JPH07210353A - データ処理システム・グラフィカル・ユーザ・インタフェースをカストマイズする方法及びシステム - Google Patents

データ処理システム・グラフィカル・ユーザ・インタフェースをカストマイズする方法及びシステム

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JPH07210353A
JPH07210353A JP6266628A JP26662894A JPH07210353A JP H07210353 A JPH07210353 A JP H07210353A JP 6266628 A JP6266628 A JP 6266628A JP 26662894 A JP26662894 A JP 26662894A JP H07210353 A JPH07210353 A JP H07210353A
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース（Ｇ
ＵＩ）要素の機能または機構を変更し、カスタマイズす
る。 【構成】 ＧＵＩ内のＧＵＩ要素が、表示画面の第１の
領域内に表示される。ユーザは次に、表示画面のその第
１の領域からＧＵＩ要素を一時的に除去することを許可
される。これはそのＧＵＩ要素を一時的に透明にするこ
とにより、或いはそのＧＵＩ要素を表示画面内１８の別
の領域に一時的に表示することにより達成される。その
後、選択領域が第１の領域内で指定され、任意選択機能
または機構を表すユーザ選択可能オブジェクトが、その
指定に応答して、第１の領域内の選択領域に表示され
る。ＧＵＩ要素が次に第１の領域に復元され、ユーザ選
択可能オブジェクトがその後、ＧＵＩ要素内の選択領域
に表示され、それによりユーザは、ＧＵＩの既存の要素
内に、任意選択機能または機構を表すオブジェクトを追
加することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、データ処理シス
テム内のグラフィカル・ユーザ・インタフェース（ＧＵ
Ｉ）要素の機能または機構を変更するための方法及びシ
ステムに関し、特に、システム・ワイドでアプリケーシ
ョン特有のＧＵＩ環境における最適な機能及び機構の導
入のための方法及びシステムに関する。更に詳しくは、
本発明は選択ＧＵＩ要素のグラフィック操作により、任
意選択機能または機構の導入を開始することにより、Ｇ
ＵＩ環境の機能または機構を変更する方法及びシステム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】データ処理システム・コンピュータ・ソ
フトウェア及びハードウェアが益々、複雑化するにつ
れ、データ処理システムとユーザとの間のインタフェー
スがより重要となる。ユーザは本来、比較的単純なデー
タ処理システム・ソフトウェア及びハードウェアをオペ
レートするために、複雑なコンピュータ命令を記憶し、
理解し、正しく入力することが不得手であり、データ処
理システムの能力、従ってそれらの複雑度が増すと、こ
うしたシステムとのインタフェースが一層困難となる。
ユーザとデータ処理システムとの間のインタフェースが
絶えず再評価され、改良されないと、データ処理システ
ム・メーカは時に不可解で複雑なコマンドの入力をユー
ザに要求する機構を有するシステムを生産し、その生産
レートがユーザの学習能力、理解能力及びこうしたコマ
ンドの使用能力を越える可能性がある。
【０００３】データ処理システムのユーザ効率を向上す
るために、データ処理システム・ハードウェア及びソフ
トウェア・メーカは、最近、いわゆる "グラフィカル・
ユーザ・インタフェース" （ＧＵＩ）を提供した。今
日、多くのＧＵＩが当業者に知られており、各こうした
インタフェースはデータ処理システム・ユーザに対し
て、データの入力、コマンドの入力、及び計算結果を見
るために、よりビジュアルで直観的な手段を提供する。
【０００４】こうしたＧＵＩは、未熟なユーザがデータ
処理システムをオペレートするために要する学習時間を
短縮し、熟練のデータ処理システム・ユーザの効率を高
めることは事実であるが、多くのデータ処理システム・
ユーザが、こうしたＧＵＩ環境に追加の機能または機構
を追加することを望んでいる。こうした追加の機能また
は機構は、システム・ワイドなＧＵＩ環境、または選択
アプリケーション・プログラムにより生成されるＧＵＩ
環境のオペレーションを拡張したり、こうした環境に新
たな機構を追加したりする。
【０００５】Symantec社（カリフォルニア州カペルチ
ノ）のNorton Desktop 2.0は、マイクロソフト社（ワシ
ントン州レッドモンド）により提供されるシステム・ワ
イドなＧＵＩに相当するウィンドウズ（windows）のオ
ペレーションを拡張するソフトウェア・パッケージの１
例である。Norton Desktopはユーザ定義可能な"ボタン
・バー"を追加することにより、システム生成されるデ
ィレクトリ・ウィンドウの表示を拡張する。ユーザはこ
のボタン・バーから選択ファイルを直接眺めたり、編集
したり、操作したりする。こうしたボタン・バーは通
常、オープン・ディレクトリ・ウィンドウのボトム・エ
