JPH07210446A - 優先順位判別装置 - Google Patents

優先順位判別装置

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JPH07210446A
JPH07210446A JP349994A JP349994A JPH07210446A JP H07210446 A JPH07210446 A JP H07210446A JP 349994 A JP349994 A JP 349994A JP 349994 A JP349994 A JP 349994A JP H07210446 A JPH07210446 A JP H07210446A
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memory
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data
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JP349994A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nasu
敏幸 那須
Hiroshi Ohata
大畑  浩
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力装置(I/O)からメモリまたはメモ
リからI/Oへのデータ転送時に、どのI/Oとメモリ
間でデータを転送するかを決定するための、予め決めら
れた優先順位を変えられるようにし、融通性を向上させ
る。 【構成】 一時格納バッファ41からの出力にもとづき
予め決められた優先順位により、メモリ・インターフェ
ース42の使用権を与える優先順位判別回路44Bに対
し、残りのデータ転送数が少なくなった一時格納バッフ
ァ41からの出力だけを通過させ、他の出力をマスクす
るマスク回路44Aを設けることで、決められた優先順
位が低いためにデータ転送ができなくなる不都合を回避
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データを高速転送す
るDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)などの転送
技術、特にI/Oインタフェースが複数個ある場合に、
どのI/Oインタフェースに対応するバッファメモリと
メモリインタフェース間でデータ転送するかを決定する
優先順位判別装置に関する。具体的には、固定磁気ディ
スク装置などに使用されるDMA機能を想定しており、
特にマルチ・リード/ライト機能を持つ固定磁気ディス
ク装置のDMA機能を対象としている。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例を図8に示す。同図にお
いて、1A,1Bは入出力装置(I/O)、2はデータ
転送制御装置、3はSRAM(static RA
M),DRAM(dynamic RAM)などの共通
メモリ(単に、メモリともいう)を示し、ここではI/
O1(1A)からI/O2(1B)へデータを転送する
ものとして説明する。また、I/O1Aとしては例えば
インターフェースコントローラチップ(スカジーコント
ローラチップなど)を、またI/O1Bとしては例えば
固定磁気ディスク装置内のハードディスクコントローラ
をそれぞれ想定している。
【0003】すなわち、I/O1AからのデータはI/
Oインターフェース1を通して、メモリ・インターフェ
ースからメモリ3に記録される。この記録されたデータ
は、再びメモリ・インターフェースによりI/Oインタ
ーフェース2からI/O1Bへと出力される。このと
き、I/O1Aからは次のデータが入力され、したがっ
て、I/Oインターフェース1とI/Oインターフェー
ス2は入力,出力を同時に行なっていることになる。ま
た、メモリ・インターフェースはデータの流れに不都合
が生じないように、データの入力と出力の切り換えを行
なうようにしている。
【0004】図9にデータ転送制御装置2の内部構成例
を示し、ここでも、I/O1AからI/O1Bへデータ
を転送するものとする。データ転送手順としては、I/
Oインターフェース1から所定量(例えば256バイ
ト)のデータをメモリ3に予め転送し、このデータ転送
が終了すると、この予め転送したデータをメモリ3から
読み出し、I/Oインターフェース2から出力する。こ
れと同時に、I/Oインターフェース1により次のデー
タをメモリ3に転送する。この動作を繰り返すことによ
り、I/O1AからI/O1Bへデータが転送されるこ
とになる。なお、以後の動作においても、I/Oインタ
ーフェース1からは次のデータをメモリ3に転送し、I
/Oインターフェース2からは予め転送されているデー
タをメモリ3から読み出し、出力する動作が並行して行
なわれているものとする。
【0005】I/O1AからI/O1Bにデータを転送
するとき、優先順位判別装置は、予め設定されている各
I/Oのメモリ・インターフェースの使用優先順位と、
FIFO(ファーストインファーストアウト)式やリン
グバッファ式のバッファメモリ(以下、一時格納バッフ
ァともいう)によるデータ転送要求度からメモリ・イン
ターフェースの使用権を決定し、メモリ・インターフェ
ース使用権のある一時格納バッファとメモリ間でデータ
転送を行なう。
【0006】使用優先順位の設定は、例えば固定磁気デ
ィスク装置などでは、磁気ヘッド側のデータ、すなわ
ち、磁気ヘッドからの再生データや、磁気ヘッドへの記
録データはリアルタイムにデータ転送を行なう必要があ
り、データの流れが止まると再生失敗や記録失敗になっ
てしまう。これに対し、ホストコンピュータ側のデータ
転送もリアルタイムに行なう必要があるが、この場合は
データの流れが止まっても、データが連続的に転送され
る限りはデータ転送失敗とはならない。
【0007】そこで、磁気ヘッド側のデータ転送の優先
順位を高くして、上記のような不都合が生じないように
している。いま、メモリ・インターフェースの使用優先
順位を、I/O2(1B)>I/O1(1A)と想定す
る。また、各一時格納バッファの容量を10バイトと仮
定し、データ転送要求信号として、「REQ5」と「R
EQ1」を用いるものとする。なお、「REQ5」と
は、データ転送が5バイト以上可能であることを示す信
号であり、I/Oからメモリにデータを転送するとき
は、I/Oから転送され一時格納バッファに存在するデ
ータが5バイト以上あることを意味する。
【0008】もちろん、既に一時格納バッファにデータ
が全て(この場合は10バイト)格納されており、一時
格納バッファからメモリにデータが転送されれば、一時
格納バッファに存在するデータは減り、5バイト未満と
なれば「REQ5」はOFFとなる。また、メモリから
I/Oにデータを転送するときは、一時格納バッファが
5バイト以上空いていることを意味する。もちろん、既
に一時格納バッファにデータが全て(この場合は10バ
イト)格納されており、一時格納バッファからI/Oに
