦揺れ及
び横揺れの両トルクを補償できるようにすることによっ
て、横揺れ及び縦揺れ誤差の両方の補正まで拡大するこ
とができる。
【0025】図6〜図9は、図1〜図5のたわみトング
10の円筒形部分12の代わりに、縦揺れ及び横揺れ軸の両
方の周りに傾斜した卵形部分22を備え、卵形部分22の凸
状表面が対応のヘッドスライダ24側になるようにしたた
わみトング20を示している。
10の円筒形部分12の代わりに、縦揺れ及び横揺れ軸の両
方の周りに傾斜した卵形部分22を備え、卵形部分22の凸
状表面が対応のヘッドスライダ24側になるようにしたた
わみトング20を示している。
【0026】図8及び図9に示されているように、トン
グ20の反対側の表面は対応の凹状表面部分になって、負
荷支持ディンプル26の適当な静縦揺れ及び横揺れ姿勢調
整に対応できるようになっている。この卵形部分22は、
たわみ部分28からヘッドスライダ24の上部までに隙間を
与えており、またヘッドスライダ24を接着剤25で卵形部
分22に取付ける時、サスペンション及びヘッドスライダ
24の上部間の横揺れ及び縦揺れの両方の静止姿勢非平行
に対応できるように、たわみトング20とヘッドスライダ
24の上部との間に湾曲表面を形成している。
グ20の反対側の表面は対応の凹状表面部分になって、負
荷支持ディンプル26の適当な静縦揺れ及び横揺れ姿勢調
整に対応できるようになっている。この卵形部分22は、
たわみ部分28からヘッドスライダ24の上部までに隙間を
与えており、またヘッドスライダ24を接着剤25で卵形部
分22に取付ける時、サスペンション及びヘッドスライダ
24の上部間の横揺れ及び縦揺れの両方の静止姿勢非平行
に対応できるように、たわみトング20とヘッドスライダ
24の上部との間に湾曲表面を形成している。
【0027】図1〜図9のヘッドサスペンションアセン
ブリには、外周に補強レール32を設けた負荷ビーム30も
示されている。ばね領域36に切り欠き34が設けられてい
る。アクチュエータアームに取付けるため、負荷ビーム
30の先端部にベースプレート38が取付けられており、負
荷ビーム30及びベースプレート38の両方に据え込み孔40
が貫設されている。
ブリには、外周に補強レール32を設けた負荷ビーム30も
示されている。ばね領域36に切り欠き34が設けられてい
る。アクチュエータアームに取付けるため、負荷ビーム
30の先端部にベースプレート38が取付けられており、負
荷ビーム30及びベースプレート38の両方に据え込み孔40
が貫設されている。
【0028】スライダ24を本発明によるたわみ部分16ま
たは28を備えたサスペンションアセンブリに組み付ける
ため、図10に示されているように、負荷ビーム取付け基
準面42及びヘッドスライダ取付け基準面44が、上下方向
に所定量だけ離して互いに所定の平行で平面的な関係に
設けられている。本発明によるたわみ部分16または28を
備えた負荷ビーム30は負荷ビーム取付け基準面42に対し
て位置決めされ、ヘッドスライダ24はヘッドスライダ取
付け基準面44に対して位置決めされる。
たは28を備えたサスペンションアセンブリに組み付ける
ため、図10に示されているように、負荷ビーム取付け基
準面42及びヘッドスライダ取付け基準面44が、上下方向
に所定量だけ離して互いに所定の平行で平面的な関係に
設けられている。本発明によるたわみ部分16または28を
備えた負荷ビーム30は負荷ビーム取付け基準面42に対し
て位置決めされ、ヘッドスライダ24はヘッドスライダ取
付け基準面44に対して位置決めされる。
【0029】負荷ビーム30(及び取付けられたたわみ部
分16または28)とヘッドスライダ24が互いにこの所定関
係にある状態で、ヘッドスライダ24がたわみトング10、
20のヘッド係合表面に接着剤で取付けられる。たわみト
ング10上の円筒形部分12またはたわみトング20上の卵形
部分22のため、横揺れ軸(図1〜図5に示されているた
わみ部分16の場合)または横揺れ及び縦揺れ軸(図6〜
図9に示されているたわみ部分28の場合)に沿ったトン
グ10または20とヘッド24との間のすべての静トルクオフ
セット誤差をそれぞれのたわみトング10または20の成形
部分12または22によって補償することができる。
分16または28)とヘッドスライダ24が互いにこの所定関
係にある状態で、ヘッドスライダ24がたわみトング10、
20のヘッド係合表面に接着剤で取付けられる。たわみト
ング10上の円筒形部分12またはたわみトング20上の卵形
部分22のため、横揺れ軸(図1〜図5に示されているた
わみ部分16の場合)または横揺れ及び縦揺れ軸(図6〜
図9に示されているたわみ部分28の場合)に沿ったトン
グ10または20とヘッド24との間のすべての静トルクオフ
セット誤差をそれぞれのたわみトング10または20の成形
部分12または22によって補償することができる。
【0030】このように、接着剤25が組み付け時の静横
揺れ及び縦揺れの両方の姿勢誤差を吸収または補償し
て、HSA完成品から静横揺れ及び縦揺れトルクの誤差