ッジに沿って表示される。
【０００６】今日、既知のシステムにおけるＧＵＩ環境
のシステム・ワイドなカストマイズ化（すなわち機能ま
たは機構の変更）は、任意選択機能または機構を、デー
タ処理システム・スタートアップ・ディスク内の指定の
ディレクトリまたはフォルダに配置することにより達成
される。このようにしてウィンドウに追加される機能ま
たは機構の例に、時計またはタイミング装置の表示、ま
たはカーソルの現垂直及び水平位置の表示がある。その
後、データ処理システムがスタートアップ時に"ブート"
する時、これらの任意選択の機能または機構がロード
され、システム・ソフトウェアに組込まれ、その後、任
意選択の機能及び機構を提供するように、システム・ソ
フトウェアを変更する。アプリケーション・ソフトウェ
アにより生成されるＧＵＩ環境をカストマイズするため
に、ユーザはアプリケーション・ソフトウェア・メーカ
により提供されるダイアログ・ボックスまたは制御パネ
ルを使用するように要求される。
【０００７】システムＧＵＩ環境及びアプリケーション
ＧＵＩ環境を変更する上述の両方の方法は、本質的な欠
点を有する。システムＧＵＩ環境を変更する例では、ス
タートアップ時に導入される任意選択機能または機構
は、通常、ユーザがある所定の条件の下で、特定のＧＵ
Ｉ要素だけをカストマイズしたいと思っても、ＧＵＩ要
素にシステム・ワイドに影響する。従って、特定の文書
を作成するために費やされた時間に対して、クライアン
トに勘定請求したいデータ処理システム・ユーザにとっ
ては、文書処理アプリケーション内に、文書を作成する
ために費やされた時間を示すタイマが表示されると都合
がよい。しかしながら、その同じユーザは、システムを
通じてあらゆるアプリケーション・ウィンドウ内にタイ
マが表示されることを望まないであろう。
【０００８】特定のアプリケーション・プログラムによ
り生成されるＧＵＩをカストマイズするために、任意選
択機能または機構を導入する例において、ユーザはしば
しば、様々なカスタムＧＵＩ機構を導入するために操作
しなければならない様々な制御パネルまたはダイアログ
・ボックスと直面する。アプリケーション・ソフトウェ
アはしばしば、ＧＵＩがどのように"見えて感じられる"
べきかに関し、異なる哲学を有するソフトウェア・メー
カにより生成されるので、異なるアプリケーションによ
り生成されるＧＵＩ環境をカストマイズするための様々
な任意選択機能または機構を導入する処理が不必要に複
雑となる。ユーザはまた、あるソフトウェア・メーカに
より提供されるアプリケーションを実行している間に、
別のソフトウェア・メーカにより提供されるカスタム機
構を導入させることを望むかも知れない。
【０００９】図１は、アプリケーションにより生成され
るＧＵＩをカストマイズするために使用される既知の制
御パネル２の１例を表す。制御パネル２は２つのリスト
・ボックスすなわちリスト・ボックス４及びリスト・ボ
ックス６を使用する。リスト・ボックス４は、ＧＵＩを
カストマイズするために使用可能な任意選択機能または
機構を示し、リスト・ボックス６はアプリケーションに
より生成されるＧＵＩに既に導入されている任意選択機
能または機構を示す。プッシュ・ボタン８のグループ
は、任意選択機能または機構をロード（すなわち導入）
または移動（すなわち除去）するために使用される。こ
うした導入制御パネルは、ユーザに特定の任意選択機能
と関連した表示位置を選択させる任意選択機能の導入で
はなく、フォント及び"デスク・アクセサリ"と呼ばれる
小さなユーティリティ・プログラムの導入に適してい
る。
【００１０】ＧＵＩ環境のカストマイズ化はアプリケー
ション毎に異なるため、あるアプリケーションのカスト
マイズ化技術を習得したユーザは、別のアプリケーショ
ンをカストマイズするための新たな技術を学ぶことを要
求される。すなわち、あるアプリケーションのカストマ
イズ化処理と別のアプリケーションのカストマイズ化処
理との間には、学習の引渡しがほとんど或いは全く存在
しない。更に、同一のアプリケーションにおいても、異
なるＧＵＩ要素をカストマイズする技術が異なったりす
る。従って、ＧＵＩ環境を変更するために、ユーザは３
つ以上の技術を学習することを要求される。すなわち、
第１はシステム・ワイドなＧＵＩのカストマイズ化であ
り、第２はアプリケーションにより生成されるＧＵＩ環
境の第１の特性のカストマイズ化であり、第３は同一の
アプリケーションにより生成されるＧＵＩ環境の他の特
性のカストマイズ化である。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従って、システム・ワ
イドでアプリケーション特有のＧＵＩ環境をカストマイ
ズする任意選択機能または機構の導入のための方法及び
システムが求められることが明らかである。
【００１２】本発明の目的は、データ処理システムにお
けるＧＵＩ要素の機能または機構を変更する改良された
方法及びシステムを提供することである。
【００１３】本発明の別の目的は、システム・ワイドで
アプリケーション特有のＧＵＩ環境において、任意選択
機能または機構の導入のための方法及びシステムを提供
することである。
