JPH07210430A - 分散ファイルのバックアップ装置 - Google Patents
分散ファイルのバックアップ装置Info
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- JPH07210430A JPH07210430A JP6006994A JP699494A JPH07210430A JP H07210430 A JPH07210430 A JP H07210430A JP 6006994 A JP6006994 A JP 6006994A JP 699494 A JP699494 A JP 699494A JP H07210430 A JPH07210430 A JP H07210430A
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- Japan
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- backup
- file
- medium
- capacity
- backed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のファイルを複数のバックアップ媒体に
並行してバックアップでき、また所定のプライオリティ
で行先媒体を選択する分散ファイルのバックアップ装置
を得る。 【構成】 バックアップ対象のファイルの少なくとも位
置と容量を記述したバックアップ対象記述ファイルと、
該対象ファイル内容を書き込むバックアップ媒体の少な
くとも位置と容量を記述した媒体定義ファイルと、上記
両ファイルの情報に基づいて予め定められた条件に適合
する媒体を順次選択して各バックアップ対象ファイルと
受け入れ媒体の組み合せを対応付けるバックアップ方針
決定手段と、上記対応付けが完了後にバックアップ媒体
へのバックアップ処理を行うバックアップ実施手段とを
備えた。
並行してバックアップでき、また所定のプライオリティ
で行先媒体を選択する分散ファイルのバックアップ装置
を得る。 【構成】 バックアップ対象のファイルの少なくとも位
置と容量を記述したバックアップ対象記述ファイルと、
該対象ファイル内容を書き込むバックアップ媒体の少な
くとも位置と容量を記述した媒体定義ファイルと、上記
両ファイルの情報に基づいて予め定められた条件に適合
する媒体を順次選択して各バックアップ対象ファイルと
受け入れ媒体の組み合せを対応付けるバックアップ方針
決定手段と、上記対応付けが完了後にバックアップ媒体
へのバックアップ処理を行うバックアップ実施手段とを
備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットワークに接続
された計算機のデータファイルのバックアップ装置に関
するものである。
された計算機のデータファイルのバックアップ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の分散ファイルのバックア
ップ方式のシステム構成を示す図である。従来、分散フ
ァイルのバックアップ方式は、図のJ3などで示される
複数のディスクに分散しているバックアップ対象のファ
イルを指定し、1台のバックアップ機能を持つサーバJ
1のバックアップ媒体J2にバックアップするものであ
った。しかし、従来の方法では、システム全体のコスト
が高くなってしまい、また、バックアップ機能を持たな
いファイルサーバではバックアップができないという問
題があった。
ップ方式のシステム構成を示す図である。従来、分散フ
ァイルのバックアップ方式は、図のJ3などで示される
複数のディスクに分散しているバックアップ対象のファ
イルを指定し、1台のバックアップ機能を持つサーバJ
1のバックアップ媒体J2にバックアップするものであ
った。しかし、従来の方法では、システム全体のコスト
が高くなってしまい、また、バックアップ機能を持たな
いファイルサーバではバックアップができないという問
題があった。
【0003】これに対して、特開平4−284549号
では、図13に示すように、ファイル登録手段J11を
設けて、バックアップ対象のファイルA、B、Cを指定
し、仮想的に設定したディスクJ12を経由してディス
ク装置J13にバックアップする方式が開示された。し
かし上記いずれの方法でも、従来の方式では、任意のバ
ックアップ媒体1つのみにしかバックアップが行えず、
従って複数のバックアップ対象ファイルを複数のバック
アップ媒体にバックアップするには、バックアップ対象
ファイルとバックアップ媒体を対応付け、複数のバック
アッププログラムを実行しなければならない。また、バ
ックアップ対象ファイルのサイズ合計がバックアップ媒
体の容量を越えるかどうかが最初に判らず、バックアッ
プ媒体に書き切れなくなった時点ではじめてバックアッ
プ媒体の交換が必要であることがオペレータへ通知され
た。オペレータがバックアップ媒体を確保し、バックア
ップ媒体を交換して交換通知をしてバックアップを再開
しても、バックアップ処理が終了するまで必要とされる
バックアップ媒体の数が判らなかった。また、複数のバ
ックアップ媒体を使用してバックアップする場合、すべ
てのバックアップ媒体の記憶容量に収まるようにバック
アップ対象のファイルサイズを計算し、それぞれ指定す
るか、無駄な領域ができることを覚悟の上、順番に指定
しなければならない。
では、図13に示すように、ファイル登録手段J11を
設けて、バックアップ対象のファイルA、B、Cを指定
し、仮想的に設定したディスクJ12を経由してディス
ク装置J13にバックアップする方式が開示された。し
かし上記いずれの方法でも、従来の方式では、任意のバ
ックアップ媒体1つのみにしかバックアップが行えず、
従って複数のバックアップ対象ファイルを複数のバック
アップ媒体にバックアップするには、バックアップ対象
ファイルとバックアップ媒体を対応付け、複数のバック
アッププログラムを実行しなければならない。また、バ
ックアップ対象ファイルのサイズ合計がバックアップ媒
体の容量を越えるかどうかが最初に判らず、バックアッ
プ媒体に書き切れなくなった時点ではじめてバックアッ
プ媒体の交換が必要であることがオペレータへ通知され
た。オペレータがバックアップ媒体を確保し、バックア
ップ媒体を交換して交換通知をしてバックアップを再開
しても、バックアップ処理が終了するまで必要とされる
バックアップ媒体の数が判らなかった。また、複数のバ
ックアップ媒体を使用してバックアップする場合、すべ
てのバックアップ媒体の記憶容量に収まるようにバック
アップ対象のファイルサイズを計算し、それぞれ指定す
るか、無駄な領域ができることを覚悟の上、順番に指定
しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式は、上記の
ように構成されていたので、複数のバックアップ対象フ
ァイルを複数のバックアップ媒体にバックアップするに
は、複数の対応付け作業と、複数のバックアッププログ
ラムの実行が必要で、オペレータの負荷が重く、間違い
の起る可能性もあるという課題があった。更に、バック
アップ対象ファイルが大量な場合など、当初に必要なバ
ックアップ容量が判らず、作業が長引き、また適切なバ
ックアップ媒体が選べないという課題もあった。更に、
バックアップ対象のファイル数が多い場合、プライオリ
ティの選択やそれらのファイルの継続した又は、並行し
たバックアップ処理が行なえず、継続処理のためのプロ
グラムの作成や、ファイルと媒体の調整が必要であり、
またバックアップはシーケンシャルに行なわれるため時
間がかかるという課題もあった。
ように構成されていたので、複数のバックアップ対象フ
ァイルを複数のバックアップ媒体にバックアップするに