を取り除くか、ほぼなくすことができる。
揺れ及び縦揺れの両方の姿勢誤差を吸収または補償し
て、HSA完成品から静横揺れ及び縦揺れトルクの誤差
を取り除くか、ほぼなくすことができる。
【0031】図11のアセンブリでは、たわみトング50が
たわみ部分の長手方向軸線に沿ってV字溝形部分52を備
えて、V字溝形部分52の頂部を取付けられているヘッド
スライダ24側に向けている。V字溝形部分52の内表面
は、負荷支持ディンプル26の適当な静横揺れ姿勢調整に
対応する。このV字溝形部分52は、たわみ部分56からヘ
ッドスライダ24の上部までに隙間を形成するオフセット
を与えており、またアセンブリ及びヘッドスライダ24の
上部間のすべての横揺れ静姿勢非平行に対応できるよう
に、たわみトング50とヘッドスライダ24の上部との間に
補償隙間を形成している。
たわみ部分の長手方向軸線に沿ってV字溝形部分52を備
えて、V字溝形部分52の頂部を取付けられているヘッド
スライダ24側に向けている。V字溝形部分52の内表面
は、負荷支持ディンプル26の適当な静横揺れ姿勢調整に
対応する。このV字溝形部分52は、たわみ部分56からヘ
ッドスライダ24の上部までに隙間を形成するオフセット
を与えており、またアセンブリ及びヘッドスライダ24の
上部間のすべての横揺れ静姿勢非平行に対応できるよう
に、たわみトング50とヘッドスライダ24の上部との間に
補償隙間を形成している。
【0032】図1〜図5では、たわみトング10の円筒形
部分12は、側縁部がヘッドスライダ24と向き合った関係
にある時にそれから上下方向に約0.03mm〜0.06mmずれる
ように、曲率が決定される。図6〜図9のたわみトング
20の卵形部分22は、その外周縁部がヘッドスライダ24と
向き合った関係にある時にそれから上下方向に約0.03mm
〜0.06mmずれるように、曲率が決定される。これらの距
離は、たわみトング及びヘッドスライダの向き合った表
面間の接着剤の通常の厚さである。
部分12は、側縁部がヘッドスライダ24と向き合った関係
にある時にそれから上下方向に約0.03mm〜0.06mmずれる
ように、曲率が決定される。図6〜図9のたわみトング
20の卵形部分22は、その外周縁部がヘッドスライダ24と
向き合った関係にある時にそれから上下方向に約0.03mm
〜0.06mmずれるように、曲率が決定される。これらの距
離は、たわみトング及びヘッドスライダの向き合った表
面間の接着剤の通常の厚さである。
【0033】前述したように、従来のたわみ構造では、
たわみトングをたわみ部分からヘッドスライダ側へずら
して、ヘッドスライダの上表面とたわみ部分の下表面と
の間にジンバル隙間が形成されるようにしている。この
従来形のオフセットは、たわみトングと横材とが結合す
る位置に、たわみトングに形成されたディンプルと組み
合わせて形成されている。
たわみトングをたわみ部分からヘッドスライダ側へずら
して、ヘッドスライダの上表面とたわみ部分の下表面と
の間にジンバル隙間が形成されるようにしている。この
従来形のオフセットは、たわみトングと横材とが結合す
る位置に、たわみトングに形成されたディンプルと組み
合わせて形成されている。
【0034】本発明によれば、たわみトングに第1及び
/または第2軸周りに傾斜した成形部分を設けることに
よって、たわみトングをたわみ部分からそのように従来
通りにずらせる必要がないことに注意されたい。しか
し、必要に応じてこのオフセットを設けてもよい。ま
た、本発明に従ってたわみトングに第1及び/または第
2軸周りに傾斜した成形部分を設けることによって、負
荷支持ディンプルが負荷ビームに設けられていることに
も注意されたい。
/または第2軸周りに傾斜した成形部分を設けることに
よって、たわみトングをたわみ部分からそのように従来
通りにずらせる必要がないことに注意されたい。しか
し、必要に応じてこのオフセットを設けてもよい。ま
た、本発明に従ってたわみトングに第1及び/または第
2軸周りに傾斜した成形部分を設けることによって、負
荷支持ディンプルが負荷ビームに設けられていることに
も注意されたい。
【0035】もちろん、縦揺れ軸(すなわち、たわみ部
分の長手方向軸線に直交する方向)に沿ってだけ湾曲形
状を設けたたわみ部分であれば、縦揺れ軸に沿った静ト
ルクオフセット誤差だけを補償できることは、当該分野
の専門家には明らかであろう。
分の長手方向軸線に直交する方向)に沿ってだけ湾曲形
状を設けたたわみ部分であれば、縦揺れ軸に沿った静ト
ルクオフセット誤差だけを補償できることは、当該分野
の専門家には明らかであろう。
【0036】
【発明の効果】本発明のヘッドサスペンションアセンブ
リは、ヘッドスライダに取付けるスライダ取付け表面を
有しているたわみ部分に、スライダ取付け表面から延出
した成形部分を設けて、これをヘッドスライダに固定し
た状態にすることにより、負荷ビームとヘッドスライダ
との間に所望の平面平行状態を維持でき、かつサスペン
ションとスライダとの間の静横揺れ及び/または静縦揺
れをなくすか、または補償することができる。