【００１４】更に本発明の別の目的は、任意選択機能ま
たは機構の導入を開始する選択ＧＵＩのグラフィック操
作により、ＧＵＩ環境の機能または機構を変更する方法
及びシステムを提供することである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】上述の目的が次のように
達成される。データ処理システムにおいて、任意選択機
能または機構の導入を開始する選択ＧＵＩ要素のグラフ
ィック操作により、ＧＵＩ環境をカストマイズする方法
及びシステムが開示される。ＧＵＩ内のＧＵＩ要素が、
表示画面の第１の領域内に表示される。データ処理シス
テム・ユーザは次に、表示画面のその第１の領域からＧ
ＵＩ要素を一時的に除去することを許可される。これは
そのＧＵＩ要素を一時的に透明にすることにより、或い
はそのＧＵＩ要素を表示画面内の別の領域に一時的に表
示することにより達成される。その後、選択領域が第１
の領域内で指定され、任意選択機能または機構を表すユ
ーザ選択可能オブジェクトが、その指定に応答して、第
１の領域内の選択領域に表示される。ＧＵＩ要素が次に
第１の領域に復元され、ユーザ選択可能オブジェクトが
その後、ＧＵＩ要素内の選択領域に表示され、それによ
りユーザは、ＧＵＩの既存の要素内に、任意選択機能ま
たは機構を表すオブジェクトを追加することにより、Ｇ
ＵＩ要素をカストマイズすることが可能となる。
【００１６】本発明の上述の及び他の目的、特徴及び利
点が、後述の説明から明らかとなろう。
【００１７】
【実施例】図２を参照すると、本発明の方法及びシステ
ムを実施するために使用されるデータ処理システム１０
が表される。図示のように、データ処理システム１０
は、既知のようにキーボード１４及び表示装置１６に接
続されるプロセッサ１２を含む。表示装置１６は表示画
面１８を含む。当業者には知られるように、データ処理
システム１０はメイン・フレーム・コンピュータ、ミニ
・コンピュータ、いわゆる"パーソナル・コンピュー
タ"、またはメインフレーム・ホスト・コンピュータに
接続されるワークステーションを含む適切なコンピュー
タにより実現される。本発明の方法及びシステムを実施
するために使用されるデータ処理システムの１例に、Ｉ
ＢＭ ＰＳ／２またはＲＳ／６０００がある。"ＰＳ／
２"及び "ＲＳ／６０００" はＩＢＭ社（ニューヨーク
州アーモンク）の商標である。データ処理システム１０
は更にマウス２０などのポインティング・デバイスを含
む。当業者には知られるように、図１に示されるハード
ウェアは特定のアプリケーションに応じて変化する。
【００１８】図３は図２のデータ処理システムの詳細な
ハイレベル・ブロック図である。図示のように、データ
処理システム１０は主に、中央処理ユニット（ＣＰＵ）
３０内で実行されるソフトウェアにより制御される。Ｃ
ＰＵ３０は表示装置３２に接続され、ユーザ入力装置３
４からユーザ入力を受信する。ＣＰＵ３０はまたメモリ
３６及びブロック３８で示される１つ以上の直接アクセ
ス記憶装置（ＤＡＳＤ）に接続される。メモリ３６及び
ＤＡＳＤ３８はデータ・セット及びアプリケーション・
プログラムを記憶するために使用される。ユーザ入力装
置３４はマウス、タッチ感応タブレットまたは画面、ジ
ョイスティック、トラック・ボール、或いは画面活動化
ライト・ペンにより実現される。ＣＰＵ３０はまた音声
出力装置４０及び周辺制御装置４２に接続される。音声
出力装置４０は増幅器及びスピーカ・システムを含む。
周辺制御装置４２は、ロジック・アナライザ（図示せ
ず）または他の電子装置などの周辺装置を制御するため
に使用される。本発明の実施例では、ＣＰＵ３０は図８
乃至図１０の流れ図に示される処理を実施するように、
適切にプログラムされる。
【００１９】図４乃至図７を参照すると、本発明の方法
及びシステムによる選択ＧＵＩ要素のグラフィック操作
による、ＧＵＩ環境のカストマイズ化が表される。図示
のように、ウィンドウ５０は、アプリケーションまたは
システムに関連するテキスト、グラフィックス、アイコ
ン、イメージ・データなどを表示するための表示領域５
２を含む。タイトル・バー５４がウィンドウ５０の最上
部に沿って表示され、ウィンドウ・タイトル５６、フェ
ースプレート制御アイコン５８、及びウィンドウ制御６
０のための表示領域を提供する。ウィンドウ・タイトル
５６はアプリケーション名またはオブジェクト名を指定
するために使用される。"オブジェクト"はユニットとし
て操作され、ユーザがタスクを実行するために作用する
アイテムである。オブジェクトはテキスト、イメージ、
グラフィック、ビデオまたは音声として表される。例え
ば文書処理アプリケーションにより生成される文書を含
むテキスト・ファイルが、オブジェクトとして考慮され
る。
【００２０】ウィンドウ制御６０はウィンドウ５０の表
示を制御するために使用される。例えば、"最大化ボタ
ン"はウィンドウを特定の表示にとって可能な最大サイ
ズに拡大したり、ウィンドウ・サイズが表示画面１８の
作業空間領域を実質的に満たすように拡大するために使
用される。同様に、最小化ボタンは作業空間からウィン
ドウ５０を除去し、最小化ウィンドウを表すアプリケー