は、複数の対応付け作業と、複数のバックアッププログ
ラムの実行が必要で、オペレータの負荷が重く、間違い
の起る可能性もあるという課題があった。更に、バック
アップ対象ファイルが大量な場合など、当初に必要なバ
ックアップ容量が判らず、作業が長引き、また適切なバ
ックアップ媒体が選べないという課題もあった。更に、
バックアップ対象のファイル数が多い場合、プライオリ
ティの選択やそれらのファイルの継続した又は、並行し
たバックアップ処理が行なえず、継続処理のためのプロ
グラムの作成や、ファイルと媒体の調整が必要であり、
またバックアップはシーケンシャルに行なわれるため時
間がかかるという課題もあった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、複数の対象ファイルを複数のバッ
クアップ媒体でバックアップできる、また各媒体へのバ
ックアップ処理を並行して実行して時間効率を上げた、
また当初に指定したプライオリティに従ってバックアッ
プ対象およびバックアップ媒体の選択ができる分散ファ
イルのバックアップ装置を得ることを目的とする。更
に、対象ファイルとバックアップ媒体に変動が生じて
も、その変化に追従して対応付けを変える、また、ネッ
トワーク通信量を抑えた、または媒体の無駄な領域を抑
えた媒体資源の利用効率の高い、また対象ファイル容量
が媒体の容量より大きくても中断しない分散ファイルの
バックアップ装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、複数の対象ファイルを複数のバッ
クアップ媒体でバックアップできる、また各媒体へのバ
ックアップ処理を並行して実行して時間効率を上げた、
また当初に指定したプライオリティに従ってバックアッ
プ対象およびバックアップ媒体の選択ができる分散ファ
イルのバックアップ装置を得ることを目的とする。更
に、対象ファイルとバックアップ媒体に変動が生じて
も、その変化に追従して対応付けを変える、また、ネッ
トワーク通信量を抑えた、または媒体の無駄な領域を抑
えた媒体資源の利用効率の高い、また対象ファイル容量
が媒体の容量より大きくても中断しない分散ファイルの
バックアップ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る分散ファ
イルのバックアップ装置は、バックアップ対象のファイ
ルの少なくとも位置と容量を記述したバックアップ対象
記述ファイルと、該対象ファイル内容を書き込むバック
アップ媒体の少なくとも位置と容量を記述した媒体定義
ファイルと、上記両ファイルの情報に基づいて予め定め
られた条件に適合する媒体を順次選択して各バックアッ
プ対象ファイルと受け入れ媒体の組み合わせを対応付け
るバックアップ方針決定手段と、上記対応付けが完了後
に各バックアップ媒体へのバックアップ処理を行うバッ
クアップ実施手段とを備えた。
イルのバックアップ装置は、バックアップ対象のファイ
ルの少なくとも位置と容量を記述したバックアップ対象
記述ファイルと、該対象ファイル内容を書き込むバック
アップ媒体の少なくとも位置と容量を記述した媒体定義
ファイルと、上記両ファイルの情報に基づいて予め定め
られた条件に適合する媒体を順次選択して各バックアッ
プ対象ファイルと受け入れ媒体の組み合わせを対応付け
るバックアップ方針決定手段と、上記対応付けが完了後
に各バックアップ媒体へのバックアップ処理を行うバッ
クアップ実施手段とを備えた。
【0007】また更に、バックアップ方針決定手段は、
バックアップ媒体の容量が大きい媒体に対して優先して
バックアップ処理する選択をするようにした。
バックアップ媒体の容量が大きい媒体に対して優先して
バックアップ処理する選択をするようにした。
【0008】また更に、バックアップ方針決定手段は、
バックアップ対象ファイルとバックアップ媒体とが同一
計算機に接続されているバックアップ媒体を優先して選
択するようにした。
バックアップ対象ファイルとバックアップ媒体とが同一
計算機に接続されているバックアップ媒体を優先して選
択するようにした。
【0009】また更に、バックアップ方針決定手段は、
バックアップ対象ファイルの容量が大きいファイルから
優先してバックアップ処理する選択をするようにした。
バックアップ対象ファイルの容量が大きいファイルから
優先してバックアップ処理する選択をするようにした。
【0010】また更に、バックアップ方針決定手段とバ
ックアップ実施手段は、選択されたバックアップ媒体に
バックアップ対象ファイルのバックアップ処理をし、ま
た該媒体にバックアップ対象ファイル全てを書き込みき
れない場合には、媒体交換通知を出力するようにした。
ックアップ実施手段は、選択されたバックアップ媒体に
バックアップ対象ファイルのバックアップ処理をし、ま
た該媒体にバックアップ対象ファイル全てを書き込みき
れない場合には、媒体交換通知を出力するようにした。
【0011】また更に、バックアップ方針決定手段は、
バックアップ対象ファイルが選択された単一のバックア
ップ媒体の容量より大きい場合には、予め決められた順
に複数のバックアップ媒体を選択して対応付けるように
した。
バックアップ対象ファイルが選択された単一のバックア
ップ媒体の容量より大きい場合には、予め決められた順
に複数のバックアップ媒体を選択して対応付けるように
した。
【0012】
【作用】この発明による分散ファイルのバックアップ装
置は、バックアップ対象ファイル中の位置と容量情報
と、バックアップ媒体の位置と容量情報とがバックアッ
プ方針決定手段に集められ、予め定められた条件に合う
ようプライオリティ順にエントリの調整がなされ、バッ
クアップ処理がなされる。
置は、バックアップ対象ファイル中の位置と容量情報
と、バックアップ媒体の位置と容量情報とがバックアッ
プ方針決定手段に集められ、予め定められた条件に合う
ようプライオリティ順にエントリの調整がなされ、バッ
クアップ処理がなされる。
【0013】また、バックアップ媒体が選定されるにあ
たっては、ファイル操作の容易性が参照されて、媒体容
量の大きい媒体が優先して選択されてバックアップ処理
される。
たっては、ファイル操作の容易性が参照されて、媒体容
量の大きい媒体が優先して選択されてバックアップ処理
される。
【0014】また、バックアップ媒体が選定されるにあ
たっては、ネットワーク中のデータ転送量を減らすよ
う、バックアップ対象ファイルと同一計算機内の媒体へ
とバックアップ処理がなされる。
たっては、ネットワーク中のデータ転送量を減らすよ
う、バックアップ対象ファイルと同一計算機内の媒体へ
とバックアップ処理がなされる。
【0015】また、バックアップ対象が選定されるにあ
たっては、ファイル操作の重要度が参照されて、対象フ
ァイル容量の大きいファイルが優先してバックアップ処
理される。
たっては、ファイル操作の重要度が参照されて、対象フ
ァイル容量の大きいファイルが優先してバックアップ処
理される。
【0016】また、指定のバックアップ媒体が選定され
ると、その媒体の容量が対応するバックアップ対象ファ
イルの容量より小さい場合は、書き込み可能量をバック
アップ処理し、残量が媒体交換通知で表示される。
ると、その媒体の容量が対応するバックアップ対象ファ
イルの容量より小さい場合は、書き込み可能量をバック
アップ処理し、残量が媒体交換通知で表示される。
【0017】また、指定のバックアップ対象が選定され
ると、その対象ファイルの容量が対応する単一のバック
アップ媒体の容量より大きい場合は、決められた順に複
数のバックアップ媒体が選ばれて、バックアップ処理さ
れる。
ると、その対象ファイルの容量が対応する単一のバック
アップ媒体の容量より大きい場合は、決められた順に複
数のバックアップ媒体が選ばれて、バックアップ処理さ
れる。
【0018】