データが転送されれば、一時格納バッファに存在するデ
ータは減り、5バイト以上空きとなれば「REQ5」は
ONとなる。なお、「REQ1」は、データ転送が1バ
イト以上可能であることを示す信号であり、転送データ
数が違うだけでその他の点は「REQ5」と同様である
とする。一般的には、「REQn」(nは零および負数
を除く任意の整数)を用いることができる。
【0009】以上のことから、メモリ・インターフェー
スの使用権の優先順位は、メモリ・インターフェースの
使用優先順位とデータ転送要求信号とから、 I/O2(1B) REQ5 >I/O1(1A) REQ5 >I/O2(1B) REQ1 >I/
O1(1A) REQ1 の如く表わされる。ここで、図9において、I/O1A
からI/O1Bにデータ転送を開始するとき、各一時格
納バッファは全て空き状態であるとする。この状態でデ
ータ転送を開始すると、I/O1AからのデータはI/
Oインターフェース1を通して一時格納バッファ1に格
納される。このとき、一時格納バッファ2は空きなの
で、「REQ5」はONである。よって、そのメモリ・
インターフェースの使用権の優先順位が最も高いので、
メモリから一時格納バッファ2へとデータ転送が行なわ
れる。
【0010】このとき、一時格納バッファ2を一杯にす
るかどうかはシステムの構成によるが、ここではメモリ
と一時格納バッファ間のデータ転送を、1回につき最大
10バイトとする。これは、一時格納バッファからI/
Oへ出力されることにより、一時格納バッファが一杯に
ならない可能性があるためである。しかし、I/Oの転
送速度よりメモリの転送速度が早ければこのような現象
は発生しない。実際にはメモリの転送速度の方が早い場
合が多く、上記のようなことは発生しないことが多い。
また、ここではメモリの転送速度の方が充分に早いと想
定する。
【0011】よって、メモリから一時格納バッファ2へ
データが転送されるとき、一時格納バッファ2が空きな
ので、10バイトのデータ転送が行なわれる。つまり、
データ転送が開始されると、一時格納バッファ2にデー
タが格納されるので、I/Oインターフェース2からデ
ータが出力される。メモリと一時格納バッファ2間のデ
ータが転送が終了すると、一時格納バッファ2からの
「REQ5」はOFFとなる。
【0012】このとき、一時格納バッファ1には既にデ
ータが格納されているため、最低でも一時格納バッファ
1からの「REQ1」はONしている。また、I/Oイ
ンターフェース2から少なくとも1バイトのデータが出
力していると考えられるため、一時格納バッファの「R
EQ1」もONしていると考えられる。したがって、一
時格納バッファ1の「REQ5」がONしているかどう
かで、次にメモリとデータ転送を行なう一時格納バッフ
ァが決まることになる。
【0013】ここでは、一時格納バッファ1の「REQ
5」がONしているとする。そうすると、一時格納バッ
ファ1に格納されているデータをメモリに出力する。こ
こでも、上記と同様にメモリと一時格納バッファ間のデ
ータ転送は、1回につき最大10バイトとする。一時格
納バッファ1とメモリ間のデータ転送が終了すると、一
時格納バッファ1は空きになっていると考えられる。
【0014】通常、データ転送が開始されると、I/O
1AからI/O1Bにデータ転送する場合、一時格納バ
ッファ1は一杯になることのないように、また、一時格
納バッファ2は空きになることのないように、メモリと
の間でデータ転送が行なわれる。すなわち、各I/Oと
のデータ転送が、途切れることのないように設計されて
いる。
【0015】したがって、このとき、一時格納バッファ
1の「REQ1」はOFFしており、一時格納バッファ
2の「REQ1」はONしているはずである。このた
め、メモリとデータ転送を行なうのは一時格納バッファ
2ということになる。メモリと一時格納バッファ2間の
データ転送が終了すると、一時格納バッファ2の「RE
Q1」はOFFし、一時格納バッファ2の「REQ1」
はONしているはずである。よって、メモリとデータ転
送を行なうのは一時格納バッファ2ということになる。
この繰り返しにより、データ転送が行なわれる。
【0016】ここで、各I/Oとメモリ間で転送したデ
ータのカウントは、次のようなタイミングで行なわれ
る。I/Oからメモリに転送する場合、I/Oから一時
格納バッファにデータを転送する毎にカウントを行な
う。もし、一時格納バッファからメモリにデータを転送
する毎にカウントすると、必要なデータは既にI/Oか
ら転送されて一時格納バッファに存在するにも関わら
ず、必要以上のデータをI/Oから入力しようとするこ
とが考えられるためである。
【0017】これに対し、メモリからI/Oに転送する
場合、メモリから一時格納バッファにデータを転送する
毎にカウントを行なう。もし、一時格納バッファからI
/Oにデータを転送する毎にカウントすると、必要なデ
ータは既にメモリから転送されて一時格納バッファに存
在するにも関わらず、必要以上のデータをメモリから入
力しようとすることが考えられる。このように、I/O
からメモリに転送する場合は、I/Oから一時格納バッ
ファにデータを転送する毎にカウントを行ない、メモリ
からI/Oに転送する場合は、メモリから一時格納バッ
ファにデータを転送する毎にカウントを行なうこととす
る。なお、残りのデータ転送数も上記のタイミングで計
算される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来方式
において、以下の条件のときの動作について考える。 1)I/Oが3個以上の複数個ある。 2)3個以上のI/Oとのデータ転送を同じに行なって
いる。 3)データ転送を行なっているI/Oのうち、メモリ/
インターフェースの使用優先順位の低いI/Oの、残り
のデータ転送数が少なくなった。 4)データ転送数の少なくなったI/Oのデータ転送方
向は、I/Oからメモリへの転送である。
【0019】特に、ここでは、具体的に以下のように特
定する。 1)I/Oが3個ある。 2)3個のI/Oとのデータ転送を同じに行なってい
る。 3)メモリ・インターフェースの使用優先順位の最低の
I/Oの、残りのデータ転送数が5バイト未満となっ
た。 4)データ転送数の少なくなったI/Oのデータ転送方
向は、I/Oからメモリへの転送である。ここで、I/
Oを3個にしたのは説明を簡略化するためであり、また
5バイト未満としたのは、従来例の説明で「REQ5」
を使用しているためである。
【0020】図10は上記のような場合の構成を示すブ
ロック図である。これは、I/Oを3個と想定した関係
から、図8に示すものに対しI/O3とI/Oインター
フェース3を付加して構成されている。そして、メモリ
・インターフェースの使用優先順位の最高のI/Oを、
ここではI/O1(1A)とし、次にI/O2(1
B)、最低のI/OをI/O3(1C)とする。また、
図示は省略されているが、バッファメモリとして一時格
納バッファ1〜3が設けられているものとする。
【0021】いま、I/O3とのデータ転送方向を、I