ション定義アイコンなどの最小化ウィンドウ・ビジュア
ルを作業空間に追加するために使用される。
【００２１】フェースプレート制御ボタン５８が提供さ
れ、後述される本発明の方法及びシステムによるＧＵＩ
環境カストマイズ化処理の間に使用される。
【００２２】更に、メニュー・バー６２が提供される。
ＧＵＩに精通する者には知られるように、メニュー・バ
ー６２内のコマンドがマウス２０などのポインティング
・デバイスにより、或いは選択コマンドに関連する特定
のキーボード・キーの選択により、グラフィック形式で
選択される。通常、メニュー・バー６２内の特定のコマ
ンドのユーザ選択により、いわゆる"ドロップ・ダウン"
・コマンド・リストが提供され、ユーザによりメニュー
・バー６２から選択される特定の汎用コマンドの下で分
類される個々のコマンドが表示される。
【００２３】ポインタ６４が表示画面１８上に表示さ
れ、一般にマウス２０などのポインティング・デバイス
を用いて移動される。ポインタ６４はユーザが選択或い
は対話したいと思う選択及びオブジェクトを指定するた
めに使用される。図４に示されるように、ポインタ６４
はフェースプレート制御ボタン５８にオーバラップして
配置される。ポインタ６４の"インデックス・フィンガ"
上に示されるアクション・ラインは、ユーザがマウス２
０上のボタンを押下した（すなわちクリックした）こと
を示す。
【００２４】図５を参照すると、ウィンドウ５０が、任
意選択機能または機構アイコン７２及び７４を含むウィ
ンドウ７０と一緒に示される。任意選択機能または機構
アイコン７２は、ＧＵＩ要素に導入されると、時計機能
を表示する任意選択機能または機構と関連付けられる。
任意選択機能または機構アイコン７４は、ＧＵＩ要素に
導入されると、日付機能を表示する任意選択機能または
機構と関連付けられる。
【００２５】図５に表されるように、ウィンドウ５０
は"フェースプレート"７６として参照されるタイトル・
バー５４の一部が、"オープン"位置に表示されるように
示される。この例では、フェースプレート７６はＧＵＩ
要素であり、これは通常のオペレーションではタイトル
・バー５４とかち合う表示画面１８の領域を占有する。
しかしながら、フェースプレート７６はユーザがフェー
スプレート制御ボタン５８を選択すると、図４に示され
るように除去されるかまたはオープンされる。フェース
プレート７６はオープンされると、タイトル・バー５４
のボトム・エッジに沿って回転し、タイトル・バー５４
の下方に静止し、メニュー・バー６２を部分的に覆い隠
す。フェースプレート７６をオープンすることにより、
ユーザはその後タイトル・バー５４をカストマイズ化モ
ードに設定する。当業者には、例えばメニュー・バー６
２、他のアイコン、またはＧＵＩ環境を構成する他のグ
ラフィック要素などの他のＧＵＩ要素についても、本発
明の方法及びシステムによるこうしたカストマイズ化モ
ードに設定可能であることが理解されよう。
【００２６】当業者には、ＧＵＩ環境のカストマイズ化
処理が、ＧＵＩ環境内の特定の要素の外観または機能を
変更することが理解されよう。代わりに、導入時に直ち
にＧＵＩ要素の外観を変更するのではなく、続くユーザ
・インタラクションの間に、こうしたＧＵＩ要素の機能
を変更する任意選択機能または機構を有することも可能
である。例えば、任意選択機能または機構がウィンドウ
・タイトル５６に関連付けられ、ユーザ選択に応答し
て、ウィンドウ内に含まれるオブジェクトの記憶ディス
ク上の論理ロケーションを表示したりする。ＧＵＩ要素
の機能を変更する任意選択機能または機構がＧＵＩ要素
に関連付けられると、フェースプレートがクローズされ
たＧＵＩ要素を眺めても、こうした任意選択機能または
機構の関係は明らかではなく、ＧＵＩ要素に関連するフ
ェースプレートが"オープン"される時に、こうした任意
選択機能または機構に関連するアイコンを眺めることに
よって、こうした関係が明らかとなる。
【００２７】どちらの場合にも、ＧＵＩ要素の外観また
は機能は、例えばソフトウェア・パッチなどの既知のプ
ログラミング技術により、任意選択機能または機構を選
択ＧＵＩ要素に関連付けることにより、選択的に変更さ
れる。
【００２８】タイトル・バー５４により占有される領域
上に配置されるフェースプレート７６がオープンされる
と、タイトル・バー５４が例えば現時刻及び日付を表示
するようにカストマイズされる。タイトル・バー５４を
カストマイズするために、ユーザは最初に、任意選択機
能または機構アイコン７２または７４などの任意選択機
能または機構アイコンを選択する。これらのアイコンは
それぞれ、指定ＧＵＩ要素に対する所望の変更を実行す
る任意選択機能または機構に関連付けされる。任意選択
機能または機構アイコンが選択されると、ユーザは次
に、図５の太い矢印により示されるように、任意選択機
能または機構アイコンをタイトル・バー５４内の選択ポ
イントに"ドラッグ"する。任意選択機能または機構アイ
コンが、タイトル・バー５４により占有される領域内の
選択ポイントにドラッグされると、ユーザはアイコン
を"ドロップ"し、任意選択機能または機構に関連する表
示を配置し、任意選択機能または機構を選択ＧＵＩ要素
に関連付ける。