実施例1.図1は、この発明の一実施例のシステムを示
すシステム構成図である。図において、A2は、ユーザ
によるオペレーションやバックアップ方針の決定が行な
われるバックアップ管理マシンである。バックアップ管
理マシンは1台であり、システム構成中バックアップ管
理マシン以外のホストとしては、バックアップ媒体が存
在するバックアップマシンA3、被バックアップマシン
A4がある。A2、A3、A4に示す各マシンは、通信
媒体A1によりネットワーク接続されている。A5はバ
ックアップ対象ファイルを含むハードディスクで、A6
はバックアップ媒体である。A5、A6は、ネットワー
ク環境上の任意のマシン上に存在する。
すシステム構成図である。図において、A2は、ユーザ
によるオペレーションやバックアップ方針の決定が行な
われるバックアップ管理マシンである。バックアップ管
理マシンは1台であり、システム構成中バックアップ管
理マシン以外のホストとしては、バックアップ媒体が存
在するバックアップマシンA3、被バックアップマシン
A4がある。A2、A3、A4に示す各マシンは、通信
媒体A1によりネットワーク接続されている。A5はバ
ックアップ対象ファイルを含むハードディスクで、A6
はバックアップ媒体である。A5、A6は、ネットワー
ク環境上の任意のマシン上に存在する。
【0019】A41は定義ファイルで、その詳細は、被
対象側を記したバックアップ対象記述ファイルA31、
及びバックアップを実行する側を記した媒体定義ファイ
ルA32からなる。バックアップ対象記述ファイルA3
1は、バックアップ対象となるファイルに関する記述が
行なわれたもので、媒体定義ファイルA32は、バック
アップをする媒体の所在とその物理容量に関する記述が
行なわれたものである。バックアップ情報獲得プログラ
ムA21は、前述の2つの定義ファイルA41の内容を
解釈するものである。条件チェックプログラムA22
は、A21の情報を基に、バックアップ対象ファイルの
サイズの調査、及び、バックアップ可能な媒体の調査を
バックアップ管理マシンA2から各バックアップマシン
A3及び被バックアップマシンA4に要求する。各マシ
ンA3とA4は、この要求に基づいて各マシン上で実際
のチェックを行う。対象ファイルサイズ計算手段A12
は、バックアップ対象ファイルA5のサイズを算出する
ために用いられ、対象媒体確認手段A13は、バックア
ップ媒体A6の稼動状況を確認するために用いられる。
対象側を記したバックアップ対象記述ファイルA31、
及びバックアップを実行する側を記した媒体定義ファイ
ルA32からなる。バックアップ対象記述ファイルA3
1は、バックアップ対象となるファイルに関する記述が
行なわれたもので、媒体定義ファイルA32は、バック
アップをする媒体の所在とその物理容量に関する記述が
行なわれたものである。バックアップ情報獲得プログラ
ムA21は、前述の2つの定義ファイルA41の内容を
解釈するものである。条件チェックプログラムA22
は、A21の情報を基に、バックアップ対象ファイルの
サイズの調査、及び、バックアップ可能な媒体の調査を
バックアップ管理マシンA2から各バックアップマシン
A3及び被バックアップマシンA4に要求する。各マシ
ンA3とA4は、この要求に基づいて各マシン上で実際
のチェックを行う。対象ファイルサイズ計算手段A12
は、バックアップ対象ファイルA5のサイズを算出する
ために用いられ、対象媒体確認手段A13は、バックア
ップ媒体A6の稼動状況を確認するために用いられる。
【0020】バックアップ方針決定プログラムA23
は、バックアップ情報獲得プログラムA21と条件チェ
ックプログラムA22の情報を基に、被対象であるバッ
クアップ対象ファイルとバックアップする側のバックア
ップ媒体との対応付けを行う。この際、 (1)ネットワーク上の複数の対象ファイルを必要に応
じて複数のバックアップ媒体でバックアップを行う。 (2)ネットワーク上の各バックアップ媒体へのバック
アップ処理を並行して実施する。 (3)予め定めておいたプライオリティ順に、対象ファ
イルとバックアップ媒体の対応付けを行ない、これは対
象ファイルとバックアップ媒体の状況変化に伴って対応
付けを変化する。この際、プライオリティは、ネットワ
ーク通信量を最小にすることを優先する場合、バックア
ップ媒体に無駄な領域を少なくすることを優先する場
合、バックアップ処理を均等化する場合、その他の特別
な状況を優先する場合等、状況に応じて変化させられ
る。 (4)必要な媒体数をバックアップ前に算出して必要な
容量を通知し、更に、対象ファイル容量が、バックアッ
プ媒体の容量より大きい場合でも、途中で中断すること
なくバックアップする。
は、バックアップ情報獲得プログラムA21と条件チェ
ックプログラムA22の情報を基に、被対象であるバッ
クアップ対象ファイルとバックアップする側のバックア
ップ媒体との対応付けを行う。この際、 (1)ネットワーク上の複数の対象ファイルを必要に応
じて複数のバックアップ媒体でバックアップを行う。 (2)ネットワーク上の各バックアップ媒体へのバック
アップ処理を並行して実施する。 (3)予め定めておいたプライオリティ順に、対象ファ
イルとバックアップ媒体の対応付けを行ない、これは対
象ファイルとバックアップ媒体の状況変化に伴って対応
付けを変化する。この際、プライオリティは、ネットワ
ーク通信量を最小にすることを優先する場合、バックア
ップ媒体に無駄な領域を少なくすることを優先する場
合、バックアップ処理を均等化する場合、その他の特別
な状況を優先する場合等、状況に応じて変化させられ
る。 (4)必要な媒体数をバックアップ前に算出して必要な
容量を通知し、更に、対象ファイル容量が、バックアッ
プ媒体の容量より大きい場合でも、途中で中断すること
なくバックアップする。
【0021】バックアップ方針決定プログラムA23
は、上記のように対応づけして得られた結果を、方針テ
ーブルA33に記述する。バックアップ実施プログラム
A24は、方針テーブルA33に記述された情報から、
バックアップ媒体数分のバックアップ処理を同時に実行
するものである。バックアップファイル読み出し手段A
15は、バックアップ対象A5からのバックアップファ
イルの読み出しを行ない、バックアップファイル保存手
段A16は、この読み出されたバックアップファイルを
バックアップ媒体A6へと保存処理を行う。
は、上記のように対応づけして得られた結果を、方針テ
ーブルA33に記述する。バックアップ実施プログラム
A24は、方針テーブルA33に記述された情報から、
バックアップ媒体数分のバックアップ処理を同時に実行
するものである。バックアップファイル読み出し手段A
15は、バックアップ対象A5からのバックアップファ
イルの読み出しを行ない、バックアップファイル保存手
段A16は、この読み出されたバックアップファイルを
バックアップ媒体A6へと保存処理を行う。
【0022】ここで、本実施例で最も重要な部分を占め
る方針決定プログラムA23について、その方針テーブ
ルファイルA33を作成する際の処理動作の詳細を述べ
る。方針決定プログラムA23が実行するファイル管理
の各段階でのファイルの概略図を図2に示す。図2にお
いて、バックアップ対象記述ファイルαB1、媒体定義
ファイルαB2は、それぞれ図1中のバックアップ対象
記述ファイルA31及び媒体定義ファイルA32に、後
述の図3中の条件チェックプログラムA22の動作結果
を反映させたものである。更に、バックアップ対象記述
ファイルαB1に関しては、各エントリごとにバックア
ップ対象ファイルサイズに関する情報が追加され、媒体
定義ファイルαB2に関しては、実際に使用可能な媒体
のエントリのみが記述されたものである。方針テーブル
の作成は、3段階のエントリの調整B21、B22、B
23により行なわれる。