リは、ヘッドスライダに取付けるスライダ取付け表面を
有しているたわみ部分に、スライダ取付け表面から延出
した成形部分を設けて、これをヘッドスライダに固定し
た状態にすることにより、負荷ビームとヘッドスライダ
との間に所望の平面平行状態を維持でき、かつサスペン
ションとスライダとの間の静横揺れ及び/または静縦揺
れをなくすか、または補償することができる。
【0037】さらに、成形部分が、たわみ部分の表面に
2軸方向に沿って湾曲した表面を形成すれば、縦揺れ及
び横揺れの両トルクを補償できる。
2軸方向に沿って湾曲した表面を形成すれば、縦揺れ及
び横揺れの両トルクを補償できる。
【図1】たわみトングが長手方向に円筒形に湾曲してい
る本発明のジンバルたわみ部分の斜視図である。
る本発明のジンバルたわみ部分の斜視図である。
【図2】図1のたわみ部分及びヘッドスライダの、一部
破断して示す拡大図である。
破断して示す拡大図である。
【図3】図1のたわみ部分の断面図である。
【図4】図1のたわみ部分の別の断面図である。
【図5】図1のたわみ部分の断面図であり、静横揺れを
示している。
示している。
【図6】たわみトングに卵形部分を設けた本発明のヘッ
ドサスペンションアセンブリの第2実施例の斜視図であ
る。
ドサスペンションアセンブリの第2実施例の斜視図であ
る。
【図7】図6のたわみ部分及びヘッドスライダの、一部
破断して示す拡大図である。
破断して示す拡大図である。
【図8】図6の断面図である。
【図9】図6の別の断面図である。
【図10】位置決め基準面に位置決めされた本発明のヘ
ッドサスペンションアセンブリを示す図面である。
ッドサスペンションアセンブリを示す図面である。
【図11】たわみトングに傾斜部分を設けた本発明のジ
ンバルたわみ部分の別の実施例を示す断面図である。
ンバルたわみ部分の別の実施例を示す断面図である。
10 たわみトング 12 円筒形部分 16 たわみ部分 24 ヘッドスライダ 30 負荷ビーム
Claims (7)
- 【請求項1】 ヘッドスライダをディスク駆動装置のア
クチュエータアームから支持するためのヘッドサスペン
ションアセンブリであって、 アクチュエータアームに取付けられる構造の基端部と先
端部とを有する負荷ビームと、 負荷ビームの先端部から弾性的に延び、前記ヘッドスラ
イダに取付けるスライダ取付け表面を有しているたわみ
部分とを備えており、 前記スライダ取付け表面は、負荷ビームとヘッドスライ
ダとの間に所望の平面平行状態を得るために、たわみ部
分とヘッドスライダとの間の静オフセット誤差を補正で
きるようにスライダ取付け表面から延出した成形部分を
有しており、この成形部分は、前記所望の平面平行状態
を維持するようにヘッドスライダに固定される構造にな
っていることを特徴とするヘッドサスペンションアセン
ブリ。 - 【請求項2】 たわみ部分のスライダ取付け表面に固定
された1つのヘッドスライダをさらに含んでいることを
特徴とする請求項1のヘッドサスペンションアセンブ
リ。 - 【請求項3】 ヘッドスライダが、接着剤でたわみ部分
の表面に接着されていることを特徴とする請求項2のヘ
ッドサスペンションアセンブリ。 - 【請求項4】 ディスク表面を備えた回転可能なディス
クをさらに含み、ヘッドサスペンションアセンブリが、
ディスク表面に対してスライダを支持することを特徴と
する請求項4のヘッドサスペンションアセンブリ。 - 【請求項5】 成形部分は、たわみ部分に凸状表面を有
していることを特徴とする請求項1のヘッドサスペンシ
ョンアセンブリ。 - 【請求項6】 成形部分は、ほぼ球形断面を有している
ことを特徴とする請求項1のヘッドサスペンションアセ
ンブリ。 - 【請求項7】 アクチュエータアームに取付けられる
構造の基端部と先端部とを設けた負荷ビームと、負荷ビ
ームの先端部から弾性的に延び、前記ヘッドスライダに
取付けられる構造のスライダ取付け表面を備えているた
わみ部分とを有する、ヘッドサスペンションアセンブリ
にヘッドスライダを取付ける方法であって、 負荷ビームの基端部を収容できる構造の負荷ビーム基準
面及びヘッドスライダを収容できる構造のスライダ基準
面を含むアセンブリ固定部分を用意し、負荷ビーム及び
ヘッドスライダを互いに所定の関係に位置決めかつ向き
を定めるために、負荷ビーム及びスライダ基準面を互い
に位置決めかつ向きを定め、 次に、前記負荷ビームを負荷ビーム基準面上に固定配置
し、 さらに、前記ヘッドスライダをスライダ基準面上に固定
配置し、 前記負荷ビーム及びヘッドスライダを所定の関係に維持
して、前記ヘッドスライダをたわみ部分のスライダ取付
け表面に取付ける、各ステップを有していることを特徴
とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16574993A | 1993-12-10 | 1993-12-10 | |