【００２９】図６を参照すると、タイトル・バー５４内
に配置後の時計表示８０及び日付表示８２が示される。
図示のように、ユーザはポインタ６４をフェースプレー
ト制御ボタン５８上に位置決めし、マウス２０上のボタ
ンを押下するか"クリック"し、フェースプレート７６を
クローズする。当業者には知られるように、任意選択機
能または機構に関連する表示をＧＵＩ環境内の一般に未
使用の領域に配置すると、ユーザ指定位置に所望の情報
が提供される一方、ＧＵＩ環境内の作業領域の非生産的
使用が最小化され、ユーザ効率が向上する。
【００３０】図７を参照すると、カストマイズされたタ
イトル・バー５４を有するウィンドウ５０が示される。
時計表示８０及び日付表示８２は、それぞれタイトル・
バー５４に導入された任意選択機能または機構を表す。
【００３１】最後に図８乃至図１０を参照すると、本発
明の方法及びシステムを表すハイレベル論理流れ図が表
される。図示のように、処理はブロック１００で開始
し、その後ブロック１０２に移行する。ブロック１０２
は、表示画面１８内に選択的に除去可能な要素を有する
ＧＵＩ環境を表示する。選択的に除去可能な要素の１例
は、図５及び図６に表されるフェースプレート７６であ
る。当業者には知られるように、選択的に除去可能な要
素は、タイトル・バー、メニュー・バー、アイコン、ま
たはＧＵＩ環境を構成する他のこうしたグラフィック要
素などの、ＧＵＩ環境の任意のグラフィック的に識別可
能な領域に関連付けられる。
【００３２】処理は次にブロック１０４で、ユーザがＧ
ＵＩ環境の機能または機構の変更を望むかどうかを判断
する。ユーザが機能または機構の変更を望まない場合、
処理はユーザが変更を望むまで繰返される。ユーザがＧ
ＵＩ環境の機能または機構の変更を望むと、ブロック１
０６に示されるように、ユーザは次に変更したいＧＵＩ
環境を選択する。こうした選択は、ポインティング・デ
バイスの操作により、ポインタを表示画面内にグラフィ
ック的に位置決めすることにより達成される。
【００３３】次にブロック１０８で示されるように、処
理は変更のために選択されたＧＵＩ環境から、選択的に
除去可能な要素を一時的に除去する。当業者には知られ
るように、フェースプレートなどの選択的に除去可能な
要素が、そうした要素を一時的に透明にすることによ
り、或いはこうしたフェースプレートをオープン位置に
表示することにより、一時的にＧＵＩ環境から除去され
る。これはヒンジ式アクセス・パネルがオープンされた
後に現れるのと同様に、或いは図５及び図６に表される
ように実施される。
【００３４】次に、ブロック１１０で示されるように、
処理はユーザが機能または機構をＧＵＩ環境に追加する
ことを望むかどうかを判断する。ユーザが機能または機
構の追加を望む場合、処理は参照番号１１２で示される
ページ間接続子Ａを介して、図９のブロック１１４に移
行する。
【００３５】図９を参照すると、任意選択機能または機
構をＧＵＩ環境に追加する処理が示される。最初に、ブ
ロック１１４で示されるように、ユーザは追加される任
意選択機能または機構に関連するアイコンを選択する。
その後、ユーザはブロック１１６で示されるように、任
意選択機能または機構に関連するアイコンを、以前に選
択的に除去可能な要素により占有された表示領域に"ド
ラッグ"する。次に、ブロック１１８で示されるよう
に、ユーザは任意選択機能または機構に関連するアイコ
ンを、選択的に除去可能な要素により以前に占有された
領域内の選択ロケーションに"ドロップ"する。ユーザが
こうしたアイコンを"ドロップ"した後、処理はブロック
１２０で、アイコン或いは任意選択機能または機構に関
連する表示を、選択ロケーションに表示する。その後、
処理は参照番号１２２で示されるページ間接続子Ｂを介
して、図８のブロック１２２に移行する。任意選択機能
または機構に関連するアイコンのこうした"ドラッグ・
アンド・ドロップ"処理が、図５に表される。
【００３６】次に、ブロック１２４で示されるように、
ユーザがＧＵＩ環境から任意選択機能または機構を消去
することを望むかどうかが判断される。ユーザが任意選
択機能または機構をＧＵＩ環境から消去することを望む
場合、処理は参照番号１２６で表されるページ間接続子
Ｃを介して、図１０のブロック１２８に移行する。図１
０のブロック１２８で示されるように、ユーザは選択的
に除去可能な要素により以前に占有された領域内で、除
去される任意選択機能または機構に関連するアイコンを
選択する。その後、ブロック１３０で示されるように、
ユーザはそのアイコンを、選択的に除去可能な要素によ
り以前に占有された表示領域から"ドラッグ"する。次
に、ブロック１３２で示されるように、ユーザは任意選
択機能または機構に関連するアイコンを、選択的に除去
可能な要素により以前に占有された領域に関係のない選
択ロケーションに"ドロップ"する。処理は次にブロック
１３４で示されるように、アイコンまたは選択機能また
は機構に関連する表示を、選択的に除去可能な要素によ
り以前に選択された領域から除去する。その後、処理は
参照番号１３６で示されるページ間接続子Ｄを介して、
図８のブロック１３８に移行する。
【００３７】図８のブロック１３８で示されるように、