る方針決定プログラムA23について、その方針テーブ
ルファイルA33を作成する際の処理動作の詳細を述べ
る。方針決定プログラムA23が実行するファイル管理
の各段階でのファイルの概略図を図2に示す。図2にお
いて、バックアップ対象記述ファイルαB1、媒体定義
ファイルαB2は、それぞれ図1中のバックアップ対象
記述ファイルA31及び媒体定義ファイルA32に、後
述の図3中の条件チェックプログラムA22の動作結果
を反映させたものである。更に、バックアップ対象記述
ファイルαB1に関しては、各エントリごとにバックア
ップ対象ファイルサイズに関する情報が追加され、媒体
定義ファイルαB2に関しては、実際に使用可能な媒体
のエントリのみが記述されたものである。方針テーブル
の作成は、3段階のエントリの調整B21、B22、B
23により行なわれる。
【0023】次に、各調整における実施内容をそれぞ
れ、図3〜5のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、エントリの調整1B21に関して、図2、図3を基
に説明する。最初に媒体定義ファイルαB1のエントリ
数分の該当テーブルB3、及び予備テーブルB4を1つ
用意する(S1)。次に、バックアップ対象記述ファイ
ルαB1の各エントリに関して(S2)、バックアップ
対象ファイルとホスト(マシン)の所在が一致するバッ
クアップ媒体が存在するか否かをチェックする(S3、
S4)。そして、条件に一致するエントリが存在する場
合、対応する該当テーブルB3に、対応するエントリB
11、B12、B14を加える(S6)。存在しない時
は予備テーブルB4に、対応するエントリB13を加え
る(S5)。なお、図3のステップS4において、条件
チェックプログラムは、バックアップ対象ファイルとバ
ック媒体とが同一ホストに接続されていることを優先
し、ネットワーク上の通信量を減らそうとしている。
れ、図3〜5のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、エントリの調整1B21に関して、図2、図3を基
に説明する。最初に媒体定義ファイルαB1のエントリ
数分の該当テーブルB3、及び予備テーブルB4を1つ
用意する(S1)。次に、バックアップ対象記述ファイ
ルαB1の各エントリに関して(S2)、バックアップ
対象ファイルとホスト(マシン)の所在が一致するバッ
クアップ媒体が存在するか否かをチェックする(S3、
S4)。そして、条件に一致するエントリが存在する場
合、対応する該当テーブルB3に、対応するエントリB
11、B12、B14を加える(S6)。存在しない時
は予備テーブルB4に、対応するエントリB13を加え
る(S5)。なお、図3のステップS4において、条件
チェックプログラムは、バックアップ対象ファイルとバ
ック媒体とが同一ホストに接続されていることを優先
し、ネットワーク上の通信量を減らそうとしている。
【0024】次に、エントリの調整2B22に関して、
図2、図4を基に説明する。この調整では、エントリの
調整1B21の結果得られた各該当テーブルB5ごとに
以下のチェックを行う(S11)。まず、該当テーブル
B5内の全エントリをバックアップ対象ファイルサイズ
の大きい順にソートする(S12)。そして、ソートし
た順に各エントリに関して(S13)、計算により求め
られる該当テーブルに対応する残媒体容量とエントリの
対象ファイルサイズを比較する(S14)。そして、残
媒体容量の方が大きい場合、該当テーブルに対応するバ
ックアップ媒体へのバックアップ可能ということで、そ
れらエントリB11、B12は該当テーブルB5に残し
(S16)、そうでない場合は、そのエントリB14を
予備テーブルB6に移す処理を行う(S15)。図4の
ステップS14では、バックアップ媒体が有効利用でき
るよう残容量を調べている。これにより従来の予めバッ
クアップ先をオペレータが指定する場合と比べ、バック
アップ媒体の有効利用ができる。
図2、図4を基に説明する。この調整では、エントリの
調整1B21の結果得られた各該当テーブルB5ごとに
以下のチェックを行う(S11)。まず、該当テーブル
B5内の全エントリをバックアップ対象ファイルサイズ
の大きい順にソートする(S12)。そして、ソートし
た順に各エントリに関して(S13)、計算により求め
られる該当テーブルに対応する残媒体容量とエントリの
対象ファイルサイズを比較する(S14)。そして、残
媒体容量の方が大きい場合、該当テーブルに対応するバ
ックアップ媒体へのバックアップ可能ということで、そ
れらエントリB11、B12は該当テーブルB5に残し
(S16)、そうでない場合は、そのエントリB14を
予備テーブルB6に移す処理を行う(S15)。図4の
ステップS14では、バックアップ媒体が有効利用でき
るよう残容量を調べている。これにより従来の予めバッ
クアップ先をオペレータが指定する場合と比べ、バック
アップ媒体の有効利用ができる。
【0025】最後に、エントリの調整3B23に関し
て、図2、図5を基に説明する。この調整では、エント
リの調整2B22の結果得られた予備テーブルB6に関
して、エントリをバックアップ対象ファイルサイズの大
きい順にソートする(S21)。そして各エントリに関
して(S22)、該当テーブルB7の残りバックアップ
可能媒体容量の大きい該当テーブル(S23)の残媒体
容量とエントリの対象ファイルサイズを比較する(S2
4)。そして、対象ファイルサイズの方が小さい場合、
そのエントリB14を該当テーブルB7に移動し、そう
でない場合は、バックアップ対象ファイルサイズが大き
すぎるということで、警告メッセージにより通知し(S
26)、そのエントリB13に関するバックアップ処理
は行なわない。そして各該当テーブルB7をマージした
ものが、方針テーブルファイルA33である。この後、
既に述べたようにバックアップファイル保存手段A16
が方針テーブルに従って保存処理をする。こうしてオペ
レータの介在なしにバックアップ対象ファイルがバック
アップ媒体に書き込まれる。またその際、順序は記述し
ていないので各ファイルを平行処理できる。
て、図2、図5を基に説明する。この調整では、エント
リの調整2B22の結果得られた予備テーブルB6に関
して、エントリをバックアップ対象ファイルサイズの大
きい順にソートする(S21)。そして各エントリに関
して(S22)、該当テーブルB7の残りバックアップ
可能媒体容量の大きい該当テーブル(S23)の残媒体
容量とエントリの対象ファイルサイズを比較する(S2
4)。そして、対象ファイルサイズの方が小さい場合、
そのエントリB14を該当テーブルB7に移動し、そう
でない場合は、バックアップ対象ファイルサイズが大き
すぎるということで、警告メッセージにより通知し(S
26)、そのエントリB13に関するバックアップ処理
は行なわない。そして各該当テーブルB7をマージした
ものが、方針テーブルファイルA33である。この後、
既に述べたようにバックアップファイル保存手段A16
が方針テーブルに従って保存処理をする。こうしてオペ
レータの介在なしにバックアップ対象ファイルがバック
アップ媒体に書き込まれる。またその際、順序は記述し
ていないので各ファイルを平行処理できる。
【0026】実施例2.バックアップのプライオリティ
を考えた実施例を説明する。本実施例ではバックアップ
対象のファイルの中で、そのファイル容量の大きなもの
を優先する例と、バックアップする側の媒体の書き込み
容量の大きなものを優先する例を組み合せた側を説明す
る。図6は、本実施例によるバックアップの動作を示す
フローチャート図である。本実施例で記述していない部
分については本実施例1と同様の構成であり、また動作
をする。以下、図6に従って処理の詳細を説明する。ま
ず作業用に、バックアップ対象記述ファイルA31と媒