US165749 | 1998-10-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07211034A true JPH07211034A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=22600290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6331754A Pending JPH07211034A (ja) | 1993-12-10 | 1994-12-09 | ヘッドサスペンションアセンブリ及びヘッドスライダの取付け方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5661619A (ja) |
JP (1) | JPH07211034A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6856487B1 (en) * | 2002-06-10 | 2005-02-15 | Magnecomp Corporation | Suspension with minimized second torsion gain |
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JPH11339413A (ja) | 1998-03-27 | 1999-12-10 | Fujitsu Ltd | ヘッドアセンブリ及び記憶装置 |
US6154952A (en) * | 1998-04-22 | 2000-12-05 | Hutchinson Technology, Inc. | Attachment isolation structures for adjusting head slider static attitude |
US6400532B1 (en) * | 1998-06-17 | 2002-06-04 | Magnecomp Corp. | Recording head suspension with coupled dimple and channel |
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US6266869B1 (en) | 1999-02-17 | 2001-07-31 | Applied Kinetics, Inc. | Method for assembling components |
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CN1162859C (zh) * | 2000-06-08 | 2004-08-18 | 新科实业有限公司 | 采用环形旋转压电执行机构的高密度硬盘驱动器的双级执行机构系统 |
KR100392633B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2003-07-23 | 삼성전자주식회사 | 광디스크 드라이브의 광픽업장치 |
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US6965500B1 (en) * | 2002-02-22 | 2005-11-15 | Western Digital Technologies, Inc. | Suspension design for attenuation of disk flutter induced track mis-registration of a hard disk drive by manipulation of load beam pitch angle |
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US20060285249A1 (en) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Shinobu Hagiya | Method for reducing PSA tilt in Femto format sliders through increased adhesive area |
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-
1994
- 1994-12-09 JP JP6331754A patent/JPH07211034A/ja active Pending
-
1995
- 1995-08-22 US US08/517,672 patent/US5661619A/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-09-03 US US08/697,923 patent/US5729889A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5661619A (en) | 1997-08-26 |
US5729889A (en) | 1998-03-24 |
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