/O3からメモリへのデータ転送とする。I/O1およ
びI/O2のデータ転送方向は特にこだわらないが、そ
れぞれメモリからI/Oへのデータ転送とし、各I/O
とのデータ転送を同時に行なっている。このとき、I/
O1およびI/O2の一時格納バッファは空になること
がなく、また、I/O3の一時格納バッファは一杯にな
ることがないように、メモリ・インターフェースが各一
時格納バッファを切り換えながらメモリとのデータ転送
を行なっている。すなわち、各I/Oとのデータ転送の
流れに損傷のないように、メモリ・インターフェースを
切り換えながらデータ転送を行なっている。
【0022】このとき、データ転送制御装置内では各一
時格納バッファからのデータ転送要求信号、すなわち、
「REQ5」および「REQ1」により優先順位判別装
置がメモリ・インターフェースの使用優先順位を判別
し、その判別結果に応じて一時格納バッファとメモリ間
のデータ転送を行なっている。ここで、データ転送が行
なわれ、I/O3の残りのデータ転送数が少なくなって
5バイト未満、例えば4バイトになったとする。また、
I/O3のデータ転送方向はI/O3からメモリへのデ
ータ転送なので、転送したデータのカウントはI/Oか
ら一時格納バッファへデータ転送する毎にカウントす
る。すなわち、残りのデータ転送数が4バイトというこ
とは、残り4バイトのデータがI/Oから一時格納バッ
ファへ転送されることを意味する。
【0023】このとき、I/O3に対応する一時格納バ
ッファ3は空と想定すると、一時格納バッファ3からの
データ転送要求信号である「REQ5」および「REQ
1」はOFFしている。ここで、一時格納バッファ1お
よび一時格納バッファ2からのデータ転送要求信号がO
Nしており、例えば両方とも「REQ1」のみがONし
ているとする。すると、最もメモリ・インターフェース
の使用優先順位が高いのは一時格納バッファ1であり、
一時格納バッファ1とメモリ間でデータ転送が行なわれ
る。ここで、I/O3と一時格納バッファ3との間でデ
ータ転送が行なわれたとすると、一時格納バッファ3の
「REQ1」がONする。ここで注意すべき点は、残り
の4バイトが一時格納バッファ3に転送されても、「R
EQ1」しかONしないことである。
【0024】次に、メモリとのデータ転送を行なうの
は、一時格納バッファ2の「REQ1」がONのため、
一時格納バッファ2である。そこで、一時格納バッファ
2とメモリとの間でデータ転送が行なわれる。ここで、
再び一時格納バッファ1からの「REQ1」がONした
とする。すると、次にメモリとのデータ転送を行なうの
は一時格納バッファ1となり、一時格納バッファ1とメ
モリとの間でデータ転送が行なわれる。さらに、ここで
一時格納バッファ2の「REQ1」がONしたとする
と、次にメモリとのデータ転送を行なうのは一時格納バ
ッファ2となる。
【0025】以上のように、メモリ・インターフェース
の使用優先順位の最も低い一時格納バッファの残りのデ
ータ転送数が少なくなって「REQ1」しかONしなく
なり、他の一時格納バッファとメモリ間のデータ転送を
行なっているときに、もう一方の一時格納バッファの
「REQ1」がONすると、この一時格納バッファとメ
モリとのデータ転送が行なわれてしまうことになり、結
局、メモリ・インターフェースの使用優先順位の低い一
時格納バッファとメモリとのデータ転送が行なわれな
い、という問題が発生する。したがって、この発明の課
題は、メモリ・インターフェースの使用優先順位の最も
低い一時格納バッファについてもメモリとのデータ転送
ができるようにし、データ転送の融通性を向上させるこ
とにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、複数の入出力装置(I/O)と
共通メモリとの間に、各I/Oとのインターフェースを
司る複数のI/Oインターフェースおよび共通メモリと
のインターフェースを司るメモリ・インターフェースを
設けるとともに、各I/Oインターフェースとメモリ・
インターフェースとの間にはそれぞれバッファメモリを
設け、各I/Oから共通メモリまたは共通メモリから各
I/Oに対しデータを転送するに当たり、どのI/Oイ
ンターフェースに対応するバッファメモリとメモリ・イ
ンターフェース間でデータ転送するかを決定する優先順
位判別装置であって、前記メモリ・インターフェースと
各I/O対応のバッファメモリとのデータ転送のうち、
I/Oからメモリへデータを転送するときは、I/Oか
らバッファメモリに転送され共通メモリへは出力されて
いないデータ数にもとづき決定されるデータ転送要求度
と、予め設定されている各バッファメモリのメモリ・イ
ンターフェースの使用優先順位とにより、これに対し、
メモリからI/Oへデータを転送するときは、メモリか
らバッファメモリに格納可能なデータ数にもとづき決定
されるデータ転送要求度と、予め設定されている各バッ
ファメモリのメモリ・インターフェースの使用優先順位
とにより、それぞれ使用優先順位を判定する優先順位判
定手段を少なくとも有し、各I/Oに対応するバッファ
メモリからのデータ転送要求度が同じならば、メモリ・
インターフェース使用優先順位の高いバッファメモリと
データ転送を行なうと決定し、メモリ・インターフェー
スの使用優先順位が低くても、データ転送要求度の高い
バッファメモリがあるときは、データ転送要求度の高い
バッファメモリとデータ転送を行なうように決定する優
先順位判別装置において、下記(1)または(2)若し
くは(3)のようにすることを特徴としている。
【0027】(1)所定I/Oに対する残りのデータ転
送数が或る値より少なくなったときは、そのI/Oに対
するデータ転送が終了するまで、他のI/Oに対応する
バッファメモリからの転送要求を全てマスクするマスク
手段を設ける(請求項1)。 (2)所定I/Oに対する残りのデータ転送数が或る値
より少なくなったときは、そのI/Oに対するデータ転
送が終了するまで、他のI/Oに対応するバッファメモ
リからの転送要求を全てマスクするマスク手段と、残り
のデータ転送数が或る値より少なくなったI/Oが複数
個あるときは、どのバッファメモリからの転送要求をマ
スクするかを、メモリ・インターフェースの使用優先順
位にもとづき判別するマスク優先判別手段とを設ける
(請求項2)。 (3)所定I/Oに対する残りのデータ転送数が或る値
より少なくなったときは、予め設定されているメモリ・
インターフェース使用優先順位を変更し、残りのデータ
転送数が或る値より少なくなったI/Oが複数個あると
きは、前記予め設定されているメモリ・インターフェー
ス使用優先順位に応じて使用優先順位を変更する優先順
位入れ換え手段を設けたことを特徴としている(請求項
3)。
【0028】(4)請求項1では、前記I/O対応の各
バッファメモリから出力されるデータ転送要求として優
先順位の高い高データ転送要求と、低い低データ転送要
求の複数種類出力し、低データ転送要求のみを前記マス
ク手段に入力し、低データ転送要求のうちでは残りのデ
ータ転送数が或る値より少なくなったものを最優先させ