体定義ファイルA32をコピーする。以下の作業は、コ
ピーしたバックアップ対象記述ファイルA31と媒体定
義ファイルA32に対して行うものである。また、以下
の作業は、バックアップ管理マシン上で行うものであ
る。
を考えた実施例を説明する。本実施例ではバックアップ
対象のファイルの中で、そのファイル容量の大きなもの
を優先する例と、バックアップする側の媒体の書き込み
容量の大きなものを優先する例を組み合せた側を説明す
る。図6は、本実施例によるバックアップの動作を示す
フローチャート図である。本実施例で記述していない部
分については本実施例1と同様の構成であり、また動作
をする。以下、図6に従って処理の詳細を説明する。ま
ず作業用に、バックアップ対象記述ファイルA31と媒
体定義ファイルA32をコピーする。以下の作業は、コ
ピーしたバックアップ対象記述ファイルA31と媒体定
義ファイルA32に対して行うものである。また、以下
の作業は、バックアップ管理マシン上で行うものであ
る。
【0027】定義ファイル情報獲得手段A11は、バッ
クアップ対象記述ファイルA31と媒体定義ファイルA
32の情報を得る。次に、媒体定義ファイルA32中の
媒体が使用可能かどうかを各バックアップマシンの対象
媒体確認手段A13によって確認し、使用可能な媒体の
数より1つ多いテーブルをバックアップ管理マシン上に
用意する(S32)。それぞれのテーブルは、各媒体と
一対一で対応し、残りの1つのテーブルは予備テーブル
と呼ぶこととする。さらに、使用可能な媒体のうち最大
容量の媒体名を取り出す。このとき、最大容量の媒体が
複数ある場合にはそれらすべてを取り出す(S33)。
一方、バックアップ対象記述ファイルA31中のバック
アップ対象ファイルのサイズを、各被バックアップマシ
ンの対象ファイルサイズ計算手段A12によって計算
し、それらのうちサイズが最大のものを取り出す。この
とき、最大サイズのファイルが複数ある場合には、任意
のものを1つ取り出す(S34)。
クアップ対象記述ファイルA31と媒体定義ファイルA
32の情報を得る。次に、媒体定義ファイルA32中の
媒体が使用可能かどうかを各バックアップマシンの対象
媒体確認手段A13によって確認し、使用可能な媒体の
数より1つ多いテーブルをバックアップ管理マシン上に
用意する(S32)。それぞれのテーブルは、各媒体と
一対一で対応し、残りの1つのテーブルは予備テーブル
と呼ぶこととする。さらに、使用可能な媒体のうち最大
容量の媒体名を取り出す。このとき、最大容量の媒体が
複数ある場合にはそれらすべてを取り出す(S33)。
一方、バックアップ対象記述ファイルA31中のバック
アップ対象ファイルのサイズを、各被バックアップマシ
ンの対象ファイルサイズ計算手段A12によって計算
し、それらのうちサイズが最大のものを取り出す。この
とき、最大サイズのファイルが複数ある場合には、任意
のものを1つ取り出す(S34)。
【0028】次に、取り出したファイルのサイズと、媒
体の容量を比較し(S35)、ファイルのサイズの方が
大きければ、そのファイルを保存できる媒体がないとい
うことなので、用意したテーブルのうちの予備テーブル
に該当ファイル名を登録する(S41)。また、ファイ
ルのサイズより媒体の容量の方が大きければ、ファイル
名を最大容量の媒体のテーブルに登録する。このとき、
最大容量の媒体が複数存在する場合には(S36)、フ
ァイルと媒体が同一ホスト(マシン)上にあることを優
先として、ファイルをテーブルに登録する(S38、S
40)。当該媒体の容量から登録したファイルのサイズ
を引き、媒体定義ファイルA32中の当該媒体の容量を
更新するとともに(S42)、バックアップ対象記述フ
ァイルA31からそのファイル名を削除する(S4
3)。バックアップ対象記述ファイルA31からファイ
ル名がすべて削除されるまで(S44)、以上の処理を
繰り返す。
体の容量を比較し(S35)、ファイルのサイズの方が
大きければ、そのファイルを保存できる媒体がないとい
うことなので、用意したテーブルのうちの予備テーブル
に該当ファイル名を登録する(S41)。また、ファイ
ルのサイズより媒体の容量の方が大きければ、ファイル
名を最大容量の媒体のテーブルに登録する。このとき、
最大容量の媒体が複数存在する場合には(S36)、フ
ァイルと媒体が同一ホスト(マシン)上にあることを優
先として、ファイルをテーブルに登録する(S38、S
40)。当該媒体の容量から登録したファイルのサイズ
を引き、媒体定義ファイルA32中の当該媒体の容量を
更新するとともに(S42)、バックアップ対象記述フ
ァイルA31からそのファイル名を削除する(S4
3)。バックアップ対象記述ファイルA31からファイ
ル名がすべて削除されるまで(S44)、以上の処理を
繰り返す。
【0029】実施例3.バックアップ媒体を指定した場
合等、該当媒体の容量が不足になることをも考慮した例
を考える。具体的にはバックアップを実行していき、不
足になった時点で媒体を交換して交換後のものに続をバ
ックアップ処理していく例を説明する。図7は、本実施
例によるバックアップ動作を示すフローチャートであ
る。以下、図7に基づいて処理の詳細を説明する。実施
例1と同様に処理を行ない、バックアップの方針テーブ
ルファイルA33を作成する過程で以下のバックアップ
方針テーブルファイルを作成する。バックアップ対象記
述ファイルA31に記述されたエントリの中で、バック
アップ対象ファイルサイズが媒体定義ファイルA32に
記述された媒体のどの容量よりも大きいエントリが発生
した場合、媒体定義ファイルA32に記述された媒体の
エントリの中でいちばん容量の大きいものをこのバック
アップ対象ファイルに割り当てるように1つのバックア
ップ方針テーブルファイルを作成する。この際、媒体定
義ファイルA32に記述された媒体のエントリの中でい
ちばん容量の大きいエントリが、すでにバックアップ対
象記述ファイルA31に記述されたエントリのいずれか
に割り当てられている場合は、このいちばん容量の大き
い媒体エントリを除いた媒体定義ファイルA32に記述
された媒体のエントリから、条件に合うものを優先し
て、バックアップ方針テーブルファイルを作成する。従
って、バックアップ対象ファイルのサイズがバックアッ
プ媒体の収納容量を越えている場合でも、バックアップ
対象ファイルの容量を気にせずに、警告メッセージを出
力しない。
合等、該当媒体の容量が不足になることをも考慮した例
を考える。具体的にはバックアップを実行していき、不
足になった時点で媒体を交換して交換後のものに続をバ
ックアップ処理していく例を説明する。図7は、本実施
例によるバックアップ動作を示すフローチャートであ
る。以下、図7に基づいて処理の詳細を説明する。実施
例1と同様に処理を行ない、バックアップの方針テーブ
ルファイルA33を作成する過程で以下のバックアップ
方針テーブルファイルを作成する。バックアップ対象記
述ファイルA31に記述されたエントリの中で、バック
アップ対象ファイルサイズが媒体定義ファイルA32に
記述された媒体のどの容量よりも大きいエントリが発生
した場合、媒体定義ファイルA32に記述された媒体の
エントリの中でいちばん容量の大きいものをこのバック
アップ対象ファイルに割り当てるように1つのバックア
ップ方針テーブルファイルを作成する。この際、媒体定
義ファイルA32に記述された媒体のエントリの中でい
ちばん容量の大きいエントリが、すでにバックアップ対
象記述ファイルA31に記述されたエントリのいずれか
に割り当てられている場合は、このいちばん容量の大き
い媒体エントリを除いた媒体定義ファイルA32に記述
された媒体のエントリから、条件に合うものを優先し
て、バックアップ方針テーブルファイルを作成する。従
って、バックアップ対象ファイルのサイズがバックアッ