ユーザは次に選択的に除去可能な要素により元来占有さ
れた位置に存在する選択的に除去可能な要素を置換す
る。その後、上述の処理は繰り返される。
【００３８】上述の実施例の詳細な説明から、当業者に
は、本開示がＧＵＩ環境における機能または機構を、グ
ラフィック的に変更する改良された方法及びシステムを
提供することが理解されよう。好適な実施例では、ユー
ザはＧＵＩ要素をカストマイズ化モードにおいて、フェ
ースプレートをオープンすることにより選択及び配置
し、その後、任意選択機能または機構に関連するアイコ
ンを選択し、それを選択されたＧＵＩ要素により占有さ
れる領域内に "ドラッグ" し、そこで"ドロップ"するこ
とにより、任意選択機能または機構をＧＵＩ環境に追加
する。こうした任意選択機能または機構を追加する１例
として、時計またはカレンダ表示をウィンドウ・タイト
ル・バーの未使用領域内に導入することが挙げられる。
更に、任意選択機能または機構のこうした導入は、ＧＵ
Ｉ環境のグラフィック的に識別可能な任意領域の機能を
変更することも可能である。このように、本発明の好適
な実施例は、任意選択機能または機構の導入を開始する
ための選択ＧＵＩ要素のグラフィック操作により、ＧＵ
Ｉ環境の機能または機構を変更する改良された方法及び
システムを提供する。
【００３９】本発明は好適な実施例に関連して特に示さ
れ述べられてきたが、当業者には、本発明の精神及び範
囲を逸脱することなしに、その形態及び詳細に関する様
々な変更が可能であることが理解されよう。
【００４０】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【００４１】（１）少なくとも１つのＧＵＩ（グラフィ
カル・ユーザ・インタフェース）要素を有するＧＵＩの
機能または機構をグラフィック的に変更するための表示
を有するデータ処理システムにおける方法であって、Ｇ
ＵＩ要素を前記表示内の第１の領域内に表示するステッ
プと、前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一時的に除
去するステップと、前記第１の領域内の選択領域を指定
するステップと、前記選択領域の前記指定に応答して、
前記第１の領域内の前記選択領域内に、所望の機能また
は機構のユーザ選択表現を表示するステップと、前記Ｇ
ＵＩ要素を前記第１の領域に復元するステップと、前記
ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記選択領域内に
表示するステップと、を含む方法。 （２）前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一時的に除
去するステップが、前記ＧＵＩ要素を前記表示内の第２
の領域に一時的に表示するステップを含む、前記（１）
記載の方法。 （３）前記ＧＵＩ要素を前記表示内の第２の領域に一時
的に表示するステップが、前記ＧＵＩ要素を前記第１の
領域との共通の境界を有する第２の領域に一時的に表示
するステップを含む、前記（２）記載の方法。 （４）前記データ処理システムがポインティング・デバ
イスを含み、前記第１の領域内の選択領域を指定する前
記ステップが、前記ポインティング・デバイスを用いて
前記選択領域を指定するステップを含む、前記（１）記
載の方法。 （５）前記第１の領域が複数の選択領域を含み、前記選
択領域の前記指定に応答して、前記第１の領域内の前記
選択領域内に、所望の機能または機構のユーザ選択表現
を表示する前記ステップが、前記複数の選択領域内に複
数の所望の機能または機構の複数のユーザ選択表現を表
示するステップを含む、前記（１）記載の方法。 （６）前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記選
択領域内に表示するステップが、時刻表示を表示するス
テップを含む、前記（１）記載の方法。 （７）前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記選
択領域内に表示するステップが、日付表示を表示するス
テップを含む、前記（１）記載の方法。 （８）少なくとも１つのＧＵＩ要素を有するＧＵＩの機
能または機構をグラフィック的に変更するための表示を
有するデータ処理システムにおけるデータ処理システム
であって、ＧＵＩ要素を前記表示内の第１の領域内に表
示する手段と、前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一
時的に除去する手段と、前記第１の領域内の選択領域を
指定する手段と、前記選択領域の前記指定に応答して、
前記第１の領域内の前記選択領域内に、所望の機能また
は機構のユーザ選択表現を表示する手段と、前記ＧＵＩ
要素を前記第１の領域に復元する手段と、前記ユーザ選
択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記選択領域内に表示する
手段と、を含むデータ処理システム。 （９）前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一時的に除