ることができる(請求項4)。 (5)請求項2では、前記I/O対応の各バッファメモ
リから出力されるデータ転送要求として優先順位の高い
高データ転送要求と、低い低データ転送要求の複数種類
出力し、低データ転送要求のみを前記マスク手段に入力
し、低データ転送要求のうちでは残りのデータ転送数が
或る値より少なくなったものを最優先させることができ
る(請求項5)。 (6)請求項3では、前記I/O対応の各バッファメモ
リから出力されるデータ転送要求として優先順位の高い
高データ転送要求と、低い低データ転送要求の複数種類
出力し、低データ転送要求のみを前記優先順位入れ換え
手段に入力し、低データ転送要求のうちでは残りのデー
タ転送数が或る値より少なくなったものを最優先させる
ことができる(請求項6)。
【0029】
【作用】残りのデータ転送数が少なくなった一時格納バ
ッファのメモリ・インターフェースの使用優先順位を高
くすることにより、たとえ一時格納バッファから低いデ
ータ転送要求信号しか出力されなくても、メモリ・イン
ターフェースの使用優先順位を高くしてメモリ・インタ
ーフェースの使用権を確保できるようにし、他の一時格
納バッファからのデータ転送要求信号との関係から、メ
モリ・インターフェースの使用権が与えられなくなると
いう事態を回避し得るようにする。
【0030】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。41(21A,21B,21C),42はそれぞれ
図9と同様の一時格納バッファ,メモリ・インターフェ
ースである。43は残りのデータ転送数計算装置、44
はマスク回路44Aおよび優先順位判別回路44Bから
なる優先順位判別装置、45はメモリ・インターフェー
ス切り換え装置である。
【0031】残りのデータ転送数計算装置43の内部に
は各I/Oに対応する転送総数を格納するレジスタ43
A、およびデータ転送を開始してから実際に転送したデ
ータのカウント数を格納するレジスタまたはカウンタ
(ここではレジスタとする)43Bが設けられている。
転送総数レジスタ43Aには転送総数h〜jが入力さ
れ、転送カウント数レジスタ43Bにはカウント数k〜
mが入力される。なお、データ転送数計算装置43は、
これらの転送総数と転送カウント数との減算により、残
りのデータ転送数を計算する。
【0032】データ転送数計算装置43は、所定の演算
により求めた残りのデータ転送数の計算結果から、或る
I/Oの残りのデータ転送数が或る値より少なくなった
らマスク制御信号gを出力する。このマスク制御信号g
には、どのI/Oの残りのデータ転送数が少なくなった
かの情報を含んでいる。マスク制御信号gがマスク回路
44Aに入力されると、マスク回路44Aは残りのデー
タ転送数の少なくなったI/Oに対するデータ転送要求
信号、例えばcのみを通し、マスク後のデータ転送要求
信号fのみを出力する。
【0033】このように、優先順位判別回路44Bでは
一時格納バッファ41Aに対応するマスク後のデータ転
送要求信号d、および一時格納バッファ41Bに対応す
るマスク後のデータ転送要求信号eはマスクされている
ため、データ転送要求信号がOFFしているのと等し
く、そのため、一時格納バッファ41Cに対応するマス
ク後のデータ転送要求信号fしかONしていないと判断
し、一時格納バッファ41Cにメモリインタフェースの
使用権を与えると判断し、優先順位判別回路44Bから
優先順位判断結果pを出力する。
【0034】この優先順位判断結果pはメモリ・インタ
ーフェース切り換え装置45に入力されるので、切り換
え装置45では優先順位判断結果pに応じて、各一時格
納バッファ41のデータライン(q〜s)をメモリ・イ
ンターフェース42に接続する。このマスク状態は、残
りのデータ転送数が或る値より少なくなったI/Oのデ
ータ転送が終了するまで続き、データ転送が終了すると
マスク状態は解除され、通常状態に戻る。
【0035】図2はこの発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。図2からも明らかなように、この実施例
は図1に示すものに対し、マスク優先順位判別回路44
Cを付加して構成される。I/Oからメモリにデータを
転送するとき、I/Oから一時格納バッファにデータが
転送されると、データのカウントが行なわれる。すなわ
ち、メモリとの間でデータ転送が行なわれなくても、カ
ウントは行なわれる。これは、メモリ・インターフェー
スの使用権が与えられなくてもカウントが行なわれ、優
先順位判別装置やメモリとは独立してカウントが行なわ
れることを意味する。
【0036】つまり、マスク回路44Aによってデータ
転送要求信号がマスクされ、メモリ・インターフェース
の使用権が与えられなくてもカウントが行なわれ、残り
のデータ転送数が少なくなることが考えられる。すなわ
ち、或るI/Oの残りのデータ転送数が少なくなった
後、別のI/Oの残りのデータ転送数が少なくなること
が発生する可能性がある。このとき、先に残りのデータ
転送数が少なくなったI/Oのデータ転送を行ない、こ
のデータ転送を先に終わらせてから、次にメモリとのデ
ータ転送を行なうか、もともとの優先順位に従い優先順
位の高いI/Oのデータ転送を先に行ない、そのデータ
転送を先に終わらせてから、次にメモリとのデータ転送
を行なうかが問題となる。図1は前者の例、図2は後者
の例ということになる。
【0037】図2におけるメモリ・インターフェース4
2の使用優先順位は、以下のようになる。 I/O1>I/O2>I/O3 また、I/O1,I/O2,I/O3に対応するマスク
制御信号はg1,g2,g3である。したがって、マス
ク制御信号の優先順位は以下のようになる。 g1>g2>g3
【0038】いま、I/O3の残りのデータ転送数が少
なくなると、I/O3に対応するマスク制御信号g3が
ONする。このとき、マスク優先順位判別回路44Cは
信号g3のみがONのため、I/O3以外のデータ転送
要求信号をマスクする命令であるマスク制御信号gをマ
スク回路44Aへ出力する。その結果、マスク回路44
AはI/O1およびI/O2のデータ転送要求信号であ
るaおよびbをマスクし、マスク後のデータ転送要求信
号fのみを出力する。
【0039】その後、I/O2の残りのデータ転送数が
少なくなると、I/O2に対応するマスク制御信号g2
がONする。このとき、マスク優先順位判別回路44C
には信号g2およびg3が入力されている。マスク優先
順位判別回路44Cは、上記優先順位にもとづき優先順
位の高い方g2を選択し、I/O2以外のデータ転送要
求信号をマスクする命令であるマスク制御信号gをマス
ク回路44Aへ出力する。つまり、マスク回路44Aは
I/O2のデータ転送要求信号であるbのマスクを中止
し、I/O1およびI/O3のデータ転送要求信号であ
るaおよびcをマスクし、マスク後のデータ転送要求信
号eのみを出力する。
【0040】I/O2に対するデータ転送が行なわれ、
そのデータ転送が終了すると、I/O2に対応するマス
ク制御信号g2がOFFする。すると、I/O3に対応
するマスク制御信号g3のみがONするため、マスク優