プ媒体の収納容量を越えている場合でも、バックアップ
対象ファイルの容量を気にせずに、警告メッセージを出
力しない。
【0030】上記で作成したバックアップ方式テーブル
ファイルの中で、バックアップ対象ファイルのサイズが
媒体定義ファイルA32に記述されたどの媒体容量より
も大きいものがあった場合、媒体定義ファイルA32に
記述された媒体の容量を越えるバックアップ対象ファイ
ルのサイズと、このファイルに割り当てたバックアップ
媒体の容量とを用いて、予め必要となるバックアップ媒
体の数量を計算する(S52)。そして、バックアップ
媒体の必要数分準備しておくよう、メッセージを出力し
(S53)、バックアップを実施する(S54)。バッ
クアップ管理マシンから出されたバックアップ要求を受
け取ったバックアップマシンはバックアップを開始する
(S59)。バックアップ中はバックアップ媒体に対し
てWriteしたデータのサイズをカウントする(S6
0)。バックアップ対象ファイルのサイズがバックアッ
プ媒体の収納容量を越えている場合は(S61)、媒体
に収納可能な容量だけバックアップ対象ファイルをバッ
クアップし、バックアップ管理マシンに媒体が一杯にな
ったことを知らせ(S62、S63、S64)、その通
知を受け取ったバックアップ管理マシン(S55)はそ
の後メッセージを出力して媒体交換を捉せる(S5
6)。
ファイルの中で、バックアップ対象ファイルのサイズが
媒体定義ファイルA32に記述されたどの媒体容量より
も大きいものがあった場合、媒体定義ファイルA32に
記述された媒体の容量を越えるバックアップ対象ファイ
ルのサイズと、このファイルに割り当てたバックアップ
媒体の容量とを用いて、予め必要となるバックアップ媒
体の数量を計算する(S52)。そして、バックアップ
媒体の必要数分準備しておくよう、メッセージを出力し
(S53)、バックアップを実施する(S54)。バッ
クアップ管理マシンから出されたバックアップ要求を受
け取ったバックアップマシンはバックアップを開始する
(S59)。バックアップ中はバックアップ媒体に対し
てWriteしたデータのサイズをカウントする(S6
0)。バックアップ対象ファイルのサイズがバックアッ
プ媒体の収納容量を越えている場合は(S61)、媒体
に収納可能な容量だけバックアップ対象ファイルをバッ
クアップし、バックアップ管理マシンに媒体が一杯にな
ったことを知らせ(S62、S63、S64)、その通
知を受け取ったバックアップ管理マシン(S55)はそ
の後メッセージを出力して媒体交換を捉せる(S5
6)。
【0031】バックアップマシンにおいては残りのバッ
クアップ対象ファイルのサイズをバックアップの際にカ
ウントしておいたWriteデータサイズを使って求め
ておく(S65)。バックアップマシンで準備しておい
た媒体を使って媒体交換が行なわれたら(S66)、バ
ックアップ管理マシンよりバックアップマシンに対して
バックアップ継続要求を発行する(S57、S54)。
バックアップマシンは交換した媒体に対して継続してバ
ックアップを行う。さらに媒体に格納できなかった場合
は同じ媒体交換作業を繰り返してバックアップを行う。
クアップ対象ファイルのサイズをバックアップの際にカ
ウントしておいたWriteデータサイズを使って求め
ておく(S65)。バックアップマシンで準備しておい
た媒体を使って媒体交換が行なわれたら(S66)、バ
ックアップ管理マシンよりバックアップマシンに対して
バックアップ継続要求を発行する(S57、S54)。
バックアップマシンは交換した媒体に対して継続してバ
ックアップを行う。さらに媒体に格納できなかった場合
は同じ媒体交換作業を繰り返してバックアップを行う。
【0032】実施例4.バックアップ対象ファイルが大
きすぎるか、又は単一のバックアップ用媒体の残りの大
きさが小さくなりすぎたかの理由により、単一の媒体に
バックアップ処理ができない場合にも対処した例を説明
する。具体的には、複数のバックアップ用媒体を用意し
てこれらに分割してバックアップ処理をさせるものであ
る。まず、図8に媒体ファイル対応表の構造の例を示
す。図のように1行に1エントリで、”(分割)ファイ
ル名、ファイル容量、媒体名、媒体容量”で構成されて
いる。ファイル及び媒体がバックアップ管理マシン上の
ものではない場合、ファイル名及び媒体名の頭に”ho
st_name:”を付ける。また、複数の媒体にバッ
クアップされる対象ファイルには、P*:(*は1から
始まる整数)、1つの媒体にバックアップされる対象フ
ァイルには、S:を付ける
きすぎるか、又は単一のバックアップ用媒体の残りの大
きさが小さくなりすぎたかの理由により、単一の媒体に
バックアップ処理ができない場合にも対処した例を説明
する。具体的には、複数のバックアップ用媒体を用意し
てこれらに分割してバックアップ処理をさせるものであ
る。まず、図8に媒体ファイル対応表の構造の例を示
す。図のように1行に1エントリで、”(分割)ファイ
ル名、ファイル容量、媒体名、媒体容量”で構成されて
いる。ファイル及び媒体がバックアップ管理マシン上の
ものではない場合、ファイル名及び媒体名の頭に”ho
st_name:”を付ける。また、複数の媒体にバッ
クアップされる対象ファイルには、P*:(*は1から
始まる整数)、1つの媒体にバックアップされる対象フ
ァイルには、S:を付ける
【0033】図9の動作フローチャート図を参照しなが
ら、対象ファイルがどの媒体の容量よりも大きい場合の
対象ファイルの媒体への対応付け動作を説明する。まず
ネットワーク上の使用できる媒体の容量及び対象ファイ
ルの容量を調べる(S72)。対象ファイルがどの媒体
の容量よりも大きい場合(S73)、その対象ファイル
に割り当てる媒体を複数選択し(S74)、対象ファイ
ルと媒体の対応を示した媒体ファイル対応表を作成する
(S75)。媒体ファイル対応表に従い、対象ファイル
を持つマシン(以降バックアップ実施マシンと記す)に
バックアップ開始命令及び媒体ファイル対応表を送付し
(S76)、バックアップ終了報告がバックアップ実施
マシンより送られてくるのを待つ(S77)。バックア
ップ管理マシンにより、バックアップ開始命令を受け取
った(S81)バックアップ実施マシンは、媒体ファイ
ル対応表に従い、バックアップを開始する(S82、S
83)。媒体ファイル対応表に記されているローカルフ
ァイルに対応する全てのエントリにおけるバックアップ
が終了した段階で、バックアップ管理マシンに終了報告
を行う(S85)。バックアップ管理マシンは媒体ファ
イル対応表にエントリされた全てのバックアップの終了
報告が送付されるまで待つ(S79、S80)。
ら、対象ファイルがどの媒体の容量よりも大きい場合の
対象ファイルの媒体への対応付け動作を説明する。まず
ネットワーク上の使用できる媒体の容量及び対象ファイ
ルの容量を調べる(S72)。対象ファイルがどの媒体
の容量よりも大きい場合(S73)、その対象ファイル
に割り当てる媒体を複数選択し(S74)、対象ファイ
ルと媒体の対応を示した媒体ファイル対応表を作成する
(S75)。媒体ファイル対応表に従い、対象ファイル
を持つマシン(以降バックアップ実施マシンと記す)に
バックアップ開始命令及び媒体ファイル対応表を送付し
(S76)、バックアップ終了報告がバックアップ実施
マシンより送られてくるのを待つ(S77)。バックア
ップ管理マシンにより、バックアップ開始命令を受け取
った(S81)バックアップ実施マシンは、媒体ファイ
ル対応表に従い、バックアップを開始する(S82、S
83)。媒体ファイル対応表に記されているローカルフ
ァイルに対応する全てのエントリにおけるバックアップ
が終了した段階で、バックアップ管理マシンに終了報告
を行う(S85)。バックアップ管理マシンは媒体ファ
イル対応表にエントリされた全てのバックアップの終了