去する前記手段が、前記ＧＵＩ要素を前記表示内の第２
の領域に一時的に表示する手段を含む、前記（８）記載
のデータ処理システム。 （１０）前記ＧＵＩ要素を前記表示内の第２の領域に一
時的に表示する手段が、前記ＧＵＩ要素を前記第１の領
域との共通の境界を有する第２の領域に一時的に表示す
る手段を含む、前記（９）記載のデータ処理システム。 （１１）前記データ処理システムがポインティング・デ
バイスを含み、前記第１の領域内の選択領域を指定する
前記手段が、前記ポインティング・デバイスを用いて前
記選択領域を指定する手段を含む、前記（８）記載のデ
ータ処理システム。 （１２）前記第１の領域が複数の選択領域を含み、前記
選択領域の前記指定に応答して、前記第１の領域内の前
記選択領域内に、所望の機能または機構のユーザ選択表
現を表示する前記手段が、前記複数の選択領域内に複数
の所望の機能または機構の複数のユーザ選択表現を表示
する手段を含む、前記（８）記載のデータ処理システ
ム。 （１３）前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記
選択領域内に表示する前記手段が、時刻表示を表示する
手段を含む、前記（８）記載のデータ処理システム。 （１４）前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記
選択領域内に表示する前記手段が、日付表示を表示する
手段を含む、前記（８）記載のデータ処理システム。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ処理システムにおいて、システム・ワイドでアプ
リケーション特有のＧＵＩ環境をカストマイズするため
の任意選択機能または機構を導入する改良された方法及
びシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】ＧＵＩ環境をカストマイズする従来の制御パネ
ルを表す図である。
【図２】本発明の実施例を実現するために使用されるデ
ータ処理システムを表す図である。
【図３】図２のデータ処理システムのハイレベル・ブロ
ック図である。
【図４】本発明の方法及びシステムによる選択ＧＵＩ要
素のグラフィック操作により、ＧＵＩ環境をカストマイ
ズする方法及びシステムを表す図である。
【図５】本発明の方法及びシステムによる選択ＧＵＩ要
素のグラフィック操作により、ＧＵＩ環境をカストマイ
ズする方法及びシステムを表す図である。
【図６】本発明の方法及びシステムによる選択ＧＵＩ要
素のグラフィック操作により、ＧＵＩ環境をカストマイ
ズする方法及びシステムを表す図である。
【図７】本発明の方法及びシステムによる選択ＧＵＩ要
素のグラフィック操作により、ＧＵＩ環境をカストマイ
ズする方法及びシステムを表す図である。
【図８】本発明の方法及びシステムによる、ＧＵＩ環境
のカストマイズ化処理を表すハイレベル論理流れ図であ
る。
【図９】本発明の方法及びシステムによる、ＧＵＩ環境
のカストマイズ化処理を表すハイレベル論理流れ図であ
る。
【図１０】本発明の方法及びシステムによる、ＧＵＩ環
境のカストマイズ化処理を表すハイレベル論理流れ図で
ある。
【符号の説明】
２ 制御パネル ４、６ リスト・ボックス ８ プッシュ・ボタン １０ データ処理システム １２ プロセッサ １４ キーボード １６、３２ 表示装置 １８ 表示画面 ２０ マウス ３０ 中央処理ユニット（ＣＰＵ） ３４ ユーザ入力装置 ３６ メモリ ３８ 直接アクセス記憶装置（ＤＡＳＤ） ４０ 音声出力装置 ４２ 周辺制御装置 ５０ ウィンドウ ５２ 表示領域 ５４ タイトル・バー ５６ ウィンドウ・タイトル ５８ フェースプレート制御アイコン ６０ ウィンドウ制御 ６２ メニュー・バー ６４ ポインタ ７２、７４ 任意選択機能または機構アイコン ７６ フェースプレート ８０ 時計表示 ８２ 日付表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド・アール・スチュワーツ アメリカ合衆国98008、ワシントン州ベル ビュー、ノース・イースト・トゥエンテ ィ・フィフス・ストリート 16247 (72)発明者 ロドニー・エイ・スミス アメリカ合衆国27606、ノースカロライナ 州ローリー、ブラニー・フランクス・ロー ド 7508

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】少なくとも１つのグラフィカル・ユーザ・
    インタフェース（ＧＵＩ）要素を有するＧＵＩの機能ま
    たは機構をグラフィック的に変更するための表示を有す
    るデータ処理システムにおける方法であって、 ＧＵＩ要素を前記表示内の第１の領域内に表示するステ
    ップと、 前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一時的に除去する
    ステップと、 前記第１の領域内の選択領域を指定するステップと、 前記選択領域の前記指定に応答して、前記第１の領域内
    の前記選択領域内に、所望の機能または機構のユーザ選