先順位判別回路44Cは、再びI/O3以外のデータ転
送要求信号をマスクする信号としての、マスク制御信号
gをマスク回路44Aへ出力する。これにより、マスク
回路44AはI/O1,I/O2のデータ転送要求信号
であるa,bをマスクし、マスク後のデータ転送要求信
号fのみを出力する。優先順位判別回路44Bは、マス
ク回路44Aからの出力に応じて優先順位判別結果pを
出力し、メモリ・インターフェース切り換え装置45を
切り換え、一時格納バッファ41(ここでは41C)と
メモリ間でデータ転送を行なう。
【0041】図3はこの発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。ここでは、優先順位判別回路44Bの入
力信号がu,v,w,…であり、優先順位判別回路44
Bにおける優先順位判別の論理が、 u>v>w… となっている点が特徴である。ここに、uは優先順位が
最も高いデータ転送要求信号、vは次に高いデータ転送
要求信号、wはその次に高いデータ転送要求信号であ
る。また、優先順位判別回路44Bはデータ転送要求信
号u,v,w,…により優先順位判別結果pを出力す
る。
【0042】t1,t2,t3は優先順位入れ換え制御
信号であり、図2のマスク制御信号g1,g2,g3…
と全く同じ信号と見て良く、残りのデータ転送数が少な
くなるとONし、データ転送が終了するとOFFする信
号である。また、優先順位入れ換え回路44Dは優先順
位入れ換え制御信号t1,t2,t3を受け、予め設定
してあるメモリ・インターフェースの優先順位に従い、
優先順位の入れ換えを行なう。さらに、データ転送数の
カウントは、図1や図2の場合と異なり、データ転送要
求信号を入れ換えるだけのため、ほぼ通常状態でカウン
トされているものと考えて良い。よって、或るI/Oの
残りのデータ転送数が少なくなった後、別のI/Oの残
りのデータ転送数が少なくなる場合が、多々発生するも
のと予想される。
【0043】いま、図3において、予め設定しているメ
モリ・インターフェースの優先順位に対応する、一時格
納バッファからのデータ転送要求信号a,b,cの優先
関係を、 a>b>c とする。そうすると、優先順位入れ換え制御信号t1,
t2,t3が全てOFFの状態では、優先順位入れ換え
回路44Dの入力信号と出力信号との関係は、次のよう
になる。 u=a,v=b,w=c
【0044】ここで、優先順位入れ換え制御信号t3が
ONすると、優先順位入れ換え回路44Dにおける入力
信号と出力信号の関係が入れ換わる。このとき、一時格
納バッファからのデータ転送要求信号cの優先順位をど
こまで高くするかが問題であるが、この例では最も高い
と想定する。すると、優先順位入れ換え回路44Dの入
力信号と出力信号の関係は以下の如くなる。 u=c,v=a,w=b 次に、優先順位入れ換え制御信号t2もONすると、一
時格納バッファからのデータ転送要求信号cよりも、一
時格納バッファからのデータ転送要求信号bの方が予め
設定されている優先順位が高いため、優先順位入れ換え
回路44Dの入力信号と出力信号の関係は次のようにな
る。 u=b,v=c,w=a
【0045】以上のように、優先順位入れ換え制御信号
t1,t2,t3により、優先順位入れ換え回路44D
では一時格納バッファからのデータ転送要求信号a,
b,cを入れ換え、入れ換え後のデータ転送要求信号
u,v,wにより優先順位判別回路44Bは優先順位を
判別して優先順位判別結果pを出力し、メモリ・インタ
ーフェース切り換え装置45を切り換え、一時格納バッ
ファとメモリ間でデータ転送を行なう。このとき、優先
順位判別結果pは入れ換え前のデータ転送要求信号a,
b,c、および入れ換え後のデータ転送要求信号u,
v,wとの関係を把握している。
【0046】一時格納バッファとデータ転送要求信号
a,b,cおよび優先順位入れ換え制御信号t1,t
2,t3との関係を表1に示す。
【表1】
【0047】また、優先順位入れ換え回路44Dの論
理、つまり優先順位入れ換え制御信号t1,t2,t3
のON/OFF時におけるデータ転送要求信号a,b,
cおよびu,v,wの関係を表2に示す。
【表2】
【0048】すなわち、表2では、tx がONしたとき
にはtx に対応する一時格納バッファの優先順位が最高
となり、複数個のtx がONしたときにはtx がOFF
している一時格納バッファの優先順位よりも高くなり、
かつ、tx がONした一時格納バッファの中では、予め
設定されている優先順位に従って優先順位を決めるよう
にしている。
【0049】図4は第4の実施例を示すブロック図であ
る。これは、図1に示すものに対し、一時格納バッファ
からのデータ転送要求信号a,b,cがa1,b1,c
1とa2,b2,c2の2系統に分割され、a2,b
2,c2のみをマスク回路44Aに導入されている点が
特徴である。ここに、a1,b1,c1は優先順位の高
い高データ転送要求信号、a2,b2,c2は優先順位
の低い低データ転送要求信号である。したがって、マス
ク回路44Aには低データ転送要求信号が入力されてい
ることになる。なお、ここではデータ転送要求信号を
高,低の2種類としているが、一般的には複数種類にす
ることができる。
【0050】図4において、例えば一時格納バッファ4
1Cの残りのデータ転送数が少なくなるとマスク制御信
号gが出力され、マスク回路44Aは一時格納バッファ
41A,41Bの低データ転送要求信号a2,b2をマ
スクする。すると、優先順位判別回路44Bはa1,b
1,c1およびc2であるfしか入力していないのと同
等である。このため、優先順位判別回路44Bにおける
優先順位は以下のようになる。 a1>b1>c1…>f
【0051】すなわち、低データ転送要求ではa2,b
2は無視されてc2のみが有効となるので、一時格納バ
ッファ41Cが最優先される。そこで、a1,b1,c
1,…,fの状態によって優先順位判別回路44Bは優
先順位を判別して優先順位判別結果pを出力し、メモリ
インタフェース切り換え装置45を切り換え、一時格納
バッファとメモリ間でデータ転送を行なう。なお、以上
のマスク状態はI/O3のデータ転送が終了すると、解
除される。
【0052】図5はこの発明の第5実施例を示すブロッ
ク図である。これは、図2の変形例を示すもので、図4
と同じく一時格納バッファからのデータ転送要求信号
a,b,cがa1,b1,c1とa2,b2,c2の2
系統に分割され、a2,b2,c2のみをマスク回路4
4Aに導入している点が特徴である。ここでも、a1,
b1,c1は優先順位の高い高データ転送要求信号、a
2,b2,c2は優先順位の低い低データ転送要求信号
である。したがって、マスク回路44Aには低データ転
送要求信号が入力されていることになる。図2との相違
は、低データ転送要求信号のみマスク回路44Aに入力
するようにしている点にある。
【0053】また、データ転送数のカウントは図2の場
合とは異なり、ほぼ、通常状態でカウントされていると
考えて良い。これは、a1,b1,c1はマスクされ
ず、通常状態と同様に優先順位判別回路44Bに入力さ