報告が送付されるまで待つ(S79、S80)。
【0034】図10は、図9に示したステップS74と
S75の処理の流れをテーブルの形で図示して示したも
のである。図11は、このステップS74とS75の処
理の詳細を示すフロー図であり、以下、この図を用いて
動作を説明する。本段階では、予備テーブルにエントリ
されている対象ファイルの容量は、全てどの媒体の容量
よりも大きいものとする。まず予備テーブルから対象フ
ァイルとその容量を検索する(S92)。ここで使用で
きる媒体の総容量と対象ファイルの容量を比較し(S9
3)、対象ファイル容量の方が大きい場合、バックアッ
プ不可能のメッセージを出し(S93)、予備テーブル
から次のエントリを検索する(S94)。エントリがな
ければ終了し、あれば再び使用できる媒体の総容量と対
象ファイルの容量を比較する(S93)。
S75の処理の流れをテーブルの形で図示して示したも
のである。図11は、このステップS74とS75の処
理の詳細を示すフロー図であり、以下、この図を用いて
動作を説明する。本段階では、予備テーブルにエントリ
されている対象ファイルの容量は、全てどの媒体の容量
よりも大きいものとする。まず予備テーブルから対象フ
ァイルとその容量を検索する(S92)。ここで使用で
きる媒体の総容量と対象ファイルの容量を比較し(S9
3)、対象ファイル容量の方が大きい場合、バックアッ
プ不可能のメッセージを出し(S93)、予備テーブル
から次のエントリを検索する(S94)。エントリがな
ければ終了し、あれば再び使用できる媒体の総容量と対
象ファイルの容量を比較する(S93)。
【0035】媒体の総容量が対象ファイルの容量より大
きい場合、対象ファイルがディレクトリであるかを調べ
(S94)、ディレクトリの場合は最上位ディレクトリ
のサブディレクトリの各容量をチェックし(S95)、
媒体容量よりも大きくてディレクトリの場合は、さらに
そのサブディレクトリの各容量をチェックする(S9
8)。サブディレクトリの容量が媒体容量に下回った場
合は対象媒体へサブディレクトリの割当てを行ない(S
99)、その結果を媒体ファイル対応表に書きいれる
(S101)。全てのサブディレクトリについてこの操
作を繰り返し行う。つまり対象ファイルをファイル(デ
ィレクトリ)単位に媒体の大きさに合わせて分割してバ
ックアップを行う。この場合のバックアップは各媒体並
行して行う。また対象ファイル容量が媒体容量よりも大
きく、その対象ファイルがディレクトリでない(ファイ
ル)場合は、対象ファイルの大きさに従い複数の媒体を
選択し(S100)、その結果、図8に示した媒体ファ
イル対応表を作成する。対象ファイルがファイルごとに
分割できない場合は、最初に指定した媒体でバックアッ
プを行い、媒体容量がなくなったら次に指定した媒体で
バックアップを継続させる。このバックアップは指定し
た順番にバックアップを行う。
きい場合、対象ファイルがディレクトリであるかを調べ
(S94)、ディレクトリの場合は最上位ディレクトリ
のサブディレクトリの各容量をチェックし(S95)、
媒体容量よりも大きくてディレクトリの場合は、さらに
そのサブディレクトリの各容量をチェックする(S9
8)。サブディレクトリの容量が媒体容量に下回った場
合は対象媒体へサブディレクトリの割当てを行ない(S
99)、その結果を媒体ファイル対応表に書きいれる
(S101)。全てのサブディレクトリについてこの操
作を繰り返し行う。つまり対象ファイルをファイル(デ
ィレクトリ)単位に媒体の大きさに合わせて分割してバ
ックアップを行う。この場合のバックアップは各媒体並
行して行う。また対象ファイル容量が媒体容量よりも大
きく、その対象ファイルがディレクトリでない(ファイ
ル)場合は、対象ファイルの大きさに従い複数の媒体を
選択し(S100)、その結果、図8に示した媒体ファ
イル対応表を作成する。対象ファイルがファイルごとに
分割できない場合は、最初に指定した媒体でバックアッ
プを行い、媒体容量がなくなったら次に指定した媒体で
バックアップを継続させる。このバックアップは指定し
た順番にバックアップを行う。
【0036】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば以下の効
果がある。バックアップ対象記述ファイルと、媒体定義
ファイルと、バックアップ方針決定手段と、バックアッ
プ実施手段とを備えたので、複数のバックアップ対象フ
ァイルを対応する複数の媒体に必要に応じて同時にバッ
クアップ処理でき、オペレータの負担と誤りの可能性を
減らす効果がある。
果がある。バックアップ対象記述ファイルと、媒体定義
ファイルと、バックアップ方針決定手段と、バックアッ
プ実施手段とを備えたので、複数のバックアップ対象フ
ァイルを対応する複数の媒体に必要に応じて同時にバッ
クアップ処理でき、オペレータの負担と誤りの可能性を
減らす効果がある。
【0037】また、上記に加えて媒体容量が大きい媒体
にバックアップがとれるので、操作が容易でかつ媒体の
利用効率を高める効果がある。
にバックアップがとれるので、操作が容易でかつ媒体の
利用効率を高める効果がある。
【0038】また、上記に加えてネットワーク上のデー
タ転送量を減らし、バックアップ処理時間を短縮する効
果がある。
タ転送量を減らし、バックアップ処理時間を短縮する効
果がある。
【0039】また、上記に加えてファイル保存優先度の
高いファイルが優先してバックアップされ、システムの
安全性を高める効果がある。
高いファイルが優先してバックアップされ、システムの
安全性を高める効果がある。
【0040】また、上記に加えて必要な量の媒体を予め
準備でき、また継続したバックアップができるので大容
量バックアップが可能となる効果がある。
準備でき、また継続したバックアップができるので大容
量バックアップが可能となる効果がある。
【0041】また、上記に加えてバックアップ対象ファ
イルが単一の媒体より大きい場合でも、複雑な手続きな
しにバックアップ処理が可能となる効果がある。
イルが単一の媒体より大きい場合でも、複雑な手続きな
しにバックアップ処理が可能となる効果がある。
【図1】本発明の一実施例である分散ファイルのバック
アップ装置を使用したシステムの構成図である。
アップ装置を使用したシステムの構成図である。
【図2】バックアップ方針決定手段が実行するファイル
管理の各段階でのテーブル作成状況を説明する図であ
る。
管理の各段階でのテーブル作成状況を説明する図であ
る。
【図3】実施例1におけるバックアップ方針決定手段が
図2におけるエントリの調整1を行う際のフローチャー
ト図である。
図2におけるエントリの調整1を行う際のフローチャー
ト図である。
【図4】実施例1におけるバックアップ方針決定手段が
図2におけるエントリの調整2を行う際のフローチャー
ト図である。
図2におけるエントリの調整2を行う際のフローチャー
ト図である。
【図5】実施例1におけるバックアップ方針決定手段が
図2におけるエントリの調整3を行う際のフローチャー
ト図である。
図2におけるエントリの調整3を行う際のフローチャー
ト図である。
【図6】実施例2におけるバックアップ動作を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図7】実施例3におけるバックアップ動作を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図8】媒体ファイル対応表の例を示す図である。
【図9】実施例4における全体動作のフローチャート図
である。
である。
【図10】図9における媒体選択と媒体ファイル対応表
作成処理を説明するテーブルを示す図である。
作成処理を説明するテーブルを示す図である。
【図11】図9における媒体選択と媒体ファイル対応表