    択表現を表示するステップと、 前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域に復元するステップ
    と、 前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記選択領域
    内に表示するステップと、 を含む方法。
  2. 【請求項２】前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一時
    的に除去するステップが、前記ＧＵＩ要素を前記表示内
    の第２の領域に一時的に表示するステップを含む、請求
    項１記載の方法。
  3. 【請求項３】前記ＧＵＩ要素を前記表示内の第２の領域
    に一時的に表示するステップが、前記ＧＵＩ要素を前記
    第１の領域との共通の境界を有する第２の領域に一時的
    に表示するステップを含む、請求項２記載の方法。
  4. 【請求項４】前記データ処理システムがポインティング
    ・デバイスを含み、前記第１の領域内の選択領域を指定
    する前記ステップが、前記ポインティング・デバイスを
    用いて前記選択領域を指定するステップを含む、請求項
    １記載の方法。
  5. 【請求項５】前記第１の領域が複数の選択領域を含み、 前記選択領域の前記指定に応答して、前記第１の領域内
    の前記選択領域内に、所望の機能または機構のユーザ選
    択表現を表示する前記ステップが、前記複数の選択領域
    内に複数の所望の機能または機構の複数のユーザ選択表
    現を表示するステップを含む、請求項１記載の方法。
  6. 【請求項６】前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の
    前記選択領域内に表示するステップが、時刻表示を表示
    するステップを含む、請求項１記載の方法。
  7. 【請求項７】前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の
    前記選択領域内に表示するステップが、日付表示を表示
    するステップを含む、請求項１記載の方法。
  8. 【請求項８】少なくとも１つのＧＵＩ要素を有するＧＵ
    Ｉの機能または機構をグラフィック的に変更するための
    表示を有するデータ処理システムにおけるデータ処理シ
    ステムであって、 ＧＵＩ要素を前記表示内の第１の領域内に表示する手段
    と、 前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一時的に除去する
    手段と、 前記第１の領域内の選択領域を指定する手段と、 前記選択領域の前記指定に応答して、前記第１の領域内
    の前記選択領域内に、所望の機能または機構のユーザ選
    択表現を表示する手段と、 前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域に復元する手段と、 前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内の前記選択領域
    内に表示する手段と、 を含むデータ処理システム。
  9. 【請求項９】前記ＧＵＩ要素を前記第１の領域から一時
    的に除去する前記手段が、前記ＧＵＩ要素を前記表示内
    の第２の領域に一時的に表示する手段を含む、請求項８
    記載のデータ処理システム。
  10. 【請求項１０】前記ＧＵＩ要素を前記表示内の第２の領
    域に一時的に表示する手段が、前記ＧＵＩ要素を前記第
    １の領域との共通の境界を有する第２の領域に一時的に
    表示する手段を含む、請求項９記載のデータ処理システ
    ム。
  11. 【請求項１１】前記データ処理システムがポインティン
    グ・デバイスを含み、前記第１の領域内の選択領域を指
    定する前記手段が、前記ポインティング・デバイスを用
    いて前記選択領域を指定する手段を含む、請求項８記載
    のデータ処理システム。
  12. 【請求項１２】前記第１の領域が複数の選択領域を含
    み、 前記選択領域の前記指定に応答して、前記第１の領域内
    の前記選択領域内に、所望の機能または機構のユーザ選
    択表現を表示する前記手段が、前記複数の選択領域内に
    複数の所望の機能または機構の複数のユーザ選択表現を
    表示する手段を含む、請求項８記載のデータ処理システ
    ム。
  13. 【請求項１３】前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内
    の前記選択領域内に表示する前記手段が、時刻表示を表
    示する手段を含む、請求項８記載のデータ処理システ
    ム。
  14. 【請求項１４】前記ユーザ選択表現を前記ＧＵＩ要素内
    の前記選択領域内に表示する前記手段が、日付表示を表
    示する手段を含む、請求項８記載のデータ処理システ
    ム。
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