れているため、a1,b1,c1の状態により、それぞ
れメモリ・インターフェースを切り換え、各々の一時格
納バッファとメモリ間でデータ転送を行なうためであ
る。このため、或るI/Oの残りのデータ転送数が少な
くなった後、別のI/Oの残りのデータ転送数が少なく
なる場合が、多々発生するものと予想される。
【0054】さらに、図5の図4との相違点は、マスク
優先順位判別回路44Cを備えている点にある。すなわ
ち、残りのデータ転送数が少なくなったI/Oが複数個
あるとき、または複数個になったときは予め設定された
優先順位に従い、残りのデータ転送数が少なくなったI
/Oのうち、最も優先順位の高いI/Oに対応する低デ
ータ転送要求信号のみを優先順位判別回路44Bに出力
することである。
【0055】つまり、図5において、例えばI/O3の
残りのデータ転送数が少なくなったとすると、残りのデ
ータ転送数計算装置43はマスク制御信号g3を出力す
る。このとき、他のマスク制御信号はOFFのため、マ
スク優先順位判別回路44Cはマスク制御信号g3を、
優先順位判別後のマスク制御信号gとして出力する。こ
れにより、マスク回路44AはI/O3に対応する低デ
ータ転送要求信号c2以外の低データ転送要求信号をマ
スクし、マスク後の低データ転送要求信号としてfを出
力する。したがって、優先順位判別回路44Bはa1,
b1,c1およびfにより、優先順位を判別することに
なる。
【0056】その後、データ転送が行なわれ、例えばI
/O2の残りのデータ転送数が少なくなったとすると、
残りのデータ転送数計算装置43はマスク制御信号g2
を出力する。すると、マスク優先順位判別回路44Cは
マスク制御信号g2,g3からマスクする優先順位を判
別し、ここではg2の方が高いため、I/O2以外の低
データ転送要求信号をマスクするための制御信号gを、
マスク回路44Aへ出力する。マスク回路44Aでは、
I/O2に対応する低データ転送要求信号b2以外の低
データ転送要求信号をマスクし、マスク後の低データ転
送要求信号としてeを出力する。
【0057】I/O2に対するデータ転送が行なわれ、
I/O2に対するデータ転送が終了すると、I/O2に
対応するマスク制御信号g2がOFFし、I/O3に対
応するマスク制御信号g3のみがONするため、マスク
回路44Aは再び低データ転送要求信号c2以外の低デ
ータ転送要求信号をマスクし、マスク後の低データ転送
要求信号としてfを出力する。優先順位判別回路44B
はマスク回路44Aからの出力にもとづき優先順位を判
別して優先順位判別結果pを出力し、メモリ・インター
フェース切り換え装置45を切り換え、一時格納バッフ
ァとメモリ間でデータ転送を行なう。
【0058】図6は第6の実施例を示すブロック図であ
る。これは、図3を変形したものであるが、図4,図5
と同様一時格納バッファからのデータ転送要求信号a,
b,cがa1,b1,c1とa2,b2,c2の2系統
に分割され、a2,b2,c2のみを優先順位入れ換え
回路44Dに導入している点が特徴である。ここに、a
1,b1,c1は優先順位の高い高データ転送要求信
号、a2,b2,c2は優先順位の低い低データ転送要
求信号である。したがって、優先順位入れ換え回路44
Dには低データ転送要求信号が入力されていることにな
る。
【0059】また、データ転送数のカウントは、図3の
場合と同じく、低データ転送要求信号を入れ換えるだけ
のため、ほぼ、通常状態でカウントされていると考えた
方が良い。よって、或るI/Oの残りのデータ転送数が
少なくなった後、別のI/Oの残りのデータ転送数が少
なくなる場合が多々発生することが予想される。
【0060】いま、データ転送要求信号a,b,cの優
先関係および優先順位入れ換え制御信号t1,t2,t
3の働き等は図3と同様とし、信号t1,t2,t3が
全てOFF状態とすると、優先順位入れ換え回路44D
における入力信号と出力信号との関係は、次のようにな
る。u=a2,v=b2,w=c2
【0061】ここで、例えば制御信号t3がONしたと
すると、優先順位入れ換え回路44Dではその入力信号
と出力信号との関係が変わる。ここで、一時格納バッフ
ァからのデータ転送要求信号c1の優先順位をどこまで
高くするかが問題であるが、この例でも最も高いとす
る。すると、優先順位入れ換え回路44Dの入力信号と
出力信号との関係は、以下のようになる。 u=c2,v=a2,w=b2次に、制御信号t2もO
Nすると、一時格納バッファからの低データ転送要求信
号c2よりも、b2の方が予め設定されている優先順位
が高いため、優先順位入れ換え回路44Dの入力信号と
出力信号との関係は、下記のようになる。 u=b2,v=c2,w=a2
【0062】以上のように、優先順位入れ換え制御信号
t1,t2,t3により、優先順位入れ換え回路44D
では一時格納バッファからの低データ転送要求信号a
2,b2,c2を入れ換え、高データ転送要求信号a
1,b1,c1と、入れ換え後のデータ転送要求信号
u,v,wにより優先順位判別回路44Bは優先順位を
判別して優先順位判別結果pを出力し、メモリ・インタ
ーフェース切り換え装置45を切り換え、一時格納バッ
ファとメモリ間でデータ転送を行なう。このとき、優先
順位判別結果pは入れ換え前の低データ転送要求信号a
2,b2,c2と、入れ換え後のデータ転送要求信号
u,v,wとの関係を把握している。また、制御信号t
1,t2,t3のON/OFF時におけるa2,b2,
c2とu,v,wとの関係は表2と同様である。
【0063】図7に図1,図2,図4,図5などで用い
られるマスク回路の1例を示す。すなわち、複数のスイ
ッチ記号で示されるマスク回路44Aの各スイッチは、
例えば図7のようなアンドゲート5で示すことができ
る。このアンドゲート5にはデータ転送要求信号a,
b,c…と、マスク制御信号gとが入力され、マスクす
べきデータ転送要求信号に対応するアンドゲートのマス
ク制御信号gをハイレベル(H)としてマスクし、優先
させるアンドゲートにのみマスク制御信号gをローレベ
ル(L)として使用権を与えるようにする。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、残りのデータ転送数
が少なくなったI/Oに対応するデータ転送要求信号の
優先順位を変更し、他のI/Oに対応するデータ転送要
求信号よりも優先順位を高くするようにしているため、
他のデータ転送要求信号との関係から優先順位が低い場
合でも、残りのデータ転送数が少なくなったI/Oに対
応する、一時格納バッファとメモリ間でデータ転送が行
なわれないという不都合を回避し、データ転送の融通性
を向上させることが可能になるという利点が得られる。
特に、請求項1によれば構成を最も簡単にすることがで
きる。
【0065】しかし、他にも残りのデータ転送数が少な
くなったI/Oがある場合、メモリ・インターフェース
の使用優先順位が低いにもかかわらず、メモリ・インタ
ーフェースを専有する可能性があるので、請求項2の如
く、マスク手段の他にマスク優先判別手段を設け、メモ