作成の詳細動作フローチャート図である。
作成の詳細動作フローチャート図である。
【図12】従来の分散ファイルのバックアップ方式のシ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図13】従来の他のファイルのバックアップ装置の構
成図である。
成図である。
A1 ネットワーク通信媒体 A2 バックアップ管理マシン A3 バックアップマシン A4 被バックアップマシン A5 バックアップ対象が存在するディスク A6 バックアップ媒体 A11 定義ファイル情報獲得手段 A12 対象ファイルサイズ計算手段 A13 対象媒体確認手段 A14 バックアップ方針決定手段 A15 バックアップファイル読み出し手段 A16 バックアップファイル保存手段 A21 バックアップ情報獲得プログラム A22 条件チェックプログラム A23 方針決定プログラム A24 バックアップ実施プログラム A31 バックアップ対象記述ファイル A32 媒体定義ファイル A33 方針テーブルファイル A41 定義ファイル B1 サイズ情報付加バックアップ対象記述ファイル B2 利用可能領域情報付加媒体定義ファイル B3 エントリの調整1後の該当テーブル B4 エントリの調整1後の予備テーブル B5 エントリの調整2後の該当テーブル B6 エントリの調整2後の予備テーブル B7 エントリの調整3後の該当テーブル B11 該当テーブル及び予備テーブル内のエントリ B12 該当テーブル及び予備テーブル内のエントリ B13 該当テーブル及び予備テーブル内のエントリ B14 該当テーブル及び予備テーブル内のエントリ B21 エントリの調整1の処理 B22 エントリの調整2の処理 B23 エントリの調整3の処理 S4 同一ホストに媒体の有無を判定するステップ S12 バックアップ対象ファイルの大きさ順にソート
するステップ S23 媒体の大きさ順に選択するステップ S64 媒体交換通知発行ステップ S74 媒体選択ステップ S75 媒体ファイル対応表作成ステップ
するステップ S23 媒体の大きさ順に選択するステップ S64 媒体交換通知発行ステップ S74 媒体選択ステップ S75 媒体ファイル対応表作成ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 康智 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 コンピュータ製作所内 (72)発明者 松井 陽子 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 コンピュータ製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 バックアップ対象のファイルの少なくと
も位置と容量を記述したバックアップ対象記述ファイル
と、 該対象ファイル内容を書き込むバックアップ媒体の少な
くとも位置と容量を記述した媒体定義ファイルと、 上記両ファイルの情報に基づき、予め定められた条件に
適合する媒体を順次選択して各バックアップ対象ファイ
ルと受け入れ媒体の組み合わせを対応付けるバックアッ
プ方針決定手段と、 上記対応付けが完了後、各バックアップ媒体へのバック
アップ処理を行うバックアップ実施手段とを備えた分散
ファイルのバックアップ装置。 - 【請求項2】 バックアップ方針決定手段は、バックア
ップ媒体の容量が大きい媒体に対して優先してバックア
ップ処理をするよう選択することを特徴とする請求項1
記載の分散ファイルのバックアップ装置。 - 【請求項3】 バックアップ方針決定手段は、バックア
ップ対象ファイルとバックアップ媒体とが同一計算機に
接続されているバックアップ媒体を優先して選択するこ
とを特徴とする請求項1記載の分散ファイルのバックア
ップ装置。 - 【請求項4】 バックアップ方針決定手段は、バックア
ップ対象ファイルの容量が大きいファイルから優先して
バックアップ処理をするように選択することを特徴とす
る請求項1記載の分散ファイルのバックアップ装置。 - 【請求項5】 バックアップ方針決定手段とバックアッ
プ実施手段は、選択されたバックアップ媒体にバックア
ップ対象ファイルのバックアップ処理をし、また該媒体
にバックアップ対象ファイル全てを書き込みきれない場
合には、媒体交換通知を出力することを特徴とする請求
項1記載の分散ファイルのバックアップ装置。 - 【請求項6】 バックアップ方針決定手段は、バックア
ップ対象ファイルが選択された単一のバックアップ媒体
の容量より大きい場合には、予め決められた順に複数の
バックアップ媒体を選択して対応付けることを特徴とす
る請求項1記載の分散ファイルのバックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6006994A JPH07210430A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 分散ファイルのバックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6006994A JPH07210430A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 分散ファイルのバックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210430A true JPH07210430A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11653693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6006994A Pending JPH07210430A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 分散ファイルのバックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07210430A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1021059A (ja) * | 1996-07-02 | 1998-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | ネットワークシステムのソフトウェア・バージョン管理方式 |
US7047240B2 (en) | 2002-03-20 | 2006-05-16 | Hitachi, Ltd. | File backup method and storage apparatus, computer program therefor and computer-readable medium containing the same |
US7320060B2 (en) | 2003-02-28 | 2008-01-15 | Hitachi, Ltd. | Method, apparatus, and computer readable medium for managing back-up |
JP2008171351A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Seiko Epson Corp | バックアップ処理装置、バックアップ処理方法、及び、プログラム |
JP2009289166A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | データ保存システム |
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