リ・インターフェースの使用優先順位に応じて使用権を
与えることにより、上記のような不都合の解消を図る。
【0066】ところが、上記のような手当てをしたとし
ても、何らかの原因により、残りのデータ転送数が少な
くなったI/Oとのデータ転送が行なわれないことが有
り得る。このような場合としては、I/O側でデータ転
送を行なうための準備ができていないことが考えられ、
このような場合が続くと、残りのデータ転送数が少なく
なったI/Oに対応するデータ転送要求信号以外をマス
クしているため、他のI/Oとのデータ転送が行なわれ
ない可能性が充分にある。つまり、データ転送要求信号
を単にマスクするだけでは、以上のような問題が生じる
ことになる。
【0067】そこで、請求項3の如く、データ転送要求
信号をマスクするだけではなく、データ転送要求信号の
優先順位を入れ換えるようにしている。しかし、この例
は表2にも示すように、例えばI/Oが3個あれば8通
りの論理があり、構成的に非常に複雑となる。したがっ
て、回路構成上の制約がある場合は好ましくない。
【0068】また、請求項1〜3では予め設定している
優先順位を変更してしまうので、当初の意図が失われて
しまう、という問題がある。特に、固定磁気ディスク装
置などでは、ヘッド側のデータの優先順位を最も高くし
ておく必要があるが、請求項1〜3ではヘッド側のデー
タの流れが途切れ、データ記録エラーまたはデータ再生
エラーとなる可能性がある。これに工夫をしたものが請
求項4〜6である。
【0069】すなわち、請求項4は請求項1に対応して
おり、上記の問題に対処し得る最も簡単な例である。こ
れについては、残りのデータ転送数が少なくなったI/
Oが複数あると、優先順位が低いにもかかわらず、他の
データ転送要求信号をマスクすることがある。そこで、
請求項5のように、データ転送要求の高いレベル(系統
または群)においては設定されている優先順位に従い、
データ転送要求の低いレベルにおいては残りのデータ転
送数の少ないI/Oを優先する。また、残りのデータ転
送数が少なくなったI/Oが複数個ある場合、残りのデ
ータ転送数の少ないI/Oのうちデータ転送要求の低い
レベルにおいては、予め設定されている優先順位の最も
高いI/Oが優先される。
【0070】請求項5では低データ転送要求信号をマス
クするので、好ましくない点もあるが、機能的にも構成
的にも最も良い例と考えられる。請求項6は請求項5の
好ましくない点を工夫したもので、低データ転送要求信
号を入れ換え、全てのデータ転送要求信号を優先判別回
路で見ているため、機能的にはとても良い。ただし、こ
れも請求項3と同じく構成が非常に複雑となるため、回
路構成上で制約がある場合は好ましくないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】この発明の第4実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】この発明の第5実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】この発明の第6実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】図1,図2,図4,図5に示すマスク回路の具
体例を示す構成図である。
【図8】データ転送装置の全体構成を示す概要図であ
る。
【図9】図8に示すデータ転送制御装置の具体例を示す
概要図である。
【図10】従来装置の問題点を説明するための概要図で
ある。
【符号の説明】
1A,1B,1C…入出力装置(I/O)、2…データ
転送制御装置、3…メモリ、5…アンドゲート、41
(41A,41B,41C)…一時格納バッファ、42
…メモリ・インターフェース、43…残りのデータ転送
数計算装置、44…優先順位判別装置、44A…マスク
回路、44B…優先順位判別回路、44C…マスク優先
順位判別回路、44D…優先順位入れ換え回路、45…
メモリ・インターフェース切り換え装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入出力装置(I/O)と共通メモ
    リとの間に、各I/Oとのインターフェースを司る複数
    のI/Oインターフェースおよび共通メモリとのインタ
    ーフェースを司るメモリ・インターフェースを設けると
    ともに、各I/Oインターフェースとメモリ・インター
    フェースとの間にはそれぞれバッファメモリを設け、各
    I/Oから共通メモリまたは共通メモリから各I/Oに
    対しデータを転送するに当たり、どのI/Oインターフ
    ェースに対応するバッファメモリとメモリ・インターフ
    ェース間でデータ転送するかを決定する優先順位判別装
    置であって、 前記メモリ・インターフェースと各I/O対応のバッフ
    ァメモリとのデータ転送のうち、I/Oからメモリへデ
    ータを転送するときは、I/Oからバッファメモリに転
    送され共通メモリへは出力されていないデータ数にもと
    づき決定されるデータ転送要求度と、予め設定されてい
    る各バッファメモリのメモリ・インターフェースの使用
    優先順位とにより、これに対し、メモリからI/Oへデ
    ータを転送するときは、メモリからバッファメモリに格
    納可能なデータ数にもとづき決定されるデータ転送要求
    度と、予め設定されている各バッファメモリのメモリ・
    インターフェースの使用優先順位とにより、それぞれ使
    用優先順位を判定する優先順位判定手段を少なくとも有
    し、 各I/Oに対応するバッファメモリからのデータ転送要
    求度が同じならば、メモリ・インターフェース使用優先
    順位の高いバッファメモリとデータ転送を行なうと決定
    し、メモリ・インターフェースの使用優先順位が低くて
    も、データ転送要求度の高いバッファメモリがあるとき
    は、データ転送要求度の高いバッファメモリとデータ転
    送を行なうように決定する優先順位判別装置において、 所定I/Oに対する残りのデータ転送数が或る値より少
    なくなったときは、そのI/Oに対するデータ転送が終
    了するまで、他のI/Oに対応するバッファメモリから
    の転送要求を全てマスクするマスク手段を設けたことを
    特徴とする優先順位判別装置。
  2. 【請求項2】 複数の入出力装置(I/O)と共通メモ
    リとの間に、各I/Oとのインターフェースを司る複数
    のI/Oインターフェースおよび共通メモリとのインタ
    ーフェースを司るメモリ・インターフェースを設けると
    ともに、各I/Oインターフェースとメモリ・インター
    フェースとの間にはそれぞれバッファメモリを設け、各
    I/Oから共通メモリまたは共通メモリから各I/Oに
    対しデータを転送するに当たり、どのI/Oインターフ
    ェースに対応するバッファメモリとメモリ・インターフ
    ェース間でデータ転送するかを決定する優先順位判別装
    置であって、 前記メモリ・インターフェースと各I/O対応のバッフ
    ァメモリとのデータ転送のうち、I/Oからメモリへデ
    ータを転送するときは、I/Oからバッファメモリに転
    送され共通メモリへは出力されていないデータ数にもと
    づき決定されるデータ転送要求度と、予め設定されてい
    る各バッファメモリのメモリ・インターフェースの使用
    優先順位とにより、これに対し、メモリからI/Oへデ
    ータを転送するときは、メモリからバッファメモリに格
    納可能なデータ数にもとづき決定されるデータ転送要求
    度と、予め設定されている各バッファメモリのメモリ・
    インターフェースの使用優先順位とにより、それぞれ使
    用優先順位を判定する優先順位判定手段を少なくとも有
    し、 各I/Oに対応するバッファメモリからのデータ転送要
    求度が同じならば、メモリ・インターフェース使用優先
    順位の高いバッファメモリとデータ転送を行なうと決定
    し、メモリ・インターフェースの使用優先順位が低くて
    も、データ転送要求度の高いバッファメモリがあるとき
    は、データ転送要求度の高いバッファメモリとデータ転
    送を行なうように決定する優先順位判別装置において、 所定I/Oに対する残りのデータ転送数が或る値より少
    なくなったときは、そのI/Oに対するデータ転送が終
    了するまで、他のI/Oに対応するバッファメモリから
    の転送要求を全てマスクするマスク手段と、残りのデー
    タ転送数が或る値より少なくなったI/Oが複数個ある
    ときは、どのバッファメモリからの転送要求をマスクす
    るかを、メモリ・インターフェースの使用優先順位にも
    とづき判別するマスク優先判別手段とを設けたことを特
    徴とする優先順位判別装置。
  3. 【請求項3】 複数の入出力装置(I/O)と共通メモ
    リとの間に、各I/Oとのインターフェースを司る複数
    のI/Oインターフェースおよび共通メモリとのインタ
    ーフェースを司るメモリ・インターフェースを設けると
    ともに、各I/Oインターフェースとメモリ・インター
    フェースとの間にはそれぞれバッファメモリを設け、各
    I/Oから共通メモリまたは共通メモリから各I/Oに
    対しデータを転送するに当たり、どのI/Oインターフ
    ェースに対応するバッファメモリとメモリ・インターフ
    ェース間でデータ転送するかを決定する優先順位判別装
    置であって、 前記メモリ・インターフェースと各I/O対応のバッフ
    ァメモリとのデータ転送のうち、I/Oからメモリへデ
    ータを転送するときは、I/Oからバッファメモリに転
    送され共通メモリへは出力されていないデータ数にもと
    づき決定されるデータ転送要求度と、予め設定されてい
    る各バッファメモリのメモリ・インターフェースの使用
    優先順位とにより、これに対し、メモリからI/Oへデ
    ータを転送するときは、メモリからバッファメモリに格
    納可能なデータ数にもとづき決定されるデータ転送要求
    度と、予め設定されている各バッファメモリのメモリ・
    インターフェースの使用優先順位とにより、それぞれ使
    用優先順位を判定する優先順位判定手段を少なくとも有
    し、 各I/Oに対応するバッファメモリからのデータ転送要
    求度が同じならば、メモリ・インターフェース使用優先
    順位の高いバッファメモリとデータ転送を行なうと決定
    し、メモリ・インターフェースの使用優先順位が低くて
    も、データ転送要求度の高いバッファメモリがあるとき
    は、データ転送要求度の高いバッファメモリとデータ転
    送を行なうように決定する優先順位判別装置において、 所定I/Oに対する残りのデータ転送数が或る値より少
    なくなったときは、予め設定されているメモリ・インタ
    ーフェース使用優先順位を変更し、残りのデータ転送数
    が或る値より少なくなったI/Oが複数個あるときは、
    前記予め設定されているメモリ・インターフェース使用
    優先順位に応じて使用優先順位を変更する優先順位入れ
    換え手段を設けたことを特徴とする優先順位判別装置。
  4. 【請求項4】 前記I/O対応の各バッファメモリから
    出力されるデータ転送要求として優先順位の高い高デー
    タ転送要求と、低い低データ転送要求の複数種類出力
    し、低データ転送要求のみを前記マスク手段に入力し、
    低データ転送要求のうちでは、残りのデータ転送数が或
    る値より少なくなったものを最優先させることを特徴と
    する請求項1に記載の優先順位判別装置。
  5. 【請求項5】 前記I/O対応の各バッファメモリから
    出力されるデータ転送要求として優先順位の高い高デー
    タ転送要求と、低い低データ転送要求の複数種類出力
    し、低データ転送要求のみを前記マスク手段に入力し、
    低データ転送要求のうちでは、残りのデータ転送数が或
    る値より少なくなったものを最優先させることを特徴と
    する請求項2に記載の優先順位判別装置。
  6. 【請求項6】 前記I/O対応の各バッファメモリから
    出力されるデータ転送要求として優先順位の高い高デー
    タ転送要求と、低い低データ転送要求の複数種類出力
    し、低データ転送要求のみを前記優先順位入れ換え手段
    に入力し、低データ転送要求のうちでは残りのデータ転
    送数が或る値より少なくなったものを最優先させること
    を特徴とする請求項3に記載の優先順位判別装置。
JP349994A 1994-01-18 1994-01-18 優先順位判別装置 Pending JPH07210446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065667A (ja) * 2010-11-08 2011-03-31 Renesas Electronics Corp 情報処理システム
US8429355B2 (en) 2004-12-06 2013-04-23 Renesas Electronics Corporation Information processor system

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8429355B2 (en) 2004-12-06 2013-04-23 Renesas Electronics Corporation Information processor system
US8621158B2 (en) 2004-12-06 2013-12-31 Renesas Electronics Corporation Information processor system
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